JP2000188304A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置を実装した際に、パッシベーショ
ン膜にクラックが発生するのを抑制することが可能な半
導体装置を提供する。 【解決手段】 本発明の半導体装置は、金属パッド10
2上に形成されたパッシベーション膜103と、該パッ
シベーション膜103に形成された、該パッド102上
に位置する開口部104と、該開口部104内及び該パ
ッシベーション膜103上に形成された金属層105,
106と、該金属膜上に形成された金バンプ109と、
を具備するものである。上記パッシベーション膜103
は少なくともシリコン窒化膜を有し、上記金属膜105
と上記パッド102との間に位置する該シリコン窒化膜
の厚さは1.2μm以上である。これにより、パッシベ
ーション膜にクラックが発生するのを抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の外部
接続技術、及び半導体装置のパッケージ技術に関するも
のである。特には、半導体装置を実装した際に、パッシ
ベーション膜にクラックが発生するのを抑制することが
可能な半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置(ICチップ)につい
て図1を参照しつつ説明する。但し、図1は本発明の実
施の形態による半導体装置であるが、便宜上、従来の半
導体装置についての説明に利用する。
【0003】半導体基板1上にはトランジスタが形成さ
れている。また、半導体基板1上には、このトランジス
タに電圧を供給するための配線9が形成されている。こ
の配線9は金属パッド102に電気的に接続されてい
る。この金属パッド102の上にはパッシベーション膜
103が形成されてり、このパッシベーション膜103
には該金属パッド102上に位置する開口部が形成され
ている。金属パッド102上には該開口部を介して金属
膜105,106が形成されており、該金属膜上には金
属メッキバンプ109が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体装置
における金属メッキバンプを加熱圧着してTAB(TapeA
utomated Bonding)実装を行った際、パッシベーション
膜にクラックが発生することがある。このようにクラッ
クが発生するICチップは、上記開口部近傍のパッシベ
ーション膜の膜厚が薄い場合やICチップ内における1
個のバンプ面積が大きい場合等である。
【0005】パッシベーション膜の膜厚が薄い場合にク
ラックが発生するのは、TAB実装を行う際にICチッ
プに加えられる荷重に十分に耐え得る強度が不足してい
るためである。一方、パッシベーション膜の膜厚を厚く
しすぎると、パッシベーション膜中に応力が集中してク
ラックが発生することがあり、この応力によって金属配
線(Al配線)が断線することもある。
【0006】また、1個のバンプ面積が大きい場合にク
ラックが発生するのは、パッシベーション膜103に形
成した開口端部とバンプ109の外側壁との間のエンク
ロースの距離bが、バンプ109の上面の面積の大きさ
にかかわらず一定であるためである。つまり、バンプ面
積が大きいほどバンプの大きさに比べてエンクロースの
距離bが小さくなるので、それだけ開口部近傍のパッシ
ベーション膜の強度が弱くなるためである。
【0007】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、半導体装置を実装した際
に、パッシベーション膜にクラックが発生するのを抑制
することが可能な半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1態様に係る半導体装置は、パッド上に
形成されたパッシベーション膜と、該パッシベーション
膜に形成された、該パッド上に位置する開口部と、該開
口部内及び該パッシベーション膜上に形成された金属膜
と、該金属膜上に形成されたバンプと、を具備し、上記
パッシベーション膜は少なくともシリコン窒化膜を有
し、上記金属膜と上記パッドとの間に位置する該シリコ
ン窒化膜の厚さが1.2μm以上であることを特徴とす
る。
【0009】第1態様に係る半導体装置では、パッシベ
ーション膜は少なくともシリコン窒化膜を有し、金属膜
とパッドとの間に位置する該シリコン窒化膜の厚さを
1.2μm以上とすることにより、実装時の熱と荷重に
十分に耐え得るパッシベーション膜とすることができ
る。従って、パッシベーション膜にクラックが発生する
のを抑制することができる。
【0010】本発明の第2態様に係る半導体装置は、複
数のパッドと、各パッド上に形成されたパッシベーショ
ン膜と、該パッシベーション膜に形成された、各パッド
上に位置する開口部と、各開口部内及び該パッシベーシ
ョン膜上に形成された金属膜と、各金属膜上に形成され
たバンプと、を具備することを特徴とする。
【0011】また、第2態様に係る半導体装置におい
て、上記開口部の端部と上記バンプの外側壁との間の距
離が、上記バンプの上面の面積に比例することが好まし
い。これにより、バンプ上面の面積が大きくなれば開口
部の端部とバンプの外側壁との間の距離も長くなるの
で、バンプの大きさにかかわらず開口部近傍のパッシベ
ーション膜の強度をある程度一定にすることができる。
【0012】本発明の第3態様に係る半導体装置は、パ
ッド上に形成されたパッシベーション膜と、該パッシベ
ーション膜に形成された、該パッド上に位置する開口部
と、該開口部内及び該パッシベーション膜上に形成され
た金属膜と、該金属膜上に形成されたバンプと、を具備
し、上記開口部の端部と上記バンプの外側壁との間の長
さbが下記式を満たすものになっていることを特徴とす
る。
【0013】b≧5+ROUND(a/35) ただし、aは、バンプの上面が方形の場合はその対角線
の長さをいい、バンプの上面が円形又は多角形の場合は
その直径の長さをいう。ROUNDは四捨五入して整数
値化する記号であり、a,bの単位はμmとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態による半導体
装置(ICチップ)を示す断面図である。シリコン基板
1の表面にはLOCOS酸化膜4が形成されており、L
OCOS酸化膜4の相互間のシリコン基板1にはソース
・ドレイン拡散層5及びゲート酸化膜6が形成されてい
る。ゲート酸化膜6上にはゲート電極7が形成されてお
り、ゲート電極7、LOCOS酸化膜4及びシリコン基
板1の上には第1の絶縁膜8が形成されている。
【0016】第1の絶縁膜8にはコンタクトホール17
が形成されており、コンタクトホール17内及び絶縁膜
8上には導電膜9が形成されている。導電膜9及び絶縁
膜8の上には第2の絶縁膜101が形成されている。こ
の絶縁膜101は、例えばCVD(Chemical Vapor Dep
osition)法により形成されたシリコン酸化膜である。
第2の絶縁膜101には接続孔18が設けられており、
この接続孔18内及び絶縁膜101上にはAlからなる
金属パッド102が形成されている。この金属パッド1
02は導電膜9に電気的に接続されている。
【0017】金属パッド102及び絶縁膜101の上に
は単層のシリコン窒化膜からなるパッシベーション膜1
03が形成されている。このパッシベーション膜103
には、金属パッド102の上に位置する開口部104が
形成されている。この開口部104内及びパッシベーシ
ョン膜103の上にはTiWからなる厚さ2000〜4
500オングストロームのバリア金属層105が形成さ
れている。このバリア金属層105の上にはAuからな
る厚さ500〜2500の密着金属層106が形成され
ている。この密着金属層106の上には金バンプ109
が形成されている。
【0018】上記バリア金属層105は、金バンプ10
9と金属パッド102とが混ざってしまうのを防止する
バリア性を有する必要があるため、タングステンを含む
のが好ましく、その一方で金属パッド102との密着性
の良くする必要があるため、チタンを含むのが好まし
い。従って、バリア金属層105はタングステンとチタ
ンの合金を用いており、その割合はTiが10%程度で
Wが90%程度が好ましい。
【0019】また、バリア金属層105と金属パッド1
02との間に形成されたパッシベーション膜103の厚
さ210が1.2μm以上となるように、パッシベーシ
ョン膜103は形成されている。
【0020】上記実施の形態によれば、単層のシリコン
窒化膜からなるパッシベーション膜の厚さ210を1.
2μm以上としている。これにより、金バンプ109を
用いた加熱圧着によってICチップを実装する際に、パ
ッシベーション膜へのクラックの発生を抑制することが
できる。従って、実装時の信頼性および半導体装置自体
の信頼性の向上を簡単な方法で達成することができる。
【0021】また、このICチップに図1に示すバンプ
が複数形成されている場合、同一チップ内における各バ
ンプは、上記開口部104と上記バンプ109の外側壁
との間のエンクロースの距離bが、該バンプ109の上
面の面積に比例するように形成されている。これによ
り、バンプ上面の面積が大きくなればエンクロースの距
離bも長くなるので、バンプの大きさにかかわらず開口
部近傍のパッシベーション膜の強度をある程度一定にす
ることができる。従って、ICチップをTAB実装した
際に、パッシベーション膜にクラックが発生するのを抑
制することができる。
【0022】また、上記エンクロースの距離bは、下記
式(1)を満たす距離になっていることがより好まし
い。
【0023】 b≧5+ROUND(a/35) (1) ただし、aは、バンプ109の上面が方形の場合はその
対角線の長さをいい、バンプ109の上面が円形又は多
角形の場合はその直径の長さをいう。ROUNDは四捨
五入して整数値化する記号であり、a,bの単位はμm
とする。
【0024】このようにすることによって、ICチップ
をTAB実装した際に、パッシベーション膜にクラック
が発生するのを抑制することができる。
【0025】尚、上記実施の形態では、パッシベーショ
ン膜103を単層のシリコン窒化膜により形成している
が、これに限られず、パッシベーション膜103の少な
くとも一部をシリコン窒化膜によって形成することも可
能である。この場合は、そのシリコン窒化膜の膜厚を
1.2μm以上とする必要がある。
【0026】また、本実施の形態では、金属パッド10
2及び絶縁膜101の上に、単層のシリコン窒化膜から
なるパッシベーション膜103を形成しているが、これ
に限られず、金属パッド102及び絶縁膜101の上
に、少なくとも1.2μm以上の厚さのシリコン窒化膜
を含む他の膜(例えば酸化膜等)との積層構造からなる
パッシベーション膜を形成することも可能である。
【0027】また、本実施の形態では、Auからなる密
着金属層106を用いているが、TiW、Pt又はTi
からなる密着金属層を用いることも可能である。
【0028】図2〜図7は、図1の半導体装置の製造方
法を示す断面図である。なお、半導体基板上にトランジ
スタを形成する工程は従来の半導体製造プロセスと同様
であるので説明を省略し、半導体基板上にバンプ電極を
形成する工程のみ説明する。
【0029】まず、図2に示すように、絶縁膜101の
上に金属パッド102を形成した後、この金属パッド1
02及び絶縁膜101の上にパッシベーション膜103
を形成する。この際、パッシベーション膜103の少な
くとも一部はシリコン窒化膜によって形成されており、
そのシリコン窒化膜の膜厚は1.2μm以上とする。そ
の後、パッシベーション膜103に開口部104を形成
し、この開口部104は金属パッド102上に位置して
いる。従って、開口部104により金属パッド102の
表面の一部が露出する。
【0030】次に、図3に示すように、開口部104内
及びパッシベーション膜103の上にスパッタリングに
よりTiWからなる厚さ2000〜4500オングスト
ロームのバリア金属層105を形成する。この後、連続
してスパッタリングを行うことにより、バリア金属層1
05の上にAuからなる厚さ500〜2500オングス
トロームの密着金属層106を形成する。
【0031】次に、図4に示すように、密着金属層10
6の上に厚さ30μmのフォトレジスト膜107を塗布
した後、露光、現像の工程を経て、フォトレジスト膜1
07に選択メッキ用開口部108を形成する。この開口
部108は金属パッド102の上方に位置しており、こ
の開口部108によって金属パッド102上の密着金属
層106が露出する。
【0032】この後、図5に示すように、金属メッキ法
を用いてAuを析出、成長させることにより、選択メッ
キ用開口部108の内部に金バンプ109を形成する。
すなわち、密着金属層106に図示せぬ電極を接続し、
該金属層106に所定の電圧を印可することにより、開
口部108から露出している密着金属層106の上にA
uを析出、成長させる。このようにして金バンプ109
を形成する。
【0033】次に、図6に示すように、フォトレジスト
膜107を剥離する。この後、図7に示すように、金バ
ンプ109をマスクとしてヨウ化カリウムとヨウ素の混
合液を用いて密着金属層106をエッチングする。その
後、連続してバンプ109をマスクとして過酸化水素水
と水の混合液を用いてバリア金属層105をエッチング
する。このようにして図1に示す半導体装置を製作す
る。
【0034】図8は、図1に示すパッシベーション膜の
構造と厚さを種々変更した半導体装置(ICチップ)
に、ILB荷重を変えてTAB実装を行った結果、パッ
シベーション膜にクラックが発生した半導体装置のサン
プル数を示す表である。
【0035】5水準のサンプルを準備し、各実験水準で
のサンプル数は5チップとした。
【0036】第1のサンプルは、厚さ0.8μmの単層
のシリコン窒化膜からなるパッシベーション膜を備えた
半導体装置である。第2のサンプルは、厚さ1.2μm
の単層のシリコン窒化膜からなるパッシベーション膜を
備えた半導体装置である。第3のサンプルは、厚さ1.
6μmの単層のシリコン窒化膜からなるパッシベーショ
ン膜を備えた半導体装置である。第4のサンプルは、プ
ラズマCVD法により形成された厚さ0.4μmの酸化
膜と厚さ1.2μmのシリコン窒化膜の積層構造からな
るパッシベーション膜を備えた半導体装置である。第5
のサンプルは、プラズマCVD法により形成された厚さ
0.4μmの酸化膜と厚さ1.6μmのシリコン窒化膜
の積層構造からなるパッシベーション膜を備えた半導体
装置である。
【0037】上記5水準のサンプルについて、次のよう
な評価を行った。
【0038】第1〜第5のサンプルを回路基板に実装し
た際に、パッシベーション膜にクラックが生じるか否か
を評価した。すなわち、図1に示す金属メッキバンプ部
109を520℃まで加熱し、該バンプ部109を回路
基板に形成された金属配線(リード)に図8に示すIL
B荷重40gから80gの5条件で圧着した際、金属メ
ッキバンプ109の下に位置するパッシベーション膜1
03又はその周辺部分にクラックが発生していないかど
うかを観察することにより評価した。
【0039】図8に示す評価結果から、パッシベーショ
ン膜におけるシリコン窒化膜の厚さを1.2μm以上と
することにより、TAB実装時においてパッシベーショ
ン膜へのクラックの発生を抑止できることが確認でき
た。
【0040】図9は、図1に示すバンプの大きさとバン
プとパッド開口部のエンクロースの距離bとの関係を種
々変更した場合に、実装時にパッシベーション膜に割れ
が発生するか否かを実験した結果を示す図である。な
お、この実験では、上面が方形のバンプを用いた。ま
た、図9に示すaはバンプの上面の対角線の距離であ
り、bはバンプとパッド開口のエンクロースの距離であ
る。また、パッシベーション膜に割れが発生しなかった
場合は「0」と表示し、割れが発生した場合は「1」と
表示している。
【0041】この実験結果によれば、エンクロースの距
離bが前述した式(1)(即ちb≧5+ROUND(a
/35))を満たす長さにあるものには割れが発生しな
いことが確認できた。
【0042】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体装置を実装した際に、パッシベーション膜にクラッ
クが発生するのを抑制することが可能な半導体装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による半導体装置(ICチ
ップ)を示す断面図である。
【図2】図1の半導体装置の製造方法を示す断面図であ
る。
【図3】図1の半導体装置の製造方法を示すものであ
り、図2の次の工程を示す断面図である。
【図4】図1の半導体装置の製造方法を示すものであ
り、図3の次の工程を示す断面図である。
【図5】図1の半導体装置の製造方法を示すものであ
り、図4の次の工程を示す断面図である。
【図6】図1の半導体装置の製造方法を示すものであ
り、図5の次の工程を示す断面図である。
【図7】図1の半導体装置の製造方法を示すものであ
り、図6の次の工程を示す断面図である。
【図8】図1に示すパッシベーション膜の構造と厚さを
種々変更した半導体装置(ICチップ)に、ILB荷重
を変えてTAB実装を行った結果、パッシベーション膜
にクラックが発生した半導体装置のサンプル数を示す表
である。
【図9】図1に示すバンプの大きさとバンプとパッド開
口部のエンクロースの距離bとの関係を種々変更した場
合に、実装時にパッシベーション膜に割れが発生するか
否かを実験した結果を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 4 LOCOS
酸化膜 5 ソース・ドレイン拡散層 6 ゲート酸化
膜 7 ゲート電極 8 第1の絶縁
膜 9 導電膜 17 コンタクト
ホール 18 接続孔 101 第2の絶縁膜(シリコン酸化膜) 102 金属パッド 103 パッシベーション膜 104 開口
部 105 バリア金属層 106 密着
金属層 107 フォトレジスト膜 108 選択
メッキ用開口部 109 金バンプ 210 バリア金属層と金属パッドとの間に形成された
パッシベーション膜の厚さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッド上に形成されたパッシベーション
    膜と、 該パッシベーション膜に形成された、該パッド上に位置
    する開口部と、 該開口部内及び該パッシベーション膜上に形成された金
    属膜と、 該金属膜上に形成されたバンプと、 を具備し、 上記パッシベーション膜は少なくともシリコン窒化膜を
    有し、上記金属膜と上記パッドとの間に位置する該シリ
    コン窒化膜の厚さが1.2μm以上であることを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 複数のパッドと、 各パッド上に形成されたパッシベーション膜と、 該パッシベーション膜に形成された、各パッド上に位置
    する開口部と、 各開口部内及び該パッシベーション膜上に形成された金
    属膜と、 各金属膜上に形成されたバンプと、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記開口部の端部と上記バンプの外側壁
    との間の距離が、上記バンプの上面の面積に比例するこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 パッド上に形成されたパッシベーション
    膜と、 該パッシベーション膜に形成された、該パッド上に位置
    する開口部と、 該開口部内及び該パッシベーション膜上に形成された金
    属膜と、 該金属膜上に形成されたバンプと、 を具備し、 上記開口部の端部と上記バンプの外側壁との間の長さb
    が下記式を満たすものになっていることを特徴とする半
    導体装置。 b≧5+ROUND(a/35) ただし、aは、バンプの上面が方形の場合はその対角線
    の長さをいい、バンプの上面が円形又は多角形の場合は
    その直径の長さをいう。ROUNDは四捨五入して整数
    値化する記号であり、a,bの単位はμmとする。
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