JP2000182715A - コネクタ嵌合保証装置 - Google Patents

コネクタ嵌合保証装置

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JP2000182715A
JP2000182715A JP10352302A JP35230298A JP2000182715A JP 2000182715 A JP2000182715 A JP 2000182715A JP 10352302 A JP10352302 A JP 10352302A JP 35230298 A JP35230298 A JP 35230298A JP 2000182715 A JP2000182715 A JP 2000182715A
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Japan
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connector
lock arm
assurance device
connector fitting
housing
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JP10352302A
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Noriaki Sai
徳明 蔡
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Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 比較的小型のコネクタにも適用でき、且つ強
固な保持力を有し、コネクタの嵌合解除を確実に阻止す
ることのできるコネクタ嵌合保証装置を提供すること。 【解決手段】 コネクタ嵌合保証装置70は、概略楔形
の外形を有する第1部材72及び第2部材73を有す
る。第1部材72はハウジング係合側面となる外側面7
4及び第2部材73と係合する係止側面となる内側面7
8を有し、一方第2部材73はハウジング係合側面とな
る外側面75及び第1部材72の内側面78と係合する
係止側面81を有する。第1部材72が予めロックアー
ムの背後位置に置かれ、その後第2部材73がその隣り
位置に押し入れられることで、第1部材72及び第2部
材73の両者はロックアームの両外側に位置する対向壁
の間に締まり嵌めされて固定され、これによってロック
アームの撓みを阻止できる。更に第1部材72にはロッ
クアームを保護するためのカバー部85が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに嵌合した一
対のコネクタの嵌合解除防止手段を提供するコネクタ嵌
合保証装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決すべき課題】この種のコネ
クタ嵌合保証装置の例が、実開平5−17949号公報
に開示される。開示されるコネクタ嵌合保証装置によれ
ば、ロックアームの背後位置に入り込んでその撓み変形
を阻止することによって嵌合解除を阻止するよう構成さ
れる。このコネクタ嵌合保証装置はその係合保持又は抜
け止めのためにロックアームに係止される係止突起を必
要とするので、特別な形状のロックアームを有するもの
にしか適用できない。
【0003】更に他の従来の例が特開平8−7982号
公報に開示される。開示されるコネクタ嵌合保証装置は
一対のハウジング対向壁の間に位置するロックアームの
背後位置に挿入されるものであり、嵌合保証装置は一対
の対向壁に係合して保持される。このコネクタ嵌合保証
装置によれば、様々な形状のロックアームに対応してコ
ネクタの抜け止めを保証できる。嵌合保証装置はこれら
の壁に係合するために一対の弾性係合片を有する。しか
しながら、開示される構成はコネクタの嵌合解除を更に
確実に防止する要求には必ずしも合致せず、特にコネク
タが比較的小型である場合には、上述の弾性係合片も小
さくせざるを得ず、コネクタ嵌合保証装置の保持力が弱
くなってしまう。従って、本発明は、比較的小型のコネ
クタにも適用できると共に強固な保持力を有し、コネク
タの嵌合解除を確実に阻止することのできるコネクタ嵌
合保証装置を提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジングの
一部に形成される対向壁の間に一体的に設けられる弾性
撓み可能なロックアームを具えるコネクタが相手コネク
タと嵌合されたとき、前記対向壁に係合されつつ前記ロ
ックアームの背後に置かれロックアームの撓みを阻止す
るコネクタ嵌合保証装置において、略楔形状の第1部材
及び第2部材を含み、各々は前記対向壁の一方又は他方
に係合するハウジング係合側面及び対向側に位置する係
止側面を有し、前記第1部材及び前記第2部材は互いに
逆方向を向くようにして前記ロックアームの背後に置か
れ、相対変位されるときに前記係止側面同士が互いに係
止され、前記対向壁間に挟まれて係合保持されるよう構
成されることを特徴とする。
【0005】好ましくは、前記第1部材及び前記第2部
材はヒンジ部で連結された一体の部材として成形され
る。
【0006】好ましくは、前記ハウジング係合側面には
複数の係止バーブ又は係止突起が形成される。
【0007】好ましくは、前記第1部材及び前記第2部
材の一方の前記係止側面には、複数の係合段部が形成さ
れ、他方の前記係止側面には前記係合段部に係合するラ
ッチアームが設けられる。
【0008】好ましくは、前記第1部材は予め前記ロッ
クアームの背後位置に置かれ、前記第2部材は前記第1
部材に並ぶようにして前記ロックアームの背後位置に押
し入れられる部材とされ、前記第1部材には少なくとも
前記ロックアームの操作部を包囲するカバー部が形成さ
れる。
【0009】好ましくは、前記係合段部は前記第1部材
に設けられ、前記ラッチアームは第2部材に設けられ
る。
【0010】更に本発明は、ハウジングの一部に形成さ
れる弾性撓み可能なロックアームを具えるコネクタが相
手コネクタと嵌合されたときに前記ロックアームの背後
に置かれロックアームの撓みを阻止するコネクタ嵌合保
証装置において、剛性を有する基体と該基体の一部に嵌
め込まれて支持される弾性部材とを有し、前記ロックア
ームの背後位置に挿入されるとき前記弾性部材が前記ハ
ウジングの一部に弾性変形されるよう挟まれて係合保持
されることを特徴とする。
【0011】好ましくは、前記弾性部材は前記基体の両
側面に沿って配置され、前記コネクタ嵌合保証装置が前
記ロックアームの背後に挿入されるときに、前記弾性部
材は前記ハウジングの前記ロックアームの両側に設けら
れる対向壁に当接して弾性変形されるよう構成される。
【0012】好ましくは、前記コネクタ嵌合保証装置が
前記ロックアーム背後位置に装着される前には前記弾性
部材は前記基体に対して空間を配して緩く保持される。
【0013】好ましくは、前記弾性部材は前記基体の略
中央位置に設けられる収容室に置かれる。
【0014】好ましくは、前記収容室は頂側から底側に
向けて貫通するよう構成され、単一の弾性部材が収容室
に配置される。
【0015】好ましくは、弾性部材は略円弧状湾曲面を
含む。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の好適実施形態となるコネクタ嵌合保証装置について説
明する。
【0017】図1は、本発明のコネクタ嵌合保証が装着
されるプラクコネクタを示す図で、(a)は平面図、
(b)は正面図、及び(c)は右側面図である。
【0018】図2は、図1のプラグコネクタに嵌合する
キャップコネクタを示す図であり、(a)は斜視図、
(b)は正面図、及び(c)は(b)中の線C−Cに沿
う断面図である。
【0019】図1及び図2によれば、従来より知られて
いる形状に類似するプラグコネクタ30及びキャップコ
ネクタ50が示される。図1によれば、プラグコネクタ
30は図示しないコンタクトを収容する複数のキャビテ
ィ32を有するハウジング31を含む。ハウジング31
の一側面又は頂面33には、相手コネクタ即ちキャップ
コネクタ50との嵌合を維持するためのロックアーム3
4が形成される。特にロックアーム34はハウジング3
1に設けられる対向壁41の間に設けられる点に注目す
べきである。ロックアーム34の長さ方向の途中位置に
は係合肩35を含む突部36が設けられる。ロックアー
ム34の後端にはロックアーム34の操作部37が設け
られる。ハウジング31にはロックアーム34を保護す
るためにこの操作部37の周辺で囲むように延びるアー
チ部38が形成される。なおハウジング31の底側の面
に見られるのはダブルロック部材39である。図1中に
はダブルロック部材39は仮係止位置にしてハウジング
31の外形から突出するように示されるが、図示しない
コンタクトが所定位置に入るときダブルロック部材39
は外形から突出しない本係止位置まで移動される。
【0020】図2によれば、キャップコネクタ50は従
来より知られている略箱形のハウジング53を有する。
ハウジング53は、図1に示すプラグコネクタ30を受
容する嵌合凹部51を有する。嵌合凹部51内には所定
に配列にして複数の雄型接触部52が配置される。雄型
接触部52はプラグコネクタ30の有する図示しない雌
型コンタクトに係合するためのものである。特に図2
(c)に示されるように、ハウジング53の頂壁54に
はプラグコネクタ30を受容するときにロックアーム3
4の係合肩35に係合する係合突起55が形成される。
係合突起55は嵌合凹部51の内方に向く係合肩56を
含む。図示されるように係合突起55の頂側には凹部5
7が形成され、またハウジング53の背側壁58には係
合肩35を成形するために金型が進入するために形成さ
れる貫通孔59が形成される。更に嵌合凹部51内の係
合突起55の両側には互いに離間して嵌合方向に延びる
突壁61、62が形成される。突壁61はプラグコネク
タ30の頂面33に設けられる突条44、45と協働し
て嵌合時のこじりを防止すると共に逆方向の嵌合を阻止
する手段を構成する。
【0021】図3は、図1及び図2にそれぞ示されるプ
ラグコネクタ及びキャップコネクタが相互に嵌合した後
で装着されるコネクタ嵌合保証装置を示す図であり、
(a)は斜視図、(b)は底面図、及び(c)は背面図
である。
【0022】上述したように、図1及び図2のプラグコ
ネクタ30及びキャップコネクタ50は互いに電気的に
接続されるために嵌合するよう構成され、その嵌合状態
はプラグコネクタ30のロックアーム34の係合肩35
がキャップコネクタ50の係合突起55に係合すること
によって維持される。図3に示すコネクタ嵌合保証部材
70は両者が嵌合した後でロックアーム34の背後位置
に置かれ、その撓み変形を阻止するものである。
【0023】図3によれば、コネクタ嵌合保証装置70
はヒンジ71によって連結された第1部材72及び第2
部材73から構成される。特に図3(b)から理解され
るように、第1部材72及び第2部材73の外形は共に
略楔形状とされ、ヒンジ71は両者を先端側で連結して
いる。第1部材72及び第2部材73はそれぞれの外側
面74、75に係止バーブ又は係止突起76、77を有
し、また第1部材72の内側面78には係合段部79が
形成され、第2部材73の内側面81にはラッチアーム
82が形成される。ラッチアーム82は内側面81に沿
って先端側から後方に向けて傾斜方向に延びる。ラッチ
アーム82の自由端近傍には略側方に突出する爪83が
形成され、その背後には略矩形の突起84が形成され
る。更に図3(a)に見られるように、第1部材72は
頂側に延長されて延びる略L字形状の断面を有するカバ
ー部85を具える。その作用については後述する。なお
図3(c)に示す略三角形の穴87は後述の嵌合保証状
態からラッチアーム82と係合段部79との係合を解除
すべく特別な工具を挿入するためのものである。穴87
は必ずしも必要とはされない。
【0024】図4は、コネクタ嵌合保証装置が装着され
た嵌合保証された状態のプラグコネクタ及びキャップコ
ネクタを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面
図、及び(c)は側面図である。図5は、図4に示す嵌
合維持状態におけるコネクタ嵌合保証装置の作用を示
す、コネクタ断面及びコネクタ嵌合保証装置の側面を示
す図である。
【0025】コネクタ嵌合保証装置70はヒンジ71が
形成される先端側からロックアーム34の背後位置の空
間5(図1(c)参照)に挿入される。第1部材72及
び第2部材73はヒンジ71でのみ連結されるので互い
に遊動的であり、第1工程として第1部材72が第2部
材よりも先に空間5内に挿入され、その後で第2工程と
して第2部材73が押し入れられる。第1工程では第1
部材72はスムーズに挿入可能であるが、第2部材73
の挿入には強い押圧力が必要とされる。これは図2に示
すコネクタ嵌合保証装置70の幅Wが空間5の幅よりも
十分大きく設定されているからである。これにより第2
部材73が空間5に挿入される際に、第1部材72及び
第2部材73は空間5を画定するハウジング31の対向
壁41からの作用力を受けて挟まれて締まり嵌めされる
ように置かれる。このとき第2部材73のラッチアーム
82は係合段部79との間にいわゆるラチェットの作用
を生じ、これによって第2部材73の逆方向に移動が阻
止される。従って、コネクタ嵌合保証装置70を構成す
る第1部材72及び第2部材73は対向壁41に強く押
圧されると共にラッチアーム82と係合段部79とによ
るラチェット作用によって抜け方向への相対移動が阻止
されるので、空間5内に締まり嵌めされて確実に固定さ
れる。
【0026】このようにコネクタ嵌合保証装置70が空
間5内に保持されるとき、ロックアーム34の撓みは確
実に防止される点に注目すべきである。その作用は図5
から理解される。図5によれば、ロックアーム34に重
なるようにコネクタ嵌合保証装置70が置かれているた
めにその頂面86がロックアーム34の撓みを制止して
いることが理解される。更に特に図4(c)及び図5に
よれば、第1部材72に設けられたカバー部85がロッ
クアーム34及びアーチ部38に重なって置かれること
が理解される。図5によれば、プラグコネクタ30とキ
ャップコネクタ50とが嵌合したときには、ロックアー
ム34が嵌合突起55と係合し、アーチ部38は係合突
起55の頂側に位置する凹部57に受容される。カバー
部85は更にその外側に回り込んでロックアーム34と
共にアーチ部38を保護すると共に外部から操作部37
へのアクセスを阻止すべく作用していることが理解され
る。
【0027】このようにコネクタ嵌合保証装置70は比
較的単純な構成ながら、ロックアーム34の背後の空間
5内に強固な力で保持されるので、嵌合保証に対する信
頼性が高くなる。更にコネクタの種類の相違による多少
の寸法の相違又はコネクタの製造公差が大きい場合でも
単一種類のコネクタ嵌合保証装置70によって対応でき
るので、汎用性が高い。加えて第1部材72及び第2部
材73はヒンジ71等の連結手段によって連結した形で
同時に成形可能であるので、比較的に安価に提供できる
という利点も有する。
【0028】図6は、図1及び図2に示されるプラグコ
ネクタ及びキャップコネクタに対して提供可能な第2の
実施形態となるコネクタ嵌合保証装置を示す斜視図であ
る。図7は、第3の実施形態となるコネクタ嵌合保証装
置を示す図であり、(a)は斜視図、及び(b)は側面
図である。
【0029】図6に示す第2の実施形態となるコネクタ
嵌合保証装置170は、やはりプラグコネクタ30の対
向壁41内に挟み付けられて固定されるものであり、剛
性を有する樹脂又は金属等から成る基体171及びその
両側に配置される弾性部材172を有する。基体171
は両側面173に沿って略三角形の凹部174を有し、
その凹部の174内に略円柱形状の弾性部材172を保
持する。弾性部材172は自身の弾性力によって凹部1
74内に維持されても良いし、他の保持手段によって保
持されても良い。弾性部材172は円柱形状とされなく
とも良いが、少なくとも外側面176は円弧状の湾曲面
とされるのが良い。基体171及び弾性部材172の寸
法は、対向壁41の間隔に対応して選択される、即ち基
体171の幅は対向壁41の間隔よりも僅かに狭い幅と
され、弾性部材172は基体171の側面173から大
きく突出する寸法とされる。従ってコネクタ嵌合保証装
置170を上述した空間5内に押し入れたとき、対向壁
41からの作用力によって弾性部材172が大きく弾性
変形し、よってコネクタ嵌合保証装置170は強固に保
持される。これによりコネクタ嵌合保証装置170はロ
ックアーム34の背後位置に確実に維持されるので、そ
の頂面177がロックアーム34の撓みを阻止すること
ができる。即ち比較的単純な構成ながら嵌合解除が確実
に阻止され得る。なお基体171の両側面173の後端
174近傍に設けられる凹部175は、コネクタ嵌合保
証装置170を特別な工具等で引き抜く必要が生じた場
合に対応する工具と係合されるための構成である。
【0030】図7に示す第3の好適実施形態となるコネ
クタ嵌合保証装置に270によれば、やはり剛性を有す
る樹脂又は金属等から成る基体271と弾性部材272
とを含む。本実施携帯によれば弾性部材272は基体2
71の中央に位置する貫通孔273内に配置される。弾
性部材272は球形又はひずんだ球の形状を成し、その
頂側及び底側の面は湾曲面274、275とされる。こ
のコネクタ嵌合保証装置270は空間5に挿入されたと
きにロックアーム34の背後位置に置かれ、ロックアー
ム34及びプラグコネクタ30のハウジング31の頂側
壁43(図1(c)参照)との間に挟まれて保持され
る。即ちコネクタ嵌合保証装置270が挿入されるとき
弾性部材272が変形され、その弾性力によってコネク
タ嵌合保証装置270は空間5内に強固に固定される。
従ってロックアーム34の撓みはコネクタ嵌合保証装置
270によって直接的に阻止され、コネクタの嵌合維持
を保証することが可能になる。特にこのコネクタ嵌合保
証装置270はロックアーム34の背面が平坦である限
りにおいて、様々な形状寸法のロックアームを有するコ
ネクタに対応できる点にも注目すべきである。なお基体
271の両側面274に沿って後端近傍に設けられる凹
部275は、第2の実施形態について示す凹部175と
同様の目的のために工具との係合のために使用され得る
構成である。
【0031】以上のように本発明の好適実施形態となる
コネクタ嵌合保証装置について詳細に説明したがこれは
あくまでも例示的なものであり、本発明を制限するもの
ではなく、当業者によって様々な変形変更が可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明のコネクタ嵌合保証装置によれ
ば、略楔形状の第1部材及び第2部材を含み、各々は前
記対向壁の一方又は他方に係合するハウジング係合側面
及び対向側に位置する係止側面を有し、第1部材及び第
2部材は互いに逆方向を向くようにしてロックアームの
背後に置かれ、相対変位されるときに係止側面同士が互
いに係止され、対向壁間に挟まれて係合保持されるよう
構成されることを特徴とするので、比較的単純な構成な
がらハウジング強固に固定されてコネクタの嵌合を確実
に維持できる。また、コネクタの種類による寸法の相違
又はコネクタの製造公差を補償できるので、汎用性が高
くその作用に対する信頼性も高い。更に構成が比較的単
純であるので小型寸法に形成してもその作用の信頼性は
十分高い。
【0033】更に本発明のコネクタ嵌合保証装置によれ
ば、剛性を有する基体と基体の一部に嵌め込まれて支持
される弾性部材とを有し、ロックアームの背後位置に挿
入されるとき弾性部材がハウジングの一部に弾性変形さ
れるよう挟まれて係合保持されることを特徴とするの
で、比較的単純な構成ながらハウジング強固に固定され
てコネクタの嵌合を確実に維持できる。またその製造組
立も容易であり、安価に提供できる。更に構成が比較的
単純であるので小型寸法に形成してもその作用の信頼性
は十分高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ嵌合保証が装着されるプラク
コネクタを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面
図、及び(c)は右側面図。
【図2】図1のプラグコネクタに嵌合するキャップコネ
クタを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は正面
図、及び(c)は(b)中の線C−Cに沿う断面図。
【図3】図1及び図2にそれぞ示されるプラグコネクタ
及びキャップコネクタが相互に嵌合した後で装着される
コネクタ嵌合保証装置を示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は底面図、及び(c)は背面図。
【図4】コネクタ嵌合保証装置が装着された嵌合保証さ
れた状態のプラグコネクタ及びキャップコネクタを示す
図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、及び
(c)は側面図。
【図5】図4に示す嵌合維持状態におけるコネクタ嵌合
保証装置の作用を示す、コネクタ断面及びコネクタ嵌合
保証装置の側面を示す図。
【図6】図1及び図2に示されるプラグコネクタ及びキ
ャップコネクタに対して提供可能な第2の実施形態とな
るコネクタ嵌合保証装置を示す斜視図。
【図7】図1及び図2に示されるプラグコネクタ及びキ
ャップコネクタに対して提供可能な第3の実施形態とな
るコネクタ嵌合保証装置を示す図であり、(a)は斜視
図、及び(b)は側面図。
【符号の説明】
30 プラグコネクタ 31 ハウジング 34 ロックアーム 41 対向壁 50 キャップコネクタ 70、170、270 嵌合保証装置 72 第1部材 73 第2部材 74、75 ハウジング係合側面 78、81 係止側面 171、271 基体 172、272 弾性部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングの一部に形成される対向壁の間
    に一体的に設けられる弾性撓み可能なロックアームを具
    えるコネクタが相手コネクタと嵌合されたとき、前記対
    向壁に係合されつつ前記ロックアームの背後に置かれロ
    ックアームの撓みを阻止するコネクタ嵌合保証装置にお
    いて、 略楔形状の第1部材及び第2部材を含み、各々は前記対
    向壁の一方又は他方に係合するハウジング係合側面及び
    対向側に位置する係止側面を有し、 前記第1部材及び前記第2部材は互いに逆方向を向くよ
    うにして前記ロックアームの背後に置かれ、相対変位さ
    れるときに前記係止側面同士が互いに係止され、前記対
    向壁間に挟まれて係合保持されるよう構成されることを
    特徴とするコネクタ嵌合保証装置。
  2. 【請求項2】ハウジングの一部に形成された弾性撓み可
    能なロックアームを具えるコネクタが相手コネクタと嵌
    合されたときに前記ロックアームの背後に置かれロック
    アームの撓みを阻止するコネクタ嵌合保証装置におい
    て、 剛性を有する基体と該基体の一部に嵌め込まれて支持さ
    れる弾性部材とを有し、前記ロックアームの背後位置に
    挿入されるとき前記弾性部材が前記ハウジングの一部に
    弾性変形されて挟まれるよう係合保持されることを特徴
    とするコネクタ嵌合保証装置。
JP10352302A 1998-12-11 1998-12-11 コネクタ嵌合保証装置 Pending JP2000182715A (ja)

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