JP2000179926A - 電気盤冷却方法 - Google Patents
電気盤冷却方法Info
- Publication number
- JP2000179926A JP2000179926A JP10352662A JP35266298A JP2000179926A JP 2000179926 A JP2000179926 A JP 2000179926A JP 10352662 A JP10352662 A JP 10352662A JP 35266298 A JP35266298 A JP 35266298A JP 2000179926 A JP2000179926 A JP 2000179926A
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- Japan
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- air
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 省エネルギーと他設備へのフレキシビリティ
を与える電気盤冷却方法の提供。 【解決手段】 電気室1の床に設けられたケーブル敷設
用の床ピット6上に電気盤3を設置し、その下部には床
ピット6に通じるケーブルを通す為の開口部、上部には
通気用の開口部が設けられる。床置き空調機2の下吹き
の冷風吹出口7から低温空気を床ピットに直接流す。電
気盤の下部と上部の開口部を利用して内部発熱を吸熱す
ることにより省エネルギーが可能となり電力節約となる
と共に、床ピットを低温空気の通路に利用することによ
り他設備へのフレキシビリティを与える。
を与える電気盤冷却方法の提供。 【解決手段】 電気室1の床に設けられたケーブル敷設
用の床ピット6上に電気盤3を設置し、その下部には床
ピット6に通じるケーブルを通す為の開口部、上部には
通気用の開口部が設けられる。床置き空調機2の下吹き
の冷風吹出口7から低温空気を床ピットに直接流す。電
気盤の下部と上部の開口部を利用して内部発熱を吸熱す
ることにより省エネルギーが可能となり電力節約となる
と共に、床ピットを低温空気の通路に利用することによ
り他設備へのフレキシビリティを与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電算機室において
二重スラブ等の無指向性空間にて利用される冷却方法に
関し、特に、電気室内の床ピットを介して低温空気を電
気盤の内部に流し直接吸熱する冷却方法に関する。
二重スラブ等の無指向性空間にて利用される冷却方法に
関し、特に、電気室内の床ピットを介して低温空気を電
気盤の内部に流し直接吸熱する冷却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気室の空調は、電気室に複数の
吹出口を設け、この吹出口と空調機との間をダクトで接
続し、空調機で生成した低温空気をダクトを介して吹出
口から室内に吹いて冷却し電気盤の発熱を吸熱するダク
ト空調方式、あるいは図3に示すように電気室1内に床
置き空調機2を設け、その吹出口から低温空気を室内に
吹いて電気盤3の発熱を吸熱する直吹空調方式がある。
これら方式は電気盤の発熱を間接的に吸熱するものであ
る。符号4は動力盤、5は配線用ラックである。
吹出口を設け、この吹出口と空調機との間をダクトで接
続し、空調機で生成した低温空気をダクトを介して吹出
口から室内に吹いて冷却し電気盤の発熱を吸熱するダク
ト空調方式、あるいは図3に示すように電気室1内に床
置き空調機2を設け、その吹出口から低温空気を室内に
吹いて電気盤3の発熱を吸熱する直吹空調方式がある。
これら方式は電気盤の発熱を間接的に吸熱するものであ
る。符号4は動力盤、5は配線用ラックである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のダクト
空調方式や直吹空調方式では電気盤のケーシングにより
低温空気が遮られる為、間接空調となる。この結果、エ
ネルギーロスが多く、またダクト空調ではダクトが室内
空調を通る為、他設備への影響が避け難く、そのフレキ
シビリティを損う欠点がある。本発明の目的は、従来の
空調システムの欠点を解消し、省エネルギーと他設備へ
のフレキシビリティを与える電気盤冷却方法を提供する
ことにある。
空調方式や直吹空調方式では電気盤のケーシングにより
低温空気が遮られる為、間接空調となる。この結果、エ
ネルギーロスが多く、またダクト空調ではダクトが室内
空調を通る為、他設備への影響が避け難く、そのフレキ
シビリティを損う欠点がある。本発明の目的は、従来の
空調システムの欠点を解消し、省エネルギーと他設備へ
のフレキシビリティを与える電気盤冷却方法を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
気盤冷却方法は空調機の冷風吹出口から吹き出される低
温空気を電気室内の床ピットに流し、電気盤の下部及び
上部の開口部を利用して電気盤内部に低温空気を通すこ
とを特徴とする。また請求項2の発明に係る電気盤冷却
方法は空調機の冷風吹出口からダクトを用いて電気室内
の床ピットに低温空気を導き、電気盤の下部及び上部の
開口部を利用して電気盤内部に低温空気を通すことを特
徴とする。
気盤冷却方法は空調機の冷風吹出口から吹き出される低
温空気を電気室内の床ピットに流し、電気盤の下部及び
上部の開口部を利用して電気盤内部に低温空気を通すこ
とを特徴とする。また請求項2の発明に係る電気盤冷却
方法は空調機の冷風吹出口からダクトを用いて電気室内
の床ピットに低温空気を導き、電気盤の下部及び上部の
開口部を利用して電気盤内部に低温空気を通すことを特
徴とする。
【0005】
【発明の作用および効果】本発明によれば、電気室内の
床ピットに低温空気を空調機から直接流すか、またはダ
クトを介して流し、電気盤の下部と上部の開口部を利用
して内部発熱を吸熱することにより従来のようにケーシ
ングによって冷風が遮られることがなくネエルギー効率
が高められ省エネルギーが可能となり電力節約となると
共に、床ピットを低温空気の通路に利用することにより
他設備へのフレキシビリティを与える。
床ピットに低温空気を空調機から直接流すか、またはダ
クトを介して流し、電気盤の下部と上部の開口部を利用
して内部発熱を吸熱することにより従来のようにケーシ
ングによって冷風が遮られることがなくネエルギー効率
が高められ省エネルギーが可能となり電力節約となると
共に、床ピットを低温空気の通路に利用することにより
他設備へのフレキシビリティを与える。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明の実施例について図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の実施例の電気室の
斜視図である。尚、図3に示す従来の電気室と同じ構成
には同一符号を付け、その説明を省略する。本実施例は
下吹き床置き空調機によるシステム構成である。電気室
1の床にはケーブルを敷設する床ピット6が設けられて
おり、この床ピット上に電気盤3が設置される。電気盤
3の下部は床ピット6に通じるケーブルを通す為の開口
部を、上部には通気用の開口部がそれぞれ設けられてい
る。大型の電気盤の場合、上部の開口部には放熱用のフ
ァンが取り付けられる。空調機2は床に置かれ、下吹き
の冷風吹出口7が床ピットに面した側に設けられてお
り、低温空気を床ピット6に直接流す。図2は低温空気
を床ピットへ流す他の実施例を示す。空調機3の横吹き
の冷風吹出口8にダクト9を接続し、このダクト9の出
口10を床ピット6の延びる方向に開放し、低温空気を
ダクト9を介して床ピット6に導き、床ピット6に沿っ
て流す。床ピット6内を流れた低温空気は電気盤3の下
部の開口部から機内に入り、上方に向かって流れる。機
内では低温空気によって電気盤の発熱を吸熱して冷却し
た後、上部の開口部を通って室内に出る。吸熱によって
暖められた室内の空気は空調機3に取り入れられ、再び
低温空気に生成されて床ピット6へ流れる。
照しながら説明する。図1は本発明の実施例の電気室の
斜視図である。尚、図3に示す従来の電気室と同じ構成
には同一符号を付け、その説明を省略する。本実施例は
下吹き床置き空調機によるシステム構成である。電気室
1の床にはケーブルを敷設する床ピット6が設けられて
おり、この床ピット上に電気盤3が設置される。電気盤
3の下部は床ピット6に通じるケーブルを通す為の開口
部を、上部には通気用の開口部がそれぞれ設けられてい
る。大型の電気盤の場合、上部の開口部には放熱用のフ
ァンが取り付けられる。空調機2は床に置かれ、下吹き
の冷風吹出口7が床ピットに面した側に設けられてお
り、低温空気を床ピット6に直接流す。図2は低温空気
を床ピットへ流す他の実施例を示す。空調機3の横吹き
の冷風吹出口8にダクト9を接続し、このダクト9の出
口10を床ピット6の延びる方向に開放し、低温空気を
ダクト9を介して床ピット6に導き、床ピット6に沿っ
て流す。床ピット6内を流れた低温空気は電気盤3の下
部の開口部から機内に入り、上方に向かって流れる。機
内では低温空気によって電気盤の発熱を吸熱して冷却し
た後、上部の開口部を通って室内に出る。吸熱によって
暖められた室内の空気は空調機3に取り入れられ、再び
低温空気に生成されて床ピット6へ流れる。
【図1】本発明に係る電気盤冷却方法を実施する為の電
気室の斜視図である。
気室の斜視図である。
【図2】低温空気を床ピットへ流す他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】従来の電気盤冷却方法を説明する為の電気室の
斜視図である。
斜視図である。
1 電気室 2 空調機 3 電気盤 4 動力盤 5 ラック 6 床ピット 7 下吹きの冷風吹出口 8 横吹きの冷風吹出口
Claims (2)
- 【請求項1】 空調機の冷風吹出口から吹き出される低
温空気を電気室内の床ピットに流し、電気盤の下部及び
上部の開口部を利用して電気盤内部に低温空気を通すこ
とを特徴とする電気盤冷却方法。 - 【請求項2】 空調機の冷風吹出口からダクトを用いて
電気室内の床ピットに低温空気を導き、電気盤の下部及
び上部の開口部を利用して電気盤内部に低温空気を通す
ことを特徴とする電気盤冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10352662A JP2000179926A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 電気盤冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10352662A JP2000179926A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 電気盤冷却方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000179926A true JP2000179926A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18425586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10352662A Pending JP2000179926A (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 電気盤冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000179926A (ja) |
-
1998
- 1998-12-11 JP JP10352662A patent/JP2000179926A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040312 |
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A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
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