JP2000179664A - 自動車 - Google Patents

自動車

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JP2000179664A
JP2000179664A JP11357128A JP35712899A JP2000179664A JP 2000179664 A JP2000179664 A JP 2000179664A JP 11357128 A JP11357128 A JP 11357128A JP 35712899 A JP35712899 A JP 35712899A JP 2000179664 A JP2000179664 A JP 2000179664A
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transmission
pressure
piston
motor vehicle
valve
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Pending
Application number
JP11357128A
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English (en)
Inventor
Oswald Friedmann
フリートマン オズヴァルト
Urban Panther
パンター ウルバン
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LuK Getriebe Systeme GmbH
Original Assignee
LuK Getriebe Systeme GmbH
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Publication date
Application filed by LuK Getriebe Systeme GmbH filed Critical LuK Getriebe Systeme GmbH
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無段に調節可能な伝動装置を有する自動車を
改良し、無段に調節可能な伝動装置の制御が必要とする
構成スペースが減じられ、自動車の製造費用が少なくな
り、高い運転確実性でかつ低い構成費用で組立時間が短
縮されるようにすること。 【解決手段】 伝動比変化を制御するため及び調節され
た伝動比を維持するために少なくとも1つの液圧装置を
有し、この液圧装置が、伝動比変化を制御するための少
なくとも1つの接続部と調節された伝動比を維持するた
めの少なくとも1つの接続部とを有する弁装置を有して
いること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、特に無段
に調節可能な伝動装置を有する自動車並びに自動車を運
転する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、しかも無段階に調節可能な伝動
装置を有する自動車は既に公知である。
【0003】DE19546293A1号明細書によれ
ば、2つの円錐円板対を有し、該円錐円板対がそれぞれ
不動の円錐円板と、該円錐円板に対し可動に配置された
円錐円板とから成っている、無段に調節可能な伝動装置
が公知である。円錐円板対の間ではモーメントがチェー
ンを用いて伝達可能である。各円錐円板対における可動
な円錐円板の調節に相応して種々の伝動比が無段階に調
節可能である。所定の伝動比にチェーンを保持するため
もしくは伝動比を調節するためには、液圧導管を介して
伝動装置に接続する2つの弁から成る装置が設けられて
いる。第1の弁装置、増速弁は7つの接続部を有し、こ
れらの7つの接続部の内、3つは油溜めに通じている。
別の1つの接続部には圧力導管が接続されている。この
場合、この圧力導管内にある圧力は5つの接続部を有す
る第2の弁装置の1つの接続部にも作用する。第1の弁
装置を調節するためにはシリンダ内で案内されたピスト
ンはその端面の一方から、比例弁により調節可能な圧力
で負荷可能である。増速弁の2つの別の接続部はそれぞ
れ1つの圧力室に通じている。この場合、1つの圧力室
は第1の円板組に配置されかつこれらの圧力室の第2の
圧力室は第2の円板組に配置されている。前記の両方の
導管からは第2の弁装置に向かう戻し案内導管が分岐し
ている。同様に第2の弁装置の端面に配置された導管は
一方の圧力導管に接続している。さらに第2の弁装置に
は弁装置の外で分岐する導管が接続されている。この場
合、1つの分岐部は第1の円板組へかつ1つの分岐部は
第2の円板組へ、あらかじめ調節された伝動段を維持す
るために通じている。
【0004】両方の弁装置はそれぞれ1つのばねを有
し、このばねを介して弁装置にはプレロードがかけられ
ている。第2の弁装置のばねの働きは特に、第1の弁装
置により戻し案内された圧力をばね力に相当する値だけ
高め、戻し導管においてはそれぞれ、相応するばね力だ
け高められた圧力が作用する。これにより戻し導管にお
ける圧力が常に円板組の調節に足りることが保証され
る。
【0005】液圧装置を介して制御可能である無段に調
節可能な伝動装置を有する公知の前記装置は実地におい
て評価されている。圧力の戻し、特に中間に接続された
ばねと関連した圧力の戻し並びに両方の円板組に供給さ
れた比較圧を常に比較する比較装置は、供給導管におけ
る圧力が、つまり圧力源側で、常に伝動比を調節するた
めに十分であることを保証する。
【0006】もちろん特に前記弁もしくは液圧装置で占
拠された構成空間に関する改良は望ましい。又、単個部
材が少ない、構成的に費用のかからない装置も望まれて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は無段階
に調節可能な伝動装置を有する自動車並びに自動車の運
転方法であって、無段に調節可能な伝動装置の構成スペ
ースをとらない制御が可能であり、自動車の費用的に有
利な製造が可能であり、高い運転安全性と構成的にわず
かな費用で組立時間の短縮が可能になる自動車並びに運
転方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、請求項
1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5
又は請求項6又は請求項7又は請求項8又は請求項9又
は請求項10又は請求項11又は請求項12又は請求項
13又は請求項88又は請求項89又は請求項90又は
請求項91の特徴によって解決された。
【0009】本発明の方法は請求項92又は請求項93
に記載されている。
【0010】本発明の有利な構成は従属請求項に記載さ
れている。
【0011】すなわち、本発明によれば、自動車に無段
階に伝動比を変えることができる伝動装置と伝動比が変
化するように制御可能でかつ調節された伝動比が維持も
しくは固定できる液圧式の装置とを設けることが提案さ
れている。この場合、維持もしくは固定とは、構成形式
もしくは動的又は静的な挙動が原因である、不都合な伝
動比変化が回避されることを意味する。本発明によれば
前記液圧式の装置は、伝動装置の伝動比を(無段階に)
調節できるようにする液圧導管を受容するための少なく
とも1つの接続部を有する弁装置を有している。これは
特に、この弁装置の1つの接続部に開口する液圧導管の
無圧位置又は過圧又は負圧によって伝動装置の伝動比が
変化させられることを意味する。したがって本発明によ
れば、伝動比もしくは伝動装置の「維持」から「調節」
への切換え過程のために弁を設け、この弁が例えば伝動
装置に面した接続部に、伝動比を調節するためもしくは
維持するために必要な圧力を与える導管を受容できるか
もしくは受容している。
【0012】唯一の弁装置を設けることは、例えばDE
19546293A1号明細書に提案されている装置に
対し、本発明によって、伝動装置の制御装置の構成スペ
ースを減少させる構成形式を可能にするという利点をも
たらす。さらに本発明は若干の構成部分、例えば弁シリ
ンダ又は弁ピストン又は弁接続導管のような構成部分の
節約を可能にする。さらに本発明によっては自動車もし
くは自動車伝動装置のための制御装置の運転確実性が高
められる。
【0013】さらに本発明の課題は請求項2の特徴によ
っても解決された。
【0014】したがって本発明によれば、伝動比が無段
階に調節可能な少なくとも1つの伝動装置を備え、この
伝動装置が巻掛け手段を受容する少なくとも2つの円錐
円板対を有する自動車が提案されている。少なくとも2
つの円錐円板対の少なくとも1つは、2つの部材、特に
両方の円錐円板を有している。これらの円錐円板は互い
に向き合って軸方向に運動可能に配置されている。例え
ば1つの円錐円板は軸又はそれに類似したものに不動に
固定されているかもしくはこのような軸に対して不動に
配置されているのに対し、第2の円錐円板は例えばこの
軸の上に可動に配置されている。両方の円錐円板の間隔
を変化させることで円錐円板対の互いに向き合った面が
あらかじめ規定された間隔を有している点は相応に移動
する。あらかじめ規定された前記間隔は、規定された幅
を有する巻掛け部材によって占められるので、有利には
各円錐円板対にて−円錐円板対の中央軸に対する巻掛け
手段の間隔が調節可能である。
【0015】少なくとも1つ、有利には2つ、特に有利
にはすべての円錐円板対は、少なくとも片側で液圧式に
負荷可能である。このような液圧式の負荷を介して、例
えば制御装置が伝動比の調節を制御しない限りにおい
て、その瞬間に存在する伝動比を維持することができ
る。圧力負荷の形式は例えば、両方の円錐円板対にほぼ
同じもしくは同じ圧力が作用させられるものであること
ができる。しかしながらこのような維持は、各円錐円板
対における維持圧が運転値、例えば伝動比に関連してい
ると、円錐円板対に異なる圧力が生ぜしめられるように
実現することもできる。
【0016】本発明の第1実施例によれば、このような
圧力差は、少なくとも1つの圧力室が第1の円錐円板対
にかつ少なくとも1つの第2の圧力室が第2の円錐円板
対に接続されている圧力室の間の接続導管に1つの絞り
が配置されることによって与えられていると有利であ
る。
【0017】本発明の別の有利な実施例によれば、円錐
円板対に前述の如き維持圧を生ぜしめるためには、円錐
円板対に接続された室が液圧導管を介して接続されてい
る。この液圧導管内には一貫して同じ圧力が発生させら
れている。付加的に、必要なオフセットは第2の圧力供
給で達成される。
【0018】有利には伝動比を調節するためもしくは維
持するためには複式ピストン原理が設けられている。こ
の場合には、特に、第1の円錐円板対に接続された第1
の室は第2の円錐円板対に接続された第2の室に液圧式
の導管を介して接続されている。この液圧式の導管に
は、ほぼコンスタントな圧力が与えられる。この圧力は
維持のための少なくとも圧力ベースを送ろうとするかも
しくは送る。これに対しほぼ並列及び/又は直列に接続
されて、特に第1の円錐円板対を負荷するための第3の
室と第2の円錐円板を負荷するための第4の室とを有す
る装置が設けられている。第1と第3の室もしくは第2
と第4の室は有利には第1と第3の室から準備された圧
力レベルから出発して第2と第4の室を介して伝動比の
調節が達成されるように接続もしくは配置されている。
特に有利には第2と第4の室を介して保持状況において
も維持するために所定の差圧が供給される。この差圧に
は第1と第3の室から供給された接触圧(第1と第3の
室のために同じである)が重畳される。
【0019】本発明によれば特に有利には円錐円板対を
液圧負荷するための導管、特に伝動比を維持するためも
しくは伝動比を調節するための導管は液圧系が維持する
ように同じ弁装置に開口している。さらに有利にはこの
接続導管内にさらに弁装置が配置されている。しかしな
がら特に有利であるのは、この結合導管内に弁装置が配
置されていないことである。特に有利には弁装置が唯一
の弁シリンダを有するピストンシリンダ弁装置であるこ
とを特徴としている。
【0020】さらに本発明の課題は請求項3の自動車に
よっても解決された。
【0021】したがって本発明によれば少なくとも1つ
の伝動装置を有し、この伝動装置において伝動比が無段
階に調節可能である自動車を、伝動装置が液圧システム
に接続されるかもしくは伝動装置が液圧システムを介し
て制御可能であるように構成することが提案されてい
る。伝動装置の制御とは、特に調節された伝動比を維持
することであると解されたい。さらに伝動装置の制御と
は特に伝動装置の伝動比が調節され得ることもしくは調
節されることでもある。有利には液圧式の装置は1つの
ポンプと伝動装置を制御するための少なくとも1つの弁
装置を有している。この場合、弁装置はポンプと伝動装
置との間に配置されている。この場合、本発明によれ
ば、伝動装置を制御するための導管が伝動装置内へ開口
しかつ少なくとも一時的にポンプで与えられた過圧を有
し、同じ弁装置への接続、特に直接的な接続、特に直列
接続を有している。
【0022】この場合には弁装置は特に、唯一の、特に
一貫したシリンダを有するピストンシリンダ弁装置であ
ると有利である。
【0023】特に有利であるのは、無段に調節可能な伝
動比を有する少なくとも1つの伝動装置を有し、該伝動
装置が液圧装置を介して制御可能であり、この液圧装置
が複式ポンプ原理で働くことである。本発明によれば伝
動装置を制御するための液圧制御信号はすべて同じ弁装
置から発する。
【0024】さらに有利であるのは少なくとも1つの無
段階に調節可能な伝動装置を有し、該伝動装置が少なく
とも1つのポンプと該伝動装置を制御する少なくとも1
つの弁装置とを有する少なくとも1つの液圧装置によっ
て制御される自動車である。この液圧式の制御装置は複
式ピストン原理をベースとしている。この場合、本発明
によれば、伝動装置がそれぞれ2つの円錐円板対を有
し、該円錐円板対がそれぞれ1つの不動に配置された円
錐円板と1つの調節可能に配置された円錐円板とを有す
ることが提案されている。第1の液圧室と第2の液圧室
とを介して両方の可動に配置された円錐円板が負荷可能
であるので、円錐円板対を結合する巻掛け部材、例えば
チェーンはほぼその配置を維持するので、伝動比はほぼ
一定に保たれる。第1もしくは第2の円錐円板対に配置
された第3と第4の液圧室を介して、例えば付加的な圧
力が円錐円板対の1つもしくは可動に配置された円錐円
板の1つに作用させられる。例えばこのような付加的な
圧力は、第1と第2の室を定圧で負荷しようとするが、
この定圧が伝動比の維持を保証しないと、維持のために
作用させることができる。さらに第3と第4の室を介し
て例えば伝動装置の伝動比を調節することもできる。例
えば第3の室の圧力負荷によって伝動比を第1の方向に
調節することができるのに対し、第4の室の圧力負荷に
よって伝動比を反対方向に調節することができる。それ
ぞれ圧力負荷されていない室はこの場合にはほぼ無圧に
調節される。これらの機能はすべて、唯一の弁装置によ
り制御可能であると特に有利である。この場合、前記弁
装置は制御信号を受取る。この制御信号は例えば液圧式
であることができる。しかしながら電気的又は磁気的な
制御信号も有利である。
【0025】したがって本発明は特に「伝動比の調節」
という機能と「伝動比の維持」という機能とを、伝動装
置に−有利には直接的に−前置された弁装置を介して保
証することを可能にする。したがって本発明は特に、伝
動装置に直接的に前置された、伝動装置のための液圧式
の制御信号を与えることのできる複数の弁から成る装置
を唯一の弁に纏めることを可能にする。この結果、例え
ば公知の装置で提案されている第2の弁が節減される。
さらにこれにより、伝動装置の伝動比を変えるための調
節圧が常に足りることを可能にするために、2つの弁装
置の間に圧力戻し装置がならないことが回避される。
【0026】特に有利な自動車は、本発明によれば、無
段階に調節可能な伝動比を有する伝動装置並びに異なる
伝動装置コンポーネントの間、特に少なくとも2つの円
錐円板対の間で力を伝達するための巻掛け手段を有して
いる。この場合には、特に伝動装置を制御するために
は、少なくとも2つの接続部、有利には少なくとも3つ
の接続部を有する液圧装置が設けられている。本発明に
よれば、これらの接続部の少なくとも1つ、有利にはま
さにこれらの接続部の1つに、少なくとも一時的に巻掛
け部材を保持するための圧力が作用するようになってい
る。さらに本発明によれば、弁装置の少なくとも1つの
接続部、有利には少なくとも2つの接続部、特に有利に
はちょうど2つの接続部に、それぞれ少なくとも一時的
に、伝動装置の伝動比を調節するための圧力が作用する
ようになっている。
【0027】有利な自動車は無段階に調節可能な伝動比
を有する伝動装置を有している。異なる伝動装置コンポ
ーネントの間で力を伝達するためには巻掛け部材、特に
チェーンの形をした巻掛け部材が設けられている。この
場合、伝動装置コンポーネントは特に、少なくとも2つ
の円錐円板対である。少なくとも2つの接続部、有利に
は少なくとも3つの接続部を有する弁装置を備えた液圧
装置を介して、伝動装置もしくは円錐円板対には、少な
くとも一時的に重畳し、各円錐円板もしくは各円錐円板
もしくは各円錐円板対もしくは伝動装置にトータル圧が
作用することになる複数の圧力が作用させられる。特に
少なくとも2つ、特に少なくとも3つの接続部が弁装置
に、伝動装置を圧力負荷するための液圧導管を受容する
ために設けられている。これらの接続部に接続した導管
によっては複数の室が負荷可能である。この負荷装置は
有利には、2つの範囲、特に2つの円錐円板において、
それぞれ少なくとも2つ、特に異なる室に存在する少な
くとも2つの圧力が少なくとも一時的に「トータル圧」
に加算されるように構成されている。
【0028】これによって例えば当該システムにおける
圧力レベルは比較的にわずかに保たれる。
【0029】本発明の特に有利な実施例によれば、無段
階に調節可能な伝動比を有する少なくとも1つの伝動装
置と該伝動装置を制御するための液圧装置とを有する自
動車であって、液圧装置がピストン装置とシリンダ装置
とを有する少なくとも1つの弁装置を有するものが提案
されている。特にピストン装置とシリンダ装置とによっ
て、少なくともピストン及びシリンダ装置の一相対位置
で、1つの室が形成される。この室内にはほぼ同じ圧力
が形成されている。この室は1部分がピストンの自由度
の方向に投影された成分を有する制限面を有している。
ピストン装置の自由度の方向に投影された成分を有する
前記部分は同様にピストン装置の構成部分である面の少
なくとも一部を有している。さらにこの投影された制限
面は、負荷された場合にピストン装置を第1の方向に動
かす制限面と、負荷された場合にピストン装置を第2
の、第1の方向とは反対の方向に移動させる制限面とに
分割できる。この場合には、ピストンの構成部分であり
かつ負荷に際して両方のピストン運動を少なくとも一緒
に行なう室制限面は異なる。
【0030】本発明の有利な実施例によれば、無段階に
調節可能な伝動装置を有する自動車において、この伝動
装置を制御するために、つまり所定の伝動比を維持又は
調節のために、直列に接続された弁装置を有する液圧装
置が設けられている。
【0031】この弁装置は12よりも少ない接続部、有
利には11よりも少ない接続部、有利には10よりも少
ない接続部、有利には9よりも少ない接続部、特に有利
には8よりも少ない接続部、特に有利には6よりも少な
い接続部、特に有利には5よりも少ない接続部、特に有
利には10接続部よりも少なくかつ5接続部よりも多
い、特に有利には6接続部よりも多くかつ9接続部より
も少ない、特に有利にはちょうど8つの接続部を有して
いる。
【0032】本発明では「直列に接続された弁装置」と
は特に、ポンプと伝動装置との間の範囲に伝動装置を制
御する液圧系の範囲が存在することを意味し、当該範囲
に同じ弁装置に開口する原則的には任意数の液圧式の接
続導管が案内されている。この場合には、1つの弁装置
のそばを並列に通過し、したがってポンプと弁装置との
間の流路に存在するが、弁装置には接続されていない別
の液圧導管がポンプと伝動装置との間の流路に存在する
ことはない。
【0033】本発明の特に有利な実施例によれば、無段
階に調節可能な自動車用伝動装置を制御する為の弁装置
と特に直列に接続された弁装置とにおいては、圧力源側
もしくはポンプ側の圧力が絞られ得るようになってい
る。この場合には伝動装置に作用する圧力が少なくとも
一時的に、有利には伝動比調節が望まれるすべての状況
で、望まれる伝動比調節のために足りることが同時に保
証されている。したがって本発明によれば、調節された
伝動比の維持並びに伝動比の調節を可能にする弁装置に
おいて圧力を絞ることができるようになっている。この
場合にはこの弁装置は特に直列に接続された、有利には
3よりも少ないピストン、特にちょうど1つのピストン
を有している。
【0034】本発明の特に有利な実施例によれば、自動
車の無段に調節可能な伝動装置を制御するための制御装
置は需要適合させられて構成されているので、伝動比を
調節するための調節圧は需要適合させれられて調節され
るかもしくは調節することができる。この場合、需要適
合させられた制御装置によっては特に、システム圧レベ
ルがほぼ低く保たれるが、所望の調節状況においては常
に伝動比を調節するために十分であることが保証され
る。例えば伝動装置の制御は複式ピストン原理で働く液
圧式のシステムを介して行なわれる。この場合には例え
ば種々の室もしくは導管内に存在する圧力が合成圧を形
成するために加算される。この場合、個別の室もしくは
導管内に合成トータル圧が存在する必要はない。
【0035】有利には本発明によれば、制御装置と特に
少なくとも部分的に液圧式に構成された装置が、伝動装
置を制御するために、目標値をあらかじめ与える少なく
とも1つの装置と、所定の圧力を形成する少なくとも1
つの装置と、目標値を調節された実際値と比較するため
の少なくとも1つの装置と、目標−実際値偏差に基づき
実際値を修正する少なくとも1つの後調節装置とを有し
ている。有利には、目標値をあらかじめ与えるための装
置は、例えば圧力であってもよい信号をあらかじめ与え
る。有利には弁装置はあらかじめ与えられる目標値に相
応して弁装置を調節するので、特に圧力である所定の実
際値が調節される。本発明によれば特に、前述の目標−
実際値の比較は唯一の弁装置の内部で、特に3つよりも
少ないピストンと1つのシリンダ、特に有利には1つの
ピストンと1つのシリンダとを有する弁内で行なわれ
る。
【0036】本発明の特に有利な実施例によれば、自動
車の無段階に調節可能な伝動装置を制御するための制御
装置、特に少なくとも部分的に液圧装置として構成され
た制御装置は、ピストンシリンダ装置として構成された
弁装置を有し、該弁装置内に少なくとも一時的に室が形
成され、ピストンによって包含されているピストン端部
の方向に投影された室壁が両方のピストン端部の方向に
異なった大きさを有し、それぞれ同じ圧力で負荷され
て、ピストンに他の力がかかっていないと合成された力
を生ぜしめる。
【0037】有利であるのは、無段階に調節可能な伝動
装置が少なくとも1つ、有利には少なくとも2つの円板
組を有し、この円板組が少なくとも2つの円板を有し、
これらの円板がそれぞれ1つの受容範囲を、巻掛け部材
を受容するために有している。半径方向で、巻掛け部材
を受容するための受容範囲にて各円板の間隔は変化す
る。有利には円板はここでは円錐形に構成されている。
その他の構成、例えば横断面で見て互いに向き合って延
びる円セグメントも有利である。本発明によれば有利に
は円板組あたり、特に上記形式の円板対あたり、少なく
とも1つの室が弁装置の内部に設けられ、該室の壁がピ
ストン装置における調節方向に異なっており、したがっ
て少なくともピストンに力がかかっておらずかつ室にお
ける圧力負荷が一定であると、ピストンに合成した力が
作用させられる。
【0038】有利には弁装置はピストンシリンダユニッ
トとして構成されている。この場合、シリンダ装置は一
貫した、ほぼ中断されていない内室を有している。有利
にはこの内室はピストン装置を受容するために役立つ。
【0039】本発明の特に有利な実施例によれば、弁装
置もしくはピストンシリンダ装置は3つよりも少ない、
有利には2つよりも少ない、互いに相対的に可動なピス
トンを有している。有利には弁装置は方向制御弁として
構成されている。特に有利には弁装置は圧力戻し案内さ
れて構成されている。
【0040】本発明の特に有利な実施例によれば、特に
伝動装置伝動比の調節を可能にする弁装置は、少なくと
も1つの、ピストン内部を延びる通路を有している。こ
の通路は少なくとも部分的に軸方向に延びるかもしくは
通路の長手方向が少なくとも軸方向の成分を有してい
る、有利には少なくとも1つのこのような通路によって
液圧媒体が受容可能である。
【0041】さらに有利であるのは、ピストン内部に配
置された少なくとも1つの前記通路内に内スライダ、特
にシリンダ装置に対しほぼ不動に配置された内スライダ
が受容可能であることである。
【0042】本発明の自動車の特に有利な1実施例で
は、無段階に調節可能な伝動装置を制御するための弁装
置の内部にて、ピストン内部に少なくとも1つの部分的
に軸方向に延びる通路を有しており、この通路から少な
くとも1つの開口もしくは少なくとも1つの通路がピス
トン外套に向かって延びている。有利には、このような
開口もしくは通路が2つピストン内部から外へ延びてい
る。特に有利にはこのような開口の少なくとも1つがピ
ストンの種々の軸方向位置に存在することである。自動
車の無段階に調節可能な伝動装置を制御するための本発
明による弁装置の特に有利な実施例によれば、弁装置は
少なくとも1つの液圧式のオア部材を有している。この
場合にはこの弁装置を介して特に伝動装置の伝動比を調
節しかつ維持することができる。特に有利であること
は、このような弁装置が液圧式のオア部材を有していな
いか又は必要としないことである。
【0043】本発明の特に有利な実施例によれば、弁装
置は少なくとも1つの、有利には少なくとも2つの接続
部を、ポンプへの接続導管を受容するために有してい
る。
【0044】特に有利であるのは、無段階に調節可能な
伝動装置を制御する弁装置がモーメントフィーラへの接
続を受容する少なくとも1つの接続部を有していること
である。
【0045】有利には弁装置は少なくとも1つの円錐円
板対に巻掛け部材で圧着圧を生ぜしめる導管を受容する
ために少なくとも1つの接続部を有している。この圧着
圧は特に調節された伝動比を維持するために役立つ。
【0046】本発明による特に有利な実施例によれば、
弁装置は少なくとも1つの比例弁への液圧式の接続を受
容するための少なくとも1つの接続部を有している。
【0047】有利には弁装置は調節圧を、液圧式に調節
可能な伝動装置の少なくとも1つの第1の円板組及び/
又は少なくとも1つの第2の円板組に作用させる接続部
材を受容する少なくとも1つの接続部を有している。
【0048】特に有利であることは、「オーバドライ
ブ」の方向に調節するために接続導管を介して圧力が第
1の円板組に作用させられることができ、「アンダドラ
イブ」の方向に調節するために圧力が他方の円板組に作
用させられることができることである。有利には「アン
ダドライブ」及び「オーバドライブ」の方向に調節する
ための前記圧力は弁装置の唯一の接続部に設けられた接
続導管を介して供給される。しかしながら特に有利であ
ることは「オーバドライブ」の方向に調節するためにも
圧力導管を受容するために1つの接続部を備え、「アン
ダドライブ」の方向に調節するためにも圧力導管を受容
するために1つの接続部を備えていることである。特に
有利であるのは、それぞれ調節圧で負荷されていない円
板組がほぼ無圧であることである。
【0049】本発明の特に有利な実施例によれば、弁装
置より「伝動装置の円板組をあらかじめ調節された伝動
レベルに維持する」という機能と「伝動装置の伝動比を
調節する」という機能を切換えるかもしくは引受けるこ
とができる。この場合、これらの機能が調節可能である
この弁装置は、12よりも少ない、特に有利には9より
も少ない、特に有利には8よりも少ない接続部を有して
いる。
【0050】特に有利な実施例においては弁装置はピス
トンシリンダ装置として構成されている。この場合、弁
装置は−少なくとも1つの位置で−ばね負荷されてい
る。特に有利にはこのために圧縮ばねが設けられる。引
張りばねの配置も有利である。本発明の特に有利な実施
例によればピストン装置は一方のピストン終端位置にば
ね負荷されて保持されている。
【0051】有利であるのは、ピストン運動もしくはピ
ストン行程を制限するためにシリンダ装置内に少なくと
も1つのストッパを設けることである。有利にはこのス
トッパはシリンダ装置の終端位置の間に設けられる。特
に有利にはこのようなストッパは少なくとも部分的に、
シリンダ装置の内壁からシリンダ内部に向かって延び
る。有利であるのは、伝動装置伝動比を制御するための
弁装置に絞り個所、有利には調節可能な絞り横断面を有
する絞り個所が配置されており、この絞り個所により、
発生する圧力があらかじめ定められた所定の圧力よりも
大きいと、圧力源側もしくはポンプ側から供給される圧
力が絞られる。
【0052】本発明の特に有利な実施例によれば無段階
に調節可能な伝動装置の伝動比を調節するため並びにこ
のような伝動比を維持するために調節圧並びに維持圧を
供給する弁装置が設けられており、この弁装置と伝動装
置との間に別の調節可能な弁装置がほぼ設けられておら
ず、有利には別の弁装置は設けられていない。
【0053】さらに有利であることは、弁装置と無段階
に調節可能な伝動装置との間に、モーメントフィーラの
圧力室に開口する接続導管が設けられていることであ
る。有利であることは、モーメントフィーラ圧力室への
入口横断面と弁装置との間に別の調節可能な弁装置が配
置されていないこと、特に弁装置が配置されていないこ
とである。特に有利であることは弁装置と伝動装置との
間のその他の接続導管に同様に調節可能な弁装置が配置
されていないこと、特に弁装置が配置されていないこと
である。
【0054】本発明の特に有利な実施例によれば弁装置
はピストン・シリンダ弁装置として構成されている。こ
の場合、ピストン装置はその端面の少なくとも一方から
圧力負荷可能である。有利にはピストン装置はその両端
面から圧力負荷可能である。
【0055】本発明の特に有利な実施例によれば、弁装
置は、少なくとも一時的に、特に調節可能で特に弁装置
の調節に関し目標値を設定する前制御圧が作用する(前
−)制御導管を受容する、少なくとも1つの接続部を有
している。
【0056】本発明の特に有利な実施例によれば、弁装
置のピストン装置、例えば先に述べた形式のピストン装
置は、内スライダを受容するために中空の内範囲を有し
ている。この場合、内スライダの端面は、特に先に述べ
た形式で、1つの室が圧力負荷された場合に合成力を、
先に述べた形式でピストンに生ぜしめる面差の少なくと
も一部を成す。
【0057】特に有利であるのは、ピストン装置内にて
常に、内スライダの存在に基づきピストンに生ぜしめら
れる力と、ピストン装置を負荷するばね力と、前制御力
と、ピストン装置の異なる投影面によって室の内に生ぜ
しめられる力との間に平衡状態が得られることである。
【0058】この場合、前制御力とは特に、調節圧が作
用する結果、ピストン装置に作用する力である。
【0059】本発明の特に有利な実施例によれば、弁装
置を介して、特に有利にはリング通路を有する弁装置を
介して、圧力接続部と伝動装置伝動比を調節するための
調節接続部との間に結合が与えられている。この場合に
特に有利であるのは、圧力接続部から少なくとも部分的
に伝動装置を通って伝動比を調節するための導管の方向
に流れる流体が、弁装置の範囲の範囲にて1つの室を流
過するかもしくは速度零でここに滞在することである。
この場合、前記室はピストン装置の領域で、ピストン装
置の調節方向で異なる投影面を有している。
【0060】さらに本発明によれば、圧力接続部から弁
装置を経た、伝動装置伝動比を調節するための導管への
流れ結合も少なくとも一時的に、室の幾何学的な状態に
影響を及ぼす必要なしで中断できると特に有利である。
【0061】本発明の有利な実施例によれば圧力導管、
異なる投影面を有する弁装置の室並びに伝動装置を調節
するための導管の前述の配置は2重に、つまり1つは
「オーバドライブ」の方向の調節のためにかつ1つは
「アンダドライブ」の方向の調節のために設けられてい
る。
【0062】本発明の特に有利な実施例によれば、上記
形式の室、すなわちピストン装置の異なる運動方向でピ
ストン装置の異なる投影面を有する室には、種々の接続
部を介して種々の圧力が作用する。この場合、ピストン
装置に作用する力を決定する圧力は前記接続部の1つに
作用する圧力である。この場合、異なる圧力は例えば特
に調節可能な絞り装置の結果として発生できるものであ
る。
【0063】本発明の特に有利な実施例によれば異なる
投影面に基づきピストン装置に作用する力と、圧力導管
と伝動比を調節するための調節導管との間に配置され
た、絞り横断面積に関し調節可能な絞り装置との間には
相互の依存関係が与えられている。したがって本発明に
よれば、所定の絞り横断面が存在する場合に異なる投影
面に基づきピストン装置に力が作用し、この力に基づき
絞り横断面が変化するようになっている。絞り横断面の
変化によって、投影された合成面に作用する圧力も変化
するので、ピストン装置は移動し、ひいては絞り横断面
積が変化する。変化させられた絞り横断面積に基づき、
同様に変化させられた圧力が形成される。このような形
式で−ばね負荷並びに前制御圧負荷及び/又は異なる投
影面を有する室を備えた第2の装置の設置によって補完
されて、所定のピストン位置が制御されるかもしくは所
定のピストン位置が調整される。
【0064】本発明による特に有利な実施例によれば無
段階に調節可能な伝動装置は円錐円板巻掛け伝動装置で
ある。
【0065】このような円錐円板巻掛け伝動装置は有利
には2つの円板対を有し、これらの円板対のうち、1つ
の円板対は駆動側にかつ1つの円板対は被駆動側に少な
くとも一時的にほぼ回動不能に連結されている。有利に
はこれらの円錐円板対は各々、軸方向に可動な円板部分
と軸方向に固定の円板部分とを有している。それぞれ他
方の円板部分に向けられた前記円板部分の面の間に、巻
掛け手段、例えばチェーンが係合する。この巻掛け手段
によって回転モーメントが円錐円板対の間で伝達可能で
ある。この場合には有利にはチェーンは円錐円板対の傾
斜した円板にそれぞれ接触し、その際に得られる摩擦力
で回転モーメントを伝達できるピンを有している。円錐
円板の長さは規定されているので、円錐円板対に作用さ
せることのできる圧着力は巻掛け手段と円錐円板との間
の摩擦力を調節するかもしくは制御することができる。
【0066】伝動比を調節するためには円錐円板対もし
くは円錐円板対の個々の円錐円板の相互間隔は互いに調
和させられて調節できる。このためには特に有利には少
なくとも部分的に液圧式に構成されかつ特に上記形式の
弁装置を有する調節部材が設けられている。
【0067】本発明の特に有利な実施例によれば可動に
配置された円板部分の少なくとも1つ、有利には全部
に、可動に配置された円板部分の軸方向位置を固定する
ため及び/又は調節するために、軸方向に移動可能な円
板部分にほぼ接続された少なくとも1つの室が配置され
ている。
【0068】さらに特に有利であるのは、軸方向に可動
に配置された円板部分あたり、液圧媒体を受容するため
に少なくとも2つの室が配置され、この場合、これらの
室が並列に接続されておりかつ/又は直列に接続されて
いることである。
【0069】有利には前記室の少なくとも1つは伝動装
置の伝動比の調節に用いられる。さらに有利には前記室
の少なくとも1つが伝動装置の伝動比を維持するために
用いられる。本発明の特に有利な実施例によれば伝動装
置の駆動側の軸にモーメントフィーラが配置されてい
る。有利であるのはこのモーメントフィーラが軸、特に
駆動側の軸のモーメントを圧力に変換することである。
この場合にはモーメントフィーラが互いに可動に配置さ
れた2つの部材を有し、これらの部材の少なくとも一方
がカム円板を有していると特に有利である。有利にはこ
のカム円板は軸方向で不動でありかつ周方向で少なくと
も制限されて回動可能である。一方のカム円板もしくは
両方のカム円板は少なくとも1つの乗上げランプを有し
ている。両方の部分の間、特に乗上げランプの間には拡
開体、例えば球又はローラの形をした拡開体が配置され
ている。回動によってこの拡開体、例えばこの球は乗上
げランプに沿って移動するので当該部分の間の間隔が変
化する。この場合、離反する部分は容積が当該部分の離
反によって減少するかもしくは拡大される圧力室に接続
している。この結果、この容積変化は、室内にある媒体
の圧力変化につながる。
【0070】本発明の特に有利な実施例によれば、モー
メントフィーラの圧力室は少なくとも一時的に流出通路
と接続可能である。特に有利には、少なくとも一時的に
モーメントフィーラの圧力室に開口する流出通路とこの
圧力室との間には調節可能な絞りが設けられている。本
発明の特に有利な実施例によればこの絞りの有効な絞り
横断面積はモーメントフィーラの圧力室における圧力及
び/又はモーメントフィーラに作用するモーメントに関
連している。
【0071】本発明の課題は請求項98又は99の方法
によっても解決された。
【0072】本願で提出した請求の範囲の請求項は記載
提案であって、別の特許保護の達成の断念を意味するも
のではない。出願人はこれまで明細書本文及び/又は図
面に開示した別の特徴の保護を請求する権利を保留す
る。
【0073】従属請求項で用いた引用は各従属請求項の
特徴による独立請求項の発明の構成の具体化を示してい
る。すなわち、前記引用は、引用した従属請求項の特徴
の独立した特許保護の断念と解されるべきものではな
い。
【0074】さらに従属請求項の対象は先行する従属請
求項の対象とは無関係な構成を有する独立した発明をも
成すものである。
【0075】本発明は明細書の実施例に限定されるもの
ではない。むしろ本発明の枠内では数多くの変更と改
良、特に明細書一般、実施例並びに請求の範囲に記載さ
れかつ図面に示された特徴もしくは部材又は方法段階と
関連してかつ組合せることのできる特徴によって新しい
対象又は新しい方法段階もしくは方法段階系列となるヴ
ァリエーション、部材及び組合せ及び/又は材料が、そ
れらが製造、検査及び作業方法に関しても可能である。
【0076】さらに本発明の特徴の協働がすべての任意
の組合せで有利であることに言及しておく。特に独立し
た請求項に開示した特徴の組合せの内、単数又は複数の
特徴を除くこともそれぞれ有利である。又、本発明の方
法を組合せることも有利である。さらに特定の印刷物に
関するものではないすべての公知の装置についての記述
は本出願人もしくは本発明者にとって公知であり、公開
されていない事項に対する特許保護に対する請求を本発
明者は保留することを言及しておく。
【0077】さらに本願において「又は」で特徴が並記
されている場合には、この「又は」はそれぞれ一方では
数学的な「又は」であり、他方では他の可能性を排除す
る「又は」であると解されるべきである。さらに制御の
概念と該概念から導き出された概念は本発明では広い意
味で解されるべきである。これは特にDINで言う調整
及び/又は制御を包含するものである。
【0078】当業者にとっては明細書に開示した本発明
の実施例を越えて、本発明に含まれる数多くの変更及び
別の構成が考えられることは自明である。したがって本
発明は特に本願明細書に示した実施例に限定されるもの
ではない。
【0079】以下、本発明をこれに限定されない実施例
に基づき説明する。
【0080】
【発明の実施の形態】図1には本発明の第1実施例が概
略的に示されている。
【0081】図示されていない自動車の無段階に調節可
能な伝動装置10は特に液圧装置12により制御され
る。
【0082】無段階に調節可能な伝動装置10は特に回
転モーメントフィーラ装置18を有する第1の円板組1
4,16と、第2の円板組20,22とこれらの円板組
20,22に巻き掛けられたチェーン24の形をした巻
掛け手段とを有している。
【0083】第1の円板組14,16はほぼ軸方向に不
動に配置された円錐円板16と、ここでは軸方向に不動
に配置された円錐円板の上に配置された円錐円板14と
を有している。円板組20,22からの円板組14,1
6の間隔は有利には可変である。しかしながら特に有利
にはこの間隔は固定される。
【0084】各円錐円板組軸線の間隔が可変でない場合
には特に、1つの円板組の閉鎖、つまり両方の円板1
4,16もしくは20,22の間隔の減少は、これらの
円板組14,16もしくは20,22においてチェーン
24が半径方向外方へ移動させる。しかしながらチェー
ンは規定された、一定の長さを有しているので、チェー
ンの半径方向外側への移動は、少なくとも円板組の変化
しない軸間隔を仮定するとチェーンはそれぞれ他の円板
組20,22もしくは14,16に関し半径方向内方へ
移動する。半径方向内方へのチェーンの移動はそれぞれ
他の円板組20,22もしくは14,16の円錐円板の
開放、すなわち離反をもたらす。
【0085】したがって1つの円板組14,16もしく
は20,22の円錐円板14,16,20,22の閉鎖
もしくは間隔縮小は他方の円板組を開放する。この場合
には両方の円板組14,16もしくは20,22におい
てチェーンの力作用点は変化させられるので、伝動装置
10の伝動比も変化する。円板組14,16もしくは2
0,22のどれに調節力が外から加えられるかに応じ
て、伝動比は「オーバドライブ」の方向又は「アンダド
ライブ」の方向に調節される。これと関連して、一例で
あるこの実施例においては円板組14,16は駆動側に
配置されているのに対し、円板組20,22は被駆動側
に配置されているものとする。
【0086】さらに円板組における前述の調節はそれぞ
れ合成力に帰因するものである。すなわち、円板組の1
つにおける力の負荷は、第2の円板組においてほぼ同じ
力の負荷が成されると調節は行なわれない。これについ
ては、外から可動に配置された円錐円板14,20に加
えられた力が等しくないと疑わしい場合には合成運動が
円板組に生ぜしめられないが、そうでない場合には円錐
円板対は平衡状態にあることを付加的に述べておく。
【0087】円板組の調節もしくは適当な調節力の付与
は本発明によれば液圧装置12で行なわれる。
【0088】液圧装置12は特に2つの「機能」を有し
ている。
【0089】一方では円錐円板対14,16もしくは2
0,22もしくはチェーン24に「維持力」を生ぜしめ
ることができる。この維持力は、あらかじめ調節された
伝動比10が、調節するための特別な希望がない限り、
特に伝動装置の運転に際しても不変に維持されることを
保証する。
【0090】他面においては「伝動比調節」機能が設け
られている。このためには特に円錐円板対の1つが付加
的な圧力で負荷される。特に円錐円板対は付加的な圧力
で負荷され、この圧力でチェーン24は一時的にさらに
内に位置するように配置される。しかしながら他の負荷
形態も有利であることに留意されたい。先に述べた負荷
形態は例えば、各円錐円板対14,16もしくは20,
22の軸方向の負荷に際してチェーンが負荷された側で
外へ押されるように各円錐円板14,16もしくは2
0,22が配置されかつ構成されていることがすすめら
れる。
【0091】維持圧と調節圧との制御は弁装置26によ
って引受けられる。この弁装置26は一方では液圧源2
8と接続されかつ他方では前制御圧を生ぜしめるための
比例弁装置30と接続されている。弁装置26の、圧力
源とは反対側には液圧導管系32,34,36がある。
弁装置26は特に図2の(a)から(e)までに基づき
より詳細に説明してある。
【0092】特に液圧系32,34,36を通る容積流
及び/又は容積流の方向は弁装置26により制御可能で
ある。
【0093】導管系32,34,36は弁とは反対側
で、伝動装置10に接続するかもしくはこの伝動装置1
0により包含される室もしくは室装置と接続されてい
る。
【0094】例えば圧着導管32並びに室システム33
a,33b,33cもしくは38a,38b,38cを
介して、有利には調節可能もしくは調整可能もしくは制
御可能な圧着力が円板組14,16もしくは20,22
に生ぜしめられる。
【0095】有利にはモーメントフィーラ18を介して
圧着圧は調整もしくは制御もしくは調節することができ
る。この場合、これは機関回転モーメントに関連して行
なわれると有利である。
【0096】例えばモーメントフィーラは第1の、不動
に配置された部分40と第2の、可動に配置された部分
42とを有し、不動に配置された第1の部分40と可動
に配置された第2の部分42は互いに少なくとも円弧に
亘って回動可能に配置されている。少なくとも一方がカ
ム円板もしくは乗上げランプを有する前記部分40,4
2の間には拡開体−この場合には球44の形をした拡開
体が配置されている。
【0097】駆動モーメントもしくはモーメントフィー
ラ18に作用するモーメントに関連して第2の部材42
は第1の部材40に対して回動する。この場合、球44
は乗上げランプの傾斜方向で上向きに移動する。これに
より不動に配置された部材40と該部材40の上に移動
可能に配置された部材42との間の間隔が拡大する。こ
の間隔変化で少なくとも1つの室33a,33b,33
cと特に室33aとの容積の変化が生じる。少なくとも
部分的に前記容積変化に関連して室33a,33bの少
なくとも1つにおける圧力が変化するので、駆動モーメ
ントに少なくとも部分的に関連する圧着圧もしくは圧着
力を生ぜしめることができる。
【0098】例えばこのような形式で両方の円板対1
4,16もしくは20,22に「対称的な力」を生ぜし
めることができる。したがって両方の円板対14,16
もしくは20,22においてチェーン24を半径方向外
方へ押し離すことが試みられている。これによって特に
チェーン24に対称的な合力が作用した場合を仮定する
と、チェーンは静的に(半径方向の運動に関しても)保
持される。この場合には特に摩擦力がチェーン24と円
板組14,16もしくは20,22との間に作用する。
この摩擦力を介してモーメントが円板組14,16から
円板組20,22に伝達される。
【0099】軸46と48もしくは円板組14,16と
20,22との間の伝動比を調節することは弁装置26
と液圧導管系36もしくは34とを介して調節圧が円板
組14,16もしくは20,22に生ぜしめられること
でできる。特に伝動比を調節するためには第1の方向で
液圧導管装置34を介し、少なくとも1つの室から成る
装置が圧力で負荷可能である。
【0100】これによって既に上記形式で円錐円板1
4,16の間隔が減少する。この場合、調節導管36を
介して円錐円板装置20,22に作用する圧力はほぼ無
圧である。
【0101】相応の形式で伝動比を反対の方向に調節す
ることは、導管装置36を介して少なくとも2つの室5
4a,54bから成る装置が圧力で負荷されるので、チ
ェーン24と円板組20,22の軸線との間の間隔が拡
大される。同時にチェーンが第1の円板組14,16に
おいて「後緊張」され、チェーン24は第1の円板組1
4,16にて半径方向でチェーンの中心軸に向かって移
動させられる。
【0102】特に円板組14,16及び20,22の一
方に対する圧力を高めることができる調節導管34,3
6を介しては、チェーンもしくは円板組14,16もし
くは20,22の平衡状態も保持することができる。例
えば両方の円板組14,16と20,22に対し有利に
は等しくかつ導管装置32を介して施される定圧には、
例えば円板組14,16もしくは20,22に対して必
要な力が調節された伝動比に関連すると、導管36又は
導管34を介して付加的な圧力が前述の平衡状態を維持
するために重畳させられることができる。したがって例
えば平衡状態を維持するために円板組14,16及び2
0,22に必要な力が異なると、円板組の少なくとも1
つに液圧導管34もしくは36を介して平衡状態を、特
に伝動比に関して保証する付加的な重畳圧が与えられ
る。
【0103】図2の(a)から(e)までには本発明の
第2実施例が概略的に部分断面図で示されている。この
場合、図2の(a)から(e)は特に弁装置80の位置
もしくは切換え位置で異なっている。図2の(a)は弁
装置80の第1位置が示されている。この弁装置80は
7つの接続部82,84,86,88,90,92,9
4を有している。これらの接続部は有利には先に述べた
順序で弁装置80の軸線に沿って配置されている。弁装
置80の接続部82は特にもしくは例えば、比例弁への
接続を形成する接続導管を受容するために役立つ。接続
部84と92は例えばポンプへの接続を形成する接続導
管を受容するために役立つ。接続部94は例えば、モー
メントフィーラの圧力室に通じる接続導管を受容するた
めに役立つ。接続部86は例えば圧力を第1の円板組1
4,16に作用させる接続導管を受容するために役立
つ。接続部90は相応する形式で例えば圧力を第2の円
板組20,22に作用させることのできる導管を受容す
るために役立つ。接続部88は例えば接続部88が溜め
に導かれて無圧位置を可能にする。
【0104】その他に弁装置80は特にシリンダ装置9
6並びにピストン装置98を有している。
【0105】シリンダ装置96内には多数のリング通路
100が配置されている。このリング通路100は例え
ば液圧媒体流を改善するために配置されている。さらに
リング通路102,104,106がピストン装置98
に配置されている。これらのリング通路102,10
4,106は特に、種々の接続部84,86,88,9
0,92,94の間の接続を形成するために役立つ。ピ
ストン装置は一端に付加部108を有している。この付
加部108は、接続部82の圧力負荷を介して、ピスト
ン装置98が最高(この場合には右へ)に移動させられ
た位置にあり、ここではシリンダ装置92に当接して
も、ピストンに作用する力を生ぜしめることを可能にす
る。この状況ではピストンには接続部82を介して、円
形リング面110と接続部82に作用する圧力との積に
関連するかもしくはこれによって決められた力が作用さ
せられる。有利には一体に構成されたピストン98がシ
リンダ装置96から離れたあとで、接続部82を介して
ピストンに作用する力はピストンの全端面に作用する。
【0106】ピストン装置98の他方の側においてはば
ね装置112がピストンに作用している。この圧縮ばね
装置は、シリンダ装置と固定的にねじ結合された支持ブ
ッシュ114に支えられている。ばね装置112は有利
には圧縮ばねとして構成されている。
【0107】ほぼばね装置内に配置されて内スライダ1
16が延在している。この内スライダ116は有利には
シリンダ装置96もしくは支持ブッシュ114に対しほ
ぼ不動に配置されている。内スライダ116は少なくと
も一時的にシリンダ装置96の軸線に対してほぼ平行に
延びるピストン装置98内の内通路118内に延び込ん
でいる。この内通路118からはほぼ半径方向で開口1
20がピストン装置98の周面に向かって延びている。
【0108】ストッパ122は少なくとも部分的にもし
くは所定の条件のもとでピストン装置98とシリンダ装
置96との間の相対運動性を制限する。
【0109】図2の(a)から(e)までの実施形態例
は、図2の(a)の弁装置位置によれば、モーメントフ
ィーラもしくは接続部94が残った接続部92,90,
88,86,84,82のどれとも接続されていないこ
とを示している。これに相当することはポンプに通じる
接続部92にも当嵌まる。第2の円板組20,22に通
じる接続部90は油溜めに通じる接続部88に、第1の
円板組に通じる接続部86がポンプに通じる接続部84
にリング溝102を介して接続されるのと同様に、リン
グ溝104を介して接続されている。
【0110】この弁位置ではしたがって第1の円板組1
4,16は圧力で負荷されるので、ここではチェーン2
4は半径方向外方へ移動する。
【0111】接続部82の上に圧力をあらかじめ作用さ
せることによって、ピストン装置98を調節するための
目標値があらかじめ与えられる。接続部82の圧力負荷
によって生ぜしめられるピストン装置98の運動は図2
の(b)から明らかである。この場合にはすでに全端面
がピストン装置98を介して圧力接続部82を介して圧
力で負荷される。この場合に、ピストン装置はばね装置
112の力に抗して移動する。リング通路102内にあ
る圧力はピストン装置98の軸線に対し直角に投影され
たリング溝102の面である第1の投影面124にも第
2の投影面126にも作用する。図2の(a)から
(e)までから判るように、投影された面126は投影
された面124よりも大きい。したがってポンプ圧に基
づきピストン装置に作用する力は図2の(b)では左へ
向けられている。なぜならば投影面126は投影面12
4よりも大きいからである。
【0112】図2の(c)には本発明の第2実施例であ
る弁装置の第3の位置が示されている。
【0113】図2の(a)と(b)とにも示されている
ように、半径方向の開口120はほぼ無圧の接続部88
と接続されている。したがって図2の(c)の弁位置で
も、内スライダ116の端面28にほぼ力が生ぜしめら
れないので、ピストン装置198に相応する反力もしく
は伝達された反力が生ぜしめられることもない。支持ブ
ッシュ114並びにピストン装置98に支えられたばね
112は図2の(a)並びに(b)に図示した状態に対
し次第に圧縮されるので、ピストン装置の上に右へ作用
するばね力が増大さる。ピストン装置98の軸方向運動
によって、図2の(c)の弁位置ではリング通路はシリ
ンダ装置96に対して移動させられ、接続部84と接続
部86とのリング通路102を介する接続が中断され
る。これとは反対にリング通路106を介する接続部9
2と接続部94との間の接続が開放され、したがってモ
ーメントフィーラの方向にもしくは導管装置32に円板
組14,16もしくは20,22を保持する圧力が生ぜ
しめられる。
【0114】異なる投影面124,126を介してピス
トン装置に作用する力はこの場合には無視可能であるか
もしくは零である。何故ならばこの場合にはリング溝1
02はほぼ第1の円板組14,16を調節するための接
続部だけにしか接続されていないからである。この弁位
置においても第2の円板組を調節するための接続部はほ
ぼ油溜めに接続されるので、この場合にも調節圧は円板
組にはほぼ作用させられない。
【0115】したがって伝動比はほぼ維持される。
【0116】ほぼ他の調節と同様に有利には接続部82
に作用するかもしくは作用させられた圧力を介して制御
された左への別の調節に際しては、ピストン装置は図2
の(d)に示された位置へ移動する。この場合にはリン
グ溝102は接続部86が接続部88と接続されるよう
に移動させられている。したがって第1の円板組を調節
するための接続部には油溜めと等しい圧力レベルが与え
られる。
【0117】第2の円板組を調節するための接続部90
はほぼリング溝104により覆われているので、この接
続部もほぼ無圧である。したがって内スライダ116の
端面128に係る圧力は零になるか無視できる圧力にな
る。厳密に言えば無圧位置もしくは無視できる圧力とい
う概念を用いた場合には、前記圧力もしくはこれにより
生ぜしめられる力は、ピストン装置96の平衡状態の算
出に関係させられる。
【0118】ポンプに通じる接続部92はリング溝10
6を介してモーメントフィーラに接続されているので、
円板組14,16もしくは20,22はひきつづきその
伝動比に保持される。
【0119】この関係で、留意してほしいことはピスト
ン運動の間に、接続部92において下位の定圧がかけら
れている場合ですら(これは他の接続部における類似し
た関係においても当嵌まる)接続部94における圧力が
変化することである。何故ならば前記接続部の間の開放
横断面積はピストン運動の間変化するからである。した
がってこの場合には可変な横断面を有するある種の絞り
が存在することになる。つまり少なくとも一時的に絞り
個所130が与えられている。
【0120】図2の(e)に示した本発明の第2実施例
の第5の弁位置においてはモーメントフィーラ接続部9
4もしくは伝達比を保持するための接続部はリング溝1
06で覆われている。第2の円板組20,22に向けら
れた接続部90はポンプに向けられ接続部92と接続さ
れている。したがって第2の円板組が圧力で負荷され
る。リング溝104内にある圧力は同様に半径方向の開
口120並びに内通路118を介して内スライダ116
の端面128に作用する。「対抗圧」はピストン装置9
8に配置された相応のフランジに作用するので、この場
合にはリング溝104内にある圧力と面134との積に
ほぼ相応する合成力が存在することになる。
【0121】さらに絞り個所132は図示の実施例では
リング溝のポンプ側に配置されている。したがって圧力
はリング溝104においてすでに減圧されるので、この
減圧された圧力が内スライダ116の端面に作用する。
図示されていない実施例によれば絞り個所はリング溝の
円板組側に配置されている。この結果、ポンプ圧が、ピ
ストンに作用する力を決定することになる。
【0122】さらにほぼ4つの力によって決定される力
の平衡状態が常に得られることに留意されたい。ほぼリ
ング溝110もしくはピストン装置98の端面とピスト
ン装置の目標調節によって調節された圧力に相応する力
との積によって与えられた力は図2の(a)から(e)
までにおいては左へ作用する。この力に抗しては、ばね
装置112の力が作用する。リング溝102内にある圧
力は投影された面126が投影された面124よりも大
きいことに帰因する、左へ向けられた力を生ぜしめる。
この平衡状態に関与する第4の力は同様に右へ作用す
る。この力はリング溝104内にある圧力が同様に内ス
ライダ116の端面128に作用し、ひいてはピストン
を右へ押し離すことに帰因する。
【0123】図3には本発明の第3実施例が概略的に示
されている。無段階に調節可能な伝動装置10はほぼ図
1の伝動装置に相応しているのに対し、ここでは特に液
圧装置150が図1の液圧装置12とは異なっている。
この場合には特に図1の弁装置と図3の弁装置との差異
がある。図3の弁装置152ももちろん弁シリンダと弁
ピストン156とを有している。さらにこの弁装置には
有利には同様に比例弁158が前接続されている。
【0124】図4の(a)から(e)までには本発明の
第4実施例が概略的に5つの異なる弁位置で示されてい
る。
【0125】有利には一体のシリンダ96と一体のピス
トン98とを有する弁装置として構成された弁装置は7
つの接続部160,162,164,166,168,
170,172を有している。有利にはこれらの接続部
160,162,164,166,168,170,1
72は以下の順序でピストン装置98の軸線の方向に配
置されている。
【0126】接続部162はポンプへの接続導管を受容
するために役立つ。接続部164はモーメントフィーラ
への接続導管もしくは伝動装置10へ維持圧を生ぜしめ
る接続導管装置を受容するために役立つ。接続部166
は液圧油溜めに通じている。接続部168は第1の円板
組14,16を圧力負荷するための液圧導管もしくは液
圧導管装置を受容するために役立つ。接続部170は第
2の円板組が圧力で負荷される接続導管を受容するため
に役立つ。
【0127】弁装置174は内スライダ116を受容す
る内通路118を有している。内スライダは圧力負荷可
能である端面128を有しているので力もしくは反力が
ピストン装置98に生ぜしめられる。内通路118内に
は、有利には半径方向に延びる開口が開口している。こ
の開口はピストン装置120の表面に向かって延びてい
る。
【0128】ピストン装置98内には第2の内通路17
6が延在している。この内通路176はシリンダ装置9
6に対し不動に配置されたピストンスライダ装置を受容
するために定められているが、例えばピストン装置の内
部に設けられた、液圧油を導くための接続導管として設
けられている。
【0129】したがって内側の通路からも開口178,
180が半径方向外方へピストン装置の外周面に向かっ
て延びている。
【0130】開口180は、図4の(a)に示された切
換え位置では、ピストン装置98に設けられたリング溝
182内に延び込んでいる。このリング溝の他にピスト
ン装置98はリング溝184並びにリング溝186を有
している。
【0131】図4の(a)に示された状態ではピストン
装置98は特にばね装置112の作用も受けてシリンダ
装置96の右側の内壁に圧着されている。この位置にピ
ストン装置98は、接続部160に作用する圧力がピス
トン装置を調節するために十分でない間は保持される。
【0132】この状態では接続部162に作用するポン
プ圧は半径方向の開放178並びに第2の内通路17
6、半径方向の開口180並びにリング溝182を介し
て接続部186に作用する。この場合には該接続部18
6に接続された図示されていない導管を介して第1の円
板組を圧力で負荷することができる。
【0133】接続部164はピストン装置98を介して
遮断されているので、接続部164は他の接続部16
0,162,166,168,170,172のどれと
も接続されていない。油溜めと接続された接続部166
はここではリング溝184に接続されているので、この
接続部166も他の接続部162,164,168,1
70,172のどれとも接続されていない。
【0134】接続部166からはさらにクランプもしく
はストッパが延在している。このクランプもしくはスト
ッパを介してピストン装置98とシリンダ装置96との
間の相対運動が制限できるかもしくは制限される。接続
部170は特に第2の円板組20,22に向けられた接
続導管を受容するために用いられる。
【0135】図4の(a)に示された状態ではこの接続
部170はばね装置112を受容する範囲を介して接続
部172と接続されているので、接続部170はほぼ無
圧になっている。
【0136】図4の(b)以下には例として接続部17
8を介して目標信号もしくは圧力が与えられた場合に到
達させられるか到達可能な位置が示されている。
【0137】図4の(b)はまず円形リング面110に
かつ次いで付加部108に作用する圧力がピストン装置
98を左へ移動させたあとで到達させられる第1の位置
を示している。
【0138】この場合には接続部162は依然として接
続部168と接続されている。すでに図4の(a)に示
された状態にも当嵌まることであるが、アンダカット部
もしくは段部はピストン装置98を室192の範囲で非
対称的に圧力負荷する。これによってこの個所で、ほぼ
第1の円板組14,16に作用する圧力に関連した力が
ピストンに生ぜしめられる。この力はばね116の力と
は反対にかつ端面110及び/又は108の圧力負荷に
基づき作用する力とは反対に向けられている。接続部1
64はまだピストン装置98でブロックされている。こ
れに相応することは接続部166にも当嵌まる。この接
続部166は依然としてリング溝184に接続されてい
る。接続部170と172との間の接続は依然として行
なわれている。
【0139】図4の(c)に示された状態では、リング
通路182は半径方向外方へ閉鎖されているので、孔1
76を介しては接続部162と別の接続部の1つとの間
の接続はもはや行なわれていない。むしろ接続部162
はリング溝186を介して接続部164と接続されてい
る。接続部166はちょうどまだピストン装置98もし
くはリング溝184を介してまだ閉鎖されている。接続
部168は接続部160,162,164,166,1
70,172のどれとも接続されていない。
【0140】接続部176はスライダ116の端面12
8の方向に接続されている。接続部170と172との
間の接続はまだちょうど存在している。
【0141】図4の(d)には本発明による第4の実施
例の弁装置174の第4の位置が示されている。この図
から判るように接続部160に作用する圧力は依然とし
て端面110,108に作用している。接続部162は
依然として接続部164と接続されているのに対し、別
の接続部160,166,168,170,172の1
つに対する内孔176を介する接続は中断されている。
この場合には絞り個所200の横断面積は比較的にわず
かであるので、圧力接続部162とモーメントフィーラ
接続部164との間の圧力落差は比較的に大きい。溜め
に向けられた接続部166と第1の円板組14,16へ
向けられた接続部168との間にはリング溝184を介
して接続が開始されている。接続部170は依然として
開口120ともしくは内通路もしくは内スライダもしく
はその端面128と接続されているのに対し、接続部1
70と接続部172との接続は中断されている。
【0142】この弁位置では円板組14,16もしくは
20,22もしくはチェーン24は依然としてその瞬間
の伝動比に保たれる。
【0143】図4の(e)には、図4の(e)に示され
ていない伝動装置10が第2の円板組20,22の負荷
によって調節される弁装置174の位置が示されてい
る。このためには依然として圧力、例えば前制御圧が接
続部160に作用するので、ピストン装置98の端面1
08,110が圧力負荷される。圧力接続部162は半
径方向の開口178、第2の内通路176、半径方向の
開口180並びにリング溝182を介して、第2の円板
組20,22を調節する接続導管を受容するための接続
部170と接続されている。この場合には、接続部16
2に作用する圧力が一定である場合にも、例えば接続部
170に対する圧力が調節可能である。これは例えば絞
り個所202を介して達成される。ピストン装置98の
軸方向位置に応じて絞り202の横断面202が変化す
る。これに相応して接続部162と170との間の圧力
差が調節される。
【0144】接続部164と172はピストン装置98
を介して閉鎖されている。接続部168はリング溝18
4を介して接続部166と接続されているので、接続部
168はほぼ無圧である。
【0145】図2の(a)から(e)までと図4の
(a)から(e)までには弁スライダの定置のストッパ
として用いられる保持薄板300が示されている。同時
にこれによって弁のばねのばねプレロードを目的に合わ
せて調節することができる。ばねプレロードの調節は例
えば弁の閉鎖栓体を目的に合わせてねじ込むことで行な
うことができる。
【0146】このためには保持薄板300は通路内に配
置されている。この場合には保持薄板300は切欠きを
有し、この切欠きに弁スライダが係合している。有利に
は直径の小さいスライダ範囲が保持薄板の切欠きに係合
する。直径の大きい弁スライダ範囲が保持薄板の縁範囲
に当接することでストッパが形成される。
【0147】詳細は図7の(a)から(c)までに関連
しても記述してある。
【0148】図5には本発明の第5実施例が概略的に示
されている。この場合には無段階に調節可能な伝動装置
10はすでに図1と図3に示した伝動装置10にほぼ相
応している。
【0149】特に液圧式に構成された、伝動装置10を
調節するためもしくは維持するためもしくは制御するた
めの制御装置220は、図1と図3とに関連して開示し
た実施例と異なっている。
【0150】ばね装置112を介して圧力負荷されたピ
ストン装置222は軸方向に移動可能にシリンダ装置2
24内に配置されている。1つの接続部226には接続
導管が接続され、この接続導管は比例弁240への接続
をも形成する。
【0151】図6の(a)から(e)までには本発明の
第6実施例が部分断面図で示されている。この場合、弁
装置250は5つの異なる弁位置で示されている。
【0152】図6の(a)に示した状態では、シリンダ
装置96の壁部252とピストン装置98とに支えられ
たばね112を介して押圧力がピストン装置98に生ぜ
しめられるので、ピストン装置98は壁部254に接触
させられ、ひいては終端位置をとる。
【0153】弁装置250は、特に軸方向で見て、この
順序で以下の接続部を有している。すなわち、比例弁へ
の接続を形成できる接続部226、液圧溜めへの接続を
形成できる接続部228、第1の円板組14,16が圧
力で負荷可能な接続部230、第2の円板組が圧力で負
荷可能な接続部232、液圧溜めと接続された接続部2
34、モーメントフィーラと接続されているかもしくは
伝動装置10の伝動比を調節できる接続部236、ポン
プ装置への接続を形成する接続部238、液圧溜めへの
接続を形成する接続部240である。
【0154】ピストン装置98はほぼ軸方向でピストン
内に設けられた通路260を有している。この通路26
0からは半径方向の通路262,264がピストン装置
98の円筒表面に向ってもしくはリング溝266内へ延
びている。ピストン装置98は有利には別のリング溝2
68,270,272を有している。
【0155】図6の(a)に示された本発明の実施例も
しくは相応する弁位置では、油溜めに通じる接続部22
8はピストン装置98ではほぼブロックされている。第
1の円板組14,16に通じる接続部230は半径方向
の開口264,266並びに通路254を介し、ポンプ
へ通じる接続部238と接続されている。したがってこ
の位置では第1の円板組が圧力で負荷される。第2の円
板組は接続部232とリング溝268とを介してほぼ無
圧の接続部(油溜め)234と接続されている。
【0156】図6の(a)に示された、特に圧力負荷を
受けた場合に接続部226の上に移動させられた弁位置
では、圧力接続部226に生じる圧力はピストン装置9
8の端面108,110に作用している。油溜めに通じ
る接続部228は依然としてピストン装置によってブロ
ックされている。第1の円板組に通じる接続部230は
リング溝266、半径方向の開口264,262並びに
通路254を介して、ポンプへ通じる接続部238に接
続されている。したがって第1の円板組の圧力負荷は依
然として行われる。同様に接続部232は依然として接
続部234にリング溝268を介して接続されている。
リング溝270を介する接続部236と238との間の
接続はちょうどまだ中断されている。何故ならば相応す
る制御縁280はまだ閉鎖位置を保証しているからであ
る。
【0157】図6の(c)に示された弁装置250の位
置ではピストン装置は接続部226に作用する圧力に基
づきさらに移動させられている。この場合、接続部22
8はちょうどまだピストン装置により「絶縁」されてい
る。何故ならば制御縁282は接続部228と230と
の間の接続を阻止しているからである。相応して接続部
230はピストン装置98を介してブロックされてい
る。何故ならば制御縁284も接続部230と別の接続
部226,228,232,234,236,238の
1つとの接続を阻止しているからである。原理的には第
2の円板組20,22が圧力で負荷可能にする接続部2
32は依然として油溜めにリング溝268を介して接続
されている。この別のピストン調節によって接続部23
6と238との間の接続部がリング溝を介して形成され
ている。したがってモーメントフィーラはポンプと接続
されている。この場合にはモーメントフィーラに作用す
る圧力もしくは調節された伝動比を維持するために存在
する圧力は例えば絞り個所288を介して形成される。
例えばこの調節はピストン装置98の位置に関連して行
なうことができる。何故ならば絞り個所288はその横
断面積を、ひいては接続部236と238との間の圧力
差をピストン装置98の軸方向位置に関連して変化させ
るからである。
【0158】ピストン装置98がさらに移動すると、す
なわち図6の(d)に示されたピストン位置では、接続
部230と228とはリング溝272を介して接続され
ている。したがって第1の円板組14,16は無圧に調
節されるかもしくは該円板組14,16には周囲圧力が
作用するかもしくは円板組14,16は油溜めと接続さ
れている。半径方向開口264に接続するリング通路2
66はシリンダ装置96の壁部を介して閉鎖されてい
る。
【0159】同様に接続部232もピストン装置98に
よって覆われている。接続部234は同様にピストン装
置98を介して覆われている。接続部236と238と
の間にはリング溝270を介して接続が形成されてい
る。ここではもちろん開口横断面積が拡大されているた
めに絞り個所228における圧力降下はわずかである。
【0160】図6の(e)による弁250の弁位置では
半径方向開口262はシリンダ装置96によって閉じら
れている。接続部238は同様に、しかもピストン装置
96で覆われている。これに相応することは接続部23
6と接続部234とにもあてはまる。接続部232は同
様に残った接続部226,228,230,234,2
36,238とのどれとも接続されていない。接続部2
30はリング溝272を介して接続部228と接続され
ている。したがって円板組14,16は油溜めと接続さ
れている。
【0161】図6の(d)と(e)とに示された弁位置
の間には、第2の円板組20,22を圧力負荷するため
の接続部232はリング溝266、半径方向開口26
4、通路254並びに半径方向開口262を介して圧力
接続部238と接続される弁位置がある。この場合には
その都度ピストン位置に関連して絞りを介して圧力差が
調節可能である。
【0162】図7の(a)から(c)までには図2の
(a)から(e)までと図4の(a)から(e)までの
保持薄板が示されている。保持薄板300は断面で見
て、2つの脚部301と302とを有している。この脚
部301と302は異なる長さを有している。脚301
は脚半分301aと301bとの2分割されている。こ
の場合、脚半分301aと301bとの間には空間又は
切欠き310が設けられている。この切欠き310には
弁スライダが直径の小さい部分で受容されている。この
場合、直径の大きいスライダ範囲は脚半分に当接するこ
とができる。
【0163】脚部302は脚部301に対しばね弾性的
に構成されている。この場合、脚部302は脚部301
に対しU字形に構成されるか又は変形されている。した
がって基体303と脚部301とを有する上側領域は制
御板の通路内に弾性的に配置されることができる。
【0164】保持薄板の位置決めを改善するために保持
薄板300は側方のアーム311と312とを有してい
る。これらのアーム311と312は通路に形状接続的
に配置され、保持薄板をより良く位置決めする。これに
よっても組立てミスが阻止されるかそのための確率が少
なくとも減少される。
【0165】保持薄板は有利には金属薄板部分として製
作されるが内実の材料から製作することもできる。
【0166】本願で申請した特許請求の範囲の請求項は
提案例であって、他の特許権の保護の達成を妨げるもの
ではなく、出願人は明細書本文及び/又は図面に開示さ
れているに過ぎない別の特徴の申請権を保留する。
【0167】従属請求項で用いた引例は各従属請求項の
特徴による独立請求項の変化実施例を記載したものであ
る。つまり前記引用は引用した従属請求項の特徴の独立
した保護の断念と解されるべきではない。
【0168】これらの従属請求項の特徴は先行する従属
請求項の特徴とは無関係な構成を有する独立した発明を
成すものでもある。
【0169】さらに本発明は明細書の実施例に限定され
るものではない。寧ろ本発明の枠内では多数の変更と修
正、特に明細書全般及び実施例並びに請求項に記載され
かつ図面に開示されている特徴もしくは部材又は方法段
階との組合せにより発明的でありかつ組合わせることの
できる特徴によって新しい対象又は新しい方法段階もし
くは方法段階系列を成すヴァリエーショウン、部材、組
合せ及び/又は材料が、製造、検査及び作業方法に関し
ても可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略図。
【図2a】本発明の第2実施例を第1の弁位置で示した
概略図。
【図2b】本発明の第2実施例を第2の弁位置で示した
概略図。
【図2c】本発明の第2実施例を第3の弁位置で示した
概略図。
【図2d】本発明の第2実施例を第4の弁位置で示した
概略図。
【図2e】本発明の第2実施例を第5の弁位置で示した
図。
【図3】本発明の第3実施例を概略的に示した図。
【図4a】本発明の第4実施例を第1の弁位置で示した
図。
【図4b】本発明の第4実施例を第2の弁位置で示した
図。
【図4c】本発明の第4実施例を第3の弁位置で示した
図。
【図4d】本発明の第4実施例を第4の弁位置で示した
図。
【図4e】本発明の第4実施例を第5の弁位置で示した
図。
【図5】本発明の第5実施例の概略図。
【図6a】本発明の第6実施例を第1弁位置で示した
図。
【図6b】本発明の第6実施例を第2弁位置で示した
図。
【図6c】本発明の第6実施例を第3弁位置で示した
図。
【図6d】本発明の第6実施例を第4弁位置で示した
図。
【図6e】本発明の第6実施例を第5弁位置で示した
図。
【図7】(a)は保持薄板の断面図、(b)は保持薄板
の側面図、(c)は保持薄板の別の側面図。
【符号の説明】
10 伝動装置、 12 液圧装置、 14,16 円
板組、 18 回転モーメントフィーラ装置、 20,
22 円板組、 24 チェーン、 26 弁装置、
28 液圧源、 30 比例弁装置、 32,34,3
6 液圧導管系、 40 不動部分、 42 可動部
分、 44 球、 80 弁装置、 82,84,8
6,88,90,92,94 接続部、 96 シリン
ダ装置、 98 ピストン装置、 100,102,1
04,106 リング通路、 108付加部、 110
円形リング面、 112 ばね装置、 114 支持
ブッシュ、 116 内スライダ、 118 内通路、
120 半径方向の開口、122 ストッパ、 12
4,126 投影面、 128 端面、 130絞り個
所、 132 絞り個所、 134 面、 150 液
圧装置、 152弁装置、 154 弁シリンダ、 1
56 弁ピストン、 158 比例弁、160,16
2,164,166,168,170,172 接続
部、 174 弁装置、 178,180 開口、 1
82,184,186 リング溝、220 制御装置、
222 ピストン装置、 224 シリンダ装置、
226,228 接続部、 230,232,234,
236,238,240接続部、 242 比例弁、
250 弁装置、 252 壁部、 254 壁部、
260 通路、 262,264 通路、 266,2
68,270,272 リング溝、 300 保持薄
板、 301,302 脚部、 303 基体、 31
0 切欠き、 311,312 アーム

Claims (99)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −無段階に調節可能な伝動比を有する少
    なくとも1つの伝動装置を有し、 −伝動比の変化を制御しかつ調節された伝動比を保持す
    るための少なくとも1つの液圧式の装置を有し、該液圧
    式の装置が伝動比の変化を制御する少なくとも1つの接
    続部と調節された伝動比を保持する少なくとも1つの接
    続部とを有する弁装置を有していることを特徴とする、
    自動車。
  2. 【請求項2】 −無段階に調節可能な伝動比を有する少
    なくとも1つの伝動装置を有し、 −巻掛け部材を受容する少なくとも2つの円板対、特に
    2つの円錐円板対を有し、前記円板対の少なくとも1つ
    が、少なくとも2つの、互いに相対的に運動可能、特に
    軸方向に運動可能に配置された円板を有しており、この
    場合、円錐円板から成る当該装置が液圧装置により液圧
    で負荷可能であり、この液圧装置が少なくとも1つの供
    給導管を有し、この供給導管を介して少なくとも1つの
    円錐円板が液圧式に負荷可能でありかつこれらの供給導
    管のすべてが同じ弁装置に開口していることを特徴とす
    る、自動車。
  3. 【請求項3】 −無段階に調節可能な伝動比を有する少
    なくとも1つの伝動装置を有し、 −少なくとも1つのポンプと伝動装置を制御するため、
    特に伝動比を調節しかつ保持するための少なくとも1つ
    の弁装置とを有する少なくとも1つの液圧式の装置を有
    し、ポンプと伝動装置との間に、少なくとも時折りポン
    プから伝動装置に向かって流れる液圧油を有するすべて
    の液圧導管が1つの弁装置に接続されていることを特徴
    とする、自動車。
  4. 【請求項4】 無段階に調節可能な伝動比を有する少な
    くとも1つの伝動装置と、少なくとも1つのポンプと伝
    動装置を制御するため、特に伝動装置を調節しかつ保持
    するための弁装置とを備えた少なくとも1つの液圧式の
    装置とを有し、この液圧式の装置が複式ピストン原理に
    したがって働き、伝動装置を制御するための液圧式の制
    御信号がすべて同じ弁装置から発せられることを特徴と
    する、自動車。
  5. 【請求項5】 無段階に調節可能な伝動比を有する少な
    くとも1つの伝動装置と、少なくとも1つのポンプと伝
    動装置を制御するため、特に伝動比を調節しかつ保持す
    るための少なくとも1つの弁装置とを有する少なくとも
    1つの液圧式の装置とを有し、この場合、液圧式の制御
    装置が複式ピストン原理にしたがって働き、液圧式の制
    御装置が伝動装置の軸方向に調節可能な円錐円板を負荷
    するために2つの並列に接続された液圧室を有し、該液
    圧室が少なくとも部分的に圧力負荷可能であり、これら
    の液圧室を負荷するための液圧導管が同じ弁装置に開口
    していることを特徴とする、自動車。
  6. 【請求項6】 −無段階に調節可能な伝動比を有する少
    なくとも1つの伝動装置を有し、 −異なる伝動コンポーネントの間、特に少なくとも2つ
    の円錐円板対の間で力を伝達するための少なくとも1つ
    の巻掛け手段を有し、 −少なくとも2つの接続部、特に少なくとも3つの接続
    部を有する弁装置を有する少なくとも1つの液圧装置を
    有し、前記接続部の少なくとも1つに時折り、巻掛け手
    段を保持するための圧力が作用しており、少なくとも1
    つの接続部、特に少なくとも2つの接続部にそれぞれ少
    なくとも時折り、伝動比装置を調節するための圧力が作
    用していることを特徴とする、自動車。
  7. 【請求項7】 −無段階に調節可能な伝動比を有する少
    なくとも1つの伝動装置を有し、 −異なる伝動コンポーネントの間、特に少なくとも2つ
    の円錐円板対の間で力を伝達するための少なくとも1つ
    の巻掛け手段を有し、 −少なくとも2つの接続部、特に少なくとも3つの接続
    部を有する弁装置を有する少なくとも1つの液圧装置を
    有し、弁装置の少なくとも2つ、特に少なくとも3つの
    接続部が伝動装置を圧力負荷するための液圧導管をそれ
    ぞれ1つ受容可能であり、この場合、少なくとも2つの
    異なる室を支配する圧力が少なくとも時折り重畳させら
    れ、重畳させられた合計圧力が伝動装置に少なくとも時
    折り作用するように前記液圧導管が前記室に圧力媒体を
    供給することを特徴とする、自動車。
  8. 【請求項8】 −無段階に調節可能な伝動比を有する少
    なくとも1つの伝動装置を有し、 −伝動装置を制御するための少なくとも1つの液圧装置
    を有し、 −前記液圧装置に含まれ、ピストン装置並びにシリンダ
    装置を有する少なくとも1つの弁装置を有し、ピストン
    装置とシリンダ装置とから、少なくとも時折り液圧媒体
    を受容するための少なくとも1つの室が形成されてお
    り、該室内にほぼ同じ圧力が支配しており、少なくとも
    1つの室において、当該室を第1のピストン端部と第2
    のピストン端部とに向かって制限する、ピストン軸線に
    対し直角に配置された面に投影した、圧力で負荷される
    有効面が異なっていることを特徴とする、自動車。
  9. 【請求項9】 −無段階に調節可能な伝動比を有する少
    なくとも1つの伝動装置を有し、 −伝動装置を制御するための少なくとも1つの液圧装置
    を有し、この液圧装置が直列に接続された弁装置を有
    し、該弁装置が主として伝動装置に接続され、12より
    も少ない接続部、特に8よりも少ない接続部を有しかつ
    弁装置の弁位置が伝動比の調節も、伝動比の保持も可能
    にすることを特徴とする、自動車。
  10. 【請求項10】 −無段階に調節可能な伝動比を有する
    少なくとも1つの伝動装置を有し、 −液圧式に作動可能な少なくとも1つの伝動比調節装置
    を有し、この場合、調節のために与えられる圧力が少な
    くとも時折り弁装置で絞ることができ、特に絞られた圧
    力であり、前記弁装置が、前記圧力が伝動装置の伝動比
    を調節するために十分であることを保証することを特徴
    とする、自動車。
  11. 【請求項11】 −無段階に調節可能な少なくとも1つ
    の伝動装置を有し、 −伝動装置の伝動比を調節するための調節圧を制御する
    ための、需要適合させられた制御装置を有し、この場
    合、需要適合させられた制御装置が特に、システム圧レ
    ベルがだいたい不必要に高くなく、調節圧が常に調節に
    足りることを保証することを特徴とする、自動車。
  12. 【請求項12】 −無段階に調節可能な伝動比を有する
    少なくとも1つの伝動装置を有し、 −伝動装置の伝動比を調節するための少なくとも1つの
    液圧装置を有し、 −前記液圧装置に含まれる少なくとも1つの弁装置を有
    し、 −少なくとも時折り前記弁装置により調節可能な圧力の
    ための目標値をあらかじめ与えるための少なくとも1つ
    の装置を有し、 −あらかじめ規定された圧力を生ぜしめるための少なく
    とも1つの装置を有し、この装置が弁装置を該弁装置の
    実際位置に調節するための信号、特にポンプ圧を生ぜし
    めるようになっており、前記位置調節があらかじめ与え
    られる目標値で方向を定められており、この場合、実際
    値が調節されるようになっており、 −目標値と実際値とを比較するための少なくとも1つの
    装置を有し、 −目標−実際−偏差がある限り、実際値を修正するため
    の少なくとも1つの後調節装置を有していることを特徴
    とする、自動車。
  13. 【請求項13】 無段階に調節可能な伝動比を有する少
    なくとも1つの伝動装置を有し、該伝動装置が伝動比を
    調節するための弁装置を有する液圧装置により調節可能
    であり、前記弁装置がピストンシリンダ装置を有し、該
    ピストンシリンダ装置内に少なくとも時折り室が形成さ
    れ、該室が少なくとも部分的にシリンダ装置と少なくと
    も部分的にピストン装置とにより制限されており、ピス
    トン装置に配置され、前記室を第1のピストン端部に向
    かって制限する室壁の投影の和が、ピストン装置に配置
    され、前記室を第2のピストン端部に向かって制限する
    室壁の投影の和よりも大きく、したがって液圧で充たさ
    れた場合に、ほぼ零ではない合成力が前記室内のピスト
    ン装置に作用させらえることを特徴とする、自動車。
  14. 【請求項14】 円板対あたり少なくとも1つの室が設
    けられており、該室が両方のピストン方向で異なる、ピ
    ストン軸線に対して垂直な面に投影された、有効な、合
    算された面を有している、特に請求項13記載の自動
    車。
  15. 【請求項15】 前記弁装置が少なくとも1つのピスト
    ンシリンダ装置を有し、この場合、シリンダ装置が軸方
    向でほぼ中断されていない内室を有し、したがってこの
    弁装置のすべての接続部が同じシリンダ内室に開口す
    る、特に請求項1から14までのいずれか1項記載の自
    動車。
  16. 【請求項16】 弁装置が少なくとも1つのピストンシ
    リンダ装置を有し、弁装置のピストン装置が互いに相対
    的に移動可能な3つよりも少ないピストンを有してい
    る、特に請求項1から15までのいずれか1項記載の自
    動車。
  17. 【請求項17】 弁装置がピストンシリンダ装置を有
    し、弁装置のピストン装置が1つのピストンを有してい
    る、特に請求項1から16までのいずれか1項記載の自
    動車。
  18. 【請求項18】 弁装置が方向制御弁である、特に請求
    項1から17までのいずれか1項記載の自動車。
  19. 【請求項19】 弁装置が圧力フィードバックされてい
    る、特に請求項1から18までのいずれか1項記載の自
    動車。
  20. 【請求項20】 伝動装置の伝動比を調節するための弁
    装置が、ピストン内部に配置された少なくとも1つの通
    路を有し、該通路が特に少なくとも部分的に軸方向に延
    びている、特に請求項1から19までのいずれか1項記
    載の自動車。
  21. 【請求項21】 前記通路の少なくとも1つから液圧流
    体が受容可能である、特に請求項20記載の自動車。
  22. 【請求項22】 前記通路の少なくとも1つにより内ス
    ライダが受容可能である、特に請求項20又は21のい
    ずれか1項記載の自動車。
  23. 【請求項23】 内スライダがシリンダとほぼ不動に連
    結されている、特に請求項20から22までのいずれか
    1項記載の自動車。
  24. 【請求項24】 少なくとも部分的に軸方向にピストン
    内部を延びる通路の少なくとも1つから、ピストンの周
    面に向かう開口、特に少なくとも1つの半径方向外方へ
    導かれた開口が延びている、特に請求項1から23まで
    のいずれか1項記載の自動車。
  25. 【請求項25】 ピストン内部をほぼ軸方向に延びる少
    なくとも1つの通路から少なくとも2つの開口がピスト
    ン周面に向かって少なくとも部分的に延びており、この
    場合、前記開口が軸方向でほぼ種々の位置に配置されて
    いる、特に請求項21から24までのいずれか1項記載
    の自動車。
  26. 【請求項26】 弁装置が液圧のオア素子を有してい
    る、特に請求項1から25までのいずれか1項記載の自
    動車。
  27. 【請求項27】 弁装置が少なくとも1つの接続部、特
    に少なくとも2つの接続部を、少なくとも1つのポンプ
    と接続するために有している、特に請求項1から26ま
    でのいずれか1項記載の自動車。
  28. 【請求項28】 弁装置が少なくとも1つのモーメント
    フィーラとの少なくとも1つの結合を生ぜしめるための
    少なくとも1つの接続部を有している、特に請求項1か
    ら27までのいずれか1項記載の自動車。
  29. 【請求項29】 弁装置が少なくとも1つの円錐円板対
    に巻掛け手段で圧着力を生ぜしめるための導管を受容す
    るための少なくとも1つの接続部を有している、特に請
    求項1から28までのいずれか1項記載の自動車。
  30. 【請求項30】 弁装置が比例弁から供給された導管を
    受容するための少なくとも1つの接続部を有している、
    特に請求項1から29までのいずれか1項記載の自動
    車。
  31. 【請求項31】 少なくとも時折り伝動装置の第1の円
    板対に調節圧を生ぜしめる接続導管を受容する少なくと
    も1つの接続部を弁装置が有している、請求項1から3
    0までのいずれか1項記載の自動車。
  32. 【請求項32】 少なくとも時折り少なくとも第2の円
    板対に作用する調節圧を生ぜしめることのできる導管を
    受容する少なくとも1つの接続部を有している、特に請
    求項1から31までのいずれか1項記載の自動車。
  33. 【請求項33】 液圧式装置が、少なくとも1つの第1
    の液圧式の部分装置を有し、該部分装置が伝動装置の少
    なくとも1つの円板対に圧着圧を生ぜしめる導管を受容
    する接続部に接続されておりかつ少なくとも1つの第2
    の液圧式の部分装置を有し、該部分装置が伝動装置の伝
    達比を調節するための調節圧を生ぜしめる導管を受容す
    るための少なくとも1つの接続部に接続されており、伝
    動装置伝動比が主として圧着圧に対し調節圧を重畳しか
    つ変化させることで調節され、調節圧レベルがわずかに
    保たれるように両方の部分装置が協働しかつ配置されて
    いる、特に請求項1から32までのいずれか1項記載の
    自動車。
  34. 【請求項34】 弁装置により「伝動装置の円板対をあ
    らかじめ調節された伝動比レベルに保持する」作用と
    「伝動装置の伝動比を調節する」作用とを行なう(切換
    える)ことができ、この場合、弁装置が12よりも少な
    い接続部、特に8つよりも少ない接続部を有している、
    特に請求項1から33までのいずれか1項記載の自動
    車。
  35. 【請求項35】 弁装置が少なくとも1つのピストン、
    特に最低1つのピストン及び最高2つのピストン、特に
    ちょうど1つのピストンと1つのシリンダ装置とを有し
    ている、特に請求項1から34までのいずれか1項記載
    の自動車。
  36. 【請求項36】 弁装置のピストン装置が少なくとも1
    つの位置でばね負荷されている、請求項1から35まで
    のいずれか1項記載の自動車。
  37. 【請求項37】 接続部に圧力がほぼかかっていない場
    合に弁装置がとる位置で、弁装置がばね負荷されてい
    る、請求項1から36までのいずれか1項記載の自動
    車。
  38. 【請求項38】 シリンダ装置のピストン運動を制限す
    る少なくとも1つのストッパを有する、請求項1から3
    7までのいずれか1項記載の自動車。
  39. 【請求項39】 少なくとも1つのストッパが少なくと
    も部分的にシリンダ壁からシリンダ内部へ延びている、
    請求項38記載の自動車。
  40. 【請求項40】 少なくとも1つのストッパが軸方向で
    ピストン装置の終端位置の間に配置されておりかつシリ
    ンダ壁からピストン装置に向かって延びる少なくとも1
    つの部材を有している、特に請求項38と39のいずれ
    か1項記載の自動車。
  41. 【請求項41】 弁装置を流過する場合の圧力が少なく
    とも時折り絞られ、伝動装置伝動比を変化させるために
    伝動装置へ作用する圧力が時折り、弁装置における絞り
    作用で生ぜしめられる圧力レベルを有している、請求項
    1から40までのいずれか1項記載の自動車。
  42. 【請求項42】 弁装置に流入する流体の圧力、特に圧
    力源から供給された流体の圧力が、弁装置に供給された
    液圧流が所定の圧力よりも大きい圧力を有していると、
    弁装置へ流入する流体が伝動装置伝動比を調節する調節
    圧を生ぜしめるために絞られる、特に請求項41記載の
    自動車。
  43. 【請求項43】 伝動装置の伝動比を調節するための調
    節圧がポンプの押し除け容積が上昇させられない状態で
    上昇可能である、特に請求項1から42までのいずれか
    1項記載の自動車。
  44. 【請求項44】 伝動装置伝動比調節装置を付加するた
    めのすべての液圧導管と伝動装置伝動比調節装置を負荷
    するためのすべての液圧導管とが同じ弁装置に開口して
    いる、特に請求項1から43までのいずれか1項記載の
    自動車。
  45. 【請求項45】 伝動装置の伝動比調節装置を負荷する
    液圧流体を受容するための、伝動装置と弁装置との間の
    接続導管が調節可能な弁を有していない、請求項44記
    載の自動車。
  46. 【請求項46】 弁装置と、伝動装置に前置された、モ
    ーメントフィーラ室を備えたモーメントフィーラ装置へ
    の入口横断面との間の接続導管が、調節可能な弁を有し
    ていない、特に請求項1から45までのいずれか1項記
    載の自動車。
  47. 【請求項47】 弁装置のピストン装置が少なくとも一
    方の端面にて圧力負荷可能である、請求項1から46ま
    でのいずれか1項記載の自動車。
  48. 【請求項48】 弁装置が、前制御圧、特に目標値、特
    に弁位置のような目標値又は調節圧のような目標値をあ
    らかじめ規定する調節可能な前制御圧を生ぜしめる液圧
    流体を受容可能である液圧導管を受容するための接続部
    を有している、請求項1から47までのいずれか1項記
    載の自動車。
  49. 【請求項49】 弁装置のピストン装置が、少なくとも
    半径方向にも延びかつ接続導管を介して同じ接続部と接
    続されている複数の範囲を有し、これらの半径範囲が圧
    力負荷を受けた場合に、特に軸方向に、非対称的に負荷
    され、特に請求項1から48までのいずれか1項記載の
    自動車。
  50. 【請求項50】 弁装置のピストン装置が少なくとも部
    分的に内スライダを受容するために中空軸として構成さ
    れ、この場合、この内スライダが特に不動にシリンダ壁
    に対し配置されており、この場合、ピストン装置が少な
    くとも1個所に、ほぼ1つの室を形成する範囲を有し、
    前記室の壁の、ピストン装置の軸線に対して垂直な平面
    における総投影が軸方向で両方向に異なっており、した
    がって少なくとも時折り同じ接続部と接続されたこれら
    の面が面差を有し、弁装置の1つの接続部に作用する調
    節圧の変化後に、ピストン装置を負荷するばね、面差に
    よって生ぜしめられた力、前制御圧及び内スライダに生
    ぜしめられた力の間に平衡状態が生じる、特に請求項1
    から49までのいずれか1項記載の自動車。
  51. 【請求項51】 弁装置がピストン装置とシリンダ装置
    とを有し、弁装置により、圧力接続部と伝動装置伝動比
    を調節するための弁接続部との間に、伝動比が大きくな
    る方向の接続が生ぜしめられることができ、弁装置にお
    いて前記接続部の間で移動可能な流体がピストン装置
    を、合成力がピストン装置に前記接続部の間の範囲で生
    ぜしめられるように負荷することを特徴とする、自動
    車。
  52. 【請求項52】 弁装置がピストン装置とシリンダ装置
    とを有し、この場合、弁装置によって圧力接続部と調節
    接続部との間に伝動比が小さくなる方向に伝動装置伝動
    比を調節する結合が形成可能であり、この場合、弁装置
    において接続部の間で運動可能な流体が、ピストン装置
    への合成力が前記接続部の間で生ぜしめられるようにピ
    ストン装置を負荷する、特に請求項1から51までのい
    ずれか1項記載の自動車。
  53. 【請求項53】 前記接続部の間の範囲にてピストン装
    置に生ぜしめられた合成力がほぼ直線的に圧力に関連し
    ている、特に請求項51又は52記載の自動車。
  54. 【請求項54】 両方の前記接続部の間に種々の圧力レ
    ベルが存在し、合成力が前記圧力レベルの1つによって
    決定されている、特に請求項51から53までのいずれ
    か1項記載の自動車。
  55. 【請求項55】 前記両方の接続部の間に調節可能な絞
    り横断面を有する絞り装置が配置されている、特に請求
    項51から54までのいずれか1項記載の自動車。
  56. 【請求項56】 絞り装置の開放横断面積が合成力に関
    連している、特に請求項51から55までのいずれか1
    項記載の自動車。
  57. 【請求項57】 合成力があらかじめ定められた合成力
    よりも大きいと、絞り面が、特に合成力の少なくとも1
    部分の作用のもとで拡大する、特に請求項51から56
    までのいずれか1項記載の自動車。
  58. 【請求項58】 合成力があらかじめ定められた合成力
    よりも小さいと、絞り面が、特に合成力の少なくとも一
    部の作用のもとで拡大する、特に請求項51から57ま
    でのいずれか1項記載の自動車。
  59. 【請求項59】 合成力があらかじめ定められた合成力
    よりも小さいと、絞り面が、特に合成力の少なくとも一
    部の作用下で減小する、特に請求項51から58までの
    いずれか1項記載の自動車。
  60. 【請求項60】 合成力があらかじめ定められた合成力
    よりも小さいと、絞り面が、特に合成力の少なくとも一
    部の作用下で減小する、特に請求項51から59までの
    いずれか1項記載の自動車。
  61. 【請求項61】 無段階に調節可能な伝動装置が円錐円
    板巻掛け伝動装置である、特に請求項1から60までの
    いずれか1項記載の自動車。
  62. 【請求項62】 円錐円板巻掛け伝動装置が少なくとも
    2つの円板対を有し、これらの円板対の1つが入力側で
    かつ1つが出力側で少なくとも一時的にほぼ回動不能に
    連結されている、特に請求項61記載の自動車。
  63. 【請求項63】 円板対の少なくとも1つが軸方向に移
    動可能な円板部分と軸方向に固定された円板部分とを有
    している、特に請求項61又は62記載の自動車。
  64. 【請求項64】 円錐円板巻掛け伝動装置が巻掛け伝動
    部材、特にチェーンを円板対との間に回転モーメントを
    生ぜしめるために有している、特に請求項61から63
    までのいずれか1項記載の自動車。
  65. 【請求項65】 各円板対が少なくとも1つの軸方向に
    移動可能な円板部分と軸方向に不動な円板部分とを有し
    ている、特に請求項61から64までのいずれか1項記
    載の自動車。
  66. 【請求項66】 円板対の少なくとも1つが調節部材に
    よって軸方向に緊張可能である、特に請求項61から6
    5までのいずれか1項記載の自動車。
  67. 【請求項67】 緊張のために巻掛け部材が円板部分の
    間に配置されている、特に請求項66記載の自動車。
  68. 【請求項68】 調節部材がピストンリシンダ装置とし
    て構成されている、特に請求項66又は67記載の自動
    車。
  69. 【請求項69】 特に伝動装置の伝動比を調節するため
    に円板対を調節するために、少なくとも1つの可動に配
    置された円板部分が力で、特に軸方向力で、特に液体で
    1つの面が圧力負荷されることで生ぜしめられる力で負
    荷可能である、特に請求項66から68までのいずれか
    1項記載の自動車。
  70. 【請求項70】 ほぼ可動に配置された円板部分に液体
    を受容する少なくとも1つの室が配置されている、特に
    請求項66から69までのいずれか1項記載の自動車。
  71. 【請求項71】 液体をそれぞれ受容するために、可動
    に配置された円板部分に少なくとも2つの室がほぼ並列
    に配置されている、特に請求項70記載の自動車。
  72. 【請求項72】 液体を受容するために、可動に配置さ
    れた円板部分に少なくとも2つの室が直列に接続されて
    設けられている、特に請求項70又は71記載の自動
    車。
  73. 【請求項73】 無段階に調節可能な伝動装置の伝動比
    が少なくとも部分的に液圧式に調節可能である、特に請
    求項1から72までのいずれか1項記載の自動車。
  74. 【請求項74】 伝動比調節装置が少なくとも1つの液
    圧室に設けられている、特に請求項73記載の自動車。
  75. 【請求項75】 少なくとも1つのモーメントフィーラ
    を有する、特に請求項1から74までのいずれか1項記
    載の自動車。
  76. 【請求項76】 モーメントフィーラがハイドロメカニ
    ック式のモーメントフィーラである、特に請求項75記
    載の自動車。
  77. 【請求項77】 モーメントフィーラにより入力側の軸
    のモーメントが伝動装置の軸方向に可動に配置された円
    板部分に作用する圧力に変えることができる、請求項7
    5又は76記載の自動車。
  78. 【請求項78】 モーメントフィーラにより、伝動装置
    の少なくとも1つの円錐円板に、特に伝動装置の両方の
    円錐円板対に保持圧を与えることができる、特に請求項
    1から77までのいずれか1項記載の自動車。
  79. 【請求項79】 モーメントフィーラが、軸方向で固定
    されかつ周方向で少なくとも制限されて回動可能であ
    る、少なくとも1つの第1のカム円板を有している、特
    に請求項1から78までのいずれか1項記載の自動車。
  80. 【請求項80】 モーメントフィーラが、軸方向で可動
    に配置された少なくとも1つの第2のカム円板を有して
    いる、特に請求項1から79までのいずれか1項記載の
    自動車。
  81. 【請求項81】 カム円板の少なくとも1つが乗上げラ
    ンプを有している、特に請求項79又は80記載の自動
    車。
  82. 【請求項82】 第1と第2のカム円板がそれぞれ少な
    くとも1つの乗上げランプを有している、特に請求項7
    9から81までのいずれか1項記載の自動車。
  83. 【請求項83】 モーメントフィーラの内部に、特に乗
    上げランプの間に、少なくとも1つの拡開体が配置され
    ている、特に請求項79から81までのいずれか1項記
    載の自動車。
  84. 【請求項84】 拡開体が少なくとも一次元内で転動可
    能に、特に球として構成されている、特に請求項83記
    載の自動車。
  85. 【請求項85】 回転モーメントフィーラの室と接続可
    能な少なくとも1つの流出通路を有している、特に請求
    項1から84までのいずれか1項記載の自動車。
  86. 【請求項86】 回転モーメントフィーラの室と流出通
    路との間に調節可能な絞り個所が配置されている、特に
    請求項85記載の自動車。
  87. 【請求項87】 絞り個所の有効な絞り横断面が特に、
    モーメントフィーラに作用するモーメント及び/又は回
    転モーメントフィーラの圧力室における圧力に関連して
    いる、特に請求項86記載の自動車。
  88. 【請求項88】 本願明細書の少なくとも1つの特徴を
    有する自動車。
  89. 【請求項89】 本願明細書に相応した特別な作用形式
    と構成を特徴とする、自動車、特に駆動装置を有する自
    動車。
  90. 【請求項90】 先行する請求項の少なくとも1つによ
    る少なくとも1つの特徴を有する、自動車、特に少なく
    とも1つの駆動装置を有する自動車。
  91. 【請求項91】 少なくとも2つの特徴の組合せを有
    し、この特徴の第1の特徴が先行する請求項の少なくと
    も1つの単個特徴であり、少なくとも第2の特徴が先行
    する請求項の少なくとも1つの単個特徴である、自動
    車。
  92. 【請求項92】 明細書による少なくとも1つの特徴を
    有する、自動車、特に駆動装置を有する自動車。
  93. 【請求項93】 明細書の少なくとも1つの特徴と先行
    する請求項の少なくとも1つによる少なくとも1つの特
    徴との組合せを特徴とする自動車、特に少なくとも1つ
    の駆動装置を有する自動車。
  94. 【請求項94】 明細書の少なくとも1つの図による少
    なくとも1つの特徴を特徴とする、自動車、特に少なく
    とも1つの駆動装置を有する自動車。
  95. 【請求項95】 明細書の図による少なくとも1つの特
    徴及び/又は明細書本文による少なくとも1つの特徴及
    び/又は少なくとも1つの請求項の少なくとも1つの特
    徴との組合せを有する、自動車、特に少なくとも1つの
    駆動装置を有する自動車。
  96. 【請求項96】 本願の開示による少なくとも1つの単
    個特徴を有する、自動車、特に少なくとも1つの駆動装
    置を有する、自動車。
  97. 【請求項97】 先行する請求項の少なくとも2つの特
    徴を有する自動車。
  98. 【請求項98】 無段階に調節可能な伝動装置を有する
    自動車を運転する方法において、以下のステップ、つま
    り、 −調節しようとする伝動装置伝動比及び/又は調節しよ
    うとする圧力のための少なくとも1つの目標値をあらか
    じめ与え、 −調節しようとする目標値のための少なくとも1つの実
    際値を検出し、 −実際値と目標値とを比較し、 −目標値と実際値とが互いに異なっていると実際値を後
    調整すること、を特徴とする、自動車を運転する方法。
  99. 【請求項99】 少なくとも2つの目標値があらかじめ
    与えられる、請求項98記載の方法。
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