JP2000183758A - 復号装置及び復号方法、並びに符号化装置及び符号化方法 - Google Patents

復号装置及び復号方法、並びに符号化装置及び符号化方法

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JP2000183758A
JP2000183758A JP11352261A JP35226199A JP2000183758A JP 2000183758 A JP2000183758 A JP 2000183758A JP 11352261 A JP11352261 A JP 11352261A JP 35226199 A JP35226199 A JP 35226199A JP 2000183758 A JP2000183758 A JP 2000183758A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多次元符号化された情報に対する反復復号処
理において、復号処理の信頼度を維持しつつ、無駄な反
復ステップを省略することにより処理量及び処理遅延を
軽減する。 【解決手段】 転送情報に検査符号を付加し、反復復号
処理が繰り返されるたびに、復号された情報を検査し、
この検査の結果に基づいてさらなる復号処理を実行する
か否かを決定する。検査の結果が肯定的である場合に
は、復号処理を停止し、復号された情報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムを介
して情報を伝送するために情報を多次元符号化する符号
化装置及び符号化方法に関する。また、本発明は、多次
元符号化された情報に対し反復復号処理を行う復号装置
及び復号方法に関する。特に、本発明は、例えば無線通
信システム等の通信システムの通信端末として実現され
る復号装置及び復号方法、並びに符号化装置及び符号化
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、無線通信システムにおける基地
局等の送信装置から、移動局等の受信端末に情報を伝送
する場合、外乱等により伝送チャネルにおいて誤り(エ
ラー)が発生することがある。受信端末は、このような
誤りを検出し、訂正する必要がある。伝送される情報内
で発生した誤りを検出及び訂正するために、例えばチャ
ネル符号化の手法を用いることができる。チャネル符号
化においては、誤り符号シンボル又は誤り符号ビットを
伝送すべき情報に付加する。これらの冗長誤りビット
は、情報とともに伝送され、受信側で復号され、これに
より伝送された情報内に発生した誤りが検出され、訂正
される。
【0003】チャネル符号化を実現するために、送信装
置内に設けられた符号化装置は、対応する符号化方式に
応じて、情報ビットに基づいて誤り符号を生成する。受
信側は、誤り符号を用いて、誤りが生じた情報ビットを
検出する。誤り訂正の可否は、誤りの大きさ、発生位
置、誤り符号の量等により決定される。
【0004】このようなチャネル符号化において、マル
チプル符号化法が用いられることがある。マルチプル符
号化の1つとして多次元符号化の手法が知られている。
さらに、多次元符号化の1つとして、並列連接再帰的組
織畳み込み符号(parallel concatenated systematic r
ecursive codes)、いわゆるターボ符号が知られてい
る。このターボ符号については、シー・ベロウ(C.Berr
ou)著、1993年5月発行のProc.ICC'93「ニア・シャ
ノン限界誤り訂正及び復号:ターボ符号(1)(Near Sh
annon limit error-correcting and decoding: Turbo-C
odes(1)」に記載されている。
【0005】多次元符号化された情報は、受信側におい
て、反復復号処理により復号される。ここでは、所定の
回数の反復復号処理又は繰り返しステップが実行され、
これにより、ビット誤り率又はデータフレーム誤り率を
所定の値に改善することができる。ターボ復号処理にお
いては、例えば8回又は16回等の所定の回数の反復復
号処理又は復号ループが実行され、これにより全体的に
十分な性能が得られる。
【0006】符号化率(code rate)が1/3の符号化装
置40の構成を図3に示す。入力される情報はNビット
からなる符号ブロックであり、この符号ブロックは、こ
の符号化装置40により符号化され、3本の出力線から
出力される。図3に示す従来の符号化装置40は、第1
の符号器41と第2の符号器42を備える。第1の符号
器41には、入力情報が何ら変更を加えられないまま供
給される。一方、第2の符号器42には、後述するター
ボインターリーバ43においてインターリーブ処理され
た入力情報が供給される。
【0007】この符号化装置40は、なんら変更を加え
ていない入力情報(以下、無変更の入力情報という。)
を第1の出力ビット#0として出力する。
【0008】第1の符号器41は、入力情報をそれぞれ
1ビット遅延させる遅延器44,45を備える。第1の
符号器41に供給された無変更の入力情報は、遅延器4
4に供給されて1ビット遅延され、続いて遅延器45に
供給されてさらに1ビット遅延される。遅延器44及び
遅延器45から出力された情報は、それぞれ加算器46
にフィードバックされる。この加算器46において、無
変更の入力情報と、遅延器44からの出力情報と、遅延
器45からの出力情報とが加算される。この加算器46
から出力された情報は、遅延器44及び加算器47に供
給される。加算器47は、加算器46から出力された情
報と遅延器45から出力された情報とを加算する。この
加算器47から出力される情報が、この符号化装置40
の第2の出力情報、すなわち出力ビット#1となる。
【0009】この符号化装置40に入力された情報は、
上述のように、ターボインターリーバ43にも供給され
る。ターボインターリーバ43は、入力された情報をイ
ンターリーブし、このインターリーブした情報を第2の
符号器42に供給する。この情報は、遅延器48に供給
されて1ビット遅延された後、遅延器49に供給されて
さらに1ビット遅延される。遅延器48及び遅延器49
から出力された情報は、加算器50に供給される。加算
器50は、ターボインターリーバ43から供給された情
報に、これら遅延器48から出力された情報と、遅延器
49から出力された情報を加算する。加算器50から出
力された情報は、遅延器48及び加算器51に供給され
る。加算器51は、加算器50から供給された情報と遅
延器49から供給された情報とを加算する。この加算器
51から出力される情報は、この符号化装置40におけ
る第3の出力情報、すなわち出力ビット#2となる。
【0010】上述した3つの出力ビット#0,#1,#
2は、さらに所定の処理が施された後、所定の伝送チャ
ネルを介して受信装置に伝送される。受信装置は、例え
ば図4に示すようなターボ復号装置60を備え、このタ
ーボ復号装置60は、受信装置が受信した信号にターボ
復号処理を施す。図4に示すターボ復号装置60には、
図3に示す符号化装置40から出力される3つの出力信
号#0,#1,#2に対応する3つの入力情報が供給さ
れる。
【0011】図3に示す符号化装置40の第1の出力ビ
ット#0は、無変更の入力情報に基づくものであり、こ
の情報ビットは、ターボ復号装置60内に設けられてい
る第1の復号器61に供給される。第1符号の受信パリ
ティビットは、図3に示す符号化装置40の第2の出力
ビット#1に対応する軟判定用のパリティ情報であり、
このパリティビットも第1の復号器61に供給される。
第2符号の受信パリティビットは、図3に示す符号化装
置40の第3の出力ビット#2に対応する軟判定用のパ
リティ情報であり、このパリティビットは、第2の復号
器62に供給される。
【0012】このように、図3に示す符号化装置の第2
の出力ビット#1と第3の出力ビット#2は、パリティ
ビット、すなわち誤り符号ビットであり、これらは、無
変更の情報、すなわち出力ビット#1とともに伝送さ
れ、誤り符号として機能し、受信側は、これらの誤り符
号を用いて伝送されてきた情報、すなわち第1の出力ビ
ット#0に対応する情報における誤りを検出し、訂正す
る。
【0013】第1の復号器61は、第1符号の受信パリ
ティビット及び受信情報ビットが供給され、これらに基
づいて復号軟判定値を生成し、デインターリーバ63に
供給する。デインターリーバ63は、この復号軟判定値
をデインターリーブし、デインターリーブした復号軟判
定値を第2の復号器62に供給する。
【0014】受信情報ビットは、インターリーバ64に
も供給される。インターリーバ64は、受信情報ビット
をインターリーブし、インターリーブした情報を第2の
復号器62に供給する。また、第2符号の受信パリティ
ビットもこの第2の復号器62に供給される。
【0015】第2の復号器62は、上述のように、3つ
の入力ビットを復号する。第2の復号器62の出力信号
は、軟判定値であり、デインターリーバ66にフィード
バックされる。デインターリーバ66は、この軟判定値
をデインターリーブして第1の復号器61にフィードバ
ックする。
【0016】図4に示すターボ復号装置60において、
デインターリーバ66が繰り返す処理の回数は、例えば
8回又は16回等のように固定されており、これにより
ビット誤り率又はデータフレーム誤り率に関する十分な
性能が得られる。すなわち、各繰り返しステップにおい
て、第2の復号器62は、第1の復号器61及びデイン
ターリーバ63の軟判定尤度値を向上させる。各繰り返
しステップにおいて、軟判定尤度値は、変化及び向上
し、これによりビット誤り率及びデータフレーム誤り率
が改善される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなターボ復
号器60ににおいては、所定回数の反復復号処理が行わ
れた後、第2の復号器62から出力される軟判定値は、
デインターリーバ65に供給される。デインターリーバ
65は、この軟判定値をデインターリーブした後、デイ
ンターリーブした軟判定値を硬判定器67に供給する。
硬判定器67は、軟判定値を硬判定値、例えば「0」又
は「1」のビット情報に変換して出力する。このような
ターボ復号装置60では、常に相当数の繰り返し処理が
必要であるため、計算の負荷が高く、電力の消費量が大
きい。また、各繰り返しループに一定の処理時間が必要
なため、処理による遅延も大きい。
【0018】そこで、欧州特許公開公報EP07551
22A2には、多次元復号において、反復復号処理に関
する最適な回数を決定する手法が開示されている。この
手法においては、反復復号処理を行うたびに第2の復号
器から出力される軟判定値が直前の処理における軟判定
値と比較される。2つの連続する反復復号処理の結果得
られた2つの軟判定値に変化がない場合、反復復号処理
は停止される。しかしながら、この手法では、伝送され
た情報ビットに誤りが多い場合、誤りの検出及び訂正の
精度が低くなる。また、上述のように、2つの連続する
反復復号処理の結果得られる軟判定尤度値が同じになる
まで、処理を繰り返す必要があるため、実際に必要な処
理よりも常に1回多く処理を行う必要がある。
【0019】そこで、本発明は、多次元符号化された情
報に対する反復復号処理を有効かつ効率的に行うことが
できる復号装置及び復号方法、並びに符号化装置及び符
号化方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る復号装置は、多次元符号化された情
報に対し、反復復号処理を行うものであり、多次元符号
化された情報に対して少なくとも1回の反復復号処理を
行う復号手段と、反復復号処理が繰り返される度に、復
号された情報を検査し、該検査の結果に基づいて上記復
号手段にさらなる復号処理を行わせる検査手段とを備え
る。
【0021】また、本発明に係る復号方法は、多次元符
号化された情報に対し反復復号処理を行うものであり、
多次元符号化された情報に対して少なくとも1回の反復
復号処理を行う復号処理ステップと、反復復号処理が繰
り返される度に、復号された情報を検査し、検査の結果
に基づいてさらなる復号処理を実行するか否かを決定す
る検査ステップとを有する。
【0022】また、本発明に係る符号化装置は、入力デ
ータに対するチェックサム符号を生成するチェックサム
符号生成手段と、入力データ及びチェックサム符号生成
手段が生成したチェックサム符号に基づいてデータフレ
ームを生成するデータフレーム生成手段と、データフレ
ームを多次元符号化する多次元符号化手段とを備える。
【0023】また、本発明に係る符号化方法は、入力デ
ータに対するチェックサム符号を生成するチェックサム
符号生成ステップと、入力データ及びチェックサム符号
生成手段が生成したチェックサム符号に基づいてデータ
フレームを生成するデータフレーム生成ステップと、デ
ータフレームを多次元符号化する多次元符号化ステップ
とを有する。
【0024】本発明に係る復号装置及び復号方法、並び
に符号化装置及び符号化方法によれば、多次元符号化さ
れた情報に対する反復復号処理を最適化し、効率を向上
させることができる。特に、本発明では、情報が正しく
復号された時点で反復復号処理を停止し、無駄な反復復
号処理は実行されない。したがって、ターボ復号処理の
性能を犠牲にすることなく、反復復号処理の平均反復回
数を削減することができる。このように反復回数を削減
することにより、復号精度を維持したまま、計算を単純
化することができ、これにより処理遅延を小さくするこ
とができる。また、反復復号処理の繰り返し回数の最大
値を設けることにより、ビット誤り率及びデータフレー
ム誤り率を既存の手法と同等に保つことができる。反復
復号処理の繰り返し回数の最大値に比べてかなり少ない
反復復号処理により、多くのデータフレームを完全に復
号し、訂正することができる。したがって、本発明によ
れば、従来の手法に比べ反復復号処理の回数を劇的に削
減することができる。
【0025】好ましくは、本発明に係る復号装置が備え
る検査手段は復号された情報における誤りを検出する誤
り検出手段を備える。多次元符号化された情報に巡回冗
長チェックサム符号を含ませてもよく、この場合、誤り
検出手段は、復号された情報に対して巡回冗長検査を行
う。各情報データフレームにデータ量の少ない巡回冗長
チェックサム符号を付加するようにしてもよい。
【0026】これに代えて、本発明に係る復号装置に、
復号された情報における誤りを検出及び訂正する検出/
訂正手段を設けてもよい。このような構成により、復号
手段が反復復号処理を所定の最大回数行っても全ての誤
りを訂正できなかった場合、これらの誤りをさらに訂正
することができる。
【0027】さらに好ましくは、検査手段は、検査手段
による検査結果が否定的な値、すなわち情報に誤りが含
まれていることを示している場合、制御信号を復号手段
に供給し、復号手段にさらなる反復復号処理を実行させ
る。このように、復号手段は、毎回、1回の復号処理を
実行し、さらに、復号した情報が正しくないことを示す
検査結果に基づいて、検査手段が制御信号を生成した場
合のみ、この制御信号に制御又はトリガされてさらなる
復号処理を繰り返す。
【0028】本発明に係る復号装置が備える、多次元符
号化された情報に対して少なくとも1回の反復復号処理
を行う復号手段は、既存の反復復号器の構造を用いても
よい。
【0029】さらに、好ましくは、本発明に係る復号装
置は、復号手段が繰り返した復号処理の回数をカウント
し、該回数が所定の最大値に到達したとき、検査結果が
否定的値を示している場合でも、復号された情報を出力
させる計数手段を備える。すなわち、反復復号処理の回
数は、所定の最大回数に制限される。復号された情報に
対する検査結果は、通常、軟判定尤度値で示されるもの
であり、また、復号された情報の信頼度を示すものであ
るため、さらなる処理段階においてこの検査結果を利用
することができる。例えば、後続する処理ステップにお
いて、この信頼度を示す情報に基づき、誤りを含む情報
データをどう扱うかを判断することができる。
【0030】さらに、本発明に係る復号装置は、検査手
段による検査結果が肯定的値を示したとき、復号された
情報からデータを抽出し、抽出したデータを出力する抽
出手段を備える。例えば、復号情報にチェックサム符号
が付加されている場合、抽出手段は、チェックサム符号
を除去し、次の処理に必要な情報を示す情報データのみ
を抽出する。
【0031】本発明に係る符号化装置は、好ましくは、
チェックサム符号生成手段を備え、さらにこのチェック
サム符号は好ましくは巡回冗長チェックサム符号であ
る。元の入力ビットと、入力ビットに基づいて生成され
た巡回冗長チェックサム符号ビットを用いて、新たなデ
ータフレームを構成する。これによりデータ量が若干増
加するが、この増加分は極僅かであり、受信側は、この
巡回冗長チェックサム符号を用いて電力消費量及び計算
の複雑性を大幅に削減することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る復号装置及び
復号方法、符号化装置及び符号化方法について図面を参
照して詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明を適用した符号化装置10
の構成を示すブロック図である。この符号化装置10
は、所定のシリアルデータが入力されるデータ入力部1
1と、データ入力部11に入力されたデータに基づいて
チェックサム符号を生成するチェックサム生成器12
と、データ入力部11に入力されたデータ及びチェック
サム生成器が生成したチェックサム符号にもとづいてデ
ータフレームを生成するフレームフォーマッタ13と、
フレームフォーマッタ13が生成したデータフレームを
ターボ符号化するターボ符号器14とを備える。
【0034】データ入力部11は、連続して供給される
シリアルデータから例えばN個のデータd0,d1,・・
・dN-1からなるデータフレームを受信し、このデータ
フレームをチェックサム生成器12及びフレームフォー
マッタ13に供給する。チェックサム生成器12は、入
力されたデータフレームのビットに基づいて例えば巡回
冗長チェックサム符号等のチェックサム符号を生成す
る。例えば、この実施例において、データフレームが1
024ビットである場合、チェックサム生成器12は、
Mを16としてC0,・・・,CM-1からなる16チェッ
クサム符号ビットを生成し、このチェックサム符号ビッ
トをフレームフォーマッタ13に供給する。
【0035】フレームフォーマッタ13は、データ入力
部12から受信したデータフレームとチェックサム生成
器12から受信したチェックサム符号に基づいて、元の
情報に基づくデータビットとチェックサム生成器12が
生成したチェックサム符号とを含む新たなデータフレー
ムを生成する。この具体例においては、新たなデータフ
レームは、1024+16、すなわち1040ビットか
ら構成される。ここで、元のデータフレームサイズに対
して付加されたビットの割合は、16/1040、すな
わち約1.5%となり、この値は非常に小さいものであ
る。フレームフォーマッタ13は、以上のようにして生
成した新たなデータフレームをターボ符号器14に供給
する。この具体例において、ターボ符号器14は、情報
伝送のための多次元符号化を行う符号器の一例に過ぎな
い。
【0036】図2は、本発明を適用した復号装置20の
ブロック図である。例えば復調器から出力された、軟判
定値形式の入力情報ビットは、デマルチプレクサ21で
3つの異なる出力ビットにデマルチプレクスされ、これ
により軟データビットと軟パリティビットが分離され
る。この異なる3つの出力ビットは、例えば図1に示す
符号化装置10等の対応する送信機のターボ符号化装置
によって生成された3つの出力信号にそれぞれ対応す
る。第1の出力信号は、変更が加えられていない受信情
報ビットであり、この受信情報ビットは、一旦、バッフ
ァ22に格納される。デマルチプレクサ21から出力さ
れる第2の出力信号は、第1符号の受信パリティビット
であり、このパリティビットは、一旦、バッファ23に
格納される。デマルチプレクサ21から出力される第3
の出力信号は、第2符号の受信パリティビットであり、
このパリティビットは、一旦、バッファ24に格納され
る。バッファ22,23,24から出力される3つの信
号は、多次元符号化された情報をインターリーブ復号す
る復号器、すなわちターボ復号器25に供給される。
【0037】この実施例におけるターボ復号器25は、
後に詳細に説明するが、入力された各データフレームに
対して1回目の反復復号処理を実行した後は、繰り返し
ステップを実行させるための制御信号によるトリガを待
って反復復号処理を繰り返す。換言すれば、ターボ復号
器25は、各データフレームに対する1回目の反復復号
処理以外については、制御信号によるトリガがない限り
反復復号処理を繰り返さない。
【0038】本発明を適用した復号装置20は、さら
に、各反復復号処理により復号された情報を検査し、そ
の検査による結果に基づいて、例えばターボ復号器25
等の復号器を制御し、さらなる反復復号処理を実行させ
る検査回路を備える。この図2に示す実施例において
は、復号された情報を検査する検査回路は、巡回冗長チ
ェックサム符号検査器29であり、巡回冗長チェックサ
ム符号検査器29は、各データフレームに含まれている
チェックサム符号ビットc0,c1,・・・,cM-1に基
づいて、転送データd0,d1,・・・,dN-1の誤りを
検出する。
【0039】巡回冗長チェックサム符号検査器29の前
段には、硬判定器26と、データバッファ27が設けら
れている。硬判定器26は、ターボ復号器25から出力
された軟判定値を硬判定値、例えば0又は1のビット情
報に変換し、この硬判定値をデータバッファ27に供給
する。データバッファ27は、この情報を一旦バッファ
リングし、この情報をデータフレーム単位で巡回冗長チ
ェックサム符号検査器29に供給する。巡回冗長チェッ
クサム符号検査器29は、巡回冗長検査により情報の誤
りを検出する。巡回冗長チェックサム符号検査器29
は、伝送データd0,d1,・・・,dN-1の誤りを検出
したときには、制御信号を生成して、この制御信号をタ
ーボ復号器25にフィードバックする。ターボ復号器2
5内には、トリガ回路又は制御回路が設けられており、
このトリガ回路又は制御回路は、巡回冗長チェックサム
符号検査器29から出力された制御信号に応じて、ター
ボ復号器25本体を制御し、さらなる反復復号処理を実
行させる。ターボ復号器25は、反復復号処理を実行す
るたびに軟判定値を出力し、出力された軟判定値は、硬
判定器26において硬判定値に変換された後、データバ
ッファ27に格納される。すなわち、このようにして、
データバッファ27には、元の伝送情報を推定して得ら
れた情報と、巡回冗長検査符号とが格納される。
【0040】さらに、ターボ復号器25は、各反復ルー
プの完了を示す信号を反復カウンタ28に供給し、この
信号に基づいて反復カウンタ28は、反復復号処理が行
われた回数を計数、すなわちカウントする。反復カウン
タ28は、ターボ復号器25による反復復号処理が行わ
れる度にカウント値を1インクリメントし、新たなデー
タフレームが受信され、処理されたデータフレームが出
力されたときに、カウント値をリセットする。処理され
たデータフレームが出力される場合とは、巡回冗長チェ
ックサム符号検査器29が肯定的な判定を行った場合、
あるいはターボ復号器25による反復復号処理が所定の
回数繰り返された場合のいずれかである。反復カウンタ
28のカウント値が所定の最大繰り返し回数、例えば8
又は16回に到達すると、反復カウンタ28は、これを
示す制御信号又はトリガ信号をデータ抽出器30に供給
する。データ抽出器30は、この制御信号又はトリガ信
号を受信すると、CRC検査器29による検査が終了し
たデータフレームからデータフレームに付加されている
巡回冗長チェックビットを取り除いてデータを抽出し、
抽出したデータを出力する。巡回冗長検査の結果得られ
た巡回冗長検査状態を示す追加的信号に基づいて、次の
処理ステージにおいて、誤りを含むデータフレームをど
のように扱うかを判断することができる。
【0041】エラー検査巡回冗長検査符号に代えて、誤
り訂正符号を用いてもよい。この場合、本発明を適用し
た符号化装置は、例えばビット誤りを検出し訂正するB
CH符号やシンボル誤りを検出し訂正するRS(リード
・ソロモン)符号等の誤り訂正符号を生成し、送信すべ
きデータにこの訂正符号を付加する。一方、復号装置に
おいては、例えば図2に示す巡回冗長検査器29に代え
て、使用されている誤り訂正符号方式に対応する誤り検
出/訂正器を設ける。このような構成により、ターボ復
号器25が反復復号処理を最大回数行っても全ての誤り
を訂正できないような場合にも、ビットエラーを訂正す
ることができる。
【0042】本発明は、上述のように、多次元符号情報
に対する反復復号処理を非常に単純な構成で実現するこ
とができる。さらに、反復復号処理の最大反復回数に比
べて、実際に必要な反復復号処理回数は少なく、したが
って処理遅延の平均値を下げることができる。すなわ
ち、本発明を適用した復号装置及び符号化装置は、単純
で低コストの構造を提供する。本発明においては、必要
なオーバーヘッドは、巡回冗長チェックサム符号のみで
よく、このオーバーヘッドは非常に小さい。復号装置に
おけるターボ復号器25による反復復号処理の必要回数
に応じて、計算の複雑性を低下させることができる。交
換された付帯的な情報を観察する他の手法に比べて、本
発明によれば信頼性の高いデータフレーム訂正を行うこ
とがでる。また、本発明によれば、復号装置において、
反復復号処理は、常に必要な回数だけ行われ、不必要な
反復復号処理を行う必要がない。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る復号装置及
び復号方法、並びに符号化装置及び符号化方法によれ
ば、多次元符号化された情報に対して少なくとも1回の
反復復号処理を行し、反復復号処理が繰り返される度
に、復号された情報を検査し、検査の結果に基づいてさ
らなる復号処理を実行するか否かを決定する。このた
め、反復復号処理を常に必要な回数だけ行い、復号処理
の信頼度を低下させることなく処理量及び処理遅延を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した符号化装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明を適用した復号装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来の符号化装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】従来のターボ復号装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
5 デマルチプレクサ、6 バッファ、7 バッファ、
8 バッファ、9 ターボ復号器、10 硬判定器、1
1データバッファ、12 反復カウンタ、13CRC検
査器、14 データ抽出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ ボンケ ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハシュトゥットゥガルター シュト ラーセ 106 ソニー インターナショナ ル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミ ット ベシュレンクテル ハフツングシュ トゥットゥガルト テクノロジー センタ ー内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多次元符号化された情報に対し、反復復
    号処理を行う復号装置において、 上記多次元符号化された情報に対して少なくとも1回の
    反復復号処理を行う復号手段と、 上記反復復号処理が繰り返される度に、復号された情報
    を検査し、該検査の結果に基づいて上記復号手段にさら
    なる復号処理を行わせる検査手段とを備える復号装置。
  2. 【請求項2】 上記検査手段は、上記復号された情報に
    おける誤りを検出する誤り検出手段を備えることを特徴
    とする請求項1に記載の復号装置。
  3. 【請求項3】 上記多次元符号化された情報は、巡回冗
    長チェックサム符号を含み、上記誤り検出手段は、上記
    復号された情報に対し巡回冗長検査を行うことを特徴と
    する請求項2に記載の復号装置。
  4. 【請求項4】 上記検査手段は、上記復号された情報に
    対し誤り検出処理及び誤り訂正処理を行う誤り検出/訂
    正手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の復号
    装置。
  5. 【請求項5】 上記検査手段は、上記検査の結果が否定
    的値を示したとき、上記復号手段にさらなる復号処理を
    行わせるための制御信号を出力することを特徴とす請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の復号装置。
  6. 【請求項6】 上記復号手段が繰り返した復号処理の回
    数を計数し、該回数が所定の最大値に到達したとき、上
    記検査結果が否定的値を示している場合でも、上記復号
    された情報を出力させる計数手段を備えることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の復号装置。
  7. 【請求項7】 上記検査結果が肯定的値を示したとき、
    上記復号された情報からデータを抽出し、抽出したデー
    タを出力する抽出手段を備えることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1項に記載の復号装置。
  8. 【請求項8】 多次元符号化された情報に対し反復復号
    処理を行う復号方法において、 上記多次元符号化された情報に対して少なくとも1回の
    反復復号処理を行う復号処理ステップと、 上記反復復号処理が繰り返される度に、復号された情報
    を検査し、該検査の結果に基づいてさらなる復号処理を
    実行するか否かを決定する検査ステップとを有すること
    を特徴とする復号方法。
  9. 【請求項9】 上記検査ステップは、上記復号された情
    報における誤りを検出する誤り検出ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の復号方法。
  10. 【請求項10】 上記多次元符号化された情報は、巡回
    冗長チェックサム符号を含み、上記誤り検出ステップに
    おいて、上記復号された情報に対し巡回冗長チェックサ
    ム符号を行うことを特徴とする請求項9に記載の復号方
    法。
  11. 【請求項11】 上記検査ステップは、上記検査の結果
    が否定的値を示しているとき、さらなる反復復号処理を
    実行させるための制御信号を生成する制御信号生成ステ
    ップを有することを特徴とする請求項8乃至10のいず
    れか1項に記載の復号方法。
  12. 【請求項12】 上記検査ステップは、上記復号された
    情報に対し誤り検出処理及び誤り訂正処理を行う誤り検
    出/訂正ステップを有することを特徴とする請求項8乃
    至11のいずれか1項に記載の復号方法。
  13. 【請求項13】 上記復号処理が繰り返された回数をカ
    ウントし、該回数が所定の最大値に到達したとき、上記
    検査結果が否定的値を示している場合であっても、上記
    復号された情報を出力させる計数ステップを有すること
    を特徴とする請求項8乃至12いずれか1項に記載の復
    号方法。
  14. 【請求項14】 上記検査結果が肯定的値を示したと
    き、上記復号された情報からデータを抽出し、抽出した
    データを出力する抽出ステップを有する請求項8乃至1
    3いずれか1項に記載の復号方法。
  15. 【請求項15】 入力データに対するチェックサム符号
    を生成するチェックサム符号生成手段と、 上記入力データ及び上記チェックサム符号生成手段が生
    成したチェックサム符号に基づいてデータフレームを生
    成するデータフレーム生成手段と、 上記データフレームを多次元符号化する多次元符号化手
    段とを備える符号化装置。
  16. 【請求項16】 上記チェックサム符号生成手段は、巡
    回冗長チェックサム符号を生成することを特徴とする請
    求項15に記載の符号化装置。
  17. 【請求項17】 入力データに対するチェックサム符号
    を生成するチェックサム符号生成ステップと、 上記入力データ及び上記チェックサム符号生成手段が生
    成したチェックサム符号に基づいてデータフレームを生
    成するデータフレーム生成ステップと、 上記データフレームを多次元符号化する多次元符号化ス
    テップとを有する符号化方法。
  18. 【請求項18】 上記チェックサム符号生成ステップに
    おいて、巡回冗長チェックサム符号を生成することを特
    徴とする請求項17に記載の符号化方法。
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