JP2000188525A - フリップフロップ回路 - Google Patents

フリップフロップ回路

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JP2000188525A
JP2000188525A JP10363860A JP36386098A JP2000188525A JP 2000188525 A JP2000188525 A JP 2000188525A JP 10363860 A JP10363860 A JP 10363860A JP 36386098 A JP36386098 A JP 36386098A JP 2000188525 A JP2000188525 A JP 2000188525A
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clock
level
input
gate
nmos
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JP10363860A
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Inventor
Tetsuyoshi Shioda
哲義 塩田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体集積回路に搭載されるフリップフロップ
回路に関し、消費電力の低減化と、動作の安定化とを図
る。 【解決手段】pMOSトランジスタ70、71からなる
pMOSトランスミッションゲート69と、クロスカッ
プルしたnMOSトランジスタ73、74からなるマス
ター記憶回路72と、CMOSインバータ76、77か
らなる反転増幅インバータ回路75と、nMOSトラン
ジスタ79、80からなるnMOSトランスミッション
ゲート78と、クロスカップルしたCMOSインバータ
82、83からなるスレーブ記憶回路81とを設けて構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
搭載されるフリップフロップ回路に関する。
【0002】半導体集積回路の規模が大きくなると、チ
ップの消費電力が大きくなる。そこで、半導体集積回路
に搭載されるフリップフロップ回路についても、動作の
安定性を高く保ったまま、消費電力を削減する必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】図5は第1従来例のフリップフロップ回
路を示す回路図である。図1中、1は正相データ入力端
子、2は正相データ出力端子、3はクロック入力端子、
4はクロックCKを反転するCMOSインバータであ
る。
【0004】また、5はクロックCKをゲート入力とす
るpMOSトランジスタ6及び反転クロックXCKをゲ
ート入力とするnMOSトランジスタ7からなるCMO
Sトランスミッションゲートである。
【0005】また、8はマスター記憶回路であり、9、
10はCMOSインバータ、11は反転クロックXCX
をゲート入力とするpMOSトランジスタ12及びクロ
ックCXをゲート入力とするnMOSトランジスタ13
からなるCMOSトランスミッションゲートである。
【0006】また、14は反転クロックXCKをゲート
入力とするpMOSトランジスタ15及びクロックCK
をゲート入力とするnMOSトランジスタ16からなる
CMOSトランスミッションゲートである。
【0007】また、17はスレーブ記憶回路であり、1
8、19はCMOSインバータ、20はクロックCXを
ゲート入力とするpMOSトランジスタ21及び反転ク
ロックXCXをゲート入力とするnMOSトランジスタ
22からなるCMOSトランスミッションゲートであ
る。
【0008】図6は第2従来例のフリップフロップ回路
を示す回路図であり、図6中、24は正相データ入力端
子、25は逆相データ入力端子、26は正相データ出力
端子、27は逆相データ出力端子、28はクロック入力
端子である。
【0009】また、29はクロックCKをゲート入力と
するpMOSトランジスタ30、31からなるpMOS
トランスミッションゲート、32はクロスカップルされ
たnMOSトランジスタ33、34からなるマスター記
憶回路である。
【0010】また、35はクロックCKをゲート入力と
するnMOSトランジスタ36、37からなるnMOS
トランスミッションゲート、38はクロスカップルされ
たpMOSトランジスタ39、40からなるスレーブ記
憶回路である。
【0011】図7は第3従来例のフリップフロップ回路
を示す回路図であり、図7中、42は正相データ入力端
子、43は正相データ出力端子、44は逆相データ出力
端子、45はクロック入力端子である。
【0012】また、46はマスター回路であり、47〜
50はpMOSトランジスタ、51〜55はnMOSト
ランジスタ、56はCMOSインバータである。
【0013】また、57はクロックCKをゲート入力と
するnMOSトランジスタ58、59からなるnMOS
トランスミッションゲート、60はクロスカップルされ
たCMOSインバータ61、62からなるスレーブ記憶
回路である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す第1従来例
のフリップフロップ回路においては、クロックCK及び
反転クロックXCKにより駆動されるトランジスタが1
0個(pMOSトランジスタ6、12、15、21、n
MOSトランジスタ7、13、16、22、CMOSイ
ンバータ4を構成するpMOSトランジスタ及びnMO
Sトランジスタ)もあり、消費電力が大きいという問題
点があった。
【0015】これに対して、図6に示す第2従来例のフ
リップフロップ回路においては、クロックCKにより駆
動されるトランジスタは、pMOSトランジスタ30、
31及びnMOSトランジスタ36、37の4個だけで
あるから、消費電力の低減化を図ることができる。
【0016】しかし、例えば、クロックCK=Lレベ
ル、すなわち、nMOSトランジスタ36、37=OF
Fで、正相出力データQ=Hレベル、逆相出力データX
Q=Lレベルの場合、逆相出力データXQは電気的にフ
ローティングとなり、外来ノイズにより、逆相出力デー
タXQがHレベルに変化し、誤動作を起こしてしまう場
合があるという問題点があった。
【0017】また、スレーブ記憶回路38が記憶してい
る記憶データを書き換えるためにはマスター記憶回路3
2のnMOSトランジスタ33、34のをサイズを大き
くする必要があり、マスクー記憶回路32の記憶データ
を書き換えるために、大きな消費電力を必要としてしま
うという問題点もあった。
【0018】また、図7に示す第3従来例のフリップフ
ロップ回路においても、クロックCKにより駆動される
トランジスタは、pMOSトランジスタ48、50及び
nMOSトランジスタ58、59の4個のトランジスタ
だけであるから、消費電力の低減化を図ることができ
る。
【0019】しかし、正相入力データDがHレベルのと
き、クロックCKがHレベルになると、ノードN3は、
Hレベルにあるが、電気的にフローティングとなり、そ
の時に、外来ノイズによりノードN3がLレベルに変化
すると、ノードN4がHレベル、nMOSトランジスタ
55=ON、ノードN5=Lレベルとなり、正相出力デ
ータQがHレベルからLレベルに変化し、誤動作を起こ
してしまう場合があるという問題点があった。
【0020】本発明は、かかる点に鑑み、消費電力の低
減化と、動作の安定化とを図ることができるようにした
フリップフロップ回路を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明中、第1の発明の
フリップフロップ回路は、ソースを正相データ入力端子
に接続し、クロックをゲート入力とする第1のpMOS
トランジスタと、ソースを逆相データ入力端子に接続
し、クロックをゲート入力とする第2のpMOSトラン
ジスタからなるpMOSトランスミッションゲートと、
pMOSトランスミッションゲートから出力される相補
データを増幅して保持するクロスカップルされた第1、
第2のMOSトランジスタからなるマスター記憶回路
と、マスター記憶回路が保持する相補データを反転増幅
する第1、第2のインバータからなる反転増幅インバー
タ回路と、ドレインを第1のインバータの出力端子に接
続し、ソースを逆相データ出力端子に接続し、クロック
をゲート入力とする第1のnMOSトランジスタと、ド
レインを第2のインバータの出力端子に接続し、ソース
を正相データ出力端子に接続し、クロックをゲート入力
とする第2のnMOSトランジスタからなるnMOSト
ランスミッションゲートと、nMOSトランスミッショ
ンゲートから出力される相補データを保持するクロスカ
ップルされた第3、第4のインバータからなるスレーブ
記憶回路とを備えているというものである。
【0022】本発明中、第1の発明のフリップフロップ
回路によれば、クロックが動作しているとき、合計4個
のトランジスタ(第1、第2のpMOSトランジスタ及
び第1、第2のnMOSトランジスタ)が動作するだけ
であるから、消費電力の低減化を図ることができる。
【0023】また、第1、第2のインバータからなる反
転増幅インバータ回路が存在するので、マスター記憶回
路を構成するMOSトランジスタのサイズを小さくする
ことができ、マスター記憶回路の消費電力を小さくする
ことができる。
【0024】また、ノードが電源から切り離されて、電
気的にフローティングとなるときは、第1に、正相入力
データ=Hレベル、逆相入力データ=Lレベルで、クロ
ック=Hレベルとなったときに、第1のpMOSトラン
ジスタの出力端がHレベルで電気的にフローティングと
なるときであり、第2に、正相入力データ=Lレベル、
逆相入力データ=Hレベルで、クロック=Hレベルとな
ったときに、第2のpMOSトランジスタの出力端がH
レベルで電気的にフローティングとなるときである。
【0025】前者の場合、外来ノイズにより、第1のp
MOSトランジスタの出力端がLレベルになった場合、
第1のインバータの出力はHレベルになってしまうが、
第1のnMOSトランジスタは、逆相出力データをHレ
ベルにする駆動力は弱く、スレーブ記憶回路を書き換え
ることができない。
【0026】後者の場合、外来ノイズにより、第2のp
MOSトランジスタの出力端がLレベルになった場合、
第2のインバータの出力はHレベルになってしまうが、
第2のnMOSトランジスタは、正相出力データをHレ
ベルにする駆動力は弱く、スレーブ記憶回路を書き換え
ることができない。
【0027】本発明中、第2の発明のフリップフロップ
回路は、ドレインを正相データ入力端子に接続し、クロ
ックをゲート入力とする第1のnMOSトランジスタ
と、ドレインを逆相データ入力端子に接続し、クロック
をゲート入力とする第2のnMOSトランジスタからな
るnMOSトランスミッションゲートと、nMOSトラ
ンスミッションゲートから出力される相補データを増幅
して保持するクロスカップルされた第1、第2のMOS
トランジスタからなるマスター記憶回路と、マスター記
憶回路が保持する相補データを反転増幅する第1、第2
のインバータからなる反転増幅インバータ回路と、ソー
スを第1のインバータの出力端子に接続し、ドレインを
逆相データ出力端子に接続し、クロックをゲート入力と
する第1のpMOSトランジスタと、ソースを第2のイ
ンバータの出力端子に接続し、ドレインを正相データ出
力端子に接続し、クロックをゲート入力とする第2のp
MOSトランジスタからなるpMOSトランスミッショ
ンゲートと、pMOSトランスミッションゲートから出
力される相補データを保持するクロスカップルされた第
3、第4のインバータからなるスレーブ記憶回路とを備
えているというものである。
【0028】本発明中、第2の発明のフリップフロップ
回路によれば、クロックが動作しているとき、合計4個
のトランジスタ(第1、第2のnMOSトランジスタ及
び第1、第2のpMOSトランジスタ)が動作するだけ
であるから、消費電力の低減化を図ることができる。
【0029】また、第1、第2のインバータからなる反
転増幅インバータ回路が存在するので、マスター記憶回
路を構成するMOSトランジスタのサイズを小さくする
ことができ、マスター記憶回路の消費電力を小さくする
ことができる。
【0030】また、ノードが電源から切り離されて、電
気的にフローティングとなるときは、第1に、正相入力
データ=Hレベル、逆相入力データ=Lレベルで、クロ
ック=Lレベルとなったときに、第2のnMOSトラン
ジスタの出力端がLレベルで電気的にフローティングと
なるときであり、第2に、正相入力データ=Lレベル、
逆相入力データ=Hレベルで、クロック=Lレベルとな
ったときに、第1のnMOSトランジスタの出力端がL
レベルで電気的にフローティングとなるときである。
【0031】前者の場合、外来ノイズにより、第2のn
MOSトランジスタの出力端がHレベルになった場合、
第2のインバータの出力はLレベルになってしまうが、
第2のpMOSトランジスタは、正相出力データをLレ
ベルにする駆動力は弱く、スレーブ記憶回路を書き換え
ることができない。
【0032】後者の場合、外来ノイズにより、第1のn
MOSトランジスタの出力端がHレベルになった場合、
第1のインバータの出力はLレベルになってしまうが、
第1のpMOSトランジスタは、逆相出力データをLレ
ベルにする駆動力は弱く、スレーブ記憶回路を書き換え
ることができない。
【0033】本発明中、第3の発明のフリップフロップ
回路は、ソースを正相データ入力端子に接続し、クロッ
クをゲート入力とする第1のpMOSトランジスタと、
ソースを逆相データ入力端子に接続し、クロックをゲー
ト入力とする第2のpMOSトランジスタからなるpM
OSトランスミッションゲートと、pMOSトランスミ
ッションゲートから出力される相補データを増幅して保
持するクロスカップルされた第1、第2のインバータか
らなるマスター記憶回路と、マスター記憶回路が保持す
る相補データを反転増幅する第3、第4のインバータか
らなる反転増幅インバータ回路と、ドレインを第3のイ
ンバータの出力端子に接続し、ソースを逆相データ出力
端子に接続し、クロックをゲート入力とする第1のnM
OSトランジスタと、ドレインを第4のインバータの出
力端子に接続し、ソースを正相データ出力端子に接続
し、クロックをゲート入力とする第2のnMOSトラン
ジスタからなるnMOSトランスミッションゲートと、
nMOSトランスミッションゲートから出力される相補
データを保持するクロスカップルされた第5、第6のイ
ンバータからなるスレーブ記憶回路とを備えているとい
うものである。
【0034】本発明中、第3の発明のフリップフロップ
回路によれば、クロックが動作しているとき、合計4個
のトランジスタ(第1、第2のpMOSトランジスタ及
び第1、第2のnMOSトランジスタ)が動作するだけ
であるから、消費電力の低減化を図ることができる。
【0035】また、第3、第4のインバータからなる反
転増幅インバータ回路が存在するので、マスター記憶回
路を構成するインバータのpMOSトランジスタ及びn
MOSトランジスタのサイズを小さくすることができ、
マスター記憶回路の消費電力を小さくすることができ
る。
【0036】また、電気的にフローティングとなるノー
ドがないので、外来ノイズにより正相出力データ及び逆
相出力データが反転してしまうことを避け、動作の安定
性を確保することができる。
【0037】本発明中、第4の発明のフリップフロップ
回路は、ドレインを正相データ入力端子に接続し、クロ
ックをゲート入力とする第1のnMOSトランジスタ
と、ドレインを逆相データ入力端子に接続し、クロック
をゲート入力とする第2のnMOSトランジスタからな
るnMOSトランスミッションゲートと、nMOSトラ
ンスミッションゲートから出力される相補データを増幅
して保持するクロスカップルされた第1、第2のインバ
ータからなるマスター記憶回路と、マスター記憶回路が
保持する相補データを反転増幅する第3、第4のインバ
ータからなる反転増幅インバータ回路と、ソースを第1
のインバータの出力端子に接続し、ドレインを逆相デー
タ出力端子に接続し、クロックをゲート入力とする第1
のpMOSトランジスタと、ソースを第4のインバータ
の出力端子に接続し、ドレインを正相データ出力端子に
接続し、クロックをゲート入力とする第2のpMOSト
ランジスタからなるpMOSトランスミッションゲート
と、pMOSトランスミッションゲートから出力される
相補データを保持するクロスカップルされた第5、第6
のインバータからなるスレーブ記憶回路とを備えている
というものである。
【0038】本発明中、第4の発明のフリップフロップ
回路によれば、クロックが動作しているとき、合計4個
のトランジスタ(第1、第2のnMOSトランジスタ及
び第1、第2のpMOSトランジスタ)が動作するだけ
であるから、消費電力の低減化を図ることができる。
【0039】また、第3、第4のインバータからなる反
転増幅インバータ回路が存在するので、マスター記憶回
路を構成するインバータのpMOSトランジスタ及びn
MOSトランジスタのサイズを小さくすることができ、
マスター記憶回路の消費電力を小さくすることができ
る。
【0040】また、電気的にフローティングとなるノー
ドがないので、外来ノイズにより正相出力データ及び逆
相出力データが反転してしまうことを避け、動作の安定
性を確保することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、本
発明の第1実施形態〜第4実施形態について説明する。
【0042】第1実施形態・・図1 図1は本発明の第1実施形態のフリップフロップ回路を
示す回路図である。図1中、64は正相データ入力端
子、65は逆相データ入力端子、66は正相データ出力
端子、67は逆相データ出力端子、68はクロック入力
端子である。
【0043】また、69はクロックCKをゲート入力と
するpMOSトランジスタ70、71からなるpMOS
トランスミッションゲート、72はクロスカップルされ
たnMOSトランジスタ73、74からなるマスター記
憶回路である。
【0044】また、75はCMOSインバータ76、7
7からなる反転増幅インバータ回路、78はクロックC
Kをゲート入力とするnMOSトランジスタ79、80
からなるnMOSトランスミッションゲート、81はク
ロスカップルされたCMOSインバータ82、83から
なるスレーブ記憶回路である。
【0045】このように構成された本発明の第1実施形
態のフリップフロップ回路においては、正相入力データ
D=Hレベル、逆相入力データXD=Lレベルのとき
に、クロックCK=Lレベルになると、pMOSトラン
ジスタ70=ON、pMOSトランジスタ71=ONと
なり、ノードN6のレベル=Hレベル、ノードN7のレ
ベル=Lレベルとなる。
【0046】そして、これらノードN6、N7のレベル
は、nMOSトランジスタ73=OFF、nMOSトラ
ンジスタ74=ONとなることによりマスター記憶回路
72により維持されると共に、CMOSインバータ76
の出力=Lレベル、CMOSインバータ77の出力=H
レベルに維持される。
【0047】その後、クロックCK=Lレベルになる
と、pMOSトランジスタ70=OFF、pMOSトラ
ンジスタ71=OFF、nMOSトランジスタ79=O
N、nMOSトランジスタ80=ON、正相出力データ
Q=Hレベル、逆相出力データXQ=Lレベルとなる。
【0048】そして、これら正相出力データQ及び逆相
出力データXQのレベルは、CMOSインバータ82の
出力=Lレベル、CMOSインバータ83の出力=Hレ
ベルとなることによりスレーブ記憶回路81により維持
される。
【0049】なお、回路は対称的に構成されているの
で、正相入力データD=Lレベル、逆相入力データXD
=Hレベルのときは、正相入力データD=Hレベル、逆
相入力データXD=Lレベルの場合と対称的な動作を行
うことになる。
【0050】ここに、本発明の第1実施形態のフリップ
フロップ回路においては、クロックCKにより駆動され
るトランジスタは、pMOSトランジスタ70、71及
びnMOSトランジスタ79、80の4個のトランジス
タだけであるから、消費電力の低減化を図ることができ
る。
【0051】また、スレーブ記憶回路81のデータを書
き換える反転増幅インバータ回路75が存在するので、
nMOSトランジスタ73、74のサイズを小さくする
ことができ、マスター記憶回路72の消費電力を小さく
することができる。したがって、この点からも、消費電
力の低減化を図ることができる。
【0052】また、ノードが電源から切り離されて、電
気的にフローティングとなるときは、第1に、正相入力
データD=Hレベル、逆相入力データXD=Lレベル
で、クロックCK=Hレベルとなったときに、ノードN
6がHレベルで電気的にフローティングとなるときであ
り、第2に、正相入力データD=Lレベル、逆相入力デ
ータXD=Hレベルで、クロックCK=Hレベルとなっ
たときに、ノードN7がHレベルで電気的にフローティ
ングとなるときである。
【0053】前者の場合、外来ノイズによりノードN6
がLレベルになった場合、CMOSインバータ76の出
力はHレベルになってしまうが、nMOSトランジスタ
79は、逆相出力データXQをHレベルにする駆動力は
弱く、スレーブ記憶回路81を書き換えることができな
い。
【0054】後者の場合、外来ノイズによりノードN7
がLレベルになった場合、CMOSインバータ77の出
力はHレベルになってしまうが、nMOSトランジスタ
80は、正相出力データQをHレベルにする駆動力は弱
く、スレーブ記憶回路81を書き換えることができな
い。
【0055】このように、本発明の第1実施形態のフリ
ップフロップ回路によれば、pMOSトランスミッショ
ンゲート69と、クロスカップルしたnMOSトランジ
スタ73、74からなるマスター記憶回路72と、反転
増幅インバータ回路75と、nMOSトランスミッショ
ンゲート78と、クロスカップルしたCMOSインバー
タ82、83からなるスレーブ記憶回路81とを設けて
構成したことにより、消費電力の低減化と、動作の安定
化とを図ることができる。
【0056】なお、マスター記憶回路72をクロスカッ
プルした2個のpMOSトランジスタで構成することも
できるが、このようにする場合には、nMOSトランジ
スタで構成する場合よりも、トランジスタサイズを大き
くしなければならないので、本実施形態のように、nM
OSトランジスタで構成することの方がより好適であ
る。
【0057】第2実施形態・・図2 図2は本発明の第2実施形態のフリップフロップ回路を
示す回路図である。図2中、85は正相データ入力端
子、86は逆相データ入力端子、87は正相データ出力
端子、88は逆相データ出力端子、89は反転クロック
入力端子である。
【0058】また、90は反転クロックXCKをゲート
入力とするnMOSトランジスタ91、92からなるn
MOSトランスミッションゲート、93はクロスカップ
ルされたpMOSトランジスタ94、95からなるマス
ター記憶回路である。
【0059】また、96はCMOSインバータ97、9
8からなる反転増幅インバータ回路、99は反転クロッ
クXCKをゲート入力とするpMOSトランジスタ10
0、101からなるpMOSトランスミッションゲー
ト、102はクロスカップルされたCMOSインバータ
103、104からなるスレーブ記憶回路である。
【0060】このように構成された本発明の第2実施形
態のフリップフロップ回路においては、正相入力データ
D=Hレベル、逆相入力データXD=Lレベルのとき
に、反転クロックXCK=Hレベルになると、nMOS
トランジスタ91=ON、nMOSトランジスタ92=
ONとなり、ノードN8のレベル=Hレベル、ノードN
9のレベル=Lレベルとなる。
【0061】そして、これらノードN8、N9のレベル
は、pMOSトランジスタ94=ON、pMOSトラン
ジスタ95=OFFとなることによりマスター記憶回路
93により維持されると共に、CMOSインバータ97
の出力=Lレベル、CMOSインバータ98の出力=H
レベルに維持される。
【0062】その後、反転クロックXCK=Lレベルに
なると、nMOSトランジスタ91=OFF、nMOS
トランジスタ92=OFF、pMOSトランジスタ10
0=ON、pMOSトランジスタ101=ON、正相出
力データQ=Hレベル、逆相出力データXQ=Lレベル
となる。
【0063】そして、これら正相出力データQ及び逆相
出力データXQのレベルは、CMOSインバータ103
の出力=Lレベル、CMOSインバータ104の出力=
Hレベルとなることによりスレーブ記憶回路102によ
り維持される。
【0064】なお、回路は対称的に構成されているの
で、正相入力データD=Lレベル、逆相入力データXD
=Hレベルのときは、正相入力データD=Hレベル、逆
相入力データXD=Lレベルの場合と対称的な動作を行
うことになる。
【0065】ここに、本発明の第2実施形態のフリップ
フロップ回路においては、反転クロックXCKにより駆
動されるトランジスタは、nMOSトランジスタ91、
92及びpMOSトランジスタ100、101の4個の
トランジスタだけであるから、消費電力の低減化を図る
ことができる。
【0066】また、スレーブ記憶回路102のデータを
書き換える反転増幅インバータ回路96が存在するの
で、pMOSトランジスタ94、95のサイズを小さく
することができ、マスター記憶回路93の消費電力を小
さくすることができる。したがって、この点からも、消
費電力の低減化を図ることができる。
【0067】また、ノードが電源から切り離されて、電
気的にフローティングとなるときは、第1に、正相入力
データD=Hレベル、逆相入力データXD=Lレベル
で、反転クロックXCK=Lレベルとなったときに、ノ
ードN9がLレベルで電気的にフローティングとなる場
合であり、第2に、正相入力データD=Lレベル、逆相
入力データXD=Hレベルで、反転クロックXCK=L
レベルとなったときに、ノードN8がLレベルで電気的
にフローティングとなる場合である。
【0068】前者の場合、外来ノイズによりノードN9
がHレベルになった場合、CMOSインバータ98の出
力はLレベルになってしまうが、pMOSトランジスタ
101は、正相出力データQをLレベルにする駆動力は
弱く、スレーブ記憶回路102を書き換えることができ
ない。
【0069】後者の場合、外来ノイズによりノードN8
がHレベルになった場合、CMOSインバータ97の出
力はLレベルになってしまうが、pMOSトランジスタ
100は、逆相出力データXQをLレベルにする駆動力
は弱く、スレーブ記憶回路102を書き換えることがで
きない。
【0070】このように、本発明の第2実施形態のフリ
ップフロップ回路によれば、nMOSトランスミッショ
ンゲート90と、クロスカップルしたpMOSトランジ
スタ94、95からなるマスター記憶回路93と、反転
増幅インバータ回路96と、pMOSトランスミッショ
ンゲート99と、クロスカップルしたCMOSインバー
タ103、104からなるスレーブ記憶回路102とを
設けて構成したことにより、消費電力の低減化と、動作
の安定化とを図ることができる。
【0071】なお、マスター記憶回路93をクロスカッ
プルした2個のnMOSトランジスタで構成することも
できるが、このようにする場合には、nMOSトランジ
スタで構成する場合よりも、トランジスタサイズを大き
くしなければならないので、本実施形態のように、pM
OSトランジスタで構成することの方がより好適であ
る。
【0072】また、本発明の第2実施形態においては、
nMOSトランジスタ91、92及びpMOSトランジ
スタ100、101のゲートに反転クロックXCKを印
加するようにしているが、これは、本発明の第1実施形
態と同一のタイミングで同一のフリップフロップ動作を
させるためであり、nMOSトランジスタ91、92及
びpMOSトランジスタ100、101のゲートにクロ
ックCKを印加するようにしても、フリップフロップ回
路として動作させることができることは言うまでもな
い。
【0073】第3実施形態・・図3 図3は本発明の第3実施形態のフリップフロップ回路を
示す回路図である。図3中、106は正相データ入力端
子、107は逆相データ入力端子、108は正相データ
出力端子、109は逆相データ出力端子、110はクロ
ック入力端子である。
【0074】また、111はクロックCKをゲート入力
とするpMOSトランジスタ112、113からなるp
MOSトランスミッションゲート、114はクロスカッ
プルされたCMOSインバータ115、116からなる
マスター記憶回路である。
【0075】また、117はCMOSインバータ11
8、119からなる反転増幅インバータ回路、120は
クロックCKをゲート入力とするnMOSトランジスタ
121、122からなるnMOSトランスミッションゲ
ート、123はクロスカップルされたCMOSインバー
タ124、125からなるスレーブ記憶回路である。
【0076】このように構成された本発明の第3実施形
態のフリップフロップ回路においては、正相入力データ
D=Hレベル、逆相入力データXD=Lレベルのとき
に、クロックCK=Lレベルになると、pMOSトラン
ジスタ112=ON、pMOSトランジスタ113=O
Nとなり、ノードN10のレベル=Hレベル、ノードN
11のレベル=Lレベルとなる。
【0077】そして、これらノードN10、N11のレ
ベルは、CMOSインバータ115の出力=Hレベル、
CMOSインバータ116の出力=Lレベルとなること
によりマスター記憶回路114により維持されると共
に、CMOSインバータ118の出力=Lレベル、CM
OSインバータ119の出力=Hレベルに維持される。
【0078】その後、クロックCK=Hレベルになる
と、pMOSトランジスタ112=OFF、pMOSト
ランジスタ113=OFF、nMOSトランジスタ12
1=ON、nMOSトランジスタ122=ON、正相出
力データQ=Hレベル、逆相出力データXQ=Lレベル
となる。
【0079】そして、正相出力データQ及び逆相出力デ
ータXQのレベルは、CMOSインバータ124の出力
=Lレベル、CMOSインバータ125の出力=Hレベ
ルとなることによりスレーブ記憶回路123により維持
される。
【0080】なお、回路は対称的に構成されているの
で、正相入力データD=Lレベル、逆相入力データXD
=Hレベルのときは、正相入力データD=Hレベル、逆
相入力データXD=Lレベルの場合と対称的な動作を行
うことになる。
【0081】ここに、本発明の第3実施形態のフリップ
フロップ回路においては、クロックCKにより駆動され
るトランジスタは、pMOSトランジスタ112、11
3及びnMOSトランジスタ121、122の4個のト
ランジスタだけであるから、消費電力の低減化を図るこ
とができる。
【0082】また、スレーブ記憶回路123のデータを
書き換える反転増幅インバータ回路117が存在するの
で、CMOSインバータ115、116を構成するpM
OSトランジスタ及びnMOSトランジスタのサイズを
小さくすることができ、マスター記憶回路114の消費
電力を小さくすることができる。したがって、この点か
らも、消費電力の低減化を図ることができる。
【0083】また、電気的にフローティングとなるノー
ドがないので、外来ノイズにより、正相出力データQ、
逆相出力データXQが反転してしまうことを避けること
ができる。
【0084】このように、本発明の第3実施形態のフリ
ップフロップ回路によれば、pMOSトランスミッショ
ンゲート111と、クロスカップルしたCMOSインバ
ータ115、116からなるマスター記憶回路114
と、反転増幅インバータ回路117と、nMOSトラン
スミッションゲート120と、クロスカップルしたCM
OSインバータ124、125からなるスレーブ記憶回
路123とを設けて構成したことにより、消費電力の低
減化と、動作の安定化とを図ることができる。
【0085】第4実施形態・・図4 図4は本発明の第4実施形態のフリップフロップ回路を
示す回路図である。図4中、127は正相データ入力端
子、128は逆相データ入力端子、129は正相データ
出力端子、130は逆相データ出力端子、131は反転
クロック入力端子である。
【0086】また、132は反転クロックXCKをゲー
ト入力とするnMOSトランジスタ133、134から
なるnMOSトランスミッションゲート、135はクロ
スカップルされたCMOSインバータ136、137か
らなるマスター記憶回路である。
【0087】また、138はCMOSインバータ13
9、140からなる反転増幅インバータ回路、141は
反転クロックXCKをゲート入力とするpMOSトラン
ジスタ142、143からなるpMOSトランスミッシ
ョンゲート、144はクロスカップルされたCMOSイ
ンバータ145、146からなるスレーブ記憶回路であ
る。
【0088】このように構成された本発明の第4実施形
態のフリップフロップ回路においては、正相入力データ
D=Hレベル、逆相入力データXD=Lレベルのとき
に、反転クロックXCK=Hレベルになると、nMOS
トランジスタ133=ON、nMOSトランジスタ13
4=ONとなり、ノードN12のレベル=Hレベル、ノ
ードN13のレベル=Lレベルとなる。
【0089】そして、これらノードN12、N13のレ
ベルは、CMOSインバータ136の出力=Hレベル、
CMOSインバータ137の出力=Lレベルとなること
によりマスター記憶回路135により維持されると共
に、CMOSインバータ139の出力=Lレベル、CM
OSインバータ140の出力=Hレベルに維持される。
【0090】その後、反転クロックXCK=Lレベルに
なると、nMOSトランジスタ133=OFF、nMO
Sトランジスタ134=OFF、pMOSトランジスタ
142=ON、pMOSトランジスタ143=ON、正
相出力データQ=Hレベル、逆相出力データXQ=Lレ
ベルとなる。
【0091】そして、正相出力データQ及び逆相出力デ
ータXQのレベルは、CMOSインバータ145の出力
=Lレベル、CMOSインバータ146の出力=Hレベ
ルとなることによりスレーブ記憶回路144により維持
される。
【0092】なお、回路は対称的に構成されているの
で、正相入力データD=Lレベル、逆相入力データXD
=Hレベルのときは、正相入力データD=Hレベル、逆
相入力データXD=Lレベルの場合と対称的な動作を行
うことになる。
【0093】ここに、本発明の第4実施形態のフリップ
フロップ回路においては、クロックCKにより駆動され
るトランジスタは、nMOSトランジスタ133、13
4及びpMOSトランジスタ142、143の4個のト
ランジスタだけであるから、消費電力の低減化を図るこ
とができる。
【0094】また、スレーブ記憶回路144のデータを
書き換える反転増幅インバータ回路138が存在するの
で、CMOSインバータ136、137を構成するpM
OSトランジスタ及びnMOSトランジスタのサイズを
小さくすることができ、マスター記憶回路135の消費
電力を小さくすることができる。したがって、この点か
らも、消費電力の低減化を図ることができる。
【0095】また、電気的にフローティングとなるノー
ドがないので、外来ノイズにより、正相出力データQ、
逆相出力データXQが反転してしまうことを避けること
ができる。
【0096】このように、本発明の第4実施形態のフリ
ップフロップ回路によれば、nMOSトランスミッショ
ンゲート132と、クロスカップルしたCMOSインバ
ータ136、137からなるマスター記憶回路135
と、反転増幅インバータ回路138と、pMOSトラン
スミッションゲート141と、クロスカップルしたCM
OSインバータ145、146からなるスレーブ記憶回
路144とを設けて構成したことにより、消費電力の低
減化と、動作の安定化とを図ることができる。
【0097】また、本発明の第4実施形態においては、
nMOSトランジスタ133、134及びpMOSトラ
ンジスタ142、143のゲートに反転クロックXCK
を印加するようにしているが、これは、本発明の第3実
施形態と同一のタイミングで同一のフリップフロップ動
作をさせるためであり、nMOSトランジスタ133、
134及びpMOSトランジスタ142、143のゲー
トにクロックCKを印加するようにしても、フリップフ
ロップ回路として動作させることができることは言うま
でもない。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明中、第1の発明の
フリップフロップ回路によれば、pMOSトランスミッ
ションゲートと、クロスカップルした2個のMOSトラ
ンジスタからなるマスター記憶回路と、反転増幅インバ
ータ回路と、nMOSトランスミッションゲートと、ク
ロスカップルした2個のインバータからなるスレーブ記
憶回路とを設けて構成したことにより、消費電力の低減
化と、動作の安定化とを図ることができる。
【0099】本発明中、第2の発明のフリップフロップ
回路によれば、nMOSトランスミッションゲートと、
クロスカップルした2個のMOSトランジスタからなる
マスター記憶回路と、反転増幅インバータ回路と、pM
OSトランスミッションゲートと、クロスカップルした
2個のインバータからなるスレーブ記憶回路とを設けて
構成したことにより、消費電力の低減化と、動作の安定
化とを図ることができる。
【0100】本発明中、第3の発明のフリップフロップ
回路によれば、pMOSトランスミッションゲートと、
クロスカップルした2個のインバータからなるマスター
記憶回路と、反転増幅インバータ回路と、nMOSトラ
ンスミッションゲートと、クロスカップルした2個のイ
ンバータからなるスレーブ記憶回路とを設けて構成した
ことにより、消費電力の低減化と、動作の安定化とを図
ることができる。
【0101】本発明中、第4の発明のフリップフロップ
回路によれば、nMOSトランスミッションゲートと、
クロスカップルした2個のインバータからなるマスター
記憶回路と、反転増幅インバータ回路と、pMOSトラ
ンスミッションゲートと、クロスカップルした2個のイ
ンバータからなるスレーブ記憶回路とを設けて構成した
ことにより、消費電力の低減化と、動作の安定化とを図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のフリップフロップ回路
を示す回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態のフリップフロップ回路
を示す回路図である。
【図3】本発明の第3実施形態のフリップフロップ回路
を示す回路図である。
【図4】本発明の第4実施形態のフリップフロップ回路
を示す回路図である。
【図5】第1従来例のフリップフロップ回路を示す回路
図である。
【図6】第2従来例のフリップフロップ回路を示す回路
図である。
【図7】第3従来例のフリップフロップ回路を示す回路
図である。
【符号の説明】
(図1) 69 pMOSトランスミッションゲート 72 マスター記憶回路 75 反転増幅インバータ回路 78 nMOSトランスミッションゲート 81 スレーブ記憶回路 (図2) 90 nMOSトランスミッションゲート 93 マスター記憶回路 96 反転増幅インバータ回路 99 pMOSトランスミッションゲート 102 スレーブ記憶回路 (図3) 111 pMOSトランスミッションゲート 114 マスター記憶回路 117 反転増幅インバータ回路 120 nMOSトランスミッションゲート 123 スレーブ記憶回路 (図4) 132 nMOSトランスミッションゲート 135 マスター記憶回路 138 反転増幅インバータ回路 141 pMOSトランスミッションゲート 144 スレーブ記憶回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースを正相データ入力端子に接続し、ク
    ロックをゲート入力とする第1のpMOSトランジスタ
    と、ソースを逆相データ入力端子に接続し、前記クロッ
    クをゲート入力とする第2のpMOSトランジスタから
    なるpMOSトランスミッションゲートと、 前記pMOSトランスミッションゲートから出力される
    相補データを増幅して保持するクロスカップルされた第
    1、第2のMOSトランジスタからなるマスター記憶回
    路と、 前記マスター記憶回路が保持する相補データを反転増幅
    する第1、第2のインバータからなる反転増幅インバー
    タ回路と、 ドレインを前記第1のインバータの出力端子に接続し、
    ソースを逆相データ出力端子に接続し、前記クロックを
    ゲート入力とする第1のnMOSトランジスタと、ドレ
    インを前記第2のインバータの出力端子に接続し、ソー
    スを正相データ出力端子に接続し、前記クロックをゲー
    ト入力とする第2のnMOSトランジスタからなるnM
    OSトランスミッションゲートと、 前記nMOSトランスミッションゲートから出力される
    相補データを保持するクロスカップルされた第3、第4
    のインバータからなるスレーブ記憶回路とを備えている
    ことを特徴とするフリップフロップ回路。
  2. 【請求項2】ドレインを正相データ入力端子に接続し、
    クロックをゲート入力とする第1のnMOSトランジス
    タと、ドレインを逆相データ入力端子に接続し、前記ク
    ロックをゲート入力とする第2のnMOSトランジスタ
    からなるnMOSトランスミッションゲートと、 前記nMOSトランスミッションゲートから出力される
    相補データを増幅して保持するクロスカップルされた第
    1、第2のMOSトランジスタからなるマスター記憶回
    路と、 前記マスター記憶回路が保持する相補データを反転増幅
    する第1、第2のインバータからなる反転増幅インバー
    タ回路と、 ソースを前記第1のインバータの出力端子に接続し、ド
    レインを逆相データ出力端子に接続し、前記クロックを
    ゲート入力とする第1のpMOSトランジスタと、ソー
    スを前記第2のインバータの出力端子に接続し、ドレイ
    ンを正相データ出力端子に接続し、前記クロックをゲー
    ト入力とする第2のpMOSトランジスタからなるpM
    OSトランスミッションゲートと、 前記pMOSトランスミッションゲートから出力される
    相補データを保持するクロスカップルされた第3、第4
    のインバータからなるスレーブ記憶回路とを備えている
    ことを特徴とするフリップフロップ回路。
  3. 【請求項3】ソースを正相データ入力端子に接続し、ク
    ロックをゲート入力とする第1のpMOSトランジスタ
    と、ソースを逆相データ入力端子に接続し、前記クロッ
    クをゲート入力とする第2のpMOSトランジスタから
    なるpMOSトランスミッションゲートと、 前記pMOSトランスミッションゲートから出力される
    相補データを増幅して保持するクロスカップルされた第
    1、第2のインバータからなるマスター記憶回路と、 前記マスター記憶回路が保持する相補データを反転増幅
    する第3、第4のインバータからなる反転増幅インバー
    タ回路と、 ドレインを前記第3のインバータの出力端子に接続し、
    ソースを逆相データ出力端子に接続し、前記クロックを
    ゲート入力とする第1のnMOSトランジスタと、ドレ
    インを前記第4のインバータの出力端子に接続し、ソー
    スを正相データ出力端子に接続し、前記クロックをゲー
    ト入力とする第2のnMOSトランジスタからなるnM
    OSトランスミッションゲートと、 前記nMOSトランスミッションゲートから出力される
    相補データを保持するクロスカップルされた第5、第6
    のインバータからなるスレーブ記憶回路とを備えている
    ことを特徴とするフリップフロップ回路。
  4. 【請求項4】ドレインを正相データ入力端子に接続し、
    クロックをゲート入力とする第1のnMOSトランジス
    タと、ドレインを逆相データ入力端子に接続し、前記ク
    ロックをゲート入力とする第2のnMOSトランジスタ
    からなるnMOSトランスミッションゲートと、 前記nMOSトランスミッションゲートから出力される
    相補データを増幅して保持するクロスカップルされた第
    1、第2のインバータからなるマスター記憶回路と、 前記マスター記憶回路が保持する相補データを反転増幅
    する第3、第4のインバータからなる反転増幅インバー
    タ回路と、 ソースを前記第3のインバータの出力端子に接続し、ド
    レインを逆相データ出力端子に接続し、前記クロックを
    ゲート入力とする第1のpMOSトランジスタと、ソー
    スを前記第4のインバータの出力端子に接続し、ドレイ
    ンを正相データ出力端子に接続し、前記クロックをゲー
    ト入力とする第2のpMOSトランジスタからなるpM
    OSトランスミッションゲートと、 前記pMOSトランスミッションゲートから出力される
    相補データを保持するクロスカップルされた第5、第6
    のインバータからなるスレーブ記憶回路とを備えている
    ことを特徴とするフリップフロップ回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378686B1 (ko) * 2000-12-22 2003-04-07 주식회사 하이닉스반도체 플립플롭 회로
JP2009100079A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Seiko Epson Corp パルス発生回路およびuwb通信装置
US11626863B1 (en) * 2021-07-13 2023-04-11 Cadence Design Systems, Inc. High speed differential input single phase clock flip-flop

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378686B1 (ko) * 2000-12-22 2003-04-07 주식회사 하이닉스반도체 플립플롭 회로
JP2009100079A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Seiko Epson Corp パルス発生回路およびuwb通信装置
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