JP2000187805A - 磁気メモリ装置 - Google Patents

磁気メモリ装置

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JP2000187805A
JP2000187805A JP3834299A JP3834299A JP2000187805A JP 2000187805 A JP2000187805 A JP 2000187805A JP 3834299 A JP3834299 A JP 3834299A JP 3834299 A JP3834299 A JP 3834299A JP 2000187805 A JP2000187805 A JP 2000187805A
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magnetic
magnetic head
disk
memory device
head
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JP3834299A
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English (en)
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Yasusuke Irie
庸介 入江
Yoshio Manabe
由雄 真鍋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ディスク装置では高密度化に伴う狭トラ
ック化とデータ転送速度を向上するための回転数の増加
が磁気ヘッドのトラック位置決め精度を極端に低下さ
せ、反対にデータ転送速度を低下させている。 【解決手段】 磁気ヘッドを複数個一定の間隔で形成し
たステージを1ユニットとして、そのユニットを磁気ヘ
ッド用ディスク上に放射状に一定の角度で配置する。そ
れぞれのユニットはリニア駆動方式を用いてトラックを
垂直に横切るように形成されている。また、磁気ヘッド
はダブルアジマスヘッド構造を用いて、アジマス記録が
可能である。これらの構成を用いて、高転送速度で記録
・再生可能な磁気メモリ装置を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクなどの磁気ディスクを用いた磁気メモリ装置に関す
るものである。特に、磁気ヘッドと情報記録トラックと
の位置決め制御高精度・高速化を実現し、再生・記録ス
ピードを飛躍的に向上させた磁気メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア化にともなうデー
タの大容量・高速データ転送化により大容量・高速デー
タ転送記憶装置の需要が高まっている。
【0003】大容量・高速データ転送記憶装置の中でも
特にハードディスクドライブ(以下HDDという)は、
大容量、高速データ転送、安価という点からパーソナル
コンピューターなどを中心にその需要が高まっている。
【0004】図10(a)に従来の磁気ディスク装置を示
す。
【0005】磁気ディスク8は、スピンドルモータ9に
より回転駆動される。磁気ヘッドユニット10は、複合
ヘッドをスライダー上に搭載して構成されている。この
複合ヘッドは、記録ヘッド及び再生ヘッドを磁気ディス
ク8上のトラック方向に所定距離離して一体化して構成
されている。この磁気ヘッドユニット10は、粗動アク
チュエータにより磁気ディスク8の半径方向に駆動され
るアクチュエータアーム11の先端に配置されている。
粗動アクチュエータ12、VCM(ボイスコイルモー
タ)を用いたロータリーアクチュエータにより構成され
る。
【0006】このとき、磁気ヘッドとしては、磁気ディ
スク表面との接触による摩耗損傷を避けるために、磁気
ディスクの高速回転時に磁気ディスク表面発生する空気
流によって磁気ヘッドを磁気ディスク面より微少間隔を
もって浮上走行させるように構成したいわゆる浮上走行
させるように構成したいわゆる浮上型磁気ヘッドが用い
られる。
【0007】また、従来より、上記ハードディスクドラ
イブ装置では、浮上型磁気ヘッドの磁気ディスク上の移
動手段として、ボイスコイルモータなどの応答性の良い
ローターリーアクチュエータを用いており、ロータリー
アクチュエータの回転によりヘッドアームを磁気ディス
クの目的のトラック位置に高速に移動(シーク)させ、
上記ヘッドアームの先端側に取り付けたヘッドを介し
て、上記磁気ディスクに対するデーターの記録・再生を
行っている。
【0008】また、記録密度の向上に従い、記録される
ディスク上のトラック幅は益々細くなる傾向にある。そ
の上、データの転送速度を向上させるために、ディスク
の回転数をあげる傾向にあるため、ヘッドをトラックに
あわせることが困難になった。
【0009】従って、転送速度を向上させるために回転
数をあげることは、磁気ヘッドをトラックに対して位置
決めする精度を落とすことになり、反対に転送速度を低
下させる要因になるのである。
【0010】また、粗動アクチュエータを用いること
は、記録されたビットは磁気ディスクの内周と外周では
異なった角度を持って記録されてしまう。
【0011】このような事情から、磁気ディスクの高密
度化にともないデーターを高精度に速く記録・再生する
ことが困難になっている。
【0012】上述したように従来型の粗動アクチュエー
タを用いた磁気ディスク装置では、高密度化に伴う狭ト
ラック化とデータ転送速度を向上するための回転数の増
加、そして、内周と外周でのヘッドの傾き角の違いが磁
気ヘッドのトラック位置決め精度を極端に低下させ、反
対にデータ転送速度を低下させるという問題が生じてい
る。
【0013】図10(b)に従来の磁気ディスク装置のシ
ステム構成例を示す。
【0014】磁気ディスク装置は、大きくわけてインタ
ーフェース部、制御部、実行部の3つからなる。インタ
ーフェース部分は、ホスト(パソコン本体など)からデ
ータの記録や読み出し方法を支持する命令(コマンド)
の解読、ホストとのデータの送受信および媒体上とのデ
ータ送受信を行うバッファRAM制御、コマンドの実行
結果の処理・報告を行う。制御部はリード/ライト制御
部、ヘッド位置決め制御部、スピンドル・モータ制御部
からなる。リード/ライト制御部分では、ホストから転
送されたデータをヘッドを介して媒体に書き込むライト
部とヘッドを介して媒体の信号を読み出しホストに転送
するデータ形式に変換するリード部から構成される。ヘ
ッド位置決め制御部は、ヘッドを目標のトラックに移動
させ、目標トラック中央に保持する回路で構成される。
スピンドル・モータ制御部は、モータを短時間で起動さ
せることと、高精度で回転させる回路で構成されてい
る。
【0015】しかし、記録密度の向上に従い、記録され
るディスク上のトラック幅は益々細くなる傾向にある。
その上、データの転送速度を向上させるために、ディス
クの回転数をあげる傾向にあるため、ヘッドをトラック
にあわせることが困難になった。
【0016】従って、転送速度を向上させるために回転
数をあげることは、磁気ヘッドをトラックに対して位置
決めする精度を落とすことになり、反対に転送速度を低
下させる要因になるのである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来型
の磁気ディスク装置では高密度化に伴う狭トラック化と
データ転送速度を向上するための回転数の増加が磁気ヘ
ッドのトラック位置決め精度を極端に低下させ、反対に
データ転送速度を低下させるという問題が生じている。
【0018】そこで本発明は、記録密度の向上に伴う狭
トラック化に対応し、極端に回転数を増加させないでも
データ転送速度を向上させた高転送速度・超高密度磁気
メモリ装置を提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の磁気メモリ装置は以下のように構成さ
れている。
【0020】図1に示すように、磁気ディスク1は、ス
ピンドルモータ2により回転駆動される。磁気ヘッドを
配置した磁気ヘッド用ディスク3は磁気ディスク1と対
向するように配置されている。
【0021】磁気ディスク1と磁気ヘッド用ディスク3
のスペーシング4は記録・再生時に必要とされる磁気的
なスペーシング以下に対応するように構成されている
(磁気的に必要なスペーシングとは記録、再生を行う上
で必要とされるスペーシングで、記録に関しては磁気デ
ィスクに対して磁気ヘッドが完全に記録が可能なスペー
シングを示し、再生に関しては磁気ヘッドが磁気ディス
クから漏れてくるフラックスを出力として取り出すこと
が可能なスペーシングのことを示す。また、これらのス
ペーシングはシステムの構成、磁気ヘッド形状、磁気ヘ
ッド材料などによって様々に変化する。)。
【0022】磁気ヘッド5と磁気ディスク1が直接接触
しないように、磁気ヘッド用ディスク上、あるいは磁気
デスク上には、磁気的スペーシングを調整、または対摩
耗性の観点から磁気ヘッドのABS面(磁気ヘッドがデ
ィスクと対向する面)が直接磁気ディスクに接触するの
を防止するためのパッド6が配置されている。バッド6
が配置されていない磁気ヘッド用ディスク、あるいは磁
気ディスクには保護膜が形成されている。
【0023】図2(a)に示すように、磁気ヘッド用デ
ィスク3上には磁気ヘッド5が磁気ディスク1上のトラ
ックに対して垂直に横切る用に配置されている。すなわ
ち、磁気ディスクの内周から外周に向けて放射状に配置
されている。これにより、トラックに対して磁気ヘッド
は常に同じ角度を有する。
【0024】アジマス記録を行わない場合には、それぞ
れの磁気ヘッドの間隔は一定で、それぞれの磁気ヘッド
間にあるトラックを外側か内側に位置する磁気ヘッドで
記録・再生を行う。従って、一つのヘッドはそれぞれの
磁気ヘッド間の距離だけ移動する。
【0025】一方、アジマス記録を行う場合には、磁気
ヘッド5のギャップは隣のトラックからのノイズ(クロ
ストーク)を低減するために、隣り合う磁気ヘッドのギ
ャップとアジマス角θをなすように最低2つの磁気ヘッ
ドが配置されている。
【0026】図2(b)は磁気ヘッドのヘッドのユニッ
ト7の構成を示した図である。アジマス記録をおこわな
い場合には、放射線状に配置された磁気ヘッドは配置さ
れた隣の磁気ヘッドとの距離だけ、高精度にしかも応答
良く移動できるように移動手段を備えている。
【0027】また、アジマス記録を行う場合には、放射
線状に配置されたユニット7の移動距離は、この一組の
ヘッドがユニット上に一定間隔で配置されたときの一組
の磁気ヘッドともう一組の磁気ヘッドの距離に等しい。
【0028】なお、これらアジマス記録の場合も、アジ
マス記録でない場合もシステムの構成により上記移動距
離としなくとも同等の効果が得られる。
【0029】データ転送速度を更に向上させる方法とし
て、磁気ディスク1用のスピンドルモーター2と反対方
向に磁気ヘッド用ディスクを回転させる磁気ヘッド用ス
ピンドルモータ2aを構成し、磁気ディスク1と磁気デ
ィスク用ヘッドを反対方向に回転させ相対的な回転速度
を速くすることにより、記録・再生スピードを向上させ
ることが可能である。
【0030】以上の手段により、磁気ディスク上のトラ
ックに対する磁気ヘッドの位置決め速度は、一つのヘッ
ドをトラックにあわせることで複数のヘッドを同時にあ
わすことが可能となり、転送速度は同時に動かすことの
できるヘッドに数に依存して速くなる。
【0031】また、各々のトラックに対して少なくとも
一つ以上の磁気ヘッドが対応しているために、独立して
再生・記録動作が可能であり、その上、磁気デスク及び
磁気ヘッド用ディスクを回転することにより、更にデー
タ転送速度も数段向上可能である。
【0032】図6に本磁気メモリ装置のシステム構成を
示す。本磁気メモリ装置は、従来の磁気ディスク装置と
同様に、大きくわけてインターフェース部、制御部、実
行部の3つからなる。インターフェース部分は、ホスト
(パソコン本体など)からデータの記録や読み出し方法
を支持する命令(コマンド)の解読、ホストとのデータ
の送受信および媒体上とのデータ送受信を行うバッファ
RAM制御、コマンドの実行結果の処理・報告を行う。
制御部はリード/ライト制御部、ヘッドユニット位置決
め制御部、スピンドル・モータ制御部からなる。リード
/ライト制御部分では、ホストから転送されたデータを
ヘッドを介して媒体に書き込むライト部とヘッドを介し
て媒体の信号を読み出しホストに転送するデータ形式に
変換するリード部から構成される。
【0033】また、従来のシステム構成と異なる機能は
リード/ライト制御部が新たにデータの種類によって使
用するヘッドユニット・ヘッド・トラックを選択しその
数を適正化し、転送速度やデータの記録・再生精度、記
録・再生方式(記録・再生独立、記録再生同時、マルチ
再生、マルチ記録)などを制御する。
【0034】また、ヘッドユニット位置決め制御部はヘ
ッド群を目標のトラックに移動させ、目標トラック中央
に保持する回路で構成される。
【0035】スピンドル・モータ制御部は、モータを短
時間で起動させることと、高精度で回転させる回路で構
成されている。
【0036】スピンドル・モータ制御部は磁気ディスク
を回転制御する手段、磁気ヘッド用ディスクを回転制御
する手段、磁気ディスクと磁気ヘッド用ディスクを回転
する手段を有する。
【0037】ただし、これらの全ての制御系は本発明の
磁気メモリ装置を構成する上で備えている必要はなく、
必要な制御系の組み合わせで様々な用途に応じた磁気メ
モリ装置を構成できる。
【0038】以上の手段により、ヘッドユニットを一度
目的のトラック群に位置合わせすれば、同時に多数の磁
気ヘッドを再生・記録に使用可能となり、転送速度を向
上できる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態につ
いて、図1から図7を用いて説明する。
【0040】(実施の形態1)図1(a)は本発明の磁
気メモリ装置の磁気ディスク1と磁気ヘッド用ディスク
3の構成を示している。磁気ディスク1は、スピンドル
モータ2により回転駆動される。磁気ヘッドを配置した
磁気ヘッド用ディスク3は磁気ディスク1と対向するよ
うに配置されている。
【0041】磁気ディスク1と磁気ヘッド用ディスク3
のスペーシング4は記録・再生時の磁気的なスペーシン
グに対応するように構成されている。
【0042】磁気ディスク1が1枚の時は図1(a)の
ように磁気ヘッド用ディスク3は配置される。
【0043】磁気ディスク1が2枚の場合には図1
(b)のように配置される。すなわち、一般的には磁気
ディスク1枚に対して磁気ヘッド用ディスクは2枚配置
される。なお、システムの構成的には磁気デスク1枚に
対して磁気ヘッド用ディスク1枚の場合もあり得る。
【0044】磁気ヘッド5と磁気ディスク1が直接接触
しないように、磁気ヘッド用ディスク上には磁気的スペ
ーシングを調整するためのパッド6が配置されている。
【0045】このパッドはたとえばダイヤモンド、窒化
珪素などの非常に堅い膜で形成され、その高さはおおよ
そ磁気ディスクと磁気ヘッド間の磁気的な記録・再生ス
ペーシングに等しい。
【0046】このパッド6を配置することにより、常に
記録・再生に必要とされる一定の磁気的なスペーシング
を保つことができ、磁気ディスク1と磁気ヘッド5が直
接接触しないようにしている。
【0047】なお、パッド6の代わりに、磁気ヘッド5
のギャップ付近をダイヤモンドや窒化珪素などの非常に
堅い膜で覆い、磁気ディスク上に同様な膜でコーティン
グしても同様な効果が得られる。
【0048】図2(a)は本実施の形態の磁気メモリ装
置の磁気ディスク1と磁気ヘッド用ディスク3のスペー
シングについての構成を示している。
【0049】磁気ヘッド5と磁気ディスク1が直接接触
しないように、磁気ヘッド用ディスク上には磁気的スペ
ーシングを調整するためのパッド6が配置されている。
【0050】このパッドはたとえばダイヤモンド、窒化
珪素などの非常に堅い膜で形成され、その高さはおおよ
そ磁気ディスクと磁気ヘッド間の磁気的な記録・再生ス
ペーシングに等しい。このパッド6を配置することによ
り、常に記録・再生に必要とされる一定の磁気的なスペ
ーシングを保つことができ、磁気ディスク1と磁気ヘッ
ド5が直接接触しないようにしている。
【0051】なお、パッド6の代わりに、磁気ヘッド5
のギャップ付近をダイヤモンドや窒化珪素などの非常に
堅い膜で覆い、磁気ディスク上に同様な膜でコーティン
グしても同様な効果が得られる。
【0052】図2(b)は本実施の形態の磁気ヘッド用デ
ィスク上の磁気ヘッドの配置図を、図2(c)にその拡
大図を示している。
【0053】図2(b)に示すように、磁気ヘッド用デ
ィスク3上には磁気ヘッド5が磁気ヘッド用ディスク3
の内周から外周に向かってトラックを垂直に横切るよう
に配置されている。それぞれの磁気ヘッドの間隔は一定
で、それぞれの磁気ヘッド間にあるトラックを外側か内
側に位置する磁気ヘッドで記録・再生を行う。従って、
一つの磁気ヘッドはそれぞれの磁気ヘッド間の距離だけ
移動する。
【0054】なお、上記移動距離はシステム構成によ
り、配置された磁気ヘッド間距離に対応しなくともよ
い。
【0055】前記ユニット7は、磁気ヘッド用ディスク
3に一定の角度で配置される。従って、このユニット7
の本数で360度を割った角度8だけ回転して得られる
扇状の部分を1ユニットが記録・再生動作において担当
するエリアである。
【0056】また、担当するエリアとしては半径方向
(内周から外周方向あるいは外周から内周方向)に複数
トラックづつを担当エリアとしても良い。
【0057】なお、上記では各ユニットが記録・再生に
おいて担当するエリアを決めていたが、別に担当エリア
を決めなくとも、同様な効果が得られる。
【0058】この構成により、ヘッドユニット7はヘッ
ドユニット7上の各磁気ヘッドを隣のトラックに移動す
る事によって、ヘッドユニット7上のすべての磁気ヘッ
ド5を各々の磁気ヘッドの隣のトラックに位置をあわせ
ることが可能であり、その移動する隣のトラックとの距
離は1μm以下である。従ってヘッドユニット7は最低
ヘッドユニット7上の各磁気ヘッドのギャップ間の距離
だけ移動すれば磁気ディスク1上のすべてのトラックに
対応できる。
【0059】図3に示すように磁気ヘッド5のギャップ
5aは隣り合う磁気ヘッドのギャップとアジマス角θを
なすように配置されている。
【0060】そのアジマス角θをなす2つの磁気ヘッド
をコンビ磁気ヘッドとして、およそある決まった数のト
ラック幅だけ間隔をおいて配置されている。
【0061】この構成により、ヘッドユニット7はヘッ
ドユニット7上の各コンビ磁気ヘッドを構成する磁気ヘ
ッドをそれぞれ2つ隣のトラックに移動する事によっ
て、ヘッドユニット7上のすべてのコンビ磁気ヘッドを
各々のコンビ磁気ヘッドの隣のトラックに位置をあわせ
ることが可能であり、その移動する隣のトラックとの距
離は1μm以下である。従ってヘッドユニット7は各コ
ンビ磁気ヘッドのギャップ間の距離だけ移動すれば磁気
ディスク1上のすべてのトラックに対応できる。
【0062】この構成により、何らかの要因でヘッドが
トラックズレを起こした場合でも、隣接するトラックか
らのノイズ(クロストーク)を低減させ、トラック密度
を向上させることが可能となる。
【0063】磁気ヘッド5に付随するリード線(電極)
12は磁気ヘッドが形成される層よりも下の層に形成さ
れ、一つ一つの磁気ヘッド5が独立して記録・再生可能
なようにアレイ化されて配置されている。
【0064】磁気ヘッド5から取り出されたリード線
(電極)12はディスク中央の回転軸を通して外部に信
号を取り出すように配置されている。この構成により、
各々のトラックに対応する磁気ヘッドが独立して、デー
タを記録・再生可能なために、転送速度も飛躍的に向上
可能である。
【0065】なお、一トラックに対応する磁気ヘッドの
数を増やす構成をとることにより更に再生精度向上し転
送速度を向上できる事は明らかである。
【0066】さらに、データ転送速度を向上させるため
に、図5に示すように磁気ディスク1用のスピンドルモ
ーター2と反対方向に磁気ヘッド用ディスク3を回転さ
せる磁気ヘッド用スピンドルモータ2aを構成し、磁気
ディスク1と磁気ディスク用ヘッド3を反対方向に回転
させ相対的な回転速度を速くすることにより、記録・再
生スピードを向上させることが可能である。
【0067】なお、磁気ディスク1と磁気ヘッド用ディ
スクが反対方向にに回転するような構成であるならば別
に今回用いた構成に限らなくとも転送速度を向上させる
ことは可能である。
【0068】さらに、図4に示すように、ユニット7の
磁気ヘッド5をリニア駆動で俊敏に移動なリニアステー
ジ9上に配置し、それぞれの磁気ヘッドと磁気ヘッドの
間の距離だけを移動させるようにしても良い。
【0069】すなわち1ユニットの磁気ヘッドの数(磁
気ヘッドのギャップ幅間距離)でその移動距離が決ま
る。従って、このユニットの構成は磁気メモリ装置の仕
様(転送速度、記録容量、取り扱うデータの種類、ディ
スクの大きさなど)に応じて対応可能である。
【0070】(実施の形態2)本発明の磁気メモリ装置
のシステム構成を図6に示す。磁気メモリ装置は、大き
くわけてインターフェース部、制御部、実行部の3つか
らなる。インターフェース部分は、ホスト(パソコン本
体など)からデータの記録や読み出し方法を支持する命
令(コマンド)の解読、ホストとのデータの送受信およ
び媒体上とのデータ送受信を行うバッファRAM制御、
コマンドの実行結果の処理・報告を行う。制御部はリー
ド/ライト制御部、ヘッドユニット位置決め制御部、ス
ピンドル・モータ制御部からなる。
【0071】リード/ライト制御部分では、ホストから
転送されたデータをヘッドを介して媒体に書き込むライ
ト部とヘッドを介して媒体の信号を読み出しホストに転
送するデータ形式に変換するリード部から構成される。
【0072】また、従来のシステム構成と異なる機能は
リード/ライト制御部内で新たにヘッド・トラック・ヘ
ッドユニット選択制御部が設けられ、データの種類によ
って使用するヘッドユニット・ヘッド・トラックを選択
しその数を適正化し、転送速度やデータの記録・再生精
度、記録・再生方式(記録・再生独立、記録再生同時、
マルチ再生、マルチ記録)などを制御する。
【0073】また、ヘッドユニット位置決め制御部はヘ
ッドユニットを目標のトラックに移動させ、ヘッドを目
標トラック中央に保持する回路で構成される。
【0074】スピンドル・モータ制御部は、モータを短
時間で起動させることと、高精度で回転させる回路で構
成されている。
【0075】スピンドル・モータ制御部の機能としては
磁気ディスクを回転制御する手段、磁気ヘッド用ディス
クを回転制御する手段、磁気ディスクと磁気ヘッド用デ
ィスクを回転する手段を有する。
【0076】ただし、これらの全ての制御系は本発明の
磁気メモリ装置を構成する上で備えている必要はなく、
必要な制御系の組み合わせで様々な用途に応じた磁気メ
モリ装置を構成できる。
【0077】また、それぞれの制御部の構成は、上記構
成だけに限らず各々の制御部の役割が果たせる構成であ
るならば構わない。
【0078】(実施の形態3)図7に制御系の組み合わ
せによるシステム構成を示す。
【0079】システム構成は大きく分けて転送速度・記
録再生精度・転送速度/記録再生速度を重視する3つの
構成が可能である。
【0080】第1の転送速度を重視したタイプでは、マ
ルチトラック(マルチヘッド)、磁気ディスクの高速回
転、磁気ヘッド用ディスクの回転(相対速度の向上)が
上げられる。マルチトラック(マルチヘッド)は、本発
明において複数の磁気ヘッドが形成された磁気ヘッドユ
ニット7を用いることによって実現可能である。
【0081】一般的なマルチトラック(マルチヘッド)
としては、ある決まったトラック数を同時に使う方法、
例えば10トラック毎に記録・再生を行う方法が考えら
れる。
【0082】しかし、本発明の磁気メモリ装置では磁気
ヘッドユニットの数を増やす事(マルチユニット化)に
よって、システム上、何トラック毎でも使用可能で、取
り扱うデータの種類、大きさ、精度にあわせて変えるこ
とができる。
【0083】磁気ディスクの高速回転は、従来型の磁気
ディスクでも転送速度を上げる方法として一般的に用い
られている方法である。しかし、磁気ディスクは回転数
を上げれば上げるほど転送速度は速くなるが、ディスク
の編心量も大きくなり記録・再生誤りが大きくなる。
【0084】一方、本発明の磁気メモリ装置では、一つ
の磁気ヘッドユニット7が移動する距離は磁気ヘッドユ
ニット上に形成された磁気ヘッド群の磁気ヘッド5と磁
気ヘッド5のギャップ間隔だけ移動すればディスク上の
全トラックに対応可能である。
【0085】また、磁気ヘッドユニット7が一つでも転
送速度の向上は実現可能であるが、更に転送速度を向上
させる方法としては磁気ヘッドユニット7の数を増やす
ことによって一度に記録・再生用に稼働する磁気ヘッド
の数が増えることから、有効である。
【0086】従って、これらの方法は記録・再生精度の
点においても有効な方法である。
【0087】次の磁気ヘッド用ディスクを磁気ディスク
の回転方向と逆回転させる方法は利点、欠点があり、利
点としては相対速度が速くなり回転数をさほど上げなく
とも転送速度を向上できる点であり、欠点としては、磁
気ディスクを回転させる場合と同様に回転にともなうデ
ィスクの編心が生じるため、記録・再生精度との兼ね合
いで回転速度が制限されることである。
【0088】以上の方法は、転送速度を向上させる一例
であり、他にも様々な機能を持たせたシステムを組むこ
とが可能である。その例を以下に示す。
【0089】第2の記録・再生精度を重視したタイプで
は、マルチヘッド/トラックあるいはマルチユニット/
マルチトラック、磁気ディスクの低速回転化、固定ヘッ
ドディスクを用いる。一トラック当たりの磁気ヘッドの
数を増やすことによって、同じデーターを多数の磁気ヘ
ッドで読み、そのデータを比較する事によりデータの誤
り率を低減できる。例えば、1トラックに2つの磁気ヘ
ッドを配置した場合には、その2つの磁気ヘッドで読ん
だ同じデータを比較して、それぞれの読んだデータの対
照を行い、お互いの誤りについて補正あるいは修正を行
う。
【0090】1トラックに配置される磁気ヘッドの数が
多ければ多いほど誤り率を低減することは可能である
が、その数は幾らでも増やせばよいというわけではな
く、システム上で必要とされるデータ精度と記録・再生
速度との兼ね合いになる。上記構成は一つの磁気ヘッド
に限って有効なわけではなく、ユニット単位においても
勿論有効である。
【0091】次の磁気ディスクの低速回転化、磁気ヘッ
ド用ディスクの固定化においては記録・再生精度は向上
するが、転送速度は低下させる傾向にある。磁気ディス
クの低速回転は回転によるディスクの編心が小さくなり
それにより磁気ヘッドが磁気ディスク上のトラックに位
置決めが容易になる。また、磁気ヘッド用ディスクの固
定化も同様で、磁気ヘッド用ディスクの回転による編心
がなくなる事によって記録・再生精度は格段向上する。
【0092】回転による編心の問題は、記録・再生用磁
気ヘッドがマルチ化しているために、従来の単ヘッドお
よびアクチュエータ機構を使用した磁気ディスク装置に
比べ、一度トラックに磁気ヘッドを位置合わせしてしま
えば複数の磁気ヘッドも同時にトラックに位置決めされ
るため、ある一定量のデータの転送速度は保証される。
【0093】従って、これらの方法は狭トラック化が進
んだ場合に更に有効な方法となりうる。更に、磁気ヘッ
ドユニット7という高精度位置決め機構が付随している
ことで、更に記録・再生精度を向上可能である。
【0094】第3の転送速度、記録・再生精度ともに重
視したタイプは、マルチヘッド/トラックあるいはマル
チユニット/マルチトラック、マルチトラック(マルチ
ヘッド)あるいはマルチユニット、磁気ディスクの低回
転化、固定ヘッドディスクを用いる。
【0095】1トラック当たりの磁気ヘッドを増やすマ
ルチヘッド/トラック(複数のユニット7を用いて一つ
のトラックに対応する磁気ヘッド数を増やす)あるいは
上記構成を複数トラックで行うマルチユニット/マルチ
トラックは記録・再生精度を向上させる。ただし、磁気
ディスクの回転数を極端に速くすること、または、磁気
ディスクおよび磁気ヘッド用ディスクを回転させること
は記録・再生精度を低下させる要因に成りかねないこと
から避けるほうが望ましい。
【0096】以上は、それぞれの場合について一例を示
したが別の用途からも様々なシステム構成が構成できる
ことは言うまでもない。
【0097】以下具体的な実施例により、この発明の効
果の説明を行う。
【0098】(実施例1)リソグラフィー技術を用い
て、図1(a)および図2(a)、(b)、(c)に示
す構成の磁気ヘッド用ディスクを作成した。
【0099】この場合の磁気ヘッドのトラック幅は0.5
μm、ギャップ長は0.03μmであった。
【0100】トラック密度は60KTPI(1インチ当たり6万本
のトラックが書き込まれている。)であった。
【0101】1ユニットあたり、ダブルアジマス磁気ヘ
ッド(コンビ磁気ヘッド)を10個作製した。磁気ヘッ
ド用ディスク3上のヘッドユニット数は8本とした。
【0102】また、磁気ヘッド用ディスクと磁気ディス
クのスペーシングを一定に保つためのバッドの高さは20
nmとし、磁気ディスク上の保護膜を10nmとした。従っ
て、磁気的なスペーシングは約30nmとした。
【0103】作成した磁気ヘッド用ディスクと磁気ディ
スクをスピンドルモーターの回転軸系にセットし、磁気
ヘッド用ディスクは回転しないように固定し、磁気ディ
スクのみが回転するように構成した。
【0104】スピンドルモーターの回転数は100rpmと低
速で記録・再生特性を調べた。このときのデータ転送速
度は200Mbpsであった。
【0105】以上から低速回転にもかかわらず、超高速
なデータ転送速度が得られた。
【0106】(実施例2)以下の実験は実施例1で作成
した磁気ヘッド用ディスクを用いて行った。
【0107】システム構成は、8ユニットを用い、16
0トラック毎に記録・再生を繰り返した。また、スピン
ドル・モータで回転させる磁気ディスクは100rpm〜300r
pmまで回転させ、磁気ヘッド用ディスクは固定として、
それらの転送速度を測定し図8にまとめた。この結果よ
り回転数を上げることで更に転送速度を向上可能である
ことがわかった。
【0108】(実施例3)リソグラフィー技術を用い
て、図1(b)に示す構成の磁気ヘッド用ディスクを作
成した。この場合の磁気ヘッドのトラック幅は0.5μ
m、ギャップ長は0.03μmであった。トラック密度は60
KTPI(1インチ当たり6万本のトラックが書き込まれてい
る。)であった。
【0109】1ユニットあたり、ダブルアジマス磁気ヘ
ッドを10個作製した。磁気ヘッド用ディスク3上のユ
ニット数は8本とした。
【0110】また、磁気ヘッド用ディスクと磁気ディス
クのスペーシングを一定に保つためのバッドの高さは20
nmとし、磁気ディスク上の保護膜を10nmとした。従っ
て、磁気的なスペーシングは約30nmとした。
【0111】作成した磁気ヘッド用ディスクは磁気ヘッ
ド用ディスクを回転させるためのスピンドルモータの軸
系にセットし、磁気ディスクはもう一方のスピンドルモ
ーターにセットした。磁気ヘッド用ディスクと磁気ディ
スクはお互いに反対方向に回転するように構成されてい
る。また、実施例1と同様にパッドの高さは20nmとし、
磁気ディスク上の保護膜を10nmとした。従って、磁気的
なスペーシングは約30nmとした。スピンドルモーターの
回転数はそれぞれ500rpmと非常に低速で記録・再生特性
を調べた。このときのデータ転送速度は実施例1の場合
と同様な最低約100Mbps、最高1Gbpsであった。
【0112】この実験により、相対速度を向上させる事
により、それぞれのスピンドルモータの回転数を下げて
も同様な効果(転送速度の向上)が得られることが実証
された。
【0113】(実施例4)以下の実験は実施例1で作成
した磁気ヘッド用ディスクを用いて行った。
【0114】システム構成は、8ユニットを用い、16
0トラック毎に記録・再生を繰り返した。また、磁気デ
ィスク100rpm〜300rpmまで回転させ、磁気ヘッド用ディ
スクは100rpm一定で逆回転させ、それらの転送速度を測
定し図6にまとめた。
【0115】この結果より相対速度が速くなることで、
磁気ヘッド用ディスク固定の場合と比べて非常に転送速
度を向上させる事が可能であった。
【0116】(実施例5)以下の実験は実施例1で作成
した磁気ヘッド用ディスクを用いて行った。
【0117】作成した磁気ヘッド用ディスクと磁気ディ
スクをスピンドルモーターの回転軸系にセットし、磁気
ヘッド用ディスクは回転しないように固定し、磁気ディ
スクのみが回転するように構成した。
【0118】磁気ヘッドとしては1トラック当たり2個
の磁気ヘッドが対応できるように複数のヘッドユニット
を配置した。
【0119】スピンドルモーターの回転数は100rpmと非
常に低速で記録・再生特性を調べた。
【0120】システム構成としては、8ユニットを用
い、160トラック毎に記録・再生を繰り返した。記録
・再生に同時に使用する磁気ヘッド数は160個とし
て、その160トラック毎に記録・再生を行って再生精
度を測定した。その結果精度としては1トラックに1磁
気ヘッドの構成のものと比べ約1.8倍の精度が得られ
た。
【0121】(実施例6)以下の実験は実施例1で作成
した磁気ヘッド用ディスクを用いて行った。
【0122】磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクのス
ペーシングを一定に保つためのバッドの高さは20nmと
し、磁気ディスク上の保護膜を10nmとした。従って、磁
気的なスペーシングは約30nmとした。
【0123】作成した磁気ヘッド用ディスクと磁気ディ
スクをスピンドルモーターの回転軸系にセットし、磁気
ヘッド用ディスクは回転しないように固定し、磁気ディ
スクのみが回転するように構成した。
【0124】磁気ヘッドとしては1トラック当たり2個
の磁気ヘッドが対応できるように複数のユニットを配置
した。
【0125】スピンドルモーターの回転数は100rpmと非
常に低速で記録・再生特性を調べた。
【0126】システム構成としては、8ユニットを用
い、160トラック毎に記録・再生を繰り返した。記録
・再生に同時に使用する磁気ヘッド数は160個とし
て、その160トラック毎に位置決め精度を測定した。
【0127】この実験により、精度としては1トラック
に1磁気ヘッドの構成のものと比べ約1.7倍の精度が
得られた。
【0128】(実施例7)以下の実験は実施例1で作成
した磁気ヘッド用ディスクを用いて行った。
【0129】スピンドルモーターの回転数は100rpm〜30
0rpmと非常に低速で変化させ、記録・再生特性を調べ
た。
【0130】システム構成としては、8ユニットを用
い、160トラック毎に記録・再生を繰り返した。記録
・再生に同時に使用する磁気ヘッド数は160個とし
て、その160トラック毎に記録・再生を行って記録・
再生精度を測定した。その結果として、300rpmまでの実
験では従来の1.6倍の精度向上が見られた。
【0131】(実施例8)以下の実験は実施例1で作成
した磁気ヘッド用ディスクを用いて行った。
【0132】作成した磁気ヘッド用ディスクと磁気ディ
スクをスピンドルモーターの回転軸系にセットし、磁気
ヘッド用ディスクは回転しないように固定し、磁気ディ
スクのみが回転するように構成した。
【0133】システム構成としては、8ユニットを用
い、160トラック毎に記録・再生を繰り返した。
【0134】記録・再生に同時に使用する磁気ヘッド数
は20個単位(1ユニットに相当する)として、記録と
再生を同時に行って、システム動作を確認した。このと
き磁気ディスクの回転数は100rpmとし、磁気ヘッド用デ
ィスクは固定した。
【0135】実験方法としては、最初に1Gbitのデータ
を磁気ディスクに記録し、次にそのデータを再生しなが
ら、別の20トラックに対応する20個の磁気ヘッド
(別のユニット)で記録を行った。
【0136】この作業を30回繰り返したところ、全て
において記録・再生が完全に行われていることがわかっ
た。
【0137】(実施例9)リソグラフィー技術を用い
て、図2(b)に示す構成の磁気ヘッド用ディスクを作
成した。この場合の磁気ヘッドのトラック幅は0.5μ
m、ギャップ長は0.03μmであった。トラック密度は60
KTPI(1インチ当たり6万本のトラックが書き込まれてい
る。)であった。磁気ヘッドを磁気ヘッドディスク上に
1ユニットあたり20個作成した。磁気ヘッドディスク
上のユニット数は実施例1の倍の16本とした。
【0138】また、磁気ヘッド用ディスクと磁気ディス
クのスペーシングを一定に保つためのバッドの高さは20
nmとし、磁気ディスク上の保護膜を10nmとした。従っ
て、磁気的なスペーシングは約30nmとした。
【0139】作成した磁気ヘッド用ディスクと磁気ディ
スクをスピンドルモーターの回転軸系にセットし、磁気
ヘッド用ディスクは回転しないように固定し、磁気ディ
スクのみが回転するように構成した。
【0140】スピンドルモーターの回転数は1000rpmと
低速で記録・再生特性を調べた。このときのデータ転送
速度は最低で約500Mbps、最高で30Gbpsであっ
た。以上からユニットの数を増やすことで、更に高速な
データ転送速度が得られた。
【0141】(実施例10)磁気ヘッド用ディスクの両
面に実施例1で作成した磁気ヘッドと同様な構成の磁気
ヘッドを形成した。これと実施例1で作成した磁気ヘッ
ド用ディスクを用いて、磁気ディスク2枚、両面磁気デ
ィスク用ヘッド1枚、片面磁気ヘッド用ディスク2枚を
用いて図1(b)に示すような磁気メモリ装置を作成し
た。
【0142】パッドの高さは30nmとし、磁気ディスク上
の保護膜を10nmとした。従って、磁気的なスペーシング
は約40nmとした。スピンドルモーターの回転数は50rpm
と非常に低速で記録・再生特性を調べた。このとき、磁
気ヘッド用ディスクは全て固定とした。このときのデー
タ転送速度は磁気ヘッド用ディスクの枚数と磁気ディス
クの枚数が増えただけ転送速度も増加した。
【0143】
【発明の効果】この発明によれば、磁気ヘッドのトラッ
クズレを低減するとともに、ボイスコイルモータとサス
ペンションを使用した従来のハードディスクとは異なる
機構系を用いてデータの高速な転送速度を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気メモリ装置の断面図
【図2】本発明の磁気ディスクと磁気ヘッド用ディスク
のスペーシングを保つためのパッドの配置図
【図3】本発明の磁気メモリ装置のヘッドの構造を示す
【図4】本発明の磁気メモリ装置のヘッドの駆動部分を
示す図
【図5】本発明の実施例の動作を示す図
【図6】制御系の組み合わせによるシステム構成を示す
【図7】制御系の組み合わせによるシステム構成を示す
【図8】本発明のディスクの回転数と転送レートを示し
た図
【図9】本発明のディスクの回転数と転送レートを示し
た図
【図10】従来のハードディスクの構成図
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 スピンドルモータ 2a 磁気ヘッド用スピンドルモータ 3 磁気ヘッド用ディスク 4 スペーシング 5 磁気ヘッド 6 パッド 7 ヘッドユニット 8 磁気ディスク 9 スピンドルモータ 10 磁気ヘッドユニット 11 アクチュエータアーム 12 リード線(電極)

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを配置するために設けられた
    磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向しているこ
    とを特徴とする磁気メモリ装置。
  2. 【請求項2】 磁気ディスクと磁気ヘッドを配置した磁
    気ヘッド用ディスクのスペーシングが記録・再生に必要
    とされる磁気的なスペーシング以下であることを特徴と
    する請求項1記載の磁気メモリ装置。
  3. 【請求項3】 磁気ヘッド用デスクおよび前記磁気ディ
    スクがアジマス記録に対応している事を特徴とする請求
    項1記載の磁気メモリ装置。
  4. 【請求項4】 磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気
    ヘッドを駆動させる手段を有することを特徴とする請求
    項1記載の磁気メモリ装置。
  5. 【請求項5】 記録・再生時に磁気ヘッド用ディスク上
    の各磁気ヘッドが単独動作可能な手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の磁気メモリ装置。
  6. 【請求項6】 磁気ディスク、あるいは磁気ヘッド用デ
    ィスクのどちらか一方が回転する機能を有することを特
    徴とする請求項1記載の磁気メモリ装置。
  7. 【請求項7】 磁気ディスクと磁気ヘッド用ディスクの
    両方が回転し、それらディスクの回転方向が逆回転する
    機能を有する事を特徴とする請求項1記載の磁気メモリ
    装置。
  8. 【請求項8】 磁気ディスク、あるいは磁気ヘッド用デ
    ィスクのどちらか一方に、前記磁気ディスクと前記磁気
    ヘッド用ディスクが接触するためのパッドを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の磁気メモリ装置。
  9. 【請求項9】 磁気ヘッド用ディスクと前記磁気ディス
    クの両方に、前記磁気ディスクと前記磁気ヘッド用ディ
    スクが接触するパッドを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の磁気メモリ装置。
  10. 【請求項10】 磁気ディスク、あるいは磁気ヘッド用
    ディスクのどちらか一方に、前記磁気ディスクと前記磁
    気ヘッド用ディスクが接触するための保護膜を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気メモリ装置。
  11. 【請求項11】 磁気ディスクと磁気ヘッド用ディスク
    の両方に、前記磁気ディスクと前記磁気ヘッド用ディス
    クが接触するための保護膜を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の磁気メモリ装置。
  12. 【請求項12】 磁気ディスク、あるいは磁気ヘッド用
    ディスクのどちらか一方に、前記磁気ディスクと前記磁
    気ヘッド用ディスクが接触するためのパッド設け、前記
    パッドを設けないディスクに保護膜を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の磁気メモリ装置。
  13. 【請求項13】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向してい
    ることを特徴とする磁気メモリ装置において、前記磁気
    ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動させる
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッ
    ド用ディスク。
  14. 【請求項14】 磁気ヘッド用デスク上に配置された磁
    気ヘッドを駆動させる手段がリニア方式、圧電方式、静
    電方式、磁歪方式のいずれかの構成を用いた手段である
    ことを特徴とする請求項13記載の磁気ヘッド用ディス
    ク。
  15. 【請求項15】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向してい
    ることを特徴とする磁気メモリ装置において、前記磁気
    ヘッド用ディスク上の各磁気ヘッドが単独に記録・再生
    動作可能なように、前記磁気ヘッド用ディスク上に配線
    される磁気ヘッドのリード線がアレイ状に形成されるこ
    とを特徴とする請求項13記載の磁気ヘッド用ディス
    ク。
  16. 【請求項16】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向してい
    ることを特徴とする磁気メモリ装置において、前記磁気
    ヘッド用ディスク上に磁気ディスクに対して接触するパ
    ッドを設けたことを特徴とする請求項13記載の磁気ヘ
    ッド用ディスク。
  17. 【請求項17】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向してい
    ることを特徴とする磁気メモリ装置において、前記磁気
    ヘッド用ディスク上に保護膜を設けたことを特徴とする
    請求項13記載の磁気ヘッド用ディスク。
  18. 【請求項18】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向してい
    ることを特徴とする磁気メモリ装置において、前記磁気
    ヘッド用ディスクに配置された磁気ヘッドのギャップ面
    が磁気ディスクと対向するように構成されていることを
    特徴とする磁気ヘッド。
  19. 【請求項19】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向してい
    ることを特徴とする磁気メモリ装置において、前記磁気
    ヘッドの磁気ギャップが前記磁気ヘッドの両側のトラッ
    クを再生・記録する磁気ヘッドの磁気ギャップに対して
    アジマス角を有することを特徴とする請求項18記載の
    磁気ヘッド。
  20. 【請求項20】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向してい
    ることを特徴とする磁気メモリ装置において、前記磁気
    ヘッドに保護膜を設けたことを特徴とする請求項13記
    載の磁気ヘッド。
  21. 【請求項21】 磁気ヘッドを配置するために設けられ
    た磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前記
    磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動さ
    せる手段を有する磁気メモリ装置において、前記磁気メ
    モリ装置がインターフェース部、制御部、実駆動部から
    構成されることを特徴とする磁気メモリ装置。
  22. 【請求項22】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記イン
    ターフェース部は少なくともホストからの制御信号を解
    読、ホストとのデータの送受信および磁気ディスク上と
    のデータの送受信を行うRAM制御、制御信号の実行結
    果の処理、報告を行う手段を有することを特徴とする請
    求項21記載の磁気メモリ装置。
  23. 【請求項23】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記イン
    ターフェース部は少なくともホストからの制御信号を解
    読、ホストとのデータの送受信および磁気ディスク上と
    のデータの送受信を行うRAM制御、制御信号の実行結
    果の処理、報告を行う手段を有し、前記ホストからの制
    御信号解読、ホストとのデータの送受信および磁気ディ
    スク上とのデータの送受信を行うRAM制御、制御信号
    の実行結果の処理、報告を行う作業を記録、再生それぞ
    れに関して独立的に行える手段を有することを特徴とす
    る請求項22記載の磁気メモリ装置。
  24. 【請求項24】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記制御
    部が少なくともリード・ライト制御部、ヘッドユニット
    位置決め制御部、スピンドル・モータ制御部から構成さ
    れることを特徴とする請求項21記載の磁気メモリ装
    置。
  25. 【請求項25】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が記録を行うときに使用するトラック
    の数を可変できる手段を有することを特徴とする請求項
    24記載の磁気メモリ装置。
  26. 【請求項26】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が再生を行うときに使用するトラック
    の数を可変できる手段を有することを特徴とする請求項
    24記載の磁気メモリ装置。
  27. 【請求項27】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が記録を行うときに使用するヘッドの
    数を可変できる手段を有する事を特徴とする請求項24
    記載の磁気メモリ装置。
  28. 【請求項28】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が再生を行うときに使用するヘッドの
    数を可変できる手段を有する事を特徴とする請求項24
    記載の磁気メモリ装置。
  29. 【請求項29】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が記録を行うときに使用する磁気ヘッ
    ドユニットの数を可変できる手段を有する事を特徴とす
    る請求項24記載の磁気メモリ装置。
  30. 【請求項30】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が再生を行うときに使用する磁気ヘッ
    ドユニットの数を可変できる手段を有する事を特徴とす
    る請求項24記載の磁気メモリ装置。
  31. 【請求項31】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が記録・再生を行うときに使用する1
    トラック当たりのヘッドの数を可変できる手段を有する
    事を特徴とする請求項24記載の磁気メモリ装置。
  32. 【請求項32】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が記録・再生を同時に行うときに使用
    するトラック数を可変できる手段を有する事を特徴とす
    る請求項24記載の磁気メモリ装置。
  33. 【請求項33】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が記録・再生を同時に行うときに使用
    するヘッドの数を可変できる手段を有する事を特徴とす
    る請求項24記載の磁気メモリ装置。
  34. 【請求項34】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記リー
    ド・ライト制御部が記録・再生を同時に行うときに使用
    する磁気ヘッドユニットの数を可変できる手段を有する
    事を特徴とする請求項24記載の磁気メモリ装置。
  35. 【請求項35】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記スピ
    ンドル・モータ制御部が磁気ディスクの回転速度を可変
    できる手段を有することを特徴とする請求項4記載の磁
    気メモリ装置。
  36. 【請求項36】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記スピ
    ンドル・モータ制御部が磁気ヘッド用ディスクの回転速
    度を可変できる手段を有することを特徴とする請求項2
    4記載の磁気メモリ装置。
  37. 【請求項37】 磁気ヘッドを配置するためにもうけら
    れた磁気ヘッド用ディスクと磁気ディスクが対向し、前
    記磁気ヘッド用デスク上に配置された磁気ヘッドを駆動
    させる手段を有する磁気メモリ装置において、前記スピ
    ンドル・モータ制御部が磁気ディスクと磁気ヘッド用デ
    ィスクをお互いに逆回転させる手段を有することを特徴
    とする請求項24記載の磁気メモリ装置。
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