JP2000186975A - レンズ検査方法及び装置 - Google Patents

レンズ検査方法及び装置

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JP2000186975A
JP2000186975A JP10364559A JP36455998A JP2000186975A JP 2000186975 A JP2000186975 A JP 2000186975A JP 10364559 A JP10364559 A JP 10364559A JP 36455998 A JP36455998 A JP 36455998A JP 2000186975 A JP2000186975 A JP 2000186975A
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Japan
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lens
shape
value
light
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JP10364559A
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Yoshiharu Ogawa
由晴 小川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でレンズの欠陥形状測定や項目分
類を行うこと。 【解決手段】 変化量演算手段6は映像データ記憶手段
4の被検レンズ1の映像データを縦横斜めの3方向から
検索し、前後の値の平均値を演算予測値とし、該値と実
測値の絶対値差を演算し変化量とする。欠陥検出手段1
3は変化量演算手段6で演算した変化量がしきい値設定
手段12で設定した値より大きいか小さいか演算し欠陥
の有無を検出する。欠陥面積演算手段18は欠陥位置記
憶手段16に記憶した欠陥位置情報をラベリング処理を
行い、欠陥の数と個々の欠陥の面積を演算する。欠陥全
長測定手段10は欠陥位置情報及び欠陥の面積から欠陥
の全長を測定する。欠陥項目分類手段14は各しきい値
での欠陥の面積、全長から欠陥の項目を分類する。良否
判定手段17は欠陥の面積、全長、数が予め定められた
規定値を越えたかどうかを確認することで被検レンズ1
の良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズの表面及び
内部に存在する欠陥を検出するための検査方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズの外観検査は検査員による
目視検査により行われてきた。しかしながら、検査員の
目視官能検査においては評価の定量化が難しく、検査員
の個人差や、疲労による検査能力の低下によって検査精
度にばらつきが生じていた。また、検査員による検査の
ためコストアップを招いていた。
【0003】このような問題点を解決するために、自動
的にレンズの欠陥を検出するための検査装置が開発され
ている。一般的にレンズは中心の透過光量が周辺の透過
光量より多いという特性があるため、レンズを撮影した
映像信号は周辺部に対して中心部が盛り上がるアーチ状
の波形になる。従来のレンズ検査装置は映像信号を2値
化した値から欠陥の有無を検出したり、もしくは、映像
信号を一定時間遅廷させた信号と遅廷させない信号の差
をとり、その差が規定レベルを越えたかどうかを比較す
ることで自動的にレンズの欠陥の有無を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の検
査装置では、上記で説明した透過光量の違いによる映像
信号の差分(アーチ状の波形の頂点と周辺点の差)より
小さな微細な欠陥は検出できなかった。また、大きな欠
陥については欠陥の有無は検出できても欠陥の形状測定
や項目分類ができなかった。また、欠陥の項目分類がで
きないため如何なる欠陥の項目をも検出するために良否
条件の設定を厳しく設定し誤検出(欠陥の有るレンズを
欠陥無しと判断すること)を防止する必要があり、レン
ズ検査装置で欠陥有りと判断したレンズを作業者が再度
検査して良否を判定したり、欠陥の形状を測定したり、
欠陥の項目毎に分類するなどの見直しが必須だった。
【0005】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、簡単な構成で被検レンズの表面または内部に存在
する微細な欠陥をも確実に検出するとともに、作業者が
見直すことなく欠陥の形状測定や項目分類や良否判定を
行うことができるレンズ検査方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のレンズ検査方法は、レンズに対して光源か
ら光を照射し、前記レンズを透過した光を撮像すること
により前記レンズを検査するレンズ検査方法であって、
前記レンズに対して前記光源とは反対側に撮像手段を配
置し、前記撮像手段から出力される映像信号を順次サン
プリングし、前記レンズの形状を予測した後、この予測
値と個々のサンプリングデータの値とを比較することに
より、前記レンズの欠陥の有無及び前記欠陥の長さ、面
積を分類することを特徴とする。
【0007】また、本発明のレンズ検査装置は、被検レ
ンズに検査光を照射する光源と、被検レンズを撮像して
映像信号を出力する撮像手段と、被検レンズの映像デー
タから変化量を演算する変化量演算手段と、変化量を基
に被検レンズの欠陥の形状を測定する欠陥形状測定手段
と、欠陥の形状を基に被検レンズの良否を判定する良否
判定手段を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明のレンズ検査装置は、欠陥有
りと認定するための変化量のしきい値を自在変更し、各
しきい値での欠陥の形状から欠陥の項目を分類する欠陥
項目分類手段を備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明のレンズ検査装置は、しきい
値を順次変更し、各しきい値での欠陥の形状を記憶した
後、該記憶値を基に欠陥の形状を3次元変換する3次元
変換手段を備えたことを特徴としたものである。
【0010】更には、本発明のレンズ検査装置は、外部
から光が入らないように遮光手段を備えたことを特徴と
したものである。
【0011】以下、本発明の実施例に基づいて説明す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1におけるレンズ検査方法を説明する説明図
である。欠陥の一例として脈理と点キズの場合について
説明する。
【0013】映像信号を画像メモリ等の記憶手段に記憶
する。次に、記憶した個々の画素データを近傍の画素デ
ータと平均化することで映像データ特性を演算する。こ
れにより、記憶した画素データに対応するレンズ近傍の
形状を予測出来る。次に、この映像データ特性と実際の
映像データ(記憶した個々の画素データ)の差(変化
量)をレンズ全面について演算する。
【0014】変化量が予め設定したしきい値上限よりも
大きい場合、欠陥ありと判断する。欠陥ありと判断した
個々の画素データが隣接する場合、その隣接する画素の
位置及び大きさから欠陥の形状を判断する。
【0015】脈理のある場合、変化量が小さく欠陥の形
状が細長いという特徴がある。一方、点キズのある場
合、変化量が大きく欠陥の形状が点状という特徴があ
る。
【0016】従って、変化量がしきい値上限より小さい
場合は欠陥なし、変化量がしきい値上限としきい値下限
の間にありしかも欠陥の形状が細長い場合は脈理、変化
量がしきい値下限より大きくしかも形状が点状の場合は
点キズと判断することができる。
【0017】このように、レンズ全面に対して変化量及
び範囲を演算し欠陥の形状を認識することでこれらの特
徴から欠陥の項目を分類することができる。
【0018】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2におけるレンズ検査装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0019】図2において、1は被検レンズ、2は被検
レンズ1の光軸上に配置された光源、3は光源2に対し
て被検レンズ1を介して向かい合う側の光軸上に配置さ
れた撮像手段、4は2次元配列の構成で映像信号を記憶
する映像データ記憶手段、5は映像データ記憶手段4に
記憶した映像データを被検レンズ1の映像データと背景
の映像データに分離するデータ分離手段、6は映像デー
タ記憶手段4に記憶した映像データを縦、横、斜めの3
方向から検索し変化量を演算する変化量演算手段、7は
変化量演算手段6で演算した変化量が予め設定した値よ
り大きいか小さいか演算し欠陥の有無を検出する欠陥検
出手段、8は欠陥検出手段7で検出した欠陥位置を検索
方向毎に記憶する欠陥位置記憶手段、9は欠陥位置記憶
手段8に記憶した検索方向毎の欠陥位置を基に欠陥の大
きさ(面積)や個数を演算測定する欠陥面積測定手段、
10は欠陥の位置情報や欠陥の面積から欠陥の全長を測
定する欠陥全長測定手段、11は欠陥の面積、全長、数
を予め設定した値と比較し被検レンズ1の良否を判定す
る良否判定手段である。
【0020】以上のように構成された実施の形態2にお
けるレンズ検査装置について、以下その動作を図面を基
に説明する。
【0021】映像データ記憶手段4は撮像手段3から出
力される被検レンズ1の映像信号を1フレーム記憶す
る。次にデータ分離手段5は映像データ記憶手段4に記
憶した映像データを読み込み、値が一定値以下の場合は
背景データとし、読み込んだ画素値を−1に変更する。
この動作を記憶した映像データすべてに対して行うこと
により被検レンズ1の映像データと背景の映像データに
分離する。次に、変化量演算手段6は映像データ記憶手
段4の映像データを縦、横、斜めの3方向から検索し、
値が−1でない場合に被検レンズ1の映像データと判断
し、順次画素値を読み込み、連続した個々の画素値を複
数個で1つのグループにまとめ、グループの平均値を演
算し、演算中のグループの平均値aと1つ前に演算した
グループの平均値bと2つ前に演算したグループの平均
値cを基に、 変化量 = |((c+a)÷2)−b| ・・式1 から、変化量を順次演算する。欠陥検出手段7は変化量
演算手段6で演算されたすべての変化量があらかじめ規
定したしきい値より大きいか小さいか演算判定すること
により欠陥の有無を検出し、検索方向に応じて欠陥位置
記憶手段8に欠陥位置を記憶する。
【0022】ここでのしきい値とは、性能的に問題のな
い範囲で最大限の欠陥のあるレンズに対して測定した値
の、当該欠陥部の変化量のことであり、このしきい値よ
り変化量が小さい場合は問題なく、大きい場合は問題あ
り、と判定できるのである。
【0023】この変化量演算、判定動作及び欠陥位置の
記憶を映像データ記憶手段4に記憶した被検レンズ1の
映像データすべてに対して行う。
【0024】欠陥面積測定手段9は欠陥位置記憶手段8
に記憶した欠陥位置情報をラベリング処理(繋がってい
るすべての画素に同じ番号をつけ、異なった連結画素に
は異なった番号をつける処理)を行い、欠陥の数と個々
の欠陥の面積を測定する。
【0025】つまり、通常、欠陥は数画素にまたがって
(繋がって)いるため、上記ラベリング処理を行うこと
で、同じラベル番号が付されたものは同じ欠陥と判断さ
れ、欠陥位置記憶手段8に記憶した後に同じラベル番号
の画素数を数えることで欠陥面積を求めることができ
る。
【0026】また、欠陥全長測定手段10は欠陥位置記
憶手段8に記憶した欠陥位置情報及び欠陥面積測定手段
9で測定した欠陥の面積から欠陥の全長を測定する。
【0027】つまり、同一ラベル番号が付されたすべて
の画素の位置(アドレス)を検索し、その中で最も上に
ある画素位置、最も下にある画素位置、最も右にある画
素位置、最も左にある画素位置を検出後、この上下位置
の差から縦の長さを、左右の値から横の長さを求めるこ
とができる。
【0028】点キズの場合、欠陥の面積は小さく、欠陥
の全長も短い。線状のキズの場合、欠陥の面積は大き
く、欠陥の全長も長い。良否判定手段11は欠陥の数、
面積及び全長が予め定められた規定値を越えたかどうか
を確認することで被検レンズ1の良否を判定する。
【0029】以上説明した動作を繰り返し実行すること
で欠陥の項目毎に最適な良否条件で被検レンズの良否を
判定することができる。
【0030】以上述べた本発明の実施の形態2におい
て、背景データを一例として−1に書き換えることで説
明したが、被検レンズ1の映像データでないと判断でき
る値ならどのような値でも構わない。
【0031】また、式1の替わりに、 変化量 =|((c+b+a)÷3)−b| とする等、変化量の演算式は上記に限られるものではな
い。
【0032】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3におけるレンズ検査装置の構成を示すブロック図で
あり、図2に基づいて説明したブロックと同一のブロッ
クについては、同一符号を付して説明を省略する。
【0033】図3において、12は欠陥有りと判断する
ための変化量のしきい値を設定するしきい値設定手段、
13は変化量演算手段6で演算した変化量がしきい値設
定手段12で設定した値より大きいか小さいか演算し欠
陥の有無を検出する欠陥検出手段、14は各しきい値で
の欠陥の面積、全長から欠陥の項目を分類する欠陥項目
分類手段、15は各欠陥の面積、全長、数を予め設定し
た値と比較し被検レンズ1の良否を判定する良否判定手
段である。
【0034】以上のように構成された実施の形態3にお
けるレンズ検査装置について、以下その動作を図面を基
に説明する。
【0035】しきい値設定手段12は欠陥項目分類手段
14からの指令により、欠陥有りと判断するための変化
量のしきい値を設定する。
【0036】ここでのしきい値とは、実施の形態2で説
明したのと同様に、性能が確保出来る限界の欠陥のレン
ズに対して、様々な欠陥パターンの変化量を測定してお
き、その変化量をしきい値と設定することにより、性能
が確保できるレンズに対しては欠陥なし、性能が確保で
きないレンズに対しては欠陥あり、と判断される。
【0037】また、しきい値を増減させることにより、
性能に問題のない微少欠陥に対しても欠陥あり、と判断
させることが出来、より品質の高いレンズの判定に有効
となる。
【0038】欠陥検出手段13は変化量演算手段6で演
算した変化量がしきい値設定手段12で設定した値より
大きいか小さいか演算し欠陥の有無を検出する。欠陥項
目分類手段14は各しきい値での欠陥の面積、全長から
欠陥の項目を分類する。
【0039】点キズの場合、欠陥の面積は小さい、全長
は短い、変化量は大きいという特徴がある。
【0040】線キズの場合、欠陥の面積は大きい、全長
は長い、変化量は大きいという特徴がある。
【0041】脈理の場合、欠陥の面積は大きい、全長は
長い、変化量は小さいという特徴がある。
【0042】砂目キズの場合、欠陥の面積は小さい、全
長は短い、変化量は小さいという特徴がある。
【0043】従って、これら欠陥項目毎の特徴から欠陥
項目分類手段14は容易に欠陥項目毎に分類することが
できる。
【0044】良否判定手段15は各欠陥の面積、全長、
数を予め設定した値と比較し被検レンズ1の良否を判定
する。
【0045】以上説明した動作を繰り返し実行すること
で欠陥の項目分類ができると同時に項目毎に最適な良否
条件で被検レンズの良否を判定することができる。
【0046】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4におけるレンズ検査装置の構成を示すブロック図で
あり、図2及び図3に基づいて説明したブロックと同一
のブロックについては、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0047】図4において、16はしきい値を順次変更
し、各しきい値での欠陥の面積及び体積を順次記憶した
後、3次元に変換し欠陥の形状を測定する3次元変換手
段、17は各欠陥の体積、表面積、全長、数を予め設定
した値と比較し被検レンズ1の良否を判定する良否判定
手段である。
【0048】ここで、3次元変換手段16でしきい値を
変更すれば、しきい値がmの時はレンズ表面の形状が測
定され、しきい値がn(>m)の時はレンズ表面からあ
る深さだけ入り込んだ位置における形状が測定されるも
のである。
【0049】つまり、欠陥が浅い場合は、変化量は小さ
いが、欠陥が深くなればなるほど、その場所を通過する
光が乱反射をおこし透過光量が落ちるため、変化量が大
きくなるものである。
【0050】実際のしきい値設定方法としては、性能が
確保出来る限界の欠陥を有するレンズに対し、3次元測
定機等で欠陥部の形状を測定し、そのレンズを基に、あ
るしきい値での断面積をしきい値を増やしながら測定し
体積データを求め、良否判定データとする。
【0051】図5は欠陥形状の演算測定の説明に供する
図である。図5において、しきい値をそれぞれ上限、中
間、下限に設定した場合の欠陥の面積画像とその合成図
及び、各しきい値での横断面図と縦断面図を示してい
る。
【0052】以上のように構成された実施の形態4にお
けるレンズ検査装置について、以下その動作を図面を基
に説明する。
【0053】3次元変換手段16はしきい値設定手段1
2を経由して欠陥有りと判断するための変化量のしきい
値を順次変更し、欠陥面積測定手段9及び欠陥全長測定
手段10から各しきい値間での面積、全長等の情報を得
る。これらの情報を順次記憶した後、欠陥全体の体積、
表面積及び各しきい値間での体積、表面積、全長等の欠
陥形状を演算測定する。
【0054】良否判定手段17は各欠陥の体積、表面
積、全長、数を予め設定した値と比較し被検レンズ1の
良否を判定する。
【0055】図5の場合、被検レンズの中心部に横方向
に深い欠陥があることが演算測定できる。
【0056】以上説明した動作を繰り返し実行すること
で欠陥の形状を3次元的に測定でき、欠陥の形状や深さ
を瞬時に把握することができる。
【0057】(実施の形態5)図6は本発明の実施の形
態5における遮光手段の構成を説明する説明図である。
【0058】遮光手段18は遮光性の材質で構成されて
おり、被検レンズ1、光源2、撮像手段3を覆い外部か
らの光が直接被検レンズ1にあたらないようにしてい
る。遮光手段を設けることで、被検レンズ表面での蛍光
灯などの反射光を抑えることができるので外部からの光
による誤検出を防止することができる。
【0059】以上述べた本発明の実施の形態6におい
て、遮光手段18の構成は被検レンズ1に直接光が当た
らなければいかなる構成でも構わない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレンズ検査
方法及び装置によれば、作業者が見直すことなく自動で
欠陥の形状を測定し欠陥項目毎に最適な条件で良否判定
することができる。また、検査と同時に欠陥の項目分類
を行えるので欠陥の項目毎の不良率の管理や不良要因の
把握を瞬時に行うことができるので効率化が図れ、しか
も、どの製造工程で発生した欠陥なのか検討がつき製造
工程へフィードバックが可能となり不良の低減もでき
る。また、外部からの光による誤検出を防止することが
できるので高精度な測定が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるレンズ検査方法
を説明する説明図
【図2】本発明の実施の形態2におけるレンズ検査装置
の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3におけるレンズ検査装置
の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4におけるレンズ検査装置
の構成を示すブロック図
【図5】欠陥形状の演算測定を説明する図
【図6】本発明の実施の形態5における遮光手段の構成
を説明する図
【符号の説明】
1 被検レンズ 2 光源 3 撮像手段 4 映像データ記憶手段 5 データ分離手段 6 変化量演算手段 7、13 欠陥検出手段 8 欠陥位置記憶手段 9 欠陥面積測定手段 10 欠陥全長測定手段 11、15、17 良否判定手段 12 しきい値設定手段 14 欠陥項目分類手段 16 3次元変換手段 18 遮光手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズに対して光源から光を照射し、前
    記レンズを透過した光を撮像することにより前記レンズ
    を検査するレンズ検査方法であって、前記レンズに対し
    て前記光源とは反対側に撮像手段を配置し、前記撮像手
    段から出力される映像信号を順次サンプリングし、前記
    レンズの形状を予測した後、この予測値と個々のサンプ
    リングデータの値とを比較することにより、前記レンズ
    の欠陥の有無及び前記欠陥の長さ、面積を分類すること
    を特徴とするレンズ検査方法。
  2. 【請求項2】 レンズに対して光を照射する光源と、前
    記レンズに対して前記光源とは反対側に配置された、前
    記レンズからの透過光を撮像し映像信号を出力する撮像
    手段と、前記映像信号を順次サンプリングし、前記レン
    ズの形状を予測する形状予測手段と、前記形状予測手段
    で予測される予測値と個々のサンプリングデータの値を
    比較し、その差を変化量として計算する比較演算手段
    と、前記変化量から前記レンズの欠陥形状を割り出す欠
    陥形状割り出し手段と、前記欠陥形状を基に前記レンズ
    の良否を判定する良否判定手段を備えたことを特徴とす
    るレンズ検査装置。
  3. 【請求項3】 欠陥有りと認定するための前記変化量の
    しきい値を自在に変更し、各しきい値での前記欠陥の形
    状から前記欠陥の項目を分類する欠陥項目分類手段を備
    えたことを特徴とする請求項2記載のレンズ検査装置。
  4. 【請求項4】 前記しきい値を順次変更し、各しきい値
    での前記欠陥の形状を記憶した後、該記憶値を基に前記
    欠陥の形状を3次元変換する3次元変換手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載のレンズ検査装置。
  5. 【請求項5】 外部から光が入らないように遮光手段を
    備えて行うことを特徴とする請求項1記載のレンズ検査
    方法。
  6. 【請求項6】 外部から光が入らないように遮光手段を
    備えたことを特徴とする請求項2から4記載のレンズ検
    査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011187A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Towa Corp 樹脂封止装置及び樹脂封止方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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