JP2000184505A - 電動車両の制動装置 - Google Patents
電動車両の制動装置Info
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Abstract
制動操作力センサのフェイルを検出して制動を安全サイ
ドに移行させる電動車両の制動装置を提供すること。 【解決手段】 2個の制動操作力センサh1,h2から
のセンサ出力値が共に設定値以上であり、且つ、制動開
始スイッチgから制動開始を示す信号が出力されない状
態が設定時間継続した時、制動開始スイッチgが異常で
あると判定するスイッチ異常判定手段iと、スイッチ異
常判定時に回生制動力を減少させるフェイルセーフ手段
jとを設けた。制動開始スイッチgから制動開始を示す
信号が出力されている時で、且つ、2個の制動操作力セ
ンサh1,h2からのセンサ出力値の差分値が設定値以
上である状態が設定時間継続した時、制動操作力センサ
h1,h2が異常であると判定するセンサ異常判定手段
kと、センサ異常判定時に回生制動力を減少させるフェ
イルセーフ手段iとを設けた。
Description
ータを併用するハイブリッド車両や電動モータを原動機
とする電動車両に適用される電動車両の制動装置の技術
分野に属する。
えば、特開平5−184007号公報に記載のものが知
られている。
サの出力電圧が予め設定された所定範囲を上下に逸脱し
た場合、あるいは、ブレーキペダル操作が行なわれてい
ないことをブレーキペダルスイッチが検出しているにも
かかわらず、踏力センサの出力電圧が予め設定された所
定値を超えた場合、その踏力センサがフェイルしたと判
定し、油圧のみによって制動する技術が記載されてい
る。
来の電動車両の制動装置にあっては、ブレーキペダルの
踏力センサは、出力固定やゲイン異常等の様々な故障モ
ードを有しており、センサからの出力電圧が予め設定さ
れた所定範囲を上下に逸脱したのみでは、踏力センサの
フェイル判定が不可能な故障モード(例えば、所定範囲
内の出力電圧固定の場合はセンサフェイルと判定されな
い。)がある。
ないことをブレーキペダルスイッチが検出しているにも
かかわらず、踏力センサの出力電圧が予め設定された所
定値を超えた場合、その踏力センサがフェイルしたと判
定するが、この判定基準はブレーキペダルスイッチが必
ず正常であるという条件下でのみ成立するもので、実際
には、ブレーキペダルスイッチがフェイルなのか、踏力
センサがフェイルなのか分からない。
で、本発明が解決しようとする第1の課題は、高い信頼
性により制動開始スイッチのフェイルを検出して制動を
安全サイドに移行させる電動車両の制動装置を提供する
ことにある。第2の課題は、高い信頼性により制動操作
力センサのフェイルを検出して制動を安全サイドに移行
させる電動車両の制動装置を提供することにある。
図1(イ) のクレーム対応図に示すように、車輪aの回転
に伴い電動機bが発生する電力を車載のバッテリーcに
回収する回生制動力発生手段dと、ブレーキ操作子eの
操作に応じて液圧制動力を発生する液圧制動力発生手段
fと、制動操作の開始を検出する制動開始スイッチg
と、ドライバーによる制動操作力を直接または間接的に
検出する制動操作力センサhとを有し、前記制動開始ス
イッチgからの制動開始を示す信号出力時、回生制動力
と液圧制動力を加えたトータル制動力が検出された制動
操作力から求められる必要制動力に一致するように両制
動力を調整する電動車両の制動装置において、前記制動
操作力センサhとして、第1制動操作力センサh1と第
2制動操作力センサh2との2個のセンサを設け、前記
2個のセンサh1,h2からのセンサ出力値が共に制動
により車両が減速される設定値以上であり、且つ、制動
開始スイッチgから制動開始を示す信号が出力されない
状態が設定時間継続した時、制動開始スイッチgが異常
であると判定するスイッチ異常判定手段iと、スイッチ
異常判定時に回生制動力を減少させるフェイルセーフ手
段jとを設けた。
ム対応図に示すように、車輪aの回転に伴い電動機bが
発生する電力を車載のバッテリーcに回収する回生制動
力発生手段dと、ブレーキ操作子eの操作に応じて液圧
制動力を発生する液圧制動力発生手段fと、制動操作の
開始を検出する制動開始スイッチgと、ドライバーによ
る制動操作力を直接または間接的に検出する制動操作力
センサhとを有し、前記制動開始スイッチgからの制動
開始を示す信号出力時、回生制動力と液圧制動力を加え
たトータル制動力が検出された制動操作力から求められ
る必要制動力に一致するように両制動力を調整する電動
車両の制動装置において、前記制動操作力センサhとし
て、第1制動操作力センサh1と第2制動操作力センサ
h2との2個のセンサを設け、前記制動開始スイッチg
から制動開始を示す信号が出力されている時で、且つ、
2個の制動操作力センサh1,h2からのセンサ出力値
の差分値がバラツキを考慮して決められた設定値以上で
ある状態が設定時間継続した時、制動操作力センサh
1,h2が異常であると判定するセンサ異常判定手段k
と、センサ異常判定時に回生制動力を減少させるフェイ
ルセーフ手段iとを設けた。
求項2に記載の電動車両の制動装置において、前記制動
開始スイッチgをストップランプスイッチとし、前記第
1制動操作力センサh1をプライマリマスタシリンダ圧
センサとし、前記第2制動操作力センサh2をセカンダ
リマスタシリンダ圧センサとした。
求項3に記載の電動車両の制動装置において、前記フェ
イルセーフ手段iを、制動開始スイッチgもしくは制動
操作力センサh1,h2が異常であるとの判定時、前記
回生制動力発生手段dの作動を停止し、液圧制動力発生
手段fのみによる車輪制動に切り替える手段とした。
は、制動開始スイッチgからの制動開始を示す信号出力
が回生協調制御の開始条件とされ、回生制動力と液圧制
動力を加えたトータル制動力が制動操作力センサhによ
り検出された制動操作力から求められる必要制動力(ド
ライバ要求制動力)に一致するように回生制動力と液圧
制動力が調整される。この回生協調制御中を含む制動時
等において、制御情報として用いられるセンサ・スイッ
チ類の故障診断が行なわれ、一方の制動開始スイッチg
については、スイッチ異常判定手段iにおいて、第1制
動操作力センサh1と第2制動操作力センサh2との2
個のセンサからのセンサ出力値が共に制動により車両が
減速される設定値以上であり、且つ、制動開始スイッチ
gから制動開始を示す信号が出力されない状態が設定時
間継続した時、制動開始スイッチgが異常であると判定
される。そして、スイッチ異常判定時には、フェイルセ
ーフ手段jにより回生制動力が減少される。このよう
に、故障判定基準として2個の制動操作力センサh1,
h2を用い、しかも、瞬間的なノイズ影響を排除するよ
うに時間条件を付加することで、高い信頼性により制動
開始スイッチgのフェイル(オフ故障)を検出して制動
を安全サイドの液圧制動側に移行させることができる。
制御中を含む制動時等において、制御情報として用いら
れる制動操作力センサh1,h2の故障診断について
は、センサ異常判定手段kにおいて、制動開始スイッチ
gから制動開始を示す信号が出力されている時で、且
つ、2個の制動操作力センサh1,h2からのセンサ出
力値の差分値がバラツキを考慮して決められた設定値以
上である状態が設定時間継続した時、制動操作力センサ
h1,h2が異常であると判定される。そして、センサ
異常判定時には、フェイルセーフ手段jにより回生制動
力が減少される。このように、故障判定基準として制動
開始スイッチgから制動開始を示すオン信号を用いて2
つのセンサ出力値の不整合を判定し、しかも、瞬間的な
ノイズ影響を排除するように時間条件を付加すること
で、高い信頼性により2個の制動操作力センサh1,h
2のフェイル(少なくとも一方のセンサ故障)を検出し
て制動を安全サイドの液圧制動側に移行させることがで
きる。
スイッチgをストップランプスイッチとし、第1制動操
作力センサh1をプライマリマスタシリンダ圧センサと
し、第2制動操作力センサh2をセカンダリマスタシリ
ンダ圧センサとしたことで、請求項1または請求項2記
載の発明の効果に加え、制動開始をブレーキ操作子eの
わずかな動作で応答良く検出できるし、また、制動操作
力を間接的であるがマスタシリンダ圧により精度良く、
しかも、トルク検出等に比べて容易に検出することがで
きる。
スイッチgもしくは制動操作力センサh1,h2が異常
であるとの判定時、回生制動力発生手段dの作動を停止
し、液圧制動力発生手段fのみによる車輪制動に切り替
えるようにしたことで、請求項1ないし請求項4記載の
発明の効果に加え、回生協調制御の正常な作動が維持で
きないスイッチ・センサ等の故障に対し、通常の液圧制
動への復帰となり、ドライバーに制動違和感を与えるこ
ともない。
請求項1〜請求項4に記載の発明に対応する電動車両の
制動装置である。
1の電動車両の制動装置が適用された回生協調ブレーキ
システム図であり、回生協調ブレーキシステムは、従来
の液圧のみによるブレーキに対し、モータ回生制動と協
調するブレーキ液圧制御により、燃費の向上を図ること
を目的とするシステムである。
ーキ操作子)、2は作動液圧ブースタ、3はマスタシリ
ンダ、4はブレーキ液リザーバ、5は外部液圧発生ユニ
ット、6は回生協調アクチュエータ(液圧制動力発生手
段)、7はABSアクチュエータ、8FR,8RL,8RR,
8FLはホイールシリンダ、12は回生協調コントロール
ユニット、13はABSコントロールユニット、14は
モータコントローラ、15はインバータ&モータコント
ロールユニット(回生制動力発生手段)、16はモータ
ー(電動機)、17はバッテリー、18はストップラン
プスイッチ(制動開始スイッチ)、19,20は圧力ス
イッチ、21はプライマリマスタシリンダ圧センサ(第
1制動操作力センサ)、22はセカンダリマスタシリン
ダ圧センサ(第2制動操作力センサ)である。
1へのペダル踏力を作動液圧ブースタ2により高め、ペ
ダル踏力に応じたマスタシリンダ圧を発生する。
R,8FLは、マスタシリンダ3から回生協調アクチュエ
ータ6及びABSアクチュエータ7を介して導かれるホ
イールシリンダ圧に応じた制動力を各車輪に付与する。
シリンダ3とABSアクチュエータ7との間に配置さ
れ、モーター回生制動時、制動回生により得られる制動
力と各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLへのブ
レーキ液圧による制動力との合計がマスタシリンダ圧に
よる必要制動力に一致するように、マスタシリンダ圧を
減圧制御する。
アクチュエータ6と各ホイールシリンダ8FR,8RL,8
RR,8FLとの間に配置され、制動ロックが発生するよう
な低μ路制動時や急制動時等において、制動ロックを抑
制するように各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8
FLのブレーキ液圧を制御する。
は、必要制動力に対し回生制動力分と油圧制動力分との
制動配分を決め、決められた油圧制動力分を各ホイール
シリンダ8FR,8RL,8RR,8FLへのブレーキ液圧によ
り得るために回生協調アクチュエータ6に対しバルブ駆
動信号を出力する制御手段で、マスタシリンダ圧信号に
より必要制動力を算出する必要制動力算出部12aと、
必要制動力とモーターコントローラ14からの可能回生
力により制動配分を決定する回生/油圧制動配分決定部
12bと、決定された油圧制動配分に基づいてバルブ駆
動信号を出力する油圧制御部12cと、信号を監視して
フェイルセーフ制御を行なうFS制御部12dとを備え
ている。尚、このFS制御部12dに、後述するスイッ
チ異常判定部やセンサ異常判定部を有する。
車輪速信号により車輪の制動スリップ状態を算出し、制
動ロックと判断される時にABSアクチュエータ7に対
しバルブ駆動信号を出力する。尚、ABS作動信号がA
BSコントロールユニット13から回生協調コントロー
ルユニット12に出力され、回生協調制御中を含む制動
時等においてにABS作動に入ったら回生協調制御を解
除するという制御干渉防止措置がとられる。
に可能回生力を算出し回生/油圧制動配分決定部12b
に出力する可能回生力算出部14aと、回生/油圧制動
配分決定部12bからの制動力配分情報を入力して回生
力を制御する回生力制御部14bとを備えたコントロー
ラである。
ニット15は、モーターコントローラ14からの指令に
基づいてインバータを含むモーター制御を行なう手段で
ある。
たは単独で駆動系に設けられ、走行時には駆動モーター
としての機能を発揮し、制動時や減速時等には回生によ
りバッテリー17に蓄電するジェネレータ(発電機)と
しての機能を発揮する。
気失陥(F/S)時の電動車両の制動装置を示す液圧回
路図で、回生協調アクチュエータ6において、FCSは
回生切換バルブ、P&RVは液圧制御バルブ、SCCは
共用シリンダ、CSBは増圧バルブ、CSDは減圧バル
ブ、RSVはリザーバ、CHV1は第1チェックバル
ブ、CHV2は第2チェックバルブ、CHV3は第3チ
ェックバルブ、BP1は第1バイパス液路、BP2は第
2バイパス液路であり、ABSアクチュエータ7におい
て、30FR,30RL,30RR、30FLは増圧制御バル
ブ、31FR,31RL,31RR、31FLは減圧制御バル
ブ、32P,32Sはリザーバ、33P,33Sはポン
プ、34P,34Sはダンパ、35FR,35RL,35R
R、35FLはチェックバルブである。
ンダ圧液路の途中に設けられ、モーター回生制動時にマ
スタシリンダ3と各ホイールシリンダ8FR,8RL,8R
R,8FLの連通を遮断する2位置ソレノイドバルブであ
る。
切換バルブFCSとは並列配置で設けられ、モーター回
生制動時に回生分減圧した各ホイールシリンダ8FR,8
RL,8RR,8FLへのブレーキ液圧を作り出すバルブで、
マスタシリンダ圧を入力圧とし、プロポーショニングバ
ルブ特性とリリーフバルブ特性とを合成した減圧特性に
より制動回生分を減圧したホイールシリンダ圧を出力す
る。
マスタシリンダ3と前記回生切換バルブFCSとを連通
する液路の途中に設けられ、マスタシリンダ3から各ホ
イールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FL方向への流通の
みを許す。
ックバルブCHV1の下流位置であって前記回生切換バ
ルブFCSの上流位置から分岐する液路に設けられ、モ
ーター回生制動による減圧時に消費液量が減少した分だ
けマスタシリンダ3からのブレーキ液を吸収する吸収シ
リンダ機能と、モーター回生制動から通常の制動への復
帰時に各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLへの
ブレーキ液量を復元して増圧する増圧シリンダ機能を1
つのシリンダで共用させたものである。この共用シリン
ダSCCは、ブレーキ液圧室側の小径シリンダ部と、背
圧室側の大径シリンダ部と、両シンリンダ部に摺動可能
に嵌合された段付きピストンと、該段付きピストンをブ
レーキ液圧室方向に付勢するスプリングとを有する。
第1チェックバルブCHV1と前記回生切換バルブFC
Sとを迂回してマスタシリンダ3と各ホイールシリンダ
8FR,8RL,8RR,8FLを連通する第1バイパス液路B
P1の途中に設けられ、各ホイールシリンダ8FR,8R
L,8RR,8FLからマスタシリンダ3方向への流通のみ
を許す。
ダSCCの背圧室と前記作動液圧ブースタ2とを連通す
る液路の途中に設けられた常開の2位置ソレノイドバル
ブであり、前記減圧バルブCSDは、前記共用シリンダ
SCCの背圧室と前記リザーバRSVとを連通する液路
の途中に設けられた常閉の2位置ソレノイドバルブであ
り、前記第3チェックバルブCHV3は、前記減圧バル
ブCSDを迂回してリザーバRSVと増圧バルブCSB
とを連通する第2バイパス液路BP2の途中に設けら
れ、リザーバRSVから増圧バルブCSB方向への流通
のみを許す。尚、リザーバRSVのスプリング室はブレ
ーキ液リザーバ4に連通されている。
を満足しない通常ブレーキ時や電気失陥によるフェイル
セーフ時等においては、回生協調アクチュエータ6の各
ソレノイドバルブFCS,CSB,CSDは図3に示す
ソレノイドOFF位置にある。
ーキ操作を行なうと、マスタシリンダ3で発生したブレ
ーキ液圧は、第1チェックバルブCHV1→回生切換バ
ルブFCS→ABSアクチュエータ7を経過してそのま
まホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLに導かれ、
各車輪にマスタシリンダ圧(=ホイールシリンダ圧)に
よる制動力が与えられる。
ブレーキ解放時には、ホイールシリンダ8FR,8RL,8
RR,8FLの液圧が、ABSアクチュエータ7→回生切換
バルブFCS→第1チェックバルブCHV1を経過して
マスタシリンダ3に戻され、各車輪に付与されていたホ
イールシリンダ圧が減圧される。
圧の回生協調制御について、図4〜図6に基づいて説明
する。
と、ストップランプスイッチ18がONとなり(図5の
BPSがOFF→ON)、このスイッチ信号に基づい
て、回生切換バルブFCS(ON)が連通から遮断に切
り換えられ、マスタシリンダ3で発生したブレーキ液圧
は、液圧制御バルブP&RV→ABSアクチュエータ7
を経過して各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FL
に導かれ、液圧制御バルブP&RVにおいて、図6に示
す特性にてマスタシリンダ圧から制動回生による分を減
圧したブレーキ液圧が作り出され、各車輪にはマスタシ
リンダ圧より低圧のホイールシリンダ圧による制動力が
与えられる。すなわち、通常ブレーキ時は、図6(イ) に
示すように、マスタシリンダ圧とホイールシリンダ圧と
は1:1の関係であるが、回生協調時は液圧制御バルブ
P&RVを介在させることにより、図6(ロ) に示すよう
に、ホイールシリンダ圧がP1 まではマスタシリンダ圧
をそのままホイールシリンダ圧であり、ホイールシリン
ダ圧がP1 に達するとマスタシリンダ圧の上昇に対して
ホイールシリンダ圧が微増するプロポーショニングバル
ブ特性(PV特性)とし、ホイールシリンダ圧がP2 以
上になるとマスタシリンダ圧に比例したホイールシリン
ダ圧を出力するリリーフバルブ特性(RV特性)とを合
成した減圧特性により制動回生分(図6の点描領域)を
減圧したホイールシリンダ圧が出力されることになる。
この制動回生分は、回生協調コントロールユニット12
での回生/油圧の制動配分の算出結果に応じて決められ
る。
回生切換バルブFCSによりマスタシリンダ3と各ホイ
ールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLの連通が遮断さ
れ、液圧制御バルブP&RVにより制動回生による分を
減圧したブレーキ液圧が作り出される。このため、マス
タシリンダ3からのブレーキ液のうち各ホイールシリン
ダ8FR,8RL,8RR,8FLでの消費液量が減少した分だ
けのブレーキ液を吸収する必要がある。これに対し、図
5に示すように、ブレーキペダル1の踏み込みが開始さ
れると、まず、ストップランプスイッチ18のONに呼
応して増圧バルブCSBが閉じられ、その直後、液圧制
御バルブP&RVの減圧開始に呼応して減圧バルブCS
Dが開らかれる。よって、マスタシリンダ3からのブレ
ーキ液は、第1チェックバルブCHV1を介して共用シ
リンダSCCに導かれ、共用シリンダSCCの段付きピ
ストンを押してブレーキ液圧をブレーキ液圧室に貯め、
共用シリンダSCCの背圧室(大気圧相当)から減圧バ
ルブCSDを経過してリザーバRSVにブレーキ液を貯
めることで吸収シリンダ機能が発揮される。
の復帰時には、回生切換バルブFCSによりマスタシリ
ンダ3と各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLと
の遮断が解除され両シリンダ3,8FR,8RL,8RR,8
FLが連通される。この時、上記ブレーキ液の吸収分だけ
各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FLのブレーキ
液が不足し、液圧も低くなっているため、ホイールシリ
ンダ圧をマスタシリンダ圧レベルまで引き上げる増圧を
行なう必要がある。これに対し、図5に示すように、ま
ず、液圧制御バルブP&RVでリリーフバルブ作動圧と
なったらそれ以降の時点で減圧バルブCSDが閉じら
れ、多少の時間遅れで増圧バルブCSBが開かれる。よ
って、回生協調終了時に回生切換バルブFCSが連通側
に切り換えられると、ブースト圧を背圧とする共用シリ
ンダSCCのブレーキ液が、第1チェックバルブCHV
1によりマスタシリンダ3側に流れ込むことなく、回生
切換バルブFCSを介して各ホイールシリンダ8FR,8
RL,8RR,8FLに送られ、ブレーキ液量を復元して減圧
されている各ホイールシリンダ8FR,8RL,8RR,8FL
のブレーキ液圧がマスタシリンダ3のレベルまで増圧さ
れ、増圧シリンダ機能が発揮される。 [ストップランプスイッチOFF故障診断]図7は回生
協調コントロールユニット12のFS制御部12dで行
なわれるストップランプスイッチOFF故障診断処理作
動の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップに
ついて説明する(スイッチ異常判定手段及びフェイルセ
ーフ手段)。
かどうかが判断される。
ンダ圧センサ21からのセンサ出力値PM1が制動により
車両が減速されるレベルの設定値PO 以上かどうかが判
断される。
ンダ圧センサ22からのセンサ出力値PM2が制動により
車両が減速されるレベルの設定値PO 以上かどうかが判
断される。
チ18から非制動時であることを示すOFF信号が出力
されているかどうかが判断される。
プ73の条件を満足する時、タイマ値TがT−1に減算
される。
プ73の条件のうち1つでも満足しない時、タイマ値T
が初期値TO に書き換えられる。
なったかどうかが判断される。
プ73の条件を満足する状態がタイマ値Tによる設定時
間継続し、ステップ76の条件を満足する時、ストップ
ランプスイッチ18がOFF故障であると判定され、回
生協調制御を停止し、液圧制動のみによる車輪制動に切
り替えられる。
等において、制御情報として用いられるセンサ・スイッ
チ類の故障診断が行なわれ、図7のフローチャートに示
すように、プライマリマスタシリンダ圧センサ21とセ
カンダリマスタシリンダ圧センサ22との2個のセンサ
からのセンサ出力値PM1,PM2が共に設定値PO 以上で
あり、且つ、ストップランプスイッチ18からOFF信
号のままの状態が設定時間継続した時、ステップ76の
時間条件を満足し、ストップランプスイッチ18がOF
F故障であると判定される。そして、スイッチOFF故
障判定時には、ステップ77において、回生協調制御を
停止し、液圧制動のみによる車輪制動に切り替えられ
る。 [マスタシリンダ圧不整合診断]図8は回生協調コント
ロールユニット12のFS制御部12dで行なわれるマ
スタシリンダ圧不整合診断処理作動の流れを示すフロー
チャートで、以下、各ステップについて説明する(セン
サ異常判定手段及びフェイルセーフ手段)。
チ18から制動時であることを示すON信号が出力され
ているかどうかが判断される。
かどうかが判断される。
るかどうかが判断される。
圧センサ21,22からのセンサ出力値PM1,PM2の差
の絶対値|PM1−PM2|がセンサバラツキを考慮して決
められた設定値A以上であるかどうかが判断される。
プ83の条件を満足する時、タイマ値TがT−1に減算
される。
プ83の条件のうち1つでも満足しない時、タイマ値T
が初期値TO に書き換えられる。
なったかどうかが判断される。
プ83の条件を満足する状態がタイマ値Tによる設定時
間継続し、ステップ86の条件を満足する時、センサ故
障であると判定され、回生協調制御を停止し、液圧制動
のみによる車輪制動に切り替えられる。
用いられるセンサ・スイッチ類の故障診断が行なわれ、
図8のフローチャートに示すように、ストップランプス
イッチ18から制動開始を示すON信号が出力されてい
る時で、且つ、2個のマスタシリンダ圧センサ21,2
2からのセンサ出力値PM1,PM2の差の絶対値が設定値
A以上である状態が設定時間継続した時、ステップ86
の時間条件を満足し、マスタシリンダ圧センサ21,2
2が異常であると判定される。そして、センサ故障判定
時には、ステップ87において、回生協調制御を停止
し、液圧制動のみによる車輪制動に切り替えられる。
て2個のマスタシリンダ圧センサ21,22を用い、し
かも、瞬間的なノイズ影響を排除するように時間条件を
付加することで、高い信頼性によりストップランプスイ
ッチ18のフェイル(OFF故障)を検出して制動を安
全サイドの液圧制動に移行させることができる。
としてストップランプスイッチ18から制動開始を示す
ON信号を用いて2つのセンサ出力値PM1,PM2の不整
合を判定し、しかも、瞬間的なノイズ影響を排除するよ
うに時間条件を付加することで、高い信頼性により2個
のマスタシリンダ圧センサ21,22のフェイル(少な
くとも一方のセンサ故障)を検出して制動を安全サイド
の液圧制動側に移行させることができる。
プスイッチ18とし、第1制動操作力センサをプライマ
リマスタシリンダ圧センサ21とし、第2制動操作力セ
ンサをセカンダリマスタシリンダ圧センサ22としたこ
とで、制動開始をブレーキペダル1のわずかな動作で応
答良く検出できるし、また、制動操作力をマスタシリン
ダ圧により精度良く、しかも、トルク検出等に比べて容
易に検出することができる。
の判定時には、液圧制動のみによる車輪制動に切り替え
るようにしたことで、回生協調制御の正常な作動が維持
できないスイッチOFF故障やセンサ故障に対し、図3
に示す通常の液圧制動への復帰となり、ドライバーに制
動違和感を与えることもない。
対応図である。
た回生協調ブレーキシステム図である。
/S)時の電動車両の制動装置を示す液圧回路図であ
る。
置を示す液圧回路図である。
時における回生協調制御での各作動状況を説明するタイ
ムチャートである。
た液圧制御バルブでの減圧特性を示す図である。
のFS制御部で行なわれるストップランプスイッチOF
F故障診断処理作動の流れを示すフローチャートであ
る。
のFS制御部で行なわれるマスタシリンダ圧不整合診断
処理作動の流れを示すフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 車輪の回転に伴い電動機が発生する電力
を車載のバッテリーに回収する回生制動力発生手段と、 ブレーキ操作子の操作に応じて液圧制動力を発生する液
圧制動力発生手段と、 制動操作の開始を検出する制動開始スイッチと、 ドライバーによる制動操作力を直接または間接的に検出
する制動操作力センサとを有し、 前記制動開始スイッチからの制動開始を示す信号出力
時、回生制動力と液圧制動力を加えたトータル制動力が
検出された制動操作力から求められる必要制動力に一致
するように両制動力を調整する電動車両の制動装置にお
いて、 前記制動操作力センサとして、第1制動操作力センサと
第2制動操作力センサとの2個のセンサを設け、 前記2個のセンサからのセンサ出力値が共に制動により
車両が減速される設定値以上であり、且つ、制動開始ス
イッチから制動開始を示す信号が出力されない状態が設
定時間継続した時、制動開始スイッチが異常であると判
定するスイッチ異常判定手段と、スイッチ異常判定時に
回生制動力を減少させるフェイルセーフ手段とを設けた
ことを特徴とする電動車両の制動装置。 - 【請求項2】 車輪の回転に伴い電動機が発生する電力
を車載のバッテリーに回収する回生制動力発生手段と、 ブレーキ操作子の操作に応じて液圧制動力を発生する液
圧制動力発生手段と、 制動操作の開始を検出する制動開始スイッチと、 ドライバーによる制動操作力を直接または間接的に検出
する制動操作力センサとを有し、 前記制動開始スイッチからの制動開始を示す信号出力
時、回生制動力と液圧制動力を加えたトータル制動力が
検出された制動操作力から求められる必要制動力に一致
するように両制動力を調整する電動車両の制動装置にお
いて、 前記制動操作力センサとして、第1制動操作力センサと
第2制動操作力センサとの2個のセンサを設け、 前記制動開始スイッチから制動開始を示す信号が出力さ
れている時で、且つ、2個の制動操作力センサからのセ
ンサ出力値の差分値がバラツキを考慮して決められた設
定値以上である状態が設定時間継続した時、制動操作力
センサが異常であると判定するセンサ異常判定手段と、
センサ異常判定時に回生制動力を減少させるフェイルセ
ーフ手段とを設けたことを特徴とする電動車両の制動装
置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電動車
両の制動装置において、 前記制動開始スイッチをストップランプスイッチとし、 前記第1制動操作力センサをプライマリマスタシリンダ
圧センサとし、 前記第2制動操作力センサをセカンダリマスタシリンダ
圧センサとしたことを特徴とする電動車両の制動装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3に記載の電動車
両の制動装置において、 前記フェイルセーフ手段を、制動開始スイッチもしくは
制動操作力センサが異常であるとの判定時、前記回生制
動力発生手段の作動を停止し、液圧制動力発生手段のみ
による車輪制動に切り替える手段としたことを特徴とす
る電動車両の制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35113898A JP2000184505A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 電動車両の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35113898A JP2000184505A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 電動車両の制動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000184505A true JP2000184505A (ja) | 2000-06-30 |
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ID=18415314
Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000184505A (ja) |
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