JP2000179250A - シャッタ―装置 - Google Patents
シャッタ―装置Info
- Publication number
- JP2000179250A JP2000179250A JP10375776A JP37577698A JP2000179250A JP 2000179250 A JP2000179250 A JP 2000179250A JP 10375776 A JP10375776 A JP 10375776A JP 37577698 A JP37577698 A JP 37577698A JP 2000179250 A JP2000179250 A JP 2000179250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- wheel
- take
- winding
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペースを有効に利用することができ、既存
の巻き取り式シャッター装置の弾性体を流用してコスト
を抑制でき、シャッターの片下がりがなく、作動時の音
が静かで、安定した開閉動作ができ、軽い力で開閉がで
き、適度な速度で閉じることができるシャッター装置を
提供することにある。 【解決手段】 車庫19の左右上部に摺動チェーン6を
設け、摺動チェーン6のスプロケット3を連結シャフト
4で連結し、入口付近の上部にプーリー2を設け、摺動
チェーン6に結合具18でシャッター7の上端とワイヤ
ー8を連結し、ワイヤー8をチェーン9に取り付け、チ
ェーン9を巻取車10にコイルスプリング13を取り付
けた。
の巻き取り式シャッター装置の弾性体を流用してコスト
を抑制でき、シャッターの片下がりがなく、作動時の音
が静かで、安定した開閉動作ができ、軽い力で開閉がで
き、適度な速度で閉じることができるシャッター装置を
提供することにある。 【解決手段】 車庫19の左右上部に摺動チェーン6を
設け、摺動チェーン6のスプロケット3を連結シャフト
4で連結し、入口付近の上部にプーリー2を設け、摺動
チェーン6に結合具18でシャッター7の上端とワイヤ
ー8を連結し、ワイヤー8をチェーン9に取り付け、チ
ェーン9を巻取車10にコイルスプリング13を取り付
けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車庫・倉庫等の収
納庫(以下収納庫と総称する)の出入口に取付けて開閉
するシャッターを天井に沿うように略水平に格納するシ
ャッター装置に関する。
納庫(以下収納庫と総称する)の出入口に取付けて開閉
するシャッターを天井に沿うように略水平に格納するシ
ャッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の収納庫のシャッターは入口付近に
設けたシャフトに巻込んで格納していたため、スラット
の屈曲半径が徐々に大きくなり、格納が終了したときに
はかなりの大きさの屈曲半径となるため、格納する空間
の高さが高く必要であり、また入口付近でシャッターを
巻き込んでいたので入口付近の上方部分が全て使用でき
ず、収納庫の天井をシャッター格納の空間分高くしない
といけなかった。又、シャッターを巻き込んで格納して
いたので、巻き込む際スラット同士が接触し、スラット
の損傷や騒音の原因となっていた。また垂直から水平に
連続したガイドレールを設け水平に収納するシャッター
も考案されているが構造上屈曲半径が大きく、かなりの
収納高さを必要とし、かつ水平部の走行抵抗を減らすた
めにコロを必要としていた。
設けたシャフトに巻込んで格納していたため、スラット
の屈曲半径が徐々に大きくなり、格納が終了したときに
はかなりの大きさの屈曲半径となるため、格納する空間
の高さが高く必要であり、また入口付近でシャッターを
巻き込んでいたので入口付近の上方部分が全て使用でき
ず、収納庫の天井をシャッター格納の空間分高くしない
といけなかった。又、シャッターを巻き込んで格納して
いたので、巻き込む際スラット同士が接触し、スラット
の損傷や騒音の原因となっていた。また垂直から水平に
連続したガイドレールを設け水平に収納するシャッター
も考案されているが構造上屈曲半径が大きく、かなりの
収納高さを必要とし、かつ水平部の走行抵抗を減らすた
めにコロを必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解決し、スペース
を有効に利用することができ、既存の巻き取り式シャッ
ター装置の弾性体を流用してコストを抑制でき、弾性体
の取り付け位置は現場に応じて自由に選択してさらにス
ペースを有効に利用することができ、シャッターの片下
がりがなく、作動時の音が静かで、安定した開閉動作が
でき、軽い力で開閉ができ、適度な速度で閉じることが
できるシャッター装置を提供することにある。
する課題は、従来のこれらの問題点を解決し、スペース
を有効に利用することができ、既存の巻き取り式シャッ
ター装置の弾性体を流用してコストを抑制でき、弾性体
の取り付け位置は現場に応じて自由に選択してさらにス
ペースを有効に利用することができ、シャッターの片下
がりがなく、作動時の音が静かで、安定した開閉動作が
でき、軽い力で開閉ができ、適度な速度で閉じることが
できるシャッター装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) スラットを複数連結して屈曲自在としたシャッタ
ーを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開閉するシ
ャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁面上部そ
れぞれに無端移動帯を略水平に設け、左右の無端移動帯
を連結させるための連結シャフトを設け、シャッターを
垂直から水平に屈曲できる曲率を持った外径のガイド円
板を入口付近の上部に回転自在に設け、両側の無端移動
帯にシャッター上端を連結し、前記無端移動帯に索体の
一端を取り付け、同索体の他端を索体を巻き取る巻取車
に取り付け、シャッターを閉じる方向に前記巻取車が回
転すると弾性変形による復元力が前記弾性体の復元力と
シャッターの垂直部分の重さがほぼ相殺するように増加
する弾性体を設け、シャッターを水平に格納ししかも軽
い力で開閉できるようにしたシャッター装置 2) スラットを複数連結して屈曲自在としたシャッタ
ーを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開閉するシ
ャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁面上部そ
れぞれに無端移動帯を略水平に設け、左右の無端移動帯
を連結させるための連結シャフトを設け、シャッターを
垂直から水平に屈曲できる曲率を持った外径のガイド円
板を入口付近の上部に回転自在に設け、両側の無端移動
帯にシャッター上端を連結し、前記無端移動帯を奥側で
折り返す回転車の軸と同軸に前方巻取車を設け、同前方
巻取車と離れた位置に回転すると弾性体を弾性変形させ
る後方巻取車を設け、シャッターを開いた状態で後方巻
取車が前方巻取車より多く巻き取るように厚みのある索
体の両側を前方巻取車と後方巻取車に重ね巻きするよう
に巻回させ、シャッターを閉じる方向に前記後方巻取車
が回転すると弾性変形による復元力が前記弾性体の復元
力とシャッターの垂直部分の重さがほぼ相殺するように
増加する弾性体を設け、シャッターを水平に格納ししか
も軽い力で開閉できるようにしたシャッター装置 3) 後方巻取車の巻き取り径を前方巻取車の巻き取り
径より大きくした前記2)記載のシャッター装置 4) 弾性体としてコイルスプリングを用い、同コイル
スプリングの一端を固定し、他端を巻取車に取り付けた
前記1)記載のシャッター装置 5) 弾性体としてコイルスプリングを用い、同コイル
スプリングの一端を固定し、他端を後方巻取車に取り付
けた前記2)又は3)記載のシャッター装置 6) ガイド円板の外周面に溝を設けて回転車とし、か
つガイド円板の外周で送るシャッターの移動速度と無端
移動帯が回転車を送る速度を略同じにした前記1)〜
5)いずれかに記載のシャッター装置 にある。
発明の構成は、 1) スラットを複数連結して屈曲自在としたシャッタ
ーを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開閉するシ
ャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁面上部そ
れぞれに無端移動帯を略水平に設け、左右の無端移動帯
を連結させるための連結シャフトを設け、シャッターを
垂直から水平に屈曲できる曲率を持った外径のガイド円
板を入口付近の上部に回転自在に設け、両側の無端移動
帯にシャッター上端を連結し、前記無端移動帯に索体の
一端を取り付け、同索体の他端を索体を巻き取る巻取車
に取り付け、シャッターを閉じる方向に前記巻取車が回
転すると弾性変形による復元力が前記弾性体の復元力と
シャッターの垂直部分の重さがほぼ相殺するように増加
する弾性体を設け、シャッターを水平に格納ししかも軽
い力で開閉できるようにしたシャッター装置 2) スラットを複数連結して屈曲自在としたシャッタ
ーを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開閉するシ
ャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁面上部そ
れぞれに無端移動帯を略水平に設け、左右の無端移動帯
を連結させるための連結シャフトを設け、シャッターを
垂直から水平に屈曲できる曲率を持った外径のガイド円
板を入口付近の上部に回転自在に設け、両側の無端移動
帯にシャッター上端を連結し、前記無端移動帯を奥側で
折り返す回転車の軸と同軸に前方巻取車を設け、同前方
巻取車と離れた位置に回転すると弾性体を弾性変形させ
る後方巻取車を設け、シャッターを開いた状態で後方巻
取車が前方巻取車より多く巻き取るように厚みのある索
体の両側を前方巻取車と後方巻取車に重ね巻きするよう
に巻回させ、シャッターを閉じる方向に前記後方巻取車
が回転すると弾性変形による復元力が前記弾性体の復元
力とシャッターの垂直部分の重さがほぼ相殺するように
増加する弾性体を設け、シャッターを水平に格納ししか
も軽い力で開閉できるようにしたシャッター装置 3) 後方巻取車の巻き取り径を前方巻取車の巻き取り
径より大きくした前記2)記載のシャッター装置 4) 弾性体としてコイルスプリングを用い、同コイル
スプリングの一端を固定し、他端を巻取車に取り付けた
前記1)記載のシャッター装置 5) 弾性体としてコイルスプリングを用い、同コイル
スプリングの一端を固定し、他端を後方巻取車に取り付
けた前記2)又は3)記載のシャッター装置 6) ガイド円板の外周面に溝を設けて回転車とし、か
つガイド円板の外周で送るシャッターの移動速度と無端
移動帯が回転車を送る速度を略同じにした前記1)〜
5)いずれかに記載のシャッター装置 にある。
【0005】
【作用】本発明では、全開状態のシャッターの下端を手
又は器具で下方に引くと、略水平な状態に収容している
シャッターが入口付近の上部に回転自在に設けられたガ
イド円板によって次々と屈曲して水平部が減り、垂直部
が増えていく、シャッターの上端は無端移動帯に連結さ
れているので、シャッター上端が入口側に引かれること
により無端移動帯が回転する。索体の一端は無端移動帯
に取り付けられているので、索体は引かれることにな
る。索体の他端は巻取車に巻き取られているので、索体
は引かれることにより巻取車は回転する。巻取車が回転
すると、弾性体が復元力を増加するように弾性変形す
る。よってシャッターが閉じられていくにつれて弾性体
の復元力が増加することになる。シャッターが閉じられ
ると、シャッターの垂直部分が増え重さによって、さら
に閉じようとする。このシャッターの重さと弾性体の復
元力が相殺するので、シャッターは、開閉移動する範囲
の全てにおいて軽い力で開閉できる。無端移動帯を奥側
で折り返させる回転車の軸と同軸に前方巻取車を設け、
前方巻取車と離れた位置に弾性体を弾性変形させる後方
巻取車を設け、索体を巻回させたものは、全開状態のシ
ャッターの下端を手又は器具で下方に引くと、シャッタ
ー上端は無端移動帯に取り付けているので無端移動帯が
回動する。無端移動帯の回動により、無端移動帯を折り
返す回転軸と同軸の前方巻取車が回転する。前方巻取車
が回転すると、シャッターが開いた状態で前方巻取車よ
り多く巻き取るようにして索体を巻回させた後方巻取車
が回転する。この状態では前方巻取車の索体の巻取り径
は後方巻取車の巻取り径より小さくなっている。よって
前方巻取車がある角度だけ回転しても巻取り径の大きい
分、後方巻取車は前方巻取車より小さい角度しか回転し
ない。このようにして、さらにシャッターを閉じ、シャ
ッターが全閉の状態に近づくと、前方巻取車の巻取り径
は後方巻取車の巻取り径より大きくなる。この状態で
は、前方巻取車がある角度だけ回転すると巻取り径の違
いによって後方巻取車の回転角度は、前方巻取車より大
きくなる。このようにしてシャッターの閉じ始めでの弾
性体の復元力をより弱く、シャッターの閉じ終わりでの
弾性体の復元力をより強くして弾性体の復元力を効率的
に使用できるようにする。後方巻取車の巻き取り径を前
方巻取車の巻き取り径より大きくしたものは、さらにシ
ャッターの閉じ始めでの弾性体の復元力をより弱く、シ
ャッターの閉じ終わりでの弾性体の復元力をより強くす
ることができる。弾性体としてコイルスプリングを用
い、同コイルスプリングの一端を固定し、他端を巻取車
又は後方巻取車に取り付けたものは、場所を選ばず、強
い力を得ることができる弾性体とすることができる。ガ
イド円板の外周面に溝を設けて回転車とし、かつガイド
円板の外周で送るシャッターの移動速度と無端移動帯が
回転車を送る速度と略同じにしたものは、ガイド円板と
回転車を一体として部品点数を減らし、簡単な構造と
し、かつシャッターのスラットとガイド円板の移動速度
を略同じにしてスラットとガイド円板が摩擦を起こさな
いようにしてスラットの摩耗と騒音を防ぐ。
又は器具で下方に引くと、略水平な状態に収容している
シャッターが入口付近の上部に回転自在に設けられたガ
イド円板によって次々と屈曲して水平部が減り、垂直部
が増えていく、シャッターの上端は無端移動帯に連結さ
れているので、シャッター上端が入口側に引かれること
により無端移動帯が回転する。索体の一端は無端移動帯
に取り付けられているので、索体は引かれることにな
る。索体の他端は巻取車に巻き取られているので、索体
は引かれることにより巻取車は回転する。巻取車が回転
すると、弾性体が復元力を増加するように弾性変形す
る。よってシャッターが閉じられていくにつれて弾性体
の復元力が増加することになる。シャッターが閉じられ
ると、シャッターの垂直部分が増え重さによって、さら
に閉じようとする。このシャッターの重さと弾性体の復
元力が相殺するので、シャッターは、開閉移動する範囲
の全てにおいて軽い力で開閉できる。無端移動帯を奥側
で折り返させる回転車の軸と同軸に前方巻取車を設け、
前方巻取車と離れた位置に弾性体を弾性変形させる後方
巻取車を設け、索体を巻回させたものは、全開状態のシ
ャッターの下端を手又は器具で下方に引くと、シャッタ
ー上端は無端移動帯に取り付けているので無端移動帯が
回動する。無端移動帯の回動により、無端移動帯を折り
返す回転軸と同軸の前方巻取車が回転する。前方巻取車
が回転すると、シャッターが開いた状態で前方巻取車よ
り多く巻き取るようにして索体を巻回させた後方巻取車
が回転する。この状態では前方巻取車の索体の巻取り径
は後方巻取車の巻取り径より小さくなっている。よって
前方巻取車がある角度だけ回転しても巻取り径の大きい
分、後方巻取車は前方巻取車より小さい角度しか回転し
ない。このようにして、さらにシャッターを閉じ、シャ
ッターが全閉の状態に近づくと、前方巻取車の巻取り径
は後方巻取車の巻取り径より大きくなる。この状態で
は、前方巻取車がある角度だけ回転すると巻取り径の違
いによって後方巻取車の回転角度は、前方巻取車より大
きくなる。このようにしてシャッターの閉じ始めでの弾
性体の復元力をより弱く、シャッターの閉じ終わりでの
弾性体の復元力をより強くして弾性体の復元力を効率的
に使用できるようにする。後方巻取車の巻き取り径を前
方巻取車の巻き取り径より大きくしたものは、さらにシ
ャッターの閉じ始めでの弾性体の復元力をより弱く、シ
ャッターの閉じ終わりでの弾性体の復元力をより強くす
ることができる。弾性体としてコイルスプリングを用
い、同コイルスプリングの一端を固定し、他端を巻取車
又は後方巻取車に取り付けたものは、場所を選ばず、強
い力を得ることができる弾性体とすることができる。ガ
イド円板の外周面に溝を設けて回転車とし、かつガイド
円板の外周で送るシャッターの移動速度と無端移動帯が
回転車を送る速度と略同じにしたものは、ガイド円板と
回転車を一体として部品点数を減らし、簡単な構造と
し、かつシャッターのスラットとガイド円板の移動速度
を略同じにしてスラットとガイド円板が摩擦を起こさな
いようにしてスラットの摩耗と騒音を防ぐ。
【0006】
【発明の実施の形態】無端移動帯としては、チェーン、
ベルト、ワイヤーなどがあり、重いシャッターに対応で
きるよう強く、作動音が小さく、場所を取らないものが
好ましい。回転車としては、ベルト車、スプロケット、
プーリーなどがあり、軽く、作動音が小さいものが好ま
しい。格納されたシャッターのスラットが乗っている無
端移動帯がたわまないように、無端移動帯の水平部の下
側に受板を設けることが望ましい。索体としてはチェー
ン、ワイヤー、ベルトなどがあり、強度があり巻き取り
やすいものが好ましい。弾性体としては、コイルスプリ
ングや渦巻きばねなどがあり、回転方向に弾性変形する
ものが好ましい。回転車はガイド円板と一体にしても、
別体でもよく、一体にする場合には、同軸で同じ回転速
度になるようにしても、互いが自由に回転するようにし
てもよい。
ベルト、ワイヤーなどがあり、重いシャッターに対応で
きるよう強く、作動音が小さく、場所を取らないものが
好ましい。回転車としては、ベルト車、スプロケット、
プーリーなどがあり、軽く、作動音が小さいものが好ま
しい。格納されたシャッターのスラットが乗っている無
端移動帯がたわまないように、無端移動帯の水平部の下
側に受板を設けることが望ましい。索体としてはチェー
ン、ワイヤー、ベルトなどがあり、強度があり巻き取り
やすいものが好ましい。弾性体としては、コイルスプリ
ングや渦巻きばねなどがあり、回転方向に弾性変形する
ものが好ましい。回転車はガイド円板と一体にしても、
別体でもよく、一体にする場合には、同軸で同じ回転速
度になるようにしても、互いが自由に回転するようにし
てもよい。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例1(図1〜5参照) 図1〜5に示すのは、収納庫の左右両側の壁面上部それ
ぞれに無端移動帯を略水平に設け、シャッターを垂直か
ら水平に屈曲できる曲率を持った外径のガイド円板を入
口付近の上部に回転自在に設け、両側の無端移動帯にシ
ャッター上端を連結し、無端移動帯に索体の一端を取り
付け、もう一端を無端移動帯より奥側に設けた索体を巻
き取る巻取車に取り付け、シャッターを閉じる方向に巻
取車が回転すると弾性変形による力が増加するように弾
性体を設け、巻取車が索体を円周方向に一列となるよう
に巻き取るようにし、弾性体としてコイルスプリングを
用い、コイルスプリングの一端を固定し、もう一端を巻
取車に取り付け、ガイド円板の外周面に溝を設けて回転
車とし、かつガイド円板の外周で送るシャッターの移動
速度と無端移動帯が回転車を送る速度を略同じにしたシ
ャッター装置の例である。図1は実施例1のシャッター
装置の斜視図である。図2は実施例1のシャッター装置
の索体取付部分及び巻取車部分の平面図である。図3は
実施例1のシャッター装置の索体取付部分及び巻取車部
分の側面図である。図4は実施例1のシャッター装置の
ガイド円板兼回転車の側面図である。図5は図4のA−
A断面図である。図中、1はシャッター装置、2はプー
リー、2aはプーリーの弾性体部、3はスプロケット、
4は連結シャフト、5はテンショナー、6は摺動チェー
ン、7はシャッター、7aはスラット、8はワイヤー、
9はチェーン、10は巻取車、11はベアリング、12
は固定軸、13はコイルスプリング、14はガイドレー
ル、15〜17はブラケット、18は結合具、19は車
庫、20は軸である。実施例1では、図1〜5に示すよ
うに収納庫として車庫を用いた例である。まず、車庫1
9の入口付近の上方の左右両側にブラケット15を介し
てプーリー2を回転自在に設ける。プーリー2の外周面
には溝が設けられている。次に、シャッター7の長さよ
り長い距離でプーリー2より奥側にブラケット16を左
右に取り付け、ブラケット16にスプロケット3を回転
自在に取り付ける。次に左右のスプロケット3を連結シ
ャフト4で連結する。次に、プーリー2の外周面の溝と
スプロケット3に左右それぞれ摺動チェーン6を掛け渡
す。プーリー2は、軸20にベアリングを介して回転自
在に取り付けられており、プーリー2は外周側が弾性体
部2aで設けられており弾性体部2aには摺動チェーン
6と係合するよう溝が設けられている。次にテンショナ
ー5をブラケット15に取り付ける。テンショナー5
は、下側の摺動チェーン6を下側から持ち上げるように
して、摺動チェーンが所定の張力で張るようにする。次
に車庫19の入口部分の左右にガイドレール14を垂設
する。ガイドレール14はシャッター7をはさむように
して支持できる溝が設けられている。次に複数のスラッ
ト7aを連結したシャッター7を左右のガイドレールの
溝に挿入する。ガイドレール14の溝とシャッター7は
適度な隙間が設けられており、シャッター7はガイドレ
ール14に対してスムーズに摺動自在となっている。次
に左右の摺動チェーン6の上側に結合具18を取り付
け、シャッター7の上端の左右をそれぞれ結合具18に
取り付ける。シャッター7を結合具18に取り付ける際
に、シャッター7の屈曲部分をプーリー2に載せるよう
にする。。次にブラケット16よりさらに奥側に2つの
ブラケット17を所定間隔をあけて設ける。次に2つの
ブラケット17を連結するようにして固定軸12を設け
る。次に固定軸12にベアリング11を取り付ける。ベ
アリング11は内側部と外側部の間に多数のボールが転
動自在に配置されている。次にベアリング11の外周に
巻取車10を取り付ける。巻取車10は外周の中央に溝
が設けられている。次に、巻取車10の溝の底面にチェ
ーン9を取り付ける。次にチェーン9のもう一端にワイ
ヤー8を取り付け、ワイヤー8のもう一端を結合具18
に取り付ける。チェーン9とワイヤー8の長さは、シャ
ッター7を閉じた際にチェーン9とワイヤー8が所定の
張力で張る長さとし、ワイヤー8の長さは、シャッター
7を開いた際の結合具18から巻取車10までの長さと
している。次に、固定軸12が内径側の空間を貫通する
ようにしてコイルスプリング13を位置させ、コイルス
プリング13の巻取車10より遠い一端を固定軸12に
取り付け、もう一端を巻取車10に取り付ける。実施例
1のコイルスプリング13は既存の巻き取り式のシャッ
ター装置のコイルスプリングと同じものを用いている。
実施例1のシャッター装置ではシャッターを開いた状態
で図3に示すように、結合具18に取り付けたワイヤー
8に取り付けたチェーン9を巻取車の溝に巻き取った状
態で取り付ける。実施例1のシャッター装置において、
シャッターを閉じるには、シャッター7の下端を手で引
き下げる。シャッター7は無理なく屈曲させる曲率の外
径を持つプーリー2の上に載っている。シャッター7の
下端が引き下げられるとプーリー2の外径の曲率によっ
てシャッター7の水平部分がスムーズに垂直になるよう
移行していく。実施例1では、プーリー2の外周に溝を
設けて摺動チェーン6を係合させているので、プーリー
2の外周速度と摺動チェーンの移動速度が略同じにな
る。これによって、シャッターのスラットとプーリー2
の外周はほとんど摺動しなくなるので、摩耗がほとんど
なくなり騒音もなく耐久性を向上させることができる。
シャッター7の上端の左右は摺動チェーン6の上側に取
り付けられている。よって、シャッター7を引き下げる
ことにより摺動チェーン6が回動する。摺動チェーン6
が回動することによって、摺動チェーン6を奥側で折り
返させるスプロケット3が回転する。左右のスプロケッ
ト3は連結シャフトで連結されているので、シャッター
7を上げ下げする際に左右いずれかに片寄って操作して
も、左右の摺動チェーン6の回動及び左右のシャッター
上端部分の移動は連結シャフトによって同じとなるの
で、シャッターの水平度は常に保たれ、片下がりするこ
とがない。図1〜3に示すように、摺動チェーン6が回
動すると、摺動チェーン6に取り付けた結合具18が入
口側に向って移動する。結合具18にはワイヤー8の一
端が取り付けられているので、結合具18の移動により
ワイヤー8が引かれる。ワイヤー8のもう一方の端はチ
ェーン9に取り付けられている。チェーン9は巻取車1
0に重ね巻きされているので、図3に示すように重ね巻
きされた外周の端が引かれる。巻取車10はベアリング
11を介して固定軸12に取り付けられて回転自在とな
っているので、チェーン9が引かれることによって巻取
車10が回転する。巻取車10が回転すると、一端を巻
取車10に固定され、他端を固定軸12に固定されたコ
イルスプリング13に回転変位が与えられる。よって、
コイルスプリング13は弾性変形し、シャッター7を開
く方向に巻取車10を回転させる反発力を生じる。よっ
て、シャッター7を閉じていくと、コイルスプリング1
3は反発力を増大させ、その反発力はシャッターを開く
方向に働く。一方シャッター7は閉じて行くことによ
り、垂直部分が増えて行く。シャッター7の垂直部分の
スラットの重さは、シャッター上端に取り付けた結合具
18を入口側に引くよう力として働く。よって、シャッ
ター7の垂直部分の重さは巻取車10をシャッターを閉
じる方向に回転させようとする。このように巻取車10
には、シャッターの垂直部分の重さによるシャッターを
閉じる方向に回転させようとする力と、コイルスプリン
グ13の反発力によるシャッターを開く方向に回転させ
ようとする力が働く。よってシャッターの垂直部分の重
さによってシャッターを閉じようとする力はコイルスプ
リングの力によって相殺されるので、シャッター7を閉
じる途中で手を離してシャッター7を支えない状態にし
ても、シャッター7はその状態で力のバランスにより動
かない。よって、本実施例1のシャッター装置は、軽い
力で開閉を行うことができ、かつ開閉の途中で手を離し
てもシャッターが重さで閉じてくることがなく安全であ
る。開かれるシャッターは、それぞれのスラット7aが
プーリー2の外径によって無理なく屈曲して水平状態に
なって収納されていく。プーリー2の外径をスラットが
無理なく屈曲できる曲率にしたことによって、円滑に収
納される。さらに、水平状態に収納されたシャッターは
収納高さが非常に小さくなる。このようにすれば、従来
のようにシャッターを巻き取るものに比べ、車庫19は
その空間を非常に有効に使用することができるようにな
る。また、従来のようにシャッターを巻き重ねる際に発
生するスラット同士の接触音もなくなるので非常に静か
になる。さらにスラット同士の接触をなくすことによっ
て、スラットの損傷を防ぐことができ、損傷部分より進
行する腐食を防ぐことができるので、耐久性もさらに向
上させることができる。また、実施例1では、シャッタ
ーを開くにしたがって厚みのあるチェーン9を重ね巻く
ようにして巻き取っていく。シャッターの開き始めで
は、チェーン9の巻き取り径を小さくしてシャッターの
移動量に対する巻取車10及びコイルスプリング13の
回転変位量を大きくし、シャッターの開き終りでは、チ
ェーン9の巻き取り径を大きくしてシャッターの移動量
に対する巻取車10及びコイルスプリング13の回転変
位量を小さくする。このようにすれば、チェーンの厚み
に近いシャッターを巻き取る方式に用いられる従来より
既存のコイルスプリングを流用することができるので、
新たなコイルスプリングを製造する必要がなく、通常使
用品を流用出来るのでコストを抑制することができる。
また、実施例1のシャッター装置では、ワイヤー8の途
中に滑車を用いれば巻取車10、コイルスプリング13
は任意の場所に設置できるので、収納庫のスペースをよ
り有効に利用出来る。 実施例2(図6〜8参照) 図6〜8に示す実施例2は無端移動帯を奥側で折り返す
回転車の軸と同軸に前方巻取車を設け、前方巻取車と離
れた位置に弾性体を弾性変形させる後方巻取車を設け、
シャッターを開いた状態で後方巻取車が前方巻取車より
多く巻き取るように索体の両側を前方巻取車と後方巻取
車に巻回させて厚みのある索体を重ね巻きするように
し、後方巻取車の巻取り径を前方巻取車の巻き取り径よ
り大きくしたシャッター装置の例である。図6は実施例
2のシャッター装置の一部拡大平面図である。図7は実
施例2のシャッター装置の説明図である。図8は実施例
2のシャッター装置の説明図である。図中、26は前方
巻取車、27は後方巻取車、28はチェーン、29はコ
イルスプリング、30は回転軸である。実施例2では、
図6〜8に示すようにスプロケット3と同じ軸に前方巻
取車26を設ける。次に前方巻取車より車庫の奥側に2
つのブラケット17を設け、2つのブラケット17に両
端を固定するようにして固定軸12を設ける。次に固定
軸12にベアリング11を取り付ける。さらにベアリン
グ11の外周に内径を固定するようにして後方巻取車2
7を取り付ける。前方巻取車26及び後方巻取車27は
外周の中央に溝を備えている。この前方巻取車26と後
方巻取車27の溝の底の径は、後方巻取車27のほうが
径が大きくなっている。次にチェーン28の一端を前方
巻取車26の溝の底に取り付け、他端を後方巻取車27
の溝の底に取り付け、シャッター7が全開状態で、後方
巻取車27がチェーン28のほとんどを巻き取るように
してチェーン28を前方巻取車26及び後方巻取車27
に取り付ける。次にコイルスプリング29をコイルスプ
リング29の内径側空間に固定軸12を貫通させるよう
にして位置させ、後方巻取車に近いコイルスプリング2
9の一端を後方巻取車27の側壁にネジで取り付け、コ
イルスプリング29の他端を固定軸12にネジで取り付
ける。実施例2のシャッター装置において、シャッター
全開の状態では、チェーン28は図8に示すように、後
方巻取車にほとんどが巻き取られている。この状態でシ
ャッターを閉じると、図8に示すようにシャッターは結
合具18によって摺動チェーン6に取り付けられている
ので、摺動チェーン6が回動する。摺動チェーン6の回
動によりスプロケット3が回転し、同じ軸に取り付けら
れた前方巻取車26が回転する。前方巻取車26の巻き
取り径は、スプロケット3で折り返す摺動チェーン6よ
り小さい径となっているので、摺動チェーン6の移動し
た量に対して、回転角は同じだが、チェーン28の巻き
取り長さは、摺動チェーン6の移動した量より小さくな
る。チェーン28が前方巻取車26に巻き取られること
によって、後方巻取車27が回転し、後方巻取車27の
チェーン28の巻き取り量が減って行く。このとき、チ
ェーン28の巻き取り径は図6に示すように前方巻取車
26の巻き取り径より大きくなっているので、チェーン
28の移動した量に対する前方巻取車26の回転角より
後方巻取車27の回転角は小さくなる。よって、シャッ
ターの閉じ始めでのコイルスプリング29の反発力は、
非常に小さくなる。このシャッターをさらに閉じて、ほ
ぼ閉じ終わりになると図7に示すようにチェーン28は
ほとんどが前方巻取車26に重ね巻きで巻き取られてい
る。この状態の前方巻取車26の巻取径は後方巻取車2
7より大きくなっているので、摺動チェーン6の移動し
た量に対して、閉じ始めの状態で前方巻取車26の回転
した角度は同じでもチェーン28を巻き取る量は大きく
なる。さらにことのき、後方巻取車27の巻き取り径は
シャッターの閉じ始めの状態より小さくなっているの
で、シャッターの閉じ始めと同じ量だけチェーン28が
移動しても。後方巻取車27の回転角は大きくなる。よ
ってシャッターの閉じ終りにおけるコイルスプリング2
9の反発力は非常に大きくなる。このように前方巻取車
26、後方巻取車27を用いれば巻取車のみを用いた場
合と比べて、コイルスプリングの回転変位を大きくする
ことができる。これによって、厚みの大きいシャッター
に用いられていたコイルスプリングなどのように、様々
なバネ特性をもつコイルスプリングに対応させることが
できる。また、コイルスプリングの回転変位を大きくす
ることによる反発力の増大の分、コイルスプリングを小
型にしてもよい。さらに前方巻取車26、後方巻取車2
7の溝の底の巻き取り部の径を変えて反発力の増え方を
変えるようにしてシャッターのバランスを変えてもよ
い。また、下地として前方巻取車と後方巻取車に巻く量
を変えて巻取り径を変えるようにしてもよい。また、前
方巻取車と後方巻取車の間に別の巻取車を設け多段とし
てもよい。その他、符号、構成、作用、使い方は実施例
1と同じである。
体的に説明する。 実施例1(図1〜5参照) 図1〜5に示すのは、収納庫の左右両側の壁面上部それ
ぞれに無端移動帯を略水平に設け、シャッターを垂直か
ら水平に屈曲できる曲率を持った外径のガイド円板を入
口付近の上部に回転自在に設け、両側の無端移動帯にシ
ャッター上端を連結し、無端移動帯に索体の一端を取り
付け、もう一端を無端移動帯より奥側に設けた索体を巻
き取る巻取車に取り付け、シャッターを閉じる方向に巻
取車が回転すると弾性変形による力が増加するように弾
性体を設け、巻取車が索体を円周方向に一列となるよう
に巻き取るようにし、弾性体としてコイルスプリングを
用い、コイルスプリングの一端を固定し、もう一端を巻
取車に取り付け、ガイド円板の外周面に溝を設けて回転
車とし、かつガイド円板の外周で送るシャッターの移動
速度と無端移動帯が回転車を送る速度を略同じにしたシ
ャッター装置の例である。図1は実施例1のシャッター
装置の斜視図である。図2は実施例1のシャッター装置
の索体取付部分及び巻取車部分の平面図である。図3は
実施例1のシャッター装置の索体取付部分及び巻取車部
分の側面図である。図4は実施例1のシャッター装置の
ガイド円板兼回転車の側面図である。図5は図4のA−
A断面図である。図中、1はシャッター装置、2はプー
リー、2aはプーリーの弾性体部、3はスプロケット、
4は連結シャフト、5はテンショナー、6は摺動チェー
ン、7はシャッター、7aはスラット、8はワイヤー、
9はチェーン、10は巻取車、11はベアリング、12
は固定軸、13はコイルスプリング、14はガイドレー
ル、15〜17はブラケット、18は結合具、19は車
庫、20は軸である。実施例1では、図1〜5に示すよ
うに収納庫として車庫を用いた例である。まず、車庫1
9の入口付近の上方の左右両側にブラケット15を介し
てプーリー2を回転自在に設ける。プーリー2の外周面
には溝が設けられている。次に、シャッター7の長さよ
り長い距離でプーリー2より奥側にブラケット16を左
右に取り付け、ブラケット16にスプロケット3を回転
自在に取り付ける。次に左右のスプロケット3を連結シ
ャフト4で連結する。次に、プーリー2の外周面の溝と
スプロケット3に左右それぞれ摺動チェーン6を掛け渡
す。プーリー2は、軸20にベアリングを介して回転自
在に取り付けられており、プーリー2は外周側が弾性体
部2aで設けられており弾性体部2aには摺動チェーン
6と係合するよう溝が設けられている。次にテンショナ
ー5をブラケット15に取り付ける。テンショナー5
は、下側の摺動チェーン6を下側から持ち上げるように
して、摺動チェーンが所定の張力で張るようにする。次
に車庫19の入口部分の左右にガイドレール14を垂設
する。ガイドレール14はシャッター7をはさむように
して支持できる溝が設けられている。次に複数のスラッ
ト7aを連結したシャッター7を左右のガイドレールの
溝に挿入する。ガイドレール14の溝とシャッター7は
適度な隙間が設けられており、シャッター7はガイドレ
ール14に対してスムーズに摺動自在となっている。次
に左右の摺動チェーン6の上側に結合具18を取り付
け、シャッター7の上端の左右をそれぞれ結合具18に
取り付ける。シャッター7を結合具18に取り付ける際
に、シャッター7の屈曲部分をプーリー2に載せるよう
にする。。次にブラケット16よりさらに奥側に2つの
ブラケット17を所定間隔をあけて設ける。次に2つの
ブラケット17を連結するようにして固定軸12を設け
る。次に固定軸12にベアリング11を取り付ける。ベ
アリング11は内側部と外側部の間に多数のボールが転
動自在に配置されている。次にベアリング11の外周に
巻取車10を取り付ける。巻取車10は外周の中央に溝
が設けられている。次に、巻取車10の溝の底面にチェ
ーン9を取り付ける。次にチェーン9のもう一端にワイ
ヤー8を取り付け、ワイヤー8のもう一端を結合具18
に取り付ける。チェーン9とワイヤー8の長さは、シャ
ッター7を閉じた際にチェーン9とワイヤー8が所定の
張力で張る長さとし、ワイヤー8の長さは、シャッター
7を開いた際の結合具18から巻取車10までの長さと
している。次に、固定軸12が内径側の空間を貫通する
ようにしてコイルスプリング13を位置させ、コイルス
プリング13の巻取車10より遠い一端を固定軸12に
取り付け、もう一端を巻取車10に取り付ける。実施例
1のコイルスプリング13は既存の巻き取り式のシャッ
ター装置のコイルスプリングと同じものを用いている。
実施例1のシャッター装置ではシャッターを開いた状態
で図3に示すように、結合具18に取り付けたワイヤー
8に取り付けたチェーン9を巻取車の溝に巻き取った状
態で取り付ける。実施例1のシャッター装置において、
シャッターを閉じるには、シャッター7の下端を手で引
き下げる。シャッター7は無理なく屈曲させる曲率の外
径を持つプーリー2の上に載っている。シャッター7の
下端が引き下げられるとプーリー2の外径の曲率によっ
てシャッター7の水平部分がスムーズに垂直になるよう
移行していく。実施例1では、プーリー2の外周に溝を
設けて摺動チェーン6を係合させているので、プーリー
2の外周速度と摺動チェーンの移動速度が略同じにな
る。これによって、シャッターのスラットとプーリー2
の外周はほとんど摺動しなくなるので、摩耗がほとんど
なくなり騒音もなく耐久性を向上させることができる。
シャッター7の上端の左右は摺動チェーン6の上側に取
り付けられている。よって、シャッター7を引き下げる
ことにより摺動チェーン6が回動する。摺動チェーン6
が回動することによって、摺動チェーン6を奥側で折り
返させるスプロケット3が回転する。左右のスプロケッ
ト3は連結シャフトで連結されているので、シャッター
7を上げ下げする際に左右いずれかに片寄って操作して
も、左右の摺動チェーン6の回動及び左右のシャッター
上端部分の移動は連結シャフトによって同じとなるの
で、シャッターの水平度は常に保たれ、片下がりするこ
とがない。図1〜3に示すように、摺動チェーン6が回
動すると、摺動チェーン6に取り付けた結合具18が入
口側に向って移動する。結合具18にはワイヤー8の一
端が取り付けられているので、結合具18の移動により
ワイヤー8が引かれる。ワイヤー8のもう一方の端はチ
ェーン9に取り付けられている。チェーン9は巻取車1
0に重ね巻きされているので、図3に示すように重ね巻
きされた外周の端が引かれる。巻取車10はベアリング
11を介して固定軸12に取り付けられて回転自在とな
っているので、チェーン9が引かれることによって巻取
車10が回転する。巻取車10が回転すると、一端を巻
取車10に固定され、他端を固定軸12に固定されたコ
イルスプリング13に回転変位が与えられる。よって、
コイルスプリング13は弾性変形し、シャッター7を開
く方向に巻取車10を回転させる反発力を生じる。よっ
て、シャッター7を閉じていくと、コイルスプリング1
3は反発力を増大させ、その反発力はシャッターを開く
方向に働く。一方シャッター7は閉じて行くことによ
り、垂直部分が増えて行く。シャッター7の垂直部分の
スラットの重さは、シャッター上端に取り付けた結合具
18を入口側に引くよう力として働く。よって、シャッ
ター7の垂直部分の重さは巻取車10をシャッターを閉
じる方向に回転させようとする。このように巻取車10
には、シャッターの垂直部分の重さによるシャッターを
閉じる方向に回転させようとする力と、コイルスプリン
グ13の反発力によるシャッターを開く方向に回転させ
ようとする力が働く。よってシャッターの垂直部分の重
さによってシャッターを閉じようとする力はコイルスプ
リングの力によって相殺されるので、シャッター7を閉
じる途中で手を離してシャッター7を支えない状態にし
ても、シャッター7はその状態で力のバランスにより動
かない。よって、本実施例1のシャッター装置は、軽い
力で開閉を行うことができ、かつ開閉の途中で手を離し
てもシャッターが重さで閉じてくることがなく安全であ
る。開かれるシャッターは、それぞれのスラット7aが
プーリー2の外径によって無理なく屈曲して水平状態に
なって収納されていく。プーリー2の外径をスラットが
無理なく屈曲できる曲率にしたことによって、円滑に収
納される。さらに、水平状態に収納されたシャッターは
収納高さが非常に小さくなる。このようにすれば、従来
のようにシャッターを巻き取るものに比べ、車庫19は
その空間を非常に有効に使用することができるようにな
る。また、従来のようにシャッターを巻き重ねる際に発
生するスラット同士の接触音もなくなるので非常に静か
になる。さらにスラット同士の接触をなくすことによっ
て、スラットの損傷を防ぐことができ、損傷部分より進
行する腐食を防ぐことができるので、耐久性もさらに向
上させることができる。また、実施例1では、シャッタ
ーを開くにしたがって厚みのあるチェーン9を重ね巻く
ようにして巻き取っていく。シャッターの開き始めで
は、チェーン9の巻き取り径を小さくしてシャッターの
移動量に対する巻取車10及びコイルスプリング13の
回転変位量を大きくし、シャッターの開き終りでは、チ
ェーン9の巻き取り径を大きくしてシャッターの移動量
に対する巻取車10及びコイルスプリング13の回転変
位量を小さくする。このようにすれば、チェーンの厚み
に近いシャッターを巻き取る方式に用いられる従来より
既存のコイルスプリングを流用することができるので、
新たなコイルスプリングを製造する必要がなく、通常使
用品を流用出来るのでコストを抑制することができる。
また、実施例1のシャッター装置では、ワイヤー8の途
中に滑車を用いれば巻取車10、コイルスプリング13
は任意の場所に設置できるので、収納庫のスペースをよ
り有効に利用出来る。 実施例2(図6〜8参照) 図6〜8に示す実施例2は無端移動帯を奥側で折り返す
回転車の軸と同軸に前方巻取車を設け、前方巻取車と離
れた位置に弾性体を弾性変形させる後方巻取車を設け、
シャッターを開いた状態で後方巻取車が前方巻取車より
多く巻き取るように索体の両側を前方巻取車と後方巻取
車に巻回させて厚みのある索体を重ね巻きするように
し、後方巻取車の巻取り径を前方巻取車の巻き取り径よ
り大きくしたシャッター装置の例である。図6は実施例
2のシャッター装置の一部拡大平面図である。図7は実
施例2のシャッター装置の説明図である。図8は実施例
2のシャッター装置の説明図である。図中、26は前方
巻取車、27は後方巻取車、28はチェーン、29はコ
イルスプリング、30は回転軸である。実施例2では、
図6〜8に示すようにスプロケット3と同じ軸に前方巻
取車26を設ける。次に前方巻取車より車庫の奥側に2
つのブラケット17を設け、2つのブラケット17に両
端を固定するようにして固定軸12を設ける。次に固定
軸12にベアリング11を取り付ける。さらにベアリン
グ11の外周に内径を固定するようにして後方巻取車2
7を取り付ける。前方巻取車26及び後方巻取車27は
外周の中央に溝を備えている。この前方巻取車26と後
方巻取車27の溝の底の径は、後方巻取車27のほうが
径が大きくなっている。次にチェーン28の一端を前方
巻取車26の溝の底に取り付け、他端を後方巻取車27
の溝の底に取り付け、シャッター7が全開状態で、後方
巻取車27がチェーン28のほとんどを巻き取るように
してチェーン28を前方巻取車26及び後方巻取車27
に取り付ける。次にコイルスプリング29をコイルスプ
リング29の内径側空間に固定軸12を貫通させるよう
にして位置させ、後方巻取車に近いコイルスプリング2
9の一端を後方巻取車27の側壁にネジで取り付け、コ
イルスプリング29の他端を固定軸12にネジで取り付
ける。実施例2のシャッター装置において、シャッター
全開の状態では、チェーン28は図8に示すように、後
方巻取車にほとんどが巻き取られている。この状態でシ
ャッターを閉じると、図8に示すようにシャッターは結
合具18によって摺動チェーン6に取り付けられている
ので、摺動チェーン6が回動する。摺動チェーン6の回
動によりスプロケット3が回転し、同じ軸に取り付けら
れた前方巻取車26が回転する。前方巻取車26の巻き
取り径は、スプロケット3で折り返す摺動チェーン6よ
り小さい径となっているので、摺動チェーン6の移動し
た量に対して、回転角は同じだが、チェーン28の巻き
取り長さは、摺動チェーン6の移動した量より小さくな
る。チェーン28が前方巻取車26に巻き取られること
によって、後方巻取車27が回転し、後方巻取車27の
チェーン28の巻き取り量が減って行く。このとき、チ
ェーン28の巻き取り径は図6に示すように前方巻取車
26の巻き取り径より大きくなっているので、チェーン
28の移動した量に対する前方巻取車26の回転角より
後方巻取車27の回転角は小さくなる。よって、シャッ
ターの閉じ始めでのコイルスプリング29の反発力は、
非常に小さくなる。このシャッターをさらに閉じて、ほ
ぼ閉じ終わりになると図7に示すようにチェーン28は
ほとんどが前方巻取車26に重ね巻きで巻き取られてい
る。この状態の前方巻取車26の巻取径は後方巻取車2
7より大きくなっているので、摺動チェーン6の移動し
た量に対して、閉じ始めの状態で前方巻取車26の回転
した角度は同じでもチェーン28を巻き取る量は大きく
なる。さらにことのき、後方巻取車27の巻き取り径は
シャッターの閉じ始めの状態より小さくなっているの
で、シャッターの閉じ始めと同じ量だけチェーン28が
移動しても。後方巻取車27の回転角は大きくなる。よ
ってシャッターの閉じ終りにおけるコイルスプリング2
9の反発力は非常に大きくなる。このように前方巻取車
26、後方巻取車27を用いれば巻取車のみを用いた場
合と比べて、コイルスプリングの回転変位を大きくする
ことができる。これによって、厚みの大きいシャッター
に用いられていたコイルスプリングなどのように、様々
なバネ特性をもつコイルスプリングに対応させることが
できる。また、コイルスプリングの回転変位を大きくす
ることによる反発力の増大の分、コイルスプリングを小
型にしてもよい。さらに前方巻取車26、後方巻取車2
7の溝の底の巻き取り部の径を変えて反発力の増え方を
変えるようにしてシャッターのバランスを変えてもよ
い。また、下地として前方巻取車と後方巻取車に巻く量
を変えて巻取り径を変えるようにしてもよい。また、前
方巻取車と後方巻取車の間に別の巻取車を設け多段とし
てもよい。その他、符号、構成、作用、使い方は実施例
1と同じである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、スペースを有効利用す
ることができ、既存の巻き取り式シャッター装置の弾性
体を流用してコストを抑制でき、弾性体の取り付け位置
を必要に応じて変更してさらにスペースを有効に利用す
ることができ、シャッターの片下がりがなく、作動時の
音が静かで、安定した開閉動作ができ、軽い力で開閉が
でき、適度な速度で閉じることができる。無端移動帯を
奥側で折り返させる回転車の軸と同軸に前方巻取車を設
け、前方巻取車と離れた位置に弾性体を弾性変形させる
後方巻取車を設け、索体を巻回させたものは、弾性体に
与える回転変位量を変えることができるようにして、様
々な弾性体を用いることができるようにする。後方巻取
車の巻き取り径を前方巻取車の巻き取り径より大きくし
たものは、反発力を軽減し水平移動部分が多い全開近く
での引込力を緩和している。また、前後の巻取車の下地
巻の量を変えることにより、反発力の増大する割合を変
えて、さらに様々なスラットに対応することができるよ
うにする。弾性体としてコイルスプリングを用い、コイ
ルスプリングの一端を固定し、他端を巻取車又は後方巻
取車に取り付けたものは、スペースを有効に利用でき、
大きなシャッターにも対応することができる。ガイド円
板の外周の中央に溝を設けて回転車とし、かつガイド円
板の外周で送るシャッターの移動速度と無端移動帯が回
転車を送る速度を略同じにしたものは、一体化により構
造を簡略化し、コストを抑え、かつさらに耐久性の高い
シャッター装置にできる。
ることができ、既存の巻き取り式シャッター装置の弾性
体を流用してコストを抑制でき、弾性体の取り付け位置
を必要に応じて変更してさらにスペースを有効に利用す
ることができ、シャッターの片下がりがなく、作動時の
音が静かで、安定した開閉動作ができ、軽い力で開閉が
でき、適度な速度で閉じることができる。無端移動帯を
奥側で折り返させる回転車の軸と同軸に前方巻取車を設
け、前方巻取車と離れた位置に弾性体を弾性変形させる
後方巻取車を設け、索体を巻回させたものは、弾性体に
与える回転変位量を変えることができるようにして、様
々な弾性体を用いることができるようにする。後方巻取
車の巻き取り径を前方巻取車の巻き取り径より大きくし
たものは、反発力を軽減し水平移動部分が多い全開近く
での引込力を緩和している。また、前後の巻取車の下地
巻の量を変えることにより、反発力の増大する割合を変
えて、さらに様々なスラットに対応することができるよ
うにする。弾性体としてコイルスプリングを用い、コイ
ルスプリングの一端を固定し、他端を巻取車又は後方巻
取車に取り付けたものは、スペースを有効に利用でき、
大きなシャッターにも対応することができる。ガイド円
板の外周の中央に溝を設けて回転車とし、かつガイド円
板の外周で送るシャッターの移動速度と無端移動帯が回
転車を送る速度を略同じにしたものは、一体化により構
造を簡略化し、コストを抑え、かつさらに耐久性の高い
シャッター装置にできる。
【図1】実施例1のシャッター装置の斜視図である。
【図2】実施例1のシャッター装置の索体取付部分及び
巻取車部分の平面図である。
巻取車部分の平面図である。
【図3】実施例1のシャッター装置の索体取付部分及び
巻取車部分の側面図である。
巻取車部分の側面図である。
【図4】実施例1のシャッター装置のガイド円板兼回転
車の側面図である。
車の側面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】実施例2のシャッター装置の一部拡大平面図で
ある。
ある。
【図7】実施例2のシャッター装置の説明図である。
【図8】実施例2のシャッター装置の説明図である。
1 シャッター装置 2 プーリー 2a プーリーの弾性体部 3 スプロケット 4 連結シャフト 5 テンショナー 6 摺動チェーン 7 シャッター 7a スラット 8 ワイヤー 9 チェーン 10 巻取車 11 ベアリング 12 固定軸 13 コイルスプリング 14 ガイドレール 15 ブラケット 16 ブラケット 17 ブラケット 18 結合具 19 車庫 20 軸 21〜25 欠番 26 前方巻取車 27 後方巻取車 28 チェーン 29 コイルスプリング 30 回転軸
Claims (6)
- 【請求項1】 スラットを複数連結して屈曲自在とした
シャッターを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開
閉するシャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁
面上部それぞれに無端移動帯を略水平に設け、左右の無
端移動帯を連結させるための連結シャフトを設け、シャ
ッターを垂直から水平に屈曲できる曲率を持った外径の
ガイド円板を入口付近の上部に回転自在に設け、両側の
無端移動帯にシャッター上端を連結し、前記無端移動帯
に索体の一端を取り付け、同索体の他端を索体を巻き取
る巻取車に取り付け、シャッターを閉じる方向に前記巻
取車が回転すると弾性変形による復元力が前記弾性体の
復元力とシャッターの垂直部分の重さがほぼ相殺するよ
うに増加する弾性体を設け、シャッターを水平に格納し
しかも軽い力で開閉できるようにしたシャッター装置。 - 【請求項2】 スラットを複数連結して屈曲自在とした
シャッターを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開
閉するシャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁
面上部それぞれに無端移動帯を略水平に設け、左右の無
端移動帯を連結させるための連結シャフトを設け、シャ
ッターを垂直から水平に屈曲できる曲率を持った外径の
ガイド円板を入口付近の上部に回転自在に設け、両側の
無端移動帯にシャッター上端を連結し、前記無端移動帯
を奥側で折り返す回転車の軸と同軸に前方巻取車を設
け、同前方巻取車と離れた位置に回転すると弾性体を弾
性変形させる後方巻取車を設け、シャッターを開いた状
態で後方巻取車が前方巻取車より多く巻き取るように厚
みのある索体の両側を前方巻取車と後方巻取車に重ね巻
きするように巻回させ、シャッターを閉じる方向に前記
後方巻取車が回転すると弾性変形による復元力が前記弾
性体の復元力とシャッターの垂直部分の重さがほぼ相殺
するように増加する弾性体を設け、シャッターを水平に
格納ししかも軽い力で開閉できるようにしたシャッター
装置。 - 【請求項3】 後方巻取車の巻き取り径を前方巻取車の
巻き取り径より大きくした請求項2記載のシャッター装
置。 - 【請求項4】 弾性体としてコイルスプリングを用い、
同コイルスプリングの一端を固定し、他端を巻取車に取
り付けた請求項1記載のシャッター装置。 - 【請求項5】 弾性体としてコイルスプリングを用い、
同コイルスプリングの一端を固定し、他端を後方巻取車
に取り付けた請求項2又は3記載のシャッター装置。 - 【請求項6】 ガイド円板の外周面に溝を設けて回転車
とし、かつガイド円板の外周で送るシャッターの移動速
度と無端移動帯が回転車を送る速度を略同じにした請求
項1〜5いずれかに記載のシャッター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375776A JP2000179250A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | シャッタ―装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375776A JP2000179250A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | シャッタ―装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000179250A true JP2000179250A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18506047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10375776A Pending JP2000179250A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | シャッタ―装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000179250A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101547063B1 (ko) | 2014-06-16 | 2015-08-24 | 주식회사 엘지씨엔에스 | 금융기기 |
JP6050911B1 (ja) * | 2016-06-08 | 2016-12-21 | Bx新生精機株式会社 | オーバードア開閉装置 |
-
1998
- 1998-12-16 JP JP10375776A patent/JP2000179250A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101547063B1 (ko) | 2014-06-16 | 2015-08-24 | 주식회사 엘지씨엔에스 | 금융기기 |
JP6050911B1 (ja) * | 2016-06-08 | 2016-12-21 | Bx新生精機株式会社 | オーバードア開閉装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6149094A (en) | Spring motor | |
US6289965B1 (en) | Take-up drum for a cordless shade counterbalance | |
US8528622B2 (en) | Overhead door assembly for a storage container | |
US8292031B2 (en) | Platform lift apparatus for attic storage space | |
US6588480B2 (en) | Counter wrap cord drive | |
US9556672B2 (en) | Rolling windbars for roll-up doors | |
US20070095607A1 (en) | Platform lift apparatus with integrated ladder for accessing attic storage space | |
US7234502B2 (en) | Overhead door apparatus with enclosed counterbalance mechanism | |
JP3721331B2 (ja) | ロールアップ式ゲート | |
CA2384936C (en) | Counterbalance system cable drum for sectional doors | |
CN111542673B (zh) | 一种门 | |
US5381846A (en) | Side coiling fabric door | |
JP2000179250A (ja) | シャッタ―装置 | |
CA2532824C (en) | Sectional door cable tensioner | |
JPS62160393A (ja) | ロ−ラシヤツタ | |
JP2699857B2 (ja) | シャッター等の駆動装置 | |
JP3900988B2 (ja) | ブラインド装置 | |
JP3332356B2 (ja) | 建物その他の物品の開口部の開閉装置 | |
JP2699833B2 (ja) | 引き上げ式シャッター装置 | |
JP2000179249A (ja) | シャッタ―装置 | |
US20050139331A1 (en) | Overhead door apparatus with enclosed counterbalance mechanism | |
JPH11229728A (ja) | シャッター装置 | |
JP4140145B2 (ja) | シートの開閉駆動装置 | |
JPS63305820A (ja) | アコ−ディオンカ−テンの自動開閉方法 | |
JPS60230489A (ja) | シヤツタ |