JP2000183439A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JP2000183439A
JP2000183439A JP10359224A JP35922498A JP2000183439A JP 2000183439 A JP2000183439 A JP 2000183439A JP 10359224 A JP10359224 A JP 10359224A JP 35922498 A JP35922498 A JP 35922498A JP 2000183439 A JP2000183439 A JP 2000183439A
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JP
Japan
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semiconductor laser
submount
light receiving
light
receiving element
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JP10359224A
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English (en)
Inventor
Susumu Nishimura
晋 西村
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】受光量の増大を図ること、並びに導電接着層の
這い上がりを防止すること。 【構成】半導体レーザ素子1と、この素子1を上面に配
置するサブマウント2を備え、前記サブマウント2に受
光素子3を一体に形成した半導体レーザ装置において、
前記サブマウントの上面に凹部5を設け、この凹部5に
前記受光素子3の受光面31を配置するとともに、前記
半導体レーザ素子1の共振端面12が前記凹部5側には
み出すように前記半導体レーザ素子1をサブマウント2
上面に配置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受光素子内臓のサ
ブマウントに半導体レーザ素子を配置した半導体レーザ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザ装置は、図3に示す
ように、サブマウント100の上面に光軸がこの面と平
行になるように半導体レーザ素子200を配置している
とともに、半導体レーザ素子200の後方から出射され
るモニタ用のレーザ光を受光するための受光素子300
をサブマウント100の上面に一体的に形成している
(実開昭59−195762号公報参照)。このよう
に、上面に受光素子300を形成したサブマント100
の同一面に半導体レーザ素子200を配置すると、レー
ザ光が受光面に入射する際の入射角度aが大きくなり、
受光素子に発生する光電流が少なくなる。その結果、半
導体レーザ素子の出力を制御するための回路に必要な量
の電流が得られない場合が生じるという問題が有った。
また、半導体レーザ素子200の発振波長は温度変化に
伴って変動するが、前記入射角度が大きい場合は、この
波長変動によって受光面を覆う透明な被膜を透過する際
の透過率も変動し易くなる。この透過率の変動を抑制す
るためには、前記透明被膜の膜厚を透過率の変動が少な
い所定の厚さに精度良く成膜する必要が有り、高精度の
成膜技術が要求される。さらにまた、サブマウントの上
面に半田や銀ペーストなどの導電接着層によってレーザ
素子を固定する際、接着層の一部が這い上がり、レーザ
の出射点やその近傍が覆われるという問題も発生するこ
とが有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、受光
素子によって受光するモニタ用の光量の増大を図ること
を課題の1つとする。また、サブマウントの上面に導電
接着層によってレーザ素子を固定する際の接着層の這い
上がりを防止することを課題の1つとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ装
置は、半導体レーザ素子と、この素子を上面に配置する
サブマウントを備え、前記サブマウントに受光素子を一
体に形成した半導体レーザ装置において、前記サブマウ
ントの半導体レーザ素子配置面よりも低位置に前記受光
素子の受光面を配置したことを特徴とする。
【0005】本発明の半導体レーザ装置は、半導体レー
ザ素子と、この素子を上面に配置するサブマウントを備
え、前記サブマウントに受光素子を一体に形成した半導
体レーザ装置において、前記サブマウントの上面に凹部
を設け、この凹部に前記受光素子の受光面を配置すると
ともに、前記半導体レーザ素子の共振端面が前記凹部側
にはみ出すように前記半導体レーザ素子をサブマウント
上面に配置したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を参照
して説明する。図1は、本発明装置の一実施例の平面
図、図2は同実施例の断面図である。図において、1は
半導体レーザ素子、2はこの素子1を上面に配置するサ
ブマウントである。半導体レーザ素子1は、GaAlA
s系、GaAlInP系など任意の構造のものを用いる
ことができる。半導体レーザ素子1の共振器を構成する
前後の端面11、12には、反射率調整用の被膜が成膜
されている。
【0007】前記サブマウント2は、受光素子3を一体
的に形成したシリコン基板4によって構成している。シ
リコン基板4は、受光素子3を形成するために、例えば
抵抗率が0.4Ωcm、厚さが200μm程度のn型の
シリコン基板41の上面{(100)面}に抵抗率が4
0Ωcm、厚さが25μm程度のn型シリコン層42を
エピタキシャル成長して構成している。
【0008】シリコン基板4の上面中央には、例えば異
方性ウエットエッチングによって深さが5〜20μmの
凹部5を形成している。この凹部5の側面51は、凹部
5の底面52と54.7度の角度を成して傾斜した(1
11)面となっている。そして、素子1を配置する領域
より低位置にも受光面が形成されるように、この凹部5
の底面52から側面51を経てシリコン基板4の上面に
至る範囲にわたって受光素子3の受光面31が配置され
ている。この受光面31は、ボロン(B)などのp型不
純物を高濃度に拡散してp型不純物高濃度層を形成する
ことによって設けられる。
【0009】シリコン基板4の上面は、酸化シリコン
(SiO2)等の透明保護膜42によって覆われてい
る。凹部5の周囲に位置するシリコン基板4の上面の一
部は、レーザ素子配置用の領域44とされ、この領域の
一部に金等で形成した電極6が形成されている。この電
極6の上に半田や銀ペーストなどの導電性の接着層7を
介して半導体レーザ素子1が例えばジャンクションダウ
ンの形態で固定配置されている。
【0010】ここで、レーザ素子1の主たるレーザ光が
出射される前方共振端面11は、基板4の上面前縁、す
なわち、配置領域44の前縁よりも少しはみ出すように
位置きめして配置されている。同様に、レーザ素子1の
後方レーザ光が出射される後方共振端面12は、凹部5
の上方に少しはみ出すように、すなわち、配置領域44
の後縁よりも少しはみ出すように配置している。この例
では、両方の端面11,12をはみ出して配置している
が、いずれか一方の端面のみをはみ出して配置すること
もできる。ここで、後方端面12は、サブマウント2の
上面に形成した凹部5が素子1に隣接して配置されてい
るので、凹部5の上方にはみ出して配置することが容易
になる。
【0011】このように、レーザ素子の前後の端面1
1,12を配置領域44から少しはみ出して配置するこ
とによって、レーザ光がサブマウント2によって反射さ
れることを防止することができるとともに、導電性の接
着層7の端面11、12に沿った這い上がりによってレ
ーザ光が遮光される問題を未然に防止することができ
る。
【0012】素子配置領域44と反対側のシリコン基板
上面45には、受光素子3の出力用電極8が配置されて
いる。この電極8は、p型不純物高濃度層に接続するア
ルミニウム(Al)などによって形成されている。
【0013】上記のように受光素子3を一体に形成した
サブマウント2の上面に、素子配置領域44と近接して
凹部5を形成し、この凹部5に受光面31を配置してい
るので、受光面31に入射する光の入射角度を小さくし
て受光量を増加することができる。また、凹部5の側面
51にも受光面31を形成しているので、入射角度をよ
り小さくして受光量を増加することができる。その結
果、半導体レーザ素子1の温度変化に伴う発振波長変動
に応じて受光素子3の受光感度が変動することを抑制す
ることができ、保護膜43の膜厚制御を簡素なものとす
ることもできる。また、半導体レーザ素子1の共振方向
の長さよりも素子配置領域44の長さを短くして素子1
の端面11、12を配置領域44の前後の縁よりも少し
はみ出して配置しているので、前方並びに後方のレーザ
光を良好に出力することができるとともに、接着層7が
前後の端面11,12に沿って這い上がってレーザ出射
点ないしその近傍を覆うといった問題の発生を未然に防
止することができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体レーザ装
置によれば、サブマウントに一体的に形成した受光素子
の受光量の増加を図ることができるとともに、接着層の
這い上がりによる遮光などの問題を未然に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】同実施例の断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ素子 2 サブマウント 3 受光素子 31 受光面 4 シリコン基板 44 素子配置領域 5 凹部 7 接着層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ素子と、この素子を上面に
    配置するサブマウントを備え、前記サブマウントに受光
    素子を一体に形成した半導体レーザ装置において、前記
    サブマウントの半導体レーザ素子配置面よりも低位置に
    前記受光素子の受光面を配置したことを特徴とする半導
    体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 半導体レーザ素子と、この素子を上面に
    配置するサブマウントを備え、前記サブマウントに受光
    素子を一体に形成した半導体レーザ装置において、前記
    サブマウントの上面に凹部を設け、この凹部に前記受光
    素子の受光面を配置するとともに、前記半導体レーザ素
    子の共振端面が前記凹部側にはみ出すように前記半導体
    レーザ素子をサブマウント上面に配置したことを特徴と
    する半導体レーザ装置。
JP10359224A 1998-12-17 1998-12-17 半導体レーザ装置 Pending JP2000183439A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084112A1 (ja) 2007-12-28 2009-07-09 Mitsubishi Electric Corporation レーザ光源装置
CN101728762A (zh) * 2008-10-14 2010-06-09 夏普株式会社 半导体激光装置及其制造方法
JP6906721B1 (ja) * 2020-08-12 2021-07-21 三菱電機株式会社 半導体レーザ装置

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Effective date: 20040309