JP2000184235A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JP2000184235A JP10360648A JP36064898A JP2000184235A JP 2000184235 A JP2000184235 A JP 2000184235A JP 10360648 A JP10360648 A JP 10360648A JP 36064898 A JP36064898 A JP 36064898A JP 2000184235 A JP2000184235 A JP 2000184235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像素子から出力される画素信号に非線形処
理を施す画像処理装置において、階調とびを防止するこ
とにより画像の再現性を向上する。 【解決手段】 注目画素Pcは、そのレベル値と注目画
素Pcの周囲に位置する複数の画素の各レベル値との差
が基準のレベル値以下の画素である。注目画素Pcのレ
ベル値と注目画素Pcの周囲に位置する複数の画素の各
レベル値とのレベル差に応じて、注目画素Pcの周囲に
位置する複数の画素から補正用画素を選択する。注目画
素Pcのレベル値と、補正用画素のレベル値との相加平
均値を注目画素Pcのレベル補正値として算出する。注
目画素のレベル補正値にガンマ補正を施してガンマ補正
値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
の画像読取装置に設けられ、撮像素子から出力される画
素信号に非線形処理を施す画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、撮像素子から出力される画素信
号は、A/D変換処理により例えば8ビットの低階調の
デジタル画素信号に変換される。この画素信号の階調は
比較的粗いので、画素信号のレベル値が例えば1階調だ
け変化すると、画像における輝度は比較的大きく変化す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような低階調の画
素信号に基づいて画像の表示または記録を行なう際、画
像表示装置のガンマ特性等を相殺するために、低階調の
画素信号にはガンマ補正等の非線形処理が施される。こ
の非線形処理によって、本来、8ビットの分解能でも表
現できる筈のレベル値が表現されず、レベル値のとび、
いわゆる階調とびが発生する。この階調とびのために、
読取画像において隣接画素の相互間における輝度変化が
小さくても、再生画像では、隣接画素の相互間での輝度
変化が大きくなり、画像の再現性が劣化してしまう。
【0004】本発明は、撮像素子から出力される画素信
号に非線形処理を施す画像処理装置において、階調とび
を低減することにより画像の再現性を向上させることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、画像を構成する複数の画素に対応したアナログ信
号を、第1の階調を有するデジタルのレベル値に変換す
るレベル値変換手段と、複数の画素のうちの注目画素の
レベル値と、注目画素の周囲に位置する複数の画素から
選択された補正用画素のレベル値とに基づいて、注目画
素のレベル補正値を求めるレベル補正手段と、レベル補
正値を第1の階調よりも高い第2の階調を有するレベル
値に変換し、この第2の階調のレベル値に非線形処理を
施して非線形処理値を得た後、この非線形処理値の階調
を前記第1の階調に変換することにより、注目画素につ
いて被線形処理が施されたレベル値を算出する非線形処
理手段とを備えることを特徴としている。
【0006】好ましくは、注目画素はそのレベル値とそ
の周囲に位置する複数の画素のレベル値のそれぞれとの
差が基準のレベル値以下の画素である。あるいは好まし
くは、レベル補正手段は注目画素のレベル値と補正用画
素のレベル値との相加平均値を注目画素のレベル補正値
として算出する。
【0007】好ましくは、レベル補正手段は注目画素の
レベル値と補正用画素のレベル値との相加平均値が注目
画素のレベル値と所定のレベル差以内になるように、補
正用画素を選択する。さらに好ましくは、レベル補正手
段は注目画素のレベル値と注目画素の周囲に位置する複
数の画素のレベル値との相加平均値を算出し、この相加
平均値と注目画素のレベル値とのレベル差が所定のレベ
ル差以下であるとき、注目画素の周囲に位置する複数の
画素を補正用画素として選択し、相加平均値と注目画素
のレベル値とのレベル差が所定のレベル差よりも大きい
とき、そのレベル差に応じて注目画素の周囲に位置する
複数の画素から補正用画素を選択する。この場合好まし
くは、レベル補正手段は注目画素のレベル値と注目画素
の周囲に位置する複数の画素のレベル値との相加平均値
が注目画素のレベル値より小さいとき、注目画素の周囲
に位置する複数の画素から最も小さいレベル値の画素を
除いたものを補正用画素として選択し、注目画素のレベ
ル値と注目画素の周囲に位置する複数の画素のレベル値
との相加平均値が注目画素のレベル値より大きいとき、
注目画素の周囲に位置する複数の画素から最も大きいレ
ベル値の画素を除いたものを補正用画素として選択す
る。
【0008】本発明に係わる画像処理方法は、画像を構
成する複数の画素に対応したアナログ信号を、第1の階
調を有するデジタルのレベル値に変換するレベル値変換
工程と、複数の画素のうちの注目画素のレベル値と、注
目画素の周囲に位置する複数の画素から選択された補正
用画素のレベル値とに基づいて、注目画素のレベル補正
値を求めるレベル補正工程と、レベル補正値を第1の階
調よりも高い第2の階調を有するレベル値に変換し、こ
の第2の階調のレベル値に非線形処理を施して非線形処
理値を得た後、この非線形処理値の階調を第1の階調に
変換することにより、注目画素について非線形処理が施
されたレベル値を算出する非線形処理工程とを備えるこ
とを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本実施形態の画像処理
装置を適用したデジタルカメラを示す斜視図である。
【0010】デジタルカメラ10の正面10aにはレン
ズ鏡筒13が設けられ、レンズ鏡筒13には撮影光学系
21が保持されている。デジタルカメラ10の背面10
cには、図示しないファインダが設けられる。
【0011】デジタルカメラ10の上面10bには液晶
表示装置(LCD)11が設けられる。またデジタルカ
メラ10の上面10bには、操作パネル15と表示パネ
ル17とが配設され、操作パネル15には、デジタルカ
メラ10の動作を操作するための種々の操作ボタン15
aが設けられ、表示パネル17にはデジタルカメラ10
の動作状態等を示す文字または図形が表示可能である。
さらにデジタルカメラ10の上面10bには、画像を記
録するためのレリーズボタン16が設けられる。
【0012】図2を参照してデジタルカメラ10の電気
的構成について説明する。CPU40には、操作パネル
15、表示パネル17、レリーズボタン16が接続され
ている。このデジタルカメラ10は操作パネル15に設
けられる種々の操作ボタンおよびレリーズボタン16を
押下することにより操作され、CPU40により制御さ
れる。
【0013】撮影光学系12の後方にはミラー21、シ
ャッタ22および撮像素子(CCD)30が設けられて
おり、ミラー21の上方にはファインダ光学系23が配
設されている。CCD30はエリアセンサであり、その
受光部に多数のフォトダイオードを有する。
【0014】通常、ミラー21は実線で示す傾斜状態に
配置されており、撮像光学系12から取込まれた光をフ
ァインダ光学系23に導く。このときシャッタ22は閉
じており、CCD30に向かう光路を閉塞している。こ
れに対しレリーズボタン16が押下され、撮影が行なわ
れる時、ミラー21はミラー駆動回路24の制御により
上方に回動せしめられ、破線で示す水平状態となる。こ
のミラー21の回動にともない、シャッタ22はシャッ
タ駆動回路25の制御により開口せしめられ、その結果
撮像光学系12から取込まれた光はCCD30の受光部
に照射される。
【0015】CPU40にはタイミング発生回路41が
接続され、CPU40の制御によりタイミング発生回路
41はタイミング信号を発生する。このタイミング信号
に基づいて、CCD駆動回路32と相関二重サンプリン
グ回路(CDS)42とA/D変換器43とが駆動せし
められ、CCD駆動回路32によりCCD30の駆動が
制御される。
【0016】レリーズボタン16が押下されると、撮影
が開始せしめられる。すなわちCCD駆動回路32によ
りCCD30が駆動され、CCD30により被写体像が
画素信号として読取られ、この画素信号に基づいて被写
体像がLCD11に表示される。
【0017】詳述すると、被写体からの光は撮影光学系
12を通過してCCD30の受光部に照射される。この
照射光がCCD30により検出され、そこからアナログ
画素信号が1画面分出力される。このアナログ画素信号
はCDS回路42においてリセット雑音を除去され、A
/D変換器43において例えば8ビットのデジタル画素
信号に変換される。このデジタル画素信号は信号処理回
路(DSP)44を介して画像メモリ45に一旦格納さ
れる。
【0018】デジタル画素信号は画像メモリ45から読
み出され、DSP44により補間処理、色補正等の所定
の処理を施され、さらにDSP44によりガンマ補正等
の非線形処理を施されて、LCD表示回路50の内蔵メ
モリ(図示せず)に一旦格納される。その内蔵メモリか
らデジタル画素信号はLCD表示回路50の制御により
読み出され、このデジタル画素信号に基づく画像がLC
D11に表示される。
【0019】LCD11に表示された画像が操作者によ
り確認され、再びレリーズボタン16が押下されると、
メモリカード60に画像が記録される。詳述すると、画
像メモリ45に格納されているデジタル画素信号が読み
出され、DSP44において補間処理を施された後、輝
度信号と色差信号に変換される。この輝度信号と色差信
号とはDSP44によりガンマ補正を施され、メモリカ
ードコントローラ62により圧縮され、メモリカードス
ロット61を介してメモリカード60に記録される。
【0020】DSP44により行なわれるガンマ補正処
理では、前処理としてガンマ補正を施すために画素信号
を補正するレベル補正処理と、ガンマ補正の分解能を向
上させるための階調変換処理が行なわれ、後処理として
階調を元に戻す階調還元処理が行なわれる。各処理につ
いて図3、図4を参照して説明する。
【0021】図3はCCD30を用いて読取った画像を
構成する画素の配列の一部を示す図であり、位置(m、
n)の画素Pcおよびその周囲の位置(m+i、n+
j)(i、j=−1、0、1;i=j=0を除く)の画
素を示す。これらの各画素に対応する8ビットのデジタ
ル画素信号のレベル値の一例を図4に示す。これらの8
ビットのデジタル画素信号は画像メモリ45に格納され
ている。
【0022】レベル補正処理について説明する。位置
(m、n)の画素Pcに注目する。この画素(注目画
素)Pcのレベル値は「10」である。この注目画素P
cのレベル値は、その周囲の位置(m+i、n+j)
(i、j=−1、0、1;i=j=0を除く)にある8
つの画素の各レベル値と、基準のレベル差(例えば
「5」)以内である。このような場合、注目画素Pcは
画像の輝度変化の少ないなだらかな部位に位置してお
り、後述するガンマ補正後に、注目画素Pcとその周囲
の画素の相互間における輝度変化が大きくならないよう
に、つまり階調とびが生じないように、注目画素Pcの
レベル値を補正する必要がある。したがって注目画素P
cのレベル補正値が求められる。
【0023】注目画素Pcのレベル補正値を求めるため
に、注目画素Pcのレベル値すなわち「10」とその周
囲に位置する8つの画素の各レベル値との相加平均値が
算出される。相加平均値をLAVとし、各画素のレベル値
をL(m-1,n-1) 、L(m,n-1)、L(m+1,n-1) 、L
(m-1,n) 、L(m,n) 、L(m+1,n) 、L(m-1,n+1) 、L
(m,n+1 ) 、L(m+1,n+1) とし、注目画素とその周囲に位
置する画素の数をD2とすると、相加平均値LAV
(1)式により算出される。 LAV=(L(m-1,n-1) +L(m,n-1) +L(m+1,n-1) +L(m-1,n) +L(m,n) +L(m+1,n) +L(m-1,n+1) +L(m,n+1) +L(m+1,n+1) )/D2 =(6+9+10+8+10+10+7+9+10)/9 ≒8.778 ・・・(1)
【0024】図4に示す例の場合、注目画素Pcのレベ
ル値とその周囲に位置する画素のレベル値との相加平均
値LAVは「8.778」である。注目画素Pcのレベル
値すなわち「10」と相加平均値LAVすなわち「8.7
78」とのレベル差は、例えば8ビットの「1」階調差
に対応する所定のレベル差より大きく、相加平均値L AV
は注目画素Pcのレベル値よりも小さい。この場合、周
囲に位置する8つの画素から、最も小さいレベル値の画
素Psを除いたものが補正用画素として選択される。こ
の選択された補正用画素の各レベル値と注目画素Pcの
レベル値との相加平均値が算出される。すなわちこの相
加平均値LAVは(1)式においてL(m-1 ,n-1) を除き、
相加平均値を算出するための総画素数D2を「8」とし
たときの値であり、「9.125」である。補正用画素
の各レベル値と注目画素Pcのレベル値との相加平均値
AVすなわち「9.125」は注目画素Pcのレベル値
と所定のレベル差(「1」)以内である。このときの相
加平均値LAVすなわち「9.125」が注目画素Pcの
レベル補正値になる。
【0025】なお相加平均値LAVは8ビットの精度で算
出すると、小数点以下が切り捨てられてしまうため、レ
ベル補正値算出時のみ、8ビットよりも高精度に、例え
ば10、12、16ビットの精度で算出される。
【0026】各画素のレベル値が上述のような図4に示
す例とは異なり、周囲に位置する8つの画素のレベル値
と注目画素Pcとの相加平均値LAVが注目画素Pcのレ
ベル値よりも大きく、この相加平均値LAVと注目画素P
cのレベル値とのレベル差が所定のレベル差より大きい
場合のレベル補正値の算出について説明する。この場
合、注目画素Pcの周囲に位置する8つの画素から、最
も大きいレベル値の画素を除いたものが補正用画素とし
て選択される。そして選択された補正用画素の各レベル
値と注目画素Pcのレベル値との相加平均値が注目画素
Pcのレベル補正値として算出される。
【0027】上述のように注目画素Pcの周囲に位置す
る8つの画素から1つの画素を除いた残りの画素を、補
正用画素として選択しても、その選択された画素の各レ
ベル値と注目画素Pcのレベル値との相加平均値が注目
画素Pcのレベル値と所定のレベル差以内にはならない
場合がある。このような場合は、現在選択されている画
素から、上述のようにレベル差に応じて1つの画素が除
かれ、その残りの画素が補正用画素として選択され、こ
の補正用画素のレベル値と注目画素Pcとの相加平均値
が再び算出される。この相加平均値が注目画素Pcのレ
ベル値と所定のレベル差以内になるまで、選択されてい
る画素から1つずつ画素が除かれて、その残りの画素が
補正用画素として選択される。そして最終的に選択され
ている補正用画素のレベル値と注目画素Pcのレベル値
との相加平均値が注目画素Pcのレベル補正値として算
出される。また補正用画素の選択をすることなく、注目
画素Pcのレベル値とその周囲に位置する8つの画素の
各レベル値との相加平均値が所定のレベル差以内である
場合、この相加平均値が注目画素Pcのレベル補正値と
なる。
【0028】なお注目画素Pcのレベル値は8ビット階
調における「±1」のレベル値の誤差を有しており、注
目画素Pcのレベル値が「10」であるとき、この注目
画素Pcの真のレベル値は「10−1」から「10+
1」の範囲に存在する。このためレベル補正値の算出で
は、注目画素Pcのレベル値と補正用画素の各レベル値
との相加平均値が注目画素Pcのレベル値と8ビットに
おける1階調差に対応する所定のレベル差以内になるよ
うに、補正用画素が選択される。また真のレベル値は注
目画素のレベル値とその周囲に位置する画素のレベル値
とから予測されるため、選択された補正用画素の各レベ
ル値と注目画素Pcのレベル値との相加平均値が、注目
画素Pcのレベル補正値として算出される。
【0029】階調変換処理について説明する。この階調
変換処理は算出された注目画素Pcのレベル補正値に施
され、ガンマ補正における分解能を向上させるためのも
のである。この階調変換処理では、注目画素Pcのレベ
ル補正値は8ビットよりも高い10ビットの階調に変換
される。この階調変換処理は、いわゆる内挿補間処理で
あり、図4に示す例の場合、「9.125」であるレベ
ル補正値は「4」を乗じられ、小数点以下を切り捨てら
れて、10ビット変換値「36」が求められる。すなわ
ち8ビットのデータである注目画素Pcのレベル補正値
は階調変換処理によって10ビットのデータに変換され
る。
【0030】階調変換処理により求められたビット変換
値「36」には、ガンマ補正が施される。詳述すると、
この10ビット変換値「36」は図2に示すDSP44
に読込まれ、そこに設けられるルックアップテーブル
(図示せず)上で10ビット変換値に対応するガンマ補
正値が参照される。ガンマ補正(例えばγ=2.2)の
場合、10ビット変換値が「36」であるとき、ガンマ
補正値は「220」である。このようにレベル補正値の
10ビット変換値がガンマ補正値に変換されると、その
後、階調還元処理(下位2ビットを切り捨て、値を丸め
込む処理)によりガンマ補正値は8ビットに変換され、
この場合「55」になる。
【0031】以上のように、注目画素Pcのレベル値
と、その周囲に位置する8つの画素の各レベル値との差
がそれぞれ所定のレベル差以内であるとき、注目画素P
cは画像の隣接画素相互間における輝度変化の小さいな
だらかな部位に位置している。このような場合、注目画
素Pcのレベル補正値が算出される。このレベル補正値
は階調変換処理により10ビットに変換され、その結果
得られる10ビット変換値からガンマ補正値が参照され
て、階調還元処理により8ビットに変換される。これに
対し、注目画素Pcのレベル値と、その周囲に位置する
8つの画素の各レベル値との差がそれぞれ所定のレベル
差以上であるとき、注目画素Pcは画像の輝度変化の割
合が大きな部位に位置している。このような場合、注目
画素Pcとその周囲の画素との相互間において、階調と
びが発生しても、画像の再現性には影響を及ぼさないた
め、レベル補正値は算出されない。したがって注目画素
Pcのレベル値はそのまま階調変換処理により10ビッ
トに変換され、その結果得られる10ビット変換値から
ガンマ補正値が参照されて、8ビットに変換される。
【0032】これまでに述べたように、本実施形態で
は、ガンマ補正を施すべき画素すなわち注目画素のレベ
ル値は、その周囲に位置する画素のレベル値とのレベル
差に応じて補正され、レベル補正値が算出される。そし
て算出されたレベル補正値または注目画素のレベル値
に、階調変換処理、ガンマ補正および階調還元処理が施
される。
【0033】図5、図6を参照してガンマ補正を行なう
ガンマ補正ルーチンについて説明する。このガンマ補正
ルーチンは図2に示すDSP44においてCPU40の
指令に基づいて行なわれ、1つの画素の8ビットのガン
マ補正値が得られると、終了する。
【0034】ステップ110からステップ180におい
て、位置(m、n)の注目画素が画像の輝度変化のなだ
らかな部位にあるか否かが判定される。詳述すると、ス
テップ110において、位置(m、n)の注目画素のレ
ベル値L(m,n) が読込まれ、ステップ120およびステ
ップ130において、位置(m+i、n+j)の画素の
レベル値L(m+i,n+j) を読込むためのパラメータi、j
が初期値「−1」に設定され、注目画素の周囲に位置す
る8つの画素が図3に示す位置(m+i、n+j)
(i、j=−1、0、1;i=j=0を除く)の画素で
あるので、パラメータi、jは「−1」、「0」、
「1」の値を取り得る。ステップ140において、周囲
の位置(m+i、n+j)の画素のレベル値L
(m+i,n+j) が取得され、ステップ150において、位置
(m+i、n+j)の画素のレベル値L(m+i,n+j)と注
目画素のレベル値L(m,n) との差が基準のレベル値Lth
(例えば「5」)より大きいか否かが判定される。
【0035】ステップ150において、位置(m+i、
n+j)の画素のレベル値L(m+i,n +j) と注目画素のレ
ベル値L(m,n) との差が基準のレベル値Lthより大きい
と判定されたとき、すなわち注目画素が画像の輝度変化
のなだらかな部位に位置しないとき、ステップ180に
おいて注目画素のレベル値L(m,n) が10ビット変換さ
れ、この10ビット変換値が上述のようにガンマ補正値
に変換され、このガンマ補正値が8ビットに変換され
て、このガンマ補正ルーチンは終了する。
【0036】これに対し、ステップ150において、位
置(m+i、n+j)の画素のレベル値L(m+i,n+j)
注目画素のレベル値L(m,n) との差が基準のレベル値L
th以下であると判定されたとき、ステップ160におい
て、パラメータiが終値「1」であるか否かが判定され
る。
【0037】ステップ160において、パラメータiが
終値「1」ではないとき、ステップ163において、パ
ラメータiが「1」だけ加算される。ステップ166に
おいて、パラメータiとパラメータjとがともに「0」
であるか否かが判定される。パラメータiとパラメータ
jの何れか一方が「0」ではないとき、すなわち位置
(m+i、n+j)の画素が注目画素ではないとき、ス
テップ140の処理が再び実行される。一方ステップ1
66において、パラメータiとパラメータjとがともに
「0」であると判定されたとき、すなわち位置(m+
i、n+j)の画素が注目画素であるとき、ステップ1
69において、パラメータiが「1」だけ加算され、ス
テップ140の処理が再び実行される。
【0038】これに対しステップ160において、パラ
メータiが終値「1」であると判定されたとき、ステッ
プ170において、パラメータjが終値「1」であるか
否かが判定される。パラメータjが終値「1」ではない
と判定されたとき、ステップ173において、パラメー
タjが「1」だけ加算され、ステップ130の処理が再
び実行される。一方ステップ170において、パラメー
タjが終値「1」であると判定されたとき、すなわち注
目画素が画像の輝度変化のなだらかな部位にあるとき、
ステップ190の処理が実行される。
【0039】以上のようにステップ110からステップ
180において、注目画素の周囲に位置する複数の画素
のレベル値のうち、1つでも注目画素のレベル値との差
が基準のレベル値Lthよりも大きいときは、注目画素は
画像の輝度変化のなだらかな部位に位置していないと判
定して、その注目画素のレベル値は補正せず、そのまま
ガンマ補正が施される。一方注目画素の周囲に位置する
複数の画素のレベル値の全てについてその周囲の各画素
のレベル値と注目画素のレベル値との差が基準のレベル
値Lth以下であるとき、レベル値を補正するためにステ
ップ190の処理が実行される。このステップ190の
処理から演算処理は、小数点以下を有効にするために8
ビットよりも高精度な例えば10、12、16ビットの
精度で行なわれる。
【0040】ステップ190において、注目画素および
その周囲に位置する画素のレベル値L(m+i,n+j) (i=
j=−1、0、1)の相加平均値LAV(m,n) が上述の
(1)式により算出される。ステップ200において、
相加平均値LAV(m,n) が注目画素のレベル値L(m,n)
8ビットにおける「1」階調差に対応する所定のレベル
差以内であるか否かが判定される。例えば16ビット精
度で演算処理が行なわれるとき、相加平均値LAV(m,n)
と注目画素のレベル値L(m,n) との差が「256」以内
であるか否かが判定される。
【0041】ステップ200において、相加平均値L
AV(m,n) が注目画素のレベル値L(m,n ) と所定のレベル
差以内であると判定されたとき、すなわちレベル補正値
を算出するための補正用画素が選択されたとき、ステッ
プ260の処理が実行される。これに対しステップ20
0において、相加平均値LAV(m,n) が注目画素のレベル
値L(m,n) と所定のレベル差以内ではないと判定された
とき、ステップ210において、相加平均値LAV(m,n)
が注目画素のレベル値L(m,n) よりも大きいか否かが判
定される。相加平均値LAV(m,n) が注目画素のレベル値
(m,n) よりも大きいと判定されたとき、ステップ22
0において、注目画素の周囲に位置する画素から最も大
きいレベル値の画素を除いた残りの画素が選択され、ス
テップ240の処理が実行される。一方ステップ210
において、相加平均値LAV(m,n) が注目画素のレベル値
(m,n) 以下であると判定されたとき、ステップ230
において、注目画素の周囲に位置する画素から最も小さ
いレベル値の画素を除いた残りの画素が選択され、ステ
ップ240の処理が実行される。
【0042】ステップ240において、現在選択されて
いる画素数がレベル補正を有効に行なえる最小画素数よ
りも小さいか否かが判定される。この最小画素数は例え
ば初期画素数(すなわち「8」)の1/2倍であり、現
在選択されている画素数が最小画素数よりも小さいと判
定されたとき、ステップ260の処理が実行される。こ
れに対しステップ240において、現在選択されている
画素数が最小画素数以上であると判定されたとき、ステ
ップ250において、注目画素のレベル値と現在選択さ
れている画素のレベル値との相加平均値LAV(m,n) が算
出され、ステップ200の処理が再び実行される。
【0043】以上のようにステップ110からステップ
250ではレベル補正処理が行なわれ、ステップ190
からステップ250において、レベル補正値を算出する
ための補正用画素が注目画素の周囲に位置する画素から
選択され、注目画素のレベル値と補正用画素のレベル値
との相加平均値が注目画素のレベル補正値として算出さ
れる。なおステップ190からステップ250において
行なわれるレベル補正値の演算は8ビットよりも高階調
で行なわれるが、この演算は各画素毎に行なわれるた
め、1画素分のレベル値を高階調で演算すればよく、全
画素のレベル値を全て高階調に変換して画像メモリ45
等に格納する必要はない。
【0044】ステップ260において、算出された注目
画素および補正用画素のレベル値の相加平均値L
AV(m,n) すなわちレベル補正値LAV(m,n) が8ビットの
値に変換され、さらに階調変換処理により8ビットから
10ビットに変換される。その後10ビット変換値がガ
ンマ補正(γ=2.2)によりガンマ補正値L' (m,n)
に変換される。
【0045】ステップ270において、注目画素のガン
マ補正値L' (m,n) が階調還元処理により10ビットか
ら8ビットに変換され、このガンマ補正ルーチンは終了
する。
【0046】なおガンマ補正ルーチンは1つの画素のガ
ンマ補正値L' (m,n) が算出されると終了するが、繰り
返し行なうことにより画像を構成する全ての画素に対し
て行なわれる。
【0047】以上のガンマ補正ルーチンを行なうことに
より画像の輝度変化の割合が小さいなだらかな部位にお
いては、注目画素のレベル補正値が算出され、そのレベ
ル補正値に、階調変換処理、ガンマ補正処理および階調
還元処理が施される。
【0048】以上の本実施形態によれば、CCDから画
像を構成する複数の画素に対応したアナログ画素信号が
出力され、このアナログ画素信号が8ビットのデジタル
画素信号に変換されて、8ビットの画素信号の各レベル
値に対応する画素が画像の隣接画素相互間における輝度
変化の小さいなだらかな部位に位置するとき、その画素
のレベル値が、その周囲の画素との相互間における輝度
変化が大きくならないように、すなわち階調とびが生じ
ないように、補正される。この補正により算出されるレ
ベル補正値に、階調変換処理、ガンマ補正および階調還
元処理が施される。
【0049】注目画素Pcの周囲に位置する画素が図4
に示すレベル値を有する場合、周囲の画素から注目画素
Pcへのレベル変化を考慮すると、すなわち注目画素P
cおよびその周囲の画素のレベル値の相加平均値を算出
すると、注目画素Pcの真のレベル値は「10」よりも
小さいと予測される。したがって注目画素Pcのレベル
値は「10」よりも小さくなるように補正されるべきで
ある。本実施形態のガンマ補正(例えばγ=2.2)で
は、上述のように注目画素Pcのガンマ補正値は「5
5」である。一方従来のように8ビットの画素信号にそ
のままガンマ補正(例えばγ=2.2)が施される場
合、注目画素Pcのガンマ補正値は「58」となる。し
たがって本実施形態のガンマ補正では、ガンマ補正値は
従来のガンマ補正値よりも小さくなり、隣接画素の相互
間におけるガンマ補正後のレベル値の変化が小さくな
る。すなわち階調とびが低減される。これにより画像の
輝度がなだらかに変化し、隣接画素相互間における輝度
変化が小さい部位において、ガンマ補正等の非線形処理
によりその輝度変化が大きくなることはなく、画像の再
現性が向上する。
【0050】また、本実施形態では、画素信号のレベル
値は相対的に低い階調で画像メモリに格納され、レベル
補正またはガンマ補正の演算処理時のみ、高精度に演算
を行なうために高階調の値に変換される。このため全て
の画素信号のレベル値を高階調の値に変換する必要がな
く、画像メモリを増設する必要がない。したがって装置
の大型化が抑えられる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮像素子
から出力される画素信号に非線形処理を施す画像処理装
置において、階調とびを防止することにより画像の再現
性が向上せしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施形態の画像処理装置を適用した
デジタルカメラを示す斜視図である。
【図2】本実施形態の画像処理装置を適用したデジタル
カメラを示すブロック図である。
【図3】撮像素子を用いて読取った画像を構成する画素
の配列の一部を示す図である。
【図4】各画素のレベル値の一例を示す図である。
【図5】ガンマ補正を行なうガンマ補正ルーチンを示す
フローチャートの前半部である。
【図6】ガンマ補正を行なうガンマ補正ルーチンを示す
フローチャートの後半部である。
【符号の説明】
Pc 注目画素

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を構成する複数の画素に対応したア
    ナログ信号を、第1の階調を有するデジタルのレベル値
    に変換するレベル値変換手段と、 前記複数の画素のうちの注目画素のレベル値と、前記注
    目画素の周囲に位置する複数の画素から選択された補正
    用画素のレベル値とに基づいて、前記注目画素のレベル
    補正値を求めるレベル補正手段と、 前記レベル補正値を前記第1の階調よりも高い第2の階
    調を有するレベル値に変換し、この第2の階調のレベル
    値に非線形処理を施して非線形処理値を得た後、この非
    線形処理値の階調を前記第1の階調に変換することによ
    り、前記注目画素について前記非線形処理が施されたレ
    ベル値を算出する非線形処理手段とを備えることを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記注目画素がそのレベル値とその周囲
    に位置する複数の画素のレベル値のそれぞれとの差が基
    準のレベル値以下の画素であることを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記レベル補正手段が、前記注目画素の
    レベル値と前記補正用画素のレベル値との相加平均値を
    前記注目画素のレベル補正値として算出することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記レベル補正手段が、前記注目画素の
    レベル値と前記補正用画素のレベル値との相加平均値が
    前記注目画素のレベル値と所定のレベル差以内になるよ
    うに、前記補正用画素を選択することを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記レベル補正手段が、前記注目画素の
    レベル値と前記注目画素の周囲に位置する複数の画素の
    レベル値との相加平均値を算出し、この相加平均値と前
    記注目画素のレベル値とのレベル差が所定のレベル差以
    下であるとき、前記注目画素の周囲に位置する複数の画
    素を前記補正用画素として選択し、前記相加平均値と前
    記注目画素のレベル値とのレベル差が所定のレベル差よ
    り大きいとき、そのレベル差に応じて前記注目画素の周
    囲に位置する複数の画素から前記補正用画素を選択する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記レベル補正手段が、前記注目画素の
    レベル値と前記注目画素の周囲に位置する複数の画素の
    レベル値との相加平均値が前記注目画素のレベル値より
    小さいとき、前記注目画素の周囲に位置する複数の画素
    から最も小さいレベル値の画素を除いたものを前記補正
    用画素として選択し、前記注目画素のレベル値と前記注
    目画素の周囲に位置する複数の画素のレベル値との相加
    平均値が前記注目画素のレベル値より大きいとき、前記
    注目画素の周囲に位置する複数の画素から最も大きいレ
    ベル値の画素を除いたものを前記補正用画素として選択
    することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 画像を構成する複数の画素に対応したア
    ナログ信号を、第1の階調を有するデジタルのレベル値
    に変換するレベル値変換工程と、 前記複数の画素のうちの注目画素のレベル値と、前記注
    目画素の周囲に位置する複数の画素から選択された補正
    用画素のレベル値とに基づいて、前記注目画素のレベル
    補正値を求めるレベル補正工程と、 前記レベル補正値を前記第1の階調よりも高い第2の階
    調を有するレベル値に変換し、この第2の階調のレベル
    値に非線形処理を施して非線形処理値を得た後、この非
    線形処理値の階調を前記第1の階調に変換することによ
    り、前記注目画素について前記非線形処理が施されたレ
    ベル値を算出する非線形処理工程とを備えることを特徴
    とする画像処理方法。
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