JP2000183033A - 半導体製造方法及び半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造方法及び半導体製造装置

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JP2000183033A
JP2000183033A JP35678298A JP35678298A JP2000183033A JP 2000183033 A JP2000183033 A JP 2000183033A JP 35678298 A JP35678298 A JP 35678298A JP 35678298 A JP35678298 A JP 35678298A JP 2000183033 A JP2000183033 A JP 2000183033A
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Japan
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lower electrode
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processing
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JP35678298A
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Fumitake Nakamura
文健 中村
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NEC Yamaguchi Ltd
Original Assignee
NEC Yamaguchi Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハ加工直前のギャップ間隔をウエハ毎に
正確に測定し、ギャップの正確度を向上させて、ウエハ
の加工品質を一定に保持する半導体製造装置および製造
方法を提供する。 【解決手段】 本発明の半導体製造装置は、処理室1内
に上部電極15と、上部電極15を設置された上側電極
部材16と、下部電極11と、下部電極11を設置され
た下側電極部材17と、下側電極部材17に設置された
リフトピン10と、リフトピン10に設けられた接点1
2と、リフトピン10を駆動するパルスモータ13と、
駆動ギア14とにより構成される。リフトピン10の昇
降動作により、上部電極15と下部電極17との間隔
(ギャップ値)を測定し、元々の間隔の設定値と比較す
ることにより、ギャップ値と設定値とが一致する場合に
は、ウエハの表面にエッチング処理を開始する。また不
一致の場合には、ギャップ値と設定値との差分に応じて
補正した信号に基づいて駆動ギア14を駆動させ、補正
処理を行う。従って、ウエハの加工品質を一定に保持す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定したエッチン
グ形状を得るために、常に上側電極と下側電極との間隔
(ギャップ値)を一定に保持できる半導体製造方法及び
半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体製造装置として図6に示さ
れる構成が知られている。図6に示される半導体製造装
置において、例えば、ドライエッチング装置で一般的に
行われている手法としては、処理室内の大気開放時に測
定冶具51として圧縮によりその長さが変位するコマの
ようなものを上側電極52と下側電極53との間にセッ
トする。上部電極52または下部電極53を上昇または
下降させた後、再度処理室内の大気開放を行い、測定冶
具51を取り出し、その長さを計測して間隔(ギャップ
値)を測定するという手法が採用されている。
【0003】また、別の従来例として、例えば、厚さに
ばらつきがあるガラス基板に一定の膜厚でレジストを塗
布するレジスト塗布装置が特開平9−68804号公報
に開示されている。このレジスト塗布装置は、特にガラ
ス基板の厚さに応じて、ニップローラ支持部材をロール
バーに対して接近または離間させる昇降機構と、これを
駆動させるためのパルスモータなどを用いて、ニップロ
ーラとロールバーとの間の間隔を変化させている。これ
により、ガラス基板の厚みにばらつきがあっても一定の
膜厚でガラス基板上にレジストを塗布することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示される従来の半導体製造装置においては、処理室内の
メンテナンス等で大気開放を行う場合にのみ、ギャップ
値を測定するものに過ぎないので、ウェハの表面加工処
理する際にギャップ値の再現性を保証することができな
いという問題がある。
【0005】また、特開平9−68804号公報に開示
されるレジスト塗布装置においては、ガラス基板の厚さ
に応じて、昇降機構とパルスモータとを用いて、ニップ
ローラとロールバーとの間隔を変化させてレジストを塗
布することによりレジスト層の厚みのばらつきをないよ
うにしたが、ニップローラとロールバーのニップ圧の調
整が充分でない場合、あるいはパルスモータの回転が電
圧変動やノイズ等の影響により変動する場合には、均一
にガラス基板上にレジストできないため、製品の均一化
を保証することができないという問題がある。
【0006】本発明の第1の目的は、一連のウェハの連
続加工処理において、ウェハ加工直前のギャップ間隔を
ウェハ毎に正確に測定することにより、ウェハ加工品質
に影響する上部電極と下部電極との間隔(ギャップ値)
の正確度を向上させて、ウェハの加工品質を一定に保持
する半導体製造方法及び半導体製造装置を提供すること
にある。
【0007】本発明の第2の目的は、一連のウェハの連
続加工処理において、ウェハ加工直前のギャップ間隔の
測定値と元々の設定値とを比較して補正することによ
り、モータの回転変動などに影響されることなく、一定
の品質の製品を製造できる半導体製造方法及び半導体製
造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、少なくともウェハ加工処理
室内に上側電極を一部に設けられた上側電極部材と、該
上側電極部材と任意の間隔をおいて下側電極を一部に設
けられた下側電極部材とを備える半導体製造装置におい
て、処理室内を密閉状態に保持したまま下側電極部材に
設けられた昇降機構を下側電極部材の位置よりも下方に
引き下げて下側電極部材の上にウェハを載置して加工す
る加工工程と、昇降機構を下側電極部材より上方に駆動
することにより上側電極部材と下側電極部材との間隔
(ギャップ値)を測定する測定工程と、を有することを
特徴とする。
【0009】処理室内の密閉状態を保持したまま下側電
極部材に設けた昇降機構を下側電極部材より下方に引き
下げる際には、下部電極部材の上にウェハを載せてその
ウェハを連続的に加工し、昇降機構を下部電極部材より
上方に駆動し、上側電極部材と下側電極部材との間の昇
降機構の上昇時のギャップの変位量を測定し、一連のウ
ェハの連続処理において、ウェハ加工直前のギャップ間
隔をウェハ毎に正確に測定することにより、ウェハ加工
品質に影響するギャップの正確度を向上させて、ウェハ
の加工品質を一定に保持する。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、測定工程による間隔(ギャップ値)と上側
電極部材及び下側電極部材の間隔の設定値とを比較する
比較工程と、比較工程の結果、間隔と該間隔の設定値と
が一致しない場合に昇降機構の駆動量を修正する修正工
程と、を有することを特徴とする。
【0011】ギャップの測定結果(実測値)とギャップ
の管理値(設定値)との比較をする際には、測定結果と
ギャップの管理値が一致しないとき、昇降機構の駆動量
を修正することにより、ウェハ加工品質に影響するギャ
ップの正確度をより向上させて、ウェハの加工品質を一
定に保持する。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、比較工程の結果、間隔と該間隔の
設定値とが一致する場合にウェハの加工処理を開始する
開始工程を有することを特徴とする。
【0013】測定結果とギャップの管理値が一致すると
きは、ウェハの加工を開始することにより、より再現性
の高くして品質の一定な製品を得ることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、少なくともウェハ
加工処理室内に上側電極を一部に設けられた上側電極部
材と、該上側電極部材と任意の間隔をおいて下側電極を
一部に設けられた下側電極部材とを備える半導体製造装
置において、処理室内を密閉状態に保持したまま下側電
極部材に設けられたロッドを下側電極部材より下方に引
き下げる昇降手段と、下部電極部材の上にウェハを載せ
て該ウェハを加工処理する加工手段と、昇降手段により
ロッドを下部電極部材より上方に駆動し、上側電極部材
と下側電極部材との間におけるロッドの上昇時の間隔の
変位量を測定する測定手段と、を有することを特徴とす
る。
【0015】ウェハの加工の際には、処理室内の密閉状
態を保持したまま下側電極部材に設けたロッドを昇降手
段で下側電極部材より下方に引き下げて、ついで電極間
隔を測定するため、下部電極部材の上にウェハを載せ,
下部電極部材の上方にロッドを駆動し、上側電極部材と
下側電極部材との間のロッドの上昇時のギャップの変位
量を測定する。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、少なくともウェハ加工処理室内に上側電極
を一部に設けられた上側電極部材と、該上側電極部材と
任意の間隔をおいて下側電極を一部に設けられた下側電
極部材とを備える半導体製造装置において、処理室内を
密閉状態に保持したまま下側電極部材に設けられたロッ
ドを下側電極部材より下方に引き下げる昇降手段と、下
部電極部材の上にウェハを載せて該ウェハを加工処理す
る加工手段と、昇降手段によりロッドを下部電極部材よ
り上方に駆動し、上側電極部材と下側電極部材との間に
おけるロッドの上昇時の間隔の変位量を測定する測定手
段と、を有することを特徴とする。
【0017】ロッドの上昇によるギャップの変位がある
場合は、ギャップを測定するタイミングがウェハを加工
する直前になる。
【0018】請求項6記載の発明は、少なくともウェハ
加工処理室内に上側電極を一部に設けられた上側電極部
材と、該上側電極部材と任意の間隔をおいて下側電極を
一部に設けられた下側電極部材とを備える半導体製造装
置において、処理室内を密閉状態に保持したまま下側電
極部材に設けられたロッドを下側電極部材より上方に引
き上げる昇降手段と、上側電極部材の下側外周部に設け
るアノード電極用のカバー部材と、下側電極部材の上側
外周部に設けるカソード電極用のカバー部材と、下部電
極部材の上にウェハを載せて該ウェハを加工処理する加
工手段と、昇降手段によりカソード電極用のカバー部材
より上方に駆動し、アノード電極用のカバー部との間に
おけるロッドの上昇時の間隔の変位量を測定する測定手
段と、を有することを特徴とする。
【0019】下部電極部材の上にウェハを載せてそのウ
ェハを加工する際は、昇降手段をカソード電極用のカバ
ー部材より上方に駆動し、アノード電極用のカバー部材
との間のロッドの上昇時のギャップの変位量を測定す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて本発明
の実施形態である半導体製造方法及び半導体製造装置を
詳細に説明する。図1から図5を参照すると、本発明に
よる半導体製造方法及び半導体製造装置の実施の形態が
示されている。
【0021】図1は、本発明の実施形態である半導体製
造装置の概略構成を示す断面図である。図1において、
本発明の実施形態である半導体製造装置は、密閉した処
理室1内にウェハ搬送用のピンであるリフトピン10を
有し、リフトピン10を用いて上部電極15を配置した
上側電極部材16と下部電極11を配置した下側電極部
材17との間隔であるギャップ値GPを測定する。
【0022】通常、リフトピン10は、下部電極11の
下部にあり、リフトピン10の上端は、下部電極11の
表面と同一の平面にある。リフトピン10の下端には、
接点12を有しており、リフトピン10の先端に垂直に
加わる力により開閉する。
【0023】リフトピン10は、パルスモータ13によ
り上下動作が可能である。さらに下部電極11上には、
半導体基板であるウェハ(図示省略)を載置し、表面に
エッチング処理をしやすくするため、上昇または下降で
きるように駆動ギア14を駆動させる。
【0024】ギャップの測定をする場合は、ウェハ(図
示省略)が処理室1に搬送される前に行い、ギャップ測
定時にリフトピン10をパルスモータ13により上昇さ
せる。リフトピン10の上昇が停止するまでのパルスカ
ウント値をギャップ間隔とする。
【0025】図2は、本発明の実施形態である半導体製
造装置における作用図である。コントローラ20は、パ
ルスモータ13を適正な速度で回転させることにより、
リフトピン10及び接点12を駆動させる昇降手段2を
制御する。演算部21には比較部22が設けられ、接点
12のオン(ON)時に実測値と設定部23から出力す
る設定値を比較する。比較結果が一致する場合は、コン
トローラ20を起動してパルスモータ13を駆動しウェ
ハ21表面にエッチングをする工程に移行する。
【0026】また比較結果が一致しない場合には、補正
部24からパルスモータ13と連動する図1に示される
駆動ギア14に補正信号を供給するため、コントローラ
20を起動させる。
【0027】図2(A)は、ウェハ21を加工する際の
作用図であり、図2(B)は、電極間隔におけるギャッ
プ値GPを測定する際の作用図である。
【0028】ウェハ21の表面に、例えば、化学エッチ
ング法またはリフトオフ法を用いて配線パターンを形成
する際に、上部電極15と下部電極11との間に形成す
る間隔であるギャップ値GPを測定する。
【0029】図2(A)に示すウェハ21の加工中に
は、リフトピン10は下部電極11中にあり、リフトピ
ン10の下端には接点12を有し、リフトピン10の上
端に加えられる力を以下のようにして測定する。
【0030】リフトピン10の駆動は、パルスモータ1
3により行い、リフトピン10の上昇変位は、比較部2
2における比較結果に基づいてパルスモータ13の駆動
量から求められる。これにより、ギャップ値GPの測定
が、ウェハ毎もしくはウェハロット毎に測定可能となる
ので、正確なギャップ値の元でウェハ21を加工するこ
とができる。
【0031】図3は、図1及び図2に示される本発明の
実施形態である半導体製造装置における動作例を示すフ
ローチャートである。図1及び図2の構成に基づいて本
発明の実施形態である半導体製造装置の動作例を説明す
る。
【0032】ステップS30においては、測定結果(実
測値)と管理値(設定値)との比較を比較部22で行
う。比較の結果、測定結果と管理値とが一致する場合に
は(ステップS30/YES)、ステップS31に進
み、ウェハ21の表面にエッチング処理を開始する。
【0033】ステップS30において、比較の結果、測
定値と管理値とが一致しない場合には(ステップS30
/NO)、ステップS32にさらに進み、補正部24で
比較差分となる補正信号に基づいてコントローラ20よ
り駆動ギア14に比較差分の修正信号を供給する。次い
で、ステップS33において、駆動ギア14を駆動さ
せ、再びステップS30に戻り、繰り返して補正処理を
行う。
【0034】図4は、本発明の他の実施形態である半導
体製造装置の構成を示す断面図であり、上述の図1〜図
3に示される半導体製造装置と同一の構成については同
一の符号を付し、異なる構成について詳しく説明する。
なお、ギャップ測定用のリフトピン10は、カソードカ
バー37内に設けてある。リフトピン38はウェハ21
の搬送に用いるものである。
【0035】ウェハ21が下部電極11上に搬送されて
いる場合のギャップ測定は、まずパルスモータ34、3
5を駆動してリフトピン30、31がアノードカバー3
6に達したとき、接点32、33を閉じ、上昇動作を停
止する。停止するまでの駆動量を実測値におけるギャッ
プ値とする。実測値におけるギャップ値とあらかじめ設
定部23で設定した設定値である真のギャップ値との相
関をとっておくことにより、ギャップの測定をより正確
にすることができる。設定値と実測値のギャップ値が異
なる場合には、パルスモータ34、35と連動する駆動
ギア14に補正値を供給することにより、設定値に合わ
せこむことができる。
【0036】図5は、本発明の他の実施形態である半導
体製造装置の動作例を示すフローチャートである。図4
の構成に基づいて図5のフローチャートを説明する。図
3のフローチャートと異なるのは、ステップS50〜ス
テップS52までなので、異なる処理についてのみ詳し
く説明する。
【0037】ステップS50においては、ウェハ21を
搬送する。次に、ステップS51に進んでギャップ値の
測定を行い、さらにステップS52において、ギャップ
の測定結果(実測値)を比較部22に入力する。以下の
処理は、図3における処理と共通なので詳しい説明を省
略するが、駆動ギア14を駆動させることができる。
【0038】従って、ウェハ21を下部電極11の上に
搬送した時においても、ギャップの測定が可能になるの
で、ギャップ値を常に同じ値に保持することができ、品
質の一定した半導体デバイスを製造することができる。
さらに、先の実施形態と他の実施形態の半導体製造装置
を併用することにより、更に精度のよいギャップ値が測
定できるので、さらに品質の良好な半導体デバイスを製
造することができる。
【0039】上述される実施形態は、本発明の好適な実
施形態であるが、本発明の主旨を逸脱しない限りにおい
て、変形実施可能である。例えば、本発明においては、
リフトピンの昇降動作の変位量によりギャップ値(上部
電極と下部電極との間隔)を測定しているが、リフトピ
ンをパルスモータにより上下させた時の変動分のパルス
値と、上部電極と下部電極との設定値との差分により、
ギャップ値を測定する方法も可能である。
【0040】また、本発明においては、ウェハのエッチ
ング処理時において測定するものであるが、スパッタ処
理時におけるターゲットウェハ間の間隔を測定する際に
用いることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、下部電極部材の上にウェハを載
せてそのウェハを連続的に加工し、昇降機構を下部電極
部材より上方に駆動し、上側電極部材と下側電極部材と
の間の昇降機構の上昇時のギャップの変位量を測定した
ので、一連のウェハの連続処理において、ウェハ加工直
前のギャップ間隔をウェハ毎に正確に測定することがで
き、ウェハ加工品質に影響するギャップの正確度を向上
させることができるので、ウェハの加工品質を一定に保
持することができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、ギャップの測定結果とギャップの管
理値との比較をし、測定結果とギャップの管理値が一致
しないときは、昇降機構の駆動量を修正することによ
り、ウェハ加工品質に影響するギャップの正確度を向上
させることができるので、ウェハの加工品質を一定に保
持することができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明において、測定結果とギャップの管理
値が一致するとき、ウェハの加工を開始することによ
り、ウェハの加工品質を一定に保持することができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、ウェハの加
工処理時に処理室内の密閉状態を保持したまま下側電極
部材に設けたロッドを昇降手段で下側電極部材より下方
に引き下げて、ついで電極間隔を測定するようにしたの
で、下部電極部材の上方にロッドを駆動し、上側電極部
材と下側電極部材との間のロッドの上昇時のギャップの
変位量を測定することができる。
【0045】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、ロッドの上昇によるギャップの変位
があるとき、ギャップを測定するタイミングをウェハを
加工する直前にすることができる。
【0046】請求項6記載の発明によれば、下部電極部
材の上にウェハを載せてそのウェハを加工する際に昇降
手段をカソード電極用のカバー部材より上方に駆動する
ことにより、アノード電極用のカバー部材との間のロッ
ドの上昇時のギャップの変位量を測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である半導体製造装置の構成
を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態である半導体製造装置におけ
る作用図である。
【図3】本発明の実施形態である半導体製造装置の動作
例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施形態である半導体製造装置の
構成を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態である半導体製造装置の
動作例を示すフローチャートである。
【図6】従来の半導体製造装置の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 処理室 2 昇降手段 10 リフトピン 11 下部電極 12 接点 13 パルスモータ 14 駆動ギア 15 上部電極 16 上部電極部材 17 下部電極部材 20 コントローラ 21 演算部 22 比較部 23 設定部 24 補正部 30、31、38 リフトピン 32、33 電極 34、35 パルスモータ 36 アノードカバー 37 カソードカバー GP ギャップ値

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともウェハ加工処理室内に上側電
    極を一部に設けられた上側電極部材と、該上側電極部材
    と任意の間隔をおいて下側電極を一部に設けられた下側
    電極部材とを備える半導体製造装置において、 前記処理室内を密閉状態に保持したまま前記下側電極部
    材に設けられた昇降機構を前記下側電極部材の位置より
    も下方に引き下げて前記下側電極部材の上に前記ウェハ
    を載置して加工する加工工程と、 前記昇降機構を前記下側電極部材より上方に駆動するこ
    とにより前記上側電極部材と前記下側電極部材との間隔
    (ギャップ値)を測定する測定工程と、 を有することを特徴とする半導体製造方法。
  2. 【請求項2】 前記測定工程による前記間隔(ギャップ
    値)と前記上側電極部材及び前記下側電極部材の間隔の
    設定値とを比較する比較工程と、 前記比較工程の結果、前記間隔と該間隔の設定値とが一
    致しない場合に前記昇降機構の駆動量を修正する修正工
    程と、 を有することを特徴とする請求項1記載の半導体製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記比較工程の結果、前記間隔と該間隔
    の設定値とが一致する場合に前記ウェハの加工処理を開
    始する開始工程を有することを特徴とする請求項1また
    は2記載の半導体製造方法。
  4. 【請求項4】 少なくともウェハ加工処理室内に上側電
    極を一部に設けられた上側電極部材と、該上側電極部材
    と任意の間隔をおいて下側電極を一部に設けられた下側
    電極部材とを備える半導体製造装置において、 前記処理室内を密閉状態に保持したまま前記下側電極部
    材に設けられたロッドを前記下側電極部材より下方に引
    き下げる昇降手段と、 前記下部電極部材の上に前記ウェハを載せて該ウェハを
    加工処理する加工手段と、 前記昇降手段により前記ロッドを前記下部電極部材より
    上方に駆動し、前記上側電極部材と前記下側電極部材と
    の間における前記ロッドの上昇時の間隔の変位量を測定
    する測定手段と、 を有することを特徴とする半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 前記昇降手段により前記ロッドを上昇さ
    せた際に前記間隔の変位量がある場合、前記間隔の変位
    量を測定するタイミングが前記加工手段による加工処理
    直前となることを特徴とする請求項4記載の半導体製造
    装置。
  6. 【請求項6】 少なくともウェハ加工処理室内に上側電
    極を一部に設けられた上側電極部材と、該上側電極部材
    と任意の間隔をおいて下側電極を一部に設けられた下側
    電極部材とを備える半導体製造装置において、 前記処理室内を密閉状態に保持したまま前記下側電極部
    材に設けられたロッドを前記下側電極部材より上方に引
    き上げる昇降手段と、 前記上側電極部材の下側外周部に設けるアノード電極用
    のカバー部材と、 前記下側電極部材の上側外周部に設けるカソード電極用
    のカバー部材と、 前記下部電極部材の上に前記ウェハを載せて該ウェハを
    加工処理する加工手段と、 前記昇降手段により前記カソード電極用のカバー部材よ
    り上方に駆動し、前記アノード電極用のカバー部との間
    における前記ロッドの上昇時の間隔の変位量を測定する
    測定手段と、 を有することを特徴とする半導体製造装置。
JP35678298A 1998-12-15 1998-12-15 半導体製造方法及び半導体製造装置 Pending JP2000183033A (ja)

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