JP2000180042A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JP2000180042A
JP2000180042A JP10360094A JP36009498A JP2000180042A JP 2000180042 A JP2000180042 A JP 2000180042A JP 10360094 A JP10360094 A JP 10360094A JP 36009498 A JP36009498 A JP 36009498A JP 2000180042 A JP2000180042 A JP 2000180042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
case
rotation
cover
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10360094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4439025B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yoshimura
宏 吉村
Taiji Oshiro
泰治 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP36009498A priority Critical patent/JP4439025B2/ja
Publication of JP2000180042A publication Critical patent/JP2000180042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4439025B2 publication Critical patent/JP4439025B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
    • F25D25/024Slidable shelves
    • F25D25/025Drawers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面蓋上端と天井壁との隙間は大きくなり、
ケース内上方の密閉性が悪化し、この部での冷却効率の
低下した冷蔵庫となり、また、前面蓋を開いたとき、前
面蓋は天井壁の下にあり、ケースに収納する貯蔵物の高
さは、天井壁より下の前面蓋の下端より低い物しか収納
できず、ケース内の上下方向に対する収納効率が低下し
た冷蔵庫となるという課題がある。 【解決手段】 前後方向に移動可能なケース7を設け、
前記ケース7収納時のケース7前方に回動して開閉する
フタ10を設け、上記ケース7の前後運動にともない、
前記フタ10を開いたときケース棚11に当たらない位
置まで、上記ケース7と位置関係を変えずに上記フタ1
0が一体に移動可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後に移動可能な
ケースとその前方に開閉するフタを持つ冷蔵庫に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷蔵庫は、特開昭62−
784号公報に開示されているように、冷蔵庫内で前後
方向に引き出し自在に支持された引出し式ケース前面を
開閉するため、天井壁側に回動自在に軸支されてなる前
面蓋を備えてなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の冷
蔵庫では、前面蓋が閉状態のとき、前面蓋の支軸部は嵌
合する垂直溝部にあるため、前面蓋上端と天井壁との隙
間は大きくなり、ケース内上方の密閉性が悪化し、この
部での冷却効率の低下した冷蔵庫となり、また、前面蓋
を開いたとき、前面蓋は天井壁の下にあり、ケースに収
納する貯蔵物の高さは、天井壁より下の前面蓋の下端よ
り低い物しか収納できず、ケース内の上下方向に対する
収納効率が低下した冷蔵庫となるという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は上記の
ような課題を解決したもので、請求項1記載の発明は、
前後方向に移動可能なケースを設け、前記ケース収納時
のケース前方に回動して開閉するフタを設け、上記ケー
スの前後運動にともない、前記フタを開いたときケース
棚に当たらない位置まで、上記ケースと位置関係を変え
ずに上記フタが一体に動く(移動可能とした)ことを特
徴とするものであり、この構成により、上記ケースと位
置関係を変えずに上記フタが前方へ一体に動くため、フ
タの回動中心の位置に関係なくフタ前面上方とケース棚
との隙間を小さくでき、ケース上方での密閉性がたかま
り、この部屋での冷却効率の上がった冷蔵庫が得られ、
また、フタ開閉運動とケース棚位置との間に制約がなく
なり、回動中心をフタの上方に設定でき、フタを開いた
ときのフタの位置が上方に保てるため、ケース内の上下
方向に対する収納効率が増した冷蔵庫が得られる。
【0005】また、請求項2記載の発明は、フタ閉状態
で、上記フタの両側面上方には、上記フタ上端からフタ
回動中心までの垂直方向の距離よりも、フタ前面部から
後方へ長い距離の位置に回動中心をもつことを特徴とす
るものであり、この構成により、フタを開いたときのフ
タ前面部の位置がより上方に保てるため、ケース内の上
下方向に対する収納効率がいっそう増した冷蔵庫が得ら
れる。
【0006】そして、請求項3に記載された発明は、上
記フタは両側面上方の一部を切り欠いたことを特徴とす
るものであり、この構成により、フタを開いたときのフ
タ回動中心を、ケース棚前端より後方に設定できるた
め、フタ閉状態での上記ケースと位置関係を変えずに上
記フタが前方へ一体に動く移動距離が短くなり、この時
の不安定状態での移動量が少なくなるばかりでなく、フ
タ回動中心を支える側壁が、ケース棚前端より前に出な
く、ケース収納時のフタ閉状態で冷蔵庫の扉を閉じたと
き、扉背面とケース棚前端との空間を有効に利用できる
冷蔵庫が得られる。
【0007】そしてまた、請求項4に記載された発明
は、上記ケースにはフタ閉状態で、フタ重心位置より後
方に上記フタを支えるケース前部支え部とケース後部支
え部を設け、前記ケース後部支え部の前方には上記フタ
に掛かるケース後部掛かり部を設けることを特徴とする
ものであり、この構成により、フタ閉状態でケースと共
に前後方向にフタが移動のとき、上記ケース後部掛かり
部にフタが引っ掛かり、安定した状態でケースと共にフ
タが移動できるようになる。
【0008】さらに、請求項5に記載された発明は、上
記ケース前部支え部は略垂直方向に設けたことを特徴と
するものであり、この構成により、上記ケース前部支え
部が略垂直であり上下方向にはフタを支えないため、上
記ケース後部掛かり部へのフタの掛かりがさらに強くな
り、いっそう安定した状態でケースと共にフタが移動で
きるようになる。
【0009】さらにまた、請求項6記載の発明は、ケー
スを前方に引き出し、フタを開いたとき、上記フタの上
記ケースに当たるフタ当たり部は、上記フタ重心位置よ
り後方にあることを特徴とするものであり、この構成に
より、上記フタ回動掛かり部が嵌合掛かり部の前端上方
に常に当たった状態となり、上記フタの回動が安定し円
滑に行われる。
【0010】また、請求項7記載の発明は、上記ケース
と共に前後方向に上記フタが移動する領域の少なくとも
一部で、上記フタに設けた回動のためのフタ回動掛かり
部と、前記フタ回動掛かり部に嵌合する嵌合掛かり部と
の間には、フタ閉状態で隙間を持たせたことを特徴とす
るものであり、この構成により、フタ閉状態でケースと
共に前後方向にフタが移動のとき、上記嵌合掛かり部で
の上記フタ回動掛かり部の摩擦がなく、いっそう安定し
た状態でケースと共にフタが移動できるようになる。
【0011】そして、請求項8記載の発明は、上記隙間
で上記フタ回動掛かり部との上方の隙間は上記ケース後
部掛かり部とフタ後部掛かり部との掛かり代より小さ
く、上記フタが上方へ移動したとき、フタ前部当たり部
は上記ケース前部支え部の略垂直面の延長上にあること
を特徴とするものであり、この構成により、フタ閉状態
でケースと共に前後方向にフタが移動のとき、ケースが
振動してもフタがケース後部掛かり部から前へ外れるこ
となく移動でき、さらに安定した状態でケースと共にフ
タが移動できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵庫の実施の形
態を図面とともに説明する。
【0013】図1は本発明による冷蔵庫の本体の側面か
ら見た要部断面図、図2は図1のケースを前方に引いて
フタが開きかけたときの隔離室付近の要部断面図、図3
は図1のケースを前方に引いてフタが開ききったときの
隔離室付近の要部断面図、図4は図1のフタが上方へ上
がったときの要部拡大図をあらわす。
【0014】図1において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵
室、3は野菜室、4は隔離室、5は上記冷蔵室2と野菜
室3との間に設けた仕切部である。6は前面仕切部、7
は隔離室4に納まるケースである。8は上記ケース7の
側面外側に設けられたケースガイドであり、9aおよび
9bは、隔離室側壁9に各々設けられた側壁ガイドで、
ケースガイド8を上下より挟み込んでおり、9aは側壁
ガイドウエ、9bは側壁ガイドシタである。なお、ケー
スガイド8,側壁ガイドウエ9a,側壁ガイドシタ9b
はケース7を前後方向に移動可能にし、その動きを導い
ている。
【0015】また、ケースガイド8の下面前方にはケー
ス7が隔離室4へ収納のとき、収納完了直前に自動的に
ケース7の自重で収納できるよう、ケースガイド傾斜面
8aを設けている。10はフタでフタ閉状態ではケース
7の上に乗っている。なお、11はケース棚、12は隔
離室冷気吐き出し口で、13は冷蔵室扉、13aは扉背
面、14は冷蔵室扉13に設けられたドアポケットであ
る。
【0016】上記隔離室冷気吐き出し口12から吐き出
された冷気はケース7に入り込みケース7内の貯蔵物を
冷却し、その後、冷蔵室2の上方から降りて来る比較的
暖かい冷気と混ざり合い仕切部5の一部に設けられた仕
切開口部5aを通って野菜室3に流れ込む。このとき、
ケース7は直接冷気が隔離室冷気吐き出し口12から流
れ込むため冷蔵室2より低い温度に保たれる。また、フ
タ10の上方とケース棚11の間が狭いため、隔離室4
を効率よく冷却することができる。
【0017】図2において、ケース7の前方に位置する
ケース取っ手部7aを下方より指をかけケース7を引き
出すと、ケース7とケース7の上に乗った状態のフタ1
0は一体となって互いにその位置関係を変えずに2点鎖
線の位置まで移動する。このとき、ケース7にはフタ閉
状態でフタ重心位置10aより後方にフタ10の支え部
を設け、ケース後部支え部7bはケース前部支え部7c
より上方に位置し、前記ケース後部支え部7bの前方に
はフタ10に掛かるケース後部掛かり部7dを設けてい
る。
【0018】そのため、フタ10には常に前方向に回ろ
うとする力が働き、ケース後部掛かり部7dとケース前
部支え部7cにてその動きが阻止され、フタ10がケー
ス7に食らい付いた状態になり、安定してケース7と共
にフタ10が移動できる。
【0019】また、ケース前部支え部7cを略垂直方向
に設けてあるため、この部では上下方向にはフタ10を
支えず、いっそう上記効果が増し、より安定してケース
7と共にフタ10が移動できる。
【0020】さらに、フタ10の回動のためのフタ両側
面から外側へ突き出した円筒状のフタ回動掛かり部10
bと、それに嵌合する隔離室側壁9に設けられた凹状の
嵌合掛かり部9cとの間には、前後方向にフタ10が移
動する領域の一部で、上下方向に隙間を持たせてあるた
め、フタ閉状態でケース7と共に前後方向にフタ10が
移動のとき、上記嵌合掛かり部9cでの上記フタ回動掛
かり部10bの摩擦がなく、いっそう安定した状態でケ
ース7と共にフタ10が移動できるようになる。
【0021】なお、本図では、上記フタ回動掛かり部1
0bを円筒状の突起としているが、この形状に限らず、
回動のための突起であれば良く、また、フタ回動掛かり
部10bと嵌合掛かり部9cとの凹凸の関係が逆であっ
ても良いことは明白である。
【0022】その後、さらにケース7を引き出すと、フ
タ当たり部10cをケース側壁上端7eが押し上げ、フ
タ回動掛かり部10bを軸にしてフタ10は回動して開
く。このとき、側壁ガイドシタ9bの後方上側には、ケ
ースガイド傾斜面8aと同様の傾斜面のガイドシタ傾斜
面9dが設けてあり、ケース7を略水平に移動さすた
め、ケースガイド傾斜面8aによってケース7が持ち上
がったとき、ケースガイド8の後方をも持ち上げるため
のガイドシタ傾斜面9dのない場合と比べると、ガイド
シタ前部上端9eを支点としてケース後部掛かり部7d
先端が低くなり、フタ後部掛かり部10d先端がケース
後部掛かり部7d先端からさらに離れた動きとなり、い
っそうケース後部掛かり部7dとフタ後部掛かり部10
dとの掛かり代が大きくとれ、フタ閉状態ではよりフタ
10のケース7に対する食らい付きを増すことができ
る。
【0023】なお、ケース後部支え部7bがケース前部
支え部7cより上方に位置しているため、フタ当たり部
10cにつながるフタ後部掛かり部10dの後方がケー
ス側壁上端7eに押されフタ10が開き始めるとき、フ
タ後部掛かり部10dの回動量よりフタ前部当たり部1
0eの回動量のほうが多く、フタ10が前方へ開く方向
への回動によるケース前部支え部7cとケース後部掛か
り部7dに対するフタ10の食らい付きの恐れはなくな
る。また、ケース7を後方へ押し込むときは、フタ10
とケース7の動きは、上記それぞれの逆となることは明
白である。
【0024】図3において、さらにケース7を引き出す
とフタ当たり部10cをケース側壁上端7eがさらに押
し上げ、フタ回動掛かり部10bを軸にしてフタ10は
回動しフタ開状態となる。ケース7は、ケースガイド8
のガイド下部突起部8bが、側壁ガイドシタ9bのガイ
ドシタ上部突起部9fに当たるまで、前方に引き出され
る。通常はこの状態でケース7の中にある貯蔵物の出し
入れが行われる。
【0025】このとき、フタ閉状態で、フタ10の両側
面上方には、上記フタ10の上端からフタ回動中心まで
の垂直方向の距離よりも、フタ10の前面部から後方へ
長い距離の位置に、回動のためのフタ回動掛かり部10
bの回動中心を設けているため、フタ10を開いたとき
のフタ前面部の位置がケース棚11の上方に保つことが
でき、ケース7内にはケース棚11の下面近くまでの高
さの貯蔵物が収納できるようになり、上下方向に対する
収納効率が増す。
【0026】また、フタ10を開いたとき、フタ10が
ケース棚11に当たらないよう、上記フタ側面上方の一
部を切り欠いたフタ切り欠部10fを設けているので、
フタ10を開いたときのフタ回動中心を、ケース棚11
前端より後方に設定でき、フタ回動中心を支える隔離室
側壁9が、ケース棚11前端より前に出なく、ケース収
納時のフタ閉状態で冷蔵室扉(図1における符号13)
を閉じたとき、扉背面(図1における符号13a)とケ
ース棚11前端との空間を有効に利用でき、扉背面側に
あるドアポケット(図1における符号14)を大きくで
きる。
【0027】さらに、フタ10を開いたとき、ケース側
壁上端7eに当たるフタ当たり部10cは、フタ重心位
置10aより後方にあるため、フタ回動掛かり部10b
が嵌合掛かり部9cの前端上方に常に当たった状態とな
り、フタ10の回動が安定し円滑に行われる。
【0028】なお、ガイド下部突起部8bがガイドシタ
上部突起部9fに当たるまでケース7が引き出された
後、ケース取って部7aを上方に引き上げ、さらに手前
に引くと、この過程でも、フタ10がケース棚11の前
方に当たらない所まで切り欠かれているため、フタ10
は図3の位置よりさらに上方に押し上げられ、ガイド下
部突起部8bはガイドシタ上部突起部9fを乗り越えケ
ース7は隔離室4内から取り出される。そのため、ケー
ス7の隔離室4からの取り出しが容易となり、簡単にケ
ース7を単体で洗うことができ、よりケース7を清潔に
保てる。
【0029】さらにこのとき、フタ切り欠き部10f近
くのフタ10の先端は、ケース棚11の貯蔵物を置く凹
部の所までは達しない位置となるよう配慮されている。
このことにより、フタ10を開いたときケース棚11の
上にある貯蔵物にフタ10が当たらないため、ケース7
の引き出しによるフタ10の開閉動作が滑らかな動きと
なり、ケース7の隔離室4内からの取り出しを含む出し
入れも滑らかなものになる。また、ケース7を後方へ押
し込むときは、フタ10とケース7の動きは、上記それ
ぞれの逆となることは明白である。
【0030】図4において、フタ回動掛かり部10bと
嵌合掛かり部9cとの上方の隙間はケース後部掛かり部
7dとフタ後部掛かり部10dとの掛かり代より小さく
してあり、また、フタ10が振動等で上方へ移動したと
き、フタ前部当たり部10eはケース前部支え部7cの
略垂直面の上にあるため、フタ閉状態でケース7と共に
前後方向にフタ10が移動のとき、ケース7が振動して
もフタ10がケース後部掛かり部7dから前へ外れるこ
となく移動でき、安定した状態でケース7と共にフタ1
0が移動できるようになる。
【0031】なお、上記掛かり代とは、フタ10がケー
ス7の上に乗ってフタ閉状態にあるとき(図2の2点鎖
線のフタ10とケース7の状態)の、曲面部を含むケー
ス後部掛かり部7dの上端からフタ後部掛かり部10d
下端までの垂直方向の距離を言う。
【0032】また、上記はフタ切り欠き部10fを設
け、フタ回動中心をケース棚11の前端より後方に設け
たときの状態の説明であるが、上記フタ切り欠き部10
fを設けずに、ケースの前後運動にともない、その前後
運動領域の一部をケースと位置関係を変えずに、フタを
開いたときケース棚に当たらない位置のケース棚前端よ
り前へフタが一体に動き、フタ回動中心を支える側壁を
その位置まで設けると、フタ前面上方とケース棚との隙
間を小さくしても、フタを開いたとき、ケース棚前端よ
り前にフタが移動しているので、フタの回動中心の位置
に関係なくフタ開閉の回動は可能となり、フタ前面上方
とケース棚との隙間を小さくできるため、フタ閉状態で
ケース上方での密閉性がたかまり、この部屋での冷却効
率の上がった冷蔵庫が得られ、また、フタがケース棚前
端より前に出ているため、フタ開閉運動とケース棚位置
との間に制約がなくなり、回動中心を上方に設定でき、
フタを開いたとき、フタの上方にある回動中心によって
フタは上方に保たれ、ケース内の上下方向に対する収納
効率が増した冷蔵庫が得られることは明白である。
【0033】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は上記のような構成であ
るから、請求項1記載の発明は、ケースと位置関係を変
えずにフタが前方へ一体に動くため、フタの回動中心の
位置に関係なくフタ前面上方とケース棚との隙間を小さ
くでき、ケース上方での密閉性がたかまり、この部屋で
の冷却効率の上がった冷蔵庫が得られ、また、フタ開閉
運動とケース棚位置との間に制約がなくなり、回動中心
をフタの上方に設定でき、フタを開いたときのフタの位
置が上方に保てるため、ケース内の上下方向に対する収
納効率が増した冷蔵庫が得られる。
【0034】また、請求項2記載の発明は、フタを開い
たときのフタ前面部の位置がより上方に保てるため、ケ
ース内の上下方向に対する収納効率がいっそう増した冷
蔵庫が得られる。
【0035】そして、請求項3記載の発明は、フタを開
いたときのフタ回動中心を、ケース棚前端より後方に設
定できるため、フタ閉状態の上記ケースと位置関係を変
えずに、上記フタが前方へ一体に動く移動距離が短くな
り、この時の不安定状態での移動量が少なくなるばかり
でなく、フタ回動中心を支える側壁が、ケース棚前端よ
り前に出なく、ケース収納時のフタ閉状態で冷蔵庫の扉
を閉じたとき、扉背面とケース棚前端との空間を有効に
利用できる冷蔵庫が得られる。
【0036】そしてまた、請求項4記載の発明は、フタ
閉状態でケースと共に前後方向にフタが移動のとき、ケ
ース後部掛かり部にフタが引っ掛かり、安定した状態で
ケースと共にフタが移動できるようになる。
【0037】さらに、請求項5記載の発明は、ケースの
前部支え部が略垂直であり上下方向にはフタを支えない
ため、さらにケースへの掛かりが強くなり、いっそう安
定した状態でケースと共にフタが移動できるようにな
る。
【0038】さらにまた、請求項6記載の発明は、フタ
回動掛かり部が嵌合掛かり部の前端上方に常に当たった
状態となり、フタの回動が安定し円滑に行われる。
【0039】また、請求項7記載の発明は、フタ閉状態
でケースと共に前後方向にフタが移動のとき、嵌合掛か
り部でのフタ回動掛かり部の摩擦がなく、いっそう安定
した状態でケースと共にフタが移動できるようになる。
【0040】そして、請求項8記載の発明は、フタ閉状
態でケースと共に前後方向にフタが移動のとき、ケース
が振動してもフタがケース後部掛かり部から前へ外れる
ことなく移動でき、さらに安定した状態でケースと共に
フタが移動できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の本体の側面から見た要部
断面図である。
【図2】図1のケースを前方に引いてフタが開きかけた
ときの隔離室付近の要部断面図である。
【図3】図1のケースを前方に引いてフタが開ききった
ときの隔離室付近の要部断面図である。
【図4】図1のフタが上方へ上がったときの要部拡大図
である。
【符号の説明】
7 ケース 7b ケース後部支え部 7c ケース前部支え部 7d ケース後部掛かり部 9c 嵌合掛かり部 10 フタ 10a フタ重心位置 10b フタ回動掛かり部 10c フタ当たり部 10d フタ後部掛かり部 10e フタ前部当たり部 11 ケース棚

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に移動可能なケースを設け、前
    記ケース収納時のケース前方に回動して開閉するフタを
    設け、上記ケースの前後運動にともない、前記フタを開
    いたときケース棚に当たらない位置まで、上記ケースと
    位置関係を変えずに上記フタが一体に移動可能としたこ
    とを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 上記フタ閉状態で、上記フタの両側面上
    方には、上記フタ上端からフタ回動中心までの垂直方向
    の距離よりも、フタ前面部から後方へ長い距離の位置に
    回動中心をもつことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 上記フタは両側面上方の一部を切り欠い
    たことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 上記ケースにはフタ閉状態で、フタ重心
    位置より後方に上記フタを支えるケース前部支え部とケ
    ース後部支え部を設け、前記ケース後部支え部の前方に
    は上記フタに掛かるケース後部掛かり部を設けることを
    特徴とする請求項1若しくは請求項2または請求項3記
    載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 上記ケース前部支え部は略垂直方向に設
    けたことを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 上記ケースを前方に引き出し、フタを開
    いたとき、上記フタの上記ケースに当たるフタ当たり部
    は、上記フタ重心位置より後方にあることを特徴とする
    請求項1乃至請求項5記載の何れか一つに記載の冷蔵
    庫。
  7. 【請求項7】 上記ケースと共に前後方向に上記フタが
    移動する領域の少なくとも一部で、上記フタに設けた回
    動のためのフタ回動掛かり部と、前記フタ回動掛かり部
    に嵌合する嵌合掛かり部との間には、フタ閉状態で隙間
    を持たせたことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載
    の何れか一つに記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 上記隙間で上記フタ回動掛かり部との上
    方の隙間は上記ケース後部掛かり部とフタ後部掛かり部
    との掛かり代より小さく、上記フタが上方へ移動したと
    き、フタ前部当たり部は上記ケース前部支え部の略垂直
    面の延長上にあることを特徴とする請求項5記載の冷蔵
    庫。
JP36009498A 1998-12-18 1998-12-18 冷蔵庫 Expired - Fee Related JP4439025B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36009498A JP4439025B2 (ja) 1998-12-18 1998-12-18 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36009498A JP4439025B2 (ja) 1998-12-18 1998-12-18 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000180042A true JP2000180042A (ja) 2000-06-30
JP4439025B2 JP4439025B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=18467875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36009498A Expired - Fee Related JP4439025B2 (ja) 1998-12-18 1998-12-18 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4439025B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010032557A1 (ja) * 2008-09-16 2010-03-25 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP2013120002A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Sharp Corp 冷蔵庫
WO2017057995A1 (ko) * 2015-10-02 2017-04-06 엘지전자 주식회사 냉장고
JP2017215070A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
US10443924B2 (en) 2015-10-02 2019-10-15 Lg Electronics Inc. Refrigerator
JP2021099217A (ja) * 2019-10-17 2021-07-01 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010032557A1 (ja) * 2008-09-16 2010-03-25 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP2010071486A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Sharp Corp 冷蔵庫
KR101302870B1 (ko) * 2008-09-16 2013-09-05 샤프 가부시키가이샤 냉장고
JP2013120002A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Sharp Corp 冷蔵庫
WO2017057995A1 (ko) * 2015-10-02 2017-04-06 엘지전자 주식회사 냉장고
US10443924B2 (en) 2015-10-02 2019-10-15 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US10677519B2 (en) 2015-10-02 2020-06-09 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US10928124B2 (en) 2015-10-02 2021-02-23 Lg Electronics Inc. Refrigerator
JP2017215070A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2021099217A (ja) * 2019-10-17 2021-07-01 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP7266624B2 (ja) 2019-10-17 2023-04-28 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP4439025B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7254958B2 (en) Refrigerator
KR100621110B1 (ko) 냉장고
KR20130011827A (ko) 냉장고
KR20100138098A (ko) 높이조절 수납부재가 구비된 냉장고
JP3657462B2 (ja) 冷蔵庫
JP2000180042A (ja) 冷蔵庫
JPH05113289A (ja) 貯蔵庫
KR100804272B1 (ko) 냉장고의 서랍식 도어의 개폐구조
JPH11304354A (ja) 冷蔵庫
JP2003322465A (ja) 冷蔵庫
JP2009006045A (ja) システムキッチン用収納庫
JP3784968B2 (ja) 貯蔵庫
JPH09243219A (ja) 冷蔵庫
KR101803625B1 (ko) 냉장고
KR101446495B1 (ko) 냉장고
KR100518427B1 (ko) 냉장고의 서랍식 도어 개폐구조
KR20040082699A (ko) 냉장고의 서랍식 도어 개폐구조
JP2004298218A (ja) 棚装置、および棚装置を備えた冷蔵庫
JP2001349665A (ja) 冷蔵庫の収納容器
JP7508324B2 (ja) 冷蔵庫
KR100506598B1 (ko) 냉장고용 저장용기
JPH06103146B2 (ja) 冷蔵庫
AU2022294857A1 (en) Refrigerator
US20230204282A1 (en) Refrigerator
JP3389960B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051024

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees