JP2000179467A - ギヤポンプ - Google Patents

ギヤポンプ

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JP2000179467A
JP2000179467A JP10358513A JP35851398A JP2000179467A JP 2000179467 A JP2000179467 A JP 2000179467A JP 10358513 A JP10358513 A JP 10358513A JP 35851398 A JP35851398 A JP 35851398A JP 2000179467 A JP2000179467 A JP 2000179467A
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driven
driven gears
driving
gear pump
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Kazuhiro Tachikawa
和洋 立川
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ギヤポンプにおいて、駆動シャフトを細くし、
駆動シャフトのシール部材の偏摩耗を防止し、簡単な構
成で吐出量を増加させる。 【解決手段】駆動ギヤ20に噛合する複数の従動ギヤ3
0を備え、これら従動ギヤ30と駆動ギヤ20との噛合
部A、Bを、駆動ギヤの外周を周方向にほぼ等分する位
置に設定する。噛合部A、Bを介して複数の従動ギヤ3
0からそれぞれ駆動ギヤ20に作用する反力を相殺する
ことができる。したがって、駆動ギヤ20と一体の駆動
シャフト21に作用する力も相殺される。駆動シャフト
21を高剛性にする必要がなく、また、駆動シャフト2
1のシール部材が偏摩耗することもない。さらに、従動
ギヤ30を追加する構成によって吐出量を増加させるこ
とができるので、ギヤポンプ全体の大型化が抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに噛合する駆
動ギヤ及び従動ギヤによって吸込口からケーシング内に
導入された流体を吐出口から送出するギヤポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ギヤポンプは、互いに噛合する
駆動ギヤ及び駆動ギヤの回転によって、吸込口からケー
シング内に導入された流体をケーシングの内面に沿って
移動させて吐出口から送出するように形成されている。
【0003】このようなギヤポンプは、例えば特開平9
−264265号公報に開示され、かつ図4に側断面図
及び、図5に図4のX−X線矢視拡大図を示すように、
ケーシング1内のギヤ室1aにおいて、一対の駆動ギヤ
2と一対の従動ギヤ3が互いに噛合され、駆動ギヤ2と
一体の第1支軸4は、ケーシング1の一部を構成するサ
イドプレート5によって回動自在に支持されており、左
端側は、シール部材6によって密閉されている。また、
従動ギヤ3と一体の第2支軸7は、上記サイドプレート
5によって回動自在に支持されている。
【0004】第1支軸4を介して駆動ギヤ2を図5中の
矢印方向(反時計回り)に回転させると、駆動ギヤ2に
噛合する従動ギヤ3は矢印方向(時計回り)に回転し、
これら駆動ギヤ2及び従動ギヤ3の回転により、吸込室
8近傍において駆動ギヤ2及び従動ギヤ3の歯先空間に
満たされた流体は、ケーシング1の内面1bに沿って移
動され、吐出室9から吐出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ギヤポンプによる
と、構造が簡単で、小型化が可能であり、また、高粘度
の流体を滑らかに供給することができる。
【0006】しかしながら、上記ギヤポンプにおいて、
流体の吐出量を増加させるためには、1ランク上のもの
を選定する必要があり、ギヤポンプのかなりの大型化が
懸念される。また、相互に噛合している駆動ギヤ2と従
動ギヤ3との間には、両者を遠ざける方向の力が作用
し、これら駆動ギヤ2、従動ギヤ3とそれぞれ一体の第
1支軸4と第2支軸7との間にも同方向の力が作用す
る。この対策として、特に、第1支軸4は高剛性のシャ
フトで構成することが必要となり、さらに、シール部材
6が偏摩耗を誘発させる要因となる。
【0007】したがって、かかる点に鑑みてなされた本
発明の目的は、吐出量の増加に伴うギヤポンプの大型化
を抑制し、かつ、支軸の高剛性化及びシール部材の偏摩
耗を防止し得るギヤポンプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載のギヤポンプの発明は、ケーシングによって
回動自在に支持された第1支軸と一体の駆動ギヤと、上
記ケーシングによって回動自在に支持された第2支軸と
一体の従動ギヤとを噛合させると共に、上記駆動ギヤの
回転及び該駆動ギヤの回転に伴う上記従動ギヤの回転に
よって、吸込口からケーシング内に導入された流体を上
記ケーシングの内面に沿って移動させて突出口から送出
するギヤポンプにおいて、上記駆動ギヤに噛合する複数
の上記従動ギヤを備え、これら各従動ギヤの上記第2支
軸が上記駆動ギヤの外周を周方向にほぼ等分する位置に
設定されていることを特徴とする。
【0009】この請求項1の発明によると、駆動ギヤに
は、複数の従動ギヤが噛合されており、このときの噛合
部の位置が駆動ギヤの外周を周方向にほぼ等分する位置
に設定されているので、各従動ギヤからそれぞれの噛合
部を介して駆動ギヤに作用する反力が相殺される。した
がって、駆動ギヤと一体の第1支軸に作用する力も相殺
されるので、第1支軸を高剛性にする必要がなく、ま
た、第1支軸のシール部材の偏摩耗が回避される。さら
に、従来のギヤポンプに対して、従動ギヤを追加する構
成によって吐出量を増加させることから、ギヤポンプ全
体の大型化が抑制される。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1のギヤ
ポンプにおいて、上記従動ギヤを2個備えることを特徴
とする。
【0011】請求項2の発明は、本発明の最も基本的な
構成であり、駆動ギヤに対して2個の従動ギヤを噛合さ
せ、それぞれの駆動ギヤと従動ギヤの噛合部の位置は、
第1支軸を中心にほぼ180度異なる位置となる。この
発明によると、一方の従動ギヤから駆動ギヤに作用する
反力と、他方の従動ギヤから駆動ギヤに作用する反力と
がほぼ相殺される。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1のギヤ
ポンプにおいて、上記従動ギヤを3個備えることを特徴
とする。
【0013】この請求項3の発明によると、駆動ギヤに
対して3個の従動ギヤを噛合させ、それぞれの駆動ギヤ
と従動ギヤの噛合部の位置は、第1支軸を中心にほぼ1
20度異なる位置になる。本発明においても、3個の従
動ギヤから噛合部を介して駆動ギヤに作用する反力がほ
ぼ相殺される。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
ギヤポンプにおいて、上記複数の従動ギヤは、それぞれ
同形に形成されていることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明によると、駆動ギヤに噛合
する複数の従動ギヤを同形とすることで、駆動ギヤに対
して各従動ギヤから作用する反力がほぼ均等になり、各
従動ギヤから噛合部を介して駆動ギヤに作用する反力が
容易にほぼ相殺できる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4のギヤ
ポンプにおいて、上記複数の従動ギヤは、それぞれ上記
駆動ギヤと同形に形成されていることを特徴とする。
【0017】請求項5の発明によると、複数の従動ギヤ
と駆動ギヤとのすべてのギヤを同形に形成することで、
全体構成を簡略化することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項4のギヤ
ポンプにおいて、上記駆動ギヤは、上記複数の従動ギヤ
よりも大径に形成されていることを特徴とする。
【0019】この請求項6のように、駆動ギヤを複数の
従動ギヤよりも大きくすることから、駆動ギヤから各従
動ギヤに対して大きな回転トルクを付与することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施の形態)以下、本発明
によるギヤポンプの第1実施の形態を図1及び図2によ
って説明する。なお、第1実施の形態及び後述の第2実
施の形態のギヤポンプは、流体の一例として作動油を送
出するものである。
【0021】図1は、本実施の形態に係わるギヤポンプ
G1の側断面図であり、図2は、図1のY−Y線矢視図
である。
【0022】ギヤポンプG1は、ケーシング10と、駆
動ギヤ20と、2個の従動ギヤ30とを主要構成部材と
し、ケーシング10の内部には、1個の駆動ギヤ20と
2個の従動ギヤ30とが密に収納されるギヤ室11が形
成されている。
【0023】ギヤ室11には、2箇所(図2中の右上方
と左下方)に吸込口11aが、また、2箇所(図2中の
右下と左上)に吐出口11bが設けてある。
【0024】ケーシング10には、図1に示すように、
後述する第1支軸である駆動シャフト21を回転自在に
支持する一対の軸受孔12、2本の第2支軸である従動
シャフト31を回転自在に支持する軸受孔13が形成さ
れている。さらに、ケーシング10における図1中の右
側の軸受孔12の外側には、段部14が形成され、この
段部14には、駆動シャフト21を密封するためのシー
ル部材15が保持されている。
【0025】駆動ギヤ20は、外周面に多数の歯部22
が形成された平歯車であり、これらの歯部22は、イン
ボリュート歯形によって形成されている。なお、駆動ギ
ヤ20としては、平歯車の外に、はすば歯車や、やまば
歯車などを使用することができ、さらには、正弦曲線歯
形などの特殊歯形の歯車も使用することが可能である。
【0026】この駆動ギヤ20は、中心を貫通する駆動
シャフト21と一体的に構成されており、駆動シャフト
21は、上記のケーシング10に形成された軸受孔12
によって回転自在に支持されている。駆動シャフト21
の一方の端部(図1中の右側の端部)21aは、上記の
ケーシング10の段部14に装着されたシール部材15
によって密封されるとともに、さらに外側に突出形成さ
れ、この端部21aにモータ等の駆動手段(図示せず)
が連結されている。
【0027】一方、2個の従動ギヤ30は、上記駆動ギ
ヤ20と同形に形成されている。すなわち、各従動ギヤ
30は、外周面に多数の歯部32が形成された平歯車で
あり、これらの歯部32は、インボリュート歯形によっ
て形成されている。なお、従動ギヤ30も、駆動ギヤ2
0に対応して、はすば歯車、やまば歯車、特殊歯形の歯
車などを使用することが可能である。
【0028】このように、駆動ギヤ20と各従動ギヤ3
0のすべてのギヤを同形に形成することにより全体構成
を簡略化することができる。
【0029】各従動ギヤ30は、中心を貫通する従動シ
ャフト31と一体的に構成され、この従動シャフト31
の両端は、上記のケーシング10の軸受孔13によって
回転自在に支持されている。
【0030】2個の従動ギヤ30は、それぞれ上記駆動
ギヤ20に噛合されて、噛合部A、B(図2参照)を形
成している。これら2箇所の噛合部A、Bは、駆動ギヤ
20の外周を周方向にほぼ等分する位置、換言すると各
従動ギヤ30の従動シャフト31は、駆動ギヤ20を中
心に180度異なる位置に設定されている。なお、ここ
で、ほぼ等分する位置とは、原理的には精度よく等分す
るのが好ましいが、例えば、設計上等の制約によって精
度よく等分する位置に設定できない場合には、精度よく
等分する位置の近傍でもよいという程度の意味である。
この場合でも、相応の効果、すなわち、2個の従動ギヤ
30から駆動ギヤ20に作用する反力をそれなりに相殺
することができる。
【0031】つづいて、上記構成のギヤポンプG1の動
作について説明する。
【0032】駆動手段(図示せず)によって駆動シャフ
ト21を図2中の矢印C方向に回転駆動させると、駆動
シャフト21と一体の駆動ギヤ20も同じ矢印C方向に
回転する。この駆動ギヤ20の矢印C方向の回転によ
り、駆動ギヤ20に上方から噛合している上方の従動ギ
ヤ30は矢印D方向に、また、駆動ギヤ20に下方から
噛合している下方の従動ギヤ30は矢印E方向にそれぞ
れ回転する。
【0033】この回転により、図2中の右上方の吸込口
11a近傍の作動油の一部は、上方の従動ギヤ30の歯
部32と歯部32との間の歯先空間Sに満たされ、従動
ギヤ30の矢印D方向の回転に伴い、ケーシング10の
内面10aに沿って矢印D方向に移動され、左上方の吐
出口11bに至る。
【0034】また、同じく図2中の右上方の吸込口11
a近傍の作動油の他の一部は、駆動ギヤ20の歯部22
と歯部22との間の歯先空間Sに満たされ、駆動ギヤ2
0の矢印C方向の回転に伴い、ケーシング10の内面1
0aに沿って矢印C方向に移動され、右下方の吐出口1
1bに至る。
【0035】同様に、左下方の吸込口11a近傍の作動
油は、その一部が、下方の従動ギヤ30の歯部32と歯
部32との間の歯先空間Sの矢印E方向の移動により、
ケーシング10の内面10aに沿って右下方の吐出口1
1bに移動され、また、他の一部が、駆動ギヤ20の歯
部22と歯部22との間の歯先空間Sの矢印C方向の移
動により、ケーシング10の内面10aに沿って左上方
の吐出口11bに移動される。こうして、駆動ギヤ20
を連続的に回転させることにより、2箇所の吐出口11
b、11bから順次に作動油が送出される。
【0036】本実施の形態においては、動作中の駆動ギ
ヤ20には、上方の従動ギヤ30からは噛合部Aを介し
てほぼ下方に向いた反力が作用する一方、下の従動ギヤ
30からは噛合部Bを介してほぼ上方に向いた反力が作
用するため、駆動ギヤ20においては、これら下向きの
反力と上向きの反力とが相殺される。
【0037】この結果、駆動ギヤ20に対して一方向の
偏った力が作用することはない。したがって、駆動ギヤ
20と一体的に構成される駆動シャフト21のシャフト
径を大きくして高剛性にする必要がなく、また、駆動シ
ャフト21の一端21aを密閉しているシール部材15
が偏って摩耗することもない。さらに加えて、従来のギ
ヤポンプと比較して、従動ギヤ30を1個追加し、これ
に対応して吸込口11a、吐出口11bを設けるといっ
た比較的簡単な構成の変更によって、作動油の吐出量を
増加させることができる。このため、吐出量を増加させ
たい場合、1ランク上の従来のギヤポンプに比べて、コ
ンパクトな構成で吐出量を増加させることが可能とな
る。
【0038】(第2実施の形態)次に、本発明によるギ
ヤポンプの第2実施の形態を図3によって説明する。
【0039】図3は、本実施の形態のギヤポンプG2を
示す断面図であり、同図は、上記の第1実施の形態にお
ける図2に相当する図である。
【0040】同図に示すギヤポンプG2は、ケーシング
10のギヤ室11の中心に配置した1個の駆動ギヤ20
に、3個の従動ギヤ30を噛合させている。そして、こ
のときの噛合部G、H、Iが、駆動ギヤ20の外周を周
方向にほぼ3等分する位置、すなわち駆動ギヤ20を中
心にほぼ120度異なる位置に各従動ギヤ30を配置し
ている。換言すると、換言すると各従動ギヤ30の従動
シャフト31は、駆動ギヤ20を中心に120度異なる
位置に設定されている。また、従動ギヤ30を3個配設
するに伴って、吸込口11a及び吐出口11bをそれぞ
れ3個設けている。
【0041】本実施の形態において、駆動ギヤ20を矢
印方向に回転させると、3個の従動ギヤ30は、それぞ
れ矢印方向に従動回転する。これらの回転により、吸込
口11a近傍の作動油は、従動ギヤ30の歯先空間Sに
満たされてケーシング10の内面10aに沿って移動さ
れ、吐出口11bから吐出される。
【0042】本実施の形態においても、上記第1実施の
形態と同様に、3箇所の噛合部G、H、Iを介して3個
の従動ギヤ30から駆動ギヤ20に作用する3つの反力
が相殺される。これにより、第1実施の形態と同様の効
果をあげることができる。すなわち、駆動シャフト21
のシャフト径を細くすること、シール部材15の偏摩耗
を防止すること、そして、コンパクトな構成で吐出量を
増加させることが可能となる。
【0043】第1及び第2の各実施の形態のように、駆
動ギヤ20に噛合する各従動ギヤ30を同形とすること
で、駆動ギヤ20に対して各従動ギヤ30から作用する
反力がほぼ均等になり、各従動ギヤ30から各噛合部を
介して駆動ギヤ20に作用する反力が容易にほぼ相殺さ
せることができる。
【0044】また、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
更可能である。例えば、一方、上記駆動ギヤ20を、各
従動ギヤ30よりも大径に形成することによって、駆動
ギヤ20から各従動ギヤ30に対して大きな回転トルク
を付与することが可能になり、また、駆動ギヤ20に噛
合させる従動ギヤ30の個数は、上記2個或いは3個に
限らず、任意の個数とすることができる。また、ギヤポ
ンプによって送出される流体は作動油に限定されるもの
ではない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
駆動ギヤに噛合する複数の従動ギヤを備え、これら従動
ギヤを、駆動ギヤの外周を周方向にほぼ等分する位置に
設定することにより、噛合部を介して複数の従動ギヤか
らそれぞれ駆動ギヤに作用する反力を相殺することがで
きる。したがって、駆動ギヤと一体の第1支軸に作用す
る力も相殺されるので、第1支軸を高剛性にする必要が
なく、また、第1支軸のシール部材が偏摩耗することも
ない。さらに、従来のギヤポンプに対して、従動ギヤを
追加する構成によって吐出量を増加させることができる
ので、ギヤポンプ全体の大型化を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるギヤポンプの第1実施の形態を示
す断面図である。
【図2】図1のY−Y線矢視拡大図である。
【図3】本発明によるギヤポンプの第2実施の形態を示
す図2に相当する断面図である。
【図4】従来のギヤポンプの概要を示す断面図である。
【図5】図4のX−X線矢視拡大図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 10a ケーシングの内面 11 ギヤ室 20 駆動ギヤ 21 駆動シャフト(第1支軸) 30 従動ギヤ 31 従動シャフト(第2支軸) A 駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部 B 駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部 G 駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部 H 駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部 I 駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部 G1 ギヤポンプ G2 ギヤポンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングによって回動自在に支持され
    た第1支軸と一体の駆動ギヤと、上記ケーシングによっ
    て回動自在に支持された第2支軸と一体の従動ギヤとを
    噛合させると共に、上記駆動ギヤの回転及び該駆動ギヤ
    の回転に伴う上記従動ギヤの回転によって、吸込口から
    ケーシング内に導入された流体を上記ケーシングの内面
    に沿って移動させて突出口から送出するギヤポンプにお
    いて、上記駆動ギヤに噛合する複数の上記従動ギヤを備
    え、これら各従動ギヤの上記第2支軸が上記駆動ギヤの
    外周を周方向にほぼ等分する位置に設定されていること
    を特徴とするギヤポンプ。
  2. 【請求項2】 上記従動ギヤを2個備えることを特徴と
    する請求項1に記載のギヤポンプ。
  3. 【請求項3】 上記従動ギヤを3個備えることを特徴と
    する請求項1に記載のギヤポンプ。
  4. 【請求項4】 上記複数の従動ギヤは、それぞれ同形に
    形成されていることを特徴とする請求項1〜3に記載の
    ギヤポンプ。
  5. 【請求項5】 上記複数の従動ギヤは、それぞれ上記駆
    動ギヤと同形に形成されていることを特徴とする請求項
    4に記載のギヤポンプ。
  6. 【請求項6】 上記駆動ギヤは、上記複数の従動ギヤよ
    りも大径に形成されていることを特徴とする請求項4に
    記載のギヤポンプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591640B2 (en) 2006-08-30 2009-09-22 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Three gear type gear pump of a fuel supply system
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US10648467B2 (en) * 2015-07-16 2020-05-12 Ihi Corporation Triple gear pump and fluid supplying device

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