JP2000179147A - コンクリート型枠・足場構築用単管パイプ及び単管パイプ用防音栓体 - Google Patents

コンクリート型枠・足場構築用単管パイプ及び単管パイプ用防音栓体

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JP2000179147A
JP2000179147A JP10360438A JP36043898A JP2000179147A JP 2000179147 A JP2000179147 A JP 2000179147A JP 10360438 A JP10360438 A JP 10360438A JP 36043898 A JP36043898 A JP 36043898A JP 2000179147 A JP2000179147 A JP 2000179147A
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pipe
single pipe
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plug
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JP10360438A
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Masao Shimazaki
雅夫 嶋崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンクリート型枠・足場構築に用いられる単管
パイプの衝突金属音を低減し、作業現場の騒音の発生を
抑止するとともに、作業環境衛生面の改善を図る。 【解決手段】長尺状の鉄パイプから成るコンクリート型
枠・足場構築に用いられる単管パイプ(4)の中空部の
両端と中空部の中間の一部にゴム状部材から成る栓体
(2)(2)と栓体(6)を圧入嵌合し、単管パイプ
(4)同士がぶつかり合うときや、コンクリート面に落
下したときに、単管パイプ(4)内部の発生音が外部に
出さないようにするとともに、単管パイプ自体の振動を
抑制し、大きな騒音が出ないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート型枠
及び建築作業用の足場の構築に用いられる単管パイプ及
び単管パイプ用防音栓体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの型枠を構築する場合に
は、パネルの背面に、鋼製の単管パイプを当接配置し、
締め付け金具のナットを締め付け操作することによっ
て、単管パイプをパネルに固定している。コンクリート
型枠用の単管パイプは、中空部の断面形状が丸型のもの
や四角型のものがあり、規定の径の鋼鉄パイプにより構
成されている。単管パイプは、パネルで囲まれた空間内
にコンクリートを打設後、締め付け金具のナットを緩め
てパネルから解体する。また、単管パイプは建築作業用
の足場を構築する場合にも用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記単管パイプは、鋼
鉄製であり、コンクリート型枠・足場構築作業におい
て、単管パイプ同士がぶつかりあったり、単管パイプが
コンクリートに落下したときなど、単管パイプが中空に
なっているため、高音の金属音が発生する。特にコンク
リート型枠解体作業においては、数十本の単管パイプを
高さ数メートルから次々に落下させる作業があり、建設
工事現場内にかなりの騒音を発生させる原因となってい
る。そのため、建設工事現場周辺に騒音をもたらすばか
りでなく、作業に従事する作業員も騒音内の作業とな
り、環境衛生面からも大きな問題となっている。本発明
は、上記問題点を解決することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、長尺状の鉄パイプから成りコンクリート
型枠・足場構築に用いられる単管パイプにおいて、中空
部の一部にゴム状部材から成る栓体を圧入嵌合したもの
である。また、本発明は、長尺状の鉄パイプから成りコ
ンクリート型枠・足場構築に用いられる単管パイプにお
いて、中空部の両端にゴム状部材から成る栓体を圧入嵌
合したものである。また、本発明は、長尺状の鉄パイプ
から成りコンクリート型枠・足場構築に用いられる単管
パイプにおいて、中空部の両端と中空部の中間の一部に
ゴム状部材から成る栓体を圧入嵌合したものである。ま
た、本発明は、ゴム状部材から成る胴体部を有し、該胴
体部は鉄パイプ製の単管パイプの中空部の一部に密嵌さ
せるのに適した外形を備えている単管パイプ用防音栓体
を提供するものである。また、本発明は、ゴム状部材か
ら成る胴体部と、該胴体部の一端に一体的に形成された
ゴム状部材から成るフランジ部を有し、前記胴体部は鉄
パイプ製の単管パイプの中空部の一部に密嵌させるのに
適した外形を備え、前記フランジ部は前記単管パイプの
端面に当接するための内側面と前記単管パイプの外径と
略同径の外周面とを備えている単管パイプ用防音栓体を
提供するものである。また、本発明は、ゴム状部材から
成る胴体部を有し、該胴体部は鉄パイプ製の単管パイプ
の中空部の一部に密嵌させるのに適した外形を備え、前
記胴体部に圧縮方向に変形し易いように切り欠き部を設
けた単管パイプ用防音栓体を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付した図面を参照して詳細に説明する。図1において、
(2)は、コンクリート型枠・足場構築用の単管パイプ
(4)の端部に圧入するための栓体であり、緩やかなテ
ーパー面が形成されやや先細りの円柱状の胴体部(2
a)と、フランジ部(2b)とが一体的に形成されてい
る。フランジ部(2b)の外径は、単管パイプ(4)の
外径と同一に設定され、軸方向の幅は、約5mmに設定
されている。栓体(2)は本実施形態では、ゴムを用い
ている。栓体(2)はゴム以外に弾性合成樹脂などのゴ
ム状部材或いは発泡材その他の同効材の防音材を用いる
ことができる。
【0006】胴体部(2a)の軸方向の幅は、約10〜
15mmに設定され、先端部(2c)の外径は、単管パ
イプ(4)に挿入し易いように、単管パイプ(4)の内
径よりも若干小さく設定され、後端部(2d)の外径
は、胴体部(2a)の外周面が単管パイプ(4)の内周
面に圧接嵌合するように、単管パイプ(4)の内径より
も若干大きく設定されている。(6)は、単管パイプ
(4)の中間部に圧入するための栓体であり、ゴム或い
は弾性合成樹脂などのゴム状部材或いは、発泡材その他
の同効材から成り、外周面にテーパー面が形成され先細
りの円柱状の胴体部(6a)を有している。
【0007】胴体部(6a)の軸方向の幅は、約10〜
15mmに設定され、先端部(6b)の外径は、単管パ
イプ(4)に挿入し易いように、単管パイプ(4)の内
径よりも若干小さく設定されている。胴体部(6a)の
他端部(6c)の外径は、胴体部(6a)の外周面が単
管パイプ(4)の内周面に圧接嵌合するように、単管パ
イプ(4)の内径よりも大きく、単管パイプ(4)の外
径と略同一に設定されている。前記胴体部(6a)に
は、圧縮方向に変形し易いように、V字状に切り欠き部
(6d)が形成されている。
【0008】単管パイプ(4)には、まず、栓体(6)
が、その先端から、単管パイプ(4)の中空部の略中間
に圧入される。しかる後に、単管パイプ(4)の両端に
栓体(2)(2)が、それらの先端から、圧入され、各
栓体(2)(2)の胴体部(2a)の外周面が単管パイ
プ(4)の内周面に密嵌するとともに、フランジ部(2
b)の内側面が、単管パイプ(4)の端面に密着する。
【0009】コンクリートの型枠(8)を構築する場合
には、図7に示すように、パネル(10)の背面に、栓
体(2)(2)及び栓体(6)を装着した単管パイプ
(4)を当接配置し、締め付け金具(12)のナット
(14)を締め付け操作することによって、単管パイプ
(4)をパネル(10)に固定する。この作業中、単管
パイプ(4)同士がぶつかったり、或いは誤ってコンク
リート面に落としても、発生する金属音は極めて小さ
く、大きな騒音が発生しない。また、
【0010】パネル(10)の対向空間内にコンクリー
トを打設後、締め付け金具(12)のナット(14)を
緩めて、単管パイプ(4)をパネル(10)から解体す
る。このとき、パネル(10)から外された数十本の単
管パイプ(4)は、数メートルの高さから次々とコンク
リートの床面に落下する。このときも、単管パイプ
(4)は、その中空部が、栓体(2)(2)(6)で充
填されているので、音が反響して外部に出るのが抑制さ
れ、あるいは、単管パイプ(4)自体の振動が抑制され
て、落下衝突音は極めて小さく、大きな騒音が発生しな
い。しかも、栓体(2)(6)の重量は、単管パイプ
(4)の重量に比し極めて軽量なので、作業への影響は
ほとんど無い。また、単管パイプ(4)は、足場を構築
する場合にも用いることができる。
【0011】本発明の実施に際しては、単管パイプの断
面形状が丸型のものに特に限定されるものでなく、角パ
イプであっても良い。また、栓体の構造は、フランジや
切り欠き部を有するものに特に限定されるものではな
い。図5に示すように、胴体部(16a)をコルク栓状
に形成した栓体(16)を用いることができる。胴体部
(16a)の軸方向の幅は、約10〜15mmに設定さ
れ、先端部(16b)の外径は、単管パイプ(4)に挿
入し易いように、単管パイプ(4)の内径よりも若干小
さく設定され、後端部(16c)の外径は、胴体部(1
6a)の外周面が単管パイプ(4)の内周面に圧接嵌合
する程度に、単管パイプ(4)の内径よりも大きく設定
されている。栓体(16)は、単管パイプ(4)の両端
と中間部に、図5に示すように、圧入配置される。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したので、建設
作業現場周辺の騒音公害を低減することができ、しか
も、作業員の環境衛生を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明であるコンクリート型枠・足場構築用単
管パイプの分解外観説明図である。
【図2】同、断面図である。
【図3】栓体を示し、(A)は側面図、(B)はA−A
線断面図である。
【図4】栓体を示し、(A)は側面図、(B)はB−B
線断面図である。
【図5】コンクリート型枠・足場構築用単管パイプの他
の実施形態を示す断面図である。
【図6】栓体を示し、(A)は側面図、(B)はC−C
線断面図である。
【図7】コンクリート型枠の正面図である。
【符号の説明】
2 栓体 4 単管パイプ 6 栓体 8 型枠 10 パネル 12 締付金具 14 ナット 16 栓体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の鉄パイプから成りコンクリート型
    枠・足場構築に用いられる単管パイプにおいて、中空部
    の一部に栓体を圧入嵌合したことを特徴とするコンクリ
    ート型枠・足場構築用単管パイプ。
  2. 【請求項2】長尺状の鉄パイプから成りコンクリート型
    枠・足場構築に用いられる単管パイプにおいて、中空部
    の一部にゴム状部材から成る栓体を圧入嵌合したことを
    特徴とするコンクリート型枠・足場構築用単管パイプ。
  3. 【請求項3】長尺状の鉄パイプから成りコンクリート型
    枠・足場構築に用いられる単管パイプにおいて、中空部
    の両端にゴム状部材から成る栓体を圧入嵌合したことを
    特徴とするコンクリート型枠・足場構築用単管パイプ。
  4. 【請求項4】長尺状の鉄パイプから成りコンクリート型
    枠・足場構築に用いられる単管パイプにおいて、中空部
    の両端と中空部の中間の一部にゴム状部材から成る栓体
    を圧入嵌合したことを特徴とするコンクリート型枠・足
    場構築用単管パイプ。
  5. 【請求項5】ゴム状部材から成る胴体部を有し、該胴体
    部はコンクリート型枠・足場構築用単管パイプの中空部
    の一部に密嵌させるのに適した外形を備えていることを
    特徴とする単管パイプ用防音栓体。
  6. 【請求項6】ゴム状部材から成る胴体部と、該胴体部の
    一端に一体的に形成されたゴム状部材から成るフランジ
    部を有し、前記胴体部はコンクリート型枠・足場構築用
    単管パイプの中空部の一部に密嵌させるのに適した外形
    を備え、前記フランジ部は前記単管パイプの端面に当接
    するための内側面と前記単管パイプの外径と略同径の外
    周面とを備えていることを特徴とする単管パイプ用防音
    栓体。
  7. 【請求項7】ゴム状部材から成る胴体部を有し、該胴体
    部はコンクリート型枠・足場構築用単管パイプの中空部
    の一部に密嵌させるのに適した外形を備え、前記胴体部
    に圧縮方向に変形し易いように切り欠き部を設けたこと
    を特徴とする単管パイプ用防音栓体。
JP10360438A 1998-12-18 1998-12-18 コンクリート型枠・足場構築用単管パイプ及び単管パイプ用防音栓体 Pending JP2000179147A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101979876B1 (ko) * 2018-10-15 2019-05-17 허종구 오염물질 침투가 방지되는 비계파이프

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