JP2000178466A - 1、3―インダンジオン類および芳香族アミンを含有する繊維用染色剤 - Google Patents

1、3―インダンジオン類および芳香族アミンを含有する繊維用染色剤

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JP2000178466A
JP2000178466A JP11323767A JP32376799A JP2000178466A JP 2000178466 A JP2000178466 A JP 2000178466A JP 11323767 A JP11323767 A JP 11323767A JP 32376799 A JP32376799 A JP 32376799A JP 2000178466 A JP2000178466 A JP 2000178466A
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ピーエロ アリヌ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アンモニア/過酸化物やエタノールアミン/
過酸化物の組合せを使用しなくても、ケラチン繊維に耐
久的な染色を可能とする染色剤を提供する。 【解決手段】 染色剤を、(a)一般式(1)で表され
る1、3−インダンジオン類を一個以上、および(b)
芳香族アミンを一個以上含有するものとする。 (ここでR1 、R2 、R3 およびR4 は互いに同じであ
っても、異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロ
ゲン原子、ニトロ基、アミノ基、アセチルアミノ基、水
酸基、アセトキシ基、メチル基あるいはエチル基、炭素
原子を1ないし9個有する直鎖あるいは分枝鎖アルコキ
シ基、場合によってはメチル基、メトキシ基あるいはハ
ロゲン原子によって置換されていることがあるベンジル
オキシ基等を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1、3−インダンジ
オン類および芳香族アミンを含有する染色剤を対象とす
る。
【0002】
【従来の技術】毛髪の染色分野において、栗色および銅
色系統から赤色系統に至る色合いに対する要望は、依然
として高い。この要望は、たとえばp−アミノフェノー
ル誘導体のような特定の顕色成分と、たとえばm−アミ
ノフェノール誘導体あるいはm−フェニレンジアミン誘
導体のような特定のカップリング成分の組み合わせを基
本とする酸化染毛剤の提供によって、満たすことができ
る(永久的染色)。ここに述べた酸化染毛剤によれば、
優れた堅牢特性を有する非常に濃色の染色物を得ること
ができる。しかしながら過敏性体質の人の場合、往々に
して特定の酸化染料−前駆体に対して拒否反応を示すこ
とがある。さらに永久的染色は、特に頻繁に利用した場
合、毛髪の状態を著しく損なうという欠点がある。これ
は特に使用する酸化剤および/あるいはアンモニアと過
酸化物の組み合わせにも原因がある。色付けそのものに
対する要望に加えて、穏やかな染色条件が望まれる場
合、市場に対して、特殊な性状の毛髪にだけ使用でき
る、そして頻繁に使用しなければならない場合にも使用
できるニッチ品(適所製品)が求められる他、特に直接
性染料に基づく着色用製品も求められる。
【0003】着色の場合、染料はもっぱら毛髪表面に吸
着されるが、これはシャンプーによって毛髪から洗い流
されるために、着色によって得られる染色効果は時間の
経過とともに徐々に薄くなる。さらに生理学的配慮から
直接性染料は、概ね、限られた範囲でしか使用すること
ができない。
【0004】穏やかな染色条件下において自然な色合い
および現代的な赤系統の色合いを非常に耐久的に表出す
ることは,従来の一般的な染色法においてはまず不可能
である。従って毛髪に対して穏やかな、しかも耐久的な
染色を可能とするような染色方法が非常に強く求められ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、従来
の染色法における欠点をなくし、ケラチン繊維、特に人
毛を穏やかな、そして耐久的な方法で染色すること、そ
の場合に染色濃度に関して酸化染色剤に匹敵する染色剤
を提供することを課題として出発した。さらにこの場合
に染色剤はアンモニア/過酸化物の組合せないしはエタ
ノールアミン/過酸化物の組合せを使用しなくても用い
ることができることを要件とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ここに、1、3−インダ
ンジオン類および芳香族アミンを組合せて含有する染色
剤が上に挙げた要件を非常に良好に満たすこと、および
酸化剤を添加しなくても皮膚に無害なpH−値で染色す
ることができ、しかも優れた堅牢特性および高い染色輝
度を達成することができることが見出された。
【0007】すなわち本発明は、繊維、特に、たとえば
人毛のようなケラチン繊維用染色剤において、(a)下
記一般式(1)で表される1、3−インダンジオン類を
一個以上および(b)芳香族アミンを一個以上含有する
ことを特徴とする染色剤を対象とする。
【0008】
【化2】
【0009】(ここでR1 、R2 、R3 およびR4 は互
いに同じであっても、異なっていてもよく、それぞれ水
素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、アセチル
アミノ基、水酸基、アセトキシ基、メチル基あるいはエ
チル基、炭素原子を1ないし9個有する直鎖あるいは分
枝鎖アルコキシ基、場合によってはメチル基、メトキシ
基あるいはハロゲン原子によって置換されていることが
あるベンジルオキシ基、エーテル架橋によって結合され
ているC2−ないしC8−モノ−オレフィン残基あるい
はジ−オレフィン残基、1、3−インダンジオン−5−
イル−残基、フェニル基、カルボン酸基、カルバミド
基、C1−ないしC7−カルボン酸エステル基、あるい
はフェノキシプロポキシ基を意味し、R1 およびR2
いしR2 およびR3 は相互にC5−ないしC6−アルキ
レン基、1、3−ジオキソル架橋、1、4−ジオキシン
架橋、場合によってはハロゲン原子、水酸基、メトキシ
基あるいはエトキシ基によって置換されていることがあ
る縮合ベンゾアロマチック構造あるいは縮合ナフトアロ
マチック構造を形成するか、あるいはR2 およびR3
相互に1、3−ジオキソ−プロパン−1、3−ジイル−
基を形成する。)
【0010】一般式(1)で表される化合物としては、
1 、R2 、R3 およびR4 が、互いに無関係に、水素
原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、水酸基、メ
チル基、炭素原子を1ないし3個有する直鎖あるいは分
枝鎖アルコキシ基、場合によってはメチル基あるいはメ
トキシ基によって置換されていることがあるベンジルオ
キシ基、あるいはカルバミド基を意味し、R1 およびR
2 ないしはR2 およびR 3 が相互に1、3−ジオキソル
架橋あるいは1、4−ジオキシン架橋を形成するような
化合物が好ましい。
【0011】特に好ましい化合物は1、3−インダンジ
オン、4−ニトロ−1、3−インダンジオン、5−ニト
ロ−1、3−インダンジオン、5、6−ジクロル−1、
3−インダンジオンおよび4、5、6、7−テトラクロ
ル−1、3−インダンジオンである。
【0012】本発明による染色剤は繊維、特に毛髪を、
明るいブロンド色ないし黒褐色および赤褐色に染色する
ことができ、その場合に輝くような反射光を有する濃色
の自然な色合いを表出することも可能である。
【0013】一般式(1)で表される1、3−インダン
ジオン類は文献において公知の製造法に基づいて製造す
ることができる。また一般式(1)で表される化合物
は、一部、市場においても入手可能である。この場合特
にWanag およびOschkaja著、Zhur.obsc.Chim. 28、1520
[1958](英語版:Journal of General Chemistry of
the U.S.S.R 、28、1570[1958])およびそこに挙げら
れている文献に記載されている相応のフタ−ル酸無水物
からの1、3−インダンジオン類の製造を参照するこ
と。
【0014】本発明による染色剤に用いられる芳香族ア
ミンとして、特にp−フェニレンジアミン誘導体および
p−アミノフェノール誘導体、ピリジン、ピリミジン、
ピリミドンおよびピラゾール、たとえば1、4−ジアミ
ノ−ベンゼン(p−フェニレンジアミン)、1、4−ジ
アミノ−2−メチル−ベンゼン(p−トルイレンジアミ
ン)、1、4−ジアミノ−2、6−ジメチル−ベンゼ
ン、1、4−ジアミノ−2、5−ジメチル−ベンゼン、
1、4−ジアミノ−2、3−ジメチル−ベンゼン、2−
クロル−1、4−ジアミノ−ベンゼン、4−フェニルア
ミノ−アニリン、4−ジメチルアミノ−アニリン、4−
ジエチルアミノ−アニリン、4−[ジ(2−ヒドロキシ
エチル)アミノ]−アニリン、4−[(2−メトキシエ
チル)アミノ]−アニリン、4−[(3−ヒドロキシプ
ロピル)アミノ]−アニリン、1、4−ジアミノ−2−
(2−ヒドロキシエチル)−ベンゼン、1、4−ジアミ
ノ−2−(1−メチルエチル)−ベンゼン、1、3−ビ
ス[(4−アミノフェニル)(2−ヒドロキシエチル)
アミノ]−2−プロパノ−ル、1、8−ビス(2、5−
ジアミノフェノキシ)−3、6−ジオキサオクタン、4
−アミノ−フェノール、4−アミノ−3−メチル−フェ
ノール、4−メチルアミノ−フェノール、4−アミノ−
2−(アミノメチル)−フェノール、4−アミノ−2−
[(2−ヒドロキシエチル)−アミノ]メチル−フェノ
ール、4−アミノ−2−(メトキシメチル)−フェノー
ル、4−アミノ−2−(2−ヒドロキシエチル)−フェ
ノール、5−アミノ−サリチル酸、2、5−ジアミノ−
ピリジン、2、4、5、6−テトラアミノ−ピリミジ
ン、2、5、6−トリアミノ−4−(1H)−ピリミド
ン、4、5−ジアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)
−1H−ピラゾール、4、5−ジアミノ−1−(1−メ
チル−エチル)−1H−ピラゾール、4、5−ジアミノ
−1−[(4−メチル−フェニル)メチル]−1H−ピ
ラゾール、1−[(4−クロルフェニル)メチル]−
4、5−ジアミノ−1H−ピラゾール、4、5−ジアミ
ノ−1−メチル−1H−ピラゾール、2−アミノ−フェ
ノール、2−アミノ−6−メチル−フェノールあるいは
2−アミノ−5−メチル−フェノール;並びにm−フェ
ニレンジアミン誘導体、m−アミノフェノール誘導体、
ピリジン、ナフトール、ナフタリン、インドール、3、
4−メチレンジオキシ−ベンゼン、ベンゾキサジンおよ
びインドリンジオン、たとえばN−(3−ジメチルアミ
ノ−フェニル)−尿素、2、6−ジアミノ−ピリジン、
2−アミノ−4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]
−アニソ−ル、2、4−ジアミノ−1−フルオル−5−
メチル−ベンゼン、2、4−ジアミノ−1−メトキシ−
5−メチル−ベンゼン、2、4−ジアミノ−1−エトキ
シ−5−メチル−ベンゼン、2、4−ジアミノ−1−
(2−ヒドロキシエトキシ)−5−メチル−ベンゼン、
2、4−ジ[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1、
5−ジメトキシ−ベンゼン、2、3−ジアミノ−6−メ
トキシ−ピリジン、3−アミノ−6−メトキシ−2−
(メチルアミノ)−ピリジン、2、6−ジアミノ−3、
5−ジメトキシ−ピリジン、3、5−ジアミノ−2、6
−ジメトキシ−ピリジン、1、3−ジアミノ−ベンゼ
ン、2、4−ジアミノ−1−(2−ヒドロキシ−エトキ
シ)−ベンゼン、1−(2−アミノエトキシ)−2、4
−ジアミノ−ベンゼン、2−アミノ−1−(2−ヒドロ
キシエトキシ)−4−メチルアミノ−ベンゼン、2、4
−ジアミノフェノキシ−酢酸、3−[ジ(2−ヒドロキ
シエチル)アミノ]−アニリン、4−アミノ−2−ジ
[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1−エトキシ−
ベンゼン、5−メチル−2−(1−メチルエチル)−フ
ェノール、3−[(2−ヒドロキシエチル)−アミノ]
−アニリン、3−[(2−アミノエチル)アミノ]−ア
ニリン、1、3−ジ(2、4−ジアミノフェノキシ)−
プロパン、ジ(2、4−ジアミノフェノキシ)−メタ
ン、1、3−ジアミノ−2、4−ジメトキシ−ベンゼ
ン、2、6−ビス(2−ヒドロキシエチルア)アミノ−
トルエン、4−ヒドロキシインドール、3−ジメチル−
アミノ−フェノール、3−ジエチルアミノ−フェノー
ル、5−アミノ−2−メチル−フェノール、5−アミノ
−4−フルオル−2−メチル−フェノール、5−アミノ
−4−メトキシ−2−メチル−フェノール、5−アミノ
−4−エトキシ−2−メチル−フェノール、3−アミノ
−2、4−ジクロル−フェノール、5−アミノ−2、4
−ジクロル−フェノール、3−アミノ−2−メチル−フ
ェノール、3−アミノ−2−クロル−6−メチル−フェ
ノール、3−アミノ−フェノール、2−[(3−ヒドロ
キシフェニル)アミノ]−アセタミド、5−[(2−ヒ
ドロキシエチル)アミノ]−2−メチル−フェノール、
3−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−フェノー
ル、3−[2−メトキシエチル]アミノ)−フェノー
ル、5−アミノ−2−エチル−フェノール、2−(4−
アミノ−2−ヒドロキシフェノキシ)−エタノール、5
−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]−2−メチル
−フェノール、3−[(2、3−ジヒドロキシプロピ
ル)アミノ]−2−メチル−フェノール、3−[(2−
ヒドロキシエチル)アミノ]−2−メチル−フェノー
ル、2−アミノ−3−ヒドロキシ−ピリジン、5−アミ
ノ−4−クロル−2−メチル−フェノール、1−ナフト
ール、1、5−ジヒドロキシ−ナフタリン、1、7−ジ
ヒドロキシ−ナフタリン、2、3−ジヒドロキシ−ナフ
タリン、2、7−ジヒドロキシ−ナフタリン、2−メチ
ル−1−ナフトールアセテ−ト、1、3−ジヒドロキシ
−ベンゼン、1−クロル−2、4−ジヒドロキシ−ベン
ゼン、2−クロル−1、3−ジヒドロキシ−ベンゼン、
1、2−ジクロル−3、5−ジヒドロキシ−4−メチル
−ベンゼン、1、5−ジクロル−2、4−ジヒドロキシ
−ベンゼン、1、3−ジヒドロキシ−2−メチル−ベン
ゼン、3、4−メチレンジオキシ−フェノール、3、4
−メチレンジオキシ−アニリン、5−[(2−ヒドロキ
シエチル)アミノ]−1、3−ベンゾジオキソ−ル、6
−ブロム−1−ヒドロキシ−3、4−メチレンジオキシ
−ベンゼン、3、4−ジアミノ−安息香酸、3、4−ジ
ヒドロ−6−ヒドロキシ−1、4(2H)−ベンゾキサ
ジン、6−アミノ−3、4−ジヒドロ−1、4(2H)
−ベンゾキサジン、5、6−ジヒドロキシ−インドー
ル、5、6−ジヒドロキシ−インドリン、5−ヒドロキ
シ−インドール、6−ヒドロキシ−インドール、7−ヒ
ドロキシ−インドールあるいは2、3−インドリンジオ
ンを挙げることができる。
【0015】本発明による染色剤は、原則的には、たと
えば羊毛、木綿、黄麻、サイザル麻、亜麻、絹あるいは
毛髪のような天然繊維の染色に対してと同様に、たとえ
ば再生セルロ−ス、ニトロセルロ−ス、アルキルセルロ
−ス、ヒドロキシアルキルセルロ−スあるいはアセチル
セルロ−スのような変性天然繊維、および、たとえばポ
リアミド繊維、ポリウレタン繊維あるいはポリエステル
繊維のような合成繊維の染色に対しても有用である。し
かし本発明による染色剤は特にケラチン繊維、なかでも
人毛の染色に使用することが好ましい。
【0016】一般式(1)で表される化合物は使用に供
することができる染色剤中に、全量において、約0.0
1ないし5重量パーセント、好ましくは0.02ないし
3重量パーセント含有される。他方芳香族アミンは使用
に供することができる染色剤中に、全量において、約
0.01ないし5重量パーセント、好ましくは0.02
ないし3重量パーセント含有される。一般式(1)で表
される1、3−インダンジオン類および芳香族アミンは
等モルの割合で使用することが好ましいが、両成分のど
ちらか一方を一倍あるいは数倍モル過剰に使用すること
も可能である。
【0017】本発明による染色剤は酸化剤無添加の状況
下においても、酸化剤添加の状況下においても同様に使
用することができる。後者の場合酸化剤の添加によって
染色すべき繊維よりも明るい色合いを表出(澄明化)す
ることができる。
【0018】本発明による染色剤は、たとえば溶液、特
に水−アルコール溶液、クリーム、ゲルあるいはエマル
ジョンの形態で調合され得る。またこの染色剤は、噴霧
器ないしは他の適当なポンプ装置あるいは噴射装置を用
いて、あるいは圧縮下に液化する一般的な噴射剤と混合
して、耐圧容器からエアゾールスプレーあるいはエアゾ
ールフォームの形態で取り出すことも可能である。さら
にこの染色剤は粉末の形態で提供することも可能であ
る。この場合これは使用前に水あるいは適当な美容剤用
基剤と混合される。さらにまた1、3−インダンジオン
類および/あるいは芳香族アミンはマイクロカプセルの
形態で提供することも可能である。本発明による染色剤
は二成分調合物の形態で提供することが好ましい。この
場合一方の成分に1、3−インダンジオン類が、他方の
成分に芳香族アミンが含有され、使用直前に両成分が互
いに混合され、使用に供される。二成分調合物の両成分
は、上において使用に供することができる染色剤に対し
て挙げた形態と同様の調合形態で、提供することができ
る。
【0019】使用に供することができる染色剤のpH−
値は、使用形態に応じて、3ないし12、特に4ないし
7である。アルカリ性pH−値の調整はアンモニアによ
って行うことが好ましい。しかし、たとえばモノエタノ
ールアミンあるいはトリエタノールアミンのような有機
アミンも使用することができる。他方酸性pH−値の調
整には、たとえば燐酸、アスコールビン酸、クエン酸、
グリコール酸あるいは乳酸のような無機酸あるいは有機
酸を、所望のpH−値に応じて希釈して、使用する。
【0020】自明のことであるが本発明による染色剤
は、このような染色剤、特に染毛剤において一般的に使
用されている、たとえば保護剤、湿潤剤、増粘剤、軟化
剤、保存剤あるいは香油のような添加剤、並びに溶液、
クリーム、エマルジョンあるいはゲルにおいて一般的に
使用されている、たとえば溶剤のような添加剤、たとえ
ば水、低級脂肪族一価ないしは多価アルコール、それら
のエステル及びエーテルル、たとえばアルカノール、特
に炭素原子を1ないし4個有するアルコール、たとえば
エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノ
ールあるいはイソブタノール、特に炭素原子を2ないし
6個有する二価あるいは三価のアルコール、たとえばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、1、3−プ
ロパンジオール、1、4−ブタンジオール、1、5−ペ
ンタンジオール、1、6−ヘキサンジオール、1、2、
6−ヘキサントリオール、グリセリン、ジエチレングリ
コールあるいはジプロピレングリコール、ポリアルキレ
ングリコール、たとえばトリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール、トリプロピレングリコールあるい
はポリプロピレングリコール、多価アルコールの低級ア
ルキルエーテル、たとえばエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレング
リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテルあ
るいはトリエチレングリコールモノエチルエーテル、そ
の他エーテルとして、たとえばジブチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサンあるいはジイソプロピルエ
ーテルのようなエーテル、エステルとして、たとえば蟻
酸メチル、蟻酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸
プロピル、酢酸ブチル、酢酸フェニル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテルアセテ−トあるいは酢酸ヒドロ
キシエチルエステルのようなエステル、さらにアミド、
たとえばジメチルアセタミドあるいはN−メチルピロリ
ドン、並びに尿素、テトラメチル尿素およびチオグリコ
ールを、必要に応じて、含有することができる。
【0021】本発明による染色剤はさらに、脂肪族アル
コールスルヘート、アルカンスルホネ−ト、アルキルベ
ンゼンスルホネート、アルキルトリメチルアンモニウム
塩、アルキルベタイン、α−オレフィンスルホネート、
オキシエチル化脂肪族アルコール、オキシエチル化ノニ
ルフェノール、脂肪酸アルカノールアミン、オキシエチ
ル化脂肪酸エステル、脂肪族アルコールポリグリコール
エーテルスルヘートおよびアルキルポリグルコシドなど
のアニオン性、カチオン性、両性、非イオン性あるいは
双イオン性界面活性剤群に属する湿潤剤あるいは乳化
剤、高級脂肪族アルコール、澱粉、アルギン酸塩、ベン
トナイト、セルロ−ス誘導体、ワセリン、パラフィン油
および脂肪酸などの増粘剤、天然ゴム、グアルゴム、キ
サンタンゴム、イナゴ豆粉、ペクチン、デキストラン、
寒天、アミロ−ス、アミロペクチン、デキストリン、白
土、およびポリビニルアルコールのような完全合成水和
コロイドなどの水溶性重合物からなる増粘剤、パラフィ
ン油、シリコン油、ミンク油、オリ−ブ油、ヒマワリ
油、アーモンド油、ヨヨバ油およびグリセリン−トリカ
プリレ−トなどの合成あるいは天然液状油成分、ラノリ
ン誘導体、コレステリン、パントテン酸、水溶性カチオ
ン重合物、タンパク質誘導体、プロビタミン、ビタミ
ン、植物抽出物、糖およびベタインなどの保護剤、さら
に保湿剤、電解質、酸化防止剤、脂肪アミド、空洞形成
剤、皮膜形成剤および保存剤などの助剤を含有すること
ができる。水のほかに、水溶性有機溶剤あるいはこれら
の混合物、並びに水/溶剤−混合物も使用することがで
きる。ここに挙げた成分は、それぞれその目的に対して
一般的に採用されている量で、使用される。たとえば湿
潤剤および乳化剤は約0.5ないし30重量パーセン
ト、増粘剤は約0.1ないし25重量パーセント、保護
剤は約0.1ないし5重量パーセント使用される。
【0022】本発明による染色剤は、酸化剤無添加下に
おいて、さらに、美容剤において一般的に使用されてい
る天然重合物あるいは合成重合物ないしは変性天然重合
物を、含有することができる。これによって染色と同時
に整髪を行うことができる。このような処理剤は一般に
カラ−整髪剤と呼ばれている。美容剤においてこのよう
な目的に使用されている公知の合成重合物として、たと
えばポリビニルピロリドン、ポリビニルアセテート、ポ
リビニルアルコールあるいはポリアクリル酸あるいはポ
リメタアクリル酸のようなポリアクリル化合物、ポリア
クリル酸、ポリメチルアクリル酸およびアミノアルコー
ルからなるエステルの塩基性重合物並びにこれらの塩あ
るいは四級化物、ポリアクリルニトリル、ポリ酢酸ビニ
ル、並びにこれらの共重合物、たとえばビニルピロリド
ン−酢酸ビニル−共重合物、が挙げられる。他方天然重
合物あるいは変性天然重合物として、たとえばキトサン
(脱アセチル化キチン)あるいはキトサン誘導体を使用
することができる。上に挙げた重合物は、本発明による
染色剤中に、このような処理剤において一般的に採用さ
れている量において、特に約1ないし5重量パーセント
含有される。
【0023】付加的に整髪作用を有する本発明による染
色剤のpH−値は、約3.0ないし9.0であることが
好ましい。
【0024】本発明による染色剤が酸化剤と一緒に使用
される場合は、酸化剤として過酸化水素あるいはその付
加化合物を使用することが好ましい。この場合3ないし
12パーセントの過酸化水素水溶液として、染色剤は酸
化剤と1:1ないしは1:6の重量割合で混合すること
が好ましい。
【0025】本発明による染色剤は一般的な方法で用い
られる。すなわち処理前に必要に応じて染色剤成分を互
いに混合し、この染色剤を繊維、たとえば人毛に、染色
に対して十分な量、通常約50ないし150グラム、付
与する。染色に対して十分な作用時間、通常約10ない
し30分間、置いた後、繊維を水ですすぎ、必要に応じ
てシャンプーで洗浄し および/あるいは たとえばク
エン酸あるいは酒石酸のような弱有機酸の水溶液ですす
ぎ、その後乾燥する。付加的に整髪作用を有する染色剤
の場合は、公知の一般的な方法に従って、繊維を染色剤
で湿らせ、髪型を整えた後、乾燥する。
【0026】染色性に関して、本発明による染色剤は、
種類および組合せを変えることによって、自然な色合い
から非常に現代的な明るい色合いまで、いろんな色合い
を幅広く表出することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に実施例に基づいて本発明の対
象をさらに詳しく説明する。しかし本発明はこれらの実
施例に限定されない。実施例1−12 :二成分染毛剤(酸性)成分1 : エタノール 10.0g ナトリウムラウリルエーテルスルヘートの28%水溶液 0.1g 1、3−インダンジオン 10 mmol 水(完全脱塩) 全体が50.0gとなる量成分2 : エタノール 10.0g 表1に記載のアミン 10 mmol 水(完全脱塩) 全体が50.0gとなる量 使用直前に両成分を混合し、pH=5.5の染色剤を得
る。これを脱色毛髪に付与する。40℃において30分
間作用させた後、毛髪を水ですすぎ、シャンプーし、乾
燥する。これによって得られた染色結果を表1にまとめ
て示す。
【0028】
【表1】
【0029】実施例13−23 :染毛溶液(酸性) 使用直前に下記組成の染色溶液を調合する。 エタノール 20.0g ナトリウムラウリルエーテルスルヘートの28%水溶液 0.1g 1、3−インダンジオン 10 mmol 表2に記載のアミン 20 mmol 水(完全脱塩) 全体が100.0gとなる量 染毛溶液のpH−値をそれぞれ5.5に調整する。この
染色溶液を脱色毛髪に付与し、40℃において30分間
作用させた後、水で洗い流す。次いで毛髪をシャンプー
し、乾燥する。これによって得られた染色結果を表2に
まとめて示す。
【0030】
【表2】
【0031】実施例24−29 :二成分染毛剤(酸性)成分1 : エタノール 10.0g ナトリウムラウリルエーテルスルヘートの28%水溶液 0.1g 5−メトキシ−1、3−インダンジオン 10 mmol 水(完全脱塩) 残量 50.0g成分2 : エタノール 10.0g 表3に記載のアミン 10 mmol 水(完全脱塩) 全体が50.0gとなる量 使用直前に両成分を混合し、pH=5.5の染色剤を得
る。これを脱色毛髪に付与する。40℃において30分
間作用させた後、毛髪を水ですすぎ、シャンプーし、乾
燥する。これによって得られた染色結果を表3にまとめ
て示す。
【0032】
【表3】
【0033】実施例30−38 :染毛溶液(酸性) 使用直前に下記組成の染色溶液を調合する。 エタノール 20.0g ナトリウムラウリルエーテルスルヘートの28%水溶液 0.1g 5、6−ジクロル−1、3−インダンジオン 10 mmol 表4に記載のアミン 10 mmol 水(完全脱塩) 全体が100.0gとなる量 染毛溶液のpH−値をそれぞれ5.5に調整する。この
染色溶液を脱色した毛髪に付与し、40℃において30
分間作用させた後、水で洗い流す。次いで毛髪をシャン
プーし、乾燥する。これによって得られた染色結果を表
4にまとめて示す。
【0034】
【表4】
【0035】実施例39−47 :二成分染毛剤(酸性)成分1 : エタノール 10.0g ナトリウムラウリルエーテルスルヘートの28%水溶液 0.1g 4、5、6、7−テトラクロル−1、3−インダンジオン10 mmol 水(完全脱塩) 全体が50.0gとなる量成分2 : エタノール 10.0g 表5に記載のアミン 10 mmol 水(完全脱塩) 全体が50.0gとなる量 使用直前に両成分を混合し、pH=5.5の染色剤を得
る。これを脱色毛髪に付与する。40℃において30分
間作用させた後、毛髪を水ですすぎ、シャンプーし、乾
燥する。これによって得られた染色結果を表5にまとめ
て示す。
【0036】
【表5】
【0037】実施例48−56 :染毛溶液(酸性) 使用直前に下記組成の染色溶液を調合する。 エタノール 20.0g ナトリウムラウリルエーテルスルヘートの28%水溶液 0.1g 4−ニトロ−1、3−インダンジオン 10 mmol 表6に記載のアミン 10 mmol 水(完全脱塩) 全体を100.0gとする量 染毛溶液のpH−値をそれぞれ5.5に調整する。この
染色溶液を脱色毛髪に付与し、40℃において30分間
作用させた後、水で洗い流す。次いで毛髪をシャンプー
し、乾燥する。これによって得られた染色結果を表6に
まとめて示す。
【0038】
【表6】
【0039】実施例57 :染毛溶液(中性) 使用直前に下記組成の染色溶液を調合する。 エタノール 20.0g ナトリウムラウリルエーテルスルヘートの28%水溶液 0.1g 1、3−インダンジオン 0.5g 5、6−ジクロル−1、3−インダンジオン 0.7g 4、5、6、7−テトラクロル−1、3−インダンジ 0.9g オン 1、4−ジアミノ−2−(2−ヒドロキシエチル)− ベンゼン−スルヘート 1.3g 4、5−ジアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)− ピラゾール−スルヘート 1.2g 水(完全脱塩) 全体を100.0gとする量 上記の染色溶液のpH−値を7.0に調整する。この染
色溶液を脱色毛髪に付与し、40℃において30分間作用
させた後、水で洗い流す。次いで毛髪シャンプーし、乾
燥する。毛髪は現代的な赤褐色に染色される。ここに表
示のパーセント数は、指示のない限り、すべて重量パー
セント数を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンドラ メトラー スイス国、1724 モンテヴラ、プラ マト ー 20 (72)発明者 アンドレ ハイヨ スイス国、1724 スネド、シュマン ドゥ レトワル(番地なし) (72)発明者 アリヌ ピーエロ スイス国、1762 ジヴィジェ、リュ ジャ ン プルーヴェ 17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記一般式(1)で表される1、
    3−インダンジオン類を一個以上、および(b)芳香族
    アミンを一個以上含有することを特徴とする繊維用染色
    剤。 【化1】 (ここでR1 、R2 、R3 およびR4 は互いに同じであ
    っても、異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、アミノ基、アセチルアミノ基、水
    酸基、アセトキシ基、メチル基あるいはエチル基、炭素
    原子を1ないし9個有する直鎖あるいは分枝鎖アルコキ
    シ基、場合によってはメチル基、メトキシ基あるいはハ
    ロゲン原子によって置換されていることがあるベンジル
    オキシ基、エーテル架橋によって結合されているC2−
    ないしC8−モノ−オレフィン残基あるいはジ−オレフ
    ィン残基、1、3−インダンジオン−5−イル−残基、
    フェニル基、カルボン酸基、カルバミド基、C1−ない
    しC7−カルボン酸エステル基、あるいはフェノキシプ
    ロポキシ基を意味し、R1 およびR2 ないしはR2 およ
    びR3 は相互にC5−ないしC6−アルキレン基、1、
    3−ジオキソル架橋、1、4−ジオキシン架橋、場合に
    よってはハロゲン原子、水酸基、メトキシ基あるいはエ
    トキシ基によって置換されていることがある縮合ベンゾ
    アロマチック構造あるいは縮合ナフトアロマチック構造
    を形成するか、あるいはR2 およびR3は相互に1、3
    −ジオキソ−プロパン−1、3−ジイル−基を形成す
    る。)
  2. 【請求項2】 一般式(1)においてR1 、R2 、R3
    およびR4 が、互いに無関係に、水素原子、ハロゲン原
    子、ニトロ基、アミノ基、水酸基、メチル基、炭素原子
    を1ないし3個有する直鎖あるいは分枝鎖アルコキシ
    基、場合によってはメチル基あるいはメトキシ基によっ
    て置換されていることがあるベンジルオキシ基、あるい
    はカルバミド基を意味し、R1 およびR2 ないしはR2
    およびR3 が相互に1、3−ジオキソル架橋あるいは
    1、4−ジオキシン架橋を形成することを特徴とする、
    請求項1に記載の染色剤。
  3. 【請求項3】 一般式(1)で表される化合物が1、3
    −インダンジオン、4−ニトロ−1、3−インダンジオ
    ン、5−ニトロ−1、3−インダンジオン、5、6−ジ
    クロル−1、3−インダンジオンおよび4、5、6、7
    −テトラクロル−1、3−インダンジオンの中から選択
    されることを特徴とする、請求項1あるいは2に記載の
    染色剤。
  4. 【請求項4】 芳香族アミンがp−フェニレンジアミン
    誘導体、p−アミノフェノール誘導体、ピリジン、ピリ
    ミジン、ピリミドン、ピラゾール、m−フェニレンジア
    ミン誘導体、m−アミノフェノール誘導体、ナフトー
    ル、ナフタリン、インドール、3、4−メチレンジオキ
    シ−ベンゼン、ベンゾキサジンおよびインドリンジオン
    の中から選択されることを特徴とする、請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載の染色剤。
  5. 【請求項5】 一般式(1)で表される化合物および芳
    香族アミンがそれぞれ0.01ないし5重量パーセント
    含有されることを特徴とする、請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載の染色剤。
  6. 【請求項6】 3ないし12のpH−値を有することを
    特徴とする、請求項1ないし5いずれか1項に記載の染
    色剤。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    の染色剤を、繊維の染色に対して十分な量、繊維に付与
    し、10ないし30分間作用させた後、繊維を水ですす
    ぎ、必要に応じてシャンプーで洗浄し、および/あるい
    は、弱有機酸の水溶液ですすぎ、その後乾燥することを
    特徴とする、繊維の染色法。
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