JP2000179249A - シャッタ―装置 - Google Patents

シャッタ―装置

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JP2000179249A
JP2000179249A JP10375775A JP37577598A JP2000179249A JP 2000179249 A JP2000179249 A JP 2000179249A JP 10375775 A JP10375775 A JP 10375775A JP 37577598 A JP37577598 A JP 37577598A JP 2000179249 A JP2000179249 A JP 2000179249A
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shutter
endless
guide disk
shutter device
band
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JP10375775A
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English (en)
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Yoshiharu Uchida
義春 内田
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UCHIDA GIKEN KK
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UCHIDA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッターを格納する空間の高さを低くして
入口付近の高さを有効利用できるようにし、更にシャッ
ター開閉時のスラット同士による損傷や騒音を少なくし
て、安定した開閉動作ができ、スラットをスムーズに屈
曲でき、作動時の音が静かで、永い間使用でき、シャッ
ターの開閉速度を速くでき、様々な形状のスラットに対
応でき、実用性に優れたシャッター装置を提供すること
にある。 【解決手段】 車庫30の左右上部に摺動チェーン6を
設け、摺動チェーン6のスプロケット3を連結シャフト
12で連結し、スプロケット3を電動開閉機7で駆動
し、入口付近の上部にプーリー2を設け、摺動チェーン
6に係合具10でシャッター11の上端を連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車庫・倉庫等の収
納庫(以下収納庫と総称する。)の出入口に取付けて開
閉するシャッターを天井に沿うように略水平に格納する
シャッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の収納庫のシャッターは入口付近に
設けたシャフトに巻込んで格納していたため、スラット
の屈曲半径が徐々に大きくなり、格納が終了したときに
はかなりの大きさの屈曲半径となるため、格納する空間
の高さが高く必要であり、また入口付近でシャッターを
巻き込んでいたので入口付近の上方部分が全て使用でき
ず、収納庫の天井をシャッター格納の空間分高くしない
といけなかった。又、シャッターを巻き込んで格納して
いたので、巻き込む際スラット同士が接触し、スラット
の損傷や騒音の原因となっていた。また垂直から水平に
連続したガイドレールを設け水平に収納するシャッター
も考案されているが構造上屈曲半径が大きく、かなりの
収納高を必要とし、且つ水平部の走行抵抗を減すために
コロを必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解決し、シャッタ
ーを格納する空間の高さを低くして入口付近の高さを有
効利用できるようにし、更にシャッター開閉時のスラッ
ト同士による損傷や騒音を少なくして、安定した開閉動
作ができ、スラットをスムーズに屈曲でき、作動時の音
が静かで、永い間使用でき、シャッターの開閉速度を速
くでき、様々な形状のスラットに対応でき、実用性に優
れたシャッター装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) スラットを複数連結して屈曲自在としたシャッタ
ーを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開閉するシ
ャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁面上部そ
れぞれに無端移動帯を略水平に設け、両側の無端移動帯
の送りを連動させる連動手段を設け、無端移動帯を送る
駆動部を設け、シャッターを垂直から水平に屈曲できる
曲率を持った外径のガイド円板を入口付近の上部に回転
自在に設け、両側の無端移動帯にシャッター上端を連結
し、シャッターが前記ガイド円板で屈曲しながら垂直・
略水平へ移行し、シャッターの一部が無端移動帯に支持
されながら収納庫上方に格納されるようにしたシャッタ
ー装置 2) シャッター全開・全閉時におけるシャッターと無
端移動帯の連結部の移動範囲を無端移動帯の水平部内と
して、シャッターが略水平状態に収納庫上方に格納され
るようにした前記1)記載のシャッター装置 3) スラットを複数連結して屈曲自在としたシャッタ
ーを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開閉するシ
ャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁面上部そ
れぞれに無端移動帯を略水平に設け、両側の無端移動帯
の送りを連動させる連動手段を設け、無端移動帯を送る
駆動部を設け、シャッターを垂直から水平に屈曲できる
曲率を持った外径のガイド円板を入口付近の上部に回転
自在に設け、シャッターを反転できる曲率を持った外径
の後方ガイド円板を収納庫の奥側上部に回転自在に設
け、両側の無端移動帯にシャッター上端を連結し、シャ
ッターが全開から全閉までのシャッター上端の連結部の
移動範囲が、無端移動帯の上側の所定の位置から後方ガ
イド円板で折り返して無端移動帯の下側の所定の位置ま
でとし、シャッターがガイド円板で屈曲しながら略水平
へ移行し、さらに同シャッター上方部分が後方ガイド円
板により折り返され前記無端移動帯の下側の略水平部で
保持されて収納庫上方に格納されるようにしたシャッタ
ー装置 4) 無端移動帯及び同無端移動帯をリターンさせる回
転車がシャッターに接触しないようにガイド円板の径と
位置を定めた前記1)〜3)いずれかに記載のシャッタ
ー装置 5) ガイド円板を回転車より入口側斜め上方に配置し
て、無端移動帯及びその回転車がシャッターに接触しな
いようにした前記4)記載のシャッター装置 6) ガイド円板の径を回転車より大きくして、無端移
動帯及びその回転車がシャッターに接触しないようにし
た前記4)記載のシャッター装置 7) ガイド円板を入口付近の回転車の回動軸と同軸上
に設ける構造とした前記6)記載のシャッター装置 8) 無端移動帯をリターンさせる回転車とガイド円板
を一体化した前記4)〜7)いずれかに記載のシャッタ
ー装置 9) ガイド円板の外周部の周速度を無端移動帯の送り
速度と略同じになるようガイド円板を駆動装置を用いて
回動させた前記1)〜3),7),8)いずれかに記載
のシャッター装置 10) ガイド円板の外周面に溝を設けて回転車とし、
かつガイド円板の外周速度と無端移動帯の移動速度を略
同じにした前記8)記載のシャッター装置 11) ガイド円板を回転駆動されない回転自在にした
前記1)〜7)のいずれかに記載のシャッター装置 12) ガイド円板の形状をスラットのピッチを一辺と
した多角形形状とした前記11)記載のシャッター装置 13) シャッターと接触するガイド円板の外周に弾性
体を取り付けた前記1)〜12)いずれかに記載のシャ
ッター装置 14) 無端移動帯として無端チェーンを用い、無端チ
ェーンを回転自在に支持するよう設けた左右の回転車を
回転軸で連結し、シャッターを閉じる際の回転軸の回転
方向に対して弾性力が増えるように弾性体を設けた前記
1)〜13)いずれかに記載のシャッター装置 15) 無端移動帯の駆動部として電源OFFにすると
出力軸がフリーになるクラッチ付モータを用いた前記1
4)に記載のシャッター装置 にある。
【0005】
【作用】本発明のシャッター装置の駆動部をシャッター
開くよう作動させると、回転車によって無端移動帯の上
部が収納庫の入口側から奥側へ送られる。この際、左右
の無端移動帯は連動シャフトで連動する。無端移動帯に
は、シャッター上端が連結されているので、無端移動帯
の上部が入口側から奥側に送られることにより、シャッ
ターは上端を略水平に奥側に向かって引張られる。垂直
から水平に屈曲したシャッターのコーナー部分には、シ
ャッターを垂直から水平に屈曲できる曲率を持った大き
さとしたガイド円板が設けられているので、シャッター
のスラットはスラット同士による摩耗や損傷なく屈曲し
て収納庫上部に格納される。シャッターと無端移動帯の
連結部の移動範囲を無端移動帯の水平部内としたもの
は、シャッターを水平に屈曲させて奥側へ移動させ、無
端移動帯の上方に水平状態で格納する。シャッターと無
端移動帯の連結部の移動範囲を無端移動帯の上部の所定
の位置から無端移動帯の下側の所定位置までとし、後方
ガイド円板を設けたものは、ガイド円板で屈曲したシャ
ッターが収納庫の奥側に設けられた後方ガイド円板で折
り返すようにして、収納庫上方で格納される。同無端移
動帯をリターンさせる回転車がシャッターに接触しない
ようにガイド円板の径を回転車より大きくしてシャッタ
ーと無端移動帯及び回転車が接触しないようにする。ガ
イド円板を回転車より入口側斜め上方に配置したもの
は、ガイド円板がシャッターを無端移動帯及びその回転
車より斜め上方に離れた位置で送るようにして、シャッ
ターと無端移動帯及びその回転車がシャッターに接触し
ないようにする。ガイド円板の径を回転車より大きくし
たものは、ガイド円板がシャッターを無端移動帯の回転
車の外径方向に離れた位置で送るようにして、シャッタ
ーと無端移動帯及びその回転車がシャッターに接触しな
いようにする。ガイド円板を入口付近の回転車の同軸上
に設ける構造としたものは、簡単なガイド円板の構造に
することができる。無端移動帯をリターンさせる回転車
とガイド円板を一体化したものは、部品点数を減らした
シャッター装置にできる。ガイド円板の外周部の周速度
と無端移動帯の送り速度が略同じになるようにガイド円
板を回動させたものは、シャッターのスラットがガイド
円板と摩擦するすべりを起こさないようにして、スラッ
トの摩耗を防ぐようにする。ガイド円板の外周面に溝を
設けて回転車とし、かつガイド円板の外周速度と無端移
動帯の移動速度を略同じにしたものは、ガイド円板と回
転車を一体として部品点数を減らし、簡単な構造とし、
かつシャッターのスラットとガイド円板の移動速度を略
同じにしてスラットとガイド円板が摩擦を起こさないよ
うにしてスラットの摩耗を防ぐ。ガイド円板が回転車と
連動しないよう回転自在としたものは、ガイド円板が垂
直から水平に屈曲して移動していくシャッターのスラッ
トによって回動するようにして、スラットがガイド円板
と摩擦するすべりを起こさないようにして、スラットの
摩耗を防ぐようにする。ガイド円板の形状をスラットの
ピッチを一辺とした多角形形状としたものは、スラット
をガイド円板の一辺で受けて屈曲させることによりガイ
ド円板の外周上でのスラットの屈曲する動きはガイド円
板の外周の動きと略同じとなるのでムダのない動きによ
りスラットが屈曲する。シャッターと接触するガイド円
板の外周に弾性体を取り付けたものは、シャッターを弾
性帯に接触させてシャッターに傷等がつかないように
し、かつシャッターとガイド円板が接触する際に音やす
べりを生じないようにする。無端移動帯として無端チェ
ーンを用い、左右の回転車を回転軸で連結し、回転軸の
回転方向に対して弾性力が増えるように弾性体を設けた
ものは、シャッターを閉じる方向の回転軸の回転によっ
て弾性体の弾性力を増えるようにして、シャッターを閉
じるのに反発した力となるようにし、垂直になったシャ
ッターの重みによってシャッターの移動速度が加速する
のを防ぎ、シャッターを開く際には、シャッターを開く
方向に弾性体の弾性力が加わるようにして、軽い力でシ
ャッターを開くことができるようにする。無端移動帯の
駆動部として電源をOFFにすると出力軸がフリーにな
るクラッチ付モータを用いたものは、電源がOFFにな
るとクラッチによって出力軸がフリーになるので、シャ
ッターの開閉が手動で行えるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】無端移動帯としては、チェーン、
ベルト、ワイヤーなどがあり、重いシャッターに対応で
きるよう強度が高く、作動音が小さく、場所を取らない
ものが好ましい。回転車としては、ベルト車、スプロケ
ット、プーリーなどがあり、軽く、作動音が小さいもの
が好ましい。収納庫の高さを有効に利用するため、無端
移動帯前方の回転車以外の回転車は連結シャフトや無端
移動帯に適応した最小のものが望ましい。前方の回転車
の半径は、シャッターが屈曲可能な最小半径(75mm
程度)が望ましい。間口が4m以下の場合は、入口の高
さを有効に利用するため、連結シャフトは後方に設ける
事が望ましい。間口が4m以上の場合は、シャッターの
スラットのたわみを防ぐため、連結シャフトを前方に設
け、その連結シャフトの適当な位置にたわみ止めのプー
リーを設ける事が望ましい。スラットが前方の無端移動
帯の回転車に接触しないように、回転車に係合した無端
移動帯の半径より2〜3mm大きい半径をガイド円板の
半径とする事が望ましい。格納されたシャッターのスラ
ットが乗っている無端移動帯がたわまないように、無端
移動帯の水平部の下側に受板を設けることが望ましい。
無端移動帯に乗ったスラットを受板上で円滑に移動させ
るため、無端移動帯にはころ機能を有したものを使用す
るのが望ましい。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例1(図1〜6参照) 図1〜6に示す実施例1は車庫に用いたもので、無端移
動帯として無端チェーンを用い、回転車としてプーリー
を用い、金属製のスラットを用い、シャッター全開・全
閉時におけるシャッターと無端移動帯の連結部の移動範
囲を無端移動帯の水平部内とし、入口付近の同回転車の
回動軸と同軸上に設け、無端移動帯の水平部の下側に上
方受板を設け、連動シャフトを収納庫後方に設け、シャ
ッターの屈曲部の外側にセンサーを設け、回転車とガイ
ド円板を一体化し、ガイド円板と回転車の送り速度が略
同じになるように連動させたシャッター装置の例であ
る。図1は実施例1のシャッター装置の斜視図である。
図2は実施例1の一体化したガイド円板と回転車の側面
図である。図3は図2のA−A断面図である。図4は実
施例1のシャッター装置を取り付けた車庫の平面図であ
る。図5は実施例1のシャッター装置のシャッターが閉
じた状態を示す説明図である。図6は実施例1のシャッ
ター装置のシャッターが開いた状態を示す説明図であ
る。図中、1はシャッター装置、2はガイド円板として
用いた前方のプーリー、2aはプーリーの外周に設けた
弾性体、3はスプロケット、4は回動軸、5はテンショ
ナー、6は摺動チェーン、7は電動開閉機、8a,8b
はスプロケット、9は駆動チェーン、10は結合具、1
1はシャッター、11aはシャッターのスラット、12
は連結シャフト、13は上方受板、14はガイドレー
ル、15は安全スイッチ、15aは感知バー、16はブ
ラケット、30は車庫、41は押釦スイッチ、Cは車で
ある。実施例1では、図1〜6に示すように車庫30内
の入口付近の上部に回動軸4を取り付ける。次に回動軸
4にプーリー2を取り付ける。プーリー2は外周に弾性
体2aが設けられ、その外周面に所定の巾の溝が設けら
れている。このプーリー2の外周に設けた溝と摺動チェ
ーンの係合によってプーリー2を回転できるよう溝の巾
は決められる。次に車庫30内の奥側の上部に別の回動
軸を取り付け、その回動軸にスプロケット3を取り付け
る。次にプーリー2よりすぐ奥側にテンショナー5を設
ける。次に奥側のスプロケット3の回動軸にスプロケッ
ト8bを設ける。次に奥側のスプロケット3より奥側に
電動開閉機7を設ける。電動開閉機7はブレーキ付きの
モータを用いており、停電時にはブレーキが働き電動開
閉機7の出力軸が回転しないようになっている。これに
より、開閉の途中で停電などにより電源がOFFになっ
てもシャッターが落ちてくることがないようにしてい
る。電動開閉機7の出力軸にはスプロケット8aを設け
る。次にスプロケット8aとスプロケット8bに駆動チ
ェーン9を掛け渡す。次にプーリー2の溝とスプロケッ
ト3に摺動チェーン6を掛け渡す。掛け渡した摺動チェ
ーン6の途中を緊張させるようにテンショナー5で支持
させる。次に摺動チェーン6の上側に結合具10を取り
付け、摺動チェーン6の移動に伴って結合具10が移動
するようにする。次に両側の結合具10に複数のスラッ
ト11aからなるシャッター11の上端を取り付ける。
シャッター11の垂直部分の両側にガイドレール14を
設ける。次に左右の奥側のスプロケット3が連動するよ
うに連結シャフト12を取り付ける。次に車庫30のブ
ラケット16に感知バー15aを備えた安全スイッチ1
5を取り付け、安全スイッチ15と電動開閉機を接続す
る。次に摺動チェーン6の上側を下から支持するように
上方受板13を設ける。このように実施例1のシャッタ
ー装置では、スラットの巻き取りスペースが不要なので
高さ方向に500〜700mm分が有効に使えるように
なり、かつ1BOXカーのように車高の高い車にも対応
しやすくなる。さらに左右方向にも、壁面より各々10
0mm以内に収めることができるので、他の方式に比べ
てスペースを有効に利用することができる。実施例1の
シャッター装置を取り付けた車庫においてシャッターを
開くには、電動開閉機7の押釦スイッチ41をONにす
る。すると、電動開閉機7の出力軸が回転し、出力軸に
取り付けられているスプロケット8aが回転する。スプ
ロケット8aは駆動チェーン9によって駆動をスプロケ
ット8bに伝達する。よってスプロケット8bと同じ回
動軸に取り付けられたスプロケット3が回転する。ま
た、両側のスプロケット3は連結シャフト12で連結さ
れているので、電動開閉機7側のスプロケット3が回転
することにより、反対側のスプロケット3も回転する。
スプロケット3が回転すると、スプロケット3と係合し
ている摺動チェーン6が回転し、摺動チェーン6により
回転が伝達されたプーリー2が回転する。摺動チェーン
6の回転により、摺動チェーン6の上側に取り付けられ
た結合具10が車庫30の奥側へ移動する。すると結合
具10に取り付けられているシャッター11の上端が車
庫30の奥側へ引張られる。シャッター11は複数のス
ラット11aが屈曲自在に連結されているので、シャッ
ター11の上端が車庫30の奥側に引かれることによ
り、垂直状態の部分が順に屈曲して水平状態になりなが
ら、車庫30の奥側に移動して行く。シャッター11の
スラット11aが垂直状態から水平状態に変わるコーナ
ー部分の内側には、プーリー2が設けられ、そのプーリ
ー2の外周にはシャッター11を垂直から水平に屈曲で
きる曲率を持った外径の弾性体2aが設けられる。弾性
体2aはプーリー2と一体のため、シャッター11を車
庫30の奥側に送り出すように回転する。よってシャッ
ター11のスラット11aは無理な屈曲とならず、スム
ーズに垂直状態から水平状態へ移行する。このようにシ
ャッターを水平状態に格納することにより、シャッター
を格納する空間の高さを低くして車庫入口付近の高さを
有効に利用できる。また、弾性体2aは、プーリー2に
掛けられた摺動チェーン6の外径と略同じになってい
る。よってシャッターと摺動チェーン6の送り速度はほ
とんど変わらないので、スラット11aがプーリー2の
弾性体2aと速度のズレによって摩耗することがない。
よってさらに極めてスムーズにシャッターを屈曲させる
ことができ耐久性を高めることができる。また、左右を
同期しているので片下りのない安定した開閉動作を維持
することができる。このようにしてスムーズに屈曲させ
ることによってシャッター11のスラット11a同士に
よる損傷や騒音を少なくして、実用性に優れたシャッタ
ー装置にできる。このように実施例1のシャッター装置
では、従来の巻き取り式のように、巻き取られ重ってい
くスラットの凹凸面の滑り込む箇所や、巻き取る外径の
変化によるガイドレールとの位置ズレによって生ずる強
い接触をなくす構造としたことによって極めて作動時の
音を小さくしている。また、この構成によりスラットの
損傷や損傷部分から発生しやすい腐食を小さくすること
ができ美観を保ち長寿命にできる。このようにしてシャ
ッター上端が取り付けられる結合具10の移動範囲を摺
動チェーンの水平部内としてシャッター11を水平状態
で格納するようにすれば、シャッター格納用のスペース
は非常に小さくてすむので、空間を有効に利用すること
ができる。実施例1のシャッター装置1では連結シャフ
ト12を車庫30の奥側に取り付けているので、入口付
近の空間をさらに有効に使用できるようにする。また、
摺動チェーン6の上側の水平部の下側には上方受板13
が設けられているので、水平状態のスラットの重みで摺
動チェーン6がたわむのを防いでいる。これにより変形
等が少なくなり、よってさらに耐久性を向上させること
ができる。実施例1では、ガイド円板部を弾性体とし、
スラット及び摺動チェーンが弾性体と接触するので作動
の音は非常に静かになる。次に、実施例1のシャッター
装置を取り付けた車庫30のシャッターを閉じるには、
電動開閉機7を逆回転させる。シャッター11はシャッ
ター自身の重みにより途中でたわむことなく、水平状態
から垂直状態に移行していく。この際、垂直状態に移行
するコーナー部分で、何らかの原因により、シャッター
にたわみが生じ、垂直状態への移行が停止し、シャッタ
ー11が弾性体2aより外側に脹らむと、脹らんだシャ
ッター11が安全スイッチ15の感知バー15aを押
す。感知バー15aが押されると、電動開閉機7に接続
されている安全スイッチ15が作動して、電動開閉機7
の駆動をストップさせる。このようにすれば、降下中の
スラットが途中で障害物に当るか、ガイドレールの損傷
によりシャッターが垂直状態への移行を途中で停止又は
減速しても、垂直状態へ送り続けることで2次的に起こ
るスラット11a同士の損傷やスラット11aとプーリ
ー2の弾性体2aの摩耗等を防ぐことができる。また、
シャッターを閉じるのを停止させた後に自動的にシャッ
ターを水平状態に移行するよう電動開閉機を反転させる
こともリレーとタイマーにより容易に制御が可能であ
る。さらに、反転させる時間や反転させる量も同様に容
易に制御できる。安全スイッチ15には電池等の消耗品
を用いない防水形マイクロスイッチや近接スイッチを用
いれば安価で雨水や塵埃に侵されにくいフリーメンテナ
ンスで長い間使用することができる。さらに、本実施例
1のシャッター装置ではこのようにシャッターの移動に
無理がなく安定していて摩擦が少なく、かつ安全スイッ
チを設けているので従来よりもシャッターの移動を高速
化することも可能である。本実施例1ではシャッターの
移動速度を従来の巻取り式の3〜4倍の速度である13
0〜160mm/secまで実用的に高速化できる。ま
た、さらに高速化したり、初速・終速を遅くしてもよ
い。さらに本実施例1のシャッター装置では、シャッタ
ーのスラットの材質はスチール、アルミ、ステンレス等
どのようなものでもよく、スラットの形状についても両
面、パイプ、防煙用などどのようなものでもよく、電動
開閉機とガイドレールを対応させれば市販のシャッター
のスラット全てに対応できる。 実施例2(図7参照) 図7に示す実施例2はガイド円板の形状を多角形にして
ピッチの広いスラットに対応させたシャッター装置の例
である。図7は実施例2のシャッター装置の説明図であ
る。図中、31はプーリー、32はローラー、40はベ
アリングである。実施例2では図7に示すようにスラッ
トが巾広な場合に対応できるようにベアリング40で回
転自在にしたプーリー31を多角形としている。また巾
広なスラットをローラー32を設けてスムーズに移動で
きるようにしている。このようにしてシャッターが大型
の場合に対応できるようにしてもよい。その他符号、構
成、作用、使い方は実施例1と同じである。 実施例3(図8参照) 図8に示すのは、駆動部がクラッチを介して無端移動帯
を送るようにし、無端移動帯として、スプロケットに無
端チェーンを掛け渡し、連動手段として左右のスプロケ
ットを回転軸で連結し、回転軸の回転で回転方向の弾性
力を蓄えるようにする弾性体を回転軸に取り付け、シャ
ッターの移動一定の範囲としたシャッター装置の例であ
る。図8は実施例3のシャッター装置の説明図である。
図中、33はクラッチ、34はコイルスプリング、35
はピローブロック、36は上限スイッチ、37は下限ス
イッチ、38はドグ、39はブラケットである。実施例
3では図8に示すように電動開閉機の出力軸にクラッチ
33を取り付け、クラッチ33の出力軸にスプロケット
8bを取り付けている。次に連結シャフト12を内側の
空間に貫通させるようにしてコイルスプリング34を連
結シャフト12に位置させ、コイルスプリングの一端を
連結シャフト12に取り付け、もう一端を後方のブラケ
ット39に取り付ける。次に摺方チェーンの下側にドグ
38を取り付け、後方のブラケット39に上限スイッチ
36、下限スイッチ37を取り付ける。実施例3では、
シャッター11を閉じるよう移動させると、その際の回
転軸の回転によってコイルスプリング34が巻き方向に
付勢されるようにしている。よって、シャッターを開く
場合には、コイルスプリング34のばね力と電動開閉機
7の駆動力によってシャッターを開くようになる。これ
によって電動開閉機7の駆動力を小さくすることができ
る。コイルスプリング34なしの場合には電動開閉機7
のモーターには100W〜400Wのものが必要なのに
対し、コイルスプリング34を取り付けることによって
電動開閉機のモーターを25W〜60W程度にできる。
よって非常にエネルギーを節約することができ、ランニ
ングコストを下げることができる。また、実施例3で
は、電動開閉機7の出力軸にクラッチ33を取り付けて
いる。クラッチ33は電源投入時は常にONとなり電動
開閉機の出力軸とスプロケット8bを連結している。こ
の状態では電動開閉機のモーターのブレーキによって手
動では開閉できない。停電時にはクラッチ33がOFF
となり電動開閉機の出力軸はスプロケット8bと連結し
なくなる。よって、この状態では、手動でシャッターを
開閉することができる。シャッターを開く場合には、コ
イルスプリング34の付勢されたばね力によって軽い力
でシャッターを開くことができ、シャッターを閉じる場
合にはコイルスプリング34の反発力に逆らって閉じる
ので閉じる場合に速い移動速度でシャッターが地面に当
たることがない。よって実施例3のシャッター装置は停
電時には手動により、軽い力で開閉することができる。
また、実施例3ではシャッターを開く際に、シャッター
の上端に位置するスラットが上限スイッチ36に当たる
と、電動開閉機がシャッターを開くのを停止するように
し、シャッターを閉じる際には摺動チェーンの下側に取
り付けたドグ38が下限スイッチ37に当たると電動開
閉機がシャッターを閉じるのを停止するようにしてい
る。これによって停電時に手動でシャッターを開閉させ
て、停電時から復帰した場合にシャッターの位置が変わ
ってもシャッターの開閉の制御に支障がないようにして
いる。その他、符号、構成、作用使い方は実施例1と同
じである。 実施例4(図9参照) 図9に示す実施例4は後方ガイド円板を収納庫の奥側上
部に設け、シャッター上端の連結部の移動範囲が無端移
動帯の上側の所定の位置から後方ガイド円板で折り返し
て無端移動帯の下側の所定位置までとし、無端移動帯と
して無端チェーンを用い、回転車としてスプロケットを
用いたシャッター装置の例である。図9は実施例4のシ
ャッター装置の断面図である。図中、17は前方のスプ
ロケット、17aは前方のスプロケットのガイド円板
部、18は後方のスプロケット、18aは後方のスプロ
ケットのガイド円板部、19は無端チェーンである。実
施例4では、図9に示すように無端チェーン19を駆動
するスプロケット17の軸方向の両側に、ガイド円板部
17aを一体として車庫30の入口付近上側に設け、車
庫30の奥側に前方に設けたのと同じようにガイド円板
部18aを備えたスプロケット18を設け、屈曲して水
平状態になったシャッター11を後方のガイド円板部1
8aで折り返して、格納する。このようにすれば、高さ
の高い倉庫等においてもシャッターを引込む奥行きが高
さの約1/2で場所を取らずかつ薄い容積でシャッター
を格納することができるようになる。また、実施例4で
は、無端チェーンとスプロケットを用いている。このよ
うに確実に強度を持たせてシャッターを移動させる無端
移動帯とすることで巾や高さによりシャッターが重くな
った場合にも対応できる。その他、符号、構成、作用、
使い方は実施例1と同じである。 実施例5(図10参照) 図10に示す実施例5は、ガイド円板の左右両側の回動
軸を連動シャフトで連結し、連動シャフトの中間にガイ
ド円板と同径の中間プーリーを設けたシャッター装置の
例である。図10は実施例5のシャッター装置を取り付
けた車庫の平面図である。図中、20は中間プーリーで
ある。実施例5では、図10に示すように前方の弾性体
2aを備えたプーリー2を連結シャフト12で連結し、
連結シャフト12の中間に中間プーリー20を設けてい
る。水平状態に移行すると、シャッター自身の重みによ
り、シャッターの両側の中間がたわむのを中間プーリー
20で支持することによって防ぐ。よってシャッターの
変形を防いで長い間使用できるシャッター装置となる。
その他、符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じで
ある。 実施例6(図11参照) 図11に示す実施例6は、ガイド円板を回転車より入口
側斜め上方に配置して回転車がシャッターに接触しない
ようにし、ガイド円板が回転車と連動しないよう回動自
在にしたシャッター装置の例である。図11は実施例6
のシャッター装置の断面図である。図中、21aはベル
ト車、21bはベルト車、22はVベルト、23はガイ
ド円板である。実施例6では図11に示すように前方に
シャッターを垂直から水平に屈曲可能な曲率を持ったガ
イド円板23を設け、その後方にベルト車21a,21
bを設け、ベルト車21a,21bにVベルト22を掛
け渡し、ガイド円板23は自由に回動するようにしてい
る。このようにすれば、ガイド円板23はシャッターの
移動に伴って回動し、シャッターと摩耗することがなく
なる。このような構成にして、耐久性を向上させてもよ
い。その他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じ
である。 実施例7(図12参照) 図12に示す実施例7は、駆動部をモーターからウォー
ム機構を介して無端移動帯の駆動軸と直交して、側壁面
に沿わせるようにしたシャッター装置の例である。図1
2は実施例7のシャッター装置の断面図である。図中、
7aはウォームギアである。実施例7は電動開閉機とし
て用いたモーターの出力軸にウォームギア7aを取り付
け、スプロケット3に対して直交するように側壁面に沿
わせるようにして取り付けている。このようにして、側
壁から中央方向に場所をとらないようにすれば、さらに
有効に空間を利用したシャッター装置となる。 実施例8(図13参照) 図13に示す実施例8は、無端移動帯として無端ワイヤ
ーを用い、回転車としてプーリーを用いたシャッター装
置の例である。図13は実施例8のシャッター装置の断
面図である。図中、25はプーリー、25aはプーリー
のガイド円板部、26は後方のプーリー、27はワイヤ
ーである。実施例8では、図13に示すように、プーリ
ー25、26にワイヤー27を掛け渡している。このよ
うにワイヤーを用いて無端伝動帯の強度を強くして交換
や点検が必要になる可能性を少なくして耐久性を向上さ
せてもよい。その他符号、構成、作用、使い方は実施例
1と同じである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、シャッターを格納する
空間の高さを低くして入口付近の高さを有効に利用でき
るようにし、さらにシャッター開閉時のスラット同士の
接触による損傷や騒音をなくして、安定した開閉動作が
でき、スラットをスムーズに屈曲でき、作動時の音が静
かで永い間使用でき、シャッターの開閉速度を速くで
き、様々な形状のスラットに対応でき、実用性に優れた
シャッター装置を提供できる。シャッターと無端移動帯
の移動範囲を無端移動帯の水平部内としたものは、さら
に場所をとらず、空間を有効に利用できるシャッター装
置にできる。シャッターと無端移動帯の連結部の移動範
囲を無端移動帯の上側の所定位置から無端移動帯の下側
の所定位置までとし、後方ガイド円板を設けたものは、
高さの高い倉庫の長いシャッターにも対応でき、奥行き
が狭い容積でシャッターを格納できる。無端移動帯及び
同無端移動帯をリターンさせる回転車がシャッターに接
触しないようにガイド円板の径と位置を定めたものとガ
イド円板を回転車より入口側斜め上方に配置したもの
と、ガイド円板の径を回転車より大きくしたものは、耐
久性の高いシャッター装置にできる。無端移動帯をリタ
ーンさせる回転車とガイド円板を一体化したものは、コ
ストを抑えたシャッター装置にできる。ガイド円板の外
周部の周速度と無端移動帯の送り速度が略同じになるよ
うにガイド円板を駆動装置を用いて回動させたものは、
さらに耐久性が高く、スムーズに開閉するシャッター装
置にすることができる。ガイド円板の外周面に溝を設け
て回転車とし、かつガイド円板の外周で送るシャッター
の移動速度と無端移動帯が回転車を送る速度を略同じに
したものは、コストを抑え、かつさらに耐久性の高いシ
ャッター装置にできる。ガイド円板が回転車と連動しな
いよう回動自在としたものは、耐久性の高いシャッター
装置にすることができる。ガイド円板の形状をスラット
のピッチを一辺とした多角形形状としたものは、さらに
スムーズにシャッターを開閉できる。また、巾の広いス
ラットに対応することができる。シャッターと接触する
ガイド円板の外周に弾性体を取り付けたものは、さらに
耐久性を向上し、かつさらに開閉する際の音を小さくす
ることができる。無端移動帯として無端チェーンを用
い、左右の回転車を回転軸で連結し、回転軸の回転方向
に対して弾性力が増えるように弾性体を設けたものは、
シャッターを閉じる際に、シャッターをの自重による垂
下力を弾性体に蓄えるのでバランスした開閉ができかつ
軽い力で開くことができるので駆動部のコストを抑さえ
ることができ、停電時には自動的に手動に切換わり軽い
力でシャッターを開閉することができるシャッター装置
にできる。無端移動帯の駆動部として電源をOFFにす
ると出力軸がフリーになるクラッチ付モータを用いたも
のは、シャッターの開閉の途中で停電等により電源がO
FFになってもシャッターが人や車などの上に落ちてく
ることのない安全でかつ手動で開閉できるシャッター装
置にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のシャッター装置の斜視図である。
【図2】実施例1の一体化したガイド円板と回転車の側
面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】実施例1のシャッター装置を取り付けた車庫の
平面図である。
【図5】実施例1のシャッター装置のシャッターが閉じ
た状態を示す説明図である。
【図6】実施例1のシャッター装置のシャッターが開い
た状態を示す説明図である。
【図7】実施例2のシャッター装置の説明図である。
【図8】実施例3のシャッター装置の説明図である。
【図9】実施例4のシャッター装置の断面図である。
【図10】実施例5のシャッター装置を取り付けた車庫
の平面図である。
【図11】実施例6のシャッター装置の断面図である。
【図12】実施例7のシャッター装置の断面図である。
【図13】実施例8のシャッター装置の断面図である。
【符号の説明】
1 シャッター装置 2 前方のプーリー 2a プーリーの外周に設けた弾性体 3 スプロケット 4 回動軸 5 テンショナー 6 摺動チェーン 7 電動開閉機 7a ウォームギア 8a スプロケット 8b スプロケット 9 駆動チェーン 10 結合具 11 シャッター 11a シャッターのスラット 12 連結シャフト 13 上方受板 14 ガイドレール 15 安全スイッチ 15a 感知バー 16 ブラケット 17 前方のスプロケット 17a 前方のスプロケットのガイド円板部 18 後方のスプロケット 18a 後方のスプロケットのガイド円板部 19 無端チェーン 20 中間プーリー 21a ベルト車 21b ベルト車 22 Vベルト 23 ガイド円板 24 欠番 25 プーリー 25a プーリーのガイド円板部 26 後方のプーリー 27 ワイヤー 28 ワイヤー支持車 30 車庫 31 プーリー 32 ローラー 33 クラッチ 34 コイルスプリング 35 ピローブロック 36 上限スイッチ 37 下限スイッチ 38 ドグ 39 ブラケット 40 ベアリング 41 押釦スイッチ C 車

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラットを複数連結して屈曲自在とした
    シャッターを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開
    閉するシャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁
    面上部それぞれに無端移動帯を略水平に設け、両側の無
    端移動帯の送りを連動させる連動手段を設け、無端移動
    帯を送る駆動部を設け、シャッターを垂直から水平に屈
    曲できる曲率を持った外径のガイド円板を入口付近の上
    部に回転自在に設け、両側の無端移動帯にシャッター上
    端を連結し、シャッターが前記ガイド円板で屈曲しなが
    ら垂直・略水平へ移行し、シャッターの一部が無端移動
    帯に支持されながら収納庫上方に格納されるようにした
    シャッター装置。
  2. 【請求項2】 シャッター全開・全閉時におけるシャッ
    ターと無端移動帯の連結部の移動範囲を無端移動帯の水
    平部内として、シャッターが略水平状態に収納庫上方に
    格納されるようにした請求項1記載のシャッター装置。
  3. 【請求項3】 スラットを複数連結して屈曲自在とした
    シャッターを昇降して車庫・倉庫の収納庫の出入口を開
    閉するシャッター装置であって、収納庫の左右両側の壁
    面上部それぞれに無端移動帯を略水平に設け、両側の無
    端移動帯の送りを連動させる連動手段を設け、無端移動
    帯を送る駆動部を設け、シャッターを垂直から水平に屈
    曲できる曲率を持った外径のガイド円板を入口付近の上
    部に回転自在に設け、シャッターを反転できる曲率を持
    った外径の後方ガイド円板を収納庫の奥側上部に回転自
    在に設け、両側の無端移動帯にシャッター上端を連結
    し、シャッターが全開から全閉までのシャッター上端の
    連結部の移動範囲が、無端移動帯の上側の所定の位置か
    ら後方ガイド円板で折り返して無端移動帯の下側の所定
    の位置までとし、シャッターがガイド円板で屈曲しなが
    ら略水平へ移行し、さらに同シャッター上方部分が後方
    ガイド円板により折り返され前記無端移動帯の下側の略
    水平部で保持されて収納庫上方に格納されるようにした
    シャッター装置。
  4. 【請求項4】 無端移動帯及び同無端移動帯をリターン
    させる回転車がシャッターに接触しないようにガイド円
    板の径と位置を定めた請求項1〜3いずれかに記載のシ
    ャッター装置。
  5. 【請求項5】 ガイド円板を回転車より入口側斜め上方
    に配置して、無端移動帯及びその回転車がシャッターに
    接触しないようにした請求項4記載のシャッター装置。
  6. 【請求項6】 ガイド円板の径を回転車より大きくし
    て、無端移動帯及びその回転車がシャッターに接触しな
    いようにした請求項4記載のシャッター装置。
  7. 【請求項7】 ガイド円板を入口付近の回転車の回動軸
    と同軸上に設ける構造とした請求項6記載のシャッター
    装置。
  8. 【請求項8】 無端移動帯をリターンさせる回転車とガ
    イド円板を一体化した請求項4〜7いずれかに記載のシ
    ャッター装置。
  9. 【請求項9】 ガイド円板の外周部の周速度を無端移動
    帯の送り速度と略同じになるようガイド円板を駆動装置
    を用いて回動させた請求項1〜3,7,8いずれかに記
    載のシャッター装置。
  10. 【請求項10】 ガイド円板の外周面に溝を設けて回転
    車とし、かつガイド円板の外周速度と無端移動帯の移動
    速度を略同じにした請求項8記載のシャッター装置。
  11. 【請求項11】 ガイド円板を回転駆動されない回転自
    在にした請求項1〜7のいずれかに記載のシャッター装
    置。
  12. 【請求項12】 ガイド円板の形状をスラットのピッチ
    を一辺とした多角形形状とした請求項11記載のシャッ
    ター装置。
  13. 【請求項13】 シャッターと接触するガイド円板の外
    周に弾性体を取り付けた請求項1〜12いずれかに記載
    のシャッター装置。
  14. 【請求項14】 無端移動帯として無端チェーンを用
    い、無端チェーンを回転自在に支持するよう設けた左右
    の回転車を回転軸で連結し、シャッターを閉じる際の回
    転軸の回転方向に対して弾性力が増えるように弾性体を
    設けた請求項1〜13いずれかに記載のシャッター装
    置。
  15. 【請求項15】 無端移動帯の駆動部として電源をOF
    Fにすると出力軸がフリーになるクラッチ付モータを用
    いた請求項14に記載のシャッター装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003013675A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Toshimaro Nakatani 縦引シャッターの安定開閉装置
JP2007239221A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Sanwa Shutter Corp 建築用開閉装置
JP2011129748A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Nitto Electric Works Ltd 電気電子機器収納用キャビネット

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