JP2000181860A - 分割設置型情報処理システム、情報処理端末およびパーソナルコンピュータ - Google Patents

分割設置型情報処理システム、情報処理端末およびパーソナルコンピュータ

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JP2000181860A
JP2000181860A JP10361490A JP36149098A JP2000181860A JP 2000181860 A JP2000181860 A JP 2000181860A JP 10361490 A JP10361490 A JP 10361490A JP 36149098 A JP36149098 A JP 36149098A JP 2000181860 A JP2000181860 A JP 2000181860A
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徹 上和田
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淳 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ本体で動作するプロ
グラムおよび機能を、パーソナルコンピュータ本体とは
別の場所に設置されたテレビジョン受像機を用いて利用
することを可能にする。 【解決手段】 分割設置型情報処理システムは、パーソ
ナルコンピュータ本体と、情報処理端末と、これらを接
続するディジタル通信路とを備え、情報処理端末には、
パーソナルコンピュータ本体から送出されてくるディジ
タル画像データに基づいてテレビジョン受像機に表示す
るための表示画像データを構成する画面構成手段と、表
示画像データをテレビジョン受像機に表示するためビデ
オ信号に変換して出力する画像出力手段とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ本体から離れた場所に設置されたテレビジョン受
像機などの映像・音響機器をパーソナルコンピュータ本
体と連携させた分割設置型情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク、DVD、その他の大容
量ディスクを駆動するディスク駆動装置、マイクロプロ
セッサなどの中央処理装置、ROM、RAMなどを内蔵
し、キーボード、マウスなどの入力手段を備えたパーソ
ナルコンピュータの画面を、専用のモニタではなく、テ
レビジョン受像機に表示するものがある。これは、パー
ソナルコンピュータの画面を、テレビジョン受像機に入
力可能な形式のビデオ信号に変換して出力し、これをテ
レビジョン受像機により表示させるものである。このこ
とにより、パーソナルコンピュータ専用のモニタを省略
してコストダウンを図ることが可能となる。
【0003】パーソナルコンピュータでは、たとえば文
書作成作業などのように、画面の表示を見ながらキーボ
ード、マウスなどから入力作業を伴う場合が多い。しか
しながら、一般的にテレビジョン受像機は、居間などの
場所に設置する場合が多く、テレビ番組を視聴すること
を考慮して、ユーザが座る場所から離れた位置に設置さ
れている可能性が高い。したがって、専用モニタの代わ
りにテレビジョン受像機を用いるような前述の構成で
は、入力作業を伴うようなソフトウェアを動作させる場
合に作業が困難となる。
【0004】また、セットトップボックスと呼ばれる端
末装置をテレビジョン受像機に接続して、テレビジョン
受像機に各種情報を表示させる方法が知られている。一
般的に、セットトップボックスは、外部と通信するため
のモデムなどの通信手段を備えており、ユーザから入力
された指示に基づいて通信手段を介して情報を獲得し、
獲得した情報に基づいて作成した画像をテレビジョン受
像機に出力する。
【0005】このとき、セットトップボックスにハード
ディスクなどの大容量の記憶手段を備えていない場合に
は、通信手段を介して情報を得るために多くの時間を要
し、通信費用などのコスト面、情報を獲得するまでのレ
スポンスの遅さなどに問題がある。
【0006】また、セットトップボックスに大容量の記
憶手段を設けることはコスト面での負担が大きくなり、
モデムやハードディスクを備えたパーソナルコンピュー
タを利用しているユーザにとっては、セットトップボッ
クスによる情報処理の際に、パーソナルコンピュータに
接続されたハードウェアを利用することができず、さら
にコストパーフォーマンスが悪くなる。
【0007】パーソナルコンピュータとテレビジョン受
像機やビデオデッキなどの映像・音響機器を連携させて
利用するために、パーソナルコンピュータ本体に映像信
号および音響信号の入出力および映像・音響機器の制御
を行う信号の入出力を行う入出力端子を設け、パーソナ
ルコンピュータで動作するアプリケーションプログラム
によて映像・音響機器の制御を行ったり、パーソナルコ
ンピュータと映像・音響機器との間で映像および音響デ
ータの授受を行ったりするものである。
【0008】この場合、パーソナルコンピュータと映像
・音響機器とが近接して設置されることを想定してお
り、簡便な接続コードや赤外線送受信機により信号の授
受を行うように設定されている。このため、パーソナル
コンピュータと映像・音響機器とを別の部屋に設置して
個々に使用することもできるようにしたい場合などには
対応させることができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】パーソナルコンピュー
タでは、多種多様なアプリケーションプログラムを利用
することができる。それらの中には、机の上に置いたデ
ィスプレイとキーボードを用いて利用するのに向いたプ
ログラムもあり、居間などで大画面のテレビジョン受像
機に表示してリモコン操作などにより利用するのに向い
たプログラムもある。しかしながら、従来のパーソナル
コンピュータは一般的に、本体を設置した場所でのみ利
用することが可能であり、たとえば、書斎に設置したパ
ーソナルコンピュータを居間で利用することはできない
し、居間に設置したパーソナルコンピュータを書斎で利
用することもできないのが現状である。異なる部屋でパ
ーソナルコンピュータを利用するためには、パーソナル
コンピュータを複数台用意する必要があり無駄が大き
い。
【0010】このような状況に鑑みて、本発明では、1
台のパーソナルコンピュータを、家庭内の複数の場所で
利用可能な分割設置型情報処理システムを提供するもの
であり、第1の課題は、パーソナルコンピュータ本体で
動作するプログラムおよび機能を、パーソナルコンピュ
ータ本体とは別の場所に設置されたテレビジョン受像機
を用いて利用することを可能にすることにある。
【0011】また、本発明の第2の課題としては、テレ
ビジョン受像機に接続して利用する情報処理端末を簡便
な構成とするとともにより高度なサービスを効率よく提
供するためにパーソナルコンピュータ本体と連携させる
ことにある。
【0012】本発明の第3の課題は、パーソナルコンピ
ュータ本体と別の場所に設置された映像・音響機器と連
携したサービスを、パーソナルコンピュータ本体で動作
するプログラムによって提供できるようにすることにあ
る。
【0013】本発明の第4の課題は、パーソナルコンピ
ュータ本体および情報処理端末のいずれか一方または両
方が待機状態にある場合に、一方からの要求により稼働
状態に復帰できるようにすることにある。
【0014】本発明の第5の課題は、パーソナルコンピ
ュータ本体に内蔵されかあるいは外部に接続されている
DVDドライブやハードディスクなどのディスク装置、
テレビジョン放送チューナ、ネットワーク接続手段など
から得られる動画像データおよび音声データを、パーソ
ナルコンピュータから離れた場所に設置されたテレビジ
ョン受像機で鑑賞できるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る分割設置型
情報処理システムは、ディジタル画像データを処理可能
なパーソナルコンピュータ本体と、テレビジョン受像機
に表示可能なビデオ信号を生成する情報処理端末と、パ
ーソナルコンピュータ本体と情報処理端末とを接続する
ディジタル通信路とを備えている。ここで、パーソナル
コンピュータ本体は、ディジタル通信路を介して双方向
通信を行うための通信路接続手段を有し、情報処理端末
は、ディジタル通信路を介して双方向通信を行うための
通信路接続手段と、ディジタル通信路を介してパーソナ
ルコンピュータ本体から送信されてくるディジタル画像
データに基づいてテレビジョン受像機に表示するための
表示画像データを構成する画面構成手段と、画面構成手
段により構成された表示画像データをテレビジョン受像
機に表示するためのビデオ信号に変換して出力する画像
出力手段とを有している。
【0016】ここで、パーソナルコンピュータ本体は、
ディジタル画像データを圧縮符号化する符号化手段を備
え、情報処理端末は、パーソナルコンピュータ本体から
送信されてくる圧縮符号化されたディジタル画像データ
を受信し、これを復号化する復号化手段をさらに備えて
いる構成とすることができる。
【0017】また、情報処理端末は、テレビジョン受像
機に表示される表示画像データに関する指示を受け付け
る指示受付手段をさらに備え、指示受付手段で受け付け
た指示に基づいて、パーソナルコンピュータ本体から情
報処理端末に送出するディジタル画像データに関する制
御データをパーソナルコンピュータに送信するように構
成できる。
【0018】さらに、パーソナルコンピュータ本体は、
テレビジョン受像機に表示する表示画像データに関する
表示コマンドを生成する表示画像制御部をさらに備え、
情報処理端末の画面構成手段は、パーソナルコンピュー
タ本体から送信されてくるディジタル画像データおよび
表示コマンドに基づいてテレビジョン受像機に表示する
表示画像データを構成するものとすることができる。
【0019】また、パーソナルコンピュータ本体または
情報処理端末は、情報処理端末を介してテレビジョン受
像機に表示すべき解像度とは異なる解像度で作成された
ビットマップデータについて、任意の範囲で解像度変換
を施し、テレビジョン受像機に表示すべき解像度のビッ
トマップデータに変換する解像度変換手段をさらに備え
る構成とすることができる。
【0020】また、本発明に係る別の分割設置型情報処
理システムは、テレビジョン受像機を利用してユーザに
サービスを提供する情報処理端末と、サービスの提供に
必要なデータを処理可能なパーソナルコンピュータ本体
と、情報処理端末とパーソナルコンピュータ本体とを接
続するディジタル通信路とを備える構成である。ここ
で、情報処理端末は、パーソナルコンピュータ本体と双
方向通信を行うための通信路接続手段と、ユーザにサー
ビスを提供するためのアプリケーションプログラムを動
作させるアプリケーション処理手段と、アプリケーショ
ンプログラムの動作に必要なデータまたはサービスの内
容をパーソナルコンピュータ本体に要求するサービス要
求手段と、パーソナルコンピュータ本体から送信される
データまたはサービスの内容を受信するサービス受信手
段とを備え、パーソナルコンピュータ本体は、情報処理
端末と双方向通信を行うための通信路接続手段と、情報
処理端末のサービス要求手段からの要求に応じてアプリ
ケーションプログラムの動作に必要なデータまたはサー
ビスの内容を情報処理端末に送信するデータ送出手段と
を備える構成とすることができる。
【0021】また、本発明に係る別の分割設置型情報処
理システムは、映像・音響機器と連携したサービスを提
供するためのアプリケーションプログラムが動作するパ
ーソナルコンピュータ本体と、映像・音響機器と接続さ
れ映像・音響機器との間で映像信号、音響信号あるいは
制御信号を送受信する情報処理端末と、パーソナルコン
ピュータ本体と情報処理端末とを接続するディジタル通
信路とを備えている。ここで、パーソナルコンピュータ
本体は、情報処理端末と双方向通信を行うための通信路
接続手段と、映像・音響機器と連携したサービスを提供
するためのアプリケーションプログラムを動作させるア
プリケーション処理手段とを備えている。また、情報処
理端末は、パーソナルコンピュータ本体と双方向通信を
行うための通信路接続手段と、映像・音響機器との間で
映像信号、音響信号あるいは制御信号を送受信するため
の映像音響機器接続手段と、パーソナルコンピュータ本
体上のアプリケーションプログラムとの間で映像信号、
音響信号あるいは制御信号を送受信する映像音響データ
送受信手段とを備えている。
【0022】ここで、ディジタル通信路によって接続さ
れた相手側の装置が待機状態にある場合に、待機状態か
ら稼働状態に復帰させるための復帰コマンドを発行する
復帰コマンド生成手段が、パーソナルコンピュータ本体
および情報処理端末のうちの一方または両方に設けら
れ、待機状態にある場合に、ディジタル通信路によって
接続された相手側の装置から復帰コマンドを受信したと
き、待機状態から稼働状態に復帰させる復帰制御手段が
パーソナルコンピュータ本体および前記情報処理端末の
うち他方または両方に設けられている構成とすることが
できる。
【0023】また、情報処理端末は、電話回線を介して
外部機器との通信を行う通信手段と、電話回線を介して
着信があった場合にこれを検知する着信検出手段と、待
機状態にあるときに着信検出手段により着信を検出した
場合に稼働状態に復帰する付記制御手段と、外部機器か
らの着信内容に応じて予め設定された処理を実行する応
答処理手段とを備え、パーソナルコンピュータ本体は、
情報処理端末の応答処理手段と連携して動作し応答処理
手段に必要なデータを提供する情報提供手段を備え、応
答処理手段は、ディジタル通信路を介してパーソナルコ
ンピュータ本体の情報提供手段を起動し、情報提供手段
とともに予め設定された処理を実行するように構成でき
る。
【0024】本発明に係るさらに別の分割設置型情報処
置システムは、動画像データおよび音声データを処理可
能なパーソナルコンピュータ本体と、テレビジョン受像
機に表示可能なビデオ信号および音声信号を生成する情
報処理端末と、パーソナルコンピュータ本体と情報処理
端末とを接続するディジタル通信路とを備えている。こ
こで、パーソナルコンピュータ本体は、ディジタル通信
路を介して双方向通信を行うための通信路接続手段と、
外部機器との通信を行う外部接続手段と、動画像データ
および音声データを格納可能な記憶手段と、外部接続手
段により外部機器から獲得した動画像データおよび音声
データまたは記憶手段に格納された動画像データおよび
音声データを情報処理端末に送出する情報送出手段とを
備え、情報処理端末は、パーソナルコンピュータ本体の
情報送出手段から送出される動画像データおよび音声デ
ータを受信し、これをテレビジョン受像機に表示可能な
ビデオ信号および音声信号に変換するビデオ信号変換手
段を備える構成とすることができる。
【0025】また、本発明に係る情報処理端末は、ディ
ジタル画像データを処理可能なパーソナルコンピュータ
本体とディジタル通信路を介して双方向通信を行うこと
が可能な情報処理端末であって、通信路接続手段と、画
面構成手段と、画像出力手段とを備えている。通信路接
続手段は、ディジタル通信路を介して双方向通信を行う
ためのものである。画面構成手段は、ディジタル通信路
を介してパーソナルコンピュータ本体から送信されてく
るディジタル画像データに基づいてテレビジョン受像機
に表示するための表示画像データを構成する。画像出力
手段は、画面構成手段により構成された表示画像データ
をテレビジョン受像機に表示するためのビデオ信号に変
換して出力する。
【0026】また、本発明に係る別の情報処理端末は、
テレビジョン受像機を利用してユーザにサービスを提供
する際に、サービスの提供に必要なデータを処理可能な
パーソナルコンピュータ本体とディジタル通信路を介し
て接続される情報処理端末であって、パーソナルコンピ
ュータ本体と双方向通信を行うための通信路接続手段
と、ユーザにサービスを提供するためのアプリケーショ
ンプログラムを動作させるアプリケーション処理手段
と、アプリケーションプログラムの動作に必要なデータ
またはサービスの内容をパーソナルコンピュータ本体に
要求するサービス要求手段と、パーソナルコンピュータ
本体から送信されるデータまたはサービスの内容を受信
するサービス受信手段とを備えている。
【0027】本発明に係るさらに別の情報処理端末は、
映像・音響機器と連携したサービスを提供するためのア
プリケーションプログラムが動作するパーソナルコンピ
ュータ本体とディジタル通信路を介して接続されるとと
もに、映像・音響機器と接続され映像・音響機器との間
で映像信号、音響信号あるいは制御信号を送受信するも
のであって、通信路接続手段と、映像音響機器接続手段
と、映像音響データ送受信手段とを備えている。通信路
接続手段は、パーソナルコンピュータ本体と双方向通信
を行うためのものである。映像音響機器接続手段は、映
像・音響機器との間で映像信号、音響信号あるいは制御
信号を送受信するためのものである。映像音響データ送
受信手段は、パーソナルコンピュータ本体上のアプリケ
ーションプログラムとの間で映像信号、音響信号あるい
は制御信号を送受信するものである。
【0028】本発明に係るさらに別の情報処理端末は、
動画像データおよび音声データを処理可能なパーソナル
コンピュータ本体とディジタル通信路を介して接続さ
れ、テレビジョン受像機に表示可能なビデオ信号および
音声信号を生成するものであって、パーソナルコンピュ
ータ本体から送出される動画像データおよび音声データ
を受信し、これをテレビジョン受像機に表示可能なビデ
オ信号および音声信号に変換するビデオ信号変換手段を
備える。
【0029】本発明に係るパーソナルコンピュータは、
送信されてくるディジタル画像データに基づいてテレビ
ジョン受像機に表示するための表示画像データを構成し
これに基づいて表示画像データをテレビジョン受像機に
表示するためのビデオ信号に変換して出力する情報処理
端末とディジタル通信路を介して接続され、ディジタル
通信路を介して情報処理端末に送出するためのディジタ
ル画像データを処理可能となっている。
【0030】また、本発明に係る別のパーソナルコンピ
ュータは、テレビジョン受像機を利用してユーザにサー
ビスを提供する情報処理端末とディジタル通信路を介し
て接続され、情報処理端末と双方向通信を行うための通
信路接続手段と、情報処理端末からの要求に応じて情報
処理端末側のアプリケーションプログラムの動作に必要
なデータまたはサービスの内容を情報処理端末に送信す
るデータ送出手段とを備えている。
【0031】本発明に係るさらに別のパーソナルコンピ
ュータは、映像・音響機器との間で映像信号、音響信号
あるいは制御信号を送受信する情報処理端末とディジタ
ル通信路を介して接続され、映像・音響機器と連携した
サービスを提供するためのアプリケーションプログラム
が動作するものであって、情報処理端末と双方向通信を
行うための通信路接続手段と、映像・音響機器と連携し
たサービスを提供するためのアプリケーションプログラ
ムを動作させるアプリケーション処理手段とを備えてい
る。
【0032】本発明に係るさらに別のパーソナルコンピ
ュータは、テレビジョン受像機に表示可能なビデオ信号
および音声信号を生成する情報処理端末とディジタル通
信路を介して接続され、ディジタル通信路を介して双方
向通信を行うための通信路接続手段と、外部機器との通
信を行う外部接続手段と、動画像データおよび音声デー
タを格納可能な記憶手段と、外部接続手段により外部機
器から獲得した動画像データおよび音声データまたは記
憶手段に格納された動画像データおよび音声データを情
報処理端末に送出する情報送出手段とを備えている。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明に係る分割設置型情報処理
システムの実施形態を図を用いて説明する。
【0034】〔第1実施形態〕図1に本発明の第1実施
形態として採用される装置構成例を示す。
【0035】ここでは、パーソナルコンピュータ本体1
00と、テレビジョン受像機400とが離れた場所に設
置されており、たとえば、パーソナルコンピュータ本体
100が書斎に設置され、テレビジョン受像機400が
居間に設置されているような場合を想定している。
【0036】パーソナルコンピュータ本体100には、
キーボードやマウスなどの指示入力手段110およびア
プリケーションの実行時などの画面表示を行うモニタ1
11などが接続されている。
【0037】テレビジョン受像機400には、他の映像
音響機器として、画像データおよび音声データを録画・
再生可能なビデオデッキ510が接続されている。ま
た、テレビジョン受像機400には、テレビジョン受像
機400に表示する画面を構成する情報処理端末200
が接続されている。また、情報処理端末200には、赤
外線送受信装置421が接続されており、リモコン42
0からの指示を受け付けることが可能となっている。こ
のリモコン420は、テレビジョン受像機400に指示
を入力するためのリモコンと併用することも可能であ
り、単独で機能するものであってもよい。また、情報処
理端末200は、必要に応じてビデオデッキ510と接
続されていてもよい。
【0038】情報処理端末200は、双方向ディジタル
通信路300によってパーソナルコンピュータ本体10
0と接続されている。この双方向ディジタル通信路30
0は、たとえば、IEEE1394規格に基づいたディジタルバ
スなどで構成することができ、通信路の形態としては、
金属線、光ファイバなどの有線で構成することが一般的
であるが、赤外線あるいは電波による無線で構成するこ
とも可能である。
【0039】この第1実施形態における概略構成を示す
ブロック図を図2に示す。
【0040】パーソナルコンピュータ本体100は、プ
ロセッサ102、メモリ103、ディスク装置104な
どにより構成される。メモリ103は、ROM、RAM
などにより構成される。ディスク装置104は、ハード
ディスク(HD)、コンパクトディスク(CD(CD−
ROM、CD−Rなどを含む))、DVD(DVD−R
OM、DVD−RAMなどを含む)、光磁気ディスク
(MO)などのドライブ装置である。
【0041】また、パーソナルコンピュータ本体100
は、モニタ画像出力手段101、端末用表示データ生成
手段105、画像圧縮符号化手段106、通信路接続手
段107、外部接続手段108などを備えている。この
パーソナルコンピュータ本体100には、キーボードや
マウスなどの指示入力手段110、CRTディプレイ、
液晶ディスプレイなどのモニタ111が接続されてい
る。外部接続手段108は、モデム、ターミナルアダプ
タ、ネットワークアダプタ、SCSIアダプタ、チューナな
どを含み、アプリケーションプログラムにより、外部と
のデータのやりとりに用いられる。このことは、従来の
パーソナルコンピュータと同様である。
【0042】パーソナルコンピュータ本体100では、
各種アプリケーションプログラムおよびサーバプログラ
ムが動作するように構成されている。サーバプログラム
は、情報処理端末200上で動作するクライアントプロ
グラムからの要求に応じてパーソナルコンピュータ本体
100上でアプリケーションプログラムを動作させた
り、アプリケーションプログラムを動作させた結果を情
報処理端末200に送出したりするものであり、パーソ
ナルコンピュータ本体100の起動時に自動的に起動す
るように構成されるか、または予め手動で起動されるも
のである。また、サーバプログラム自体を予め起動して
おくのではなく、クライアントプログラムからのプログ
ラム利用要求があった時点でサーバプログラムが起動さ
れるように構成されていてもよい。
【0043】情報処理端末200は、プロセッサ20
2、メモリ203、ビデオ・音声出力手段201、表示
画面構成手段205、画像復号化手段206、通信路接
続手段207、映像音響機器接続手段208、指示入力
手段210を備えている。この指示入力手段210は、
図1におけるリモコン420および赤外線送受信装置4
21を一例として挙げることができ、キーボード、マウ
ス、ジョイスティック、その他の入力手段を設けること
も可能である。
【0044】また、情報処理端末200は、パーソナル
コンピュータ本体100上で動作するアプリケーション
プログラムを利用するためのクライアントプログラムが
動作するように構成されるものであり、指示入力手段2
10からの指示入力に基づいてパーソナルコンピュータ
本体100に各種要求を送信し、パーソナルコンピュー
タ本体100から要求に応じた情報を受信するように構
成される。
【0045】情報処理端末200のビデオ・音声出力手
段201からの映像・音響信号は、接続される外部のテ
レビジョン受像機400に入力される。また、映像音響
機器接続手段208には、パーソナルコンピュータ本体
100または情報処理端末200上で動作するアプリケ
ーションプログラムが、情報処理端末200に接続され
ている映像音響機器500と連携したサービスを提供で
きるようにするものである。映像音響機器500は、図
1に示すビデオデッキ510が一例である。
【0046】パーソナルコンピュータ本体100の通信
路接続手段107と、情報処理端末200の通信路接続
手段207は、双方向ディジタル通信路300で接続さ
れている。この双方向ディジタル通信路300は、前述
したように、IEEE1394規格に基づいたディジタルバスな
どで構成することができる。
【0047】次にこの実施形態における動作について説
明する。
【0048】〈情報処理端末の動作〉情報処理端末20
0の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
【0049】情報処理端末200において電源が投入さ
れると、ステップS10において各種パラメータなどを
リセットし初期設定を行う。ステップS11では、ユー
ザからの指示入力があったか否かを判別する。
【0050】テレビジョン受像機400の画面上で、パ
ーソナルコンピュータ本体100上で動作するアプリケ
ーションプログラムを利用する場合には、ユーザは、情
報処理端末200に対して指示入力を行うリモコン42
0などの指示入力手段210を用いてその旨の指示を入
力すればよい。
【0051】ステップS11において、ユーザからの指
示入力があったと判断した場合には、ステップS12に
移行する。ステップS12では、プロセッサ202およ
びメモリ203などを用いてクライアントプログラムを
起動させる。情報処理端末200の電源投入時に自動的
にクライアントプログラムが起動するように構成すれ
ば、このステップS12を省略することも可能である。
【0052】ステップS13では、クライアントプログ
ラムが通信路接続手段207を介してパーソナルコンピ
ュータ本体100上のアプリケーションプログラムを利
用したい旨の利用要求を送信する。ステップS14で
は、パーソナルコンピュータ本体100からの応答があ
ったか否かを判別する。ステップS14において、パー
ソナルコンピュータ本体100からの応答がないと判断
した場合には、ステップS17に移行する。ここで、パ
ーソナルコンピュータ本体100からの応答がない原因
としては、たとえば、ホストコンピュータ本体100の
主電源が入っていない場合やその他が考えられる。
【0053】ステップS17では、テレビジョン受像機
400の画面上にホストからの応答がない旨の表示を行
うか、または警告音を発生するなどの方法を用いて、ユ
ーザに対してパーソナルコンピュータ本体100からの
応答がない旨を伝え、ユーザからの指示待ちの状態とす
る。ステップS18では、ユーザからの次の指示があっ
たか否かを判別する。ユーザからの指示がない場合に
は、ステップS17に移行してさらに指示待ちの状態を
継続し、ユーザからの指示があった場合には、ステップ
S19に移行する。ステップS19では、ユーザからの
指示に基づく処理を行う。
【0054】ステップS14において、パーソナルコン
ピュータ本体100からの応答があった場合には、ステ
ップS15に移行する。ステップS15では、ユーザか
らの指示に基づいてパーソナルコンピュータ本体100
との通信を行い、パーソナルコンピュータ本体100上
で動作するアプリケーションプログラムを利用するため
のデータの授受を行う。
【0055】このとき、情報処理端末200では、クラ
イアントプログラムによる制御に基づいて、通信路接続
手段207を介して画像データあるいは表示コマンドを
受け取り、画像データが符号化されている場合には、画
像復号化手段206によって復号化を行い、表示画面構
成手段205を用いてテレビジョン受像機400に表示
すべき画面データの構成を行う。
【0056】構成された画面データは、ビデオ・音声出
力手段201により、テレビジョン受像機400に入力
可能なビデオ信号に変換されて出力され、それがテレビ
ジョン受像機400に入力されて画面が表示される。ユ
ーザは、テレビジョン受像機400に表示される画面を
見ながら、指示入力手段210を用いてアプリケーショ
ンプログラムに対する指示を入力することができる。情
報処理端末200上のクライアントプログラムは、ユー
ザからの指示入力に基づいて、パーソナルコンピュータ
本体100上のサーバプログラムを介してアプリケーシ
ョンプログラムに指示を伝達することとなる。
【0057】ステップS15におけるアプリケーション
プログラムの利用が終了した場合には、ステップS16
に移行する。ステップS16では、その他の処理を行
い、ステップS11に移行する。
【0058】〈パーソナルコンピュータ本体の動作〉パ
ーソナルコンピュータ本体100の動作を図4のフロー
チャートを用いて説明する。
【0059】パーソナルコンピュータ本体100におい
て電源が投入されると、ステップS21において各種パ
ラメータなどをリセットし初期設定を行う。このとき、
同時にサーバプログラムを起動させるように構成するこ
とができる。
【0060】ステップS22では、指示入力手段110
を介してユーザからの指示入力があったか否かを判別す
る。ユーザがモニタ111の画面上でアプリケーション
プログラムを利用する場合には、指示入力手段110か
ら指示入力するものであり、この場合には、ステップS
23に移行する。ステップS23では、プロセッサ10
2、メモリ103、ディスク装置104などによってア
プリケーションプログラムを動作させ、ユーザにサービ
スを提供する。この場合、プログラムの動作によって生
成される画面はモニタ画像出力手段101によって画像
信号に変換され、モニタ111上に表示される。また、
アプリケーションプログラムに対するユーザからの指示
は、指示入力手段110によって入力され、入力された
指示に基づいてアプリケーションプログラムを実行し
て、生成された画像をモニタ111上に表示する。
【0061】ステップS24では、情報処理端末200
からアプリケーションプログラムの利用要求があったか
否かを判別する。情報処理端末200上のクライアント
プログラムからアプリケーションプログラムの利用要求
があった場合には、ステップS25に移行する。ステッ
プS25では、装置が待機状態であるか否かを判別す
る。装置が待機状態であるか否かは、情報処理端末20
0からのアプリケーションプログラム利用要求があった
場合に、通信路接続手段107によって判別するように
構成することができる。主電源が入っているもののプロ
セッサ102やディスク装置104などが稼働していな
い、いわゆる待機状態にある場合には、ステップS26
に移行する。ステップS26では、通信路接続手段10
7によってパーソナルコンピュータ本体100を待機状
態から稼働状態に復帰させる。
【0062】ステップS27では、パーソナルコンピュ
ータ本体100上で動作しているサーバプログラムが、
情報処理端末200からのアプリケーションプログラム
利用要求を受け付ける。
【0063】ステップS27において、パーソナルコン
ピュータ本体100のサーバプログラムがクライアント
プログラムからのプログラム利用要求を受け付けると、
ステップS28において、サーバプログラムは双方向デ
ィジタル通信路300を介してクライアントプログラム
と通信を行い、クライアントプログラムからの指示に基
づいて、パーソナルコンピュータ本体100上のアプリ
ケーションプログラムの起動や終了を行ったり、アプリ
ケーションプログラムにクライアントプログラムからの
指示を伝達したり、アプリケーションプログラムからデ
ータを受け取ってクライアントプログラムに伝達したり
する。
【0064】クライアントプログラムからの利用要求に
基づいて、パーソナルコンピュータ本体100上でサー
バプログラムにより制御されて動作しているアプリケー
ションプログラムは、端末用表示データ生成手段105
を用いて、情報処理端末200側に表示すべき画像デー
タあるいは情報処理端末200において表示処理を行う
ための表示コマンドを生成する。これらの画像データあ
るいは表示コマンドは、サーバプログラムによる制御に
基づいて、通信路接続手段107および双方向ディジタ
ル通信路300を介して情報処理端末200に送出され
る。このとき、送るべき画像データが圧縮可能であれ
ば、画像圧縮符号化手段106によって圧縮符号化され
た画像データが情報処理端末200に送出される。
【0065】ステップS28において、情報処理端末2
00側からの指示により、アプリケーションプログラム
の利用が終了した場合には、ステップS29に移行す
る。ステップS29では、他の処理を実行する。
【0066】なお、ステップS21の初期設定時にサー
バプログラムを起動せずに、情報処理端末200からの
アプリケーションプログラムの利用要求があった場合に
サーバプログラムを起動するように構成することも可能
である。この場合、ステップS27においてサーバプロ
グラムを起動し、起動したサーバプログラムによって情
報処理端末200からの利用要求を受け付けるように構
成すればよい。
【0067】以上のように、パーソナルコンピュータ本
体100とは離れた場所に設置されたテレビジョン受像
機400の画面上で、パーソナルコンピュータ本体10
0上で動作するアプリケーションプログラムを利用する
ことが可能となる。
【0068】このような実施形態において、さらに、パ
ーソナルコンピュータ本体100の端末用表示データ生
成手段105あるいは情報処理端末200の表示画面構
成手段205に、画像データの任意の範囲についてリア
ルタイムで解像度変換を施すことができる機能を持たせ
ることが可能である。この場合には、表示内容の拡大・
縮小を滑らかに行い、いわゆるズーム表示を行うことを
可能とする。
【0069】このような第1実施形態において、パーソ
ナルコンピュータ本体100が外部接続手段108を介
して情報サービスを受けることが可能な場合に、テレビ
ジョン受像機400側で同じ情報サービスを受けること
が可能となるように構成することができる。
【0070】この場合、パーソナルコンピュータ本体1
00上で動作するアプリケーションプログラムは、情報
処理端末200上で動作するクライアントプログラムか
らの指示に基づいて、外部接続手段108を用いて外部
との情報の授受を行ったり、ディスク装置104にデー
タを保存したり、ディスク装置104からデータを読み
出したりしながら、情報処理端末200側で表示すべき
画像データあるいは表示コマンドを生成し、情報処理端
末200に送出する。情報処理端末200側では、この
画像データまたは表示コマンドを受け取って、それに基
づいて構成した表示画面データをビデオ信号に変換し、
テレビジョン受像機400に出力して表示させることに
より、ディスク装置や外部接続装置を備える単独のセッ
トトップボックスと同等以上のサービスを提供すること
が可能となる。
【0071】単体のセットトップボックスをテレビジョ
ン受像機に接続する場合、外部からの情報サービスの提
供を利用するためには、モデムやチューナなどの外部接
続手段がこのセットトップボックスに備わっている必要
がある。また、より高度なサービスを提供するために
は、大量の情報を蓄積するためのディスク装置が不可欠
となる。一方、パーソナルコンピュータ本体側には、モ
デムなどの外部接続手段やディスク装置が標準で備わっ
ているのが一般的である。
【0072】上述のような構成とすることにより、パー
ソナルコンピュータ本体100とは別の場所に設置した
テレにビジョン受像機400で情報サービスを受けたい
場合に、ディスク装置や外部接続装置を備える単体のセ
ットトップボックスを購入してテレビジョン受像機に接
続する場合に比して安い付加コストで、より高度なサー
ビスの提供を受けることが可能となる。
【0073】また、DVDドライブなどのディスク装
置、あるいはディジタルテレビジョン放送チューナなど
の外部接続手段から得られる、MPEG2方式などで圧
縮符号化された動画像データを、パーソナルコンピュー
タ本体100上のアプリケーションプログラムが処理可
能である場合には、テレビジョン受像機400側でこれ
を利用することが可能とすることができる。この場合、
パーソナルコンピュータ本体100のアプリケーション
プログラムは、通信路接続手段107および双方向ディ
ジタル通信路300を介して情報処理端末200に動画
像データを送出するように構成される。情報処理端末2
00上のプログラムは、通信路接続手段207を介して
受け取った動画像データを、画像復号化手段206によ
って復号化し、符号化された音声データが付随している
場合にはそれについても復号化を行う。ビデオ・音声信
号出力手段201は、復号化された動画像データおよび
音声データをテレビジョン受像機400に入力するため
のビデオ信号および音声信号に変換し、テレビジョン受
像機400に出力して表示させる。
【0074】〔第2実施形態〕情報処理端末200上で
動作するアプリケーションプログラムにより、それ自身
でサービスを提供するように構成できる。この場合、情
報処理端末200上で動作するアプリケーションプログ
ラムでは、端末に表示する画面の生成を自ら行う。ま
た、必要に応じて、パーソナルコンピュータ本体100
上のサーバプログラムに対して、データの提供あるいは
タスクの実行を要求する。それに対して、パーソナルコ
ンピュータ本体100上のサーバプログラムは、情報処
理端末200上のアプリケーションプログラムからの要
求に従い、必要ならばパーソナルコンピュータ本体10
0上のアプリケーションプログラムを動作させ、要求さ
れたデータの提供あるいはタスクの実行を行う。
【0075】このようなアプリケーションプログラムの
例としてはWWWブラウザがある。情報処理端末200
上のWWWブラウザプログラムは、ユーザからの指示入
力に基づいて、必要なデータをパーソナルコンピュータ
本体100上のサーバプログラムに要求する。サーバプ
ログラムは、自らあるいは別のアプリケーションプログ
ラムと連携してディスク装置104あるいは外部接続手
段108を用いて必要なデータを獲得し、獲得したデー
タをWWWブラウザに提供する。データを受け取った情
報処理端末200上のWWWブラウザは、表示すべき画
面データを生成し、その画面はビデオ・音声出力手段2
01を介して出力され、テレビジョン受像機400に表
示される。
【0076】さらに、上記のサーバプログラムあるいは
それと連携して動作するアプリケーションプログラム
は、外部接続手段108を介して獲得したデータを、単
にWWWブラウザに提供するだけでなく、キャッシュデ
ータとしてディスク装置104に記憶する。これによ
り、一度WWWブラウザが要求したデータが再度必要に
なった場合は、そのデータがディスク装置104に保存
されている間は、再度外部からそれを獲得する必要がな
く、ディスク装置104から読み出すだけでよい。
【0077】さらには、上記のサーバプログラムあるい
はそれと連携して動作するアプリケーションプログラム
は、WWWブラウザから要求があった場合だけでなく、
必要となりそうなデータを予測してあらかじめ外部接続
手段108を介して獲得し、ディスク装置104に保存
しておくように構成することも可能である。これによ
り、WWWブラウザがデータを要求したとき、そのデー
タがすでにディスク装置104内に存在する場合が多く
なり、その場合はディスク装置104からデータを読み
出してWWWブラウザに提供するだけでよいので、ユー
ザからの指示入力に対する表示内容更新のレスポンスが
大幅に向上する。
【0078】この第2実施形態では、上述した第1実施
形態とほぼ同様の装置構成で実現することが可能であ
る。
【0079】〔第3実施形態〕この第3実施形態では、
パーソナルコンピュータ本体100上で動作するアプリ
ケーションプログラムで、パーソナルコンピュータ本体
100と別の場所に設置された映像・音響機器と連携し
たサービスを提供することを可能にする構成を示す。図
5にその装置構成例を示す。ここでは、映像音響機器と
して、ビデオデッキ510およびチューナ520が情報
処理端末200に接続された構成を示している。また、
パーソナルコンピュータ本体100および情報処理端末
200の構成は、図2に示す第1実施形態の構成とほぼ
同様のものとすることができる。
【0080】情報処理端末200の映像音響機器接続手
段208は、チューナやVTRなどの映像音響機器に対
して、制御信号を送受信する手段、および映像・音響信
号を送受信する手段からなる。制御信号を送受信する手
段は、IEEE1394規格などのディジタルバスを用いること
もでき、赤外線送受信装置、あるいはその他の有線を用
いて構成することも可能である。映像・音響信号を送受
信する手段は、同じくディジタルバスを用いてもよく、
アナログの映像・音響信号線を用いて接続する方法を採
ってもよい。アナログ信号線による接続の場合、映像音
響機器接続手段208は、A/D変換手段やD/A変換
手段を備える必要がある。なお、映像音響機器接続手段
にIEEE1394規格のディジタルバスを用いる場合は、ハー
ドウェアの一部を通信路接続手段207と共用すること
ができる。
【0081】この実施形態では、前述の実施形態とは異
なり、情報処理端末200上でサーバプログラムを動作
させる。パーソナルコンピュータ本体100上では、情
報処理端末200側の映像・音響機器と連携動作するた
めのアプリケーションプログラムを動作させる。
【0082】〈パーソナルコンピュータ本体の動作〉こ
の第3実施形態におけるパーソナルコンピュータ本体1
00の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
【0083】パーソナルコンピュータ本体100におい
て電源が投入されると、ステップS31において各種パ
ラメータなどをリセットし初期設定を行う。ステップS
32では、ユーザからの指示入力があったか否かを判別
する。たとえば、ユーザが指示入力手段110を用いて
クライアントプログラムの起動を指示し、映像音響機器
と連携したサービスの利用要求の指示入力をした場合
に、これに基づいて指示入力があったと判別してステッ
プS33に移行する。
【0084】ステップS33では、プロセッサ102お
よびメモリ103などを用いてクライアントプログラム
を起動させ、このクライアントプログラムにより通信路
接続手段107を介して情報処理端末200に接続され
た映像音響機器と連携したサービスを利用したい旨の利
用要求を送信する。ステップS34では、情報処理端末
200からの応答があったか否かを判別する。ステップ
S34において、情報処理端末200からの応答がない
と判断した場合には、ステップS36に移行する。ここ
で、情報処理端末200からの応答がない原因として
は、たとえば、情報処理端末200の主電源が入ってい
ない場合やその他が考えられる。
【0085】ステップS36では、モニタ111の画面
上に情報処理端末200からの応答がない旨の表示を行
うか、または警告音を発生するなどの方法を用いて、ユ
ーザに対して情報処理端末200からの応答がない旨を
伝え、ユーザからの指示待ちの状態とする。ステップS
37では、ユーザからの次の指示があったか否かを判別
する。ユーザからの指示がない場合には、ステップS3
6に移行してさらに指示待ちの状態を継続し、ユーザか
らの指示があった場合には、ステップS38に移行す
る。ステップS38では、ユーザからの指示に基づく処
理を行う。
【0086】ステップS34において、情報処理端末2
00からの応答があった場合には、ステップS35に移
行する。ステップS35では、情報処理端末200側の
映像音響機器と連携動作するためのアプリケーションプ
ログラムを起動し、ユーザからの指示に基づいて情報処
理端末200との通信を行い、映像音響機器と連携した
サービスのためのデータ授受を行う。このとき、パーソ
ナルコンピュータ本体100の指示入力手段110より
入力されたユーザの指示に基づき、あるいはプログラム
自身の自動的な動作により、サーバプログラムを介し
て、映像音響機器接続手段208を用いて、外部の映像
・音響機器と制御信号あるいは映像・音声信号の授受を
行い、連携したサービスをユーザに提供する。
【0087】ステップS35における映像音響機器と連
携したサービスの利用が終了した場合には、ステップS
39に移行する。ステップS39では、その他の処理を
行い、ステップS32に移行する。
【0088】〈情報処理端末の動作〉情報処理端末20
0の動作を図7のフローチャートを用いて説明する。
【0089】情報処理端末200において電源が投入さ
れると、ステップS41において各種パラメータなどを
リセットし初期設定を行う。このとき、同時にサーバプ
ログラムを起動させるように構成することができる。
【0090】ステップS42では、パーソナルコンピュ
ータ本体100から映像音響機器と連携したサービスの
利用要求があったか否かを判別する。パーソナルコンピ
ュータ本体100のクライアントプログラムから映像音
響機器と連携したサービスの利用要求があった場合に
は、ステップS43に移行する。ステップS43では、
情報処理端末200上で動作しているサーバプログラム
が、パーソナルコンピュータ本体100から送られてき
た映像音響機器と連携したサービスの利用要求を受け付
ける。
【0091】ステップS44では、サーバプログラムは
双方向ディジタル通信路300を介してパーソナルコン
ピュータ本体100のアプリケーションプログラムと通
信を行い、アプリケーションプログラムからの指示に基
づいて、映像音響機器接続手段208を用いて、映像音
響機器と制御信号、映像音声信号などの授受を行い、こ
れをパーソナルコンピュータ本体100側に送出して、
連携したサービスを提供する。
【0092】〔第4実施形態〕本発明の第4実施形態に
ついて、図8の概略ブロック構成図に基づいて説明す
る。ただし、図2に示した第1実施形態と同様の構成に
ついては、同じ符号を付しその説明を省略するものとす
る。
【0093】この第4実施形態では、パーソナルコンピ
ュータ本体100の外部接続手段108にモデム、ター
ミナルアダプタなどの通信装置610が接続されてい
る。また、外部接続手段108は双方向ディジタル通信
路300を介して、情報処理端末200と通信装置61
0とを接続可能としている。
【0094】情報処理端末200には、電話回線より着
信があった場合に、情報処理端末200が待機状態であ
れば自動的に稼働状態に復帰する復帰手段211を備え
ている。また、電話回線より着信があった場合に、この
着信に対して予め設定した応答および処理を行うプログ
ラムを動作させておく。
【0095】通信装置610を介して電話回線からの着
信があった場合に、パーソナルコンピュータ本体100
が待機状態にあるとき、外部接続手段108は情報処理
端末200にこの着信を取らせるように構成する。情報
処理端末200では、電話回線からの着信があった場合
に、待機状態ならば復帰手段211により装置を稼働状
態に復帰させる。このあと、情報処理端末200上で動
作しているプログラムにより、着信に対して予め設定し
た応答および処理を行う。
【0096】この予め設定した応答及び処理を実行して
いる間に、復帰手段211により復帰コマンドを生成
し、これをパーソナルコンピュータ本体100側に送出
して、パーソナルコンピュータ本体100を待機状態か
ら復帰させるように構成することも可能である。また、
情報処理端末200側に、外部接続手段を設け、この外
部接続手段にモデムやターミナルアダプタなどの通信装
置を接続して、常に情報処理端末200側で電話回線か
らの着信を取るように構成することも可能である。
【0097】一般に、情報処理端末200はパーソナル
コンピュータ本体100よりも装置構成が小さく、待機
状態から稼働状態に復帰する時間が短いので、上述の構
成にすることによって、電話回線の着信に対して素早い
応答が可能となる。
【0098】〔第5実施形態〕ビデオ録画再生アプリケ
ーションをパーソナルコンピュータ100上で動作さ
せ、これをパーソナルコンピュータ本体100および情
報処理端末200のいずれからも利用できるようにした
例を第5実施形態として示す。この第5実施形態の機能
ブロック図を図9に示す。
【0099】この実施形態は、パーソナルコンピュータ
本体100、情報処理端末200およびそれらの間を接
続する双方向ディジタル通信路300からなる。情報処
理端末200には、テレビジョン受像機400やビデオ
デッキ510などを接続して利用する。この実施形態で
は、パーソナルコンピュータ本体100においてテレビ
放送番組を録画し、その再生画像をテレビジョン受像機
400に表示することを目的とする。また、情報処理端
末200に接続したビデオデッキ510を制御し、パー
ソナルコンピュータ本体100に録画したビデオ画像を
ビデオテープにダビングしたり、ビデオテープからビデ
オ画像をパーソナルコンピュータ本体100に取り込ん
だりすることを目的とする。
【0100】パーソナルコンピュータ本体100には、
テレビジョン放送を受信するためのチューナ151、チ
ューナ151によって受信した画像データを圧縮符号化
するためのMPEGエンコーダ152、MPEGエンコ
ーダ152により圧縮符号化された画像データを保存す
ることが可能なハードディスク153が設けられてい
る。
【0101】また、パーソナルコンピュータ本体100
には、ユーザインターフェイス画面生成部154および
このユーザインターフェイス画面生成部154で生成さ
れた画面を圧縮符号化するためのMPEGエンコーダ1
55を備えている。パーソナルコンピュータ本体100
の各部は、搭載されているビデオ録画再生アプリケーシ
ョン161によって制御されている。このビデオ録画再
生アプリケーション161は、ビデオ録画予約設定プロ
グラム、ビデオ録画制御プログラム、ビデオ再生制御プ
ログラムから構成されている。
【0102】情報処理端末200は、MPEGエンコー
ダ155から送出されるユーザインターフェイス画面や
ビデオ録画再生アプリケーション161によってハード
ディスク153から読み出された画像データを復号化す
るためのMPEGデコーダ251、MPEGデコーダ2
51で復号化された画像データを一部拡大・縮小したり
合成を行ってテレビジョン受像機400に出力するため
の画面構成を行う出力画面構成部252、出力画面構成
部252で構成された画面をビデオ信号に変換して出力
するためのビデオ出力部253、パーソナルコンピュー
タ本体100側から送出されてきた画像データに添付さ
れた音声データを出力するためのオーディオ出力部25
4を備えている。
【0103】また、情報処理端末200は、ビデオデッ
キ510からの画像データが入力されるビデオ入力部2
55と、ビデオデッキ510からの音声データが入力さ
れるオーディオ入力部256と、ビデオ入力部255か
ら入力された画像データおよびオーディオ入力部256
から入力された音声データを圧縮符号化するMPEGエ
ンコーダ257とを備えている。
【0104】さらに、情報処理端末200には、赤外線
送受信装置421と接続されてリモコン420からの指
示入力を受け付けるとともにビデオデッキ510に対す
る制御信号を送出する入出力コントローラ261が設け
られている。この入出力コントローラ261は、パーソ
ナルコンピュータ本体100のビデオ録画再生アプリケ
ーションからの制御命令を受け取ってビデオデッキ51
0への制御信号を生成するとともに、赤外線送受信装置
421を介して送信されてくるユーザからの指示入力を
パーソナルコンピュータ本体100のビデオ録画再生ア
プリケーションに送出する。
【0105】〈録画予約設定〉この実施形態において、
パーソナルコンピュータ本体100のハードディスク1
53にテレビ番組の予約録画を行う場合には、ビデオ録
画再生アプリケーションのうちビデオ録画予約設定プロ
グラムを起動し、ユーザからの録画予約を受け付ける。
録画予約は、パーソナルコンピュータ本体100に接続
されたモニタ111の画面および指示入力手段110を
用いて行ってもよいし、情報処理端末200に接続され
たテレビジョン受像機400に表示されるユーザインタ
ーフェイス画面を通じて行ってもよい。
【0106】前者の場合、ユーザは一般のアプリケーシ
ョンプログラムの場合と同様、パーソナルコンピュータ
本体100のモニタ111画面上でビデオ録画予約設定
プログラムを起動し、録画予約を行えばよい。
【0107】後者の場合、まずユーザは、情報処理端末
200側のリモコン420を操作して指示を与え、双方
向ディジタル通信路300を介してパーソナルコンピュ
ータ本体100上のビデオ録画予約設定プログラムを起
動する。ビデオ録画予約設定プログラムが起動される
と、このプログラムは、ユーザインターフェイス画面生
成部154に指示を出して、番組録画予約のためのユー
ザインターフェイス画面を生成する。生成されたユーザ
インターフェイス画面は、MPEGエンコーダ155に
より符号化され、双方向ディジタル通信路300を通っ
て情報処理端末200に送出される。
【0108】情報処理端末200では、MPEGデコー
ダ251によりユーザインターフェイス画面を復元し、
出力画面構成部252で最終出力画像として再構成し
て、ビデオ出力部253を通してテレビジョン受像機4
00に出力する。ユーザは、この画面を見ながら、リモ
コン420を操作して録画予約を行う。リモコン420
による指示内容は、赤外線送受信装置421に送られ、
入出力コントローラ261を経由して、双方向ディジタ
ル通信路300経由でビデオ録画予約設定プログラムに
送られ、ビデオ録画予約設定処理が行われる。さらに、
ビデオ録画予約設定プログラムは、リモコン420から
の指示内容および現在の予約状況に基づいて新たなユー
ザインターフェイス画面を生成する。以上を繰り返すこ
とにより、予約処理が行われる。
【0109】以上より、パーソナルコンピュータ本体1
00のモニタ111上だけでなく、離れて設置したテレ
ビジョン受像機400の画面上からもビデオ録画予約設
定を行うことができる。
【0110】予約設定された内容に基づいた番組録画
は、以下のとおり実行される。
【0111】ビデオ録画制御プログラムは、予約された
時間が来ると、予約内容に基づいてチューナ151を制
御し番組を受信する。受信された番組はMPEGエンコ
ーダ152により符号化され、ハードディスク153に
格納される。ただし、受信する番組がMPEGによるデ
ィジタル放送の場合は、MPEGエンコーダ152によ
る符号化は不要であり、受信したMPEGビットストリ
ームデータをそのままハードディスク153に格納すれ
ばよい。
【0112】〈ビデオ再生制御〉録画された番組の再生
は以下の通り行われる。その動作を図10にフローチャ
ートとして示す。
【0113】ビデオ再生制御プログラムが起動される
と、ステップS51において、ユーザインターフェイス
画面生成部154に指示を出し、ビデオ再生のためのユ
ーザインターフェイス画面を生成する。ステップS52
では、生成されたユーザインターフェイス画面をMPE
Gエンコーダ155により符号化する。ステップS53
では、双方向ディジタル通信路300を介して情報処理
端末200に送出する。
【0114】ステップS54では、ビデオ再生制御プロ
グラムは情報処理端末200に制御信号を送出して、M
PEGデコーダ251によりユーザインターフェイス画
面の復号化を行わせる。ステップS55では、復号化さ
れたユーザインターフェイス画面を出力画面構成部25
2によりテレビジョン受像機400に表示するための画
像として構成させる。
【0115】ステップS56では、出力画面構成部25
2で構成された表示画像をビデオ出力部253を介して
出力させる。この表示画像はビデオ出力部253を通し
てテレビジョン受像機400に出力される。
【0116】ステップS57では、リモコン420を介
して入力されるユーザの指示の受け付けを行う。ユーザ
はテレビジョン受像機400に表示されるユーザインタ
ーフェイス画面を見ながら、リモコン420を操作して
番組再生の指示を行う。リモコン420から入力される
指示入力は、赤外線送受信装置421を介して入出力コ
ントローラ261に送出され、さらに双方向ディジタル
通信路300を介してビデオ再生制御プログラムに送ら
れる。
【0117】ステップS58では、ビデオ再生処理の制
御が必要か否かを判別する。ユーザによる指示入力が発
生した場合およびビデオ再生処理に関し状況変化が生じ
た場合、ビデオ再生制御プログラムは必要な処理を行
う。たとえば、ビデオ再生の指示入力が発生した場合、
ビデオ再生制御プログラムは、ステップS59に移行し
てビデオ再生処理ルーチンを起動する。また、再生停止
の指示入力が発生した場合は、ビデオ再生処理を終了す
る。
【0118】ステップS60ではその他必要な処理を行
う。ステップS61では、プログラムを終了するか否か
を判別し、プログラムを終了する場合以外は、新たなユ
ーザインターフェイス画面を生成し、以上の処理を繰り
返す。
【0119】図10ステップS59におけるビデオ再生
処理ルーチンについて、図11に基づいて説明する。再
生を継続する間は、ステップS71において、ハードデ
ィスク153から連続的にMPEGデータを読み出し、
双方向ディジタル通信路300経由で情報処理端末20
0に送出する。ステップS72では、情報処理端末20
0側に送出されたMPEGデータを、MPEGデコーダ
251で復号化させる。ステップS73では、出力画面
構成部252により、デコードされたビデオ再生画像
を、別途送られたユーザインターフェイス画面と合成す
るか、あるいは、いずれかの画像を選択的に出力させ
る。ステップS74では、出力画面構成部252で構成
された画像をビデオ出力部253でビデオ信号に変換し
て出力させる。同時に、オーディオ出力部254から
は、MPEGデータからデコードされたオーディオデー
タをオーディオ信号に変換して出力させる。ステップS
75では、再生が終了したか否かを判別し、再生が終了
していない場合には、ステップS71に移行して同じ動
作を繰り返す。
【0120】以上により、ビデオ再生アプリケーション
が実現される。
【0121】〈ビデオデッキとパーソナルコンピュータ
の間でのビデオダビング〉本実施形態において、情報処
理端末200にビデオ入力部255およびオーディオ入
力部256と、MPEGエンコーダ257を設けること
により、情報処理端末200に接続したビデオデッキ5
10から、パーソナルコンピュータ本体100のハード
ディスク153にビデオ画像をダビングすることができ
る。
【0122】ビデオ録画再生制御アプリケーションは、
双方向ディジタル通信路300、入出力コントローラ2
61を介し、赤外線送受信装置421からビデオデッキ
510を制御する信号を送信することにより、ビデオデ
ッキ510の操作を行うことができ、ユーザが手動でビ
デオデッキ510を操作することなく、ビデオデッキ5
10に装着されたビデオテープとハードディスク153
とを自動的に同期動作させてダビングを行うことができ
る。
【0123】以上のように、この実施形態により、遠隔
設置したパーソナルコンピュータ本体100とテレビジ
ョン受像機400やビデオデッキ510を、双方向ディ
ジタル通信路300および情報処理端末200を介して
接続し、パーソナルコンピュータ本体200のハードデ
ィスク153に録画されたビデオ画像を、情報処理端末
200からの操作で再生することができる。また、テレ
ビジョン受像機400に表示したユーザインターフェイ
ス画面を見ながら、パーソナルコンピュータ本体100
での番組予約やビデオ再生の操作を情報処理端末200
側で行うことができる。さらに、情報処理端末200側
にビデオデッキ510を接続し、リモコン信号でビデオ
デッキ510を自動制御しながらハードディスク153
とビデオテープの間でビデオ画像のダビングを行うこと
ができる。
【0124】なお、以上の実施形態において、通信路容
量に余裕があるならば、ユーザインターフェイス画面の
転送の際に、MPEGエンコーダ155およびMPEG
デコーダ251を使わずに、非圧縮のユーザインターフ
ェイスの画面を転送することも可能である。
【0125】〔第6実施形態〕本発明の第6実施形態の
機能ブロック図を図12に示す。
【0126】第5実施形態において、パーソナルコンピ
ュータ本体100のユーザインターフェイス画面生成部
154およびMPEGエンコーダ155を省略して、情
報処理端末200側にユーザインターフェイス画面生成
部271を設けたのがこの第6実施形態である。
【0127】前述の第5実施形態では、ユーザインター
フェイス画面生成をパーソナルコンピュータ本体100
で行い、双方向ディジタル通信路300を通して情報処
理端末200に送ることを特徴としていた。これによ
り、情報処理端末200でユーザインターフェイス画面
生成を行う必要がなくなるため、情報処理端末200の
構成を簡単にすることができるが、画面転送のために多
くの帯域幅が必要となる。
【0128】これに対して、この第6実施形態の構成で
は、情報処理端末200上でユーザインターフェイス画
面を生成を行うようにしている。このため、ユーザイン
ターフェイス画面を送受信する必要がなく、双方向ディ
ジタル通信路300の負担が軽くなる。
【0129】〔第7実施形態〕図13に本発明の第7実
施形態の機能ブロック図を示す。この実施形態では、パ
ーソナルコンピュータ本体100から離れた場所に設置
した情報処理端末200に接続したテレビジョン受像機
400でWWWブラウザによるコンテンツの閲覧ができ
るようにするものである。
【0130】この実施形態では、たとえば、OSとして
Microsoft Windows の動作するパーソナルコンピュータ
本体100と、非Windows OS の動作する情報処理端末
200、それらを接続するIEEE1394規格などによる双方
向ディジタル通信路300により構成する。
【0131】パーソナルコンピュータ本体100は、回
線を介して外部のネットワークと通信可能なネットワー
クアダプタ181と、WWWコンテンツを表示可能なブ
ラウザメインモジュール182と、プラグインモジュー
ル183とを備えている。また、パーソナルコンピュー
タ本体100は、各種データの格納が可能なハードディ
スク153を備えている。各モジュールは、Microsoft
Windows系のOS上で動作している。
【0132】情報処理端末200は、非Windows 系のO
S上で動作するユーザインターフェイスモジュール28
1、パーソナルコンピュータ本体100のブラウザメイ
ンモジュール182から送出されてくるページ画像を保
持するページ画像バッファ282、テレビジョン受像機
400に表示するための表示画面を構成する表示画面構
成部283、ブラウザメインモジュール182から送出
されるオーディオデータを受け付けるオーディオ信号処
理部284、表示画面構成部283で構成された画像デ
ータをビデオ信号に変換してテレビジョン受像機400
に出力するビデオ出力部285、オーディオ信号処理部
284からのオーディオ信号をテレビジョン受像機40
0に出力するオーディオ出力部286などを備えてい
る。さらに、情報処理端末200には、赤外線送受信装
置421と接続され、リモコン420から入力されるユ
ーザからの指示入力を受け付ける入力コントローラ28
7が設けられている。
【0133】現在、WWWコンテンツの表現形式は常に
拡張されており、最新のWWWコンテンツをブラウザで
表示できるようにするためには、ブラウザのバージョン
アップや、プラグインモジュールの追加が必要となる。
これらのバージョンアップやプラグインモジュールの多
くは、Microsoft Windows およびPC/AT互換機で動作さ
せるためのものであり、一般にその規格から外れた非Wi
ndows OS の動く情報処理端末上で動作させることはで
きない。
【0134】そこで、この実施形態では、最新プラグイ
ンモジュールおよびブラウザメインモジュールを、Micr
osoft Windows の動作しているパーソナルコンピュータ
本体100上で動作させ、情報処理端末200では非Wi
ndows OS で動作するユーザインターフェイスモジュー
ル281を動作させ、パーソナルコンピュータ側で作成
したページ画像を双方向ディジタル通信路300経由で
情報処理端末200に送り、テレビジョン受像機400
上への表示に適すようにユーザインターフェイスモジュ
ール281で変換を施し、テレビジョン受像機400に
出力する。
【0135】この実施形態の動作を図14にフローチャ
ートとして示す。
【0136】まず、ユーザがリモコン420を操作した
場合、ステップS81において情報処理端末200側の
ユーザインターフェイスモジュール281を起動する。
ステップS82では、ユーザインターフェイスモジュー
ル281は、双方向ディジタル通信路300で接続され
たパーソナルコンピュータ本体100の状態を調べ、稼
働状態であるかあるいはスリープ状態であるかを判別す
る。ここで、パーソナルコンピュータ本体100が稼働
状態でなくスリープ状態であった場合には、ステップS
83に移行する。ステップS83では、パーソナルコン
ピュータ本体100に対してウェイクアップ命令を出
し、パーソナルコンピュータ本体100を稼働状態にす
る。ステップS84では、パーソナルコンピュータ本体
100上のブラウザメインモジュール182を起動させ
る。
【0137】ステップS85では、ユーザインターフェ
イスモジュール281は、テレビジョン受像機400に
出力する表示内容を決定し、表示に必要となるWWWペ
ージを決定する。ステップS86では、この必要なペー
ジをレンダリングしたページ画像が、情報処理端末20
0のページ画像バッファ282上にあるかどうか調べ
る。
【0138】表示に必要なページ画像がページ画像バッ
ファ282上にない場合、ステップS87に移行し、ユ
ーザインターフェイスモジュール281は、パーソナル
コンピュータ本体100のブラウザメインモジュール1
82にページ画像を要求する。ステップS88では、ブ
ラウザメインモジュール182は、要求されたページに
ついて、そのソースがハードディスク153上にすでに
存在するか否かを調べる。ここで、要求されたページに
ついてそのソースがハードディスク153上に存在しな
い場合は、ステップS89に移行して、インターネット
からこれを獲得しハードディスク153に記録する。ス
テップS90では、必要なページのソースに基づいてペ
ージ画像を生成する。このとき、必要であればプラグイ
ンモジュールを利用する。生成したページ画像は、双方
向ディジタル通信路300を経由して、情報処理端末2
00のページ画像バッファ282に送る。
【0139】情報処理端末200のページ画像バッファ
282に、表示画面作成に必要なページ画像が揃うと、
ユーザインターフェイスモジュール281は、ステップ
S91において、表示画面構成部283に指示を出し、
ページ画像バッファ282内のページ画像を用いて、表
示画面を作成する。
【0140】表示画面構成部283は、ページ画像に対
して透視変換やアフィン変換、ズーム変換などを施す機
能を持ち、そのような機能で変換された複数のページ画
像を合成する機能を持つ。この機能を用いて、ユーザイ
ンターフェイスモジュール281は、ページ画像を連続
的にズーム表示したり、複数のページを立体的に配置し
て表示することができる。これらの機能は、解像度の低
いテレビジョン受像機400でWWW閲覧を行う場合の
快適性を増すのに効果がある。
【0141】ステップS92では、表示画面構成部28
3で作成された画像を、ビデオ出力部285を介してテ
レビジョン受像機400に送出し画面に表示する。
【0142】さらに、ユーザインターフェイスモジュー
ル281は、ステップS93において、リモコン420
からの指示入力を受け付け、指示内容に応じて、再度、
表示内容を決定し、必要なページ画像を獲得して表示画
面を作成するということを繰り返す。
【0143】ステップS94では、リモコン420によ
りブラウザ終了が指示されたか否かを判別する。リモコ
ン420によりブラウザ終了が指示された場合には、ス
テップS95に移行する。ステップS95では、ブラウ
ザメインモジュール182およびユーザインターフェイ
スモジュール281を終了する。ステップS96では、
パーソナルコンピュータ本体100をスリープさせる指
示があたか否かを判別する。パーソナルコンピュータ本
体100をスリープさせる旨の指示があった場合には、
ステップS97に移行し、双方向ディジタル通信路30
0を介してパーソナルコンピュータ本体100にスリー
プ信号を送出し、パーソナルコンピュータ本体100を
スリープ状態とし、処理を終了する。
【0144】以上により、テレビジョン受像機画面を用
いたWWWブラウザが実現できる。
【0145】〔第8実施形態〕上述した各実施形態につ
いて、双方向ディジタル通信路300を、IEEE1394規格
に基づいたディジタルバスによって実現し、1つの通信
路上に複数台の情報処理端末200,200あるいは複
数台のパーソナルコンピュータ本体100,100を接
続し、それらを連携させてサービスを提供するように構
成することも可能である。
【0146】〔他の実施形態〕上述した各実施形態にお
いて、双方向ディジタル通信路300は、IEEE1394通信
路に代えてその他の任意の双方向ディジタル通信路で構
成することもできる。
【0147】また、MPEGエンコーダおよびMPEG
デコーダは、その他の任意形式の画像エンコーダおよび
画像デコーダに置き換えることができる。
【0148】
【発明の効果】本発明に係る分割設置型情報処理システ
ムでは、パーソナルコンピュータ本体と離れた場所に設
置したテレビジョン受像機において、パーソナルコンピ
ュータ本体を利用することが可能となり、テレビジョン
受像機側にパーソナルコンピュータ本体と重複した機能
を備える装置を設置する必要がなくなり、コスト面で有
利である。また、ディジタル通信路を介して画像データ
などの送受信を行っているため、高速処理が可能とな
る。
【0149】テレビジョン受像機側に設定された映像音
響機器をパーソナルコンピュータ本体で制御し、パーソ
ナルコンピュータ本体側で映像音響機器に連携したサー
ビスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が採用されるシステムの
装置構成例を示す概略図。
【図2】その機能ブロック図。
【図3】その制御フローチャート。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】本発明の第3実施形態が採用されるシステムの
装置構成例を示す概略図。
【図6】その制御フローチャート。
【図7】その制御フローチャート。
【図8】本発明の第4実施形態が採用されるシステムの
装置構成例を示す概略図。
【図9】本発明の第5実施形態が採用されるシステムの
機能ブロック図。
【図10】その制御フローチャート。
【図11】その制御フローチャート。
【図12】本発明の第6実施形態が採用されりシステム
の機能ブロック図。
【図13】本発明の第7実施形態が採用されるシステム
の機能ブロック図。
【図14】その制御フローチャート。
【符号の説明】
100 パーソナルコンピュータ本体 101 モニタ画像出力手段 102 プロセッサ 103 メモリ 104 ディスク装置 105 端末用表示データ生成手段 106 画像圧縮符号化手段 107 通信路接続手段 108 外部接続手段 110 指示入力手段 111 モニタ 200 情報処理端末 201 ビデオ・音声信号出力手段 202 プロセッサ 203 メモリ 205 表示画面構成手段 206 画像復号化手段 207 通信路接続手段 208 映像音響機器接続手段 210 指示入力手段 300 双方向ディジタル通信路 400 テレビジョン受像機 500 映像音響機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢崎 孝一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 河合 淳 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 柴田 清己 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AA01 BE07 5B089 GA01 GA21 GA23 GB01 GB04 HA01 HA11 JA35 JB04 JB05 KA01 KB04 KH11 KH28 LB04 LB14 5C025 AA28 AA29 BA21 DA08 DA10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル画像データを処理可能なパーソ
    ナルコンピュータ本体と、 テレビジョン受像機に表示可能なビデオ信号を生成する
    情報処理端末と、 前記パーソナルコンピュータ本体と前記情報処理端末と
    を接続するディジタル通信路と、を備え、 前記パーソナルコンピュータ本体は、前記ディジタル通
    信路を介して双方向通信を行うための通信路接続手段を
    有し、 前記情報処理端末は、前記ディジタル通信路を介して双
    方向通信を行うための通信路接続手段と、前記ディジタ
    ル通信路を介して前記パーソナルコンピュータ本体から
    送信されてくるディジタル画像データに基づいてテレビ
    ジョン受像機に表示するための表示画像データを構成す
    る画面構成手段と、前記画面構成手段により構成された
    表示画像データを前記テレビジョン受像機に表示するた
    めのビデオ信号に変換して出力する画像出力手段とを有
    していることを特徴とする分割設置型情報処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記パーソナルコンピュータ本体は、ディ
    ジタル画像データを圧縮符号化する符号化手段を備え、 前記情報処理端末は、前記パーソナルコンピュータ本体
    から送信されてくる圧縮符号化されたディジタル画像デ
    ータを受信し、これを復号化する復号化手段をさらに備
    えている、請求項1に記載の分割設置型情報処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記情報処理端末は、前記テレビジョン受
    像機に表示される表示画像データに関する指示を受け付
    ける指示受付手段をさらに備え、前記指示受付手段で受
    け付けた指示に基づいて、前記パーソナルコンピュータ
    本体から前記情報処理端末に送出するディジタル画像デ
    ータに関する制御データを前記パーソナルコンピュータ
    に送信する、請求項1または2に記載の分割設置型情報
    処理システム。
  4. 【請求項4】前記パーソナルコンピュータ本体は、前記
    テレビジョン受像機に表示する表示画像データに関する
    表示コマンドを生成する表示画像制御部をさらに備え、 前記情報処理端末の画面構成手段は、前記パーソナルコ
    ンピュータ本体から送信されてくるディジタル画像デー
    タおよび表示コマンドに基づいて前記テレビジョン受像
    機に表示する表示画像データを構成する、請求項1〜3
    のいずれかに記載の分割設置型情報処理システム。
  5. 【請求項5】前記パーソナルコンピュータ本体または前
    記情報処理端末は、前記情報処理端末を介してテレビジ
    ョン受像機に表示すべき解像度とは異なる解像度で作成
    されたビットマップデータについて、任意の範囲で解像
    度変換を施し、前記テレビジョン受像機に表示すべき解
    像度のビットマップデータに変換する解像度変換手段を
    さらに備えている、請求項1〜4のいずれかに記載の分
    割設置型情報処理システム。
  6. 【請求項6】テレビジョン受像機を利用してユーザにサ
    ービスを提供する情報処理端末と、前記サービスの提供
    に必要なデータを処理可能なパーソナルコンピュータ本
    体と、前記情報処理端末と前記パーソナルコンピュータ
    本体とを接続するディジタル通信路とを備え、 前記情報処理端末は、前記パーソナルコンピュータ本体
    と双方向通信を行うための通信路接続手段と、ユーザに
    サービスを提供するためのアプリケーションプログラム
    を動作させるアプリケーション処理手段と、前記アプリ
    ケーションプログラムの動作に必要なデータまたはサー
    ビスの内容を前記パーソナルコンピュータ本体に要求す
    るサービス要求手段と、前記パーソナルコンピュータ本
    体から送信されるデータまたはサービスの内容を受信す
    るサービス受信手段とを備え、 前記パーソナルコンピュータ本体は、前記情報処理端末
    と双方向通信を行うための通信路接続手段と、前記情報
    処理端末のサービス要求手段からの要求に応じて前記ア
    プリケーションプログラムの動作に必要なデータまたは
    サービスの内容を前記情報処理端末に送信するデータ送
    出手段とを備えている、分割設置型情報処理システム。
  7. 【請求項7】映像・音響機器と連携したサービスを提供
    するためのアプリケーションプログラムが動作するパー
    ソナルコンピュータ本体と、前記映像・音響機器と接続
    され前記映像・音響機器との間で映像信号、音響信号あ
    るいは制御信号を送受信する情報処理端末と、前記パー
    ソナルコンピュータ本体と前記情報処理端末とを接続す
    るディジタル通信路とを備え、 前記パーソナルコンピュータ本体は、前記情報処理端末
    と双方向通信を行うための通信路接続手段と、前記映像
    ・音響機器と連携したサービスを提供するためのアプリ
    ケーションプログラムを動作させるアプリケーション処
    理手段とを備え、 前記情報処理端末は、前記パーソナルコンピュータ本体
    と双方向通信を行うための通信路接続手段と、前記映像
    ・音響機器との間で映像信号、音響信号あるいは制御信
    号を送受信するための映像音響機器接続手段と、前記パ
    ーソナルコンピュータ本体上のアプリケーションプログ
    ラムとの間で前記映像信号、音響信号あるいは制御信号
    を送受信する映像音響データ送受信手段とを備える分割
    設置型情報処理システム。
  8. 【請求項8】前記ディジタル通信路によって接続された
    相手側の装置が待機状態にある場合に、待機状態から稼
    働状態に復帰させるための復帰コマンドを発行する復帰
    コマンド生成手段が、前記パーソナルコンピュータ本体
    および前記情報処理端末のうちの一方または両方に設け
    られ、 待機状態にある場合に、前記ディジタル通信路によって
    接続された相手側の装置から復帰コマンドを受信したと
    き、待機状態から稼働状態に復帰させる復帰制御手段が
    前記パーソナルコンピュータ本体および前記情報処理端
    末のうち他方または両方に設けられている、請求項1〜
    7のいずれかに記載の分割設置型情報処理システム。
  9. 【請求項9】前記情報処理端末は、電話回線を介して外
    部機器との通信を行う通信手段と、電話回線を介して着
    信があった場合にこれを検知する着信検出手段と、待機
    状態にあるときに前記着信検出手段により着信を検出し
    た場合に稼働状態に復帰する復帰制御手段と、外部機器
    からの着信内容に応じて予め設定された処理を実行する
    応答処理手段とを備え、 前記パーソナルコンピュータ本体は、前記情報処理端末
    の応答処理手段と連携して動作し前記応答処理手段に必
    要なデータを提供する情報提供手段を備え、 応答処理手段は、前記ディジタル通信路を介して前記パ
    ーソナルコンピュータ本体の情報提供手段を起動し、前
    記情報提供手段とともに予め設定された処理を実行す
    る、請求項1〜8のいずれかに記載の分割設置型情報処
    理システム。
  10. 【請求項10】動画像データおよび音声データを処理可
    能なパーソナルコンピュータ本体と、 テレビジョン受像機に表示可能なビデオ信号および音声
    信号を生成する情報処理端末と、 前記パーソナルコンピュータ本体と前記情報処理端末と
    を接続するディジタル通信路と、を備え、 前記パーソナルコンピュータ本体は、前記ディジタル通
    信路を介して双方向通信を行うための通信路接続手段
    と、外部機器との通信を行う外部接続手段と、動画像デ
    ータおよび音声データを格納可能な記憶手段と、前記外
    部接続手段により外部機器から獲得した動画像データお
    よび音声データまたは前記記憶手段に格納された動画像
    データおよび音声データを前記情報処理端末に送出する
    情報送出手段とを備え、 前記情報処理端末は、前記パーソナルコンピュータ本体
    の情報送出手段から送出される動画像データおよび音声
    データを受信し、これをテレビジョン受像機に表示可能
    なビデオ信号および音声信号に変換するビデオ信号変換
    手段を備える、分割設置型情報処理システム。
  11. 【請求項11】ディジタル画像データを処理可能なパー
    ソナルコンピュータ本体とディジタル通信路を介して双
    方向通信を行うことが可能な情報処理端末であって、 前記ディジタル通信路を介して双方向通信を行うための
    通信路接続手段と、 前記ディジタル通信路を介して前記パーソナルコンピュ
    ータ本体から送信されてくるディジタル画像データに基
    づいてテレビジョン受像機に表示するための表示画像デ
    ータを構成する画面構成手段と、 前記画面構成手段により構成された表示画像データを前
    記テレビジョン受像機に表示するためのビデオ信号に変
    換して出力する画像出力手段と、を有していることを特
    徴とする情報処理端末。
  12. 【請求項12】テレビジョン受像機を利用してユーザに
    サービスを提供する際に、前記サービスの提供に必要な
    データを処理可能なパーソナルコンピュータ本体とディ
    ジタル通信路を介して接続される情報処理端末であっ
    て、 前記パーソナルコンピュータ本体と双方向通信を行うた
    めの通信路接続手段と、 ユーザにサービスを提供するためのアプリケーションプ
    ログラムを動作させるアプリケーション処理手段と、 前記アプリケーションプログラムの動作に必要なデータ
    またはサービスの内容を前記パーソナルコンピュータ本
    体に要求するサービス要求手段と、 前記パーソナルコンピュータ本体から送信されるデータ
    またはサービスの内容を受信するサービス受信手段と、
    を備える情報処理端末。
  13. 【請求項13】映像・音響機器と連携したサービスを提
    供するためのアプリケーションプログラムが動作するパ
    ーソナルコンピュータ本体とディジタル通信路を介して
    接続されるとともに、前記映像・音響機器と接続され前
    記映像・音響機器との間で映像信号、音響信号あるいは
    制御信号を送受信する情報処理端末であって、 前記パーソナルコンピュータ本体と双方向通信を行うた
    めの通信路接続手段と、 前記映像・音響機器との間で映像信号、音響信号あるい
    は制御信号を送受信するための映像音響機器接続手段
    と、 前記パーソナルコンピュータ本体上のアプリケーション
    プログラムとの間で前記映像信号、音響信号あるいは制
    御信号を送受信する映像音響データ送受信手段と、を備
    える情報処理端末。
  14. 【請求項14】動画像データおよび音声データを処理可
    能なパーソナルコンピュータ本体とディジタル通信路を
    介して接続され、テレビジョン受像機に表示可能なビデ
    オ信号および音声信号を生成する情報処理端末であっ
    て、 前記パーソナルコンピュータ本体から送出される動画像
    データおよび音声データを受信し、これをテレビジョン
    受像機に表示可能なビデオ信号および音声信号に変換す
    るビデオ信号変換手段を備える情報処理端末。
  15. 【請求項15】送信されてくるディジタル画像データに
    基づいてテレビジョン受像機に表示するための表示画像
    データを構成しこれに基づいて表示画像データをテレビ
    ジョン受像機に表示するためのビデオ信号に変換して出
    力する情報処理端末とディジタル通信路を介して接続さ
    れ、前記ディジタル通信路を介して前記情報処理端末に
    送出するためのディジタル画像データを処理可能なパー
    ソナルコンピュータ。
  16. 【請求項16】テレビジョン受像機を利用してユーザに
    サービスを提供する情報処理端末とディジタル通信路を
    介して接続され、 前記情報処理端末と双方向通信を行うための通信路接続
    手段と、 前記情報処理端末からの要求に応じて情報処理端末側の
    アプリケーションプログラムの動作に必要なデータまた
    はサービスの内容を前記情報処理端末に送信するデータ
    送出手段とを備えている、パーソナルコンピュータ。
  17. 【請求項17】映像・音響機器との間で映像信号、音響
    信号あるいは制御信号を送受信する情報処理端末とディ
    ジタル通信路を介して接続され、前記映像・音響機器と
    連携したサービスを提供するためのアプリケーションプ
    ログラムが動作するパーソナルコンピュータであって、 前記情報処理端末と双方向通信を行うための通信路接続
    手段と、 前記映像・音響機器と連携したサービスを提供するため
    のアプリケーションプログラムを動作させるアプリケー
    ション処理手段と、を備えるパーソナルコンピュータ。
  18. 【請求項18】テレビジョン受像機に表示可能なビデオ
    信号および音声信号を生成する情報処理端末とディジタ
    ル通信路を介して接続され、 前記ディジタル通信路を介して双方向通信を行うための
    通信路接続手段と、 外部機器との通信を行う外部接続手段と、動画像データ
    および音声データを格納可能な記憶手段と、 前記外部接続手段により外部機器から獲得した動画像デ
    ータおよび音声データまたは前記記憶手段に格納された
    動画像データおよび音声データを前記情報処理端末に送
    出する情報送出手段と、を備えるパーソナルコンピュー
    タ。
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