JP2000188761A - 混色低減回路 - Google Patents

混色低減回路

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JP2000188761A
JP2000188761A JP10363088A JP36308898A JP2000188761A JP 2000188761 A JP2000188761 A JP 2000188761A JP 10363088 A JP10363088 A JP 10363088A JP 36308898 A JP36308898 A JP 36308898A JP 2000188761 A JP2000188761 A JP 2000188761A
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Himio Yamauchi
日美生 山内
Tadashi Sugiki
忠 杉木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定方向に混色が多く発生しがちなカラー撮
像素子の近隣の同色画素との間の混色による輪郭信号の
偽信号の低減を図る。 【解決手段】 主に垂直方向に混色が発生しがちなカラ
ー撮像素子11の、Gの画素の信号に対し、左隣の画素
の信号をある任意の割合加えることにより、近隣の同色
画素との間の混色による信号レベル差を抑え、輪郭信号
の偽信号を低減することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に垂直方向に
混色が多く発生しがちなカラー撮像素子を用いたビデオ
カメラの混色低減回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば全画素読み出し原色ベイヤ配列セ
ンサーの場合、図10に示すように、RGラインとGB
ラインからなる。RGラインのGをGrとし、これに混
色が発生した場合をGr’とする。GBラインのGをG
bとし、混色が発生した場合をGb’とすると、 Gb’=Gb+2αR+2βB … (1) Gr’=Gr+2αB+2βR … (2) のように垂直方向に多く混色が発生していたとする。た
だし、αは垂直方向の漏れ込みを、βは水平方向の漏れ
込みを表し、α>>βの関係にある。このとき図中のR3
3の画素の垂直輪郭信号VDは、例えば、 VD(R33)=[2{(Gr32+Gr34)/2}
−(Gb23+Gb43)]/4 のように求められる。
【0003】仮に図10の配列センサーに対し、一様に
赤の被写体(G=B=0)を写した場合、同一色の被写
体に対しては本来ならばVD(R33)=0となり、輪
郭はない筈である。しかし今、Gb’=2αR、Gr’
=2βRとなっているので、VD(R33)は0ではな
く、これが横縞の偽信号となって現れてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のビデオカメラに用いる特定方向に混色が多く発生する
カラー撮像素子の場合、輪郭信号に偽信号が発生し、こ
れが横縞の偽信号となって現れてしまい、画質の劣化に
なっていた。
【0005】この発明の目的は、特定方向に混色が多く
発生するカラー撮像素子にあって、輪郭信号の偽信号を
低減する、カメラの混色低減回路を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明の混色低減回路では、主に垂直方向に
混色が発生しがちなカラー撮像素子を用いたビデオカメ
ラの混色低減回路において、ある画素の信号に対し、左
隣または右隣の画素の信号を所望の割合加えることによ
り、近隣の同色画素との間の混色による信号レベル差を
抑え、輪郭信号の偽信号を低減することを特徴とする。
【0007】また、主に水平方向に混色が多く発生しが
ちなカラー撮像素子を用いたビデオカメラの混色低減回
路において、ある画素の信号に対し、真上または真下の
画素の信号を所望の割合加えることにより、近隣の同色
画素との間の混色による信号レベル差を抑え、輪郭信号
の偽信号を低減することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施の形態について説明するための回路
構成図である。その前に、全画素読み出し原色ベイヤ配
列センサーの場合を例とし、そのRG(赤緑)ラインの
混色Gr’とGB(緑青)ラインの混色Gb’を図10
と同じ条件の式(1),(2)で表されるものとする。
【0009】図1において、センサー11に取り込まれ
た光は、ここで光電変換されてアナログ信号として出力
したのち、CDS回路12を介してA/D(アナログ/
デジタル)回路13でデジタル信号に変換し、混色低減
部14の加算器14aの一方の入力と1画素分の遅延さ
せる役目をするD−FF(D型フリップフロップ)回路
14bにそれぞれ供給する。D−FF回路14bの出力
は、乗算器14cの一方の入力に供給する。乗算器14
cの出力は加算器14aの他方の入力に供給する。14
dは切換信号発生部であり、その出力は、ANDゲート
14eの一方の入力に供給し、ANDゲート14eの他
方の入力には定数(2α−2β)を供給する。ANDゲ
ート14eの出力は、乗算器14cの他方の入力に供給
する。混色低減部14の出力となる加算器14aの出力
は、輪郭信号発生部15に供給し、その出力より混色低
減部14の出力に基づいた輪郭信号を出力する。
【0010】切換信号発生部14dは、センサー11の
駆動等の基準となるタイミング信号を発生させるタイミ
ング信号発生部からのインデックス信号がGのときのみ
Hレベルを、それ以外の色のときはLレベルの切換え信
号を出力する。すなわち、A/D変換されたセンサー出
力がGの画素のとき、D−FF回路14bの出力は、左
隣のRまたはBの画素となる。このときのみ定数(2α
−2β)が乗算器14cにかかるように、切換信号発生
部14dの出力でANDゲート14eをゲートする。乗
算器14cの出力が加算器14aにより、A/D変換さ
れたセンサー出力とを加算し、混色低減された出力を得
る。
【0011】ここで、Gの画素に対して、その左隣の画
素に定数(2α−2β)を加えて混色Gb’を低減させ
た場合をGb”とし、混色Gr’を低減した場合をG
r”とし、その効果を求めると、 Gb”=Gb’+(2α−2β)B =Gb+2αR+2αB … (3) Gr”=Gr’+(2α−2β)R =Gr+2αB+2αR … (4) となる。すると、一様に赤の被写体(G=B=0)を写
した場合でも、Gb”=Gr”となり、輪郭信号に偽信
号の発生がなくなる。
【0012】この実施の形態では、Gの画素に対して、
その左隣の画素に定数(2α−2β)を印加すること
で、輪郭信号の偽信号を低減を図ることが可能となる。
【0013】図2は、この発明の第2の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、D−FF回路14bをA/D変換回路13の出力と
加算器14aの一方の入力との間に挿入し、A/D変換
回路13の出力と乗算器14cの一方の入力は直接接続
した構成部分が異なるだけである。
【0014】D−FF回路14bの出力がGの画素のと
きA/D変換されたセンサー出力は、右隣のRまたはB
の画素となる。センサー出力がGの以外のときに定数
(2α−2β)が乗算器14cにかかるよう、Hレベル
が出力される切換信号発生部14dでANDゲート14
eでゲートする。乗算器14cの出力が加算器14aに
よりD−FF回路14bの出力に加算され、混色低減部
14の出力として出力する。Gの画素のときのみ、切換
信号発生部14dはLレベルを出力し、ANDゲート1
4eの出力は、Lレベル状態とする。この場合、定数
(2α−2β)が乗算器14cにかかるようにする画素
は、Gの以外のときであり、図1の実施の形態とは逆で
ある。
【0015】ここで、Gの画素に対して、その左隣の画
素に定数(2α−2β)を加えて混色Gb’を低減させ
た場合をGb”とし、混色Gr’を低減した場合をG
r”とし、その効果を求めると、 Gb”=Gb’+(2α−2β)B =Gb+2αR+2αB Gr”=Gr’+(2α−2β)R =Gr+2αB+2αR となる。この場合、Gb”およびGr”は、上式
(3),(4)と同じになる。従って、一様に赤の被写
体(G=B=0)を写した場合に、Gb”=Gr”とな
り、輪郭信号に偽信号が発生しなくなり、図1と同様の
効果を奏する。
【0016】次に図3の回路構成図を用いて、この発明
の第3の実施の形態について説明する。この実施の形態
はGの画素のときの、右隣のRまたはBの画素と右隣の
RまたはBの画素に対して定数を印加するようにしたも
のである。
【0017】すなわち、A/D変換回路13の出力を、
加算器14fの一方に供給するとともに、D−FF回路
14g,14hを介して加算器14fの他方に供給し、
加算器14fの出力を、一方の入力にANDゲート14
eの出力が供給された乗算器14cの他方の入力に供給
した構成部分が図2と異なる。
【0018】D−FF回路14bの出力がGの画素のと
き、A/D変換されたセンサー出力は右隣のRまたはB
の画素、D−FF回路14hの出力は左隣のRまたはB
の画素となる。このときのみ定数(α−β)が乗算器1
4cにかかるよう、切換信号発生部14dでANDゲー
ト14eを制御する。加算器14fで左隣のRと右隣の
Rまたは左隣のBと右隣のBを加算する。乗算器14c
の出力とD−FF回路14bの出力を加算器14aによ
り加算し、混色低減された信号を輪郭信号生成部15に
出力する。
【0019】ここで、左隣及び右隣の画素を用い、Gの
画素に対してのみ定数(α−β)を加えるようにした場
合に、混色Gb’を低減させた場合をGb”とし、混色
Gr’を低減した場合をGr”とし、その効果を求める
と、 Gb”=Gb’+(α−β)B+(α−β)B =Gb+2αR+2αB Gr”=Gr’+(α−β)R+(α−β)R =Gr+2αB+2αR となる。この場合も、Gb”およびGr”は、上式
(3),(4)と同じになる。従って、一様に赤の被写
体(G=B=0)を写した場合でも、Gb”=Gr”と
なり、輪郭信号に偽信号が発生しない、効果を奏する。
【0020】次に、全画素読み出しW(白),R
(赤),B(青)ベイヤ配列センサーの実施の形態につ
いて説明するが、その前に、このW,R,Bベイヤ配列
センサーについて図4を用いて説明する。
【0021】図4に示すように、RWラインとWBライ
ンからなる。RWラインのWをWrにし、これに混色が
発生した場合をWr’とし、WBラインのWをWbに
し、混色が発生した場合をWb’とすると、 Wr’=Wr+2αB+2βR Wb’=Wb+2αR+2βB となる。ただし、β>>αの関係にある。このように水平
方向に多く混色が発生するものとし、以下にこれを用い
た実施の形態について説明する。
【0022】図5は、この第4の実施の形態について説
明するためのもので、全画素読み出しW,R,Bベイヤ
配列センサーの例である。この実施の形態は、図1の実
施の形態とは一画素の遅延を行うD−FF回路14bに
変えて、ラインメモリ141aとした構成部分が異な
る。
【0023】すなわち、A/D変換されたセンサー出力
がWの画素のときラインメモリ14aの出力は、真上の
RまたはBの画素となる。このときのみ定数(2β−2
α)が乗算器14cにかかるよう、切換信号発生部14
dでANDゲート14eを制御する。乗算器14cの出
力とA/D変換されたセンサー出力を加算器14aによ
り加算し、混色低減された信号を輪郭信号生成部15に
出力する。
【0024】ここで、真上の画素を用いて、Wの画素に
対してのみ定数(2β−2α)を加えるようにした場合
に、混色Wb’を低減させた場合をWb”とし、混色W
r’を低減した場合をWr”とし、その効果を求める
と、 Wb”=Wb’+(2β−2α)R =Wb+2βR+2βB Wr”=Wr’+(2β−2α)B =Wr+2βB+2βR となる。すると、一様に青の被写体(G=R=0)を写
した場合でも、Wb”=Wr”となり、輪郭信号に偽信
号が発生しない。
【0025】図6は、この第5の実施の形態について説
明するためのもので、全画素読み出しW,R,Bベイヤ
配列センサーのもう一つの例である。この実施の形態
は、図2の実施の形態とはD−FF回路14bに変え
て、ラインメモリ141aとした構成部分が異なる。
【0026】ラインメモリ141aの出力がWの画素の
ときA/D変換されたセンサー出力は、真下のRまたは
Bの画素となる。このときのみ定数(2β−2α)が乗
算器14cにかかるよう、切換信号発生部14dでAN
Dゲート14eを制御する。ラインメモリ141aの出
力と乗算器14cの出力を加算器14aにより加算し、
混色低減された信号を輪郭信号生成部15に出力する。
【0027】ここで、真下の画素を用いて、Wの画素に
対してのみ定数(2β−2α)を加えるようにした場合
に、混色Wb’を低減させた場合をWb”とし、混色W
r’を低減した場合をWr”とし、その効果を求める
と、 Wb”=Wb’+(2β−2α)R =Wb+2βR+2βB Wr”=Wr’+(2β−2α)B =Wr+2βB+2βR となる。すると、一様に青の被写体(G=R=0)を写
した場合でも、Wb”=Wr”となり、輪郭信号に偽信
号が発生しない。
【0028】図7は、この第6の実施の形態について説
明するためのもので、全画素読み出しW,R,Bベイヤ
配列センサーのさらにもう一つの例である。この実施の
形態は、図3の実施の形態のD−FF回路14bを除去
し、直列接続のD−FF回路14g,14hに変えて、
直列接続のラインメモリ141a,141bとし、ライ
ンメモリ141aの出力をさらに乗算器14cの出力が
一方に供給された加算器14aの他方の入力に供給した
構成部分が異なる。
【0029】ラインメモリ141aの出力がWの画素の
とき、センサー出力は真下のRまたはBの画素、ライン
メモリ141bの出力は真上のRまたはBの画素とな
る。このときのみ定数(β−α)が乗算器14cにかか
るよう、切換信号発生部14dでANDゲート14eを
制御する。加算器14fで真上のRと真下のRまたは真
上のBと真下のBを加算する。乗算器14cの出力とラ
インメモリ141aの出力を加算器14aにより加算
し、混色低減された信号を輪郭信号生成部15に出力す
る。
【0030】ここで、真上及び真下の画素を用いて、W
の画素に対してのみ定数(β−α)を加えるようにした
場合に、混色Wb’を低減させた場合をWb”とし、混
色Wr’を低減した場合をWr”とし、その効果を求め
ると、 Wb”=Wb’+(β−α)R+(β−α)R =Wb+2βR+2βB Wr”=Wr’+(β−α)B+(β−α)B =Wr+2βB+2βR のようにする。すると、一様に青の被写体(W=R=
0)を写した場合でも、Wb”=Wr”となり、輪郭信
号に偽信号が発生しない。
【0031】ここで、再び図10に示す全画素読み出し
原色ベイヤ配列センサーの場合で、RGラインのGをG
r、GBラインのGをGbとし、それぞれの混色G
r’,Gb’が次式に示すように、混色が垂直方向に非
線形の割合で多く発生していたとする。
【0032】Gr’=Gr+2f(B)+2g(R) Gb’=Gb+2f(R)+2g(B) ただし、f(x),g(x)はそれぞれ非線形関数であ
り、f(x)>>g(x)の関係がある。
【0033】このような混色を持った、全画素読み出し
原色ベイヤ配列センサーの混色低減回路を、この発明の
第7の実施の形態として図8に示し説明する。この実施
の形態は、図1とはD−FF回路14bと乗算器14c
との間に非線形回路81を設置した構成部分が異なる。
【0034】図8において、A/D変換されたセンサー
出力がGの画素のとき、D−FF回路14bの出力は左
隣のRまたはBの画素となる。このときにのみ非線形回
路81の出力(2f(x)−2g(x))が加算器14
aにかかるように、切換信号発生部14dでANDゲー
ト14eを制御する。そのANDゲート14e出力とセ
ンサー出力を加算器14aにより加算し、混色低減部1
4の出力として出力する。
【0035】ここで、左隣の画素を用いて、Gの画素に
対してのみ、非線形回路81の出力(2f(x)−2g
(x))とセンサー出力を加算した場合に、混色Gb’
を低減させた場合をGb”とし、混色Gr’を低減した
場合をGr”とし、その効果を求めると、 Gb”=Gb’+(2f(B)−2g(B)) =Gb+2f(R)+2f(B) Gr”=Gr’+(2f(R)−2g(R)) =Gr+2f(B)+2f(R) となる。このとき、一様に赤の被写体(G=B=0)を
写した場合でも、Gb”=Gr”となり、輪郭信号に偽
信号が発生しない。
【0036】この実施の形態では、混色が垂直方向に非
線形の割合で多く発生した場合にあっても、混色Gb’
を低減させたGb”と混色Gr’を低減させたGr”を
等しくでき、輪郭信号に偽信号が発生することを防止で
きる。
【0037】次に、この発明の第8の実施の形態につい
て図9の回路構成図を用いて説明する。この実施の形態
は、図1の実施の形態の定数を自動的に設定したもので
あり、図1と同一の構成部分には同一の符号を付して説
明する。
【0038】すなわち、加算器14aの出力からライン
メモリ91を介した出力と加算器14aの出力を乗算係
数算出器92に供給し、乗算係数算出器92の出力をA
NDゲート14eの定数が入力されていた入力に供給す
る。乗算係数算出器92は、色が一様な被写体を写し
て、加える画素の信号の割合を求める。例えば、一様に
赤の被写体(G=B=0)写した時、乗算係数算出器9
2の入力に、 Gr’=2βR Gb’=2αR を与えると、その出力より(2α−2β)を得る。これ
により、ANDゲート14eの定数入力端子には、図1
の定数と同じ定数(2α−2β)を印加することができ
る。
【0039】この実施の形態では、自動的に加える画素
の信号の割合を決定できるため、あらかじめある定数を
設定する必要がなく、また、センサーのバラツキにも容
易に対応でき、精度のよい輪郭信号の偽信号の低減が可
能となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の混色低
減回路によれば、特定方向に混色が多く発生しがちなカ
ラー撮像素子の近隣の同色画素との間の混色による信号
レベル差を抑え、輪郭信号の偽信号を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図2】この発明の第2の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図3】この発明の第3の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図4】全画素読み出しのW,R,Bベイヤ配列センサ
ーの混色について説明するための説明図。
【図5】この発明の第4の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図6】この発明の第5の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図7】この発明の第6の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図8】この発明の第7の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図9】この発明の第8の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図10】全画素読み出しの原色ベイヤ配列センサーの
混色について説明するための説明図。
【符号の説明】
11…センサー、12…CDS回路、13…A/D変換
回路、14,141…混色低減部、14a,14f…加
算器、14b,14g,14h…D−FF回路、14c
…乗算器、14d…切換信号発生部、14e…ANDゲ
ート、15…輪郭信号生成部、141a,141b,9
1…ラインメモリ、92…乗算係数算出器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に垂直方向に混色が発生しがちなカラ
    ー撮像素子を用いたビデオカメラの混色低減回路におい
    て、 ある画素の信号に対し、左隣または右隣の画素の信号を
    ある任意の割合加えることにより、近隣の同色画素との
    間の混色による信号レベル差を抑え、輪郭信号の偽信号
    を低減することを特徴とする混色低減回路。
  2. 【請求項2】 左隣の画素の信号だけでなく右隣の画素
    の信号もある任意の割合加えることを特徴とする請求項
    1に記載の混色低減回路。
  3. 【請求項3】 主に水平方向に混色が多く発生しがちな
    カラー撮像素子を用いたビデオカメラの混色低減回路に
    おいて、 ある画素の信号に対し、真上または真下の画素の信号を
    ある任意の割合加えることにより、近隣の同色画素との
    間の混色による信号レベル差を抑え、輪郭信号の偽信号
    を低減することを特徴とする混色低減回路。
  4. 【請求項4】 真上の画素の信号だけでなく、真下の画
    素の信号もある任意の割合加えることを特徴とする請求
    項3に記載の混色低減回路。
  5. 【請求項5】 加える画素の信号の割合が非線形である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の混色
    低減回路。
  6. 【請求項6】 カラー撮像素子が全画素読み出し原色ベ
    イヤ配列であり、Gの画素の信号に対しRあるいはBの
    画素の信号をある任意の割合で加えることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の混色低減回路。
  7. 【請求項7】 予め色が一様な被写体を写し、その情報
    に基づき加える画素の信号の割合を設定してなることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の混色低減回
    路。
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