JP2000186014A - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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JP2000186014A
JP2000186014A JP36523798A JP36523798A JP2000186014A JP 2000186014 A JP2000186014 A JP 2000186014A JP 36523798 A JP36523798 A JP 36523798A JP 36523798 A JP36523798 A JP 36523798A JP 2000186014 A JP2000186014 A JP 2000186014A
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skin
pantothenic acid
pref
oil
extract
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Haruo Sumiya
治夫 角谷
Yoshihiro Tokunaga
義弘 徳永
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 しわを初めとする皮膚の老化を防止し、滑ら
かでしっとりした肌を与え、安定性、使用感に優れた皮
膚化粧料を提供する。 【解決手段】 パントテン酸及びその塩、またはパント
テン酸の誘導体及びそれらの塩からなる群の中から選ば
れる少なくとも1種の化合物と、0.1μm以下の微細
な乳化粒子とを含むことを特徴とする皮膚化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、しわを初めとする
皮膚の老化を防止し、滑らかでしっとりした肌を与え、
安定性、使用感に優れた皮膚化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パントテン酸は、生体内でコ
エンチームA(CoA)となり、糖質、アミノ酸、脂質
の代謝、ステロイド合成等に関わる約70種類以上の酵
素反応、脂質代謝に大きく関与していることから、皮膚
においては繊維芽細胞の増殖促進効果が報告されてお
り、真皮中の細胞外マトリクスであるヒアルロン酸やコ
ラーゲンの生成を促進することが推測されている。
【0003】また、パントテン酸は、皮脂量の低下、角
質水分量の低下を防ぎ、荒れ肌を防止し、潤いと弾力の
ある皮膚の維持に寄与していることが考えられている。
更に、抗酸化作用を有し、老化の根元といわれている過
酸化脂質を減少させる効果も知られている。
【0004】そこで、皮膚等に有用な効果等を発揮せし
めるパントテン酸は、安定性、経皮吸収性、効果を高め
る目的で、パントテニルアルコール、パントテニルエチ
ルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル、ベ
ンゾイルパントテニルエチルエーテル、パンテチン、パ
ンテテイン、パンテテイン−S−スルホネート等、種々
の誘導体が開発されている。また、CoAの安定性を高
める目的で、酸化型CoA等が開発されている。
【0005】例えば、特開昭50−31051号公報に
は、皮膚細胞の賦活化、新陳代謝の促進、創傷治癒効果
等を有し、皮膚の老化防止効果に優れた成分として、C
oA及びその塩が開示されている。また、本願出願人の
先行出願である特開平2−49729号公報(特許第2
781982号)には、製剤中で高い安定性を示し、創
傷治癒効果や小じわ、肌のつや・きめ等の改善効果を有
することが見い出された酸化型CoAが開示されてい
る。
【0006】しかしながら、パントテン酸及びその塩、
またはパントテン酸の誘導体及びそれらの塩を乳化製剤
に配合する際は、安定性の確保が難しいという問題があ
った。安定性を向上させるためには、一般に多量の界面
活性剤を必要とするため、これを化粧料として応用する
場合には、使用感、安全性の低下などの問題があった。
【0007】一方、安定性を向上させるための他の手段
としては、乳化粒子を微細化することが挙げられる。微
細な乳化粒子を調整する技術には、転相温度乳化法、凝
集法、液晶乳化法、D相乳化法などの界面化学的手法
と、高圧乳化機、高せん断分散機、コロイドミルを用い
るといった機械的手法の2通りがある。また、この両方
を組み合わせた方法を用いると、微細な乳化粒子が得ら
れることが知られている。上記前者の機械的手法とし
て、高圧ホモジナイザーを用いる方法には、例えば、以
下の〜のものが挙げられる。 特開昭63−126544号公報には、その実施例
21に高圧ホモジナイザーを用いて粒子径が0.01〜
0.1μmとした親水性の非イオン性界面活性剤と、特
定の油と水からなるマイクロエマルションの製造法が開
示されている。 特開平1−288330号公報には、その実施例1
〜27、42〜48には高圧ホモジナイザーを用いて粒
子径を0.01〜0.15μmとした親水性の界面活性
剤と、特定の油と水からなるマイクロエマルションの製
造法が開示されている。 特開平4−48925号公報には、室温下にて液状
の油性物質、HLB値が7.0〜16.0の範囲である
非イオン性界面活性剤、水からなる予備エマルション同
士を衝突させるか、またはこの予備エマルションを壁に
衝突させることにより得られる平均粒子径が10〜20
0nmのエマルションに、親水性のイオン性界面活性剤
を加えることによって得られる微細化エマルション組成
物の製造法が開示されている。
【0008】しかしながら、上記各公報に記載される技
術等は、単に微細な乳化粒子を得る製造法であり、しわ
を初めとする皮膚の老化を防止し、滑らかでしっとりし
た肌を与えることのできる、パントテン酸及びその塩、
またはパントテン酸の誘導体及びそれらの塩からなる群
の中から選ばれる少なくとも1種の化合物を配合し、安
定性、使用感に優れた皮膚化粧料が得られることを知見
するものではなく、また、本願発明とはその技術思想が
異なるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであ
り、しわを初めとする皮膚の老化を防止し、滑らかでし
っとりした肌を与え、安定性、使用感に優れた皮膚化粧
料を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の課題等に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、パントテン酸
及びその塩、またはパントテン酸の誘導体及びそれらの
塩からなる群の中から選ばれる少なくとも1種の化合物
と、特定の微細な乳化粒子とを含有する皮膚化粧料が、
しわを初めとする皮膚の老化を防止し、滑らかでしっと
りした肌を与え、安定性、使用感に優れた皮膚化粧料で
あることを見い出したのである。すなわち、本発明の皮
膚化粧料は、パントテン酸及びその塩、またはパントテ
ン酸の誘導体及びそれらの塩からなる群の中から選ばれ
る少なくとも1種の化合物と、0.1μm以下の微細な
乳化粒子とを含有してなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を詳し
く説明する。本発明の皮膚化粧料は、パントテン酸及び
その塩、またはパントテン酸の誘導体及びそれらの塩か
らなる群の中から選ばれる少なくとも1種の化合物と、
0.1μm以下の微細な乳化粒子とを含有してなること
を特徴とするものである。
【0012】本発明で用いるパントテン酸は、自然界に
広く存在するビタミンB群の一種で、発酵、動植物から
の抽出、化学合成により得ることができる。パントテン
酸の塩も使用でき、塩としては、例えば、ナトリウム
塩、リチウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシ
ウム塩、亜鉛塩等が挙げられる。
【0013】また、本発明では、パントテン酸の誘導体
も使用でき、パントテン酸の誘導体としては、例えば、
パントテニルアルコール等のアルコール型誘導体、パン
トテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチル
エーテル、ベンゾイルパントテニルエチルエーテル等の
エーテル型誘導体、ジカルボエトキシパントテン酸エチ
ルエステル等のエステル型誘導体、パンテチン、パンテ
テイン、パンテテイン−S−スルホネート等のβ−メル
カプトエチルアミンが結合した誘導体等の他、パントテ
ン酸の生体内での活性型であるCoA及びその誘導体で
あるデスルホCoA、8−ブロモデスルホCoA、デホ
スホCoA、β−ヒドロキシブチリルCoA等が例示さ
れる。
【0014】更に、下記化学式で表される酸化型CoA
(CoA2分子の末端のSH基同士が酸化によりS−S
結合したCoA2量体)、デホスホ酸化型CoAも用い
ることができる。
【化1】
【0015】また、上記各々のパントテン酸誘導体の
塩、例えば、ナトリウム塩、リチウム塩、カリウム塩、
カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩等も用いること
ができる。好ましいパンテトン酸若しくはその誘導体又
はそれらの塩は、効果、安定性の面から、パントテン酸
カルシウム、パントテニルエチルエーテル、酸化型Co
Aナトリウム塩が望ましい。
【0016】パントテン酸及びその塩、またはパントテ
ン酸の誘導体及びそれらの塩からなる群の中から選ばれ
る化合物の少なくとも1種は、皮膚化粧料中に、任意の
量(濃度)で配合できる。通常、最終的に皮膚化粧料全
量(100重量%、以下同様)中に、0.001〜10
重量%(以下、単に「%」という)、好ましくは、0.
005〜5%、更に好ましくは、0.01〜1%が望ま
しい。配合量が0.001%未満では、しわを初めとし
た皮膚老化防止効果や滑らかでしっとりした肌を与える
効果が低くなる。また、10%を超えると、安定化が難
しくなり、好ましくない。
【0017】本発明で用いる0.1μm以下に微細化さ
れた乳化粒子は、少なくとも各種の乳化剤と油分とを用
いたものにより調製されるものである。上記乳化粒子を
得る乳化方法としては、例えば、転相温度乳化法、凝集
法、液晶乳化法、D相乳化法などの界面化学的手法と、
高圧乳化機、高せん断分散機、コロイドミルといった機
械的手法を単独、または、複数を組み合わせた方法など
が挙げられる。本発明では、特に、高圧乳化機で物理的
な力を加えることが好ましく、高圧乳化を行う装置とし
ては、例えば、高圧ホモジナイザーが挙げられる。
【0018】乳化剤としては、各種界面活性剤を用いる
ことができるが、皮膚刺激性等の安全性の面からノニオ
ン界面活性剤が好ましい。ノニオン界面活性剤として
は、例えば、モノステアリン酸グリセリル等のグリセリ
ン脂肪酸エステル、テトラオレイン酸POE(30)ソ
ルビット等のポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エス
テル、モノステアリン酸POE(20)グリセリル等の
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、POE
(20)オレイルエーテル等のポリオキシエチレンアル
キルエーテル、水素添加大豆レシチン等のレシチン誘導
体等が挙げられる。好ましい界面活性剤としては、HL
B値が7.0以上16以下が好ましい。また、上記各種
の界面活性剤は、単独で又は2種類以上を組み合わせて
調整することもできる。
【0019】特に、好ましい乳化剤としては、ポリグリ
セリン脂肪酸エステルを用いることが望ましく、具体的
には以下に示すものが挙げられる。例えば、モノステア
リン酸ジグリセリル、モノオレイン酸ジグリセリル、ジ
オレイン酸ジグリセリル、モノイソステアリン酸ジグリ
セリル、モノステアリン酸テトラグリセリル、モノオレ
イン酸テトラグリセリル、トリステアリン酸テトラグリ
セリル、ペンタステアリン酸テトラグリセリル、ペンタ
オレイン酸テトラグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグ
リセリル、モノミリスチン酸ヘキサグリセリル、モノス
テアリン酸ヘキサグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグ
リセリル、トリステアリン酸ヘキサグリセリル、ペンタ
ステアリン酸ヘキサグリセリル、ペンタオレイン酸ヘキ
サグリセリル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノミ
リスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリ
セリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノリノール
酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリ
ル、ジステアリン酸デカグリセリル、ジイソステアリン
酸デカグリセリル、トリステアリン酸デカグリセリル、
トリオレイン酸デカグリセリル、ペンタステアリン酸デ
カグリセリル、ペンタオレイン酸デカグリセリル、ペン
タイソステアリン酸デカグリセリル、ヘプタステアリン
酸デカグリセリル、デカステアリン酸デカグリセリル、
デカオレイン酸デカグリセリル、デカイソステアリン酸
デカグリセリルなどが挙げられる。
【0020】また、ポリグリセリン脂肪酸エステルとし
ては、アルキル基がモノ又はジステアリン酸で直鎖又は
分岐鎖でも良く、ポリグリセリン部は6から12個重合
しているものが好ましい。ポリグリセリン脂肪酸エステ
ルのHLB値が7.0以上16以下、又はポリグリセリ
ン部が6から12個重合しているものであると、微細化
された乳化粒子が更に小さいものが得られるからであ
る。
【0021】乳化剤の配合量は、最終的に皮膚化粧料全
量に対して、0.01〜20.0%、好ましくは、0.
1〜10.0%となるように調整される。配合量が0.
01%未満では、十分な乳化力が得られず、また、2
0.0%を越えると、べたつき感が感じられるようにな
り、好ましくない。
【0022】乳化粒子を得るために用いる油分として
は、以下に示すものが挙げられる。例えば、アボガド
油、オリーブ油、ヒマワリ油、ククイナッツ油、グレー
プシード油、サザンカ油、サフラワー油、スイートアル
モンド油、マカデミアンナッツ油、ローズヒップ油など
のトリグリセライド、スクワラン、流動パラフィンなど
の炭化水素、ホホバ油、ミリスチン酸イソプロピル、イ
ソステアリン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチ
ル、パルミチン酸セチル、イソオクタン酸セチル、ミリ
スチン酸イソセチル、ミリスチン酸オクチルドデシルな
どのエステル及びジメチルポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキ
サンなどの鎖状シリコーン、デカメチルシクロペンタシ
ロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサンなどの
環状シリコーン、架橋型メチルポリシロキサン、架橋型
メチルフェニルポリシロキサンなどの架橋型シリコー
ン、ポリオキシエチレンやポリオキシプロピレンなどで
変性した変性シリコーンなどのシリコーン油などが挙げ
られる。好ましい油分としては、乳化安定性の面から極
性が低い炭化水素系油であるスクワラン、流動パラフィ
ンが望ましい。
【0023】油分の配合量は、最終的に皮膚化粧料全量
に対して、0.1〜20.0%、好ましくは、1.0〜
10.0%となるように調整される。油分の配合量が
0.1%未満では、皮膚保湿に対して、皮膚表面に補う
油分量としては不十分であり、また、20.0%を越え
ると、使用感が劣るもの、具体的には、油分特有のぬる
つきが感じられるようになりさっぱり感が悪くなり、好
ましくない。
【0024】本発明で用いる0.1μm以下に微細化さ
れた乳化粒子は、上述の如く、各種の乳化剤と油分を用
いて調製されるものであり、転相温度乳化法、凝集法、
液晶乳化法、D相乳化法などの界面化学的手法と、高圧
乳化機、高せん断分散機、コロイドミルといった機械的
手法を単独、または、複数を組み合わせた方法を用いて
得ることができる。本発明で用いる乳化粒子は、より高
い安定性のために、好ましくは、0.05um以下、更
に好ましくは0.03um以下であることが望ましい。
また、乳化粒子分布の範囲は、平均粒子径から±40%
の範囲内に全粒子の90%以上が含まれる分布のものが
好ましく、更に好ましくは、±20%の範囲内に全粒子
の90%以上が含まれる分布のものが良い。上記平均粒
子径から±40%の範囲内に全粒子の90%以上が含ま
れる分布のものであれば、更に高い安定性を発揮せしめ
ることができる。
【0025】また、好ましい製造方法としては、界面化
学的手法と機械的手法を組み合わせた方法が挙げられ
る。特に、高圧乳化機で物理的な力を加えることが好ま
しく、高圧乳化を行う装置としては、高圧ホモジナイザ
ーが挙げられる。具体的には、液晶乳化を行った後、高
圧乳化を行う方法で、第1段階として乳化剤と油分と多
価アルコールで非水乳化物を作製し、これに水を加えて
予備エマルションを調製する。第2段階として、この予
備エマルションを高圧下で乳化粒子を0.1μm以下に
微細化し、さらに必要ならば他の成分を添加する方法が
挙げられる。
【0026】上記製造方法の場合に用いる多価アルコー
ルとしては、例えば、グリセリン、エチレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ペンタンジオール、
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソ
プレングリコールなどが挙げられる。好ましい多価アル
コールは、乳化安定性の面から、グリセリン、1,3−
ブチレングリコール、プロピレングリコールである。
【0027】多価アルコールの配合量は、最終的に皮膚
化粧料全量に対して、0.1〜30.0%、好ましく
は、0.5〜15.0%となるように調整される。多価
アルコールの配合量が、0.1重量%未満では、十分な
乳化力が得られないため、高圧処理を施しても微細なエ
マルションが得られず、また、30.0%を越えると、
官能特性で劣り、べたつくなど弊害が大きくなり、好ま
しくない。
【0028】予備乳化エマルション調整時の油分/多価
アルコール/乳化剤の配合量は、上記それぞれの範囲内
で調整されるものであり、かつ、その混合比率は、特に
制限されるものではないが、好ましくは、図1に示す油
分/多価アルコール/乳化剤の三角相図にて表示される
ように、薄い網掛け部分と濃い網掛け部分の2つの領域
中の混合比率(重量比)〔油分:0より大きく60以
下、乳化剤:20以上100未満、多価アルコール:0
より大きく80以下となる重複範囲〕においては、非水
乳化物の性状が透明で均一であり、これに精製水を添加
して予備乳化物を得、高圧乳化処理を施すと、乳化粒子
が0.05μm以下のものが得られるので望ましく、更
に、濃い網掛け部〔(油分:0より大きく60以下、乳
化剤:20以上100未満、多価アルコール:0より大
きく40以下となる重複範囲)−(油分:0より大きく
20以下、乳化剤:80より大きく100未満、多価ア
ルコール:0より大きく20未満の重複範囲)の残存部
分の混合比率(重量比)〕においては、さらに使用感
上、べたつき感のなさやぬるつき感のなさが非常に良好
となるので特に好ましい。
【0029】使用する高圧ホモジナイザーは、温度が5
〜40℃、また処理圧力が500〜1500barに設
定することが好ましい。また、使用する高圧ホモジナイ
ザーとしては、例えば、マントンーガウリン型、マイク
ロフルイダイザー(商品名、マイクロフルイディスク社
製)、アルティマイザー(商品名、タウテクノロジー社
製)、ナノマイザー(商品名、ナノマイザー社製)等が
挙げられる。
【0030】上記乳化粒子の粒子径が0.1μmを越え
るものであると、油分を肌上で均一にムラなく塗布する
場合、厚ぼったくなり、また高圧処理を施していない
と、油滴の粒度分布がブロードであり、安定性が低下す
ることとなるので、好ましくない。本発明では、0.1
μm以下に微細化された乳化粒子を得る方法として、上
述の如く、界面化学的手法と機械的手法を組み合わせた
方法、すなわち、液晶乳化を行った後、高圧乳化を行う
方法で、第1段階として乳化剤と油分と多価アルコール
で非水乳化物を作製し、これに水を加えて予備エマルシ
ョンを調製し、第2段階として、この予備エマルション
を高圧下で乳化粒子を0.1μm以下に微細化し、さら
に必要ならば他の成分を添加する方法を詳述したが、こ
れに限定されるものではなく、0.1μm以下に微細化
された乳化粒子を得ることができるものであれば、転相
温度乳化法、凝集法、液晶乳化法、D相乳化法などの界
面化学的手法と、高圧乳化機、高せん断分散機、コロイ
ドミルといった機械的手法を単独、または、これらの複
数の組み合せでもよいものである。
【0031】配合可能なその他の成分としては、保湿
剤、ゲル化剤となる高分子物質などが挙げられる。保湿
剤としては、例えば、NMFに関連する物質であるピロ
リドンカルボン酸(PCA)、尿素、クレアチニン及
び、セリン、アラニン、グリシン、プロリン、アルギニ
ンなどのアミノ酸、トリメチルグリシンなどのアミノ酸
誘導体や、生体関連物質であるATP、ADP、AMP
及びDNAなど、または、多価アルコールであるグリセ
リン、エチレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、ペンタンジオール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコールなどが挙げられる。
【0032】また、保湿剤として保湿作用のある抽出液
又は有機酸も使用することができる。保湿作用のある抽
出液としては、例えば、アルテアエキス、アルモンドエ
キス、アロエエキス、カッコンエキス、カンゾウエキ
ス、キューカンバーエキス、キイチゴエキス、キウイエ
キス、コンフリーエキス(ヒレハリソウ)、ゴボウエキ
ス、シイタケエキス、ジオウエキス、ダービリアエキ
ス、トマトエキス、ニンジンエキス、バラエキス、ロー
ズ水(ローズウォーター)、ヒキオコシエキス(延命
草)、ブドウ葉エキス、ヘチマエキス、リンゴエキス、
レイシエキス、レンゲソウエキス、コメヌカ発酵エキ
ス、ゼニアオイエキス、オレンジ抽出液、ユリエキス、
ヨクイニンエキスなどが挙げられ、有機酸としては、グ
リコール酸、乳酸などが挙げられる。本発明に用いるこ
とができる保湿剤は、本発明の目的である、しわを初め
とする皮膚老化防止、なめらかでしっとりした肌を与え
る点で有用なので、配合することが好ましく、特に、ク
レアチニン、トリメチルグリシン、グリセリン、カンゾ
ウエキス、ダービリアエキス、ローズ水が効果や安定性
の点で望ましい。この保湿剤の配合量は、最終的に皮膚
化粧料全量に対して、50%以下が好ましく、更に好ま
しくは、0.01〜30%が望ましい。保湿剤の配合量
が50%を超えて配合すると、使用感がべたつくことが
あり、好ましくない。また、0.01%未満であると、
更に本発明の目的を高めることができなくなる。
【0033】ゲル化剤となる高分子物質としては、例え
ば、アラビヤゴム、カラギーナン、ペクチン、カンテ
ン、クインスシード(マルメロ)、デンプン、アルゲコ
ロイド、デキストラン、プルラン、コラーゲン、カゼイ
ン、ゼラチン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、カ
ルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデ
ンプン、メチルセルロース、ニトロセルロース、エチル
セルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ア
ルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリ
オキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、ポリアクリルアミド、ベントナイト、ケイ酸アル
ミニウムマグネシウム、ラポナイトが挙げられる。本発
明に用いることができる高分子物質は、水性基剤におい
て構造保持をつかさどるゲル化剤として有用な成分であ
るので、これを用いることにより水分を系に多量に保持
でき、また安定性を高めることができるため配合するこ
とが好ましく、中でもカルボキシビニルポリマーは、特
に水分を系に多量に保持でき、みずみずしくさっぱりし
た感触の化粧料を得ることができ、また安定性を高める
ことができるため好ましい。
【0034】本発明において、特に好ましいゲル化剤と
なる高分子物質であるカルボキシビニルポリマーは、通
常、化粧料に用いられるものであれば、特に制限される
ものではないが、水系の増粘剤で、水系の油を分散する
能力を有するものが特に有用である。具体的には、主と
してアクリル酸が重合したカルボキシビニルポリマー
と、主としてアクリル酸とメタクリル酸が共重合したア
ルキル変性カルボキシビニルポリマーであり、特に、ア
クリル酸とメタクリル酸が共重合したアルキル変性カル
ボキシビニルポリマーが好ましい。なお、市販のものと
しては、カーボポール940、カーボポール941、カ
ーボポール1342、PEMULEN TR−1、 P
EMULEN TR−2(いずれもグッドリッチ社
製)、ジュンロンPW−110、ジュンロン111(い
ずれも日本純薬社製)及びハイビスワコー103、ハイ
ビスワコー104、ハイビスワコー105(和光純薬社
製)が挙げられる。この高分子物質の配合量は、最終的
に皮膚化粧料全量に対して、5.0%以下が好ましく、
更に好ましくは、0.01〜3%が望ましい。高分子物
質の配合量が5.0%を超えて配合すると、ゲル組成物
としては、使用感上高分子特有のぬるつきが目立ってし
まうことがあり、好ましくない。また、0.01%未満
であると、更に水分を保持したり、安定性を高める効果
を高めることができなくなる。
【0035】更に、本発明の皮膚化粧料中には、本発明
の効果を損なわない範囲で従来の化粧料に使用されるア
ルコール類、薬効成分、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、
キレート剤、pH調整剤、香料、色素、紫外線吸収剤、
紫外線散乱剤、ビタミン類、植物エキス等を配合するこ
とができる。なお、これらの任意成分は、これらに限定
されるものではない。
【0036】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例等により、
さらに詳細に説明するが、本発明は下記実施例等に限定
されるものではない。
【0037】〔実施例1〜4及び比較例1〜2〕下記表
1に示す実施例1〜4及び比較例1〜2の配合組成を下
記に示すそれぞれの製造方法により、皮膚化粧料を調製
した。また、下記表1に示す実施例1〜4及び比較例1
〜2に記載の平均粒子径の測定方法、粒子の分布、小じ
わ改善効果の測定方法、使用感評価、保存安定性の試験
法は、下記のそれぞれの方法により行った。これらの結
果等を下記表1に示す。
【0038】〔製造方法〕(実施例1、2)スクワラ
ン、グリセリン及びモノイソステアリン酸デカグリセリ
ルを加温して均一な非水乳化物を調製した。次に、この
非水乳化物に対して2倍量の精製水を加え混合攪拌して
予備乳化物とした。これを、マイクロフルイダイザー
(商品名、マイクロフルイディスク社製)により、10
00barにて微細化した後、酸化型CoAナトリウム
塩、保湿剤、高分子及び残りの精製水を加えて作製し
た。
【0039】(実施例3、4)製造方法は、上記実施例
1、2と同じであるが、パントテン酸及びその塩または
パントテン酸の誘導体及びそれらの塩、界面活性剤に異
なる成分を使用した。
【0040】(比較例1)スクワラン、モノイソステア
リン酸デカグリセリルからなる油相、酸化型CoAナト
リウム塩、グリセリン、ジプロピレングリコール、ロー
ズウォーター、精製水からなる水相をそれぞれ70℃で
混合溶解し、水相をホモミキサーで攪拌しながら、徐々
に油相を添加して乳化粒子を均一にし、脱気、冷却し、
35℃で仕上げた(通常乳化法)。
【0041】(比較例2)上記実施例1からパントテン
酸及びその塩またはパントテン酸の誘導体及びそれらの
塩を除外して調製した。
【0042】(1)平均粒径の測定法 日機装株式会社製、マイクロトラック粒度分布計を用い
て平均粒子径を測定した。
【0043】(2)粒子の分布の測定法 同じく日機装株式会社製、マイクロトラック粒度分布計
を用いて粒子径分布を測定し、平均粒子径から±40%
の範囲内に全粒子の90%以上の粒子が含まれる分布の
ものを○とし、90%未満の粒子が含まれる分布のもの
を×と評価した。
【0044】(3)小じわ改善効果の評価法 5名の女性(35〜55才)を選び、1日2回、連続3
ヶ月間本発明品を小じわの気になる部分に使用し、小じ
わの改善を判定基準として、やや有効以上の人数が1人
以下を×、2人を△、3〜4人を○、5人を◎として評
価した。
【0045】(4)使用感の評価法 20名のパネラーが1日2回、1週間使用して評価し
た。評価結果は、各々「べとつき感やぬるつき感がな
い」、「しっとり感がある」と回答した人数を示した。
【0046】(5)保存安定性試験 試料を40℃の恒温槽に3ヶ月保存した後、官能評価に
より、全く異常が認められない場合は◎とし、若干の変
化があるが発見が困難で異常と認められない場合は○と
し、油分が分離したり、著しく外観性状が変化する異常
が認められた場合は×と評価した。
【0047】
【表1】
【0048】(表1の考察)上記表1の結果から明らか
なように、本発明となる実施例1〜4は、本発明の範囲
外となる比較例1〜2に較べて、小じわ改善効果、使用
感及び保存安定性の全てに優れていることが判明した。
比較例を個別的に見ると、比較例1は、通常の乳化方法
でしか乳化を行っておらず、乳化粒子が微細でないた
め、粒度分布がブロードとなり、40℃、3ヶ月の保存
安定性試験の結果は悪かった。比較例2は、パントテン
酸及びその塩またはパントテン酸の誘導体及びそれらの
塩を配合していないため、小じわ改善効果が高くなかっ
た。
【0049】(実施例5〜15)次に、下表2及び表3
に示す配合組成を下記に示す製造方法により、本発明と
なる実施例5〜15の皮膚化粧料を調製した。得られた
実施例5〜15の皮膚化粧料について、上述の平均粒子
径の測定方法、粒子の分布、小じわ改善効果の測定法、
使用感評価、保存安定性の試験方法により評価した。こ
れらの結果等を下記表2及び表3に示す。
【0050】〔製造方法〕 実施例5〜13(液晶乳化法+高圧乳化法) 油分、多価アルコール及び界面活性剤を加温(50℃)
して均一な非水乳化物を調製した。次に、この非水乳化
物に対して2倍量の精製水を加え混合攪拌して予備乳化
物とした。これをマイクロフルイダイザー(商品名、マ
イクロフルイディスク社製)により、1000barに
て微細化した後、パントテン酸及びその塩またはパント
テン酸の誘導体及びそれらの塩、保湿剤とその他の成分
及び残りの精製水を加えて作製した。
【0051】実施例14(液晶乳化法+コロイドミル乳
化法) 油分、多価アルコール及び界面活性剤を加温(50℃)
して均一な非水乳化物を調製した。次に、この非水乳化
物に対して2倍量の精製水を加え混合攪拌して予備乳化
物とした。この予備乳化物をコロイドミルNNK−1
(日本精機製作所社製)で毎分8000回転、2分間処
理し、微細化した後、パントテン酸及びその塩またはパ
ントテン酸の誘導体及びそれらの塩、保湿剤とその他の
成分及び残りの精製水を加えて作製した。
【0052】実施例15(転相温度乳化法) 油分、界面活性剤、防腐剤、精製水10%をプロペラで
攪拌しながら20℃から80℃まで加温し、次に35℃
まで冷却した後、酸化型CoA、1,3−ブチレングリ
コールと残りの精製水を混合して作製した。
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】表3中の2)〜7)は以下のとおりである。 2)ヒアルロン酸ナトリウム、ヒアルロン酸FDH(紀文
フードケミファ) 3)HPMC、メトローズSM−25(信越化学工業) 4)キサンタンガム、エコーガムT(ケルコ) 5)カルボキシメチルセルロース、CMC1380(ダイ
セル化学) 6)カルボキシビニルポリマー、ハイビスワコー105
(和光純薬) 7)アルキル変成カルボキシビニルポリマー、ペムレンT
R−1(グッドリッチ)
【0056】(表2及び表3の考察)上記表2及び表3
の結果から明らかなように、本発明となる実施例5〜1
5は小じわ改善効果、使用感、保存安定性に優れている
ことが判明した。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、しわを初めとする皮膚
の老化を防止し、滑らかでしっとりした肌を与え、安定
性、使用感に優れた皮膚化粧料が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、好ましい乳化粒子成分となる
乳化剤、油分及び多価アルコールの三角相図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB442 AC022 AC102 AC122 AC182 AC212 AC302 AC342 AC352 AC422 AC472 AC482 AC542 AC582 AC612 AC641 AC642 AC852 AD042 AD092 AD162 AD172 AD272 AD282 AD332 AD352 AD532 AD662 BB21 CC02 CC05 DD27 DD35 EE01 EE06 EE07 EE12 FF05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パントテン酸及びその塩、またはパント
    テン酸の誘導体及びそれらの塩からなる群の中から選ば
    れる少なくとも1種の化合物と、0.1μm以下の微細
    な乳化粒子とを含有してなることを特徴とする皮膚化粧
    料。
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