JP2000183014A - 基板洗浄装置 - Google Patents

基板洗浄装置

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JP2000183014A
JP2000183014A JP10354924A JP35492498A JP2000183014A JP 2000183014 A JP2000183014 A JP 2000183014A JP 10354924 A JP10354924 A JP 10354924A JP 35492498 A JP35492498 A JP 35492498A JP 2000183014 A JP2000183014 A JP 2000183014A
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JP
Japan
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substrate
cleaning liquid
cleaning
semiconductor wafer
cleaned
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JP10354924A
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English (en)
Inventor
Kenji Hirakoba
賢二 平古場
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェーハの基板面を洗浄液のノズル噴
射によってムラなく有効に洗浄する。 【解決手段】 半導体ウェーハ110は吸着ヘッド12
0に保持され、旋回される。半導体ウェーハ110の裏
面側には、供給ノズル130が近接配置されている。供
給ノズル130は、スリット状の洗浄液供給口132を
有し、洗浄液供給口132は、半導体ウェーハ110の
半径方向に沿って配置され、一方の端部が吸着ヘッド1
20に近接する位置に配置され、他方の端部が半導体ウ
ェーハ110の外周縁部に近接する位置に配置されてい
る。洗浄液供給口132から噴射される洗浄液は、半導
体ウェーハ110の裏面に全体的に供給される。したが
って、半導体ウェーハ110の裏面全体をまんべんなく
洗浄できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被洗浄基板を旋回
させながら、その基板面に洗浄液を供給して洗浄を行う
基板洗浄装置に関し、特に洗浄液を供給するための供給
ノズルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば半導体ウェーハの作製
工程において、半導体ウェーハの裏面に洗浄液を供給す
ることにより、半導体ウェーハの裏面に付着する不純物
を洗浄する装置が提案されている(例えば特開昭60−
121719号公報参照)。すなわち、半導体ウェーハ
の表面には、ホトレジスト層の成膜や現像等の処理によ
って半導体回路層が形成されるが、この処理工程におい
て、半導体ウェーハの表面から現像液や洗浄液等に含ま
れて飛散したホトレジスト等の粒子が半導体ウェーハの
裏面に回り込んで付着するため、これを純水等のノズル
噴射によって除去することが行われている。
【0003】図3(A)〜(C)は、このような半導体
ウェーハの裏面洗浄に用いられる従来の洗浄装置の概要
を示す図であり、図3(A)は斜視図、図3(B)は平
面図、図3(C)は側面図である。図示のように、従来
の洗浄装置では、半導体ウェーハ10の中心部を裏面側
から吸着ヘッド20によって保持するとともに、半導体
ウェーハ10の裏面側の中心部寄りの位置に細管状の供
給ノズル30を近接配置したものである。そして、吸着
ヘッド20の回転により、半導体ウェーハ10を旋回さ
せながら、供給ノズル30より点噴射によって半導体ウ
ェーハ10の裏面に洗浄液を噴きかけて、半導体ウェー
ハ10の裏面を洗浄する。
【0004】供給ノズル30より噴射された洗浄液は、
図3(B)に示すように、半導体ウェーハ10の旋回に
伴い、半導体ウェーハ10の裏面の中心側から外周側に
流れ、半導体ウェーハ10の裏面全体を洗浄する。な
お、上述のような供給ノズル30を半導体ウェーハ10
に対して同心位置に複数設けたものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来例では、洗浄液を点噴射によって供給するも
のであるため、半導体ウェーハ10の裏面全体に洗浄液
を供給しづらいという問題がある。特に、半導体ウェー
ハ10の裏面が平坦でなく、半導体回路等による段差等
があったり、比較的強固な付着物が存在する場合には、
点噴射によって噴きつけられた洗浄液の流れが、段差や
不純物によって遮られ、そこから外周側に流れることが
できず、外周側の洗浄ができなくなるという問題があ
る。
【0006】そこで本発明の目的は、被洗浄基板の基板
面を洗浄液のノズル噴射によってムラなく有効に洗浄す
ることができる基板洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、旋回装置に保持されて旋回する円板状の被洗
浄基板の基板面に洗浄液を供給して洗浄を行う基板洗浄
装置において、前記被洗浄基板の基板面に洗浄液を供給
する供給ノズルを有し、前記供給ノズルの洗浄液供給口
が、前記被洗浄基板の基板面に近接配置されるととも
に、前記被洗浄基板の内径側から外形側にわたって配置
されるスリット状に形成されていることを特徴とする。
【0008】本発明の基板洗浄装置において、被洗浄基
板の洗浄を行う場合、旋回装置によって被洗浄基板を旋
回する。そして、供給ノズルの洗浄液供給口から被洗浄
基板の基板面に洗浄液を噴きつけて基板面の洗浄を行
う。ここで、供給ノズルの洗浄液供給口が、被洗浄基板
の内径側から外形側にわたって配置されるスリット状に
形成されているため、この洗浄液供給口から噴き出され
る洗浄液は被洗浄基板の内径側から外形側にかけて同時
に基板面に噴き出される。したがって、被洗浄基板の基
板面に全体的に洗浄液を供給できるため、基板面をまん
べんなく洗浄できるとともに、仮に被洗浄基板の基板面
に障害物がある場合でも、このような障害物によって洗
浄液の流れない領域が生じることもなくなり、洗浄ムラ
を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による基板洗浄装置
の実施の形態について説明する。図1(A)〜(C)
は、本発明による基板洗浄装置の具体例を示す図であ
り、図1(A)は斜視図、図1(B)は平面図、図1
(C)は側面図である。また、図2は、図1に示す基板
洗浄装置に設けられる供給ノズルの構成を示す図であ
り、図2(A)は斜視図、図2(B)は平面図、図2
(C)は正面図、図2(D)は側面図である。本実施の
形態では、半導体ウェーハの裏面洗浄に用いられる洗浄
装置を例に説明する。
【0010】図示のように、本例の洗浄装置では、半導
体ウェーハ110の中心部を裏面側から吸着ヘッド(保
持部材)120によって保持するとともに、半導体ウェ
ーハ110の裏面側に供給ノズル130を近接配置した
ものである。吸着ヘッド120は、旋回装置としてのス
ピンドルモータ(図示せず)に支持されており、回転し
て半導体ウェーハ110を旋回することが可能である。
また、半導体ウェーハ110は、吸着ヘッド120に保
持された状態で、その表面に各種の成膜処理等が施さ
れ、半導体回路層が形成されるものである。また、半導
体ウェーハ110の裏面にも一定の段差が形成されてい
る場合があるものとする。
【0011】一方、本例の供給ノズル130は、スリッ
ト状の洗浄液供給口132を有するものである。すなわ
ち、この供給ノズル130は、洗浄液の供給パイプ(図
示せず)が接続されるネック部130Aと、このネック
部130Aに連設され、洗浄液を貯留する本体部130
Bとを有する。そして、本体部130Bは、半導体ウェ
ーハ110の径方向に、吸着ヘッド120の近傍位置か
ら半導体ウェーハ110の外周位置に至るやや長尺な矩
形筐型に形成されている。
【0012】また、本体部130Bの半導体ウェーハ1
10の裏面に臨む端面は、図2(C)に示す正面方向か
ら見て先細り状に形成されており、この端面の頂部にス
リット状の洗浄液供給口132が形成されている。な
お、供給ノズル130の本体部130Bは、スリット状
の洗浄液供給口132に均一の噴出圧力を供給するた
め、一定の傾斜を有する形状となっている。また、この
ような供給ノズル130のネック部130Aと本体部1
30Bは、例えば厚さ0.4mmのステンレス材によっ
て形成されている。そして、スリット状の洗浄液供給口
132は、例えば1.0mmの間隔を有するものであ
り、半導体ウェーハ110の半径方向に沿って配置さ
れ、一方の端部が吸着ヘッド120に近接する位置に配
置され、他方の端部が半導体ウェーハ110の外周縁部
に近接する位置に配置されている。
【0013】以上のような洗浄装置において、半導体ウ
ェーハ110の裏面洗浄を行う場合、スピンドルモータ
の作動によって半導体ウェーハ110を旋回する。そし
て、供給ノズル130の洗浄液供給口132から半導体
ウェーハ110の裏面に洗浄液を噴きつけて裏面洗浄を
行う。ここで、供給ノズル130の洗浄液供給口132
が、半導体ウェーハ110の内径側から外形側にわたっ
て配置されるスリット状に形成されているため、この洗
浄液供給口132から噴き出される洗浄液は半導体ウェ
ーハ110の内径側から外形側にかけて同時にウェーハ
裏面に噴き出され、図1(B)に示すように、帯状に流
れる。
【0014】したがって、半導体ウェーハ110の裏面
に全体的に洗浄液を供給できるため、裏面全体をまんべ
んなく洗浄できるとともに、仮に半導体ウェーハ110
の裏面に障害物がある場合でも、このような障害物によ
って洗浄液の流れない領域が生じることもなくなり、洗
浄ムラを防止できる。これにより、適正な裏面洗浄を行
うことができ、半導体ウェーハ110の洗浄不良をなく
し、歩留を向上できる効果がある。
【0015】なお、上述の例では、半導体ウェーハの裏
面を洗浄する装置について説明したが、本発明の洗浄装
置は、円板状の被洗浄基板を旋回させながら、洗浄液を
供給して洗浄を行う各種の基板洗浄装置として広く応用
し得るものである。また、上述の例では、半導体ウェー
ハを吸着ヘッドによって保持する例について説明した
が、この代わりに、半導体ウェーハの外周を挟持する外
形チャックで保持して旋回する構成を用いてもよい。
【0016】また、本発明の変形例として、スリット状
の洗浄液供給口は、必ずしも直線状である必要はなく、
湾曲したスリット状の洗浄液供給口を有するものを用い
てもよいし、また、スリットの間隔を外径側と内径側と
で変化させるような工夫を施すことも可能である。この
ような変形により、供給ノズルから噴き出す洗浄液の噴
出圧力や噴出形状をより適正に制御し、より効果的な洗
浄を行うような構成とすることも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の基板洗浄装
置では、旋回する円板状の被洗浄基板の基板面に洗浄液
を供給して洗浄を行うための供給ノズルの洗浄液供給口
を、被洗浄基板の内径側から外形側にわたって配置され
るスリット状に形成した。このため、被洗浄基板の基板
面に全体的に洗浄液を供給できるため、基板面をまんべ
んなく洗浄できるとともに、仮に被洗浄基板の基板面に
障害物がある場合でも、このような障害物によって洗浄
液の流れない領域が生じることもなくなり、洗浄ムラを
防止でき、洗浄不良による歩留の低下をなくすことがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板洗浄装置の具体例を示す図で
あり、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は側面
図である。
【図2】図1に示す基板洗浄装置に設けられる供給ノズ
ルの構成を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は平
面図、(C)は正面図、(D)は側面図である。
【図3】半導体ウェーハの裏面洗浄に用いられる従来の
洗浄装置の概要を示す図であり、(A)は斜視図、
(B)は平面図、(C)は側面図である。
【符号の説明】
110……半導体ウェーハ、120……吸着ヘッド、1
30……供給ノズル、130A……ネック部、130B
……本体部、132……洗浄液供給口。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回装置に保持されて旋回する円板状の
    被洗浄基板の基板面に洗浄液を供給して洗浄を行う基板
    洗浄装置において、 前記被洗浄基板の基板面に洗浄液を供給する供給ノズル
    を有し、 前記供給ノズルの洗浄液供給口が、前記被洗浄基板の基
    板面に近接配置されるとともに、前記被洗浄基板の内径
    側から外形側にわたって配置されるスリット状に形成さ
    れている、 ことを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記被洗浄基板は表面に成膜処理層を有
    し、前記供給ノズルは前記被洗浄基板の裏面に洗浄液を
    供給するように配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の基板洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記被洗浄基板の裏面の中心部には、前
    記旋回装置の保持部材が装着され、前記供給ノズルは前
    記保持部材を避ける位置に配置されていることを特徴と
    する請求項2記載の基板洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記供給ノズルの洗浄液供給口は、スリ
    ットの一方の端部が前記保持部材に近接する位置に配置
    され、他方の端部が前記被洗浄基板の外周縁部に近接す
    る位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載
    の基板洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記供給ノズルの洗浄液供給口は、前記
    被洗浄基板の半径方向に沿って配置されていることを特
    徴とする請求項1記載の基板洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記被洗浄基板は半導体ウェーハであ
    り、前記成膜処理層は半導体回路層であり、前記供給ノ
    ズルは前記半導体ウェーハの裏面に洗浄液を供給して前
    記半導体回路層の形成工程において半導体ウェーハの裏
    面に付着する不純物を洗浄するものであることを特徴と
    する請求項2記載の基板洗浄装置。
JP10354924A 1998-12-14 1998-12-14 基板洗浄装置 Pending JP2000183014A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10679844B2 (en) 2018-07-09 2020-06-09 C&D Semiconductor Services, Inc. Optimal exposure of a bottom surface of a substrate material and/or edges thereof for cleaning in a spin coating device

Cited By (3)

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US10679844B2 (en) 2018-07-09 2020-06-09 C&D Semiconductor Services, Inc. Optimal exposure of a bottom surface of a substrate material and/or edges thereof for cleaning in a spin coating device
US11239070B2 (en) 2018-07-09 2022-02-01 Thanh Truong Optimal exposure of a bottom surface of a substrate material and/or edges thereof for cleaning in a spin coating device
US11495451B2 (en) 2018-07-09 2022-11-08 Thanh Truong Optimal exposure of a bottom surface of a substrate material and/or edges thereof for cleaning in a spin coating device

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