JP2000184331A - 記録条件を設定する光ディスク記録再生装置 - Google Patents

記録条件を設定する光ディスク記録再生装置

Info

Publication number
JP2000184331A
JP2000184331A JP10356021A JP35602198A JP2000184331A JP 2000184331 A JP2000184331 A JP 2000184331A JP 10356021 A JP10356021 A JP 10356021A JP 35602198 A JP35602198 A JP 35602198A JP 2000184331 A JP2000184331 A JP 2000184331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image information
filter
setting
reproducing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10356021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000184331A5 (ja
Inventor
Yasushi Tsumagari
康史 津曲
Takashi Ishii
孝 石井
Kazuo Shinya
和夫 新屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10356021A priority Critical patent/JP2000184331A/ja
Publication of JP2000184331A publication Critical patent/JP2000184331A/ja
Publication of JP2000184331A5 publication Critical patent/JP2000184331A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質と記録時間を両立すべく、適切なプリフ
ィルタ処理を自動的に施す光ディスク録画再生装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
体に対し記録・再生を行う光ディスク記録再生装置であ
って、ユーザの入力によって画像情報の記録条件を設定
するインタフェース1と、これにより設定された記録条
件に基づき複数フィルタ素子5から最適のフィルタ素子
を選択するフィルタ部5と、ここで選択したフィルタ素
子を通過した画像情報をディスクに記録する記録機能
6,7,8とを有する光ディスク記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクにMP
EG2圧縮により映像等を記録する際、記録する映像信
号の種類及び記録時間等に応じて最適なMPEG2エン
コード条件を設定できる光ディスク記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、映像パッケージメディアとして、
光ディスクに映像信号等をデジタル化して記録、再生で
きるDVDの録画再生システムが脚光を浴びている。し
かしながら、現行のアナログVTRに比べて記録時間、
平均的な画像品位等に関していまだ交代する程の性能に
は至っていない。
【0003】録画再生装置の場合に与えられた課題は、
限られた記録スペースにいかに大容量の映像情報を記録
できるかである。ディスクに映像情報を記録するとき
は、MPEG2フォーマットで画像を圧縮して記録さ
れ、画質と記録時間は記録時の記録レート(bps)に
より決定される。
【0004】記録時間と画質は相反する関係にあり、記
録レートを上げれば画質は良くなるが、記録時間は減少
する。その反対に記録レートを下げれば記録時間は増加
するが、画質はMPEG特有のノイズ(ブロックノイ
ズ、モスキートノイズ)が増加して悪化する。
【0005】ここで要求される課題は、限られたディス
ク容量で記録時間をVHS VTR LPモードの6時
間(T−120テープの場合)に近づけることと、同L
Pモードの画質並以上を確保することである。
【0006】現状として、DVD−RAMディスクに記
録する場合、転送ビットレート4Mbps、12cmデ
ィスク片面容量2.6Gバイトで約1時間20分であ
り、両面5.2Gバイトで約2時間40分が可能であ
る。現行VHS VTRは、標準テープ(T−120)
SPモードで2時間、LPモードで6時間の記録が可能
である。尚かつ、近年のVHS VTRの画質は、19
ミクロンヘッドの採用や、記録時のデジタル3次元Y/
C分離と、再生時のデジタル3次元ノイズリダクション
の両効果により、大画面で特に気になるノイズを大幅に
カットしている。また、輝度信号、色信号を個別に処理
するTBC(タイムベースコレクター)、更に再生画面
の横揺れ(ジッター)を抑える機能等が搭載され大変き
れいな映像を提供している。
【0007】このようなVTRの現状から、記録時間条
件、画質条件とも、少なくとも民生用の記録再生機(V
TR)の性能以上をDVD録画再生装置にも求められる
ことは必至である。
【0008】この現状を踏まえ、例えば4.7Gバイト
の光ディスクに、上記VHS VTRと同等以上の画質
を保証しようとすると、少なくとも平均3.5Mbps
以上の可変ビットレート(VBR)でMPEG2エンコ
ードを行う必要がある。このレートであると4.7Gバ
イト容量のディスクで記録時間は約2時間40分であ
る。これはVHS VTR、SPモードに当たる記録時
間であり、画質も当然VTRを上回るものと思われる。
【0009】次に、同じくLPモードに当たる記録時間
をDVD録画再生装置に当てはめる。
【0010】記録時間を6時間以上確保しようとする
と、単純に記録レートを1/3にすれば達成できる。し
かし平均記録レートが1.数Mbpsでは動きのある大
部分の画でブロックノイズが発生して、画像の品位が著
しく低下することになる。
【0011】そこで、記録レートは少なくとも平均2M
bps程度(この時の記録時間は約4時間40分)を保
ち、更に何らかの画質向上機能をこれに施すことによ
り、VHS VTRのLPモード以上の画質を確保する
必要がある。
【0012】DVDビデオでは、限られたディスク容量
に、ある一定のコンテンツ(たとえば映画一本)を最良
の画質で記録しなければならないため、MPEG画像圧
縮の手段として2パスの可変レートエンコードが行われ
ている。このエンコード方式は、エンコード画像全体を
プレスキャンして第一の符号化を行い、第一の符号化で
得られた統計データから再度、最適符号両配分になるよ
う演算し直して、最適可変レートエンコードを再度行
う。
【0013】しかし、録再機ではリアルタイムで記録を
行わなければならないため、2パス方式は使用できな
い。そこで、固定ビットレートまたは1パスの可変ビッ
トレート記録方式を採ることになる。
【0014】固定ビットレート記録は記録時間の管理が
容易である。しかし、絶対レートを下げ過ぎると、急激
な映像変化(シーンチェンジやフェード画面)等に処理
が追従せず(単位時間あたりの絶対エンコード割当量が
不足する)、画質劣化を招く。
【0015】1パスの可変ビットレート記録は、ほぼリ
アルタイムで処理が可能で、2パス可変ビットレートと
固定ビットレートのおよそ中間の性能が得られる。従っ
て、記録時間確保と画質劣化抑制の両方の要求を満たす
ためには、1パスの可変ビットレート記録が適している
と考えられる。
【0016】参考のため、以下に日本放送協会より報告
された固定ビットレートエンコードに関する調査結果を
幾つか紹介する。
【0017】固定レートで15Mbpsあれば、MP
EG三フル画像はレート不足等による画質の劣化は差が
検知できるレベル以下であり、画質劣化は感じられな
い。
【0018】同じく9Mbpsであると、文字スクロ
ールやフェードに動きの激しい画像等が混じると検知レ
ベルを下回る評価がでるため、画質劣化が時々感じられ
る。
【0019】同じく6Mbpsでは前記の画像要素が
含まれる物はほとんど画質劣化が検知できてしまう。
【0020】4Mbpsでは言うまでもない。
【0021】以上により、一般用に提供する光ディスク
記録再生装置は、記録時間確保と画像品位確保を両立さ
せるためには、固定レートでの記録は難しく、大部分の
映像を記録条件に応じた最適な可変レートで記録する必
要がでてくる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従って、現在のDVD
録画再生装置により従来VTRが提供している記録時間
と画質とを実現するには、固定レートでの記録が難し
く、種々の記録条件に応じた最適な可変ビットレートを
設定して映像を記録する必要があるという問題がある。
【0023】本発明は、画質と記録時間を両立すべく、
記録条件に応じて最適なMPEG2の可変ビットレート
を設定し、更に適切なプリフィルタ処理を自動的に施す
光ディスク録画再生装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル圧縮
した画像情報につき記録媒体に対して記録及び再生を行
う光ディスク記録再生装置であって、ユーザの入力によ
って画像情報の記録条件を設定する記録条件設定手段
と、複数フィルタ素子を有し、前記記録条件設定手段に
より設定された前記記録条件に基づいて、前記複数フィ
ルタ素子から最適のフィルタ素子を選択するフィルタ選
択手段と、前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素
子を通過した前記画像情報を前記記録媒体に記録する記
録手段とを有することを特徴とする光ディスク記録再生
装置である。
【0025】本発明は上記した構造により、ユーザの入
力により明らかになった幾つかの記録条件、例えばソー
スの種類、希望する記録時間、画質に基づいて、所定の
録画時間と所定の画質を保持するべく、自動的に最適の
フィルタを選択しこれを用いて映像情報を処理した上で
記録処理を行う光ディスク記録再生装置である。具体的
には、与えられる記録のためのビットレートに応じた最
適の値のH/Vフィルタが自動選択され、更に最適な値
の画素変換回路が自動選択される。これにより、ユーザ
の希望する範囲で最良の画像処理が実現することにな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の各実施形態について詳細に説明する。
【0027】初めに第1実施形態として、ユーザの入力
により与えられる記録条件に応じてフィルタの自動選
択、そして記録ビットレートの自動選択の例を図面を用
いて以下に詳細に説明する。図1は、本発明に係るディ
スク録画再生装置の一例のブロックダイアグラム、図2
は、本発明に係るディスク録画再生装置の記録ビットレ
ートと記録時間の関係を示すグラフ、図3、図4は、本
発明に係るディスク録画再生装置のフィルタ素子設定の
フローチャートである。
【0028】図1において、本発明に係る光ディスク記
録再生装置は、光ディスク17を保持し回転する光ディ
スク記録再生ドライブ8と、この光ディスク記録再生ド
ライブ8にデータバスDを介して接続されるディスク残
量検出回路16と、再生I/O制御回路12と、MPE
Gデコード・ビデオプロセッサ14と、画像特定部3
と、プリフィルタ4と、プリフィルタ部5と、ビデオデ
コード回路9とが接続されている。さらにこのデータバ
スDには、MPEG制御設定部7と、記録I/O制御1
3と、MPEGエンコーダ/プログラムストリーム変換
回路6とが接続されており、このデータバスに接続され
るメインCPU2によりそれぞれの動作が制御される。
更にビデオデコード回路9には入力映像信号回路10が
接続され、又MPEGデコード・ビデオプロセッサ14
には、NTSCエンコーダ15が接続されている。又、
メインCPU2には、ユーザインタフェース1とEPG
情報入力(電子番組表情報)11とが接続されている。
【0029】このような光ディスク記録再生装置におい
て、4つの具体例を示しながら本発明の特徴であるユー
ザ入力による記録条件に応じたフィルタ自動選択機能及
びビットレートの自動設定機能を以下に詳細に説明す
る。
【0030】表1は、本発明に係るディスク録画再生装
置のユーザーインターフェース指定項目を示す表であ
る。
【0031】
【表1】
【0032】表1により、ユーザにより指定することが
できるインタフェース項目が示される。つまりソース
は、今、記録しようとする映像がどのように供給される
かを示したものでありDVDプレーヤからVHS等の各
項目に渡っている。記録時間は、一例として30分単位
に例が与えられ、最後にユーザにより特定される場合が
示されている。記録画像品位は、最高のDVD画質レベ
ルからVIDEO CDレベルまで5段階に分けられ、
最後に記録時間優先のモードが示されている。
【0033】次に表2は、本発明に係るディスク録画再
生装置の記録時間と平均ビットレートの関係を示す表で
ある。
【0034】
【表2】
【0035】この表では、画像品位とビットレートとの
関係が示され、ディスク容量に応じた記録時間との関連
が説明されている。
【0036】次に図3、図4のフローチャートに沿っ
て、本発明の処理動作を以下に説明する。
【0037】ユーザーインターフェース部1は、表1に
示すような記録する条件を入力するための表示部(入力
画面)をもっている。その表示部から記録時の条件を選
択する(S1)。まず、映像のソースを規定することか
ら始める。これは、ソース源から映像の属性を知るため
のもので、情報は再生f特(MHz)、解像度、画像品
位等で、その信号の性能が明確に出るような分類をマイ
コンに予め設定しておく。表3は、本発明に係るディス
ク録画再生装置の画像品位を決めるソースの基本性能を
示す表である。
【0038】
【表3】
【0039】表3では、画像品位が決まる映像信号のソ
ース源と、輝度信号帯域、解像度との関係、更に各ソー
ス源に応じてそれぞれ選択されるフィルタとの関係に及
んでいる。
【0040】次に、記録時間の指定を行う。ここで、表
2に示すような記録時間と平均ビットレートとの関係を
考慮されたい。以下、記録画像品位、映像内容の順に設
定して行く。
【0041】第1例として、表1に示す項目を選択した
場合を例にとり、以下にシステムの説明を行う。
【0042】[1]ソース →(a)[DVDプレ
ーヤ]を選択。
【0043】[2]記録時間 →(a)[2時間]を
選択。
【0044】[3]記録画像品位→(b)[中上:S−
VHS SPレベル]を選択。
【0045】[4]映像内容 →(a)[劇場映画]
を選択。
【0046】以上の選択内容がメインCPU2に入力さ
れ、画像特定部3及びMPEG制御部7に設定条件が転
送される。転送された情報から画像特定部3では次の判
断を行う。
【0047】ソースは、高画質である。
【0048】記録時間は、2時間である。
【0049】選択した記録画像品位は、中上レベルで
ある。
【0050】映像内容は、映画である。
【0051】次にMPEG制御部7は、画像特定部3と
同様の情報により、表2から記録ビットレートの算出を
行う(S2)。表1で選択した画像品位2は“中上”で
あることから、表2から記録ビットレートを3.5Mb
psに設定する。このとき、ディスク残量回路16より
ディスク情報(残量情報等)をもらい(S3)、記録ビ
ットレート3.5Mbpsで記録できる時間がユーザが
指定した記録時間である2時間以上であれば(S4)、
その設定で記録を始める(S8)。もしここで時間が不
足していれば、このままでは記録ができないため、画質
優先であれば複数枚数のメディアに記録を行うことを表
示する(S6)か、画質優先でなければ、残量と記録時
間より新たな記録ビットレートを算出して(S7)記録
準備が完了となり、次のフィルタ自動選択が行われるこ
ととなる(S8)。
【0052】つまり、図4のフローチャートに示すよう
に、認識した情報をプリフィルタ選択部4に転送し、こ
の情報からプリフィルタ部5の設定が行われる。つま
り、画像特定部3の情報から図5に示されるフィルタ回
路5が有する複数のフィルタの自動選択が行われる。
【0053】H/Vフィルタ5aは、カットオフ6M
Hzが選択される(S11,S12)。
【0054】3DNR5bは、通常オフ(ユーザー指
定による)とされる(S17,S18)。
【0055】画素変換回路5cは、スルーの720H
×480Vが選択される(S13,S14)。
【0056】IP変換回路5dは、スルーであるイン
ターレースが選択される(S15,S16)。
【0057】以上により、プリフィルタ部5のフィルタ
の自動選択が行われ、与えられた記録条件に対応した最
適のビットレートとフィルタが選択されることとなり、
これにより従来VTRを上回る画質と、これに匹敵する
記録時間を確保することが可能なDVD記録再生装置を
実現することが可能となる。
【0058】第2例として、ここで、記録を行うディス
クの残量が2.6GBの場合を以下に説明する。ユーザ
の選択した条件で記録を行う場合、記録ビットレートは
3.5Mbpsでは、残量2.6GBのとき約1時間半
しか記録できない。そこで、画質を優先するか、記録時
間を優先するかをユーザに選択させる(S5)。前者の
場合、ユーザに複数のディスクが必要であることを確認
し、上記設定のまま記録を行う(S6)。後者の場合、
記録ビットレートを見直す必要がある。2.6GBの容
量に2時間記録するためには、表2より2.5Mbps
以下の記録ビットレートでなければならない(S7)。
また、これに応じたフィルタが図4のフローチャートに
応じて設定されることとなる。つまり、記録ビットレー
ト2.5Mbpsではブロックノイズが発生しやすいこ
とから、プリフィルタが以下のように設定される。
【0059】H/Vフィルタは、カットオフ6MHz
が指定される(S11,S12)。
【0060】3DNRは、オフとされる(S17,S
18)。
【0061】画素変換回路は、360H×480Vが
指定される(S13,S14) IP変換回路は、インターレースが指定される(S1
5,S16)。
【0062】以上で、プリフィルタの設定が終わり、記
録を開始することができる。
【0063】第3例として、次に、EPG情報入力(電
子番組表情報)11を利用して記録する場合を説明す
る。EPG情報からは、ソース・記録時間・映像内容が
得られるものとする。仮に、4.5時間のバラエティー
番組を4.7GBの容量をもつ光ディスクに記録しよう
とした場合、選択例として、ユーザーインターフェース
に該当する表1の項目において、以下のような選択があ
った場合を考える。
【0064】[1]ソース →(c)の[NTSC
TV放送]をEPG情報より選択する。
【0065】[2]記録時間 →(b)の[4.5時
間]をEPG情報より選択する。
【0066】[3]記録画像品位→4.7GBのディス
クを使った場合、必然的に(f)の[画質問わず記録時
間優先]が選択されたことを表示する。あるいは、ユー
ザに対して録画後の画像品位が下であることを表示し、
且つ、複数ディスクに分けて記録することを推奨する。
【0067】[4]映像内容 →(d)の[その他]
をEPG情報より選択する。
【0068】以上の選択でユーザが問題ないと決定した
場合、メインマイコン2から画像特定部3及びMPEG
制御設定部7に設定条件を転送する。
【0069】この条件から、まず、画像特定部3で、ソ
ースはNTSC TV放送であること、記録時間は4.
5時間であること、ユーザが希望する記録画像品位は、
画質問わず記録時間優先であることを認識する。
【0070】次に、MPEG制御設定部7は同じく、マ
イコンより画像特定部3と同様の情報により次の項目で
ある記録時間と平均ビットレートの自動設定を行う。ま
ずディスク残量回路16より残量情報をもらい、この情
報から記録ビットレートを算出する(S2)。例えば前
記設定で残量が4.7GBのとき、図2より記録ビット
レートは1.7Mbpsとなる。ここで指定した記録時
間4.5時間以上残量があれば、その設定で記録を始め
る(S4)。
【0071】更に、この情報をプリフィルタ選択部4に
入力し、プリフィルタ部5の設定が以下のように行われ
る(S11〜S18)。
【0072】H/Vフィルタは、カットオフ4.2M
Hzが指定される。
【0073】3DNRは、オフとされる。
【0074】画素変換回路は、ハーフの360H×4
80Vが指定される。
【0075】IP変換は、プログレッシブが指定され
る。
【0076】IP変換フィルタ5dの有無は、図3に示
したように記録ビットレートと記録映像内容により決定
した。しかし、これはMPEG2エンコード部6内のフ
ィールド相関判別回路6aを用いて、エンコードを行っ
ている際でも、フィールドの相関性が検出されればイン
ターレース、そうでなければプログレッシブにリアルタ
イムに切り換えることも可能である。
【0077】第4例として、次に、第3例の応用例を挙
げ、以下に説明する。
【0078】つまり、第3例のときの画像品位が“下”
での記録をユーザが望まず、複数ディスク記録もやむを
得ないと決定された場合を考える。[3]の記録画像品
位は、(c)の[中:テレビ放送レベル]が選択され
る。メインマイコン2から画像特定部3及びMPEG制
御設定部7に設定条件を転送する。この条件からまず、
画像特定部3で、ソースはNTSC TV放送であるこ
と、記録時間は複数ディスクにまたがる4.5時間であ
ること、ユーザが希望する記録画像品位は、中のテレビ
放送レベルであることを認識する。
【0079】次に、MPEG制御設定部7は同じく、マ
イコンより画像特定部3と同様の情報により次の項目で
ある、記録時間と平均ビットレートの自動設定を行う。
記録時間選択は複数ディスクにまたがる4.5時間であ
ることから、まず記録ビットレートを3Mbpsに設定
する。そのとき、ディスク残量回路16より残量情報を
もらい、一枚目のディスクに記録できる時間を表示し、
その設定で記録を始める。残りの記録は、二枚目以降の
ディスクに交換することで、同設定で引き続き行われ
る。
【0080】更に、この情報をプリフィルタ選択部4に
入力する。プリフィルタ選択部4では以下のようにフィ
ルタの自動選択がなされる(S11〜S18)。
【0081】H/Vフィルタは、カットオフ4.2M
Hzと指定される。
【0082】3DNRは、オフとされる。
【0083】画素変換回路は、ハーフの360H×4
80Vが指定される。
【0084】IP変換は、プログレッシブが指定され
る。
【0085】ここで、前述の二例においては、記録ビッ
トレートと記録映像内容に応じてIP変換フィルタ5d
の有無が設定された。しかし、これはMPEG2エンコ
ード部6内のフィールド相関判別回路6aを用いて、エ
ンコードを行っている際でも、フィールドの相関性が検
出されればインターレース、そうでなければプログレッ
シブにリアルタイムに切り換えることも可能である。
【0086】以上説明した手順により、光ディスクに記
録できる容量を考慮して、ユーザの要求を満たす記録設
定が行われる。更に、この設定でMPEG2エンコード
を行い、記録I/O制御13を介して光ディスク記録再
生ドライブ8に入力され、光ディスク媒体に映像の記録
が行われる。
【0087】また、以上は標準的な設定項目であり、そ
の他にTV放送でも動きの多い映像(アニメ、スポーツ
番組等)は前記設定のほか、任意の設定をプリセットす
ることも好適である。
【0088】又更に本発明の第2実施形態として、リモ
コン101を用いてTV画面に入力画面を表示しながら
対話形式で記録条件を入力していく場合について、以下
に図面を用いて詳細に説明する。図5は、本発明に係る
ディスク録画再生装置のプリフィルタ部の模式図、図6
は、本発明に係るディスク録画再生装置の記録条件設定
画面の一例を示す図、図7は、本発明に係るディスク録
画再生装置の設定中の記録条件設定画面の一例を示す
図、図8は、本発明に係るディスク録画再生装置の設定
中の記録条件設定画面の他の例を示す図、図9は、本発
明に係るディスク録画再生装置のリモコンユニットの一
例を示す図である。
【0089】図5において、フィルタ部5は、更に詳細
にその構成の一例が示される。つまり、H/Vフィルタ
5aは、3MHzH/Vフィルタ31,4MHzH/V
フィルタ33,5MHzH/Vフィルタ32、バイパス
回路よりなる。更に、3次元ノイズリダクション回路5
bは、バイパス回路と共に3次元ノイズリダクション回
路34からなる。更に、画素変換回路5cは、360H
×240Vの回路35、360H×480Vの回路3
6,720H×480Vのバイパス回路とからなる。更
に、インターレース・プログレッシブ変換回路5dは、
バイパス回路と共に構成される。 又これらの信号の変
化の概要を示す図が、それぞれ加えられている。
【0090】この時、H/Vフィルタ5aの各周波数の
フィルタは、一つの選択の実施形態として、表3のフィ
ルタ欄に示すように、解像度250本以上では3MHz
のフィルタ31を選び、解像度320本以上は4MHz
のフィルタ33,解像度400本以上では5MHzのフ
ィルタが選ばれる。
【0091】又画素変換回路5cについても、一つの選
択の実施形態として、ビットレート1〜2MHzで36
0H×240Vの回路が、2.5〜4MHzの場合は3
60H×480V、4.5MHz以上の場合は、720
H×480Vが最適なものとして選択される。
【0092】第2実施形態においては、図9に示すよう
なリモートコントローラ101により、ユーザによるテ
レビ画面に表示された入力画面を通じて対話形式によ
り、記録条件が入力されていく。図9において、リモー
トコントローラ101は、パワースイッチ等102の
他、ナンバーキー103や、制御キー104に加えて、
本願の特徴である記録条件を入力するためのリターンキ
ー105やリセットキー106を有しており、さらにカ
ーソルを移動させるためのプラスキー107を有してい
る例が示されているが、より簡単な構造のリモートコン
トローラによっても、仕様を工夫することで、本願の記
録条件の入力は可能と思われる。
【0093】図6において、表1のパラメータから一例
としてソース、記録時間、画像品位が選ばれ、これがテ
レビ等の画面51に表示され、ユーザはこの画面を見な
がら条件を入力することが可能となる。つまり、ソース
52、記録時間53、記録画像品位54についてそれぞ
れの選択肢が一つずつユーザの入力により選ばれ、決定
アイコン68により決定され又はキャンセルアイコン6
9によりキャンセルされる。これらの選択は主にリモー
トコントローラ101のプラスキー107とリターンキ
ー105やリセットキー106により行われる。又、記
録時間の設定については、ユーザ指定55により数字の
入力により直接選択されることとなる。
【0094】図7においては、具体的な記録条件の入力
を行っている場合の画面を示しているが、ソースについ
ては、DVD記録再生装置内の図示しないソースのセレ
クタから一義的にソースの種類が判断できるため、ユー
ザの入力を待たなくとも、DVDプレイヤー又はデジタ
ルVTR71という自動選択を行っても良い。この場
合、ソースの他の選択肢72は、ユーザの選択が不可能
であることを示す意味で、選択肢のアイコンに影72を
入れることが好適である。
【0095】又、記録時間については、3時間のアイコ
ン73が選択されており、このアイコン73が選択され
ることで、ソースの種類と記録時間とが特定されること
により、更に装着されている記録媒体の記憶容量や残容
量と共に予め記憶された設定情報に基づくメインCPU
の判断によって、記録が可能な記録画像品位の選択肢が
特定されることになり、つまり上:DVD画質レベル7
4と、中上:S VHS SPレベル75との高い画像
品位は選択不能であることを意味する影74が、画面上
に表示されることになると、ユーザは中:TV放送レベ
ル75他の選択肢を選択しなければならないことが理解
できる。
【0096】又、図8の例においては、例えば、ソース
について自動認識でDVDプレイヤー/デジタルVTR
が選ばれている場合、記録時間がユーザ指定により5時
間、記録画像品位が中:TV放送レベルと選ばれ、この
状態で決定アイコン83が起動されると、記録媒体の残
容量が不足している場合、”容量不足です時間・品位を
変更して下さい”81等の表示がなされ、ユーザに時間
変更や品位の変更を促すものである。これにより、ユー
ザとの対話型の入力方式をとり、最適な記録設定を実現
することができる。
【0097】又更に本発明の第3実施形態として、表1
で与えられた[4]映像内容を[3]記録画像品位に優
先させてビットレートの自動設定やフィルタの自動選択
を行う、映像内容優先モードの例を以下に説明する。こ
の映像内容優先モードがユーザにより選択されると、与
えられる映像情報の付加情報として与えられる例えば
[劇場映画]、[ドラマ][音楽]、[スポーツ]、
[その他]に応じて、この順に高品位の記録画像を記録
するべく、ビットレート自動設定やフィルタ自動選択を
行うものである。つまり、この映像内容優先モードにお
いては、[3]記録画像品位に与えられた選択肢は無視
され、[劇場映画]を最高品位とする[4]映像内容に
応じた記録品位が自動設定される。更にこの上に与えら
れた[1]ソースや[2]記録時間がこの[4]映像内
容の記録品位と共に考慮され、理想的なビットレートや
フィルタが自動設定されるものである。
【0098】これにより、与えられた映像内容の品位を
ユーザの設定ミスにより損なうことのない確実な映像記
録を実現することのできるディスク記録再生装置を提供
することができる。
【0099】なお本発明は、上記実施形態に制約される
ものではなく、発明の趣旨の範囲で様々な変形が可能で
あり、特に表1,2,3の例を種々組み合わせた無数の
変形例が考えられ、これらにおいて同等の発明の効果を
有することはいうまでもない。
【0100】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の光
ディスク記録再生装置は、MPEG2エンコードを行い
記録する時、ソース信号や記録条件に応じて、HVフィ
ルタ、3次元ノイズリダクション、画素変換フィルタ、
IP変換フィルタ等に関して最適値のフィルタを自動選
択することで、低ビットレートの長時間記録でも比較的
高画質の記録処理を可能とし、現状VHS VTRを上
回る画質、匹敵する記録時間を確保することを可能とす
るものである。
【0101】又更に本発明の光ディスク記録再生装置
は、ユーザにより入力された記録条件に基づいて最も適
正なMPEGのビットレート値を設定することで、VH
SVTRを上回る画質と、これに匹敵する記録時間を実
現する光ディスク記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク録画再生装置の一例のブ
ロックダイアグラム。
【図2】本発明に係るディスク録画再生装置の記録ビッ
トレートと記録時間の関係を示すグラフ。
【図3】本発明に係るディスク録画再生装置のフィルタ
素子設定のフローチャート。
【図4】本発明に係るディスク録画再生装置のフィルタ
素子設定のフローチャート。
【図5】本発明に係るディスク録画再生装置のプリフィ
ルタ部の模式図。
【図6】本発明に係るディスク録画再生装置の記録条件
設定画面の一例を示す図。
【図7】本発明に係るディスク録画再生装置の設定中の
記録条件設定画面の一例を示す図。
【図8】本発明に係るディスク録画再生装置の設定中の
記録条件設定画面の他の例を示す図。
【図9】本発明に係るディスク録画再生装置のリモコン
ユニットの一例を示す図。
【符号の説明】
1 … ユーザーインターフェース(記録条件設定) 2 … メインマイコン 3 … 画像特定部 4 … プリフィルタ選択部 5 … プリフィルタ部 5a … 垂直、水平フィルタ回路 5b … 3次元ノイズリダクション回路 5c … 画素変換回路720H×480Vと360H
×480Vと360H×240Vの切換 5d … インターレース・プログレッシブ変換回路 6 … MPEGエンコード/プログラムストリーム変
換回路 6a … フィールド相関判別回路 7 … MPEG制御設定部 8 … 光ディスク記録再生ドライブ 9 … ビデオデコード回路(NTSC→D1フォーマ
ット変換回路) 10 … 入力映像信号部 11 … 電子番組案内(EPG)情報入力部 12 … 再生I/O制御回路 13 … 記録I/O制御回路 14 … MPEGデコード/ビデオプロセッサ回路 15 … NTSCエンコーダ回路 16 … ディスク残量検出回路 17 … 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 孝 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 新屋 和夫 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA23 FA25 GA19 GB38 KA11 KA24 LA06 5D044 AB07 BC06 CC04 DE44 DE49 GK08 GK10 5D090 AA01 BB04 CC01 CC12 FF41

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 ユーザの入力によって画像情報の記録条件を設定する記
    録条件設定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記記録条件設定手段により
    設定された前記記録条件に基づいて、前記複数フィルタ
    素子から最適のフィルタ素子を選択するフィルタ選択手
    段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 記録すべく与えられる画像情報の属性を特定する属性特
    定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記属性特定手段が特定した
    前記属性に基づいて前記複数フィルタ素子から最適のフ
    ィルタ素子を選択するフィルタ選択手段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 ユーザの入力によって画像情報の記録条件を設定する記
    録条件設定手段と、 少なくとも複数のH/Vフィルタと複数の画素変換回路
    とを有しており、前記記録条件設定手段により設定され
    た前記記録条件に基づいて前記複数のH/Vフィルタと
    複数の画素変換回路とから最適のフィルタ素子をそれぞ
    れ選択するフィルタ選択手段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 ユーザの入力によって画像情報の記録条件を設定する記
    録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された記録条件に基づ
    きMPEGエンコードレートを決定するエンコードレー
    ト決定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記エンコードレート決定手
    段により決定されたエンコードレートに基づいて前記複
    数フィルタ素子から最適のフィルタ素子を選択するフィ
    ルタ選択手段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 ユーザの入力によって画像情報の記録条件であって、記
    録すべき画像情報の属性と、記録時間と、記録画像の画
    質とを設定する記録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された記録条件に基づ
    きMPEGエンコードレートを決定するエンコードレー
    ト決定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記エンコードレート決定手
    段により決定されたエンコードレートに基づいて前記複
    数フィルタ素子から最適のフィルタ素子を選択するフィ
    ルタ選択手段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 ユーザの入力によって画像情報の記録条件であって、記
    録すべき画像情報の属性と、記録時間と、記録画像の画
    質とを設定する記録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された記録条件のうち
    前記記録時間を特に優先してMPEGエンコードレート
    を決定するエンコードレート決定手段と、 前記エンコードレート決定手段により決定されたエンコ
    ードレートに基づいて前記画像情報を前記記録媒体に記
    録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 ユーザの入力によって画像情報の記録条件であって、記
    録すべき画像情報の属性と、記録時間と、記録画像の画
    質とを設定する記録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された記録条件と、前
    記記録媒体の残った容量とに基づきMPEGエンコード
    レートを決定するエンコードレート決定手段と、 前記エンコードレート決定手段により決定されたエンコ
    ードレートに基づいて前記画像情報を前記記録媒体に記
    録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 ユーザの入力によって画像情報の第1記録条件を設定す
    る記録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により要求された第1記録条件の
    実現が不可能であるとき、再度の入力の催促を表示する
    表示手段と、 前記表示手段の催促に応じて再度入力された第2記録条
    件を再設定する記録条件再設定手段と、 前記記録条件再設定手段により再設定された前記第2記
    録条件に基づいてMPEGエンコードレートを決定する
    エンコードレート決定手段と、 前記エンコードレート決定手段により決定されたエンコ
    ードレートに基づいて前記画像情報を前記記録媒体に記
    録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】 デジタル圧縮した画像情報につき記録媒
    体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装置
    であって、 ユーザのリモートコントロール等の入力装置からの操作
    によって画像情報の記録条件の入力が可能となるべく、
    前記記録条件を設定するための設定画面の画像出力を、
    前記光ディスク記録再生装置に接続される表示装置に出
    力する設定画面出力手段と、 前記設定画面出力手段により出力された設定画面の画像
    出力に基づいて入力された前記記録条件を設定する記録
    条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された前記記録条件に
    基づいてMPEGエンコードレートを決定するエンコー
    ドレート決定手段と、 前記エンコードレート決定手段により決定されたエンコ
    ードレートに基づいて前記画像情報を前記記録媒体に記
    録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  10. 【請求項10】 デジタル圧縮した画像情報につき記録
    媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装
    置であって、 ユーザのリモートコントロール等の入力装置からの操作
    によって画像情報の複数記録条件の入力が可能となるべ
    く、前記複数記録条件を設定するための設定画面の画像
    出力を、前記光ディスク記録再生装置に接続される表示
    装置に出力する設定画面出力手段と、 前記複数記録条件のうちの一部の記録条件が入力される
    と、その入力内容に応じて他の記録条件の選択肢の一部
    を選択不能として表示する選択制限表示手段と、 前記設定画面出力手段により出力された設定画面の画像
    出力と前記選択制限表示手段により表示された選択不能
    の選択肢とに対応して入力された前記記録条件を設定す
    る記録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された前記記録条件に
    基づいてMPEGエンコードレートを決定するエンコー
    ドレート決定手段と、 前記エンコードレート決定手段により決定されたエンコ
    ードレートに基づいて前記画像情報を前記記録媒体に記
    録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  11. 【請求項11】 デジタル圧縮した画像情報につき記録
    媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装
    置であって、 ユーザの入力によって画像情報の記録条件であって、記
    録すべき画像情報の属性と、記録時間と、記録画像の画
    質とを設定する記録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された記録条件のうち
    前記記録時間を特に優先してMPEGエンコードレート
    を決定するエンコードレート決定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記エンコードレート決定手
    段により決定されたエンコードレートに基づいて前記複
    数フィルタ素子から最適のフィルタ素子を選択するフィ
    ルタ選択手段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  12. 【請求項12】 デジタル圧縮した画像情報につき記録
    媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装
    置であって、 ユーザの入力によって画像情報の記録条件であって、記
    録すべき画像情報の属性と、記録時間と、記録画像の画
    質とを設定する記録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された記録条件と、前
    記記録媒体の残った容量とに基づきMPEGエンコード
    レートを決定するエンコードレート決定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記エンコードレート決定手
    段により決定されたエンコードレートに基づいて前記複
    数フィルタ素子から最適のフィルタ素子を選択するフィ
    ルタ選択手段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  13. 【請求項13】 デジタル圧縮した画像情報につき記録
    媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装
    置であって、 ユーザの入力によって画像情報の第1記録条件を設定す
    る記録条件設定手段と、 前記記録条件設定手段により要求された第1記録条件の
    実現が不可能であるとき、再度の入力の催促を表示する
    表示手段と、 前記表示手段の催促に応じて再度入力された第2記録条
    件を再設定する記録条件再設定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記記録条件再設定手段によ
    り設定された前記第2記録条件に基づいて前記複数フィ
    ルタ素子から最適のフィルタ素子を選択するフィルタ選
    択手段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  14. 【請求項14】 デジタル圧縮した画像情報につき記録
    媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装
    置であって、 ユーザのリモートコントロール等の入力装置からの操作
    によって画像情報の記録条件の入力が可能となるべく、
    前記記録条件を設定するための設定画面の画像出力を、
    前記光ディスク記録再生装置に接続される表示装置に出
    力する設定画面出力手段と、 前記設定画面出力手段により出力された設定画面の画像
    出力に基づいて入力された前記記録条件を設定する記録
    条件設定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記記録条件設定手段により
    設定された前記記録条件に基づいて前記複数フィルタ素
    子から最適のフィルタ素子を選択するフィルタ選択手段
    と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  15. 【請求項15】 デジタル圧縮した画像情報につき記録
    媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装
    置であって、 ユーザのリモートコントロール等の入力装置からの操作
    によって画像情報の複数記録条件の入力が可能となるべ
    く、前記複数記録条件を設定するための設定画面の画像
    出力を、前記光ディスク記録再生装置に接続される表示
    装置に出力する設定画面出力手段と、 前記複数記録条件のうちの一部の記録条件が入力される
    と、その入力内容に応じて他の記録条件の選択肢の一部
    を選択不能として表示する選択制限表示手段と、 前記設定画面出力手段により出力された設定画面の画像
    出力と前記選択制限表示手段により表示された選択不能
    の選択肢とに対応して入力された前記記録条件を設定す
    る記録条件設定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記記録条件設定手段により
    設定された前記記録条件に基づいて前記複数フィルタ素
    子から最適のフィルタ素子を選択するフィルタ選択手段
    と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  16. 【請求項16】 デジタル圧縮した画像情報につき記録
    媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装
    置であって、 ユーザの入力によって与えられた画像情報の記録条件
    と、与えられる前記画像情報の付属情報である映像内容
    に関する情報とに基づき、前記映像内容に関する情報を
    前記ユーザに与えられた記録条件に優先して考慮するこ
    とにより、前記画像情報の記録条件を設定する記録条件
    設定手段と、 前記記録条件設定手段により設定された記録条件に基づ
    きMPEGエンコードレートを決定するエンコードレー
    ト決定手段と、 前記エンコードレート決定手段が決定したMPEGエン
    コードレートに基づき前記画像情報を前記記録媒体に記
    録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  17. 【請求項17】 デジタル圧縮した画像情報につき記録
    媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク記録再生装
    置であって、 ユーザの入力によって与えられた画像情報の記録条件
    と、与えられる前記画像情報の付属情報である映像内容
    に関する情報とに基づき、前記映像内容に関する情報を
    前記ユーザに与えられた記録条件に優先して考慮するこ
    とにより、前記画像情報の記録条件を設定する記録条件
    設定手段と、 複数フィルタ素子を有し、前記記録条件設定手段により
    設定された記録条件に基づき前記複数フィルタ素子から
    最適のフィルタ素子を選択するフィルタ選択手段と、 前記フィルタ選択手段が選択したフィルタ素子を通過し
    た前記画像情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、 を有することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
JP10356021A 1998-12-15 1998-12-15 記録条件を設定する光ディスク記録再生装置 Withdrawn JP2000184331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10356021A JP2000184331A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 記録条件を設定する光ディスク記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10356021A JP2000184331A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 記録条件を設定する光ディスク記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000184331A true JP2000184331A (ja) 2000-06-30
JP2000184331A5 JP2000184331A5 (ja) 2004-10-14

Family

ID=18446931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10356021A Withdrawn JP2000184331A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 記録条件を設定する光ディスク記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000184331A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013781A1 (ja) * 2004-08-02 2006-02-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録装置および記録方法
JP2007235240A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Sharp Corp 映像信号処理装置
JP2009038791A (ja) * 2007-07-09 2009-02-19 Sony Corp 記録装置、記録方法及びプログラム
US8073053B2 (en) 2004-09-22 2011-12-06 Panasonic Corporation Image encoding device that encodes an arbitrary number of moving pictures

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013781A1 (ja) * 2004-08-02 2006-02-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録装置および記録方法
JPWO2006013781A1 (ja) * 2004-08-02 2008-05-01 松下電器産業株式会社 記録装置および記録方法
US8073053B2 (en) 2004-09-22 2011-12-06 Panasonic Corporation Image encoding device that encodes an arbitrary number of moving pictures
JP2007235240A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Sharp Corp 映像信号処理装置
JP4693652B2 (ja) * 2006-02-27 2011-06-01 シャープ株式会社 映像信号処理装置
JP2009038791A (ja) * 2007-07-09 2009-02-19 Sony Corp 記録装置、記録方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4069586B2 (ja) 録画視聴支援方法、映像記録装置および録画視聴支援装置
US6728477B1 (en) Simultaneous multiple-angle presentation of DVD audio/visual content
CN1178528C (zh) 数字信号记录方法和装置和数字信号再现方法和装置
KR100564452B1 (ko) 영상 녹화 및 재생 장치 및 방법
US6434097B1 (en) Digital video apparatus user interface
JP2010538565A (ja) マルチストリーム再生装置及び再生方法
MXPA01000704A (es) Interfase de usuario de aparato de videlo digital.
JP2002521900A (ja) ディジタル・ビデオ装置のユーザ・インタフェース
US7840132B2 (en) Display device for storing various sets of configuration data and method for controlling the same
JP2004072727A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像記録再生装置、およびテレビジョン受像機
JP2006500718A (ja) 多重ストリーム読み出し装置及び方法
US20080131077A1 (en) Method and Apparatus for Skipping Commercials
US20060018625A1 (en) User defined default recording mode rules
US7076149B1 (en) Digital video apparatus user interface
JP2000184331A (ja) 記録条件を設定する光ディスク記録再生装置
JP3799071B2 (ja) テレビジョン装置
CN1088957C (zh) 重放数字视盘的视频信号的装置及其方法
US20060159425A1 (en) Hybrid video device capable of copying part of original title and method for copying part of original title in the same
JP4359910B2 (ja) 蓄積メディアに蓄積された複数のデータ・ユニットを処理するシステムを制御する方法
JP3665390B2 (ja) 再生装置と光ディスクと記録装置
JP3922199B2 (ja) データ記録再生装置
KR101156334B1 (ko) 자막 제공 방법
EP1049098A2 (en) Method and apparatus for controlling presentation of digital video data
JP2005190600A (ja) ディジタル信号記録再生装置
US20040033062A1 (en) Information storage medium and playback apparatus of the same

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060220