JP2000183498A - 半田バンプ形成方法 - Google Patents

半田バンプ形成方法

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JP2000183498A
JP2000183498A JP10359309A JP35930998A JP2000183498A JP 2000183498 A JP2000183498 A JP 2000183498A JP 10359309 A JP10359309 A JP 10359309A JP 35930998 A JP35930998 A JP 35930998A JP 2000183498 A JP2000183498 A JP 2000183498A
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pad
screen mask
solder paste
solder
opening
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JP10359309A
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Takuji Ito
拓二 伊東
Hiroshi Mishima
博 三島
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Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
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Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッド・オン・ビア(第1のパッド)とパッ
ド・オフ・ビア(第2のパッド)にそれぞれほぼ同一高
さの半田バンプを形成する方法において、ボイドの少な
い半田バンプを形成できるようにする。 【解決手段】 第1のパッド23と第2のパッド24上
に半田ペーストを印刷する工程を2回行う。1回目の印
刷工程で用いる第1のスクリーンマスク28の開口部2
9,30の開口径を、2回目の印刷工程で用いる第2の
スクリーンマスク31の開口部32,33の開口径より
も小さく形成する。また、第1のスクリーンマスク28
の厚み寸法と第2のスクリーンマスク31の厚み寸法と
の比を2:3〜1:3に設定する。尚、1回目の印刷工
程では、半田ペーストの充填性が悪い第1のパッド23
上のみに半田ペーストを充填し、2回目の印刷工程で、
第1のパッド23と第2のパッド24の双方に半田ペー
ストを充填するようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板表層のビアホ
ール内に形成されたパッド(パッド・オン・ビア;pad-
on via)と、ビアホールの外側に形成されたパッド(パ
ッド・オフ・ビア;pad-off via )に、それぞれほぼ同
一高さの半田バンプを形成する半田バンプ形成方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体搭載用基板は、高密度実装
の要求を満たすために、基板表面に多数の半田バンプを
形成してフリップチップ(図示せず)を半田バンプによ
り基板表面に直接実装するC4(Controlled Collapse C
hip Connection) タイプの基板が増加している。最近で
は、更に高密度化するために、図4(b)に示すように
基板10の表面に形成されたパッド11(パッド・オフ
・ビア)の他に、基板表層のビアホール12内にもパッ
ド13(パッド・オン・ビア)を形成し、これらパッド
11,13上にそれぞれほぼ同一高さの半田バンプ1
4,15を形成するようにしたものがある。
【0003】このような半田バンプ14,15を形成す
る方法は、米国特許第5,660,321号公報に記載
されている。この方法は、まず、図4(a)に示すよう
に、パッド11,13に対応する位置に開口部16,1
7を有する厚いスクリーンマスク18を基板10上に配
置して、スクリーンマスク18上に半田ペーストを供給
し、この半田ペーストをスキージ(図示せず)でスクリ
ーンマスク18の各開口部16,17からパッド11,
13上に押し込んで充填する。この後、スクリーンマス
ク18を取り外した後、パッド11,13上の半田ペー
スト14a,15aをリフロー処理して半田バンプ1
4,15を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板10に
実装するフリップチップと半田バンプ14,15との接
合信頼性を確保するために、半田バンプ14,15の高
さ寸法を高くする必要があり、そのために、厚いスクリ
ーンマスク18を使用する必要がある。しかし、スクリ
ーンマスク18が厚くなるほど、半田ペースト14a,
15aを充填する開口部16,17の深さが深くなっ
て、半田ペースト14a,15aの充填性が悪くなり、
特に、パッド・オン・ビア13では、パッド・オフ・ビ
ア11よりも更に深い位置まで半田ペースト15aを充
填しなければならないため、パッド・オン・ビア13上
に半田ペースト15aが十分に充填されず、空隙19が
生じやすい。この結果、パッド・オン・ビア13上の半
田ペースト15aをリフロー処理して形成する半田バン
プ15にボイド20が発生し、半田バンプ15の品質が
低下して、フリップチップの接合信頼性が低下するとい
う欠点があった。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、パッド・オン・ビア
(第1のパッド)とパッド・オフ・ビア(第2のパッ
ド)にそれぞれほぼ同一高さの半田バンプを形成する方
法において、ボイドの少ない半田バンプを形成できて、
接合信頼性を向上することができる半田バンプ形成方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の半田バンプ形成方法は、第1の
パッド(パッド・オン・ビア)と第2のパッド(パッド
・オフ・ビア)に半田ペーストを印刷する工程を2回行
うことを特徴とする。つまり、1回目の印刷工程で、第
1のパッドと第2のパッドに対応する位置にそれぞれ開
口部を有する第1のスクリーンマスクを基板上に配置し
て、該第1のスクリーンマスク上に半田ペーストを供給
して前記各開口部から前記第1のパッドと前記第2のパ
ッドにそれぞれ半田ペーストを印刷し、更に、2回目の
印刷工程で、第1のパッドと第2のパッドに対応する位
置にそれぞれ開口部を有する第2のスクリーンマスクを
前記基板上に配置して、該第2のスクリーンマスク上に
半田ペーストを供給して前記各開口部から前記第1のパ
ッド上の半田ペースト印刷部と前記第2のパッド上の半
田ペースト印刷部にそれぞれ半田ペーストを重ねて印刷
する。
【0007】このように、半田ペーストの印刷を2回に
分けて行えば、1回当たりの半田ペーストの印刷厚み
(スクリーンマスクの厚み)を薄くすることができる。
これにより、ビアホール内に位置する第1のパッド(パ
ッド・オン・ビア)上にも半田ペーストを十分に充填す
ることができ、該パッドと半田ペースト印刷部との間に
空隙が生じることを防止できて、ボイドの少ない良質の
半田バンプを形成することができる。
【0008】ところで、2回目の印刷工程時には、半田
ペーストの充填圧力により1回目の半田ペースト印刷部
が押し込まれて横に広がったり、2回目に充填される半
田ペーストが1回目の半田ペースト印刷部の外周囲に侵
入することがある。従って、1回目の半田ペースト印刷
部の径が大きすぎると、2回目の印刷工程で半田ペース
トがパッドの外側にはみ出してしまい、パッド間のショ
ートが発生するおそれがある。
【0009】この対策として、請求項2のように、第1
のスクリーンマスクの開口部の開口径を、第2のスクリ
ーンマスクの開口部の開口径よりも小さく形成すると良
い。つまり、2回目の印刷工程時の半田ペーストの充填
圧力による半田ペーストの広がりを考慮して、その分、
1回目の印刷工程で充填する半田ペースト印刷部の径
(第1のスクリーンマスクの開口部の開口径)を小さく
すれば、2回目の印刷工程で、半田ペーストの充填圧力
によりパッド上で半田ペーストが押し広げられても、半
田ペーストがパッドの外側にはみ出すことが防止され
る。
【0010】また、請求項3のように、第1のスクリー
ンマスクの厚み寸法と第2のスクリーンマスクの厚み寸
法との比を2:3〜1:3に設定することが好ましい。
つまり、1回目の印刷工程では、第1のパッドが形成さ
れたビアホール内にも半田ペーストを充填する必要があ
るため、第1のスクリーンマスクの厚み寸法は、第2の
スクリーンマスクの厚み寸法の1/2以下とすることが
好ましい。また、2回目の印刷工程で用いる第2のスク
リーンマスクの厚み寸法が厚くなり過ぎると、2回目の
印刷工程時の半田ペーストの充填性が悪くなるため、第
2のスクリーンマスクの厚み寸法は、第1のスクリーン
マスクの厚み寸法の3倍以下とすることが好ましい。従
って、第1のスクリーンマスクの厚み寸法と第2のスク
リーンマスクの厚み寸法との比を2:3〜1:3に設定
すれば、半田ペーストの充填性を損なわずに、高さ寸法
の高い良質の半田バンプを形成できる。
【0011】以上説明した請求項1〜3の半田バンプ形
成方法は、1回目の印刷工程で、第1のパッドと第2の
パッドの双方に半田ペーストを印刷したが、ビアホール
の外側に位置する第2のパッド(パッド・オフ・ビア)
は、ビアホール内に位置する第1のパッド(パッド・オ
ン・ビア)よりも半田ペーストの充填性が良いため、請
求項4のように、1回目の印刷工程では、半田ペースト
の充填性が悪い第1のパッド(パッド・オン・ビア)の
みに半田ペーストを充填し、2回目の印刷工程で、第1
のパッドと第2のパッドの双方に半田ペーストを充填す
るようにしても良い。
【0012】この場合も、バンプ間のショート防止のた
めに、請求項5のように、1回目の印刷工程で使用する
第1のスクリーンマスクの開口部の開口径を、2回目の
印刷工程で使用する第2のスクリーンマスクの開口部の
開口径よりも小さく形成することが好ましい。更に、半
田ペーストの充填性を損なわないようにするために、請
求項6のように、第1のスクリーンマスクの厚み寸法と
第2のスクリーンマスクの厚み寸法との比を2:3〜
1:3に設定することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]図1及び図2
に基づいて本発明の実施形態(1)を説明する。多層基
板21の表層の絶縁層21aには、ビアホール22が形
成され、このビアホール22内及び該絶縁層21aの表
面の所定位置には、第1のパッド23(パッド・オン・
ビア)と第2のパッド24(パッド・オフ・ビア)が無
電解銅メッキ等により形成されている。更に、絶縁層2
1aの表面には、第1のパッド23と第2のパッド24
の対応する部分を除いて、ソルダーレジスト25が形成
されている。
【0014】そして、各パッド23,24上には、次の
ような方法で半田バンプ26,27を形成する。本実施
形態では、各パッド23,24上に半田ペーストを印刷
する工程を2回行うところに特徴がある。1回目の印刷
工程では、図1(a)に示すように、第1のスクリーン
マスク28を多層基板21のソルダーレジスト25上に
密着させるようにセットして、第1のスクリーンマスク
28の開口部29,30を第1のパッド23と第2のパ
ッド24に合わせる。この状態で、第1のスクリーンマ
スク28上に半田ペーストを供給して、スキージ(図示
せず)で各開口部29,30から第1のパッド23と第
2のパッド24上にそれぞれ半田ペースト26a,27
aを押し込んで充填する。
【0015】この後、第1のスクリーンマスク28を取
り外して、2回目の印刷工程に移り、図1(b)に示す
ように、第2のスクリーンマスク31を多層基板21の
ソルダーレジスト25上に密着させるようにセットし
て、第2のスクリーンマスク31の開口部32,33を
第1のパッド23と第2のパッド24に合わせる。この
状態で、第2のスクリーンマスク31上に半田ペースト
を供給して、スキージ(図示せず)で各開口部32,3
3から第1のパッド23上の半田ペースト印刷部26a
と第2のパッド24上の半田ペースト印刷部27aにそ
れぞれ半田ペースト26b,27bを押し込んで充填す
る。
【0016】この場合、第1のスクリーンマスク28と
第2のスクリーンマスク31は、ニッケル等の金属薄板
に開口部29,30,32,33をエッチングにより形
成したメタルマスクであり、第1のスクリーンマスク2
8の開口部29,30の開口径を、第2のスクリーンマ
スク31の開口部32,33の開口径よりも小さく形成
することが好ましい。また、第1のスクリーンマスク2
8の厚み寸法と第2のスクリーンマスク31の厚み寸法
との比を2:3〜1:3に設定することが好ましい。1
回目と2回目の印刷工程で使用する半田ペーストは、例
えばPb/Sn共晶半田を用い、ペースト粘度が180
〜300Pa・s、チクソ指数が0.5〜0.8の半田
ペーストを用いると良い。
【0017】2回目の印刷工程の終了後に、第2のスク
リーンマスク31を取り外して、リフロー工程に移り、
第1のパッド23上の半田ペースト印刷部26a,26
bと第2のパッド24上の半田ペースト印刷部27a,
27bをリフロー処理して半田バンプ26,27を形成
する(図2参照)。
【0018】本発明者は、次の表1のような条件で半田
バンプを形成して、ボイドの発生率を評価したところ、
従来の半田バンプ形成方法で半田バンプを形成した比較
例(印刷工程が1回のみ)では、ボイド発生率が8%で
あったのに対し、上記実施形態(1)の半田バンプ形成
方法では、ボイド発生率が5%に減少した。
【0019】
【表1】
【0020】つまり、比較例では、印刷工程が1回のみ
であるから、ビアホール内に位置する第1のパッド(パ
ッド・オン・ビア)上に半田ペーストが十分に充填され
ず、空隙が生じ、ボイドの発生率が高くなる。
【0021】これに対し、実施形態(1)では、半田ペ
ーストの印刷を2回に分けて行うため、1回当たりの半
田ペーストの印刷厚み(スクリーンマスク28,31の
厚み)を比較例よりも薄くすることができる。これによ
り、ビアホール22内に位置する第1のパッド23(パ
ッド・オン・ビア)上にも半田ペーストを十分に充填す
ることができ、該パッド23と半田ペースト印刷部26
aとの間に空隙が生じることを防止できて、ボイドの少
ない良質の半田バンプ26,27を形成することができ
る。
【0022】しかも、2回目の印刷工程時の半田ペース
トの充填圧力による半田ペーストの広がりを考慮して、
その分、1回目の印刷工程で充填する半田ペースト印刷
部26a,27aの径(第1のスクリーンマスク28の
開口部29,30の開口径)を小さくすれば、2回目の
印刷工程で、半田ペーストの充填圧力によりパッド2
3,24上で半田ペーストが押し広げられても、半田ペ
ーストがパッド23,24の外側にはみ出すことが防止
され、パッド23,24間のショートが発生することが
防止される。
【0023】また、第1のスクリーンマスク28の厚み
寸法と第2のスクリーンマスク31の厚み寸法との比を
2:3〜1:3に設定すれば、1回目の印刷工程の半田
ペーストの充填性と2回目の印刷工程の半田ペーストの
充填性を低下させずに、高さ寸法の高い良質の半田バン
プ26,27を形成できる。
【0024】[実施形態(2)]上記実施形態(1)で
は、1回目の印刷工程で、第1のパッド23上と第2の
パッド24上の双方に半田ペーストを印刷したが、ビア
ホール22の外側に位置する第2のパッド24(パッド
・オフ・ビア)は、ビアホール22内に位置する第1の
パッド23(パッド・オン・ビア)よりも半田ペースト
の充填性が良いため、図3に示す本発明の実施形態
(2)の半田バンプ形成方法では、1回目の印刷工程
で、半田ペーストの充填性が悪い第1のパッド23(パ
ッド・オン・ビア)上のみに半田ペースト26aを充填
する[図3(a)参照]。従って、1回目の印刷工程で
用いる第1のスクリーンマスク41には、第1のパッド
23に対応する位置のみに開口部42が形成され、第2
のパッド24に対応する位置には開口部が形成されてい
ない。
【0025】一方、2回目の印刷工程では、図3(b)
に示すように、第1のパッド23と第2のパッド24に
対応する位置にそれぞれ開口部44,45を有する第2
のスクリーンマスク43を多層基板21のソルダーレジ
スト25上に密着させるようにセットする。この状態
で、第2のスクリーンマスク43上に半田ペーストを供
給して、スキージ(図示せず)で各開口部44,45か
ら第1のパッド23上の半田ペースト印刷部26aと第
2のパッド24上にそれぞれ半田ペースト26b,27
bを押し込んで充填する。
【0026】この場合も、前記実施形態(1)と同じ
く、第1のスクリーンマスク41の開口部42の開口径
を、第2のスクリーンマスク43の開口部44,45の
開口径よりも小さく形成することが好ましい。また、第
1のスクリーンマスク41の厚み寸法と第2のスクリー
ンマスク43の厚み寸法との比を2:3〜1:3に設定
することが好ましい。
【0027】2回目の印刷工程の終了後に、第2のスク
リーンマスク43を取り外して、リフロー工程に移り、
第1のパッド23上の半田ペースト印刷部26a,26
bと第2のパッド24上の半田ペースト印刷部27bを
リフロー処理して半田バンプ26,27を形成する(図
2参照)。
【0028】以上説明した実施形態(2)についても、
前記実施形態(1)の表1と同様の条件で半田バンプを
形成して、ボイドの発生率を評価したところ、ボイド発
生率が5%に減少した。この試験では、第1のスクリー
ンマスク41の開口部42の開口径を90μmとし、第
2のスクリーンマスク43の開口部44,45の開口径
をそれぞれ150μm、160μmとした。
【0029】尚、上記実施形態(1),(2)では、第
1のスクリーンマスクの開口部の開口径を、第2のスク
リーンマスクの開口部の開口径よりも小さく形成した
が、第1のスクリーンマスクの開口部の開口径を、第2
のスクリーンマスクの開口部の開口径と同一又はそれよ
り大きく形成しても良い。この場合には、1回目の印刷
工程の終了後に、第1のスクリーンマスクを取り外さず
に、2回目の印刷工程に移行し、第2のスクリーンマス
クを第1のスクリーンマスク上に密着させるようにセッ
トして、2回目の印刷を行うようにしても良い。
【0030】また、上記実施形態(1),(2)では、
第1のスクリーンマスクの厚み寸法と第2のスクリーン
マスクの厚み寸法との比を2:3〜1:3に設定した
が、これ以外の比率にしても良い。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1,4の半田バンプ形成方法では、少なくとも
ビアホール内に位置する第1のパッド(パッド・オン・
ビア)については、半田ペーストの印刷を2回に分けて
行うので、第1のパッド上にも半田ペーストを十分に充
填することができ、ボイドの少ない良質の半田バンプを
形成することができて、接合信頼性を向上することがで
きる。
【0032】更に、請求項2,5では、第1のスクリー
ンマスクの開口部の開口径を、第2のスクリーンマスク
の開口部の開口径よりも小さく形成したので、2回目の
印刷工程で、半田ペーストの充填圧力により半田ペース
トがパッドの外側にはみ出すことを防止できて、パッド
間のショートを防止できる。
【0033】また、請求項3,6では、第1のスクリー
ンマスクの厚み寸法と第2のスクリーンマスクの厚み寸
法との比を2:3〜1:3に設定したので、1回目の印
刷工程の半田ペーストの充填性と2回目の印刷工程の半
田ペーストの充填性を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)の半田バンプ形成方法
を説明するもので、(a)は1回目の印刷工程を説明す
る主要部の拡大縦断面図、(b)は2回目の印刷工程を
説明する主要部の拡大縦断面図である。
【図2】リフロー工程後の主要部の拡大縦断面図であ
る。
【図3】本発明の実施形態(2)の半田バンプ形成方法
を説明するもので、(a)は1回目の印刷工程を説明す
る主要部の拡大縦断面図、(b)は2回目の印刷工程を
説明する主要部の拡大縦断面図である。
【図4】従来の半田バンプ形成方法を説明するもので、
(a)は印刷工程を説明する主要部の拡大縦断面図、
(b)はリフロー工程後の主要部の拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
21…多層基板、22…ビアホール、23…第1のパッ
ド、24…第2のパッド、25…ソルダーレジスト、2
6、27…半田バンプ、26a,26b,27a,27
b…半田ペースト印刷部、28…第1のスクリーンマス
ク、29,30…開口部、31…第2のスクリーンマス
ク、32,33…開口部、41…第1のスクリーンマス
ク、42…開口部、43…第2のスクリーンマスク、4
4,45…開口部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表層のビアホール内に形成された第
    1のパッドと、ビアホールの外側に形成された第2のパ
    ッドに、それぞれほぼ同一高さの半田バンプを形成する
    方法において、 前記第1のパッドと前記第2のパッドに対応する位置に
    それぞれ開口部を有する第1のスクリーンマスクを基板
    上に配置して、該第1のスクリーンマスク上に半田ペー
    ストを供給して前記各開口部から前記第1のパッドと前
    記第2のパッドにそれぞれ半田ペーストを印刷する1回
    目の印刷工程と、 前記第1のパッドと前記第2のパッドに対応する位置に
    それぞれ開口部を有する第2のスクリーンマスクを前記
    基板上に配置して、該第2のスクリーンマスク上に半田
    ペーストを供給して前記各開口部から前記第1のパッド
    上の半田ペースト印刷部と前記第2のパッド上の半田ペ
    ースト印刷部にそれぞれ半田ペーストを重ねて印刷する
    2回目の印刷工程と、 前記第2のスクリーンマスクを取り外した後、前記第1
    のパッド上の半田ペースト印刷部と前記第2のパッド上
    の半田ペースト印刷部をリフロー処理して半田バンプを
    形成するリフロー工程とを含む半田バンプ形成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のスクリーンマスクの開口部の
    開口径を、前記第2のスクリーンマスクの開口部の開口
    径よりも小さく形成したことを特徴とする請求項1に記
    載の半田バンプ形成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のスクリーンマスクの厚み寸法
    と前記第2のスクリーンマスクの厚み寸法との比を2:
    3〜1:3に設定したことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の半田バンプ形成方法。
  4. 【請求項4】 基板表層のビアホール内に形成された第
    1のパッドと、ビアホールの外側に形成された第2のパ
    ッドに、それぞれほぼ同一高さの半田バンプを形成する
    方法において、 前記第1のパッドに対応する位置に開口部を有する第1
    のスクリーンマスクを基板上に配置して、該第1のスク
    リーンマスク上に半田ペーストを供給して該開口部から
    前記第1のパッド上に半田ペーストを印刷する1回目の
    印刷工程と、 前記第1のパッドと前記第2のパッドに対応する位置に
    それぞれ開口部を有する第2のスクリーンマスクを前記
    基板上に配置して、該第2のスクリーンマスク上に半田
    ペーストを供給して前記各開口部から前記第1のパッド
    上の半田ペースト印刷部と前記第2のパッド上にそれぞ
    れ半田ペーストを印刷する2回目の印刷工程と、 前記第2のスクリーンマスクを取り外した後、前記第1
    のパッド上の半田ペースト印刷部と前記第2のパッド上
    の半田ペースト印刷部をリフロー処理して半田バンプを
    形成するリフロー工程とを含む半田バンプ形成方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のスクリーンマスクの開口部の
    開口径を、前記第2のスクリーンマスクの開口部の開口
    径よりも小さく形成したことを特徴とする請求項4に記
    載の半田バンプ形成方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のスクリーンマスクの厚み寸法
    と前記第2のスクリーンマスクの厚み寸法との比を2:
    3乃至1:3に設定したことを特徴とする請求項4又は
    5に記載の半田バンプ形成方法。
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