JP2000179645A - トルクコンバータのロックアップダンパー - Google Patents

トルクコンバータのロックアップダンパー

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JP2000179645A
JP2000179645A JP10361429A JP36142998A JP2000179645A JP 2000179645 A JP2000179645 A JP 2000179645A JP 10361429 A JP10361429 A JP 10361429A JP 36142998 A JP36142998 A JP 36142998A JP 2000179645 A JP2000179645 A JP 2000179645A
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Mitsugi Yamaguchi
山口  貢
Takeyuki Nakamura
健之 中村
Hideki Miura
秀喜 三浦
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Exedy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハブフランジ53の窓孔58付近の応力を許
容値に抑え、且つ軽量化を図る。 【解決手段】 ロックアップダンパーは、トルクコンバ
ータのロックアップ機構に含まれるロックアップダンパ
ーであって、ドライブ部材と、ハブフランジ53と、ト
ーションスプリングとを備えている。ドライブ部材及び
ハブフランジ53には、トーションスプリングを収容す
るための窓孔が円周方向に複数設けられている。また、
ハブフランジには、窓孔58の円周方向の間に開口59
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクコンバータ
が有する入力側回転体から出力側回転体にトルクを機械
的に伝達させるロックアップ機構に含まれているロック
アップダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にダンパー機構は、入力側回転体か
ら出力側回転体にトルクを伝達しつつ、入力側回転体か
ら出力側回転体に伝わる振動を減衰する。このダンパー
機構の一例として、トルクコンバータの内部に配置され
ているロックアップ機構に含まれるダンパー(以下、ロ
ックアップダンパーと称す。)がある。
【0003】トルクコンバータは、3種の羽根車(イン
ペラ,タービン,ステータ)を内部に有し、通常は内部
の作動油によりトルクを伝達する装置である。インペラ
は入力側回転体に連結されたフロントカバーに固定され
ており、インペラからステータを介してタービンに流れ
る作動油によってインペラからタービンに伝達されるト
ルクが、タービンに連結される出力側回転体に伝えられ
る。
【0004】ロックアップ機構は、通常タービンとフロ
ントカバーとの間に配置されており、所定の条件のとき
にフロントカバーとタービンとを機械的に連結して、入
力側回転体から出力側回転体にトルクを直接伝達させる
ためのものである。
【0005】このロックアップ機構は、一般に、フロン
トカバーに圧接可能なピストンと、ピストンに固定され
るドライブプレートと、ドライブプレート等に支持され
るコイルスプリングと、コイルスプリングによりピスト
ンと回転方向に弾性的に連結されるドリブンプレートと
を有している。ドリブンプレートは、出力側回転体に連
結しているタービンに固定される。ロックアップ機構を
構成するドライブプレート、コイルスプリング、及びド
リブンプレートはまた、入力された振動を減衰するロッ
クアップダンパーを構成する。
【0006】ロックアップ機構が作動すると、ピストン
がフロントカバーと摺動あるいは圧接し、トルクは、フ
ロントカバーからピストンに伝達され、コイルスプリン
グを介してタービンに伝わる。このとき、ロックアップ
機構は、トルクを伝達するとともにロックアップダンパ
ーによって捩り振動を減衰する。ここでは、コイルスプ
リングがピストンに固定されているドライブプレートと
ドリブンプレートとの間で圧縮を繰り返しながらドライ
ブプレートと摺動することによって、振動が減衰され
る。
【0007】トルクコンバータでは、その小型化が要望
されていることから、ロックアップ機構についてもでき
るだけ省スペースに設置できるものが望ましい。このた
め、ドライブプレート及びドリブンプレートは対向して
配置され、コイルスプリングは、ドライブプレート及び
ドリブンプレートにそれぞれ開けられた収容窓の空間に
配置されることが多い。そして、コイルスプリングは、
両プレートの収容窓の円周方向の端面に係止して、両プ
レートを円周方向に弾性的に連結する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】トルクコンバータは回
転体であるため、ロックアップダンパーを構成する各部
品には遠心力が作用する。そして、ドライブプレート及
びドリブンプレートには、コイルスプリングからの円周
方向に沿った反力も作用するため、これらの力が作用し
たときにも破損しないだけの強度を両プレートが兼ね備
えている必要がある。
【0009】このように強度が要求される一方で、トル
クコンバータの軽量化のためにドライブプレート及びド
リブンプレートも軽量であることが望ましい。しかしな
がら、これらのプレートには上記のようにコイルスプリ
ングを収容するための収容窓が開けられており、必然的
に収容窓の周囲に高応力が発生する構造となっている。
【0010】本発明の課題は、ドライブプレート(入力
側部材)やドリブンプレート(出力側部材)の収容窓
(収容口)付近の応力を許容値に抑え、且つこれらの軽
量化が図られたロックアップダンパーを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のロック
アップダンパーは、入力側回転体から出力側回転体にト
ルクを機械的に伝達するトルクコンバータのロックアッ
プ機構に含まれるロックアップダンパーであって、入力
側部材と、出力側部材と、弾性部材とを備えている。入
力側部材には、入力側回転体からトルクが入力される。
出力側部材は、出力側回転体にトルクを出力する。弾性
部材は、入力側部材と出力側部材との間に配置されてい
る。入力側部材及び出力側部材には、弾性部材を収容す
るための収容口が円周方向に複数設けられている。ま
た、入力側部材及び出力側部材のうちの少なくとも一方
には、複数の収容口の円周方向の間に開口が設けられて
いる。
【0012】このロックアップダンパーを含むトルクコ
ンバータが回転すると、入力側部材、出力側部材、及び
弾性部材に遠心力が作用する。また、ロックアップ機構
が作動しているときには、入力側部材と出力側部材とが
相対回転し弾性部材により入力側回転体から出力側回転
体に伝わる振動が減衰される。このときには、弾性部材
からの反力が入力側部材及び出力側部材に作用する。
【0013】このため、入力側部材及び出力側部材に
は、自重による遠心力、収容口にある弾性部材が遠心力
により径方向外側にこれらを押す力、及び弾性部材から
の反力が作用する。そして、入力側部材及び出力側部材
には、これらの力が作用したときにも破損しないだけの
強度が必要となる。特に、応力集中により最大応力が発
生しやすい収容口周囲の応力を許容値に収めることが重
要である。
【0014】本発明に係るロックアップダンパーでは、
入力側部材及び出力側部材のうちの少なくとも一方に
は、複数の収容口の円周方向の間に開口が設けられてい
る。これにより、ロックアップダンパーの重量が軽減さ
れている。また、開口を設けることによって、収容口間
の部分の剛性が低下して弾性部材から作用する力による
収容口周囲の部分の応力が大きくなる傾向にあるが、収
容口間の部分の重量が小さくなってここの重量の遠心力
に起因する収容口周囲の部分の応力が小さくなるため、
収容口周囲の部分に発生するトータルの応力はそれ程大
きくならず、場合によっては小さくなる。特に、収容口
間の部分に近接している収容口のコーナー部の応力は、
この収容口間の部分の遠心力に起因する割合が高く、こ
の部分に開口を設けることにより応力を低減することが
可能である。
【0015】このように、本発明のロックアップダンパ
ーの構造を採れば、収容口周囲の部分に発生する応力を
許容値内に抑えつつ、収容口の円周方向の間に開口を設
けることによる重量軽減を行うことができる。これによ
り、強度を低下させることなく、ロックアップダンパー
及びトルクコンバータの重量を軽減することが可能とな
る。さらに、開口を設けることによって部材の最大発生
応力を低減することができる場合には、その部材の厚み
をその分だけ薄くし、さらなる重量低減を図ることも可
能である。
【0016】請求項2に記載のロックアップダンパー
は、請求項1に記載のものにおいて、開口が設けられて
いる入力側部材あるいは出力側部材は、環状の部材であ
って、収容口よりも内周側にある内周部において径方向
の移動が規制されている。
【0017】ここでは、開口が設けられた部材の内周部
において径方向の移動が規制されているため、部材の収
容口周囲、特にコーナー部には、収容口間の部分の遠心
力に起因する応力が作用する。したがって、上記のよう
な構造の場合には、収容口間の部分に開口を設けたメリ
ットがより大きくなる。
【0018】請求項3に記載のロックアップダンパー
は、請求項2に記載のものにおいて、入力側部材あるい
は出力側部材に設けられている開口は、複数の収容口の
円周方向の間にある部分のうち、外周側の部分に設けら
れている。
【0019】ここでは、遠心力がより大きく作用する外
周側の部分に開口を設けているため、開口による剛性の
低下を小さく抑えつつ、収容口間の部分の遠心力を低減
させて収容口周囲の応力を抑えることができる。
【0020】請求項4に記載のロックアップダンパー
は、請求項1から3にいずれかに記載のものにおいて、
開口が設けられている入力側部材あるいは出力側部材
は、環状の部材であって、環状外周部を有している。こ
の環状外周部は、開口よりも外周側に位置し、全周にわ
たって連続しているここでは、環状外周部によって収容
口や開口の外周側を全周にわたって連続させているた
め、比較的軽量に抑えながら部材の強度を満足させるこ
とが可能である。
【0021】請求項5に記載のロックアップダンパー
は、請求項1から4のいずれかに記載のものにおいて、
開口は出力側部材に設けられている。また、出力側部材
は、環状の部材であって、収容口よりも内周側にある内
周部が出力側部材に連結されている。
【0022】
【発明の実施の形態】[第1実施形態] <トルクコンバータの構成>図1に、本発明の一実施形
態であるロックアップダンパーが採用されたトルクコン
バータ1の縦断面概略図を示す。トルクコンバータ1
は、エンジンのクランクシャフト2からトランスミッシ
ョンの入力シャフト(図示せず)にトルクの伝達を行う
ための装置である。図1の左側に図示しないエンジンが
配置され、図1の右側に図示しないトランスミッション
が配置されている。図1に示す軸O−Oがトルクコンバ
ータ1の回転軸である。
【0023】トルクコンバータ1は、主として、フレキ
シブルプレート4とトルクコンバータ本体5とから構成
されている。フレキシブルプレート4は、円板状の薄い
板材からなり、トルクを伝達するとともにクランクシャ
フト2側からトルクコンバータ1に入力される曲げ振動
を吸収するための部材である。
【0024】トルクコンバータ本体5は、3種の羽根車
(インペラー18、タービン19,ステータ20)から
なるトーラス6と、ロックアップ機構7とから構成され
ている。
【0025】フロントカバー14は、円板状の部材であ
り、フレキシブルプレート4に近接して配置されてい
る。フロントカバー14の内周部にはセンターボス15
が溶接されている。センターボス15は、軸方向に延び
る円柱形状の部材であり、クランクシャフト2の中心孔
内に挿入されている。
【0026】フレキシブルプレート4の内周部は複数の
ボルト10によりクランクシャフト2に固定されてい
る。フロントカバー14の外周側かつエンジン側(図1
の左側)には、円周方向に等間隔で複数のナット11が
固定されている。このナット11内に螺合するボルト1
2がフレキシブルプレート4の外周部をフロントカバー
14に固定している。フレキシブルプレート4の外周部
には環状のイナーシャ部材13が固定されている。
【0027】フロントカバー14の外周部には、軸方向
トランスミッション側(図1の右側)に延びる外周筒状
部16が形成されている。この外周筒状部16の先端
に、後述するインペラー18のインペラーシェル22a
の外周縁が溶接される。この結果、フロントカバー14
とインペラー18とが、内部に作動油(流体)が充填さ
れた流体室を形成する。
【0028】インペラー18は、主として、インペラー
シェル22aと、インペラーシェル22aの内側に固定
された複数のインペラーブレード23と、インペラーシ
ェル22aの内周部に固定されたインペラーハブ24と
から構成されている。
【0029】タービン19は、流体室内でインペラー1
8に対向して配置されるもので、主として、タービンシ
ェル25と、タービンシェル25のインペラー側の面に
固定された複数のタービンブレード26と、タービンハ
ブ27とから構成されている。タービンシェル25の内
周部は、タービンハブ27の外周フランジ部分に複数の
リベット28により固定されている。タービンハブ27
の内周部は、図示しないトランスミッションの入力シャ
フトに相対回転不能に連結されている。
【0030】ステータ20は、タービン19からインペ
ラー18に戻る作動油の流れを調整するための部材であ
る。このステータ20は、樹脂やアルミ合金等で鋳造に
より製作された一体の部材であり、インペラー18の内
周部とタービン19の内周部との間に配置される。ステ
ータ20は、主として、環状のキャリア29と、キャリ
ア29の外周面に設けられた複数のステータブレード3
0と、複数のステータブレード30の先端に固定された
環状のコア31とから構成されている。キャリア29
は、ワンウェイクラッチ32を介して図示しない固定シ
ャフトに支持される。
【0031】ワンウェイクラッチ32は、キャリア29
に固定されたアウターレース33と、固定シャフトに固
定されたインナーレース34と、両レースの間に配置さ
れた複数の部材35とを有している。キャリア29とイ
ンペラーハブ24との間にはスラストベアリング39が
配置されている。ワンウェイクラッチ32のアウターレ
ース33の軸方向エンジン側には、環状の係止部材36
が配置されている。係止部材36は、ワンウェイクラッ
チ32の部材35が軸方向に脱落するのを防止してい
る。係止部材36とタービンハブ27との間には、スラ
ストベアリング40が配置されている。
【0032】<ロックアップ機構>次に、ロックアップ
機構7について説明する。
【0033】ロックアップ機構7は、主として、ピスト
ン44と、ロックアップダンパー45とから構成されて
いる。ピストン44をトランスミッション側から見た平
面図を図2に示す。、また、ロックアップダンパー45
を構成するクラッチプレート56,リティニングプレー
ト57,ハブフランジ53をトランスミッション側から
見た平面図を、それぞれ図3,図4,図5に示す。
【0034】ピストン44は、フロントカバー14の軸
方向トランスミッション側の側面に近接して配置された
円板状の部材である。ピストン44は、その径方向中間
部分が、軸方向エンジン側に窪むように絞られた環状の
凹部となっている(図1参照)。そして、フロントカバ
ー14には、ピストン44のこの凹部に沿うように、軸
方向エンジン側に窪む環状の凹部が形成されている。ピ
ストン44の内周部には軸方向トランスミッション側に
延びる内周筒状部48が形成されている。内周筒状部4
8はタービンハブ27の外周面に相対回転自在にかつ軸
方向に移動可能に支持されている。なお、内周筒状部4
8の軸方向トランスミッション側端部は、タービンハブ
27の外周フランジ部分に当接しており、軸方向トラン
スミッション側への移動が制限されている。タービンハ
ブ27の外周面に設けられた溝には、シールリング49
が配置されている。
【0035】ピストン44の外周部は、ロックアップ機
構7の作動/非作動を分けるクラッチ連結部として機能
している。ピストン44の外周部のエンジン側側面に
は、摩擦フェーシング46が接着されている(図1参
照)。摩擦フェーシング46は、フロントカバー14の
外周部トランスミッション側側面に形成された環状でか
つ平坦な摩擦面に対向している。また、ピストン44の
外周部には、軸方向トランスミッション側に延びる筒状
部44aが形成されている。この筒状部44aには、等
角度間隔で複数のスロット47が形成されている。
【0036】ロックアップダンパー45は、1対のクラ
ッチプレート56及びリティニングプレート57からな
るドライブ部材(入力側部材)52と、ドリブン部材で
あるハブフランジ(出力側部材)53と、複数のトーシ
ョンスプリング54(弾性部材)とから構成されてい
る。
【0037】ドライブ部材52を構成する1対のクラッ
チプレート56及びリティニングプレート57は、環状
の円板状部材であって、軸方向に並んで配置されてい
る。1対のクラッチプレート56及びリティニングプレ
ート57は、外周部に放射状に突出する6つの突出部5
6a,57aを有しており、対応する突出部56a,5
7a同士が互いに当接し、これらの突出部56a,57
aに設けられた孔56c,57cを貫通する複数のリベ
ット55(図1参照)により結合されている。そして、
これらの突出部56a,57aは、ピストン44の筒状
部44aに形成されたスロット47に円周方向に係合し
ており、ピストン44からのトルクが入力されるトルク
入力部となっている。この係合により、ピストン44と
ドライブ部材52とは、軸方向には相対移動可能である
が回転方向には一体に回転するようになっている。
【0038】また、1対のクラッチプレート56及びリ
ティニングプレート57は、内周部分が軸方向に互いに
離れている。すなわち、1対のクラッチプレート56及
びリティニングプレート57のうちのクラッチプレート
56は、フロントカバー14側に深く絞り加工されてい
る(図1参照)。
【0039】また、両プレート部材56,57の互いに
離れた内周部分には、トーションスプリング54を収容
するための窓孔(収容口)56d,57dが形成されて
いる。そして、これらの窓孔56d,57dの径方向両
縁には、互いに外側に切り起こされた切り起こし部(突
起)56b,57bが形成されている。切り起こし部5
6bはエンジン側に切り起こされており、切り起こし部
57bはトランスミッション側に切り起こされている。
これらの切り起こし部56b,57bは、トーションス
プリング54の軸方向の動きを規制する。
【0040】また、クラッチプレート56及びリティニ
ングプレート57は、窓孔56d,57dの外周側の部
分が切り欠かれており、この部分に切欠き56e,57
eが形成されている。具体的には、突出部56a,57
aを含む円板から、まず各突出部56a,57aの間の
部分が切り欠かれた後(図3及び図4の点線で示す形状
を参照)に、図3及び図4において点線で示す円板から
切欠き56e,57eの部分が切り欠かれる。この切欠
き56e,57eの面積(図3及び図4において、実線
と点線とにより囲まれる部分の面積)は、窓孔56d,
57dの面積の80%〜100%程度である。
【0041】ハブフランジ53は、環状の円板状部材で
あって、両プレート56,57の内周部においてこれら
の軸方向間に配置されている。ハブフランジ53の内周
部は、ここに設けられた円孔60を貫通する複数のリベ
ット28により、タービンハブ27の外周フランジ部分
に固定されている。ハブフランジ53の外周部には、全
周にわたって連続している環状外周部61が形成されて
いる。このハブフランジ53には、両プレートの窓孔5
6d,57dに対応して、6つの窓孔(収容口)58が
形成されている。窓孔58は円周方向に長く延びる孔で
ある。また、各窓孔58の円周方向の間には、重量軽減
及び応力緩和のための開口59が形成されている。開口
59は、各窓孔間に設けられており、全部で6つであ
る。これらの開口59は、各窓孔58間の部分のうち、
外周側の部分に設けられている。なお、これらの窓孔5
8及び開口59は、環状外周部61の内周側に配置され
ている。
【0042】複数のトーションスプリング54は、それ
ぞれ窓孔56d,57d,58内に収納され、切り起こ
し部56b,57bによって軸方向に位置決めされてい
る。トーションスプリング54は、円周方向に延びるコ
イルスプリングであり、円周方向両端が窓孔56d,5
7d,58の円周方向端面に支持されている。
【0043】<トルクコンバータの動作>次に、トルク
コンバータの動作について説明する。
【0044】図示しないエンジンからクランクシャフト
2にトルクが伝達されると、フレキシブルプレート4を
介してフロントカバー14及びインペラー18にトルク
が伝達される。インペラー18のインペラーブレード2
3により駆動された作動油は、タービン19を回転させ
る。このタービン19のトルクはタービンハブ27を介
して図示しないトランスミッションの入力シャフトに出
力される。タービン19からインペラー18へと流れる
作動油は、ステータ20を通ってインペラー18側へと
流れ戻る。
【0045】ロックアップ機構7が作動可能な所定の条
件になると、フロントカバー14とピストン44の間の
空間の作動油が内周側からドレンされる。すると、油圧
差によってピストン44がフロントカバー14側に移動
し、摩擦フェーシング46がフロントカバー14の摩擦
面に押しつけられる。この結果、フロントカバー14か
らロックアップ機構7を介してタービンハブ27に機械
的にトルクが伝達されるようになる。
【0046】<ロックアップダンパーの動作>ロックア
ップ機構7においては、まず、ピストン44からクラッ
チプレート56及びリティニングプレート57にトルク
が入力される。そして、このトルクは、トーションスプ
リング54を介してハブフランジ53に伝達され、さら
にタービンハブ27に伝達される。このとき、トーショ
ンスプリング54の伸縮によって所定のトルク変動(振
動)が吸収、減衰される。
【0047】<ロックアップダンパーの特徴>次に、本
実施形態のロックアップダンパー45の特徴について説
明する。
【0048】(ハブフランジについて)このロックアッ
プダンパー45のハブフランジ53には、従来にはない
開口59が形成されている。これにより、まず、ロック
アップダンパー45、ひいてはトルクコンバータ1の重
量軽減が図られている。また、以下に示すように、開口
59を設けたことによって、従来の開口59を持たない
ものに較べて、ハブフランジ53に発生する最大主応力
の値が低減されている。
【0049】ロックアップダンパー45の作動時には、
ハブフランジ53やトーションスプリング54に遠心力
が作用する。そして、ハブフランジ53の窓孔58の周
面には、トーションスプリング54からの力が作用す
る。すなわち、ハブフランジ53には、ハブフランジ5
3の自重による遠心力、トーションスプリング54が遠
心力により窓孔58の外周側周面を押す力、及びトーシ
ョンスプリング54の反力が窓孔58の円周方向端部の
周面を押す力が作用する。
【0050】これらの荷重条件を基に、従来の開口59
を持たないハブフランジと、開口59を有するハブフラ
ンジ53との有限要素法に基づく強度解析を行うと、図
7及び図9に示すような解析結果となる。なお、図6及
び図8に解析条件を示すが、ともに円孔60の位置で固
定して境界面(円周方向両端面)には対称条件を入力
し、矢印F2及びF3で示す荷重と自重による遠心力を
付与している。矢印F2で示す荷重は、トーションスプ
リング54が遠心力により窓孔58の外周側周面を押す
力であり、矢印F3で示す荷重は、トーションスプリン
グ54の反力が窓孔58の円周方向端部の周面を押す力
である。
【0051】図7及び図9において点線で示すものは上
記の荷重による変形前の形状であり、実線で示すものは
変形後の形状である(但し、視認のために所定の倍率を
変形量に乗じている。)。図7に示す従来のハブフラン
ジで主応力値が大きくなる部位は、窓孔のコーナー部で
ある。これらのコーナー部においては、主応力st1や
st2が発生している。最大主応力はst1であり、こ
のst1を100とすれば、st2は80である。一
方、図9に示すハブフランジ53で主応力値が大きくな
る部位は、従来と同様に窓孔58のコーナー部である。
また、新たに設けた開口59の周囲も比較的主応力値が
大きくなる。コーナー部においては、主応力st3やs
t4が発生しており、開口59の周囲では主応力st5
が発生している。これらst3,st4,st5の主応
力値は、st1を100としたときに、それぞれ80,
59,53となる。
【0052】このように、同様の荷重条件及び拘束条件
で強度解析を行った結果、開口59を持たない従来のハ
ブフランジより開口59を有するハブフランジ53のほ
うが発生する最大主応力が小さくなっている。すなわ
ち、開口59を設けたことによって、重量が軽減された
だけではなく、作用する応力の最大値を下げることがで
きている。これは、開口59を設けることによって、窓
孔58間の剛性が低下してトーションスプリング54か
ら受ける力による窓孔58周囲の部分の応力が大きくな
る傾向にあるが、窓孔58間の重量が小さくなってここ
の重量の遠心力に起因する窓孔58周囲の部分の応力が
小さくなるため、窓孔58周囲の部分に発生する応力が
トータルとして小さくなっているためと考えられる。特
に、窓孔58のコーナー部の応力は、この窓孔58間の
部分の遠心力に起因する応力の割合が高いと考えられ、
この部分に開口59を設けたことにより主応力値が大き
く低減していると考えられる。
【0053】以上のように、ここでは開口59を設ける
ことによって発生する最大主応力が小さくなりハブフラ
ンジ53の強度が向上しているが、従来のものよりもハ
ブフランジ53の板厚を薄くして従来と発生する最大主
応力値のレベルを合わせれば、従来と同様の強度を持っ
たハブフランジであって開口59及び薄板化による重量
軽減を図ることができる。
【0054】また、本実施形態のハブフランジ53で
は、窓孔58間の部分のうち遠心力がより大きく作用す
る外周側の部分に開口59を設けているため、開口59
による剛性の低下を小さく抑えつつ、窓孔58間の部分
の遠心力を低減させて窓孔58周囲の応力を抑えること
ができている。
【0055】さらに、環状外周部61によって窓孔58
や開口59の外周側を全周にわたって連続させているた
め、ハブフランジ53の重量を比較的軽量に抑えながら
強度を満足させることができている。
【0056】(ドライブ部材について)このロックアッ
プダンパー45のドライブ部材52、すなわちクラッチ
プレート56及びリティニングプレート57には、従来
にはない切欠き56e,57eが形成されている。これ
により、まず、ロックアップダンパー45、ひいてはト
ルクコンバータ1の重量軽減が図られている。また、以
下に示すように、切欠き56e,57eを設けたことに
よって従来の切欠き56e,57eを持たないものに較
べてドライブ部材52に発生する最大主応力の値が大き
くなっているが、大きな重力軽減が達成されている割に
はその上昇度合いはそれ程大きくない。
【0057】以下に、リティニングプレート57を例に
とって、従来の切欠き56e,57eを持たないリティ
ニングプレートとの主応力値の違いについて説明する。
【0058】ロックアップダンパー45の作動時には、
リティニングプレート57やトーションスプリング54
に遠心力が作用する。そして、リティニングプレート5
7の窓孔57dの周面には、トーションスプリング54
からの力が作用する。すなわち、リティニングプレート
57には、リティニングプレート57の自重による遠心
力、トーションスプリング54が遠心力により窓孔57
dの外周側周面を押す力、及びトーションスプリング5
4の反力が窓孔57dの円周方向端部の周面を押す力が
作用する。
【0059】これらの荷重条件を基に、従来の切欠き5
7eを持たないリティニングプレートと、切欠き57e
を有するリティニングプレート57との有限要素法に基
づく強度解析を行う場合、図10及び図11に示す解析
条件となる。この解析条件は、ともに円孔57cの位置
で固定して境界面(円周方向両端面)には対称条件を入
力し、矢印F4及びF5で示す荷重と自重による遠心力
を付与している。矢印F4で示す荷重は、トーションス
プリング54が遠心力により窓孔57dの外周側周面を
押す力であり、矢印F5で示す荷重は、トーションスプ
リング54の反力が窓孔57dの円周方向端部の周面を
押す力である。
【0060】図10に示す従来のリティニングプレート
で主応力値が大きくなる部位は、窓孔の周辺及び円孔5
7cの周辺である。窓孔の周辺においては、主応力st
6やst7が発生している。円孔57c周辺において
は、主応力st8が発生している。最大主応力はst8
であり、このst8を100とすれば、st6,st7
は、それぞれ91,89である。一方、図11に示すリ
ティニングプレート57では、従来と同様に窓孔57d
の周辺の主応力が大きくなるが、円孔57c周辺の応力
は小さくなる。窓孔57dの周辺においては、図11に
示す主応力st9やst10が発生している。これらs
t9,st10の主応力値は、st8を100としたと
きに、それぞれ178,166となる。
【0061】このように、同様の荷重条件及び拘束条件
で強度解析を行った結果、切欠き57eを持たない従来
のリティニングプレートよりも切欠き57eを有するリ
ティニングプレート57のほうが発生する最大主応力が
大きくなっているが、その倍率は2倍以下に収まってい
る。すなわち、切欠き57eを設けた図4に示すような
形状のリティニングプレート57の窓孔57d周辺を部
分的に補強する等の対策をとれば、発生する応力を許容
値内に抑えることができる。
【0062】このように、リティニングプレート57や
クラッチプレート56に大きな切欠き56e,57eを
設けて大きな重量軽減を図った場合にも、比較的強度の
低下の度合いが抑えられるため、部分的な補強をする等
の対策をとるだけで必要な強度を確保することができ
る。
【0063】[第2実施形態]上記第1実施形態では切
欠き56e,57eを設けたクラッチプレート56及び
リティニングプレート57を使用しているが、図12に
示すように切欠き57eの代わりに長円孔(開口)57
gを設けたリティニングプレート157及び切欠き56
eの代わりに長円孔を設けたクラッチプレート(図示せ
ず)を使用することも考えられる。
【0064】長円孔を設けたクラッチプレートについて
は、長円孔57gを設けたリティニングプレート157
と同様の構造であるため説明を省略する。
【0065】リティニングプレート157は、外周部に
放射状に突出する6つの突出部57aを有しており、こ
れらの突出部57aにはリベット55が貫通する孔57
cが形成されている。リティニングプレート157の内
周部分には、トーションスプリング54を収容するため
の窓孔(収容口)57dが形成されている。そして、こ
れらの窓孔57dの径方向両縁には、互いに外側に切り
起こされた切り起こし部(突起)57bが形成されてい
る。
【0066】また、リティニングプレート157は、窓
孔57dの外周側の部分に長円形状の長円孔57gが開
けられている。この長円孔57gの面積は、窓孔57d
の面積の25%〜50%の範囲に設定されるが、ここで
は窓孔57dの面積の約40%に設定されている。
【0067】このように、図12に示すリティニングプ
レート157には、従来にはない長円孔57gが形成さ
れている。また、クラッチプレートにも同様の長円孔が
形成されている。これにより、まず、ロックアップダン
パー45、ひいてはトルクコンバータ1の重量軽減が図
られている。また、以下に示すように、長円孔を設けた
ことによって従来の長円孔を持たないものに較べてドラ
イブ部材52に発生する最大主応力の値が大きくなって
いるが、大きな重力軽減が達成されている割にはその上
昇度合いはそれ程大きくない。
【0068】以下に、リティニングプレート157を例
にとって、従来の長円孔57gが形成されていないリテ
ィニングプレートとの主応力値の違いについて説明す
る。
【0069】ロックアップダンパー45の作動時には、
リティニングプレート157やトーションスプリング5
4に遠心力が作用する。そして、リティニングプレート
157の窓孔57dの周面には、トーションスプリング
54からの力が作用する。すなわち、リティニングプレ
ート157には、リティニングプレート157の自重に
よる遠心力、トーションスプリング54が遠心力により
窓孔57dの外周側周面を押す力、及びトーションスプ
リング54の反力が窓孔57dの円周方向端部の周面を
押す力が作用する。
【0070】これらの荷重条件を基に、従来の長円孔5
7gを持たないリティニングプレートと、長円孔57g
が形成されたリティニングプレート157との有限要素
法に基づく強度解析を行う場合、図10及び図13に示
す解析条件となる。この解析条件は、ともに円孔57c
の位置で固定して境界面(円周方向両端面)には対称条
件を入力し、矢印F4及びF5で示す荷重と自重による
遠心力を付与している。矢印F4で示す荷重は、トーシ
ョンスプリング54が遠心力により窓孔57dの外周側
周面を押す力であり、矢印F5で示す荷重は、トーショ
ンスプリング54の反力が窓孔57dの円周方向端部の
周面を押す力である。
【0071】図10に示す従来のリティニングプレート
で主応力値が大きくなる部位は、窓孔の周辺及び円孔5
7cの周辺である。窓孔の周辺においては、主応力st
6やst7が発生している。円孔57c周辺において
は、主応力st8が発生している。最大主応力はst8
であり、このst8を100とすれば、st6,st7
は、それぞれ91,89である。一方、図13に示すリ
ティニングプレート157では、従来と同様に窓孔57
dの周辺の主応力が大きくなるが、円孔57c周辺の応
力は小さくなる。また、長円孔57gの周辺の主応力も
大きくなる。窓孔57dの周辺においては、図13に示
す主応力st11やst12が発生している。長円孔5
7gの周辺においては、図13に示す主応力st13が
発生している。これらst11,st12,st13の
主応力値は、st8を100としたときに、それぞれ1
22,110,104となる。
【0072】このように、同様の荷重条件及び拘束条件
で強度解析を行った結果、長円孔57gを持たない従来
のリティニングプレートよりも長円孔57gを有するリ
ティニングプレート157のほうが発生する最大主応力
が大きくなっているが、その増加は約2割の増加に留ま
っている。すなわち、長円孔57gを設けた図12に示
すような形状のリティニングプレート157の窓孔57
d周辺を部分的に補強する等の対策をとれば、発生する
応力を許容値内に抑えることができる。
【0073】このように、リティニングプレート157
やクラッチプレートに長円孔を設けて重量軽減を図った
場合にも、比較的強度の低下の度合いが抑えられるた
め、部分的な補強をする等の対策をとるだけで必要な強
度を確保することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明では、収容口周囲の部分に発生す
る応力を許容値内に抑えつつ、収容口の円周方向の間に
開口を設けることによる重量軽減を行うことができる。
これにより、強度を低下させることなく、ロックアップ
ダンパー及びトルクコンバータの重量を軽減することが
可能となる。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】本発明の実施形態のロックアップダンパーを含
むトルクコンバータの縦断面図。
【0077】
【図2】ピストンの平面図。
【0078】
【図3】クラッチプレートの平面図。
【0079】
【図4】リティニングプレートの平面図。
【0080】
【図5】ハブフランジの平面図。
【0081】
【図6】従来のハブフランジに対する強度解析条件図。
【0082】
【図7】従来のハブフランジに対する強度解析結果図。
【0083】
【図8】本実施形態のハブフランジに対する強度解析条
件図。
【0084】
【図9】本実施形態のハブフランジに対する強度解析結
果図。
【0085】
【図10】従来のリティニングプレートに対する強度解
析条件及び結果図。
【0086】
【図11】第1実施形態のリティニングプレートに対す
る強度解析条件及び結果図。
【0087】
【図12】第2実施形態のリティニングプレートの平面
図。
【0088】
【図13】第2実施形態のリティニングプレートに対す
る強度解析条件及び結果図。
【0089】
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 7 ロックアップ機構 14 フロントカバー(入力側回転体) 19 タービン(出力側回転体) 44 ピストン(入力側回転体) 53 ハブフランジ(出力側部材) 54 トーションスプリング(弾性部材) 58 窓孔(収容口) 59 開口 61 環状外周部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側回転体から出力側回転体にトルクを
    機械的に伝達するトルクコンバータのロックアップ機構
    に含まれるロックアップダンパーであって、 前記入力側回転体からトルクが入力される入力側部材
    と、 前記出力側回転体にトルクを出力する出力側部材と、 前記入力側部材と前記出力側部材との間に配置される弾
    性部材と、を備え、 前記入力側部材及び前記出力側部材には、前記弾性部材
    を収容するための収容口が円周方向に複数設けられてお
    り、 前記入力側部材及び前記出力側部材のうちの少なくとも
    一方には、前記複数の収容口の円周方向の間に開口が設
    けられている、トルクコンバータのロックアップダンパ
    ー。
  2. 【請求項2】前記開口が設けられている前記入力側部材
    あるいは前記出力側部材は、環状の部材であって、前記
    収容口よりも内周側にある内周部において径方向の移動
    が規制されている、請求項1に記載のトルクコンバータ
    のロックアップダンパー。
  3. 【請求項3】前記開口は、前記複数の収容口の円周方向
    の間にある部分のうち、外周側の部分に設けられる、請
    求項2に記載のトルクコンバータのロックアップダンパ
    ー。
  4. 【請求項4】前記開口が設けられている前記入力側部材
    あるいは前記出力側部材は、環状の部材であって、前記
    開口よりも外周側に全周にわたって連続している環状外
    周部を有している、請求項1から3にいずれかに記載の
    トルクコンバータのロックアップダンパー。
  5. 【請求項5】前記開口は前記出力側部材に設けられてお
    り、 前記出力側部材は、環状の部材であって、前記収容口よ
    りも内周側にある内周部が前記出力側部材に連結されて
    いる、請求項1から4のいずれかに記載のトルクコンバ
    ータのロックアップダンパー。
JP10361429A 1998-12-18 1998-12-18 トルクコンバータのロックアップダンパー Pending JP2000179645A (ja)

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JP10361429A JP2000179645A (ja) 1998-12-18 1998-12-18 トルクコンバータのロックアップダンパー
US09/457,299 US6267213B1 (en) 1998-12-18 1999-12-09 Lock-up damper of torque converter

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005012767A1 (ja) * 2003-08-01 2005-02-10 Exedy Corporation ロックアップ装置のダンパー機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005012767A1 (ja) * 2003-08-01 2005-02-10 Exedy Corporation ロックアップ装置のダンパー機構

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