JP2000178262A - 4―アミノ―1,2,4―トリアゾリン―5―オンの改良された製造方法 - Google Patents

4―アミノ―1,2,4―トリアゾリン―5―オンの改良された製造方法

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JP2000178262A
JP2000178262A JP11347376A JP34737699A JP2000178262A JP 2000178262 A JP2000178262 A JP 2000178262A JP 11347376 A JP11347376 A JP 11347376A JP 34737699 A JP34737699 A JP 34737699A JP 2000178262 A JP2000178262 A JP 2000178262A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除草剤の活性化合物の製造における既知の中
間体である、4−アミノ−1,2,4−トリアゾリン−
5−オン、特に3−イソプロピル−4−アミノトリアゾ
リノンの改良された製造方法を提供する。 【解決手段】 オキサジアゾリノンと、塩基性化合物
(好ましくは、水酸化ナトリウム水溶液)と混合させた
ヒドラジン水和物を溶媒の不存在下で反応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除草剤の活性化合
物の製造における既知の中間体である、置換アミノトリ
アゾリノンを工業的に製造する改良された方法に関す
る。特に、本発明は、4−アミノ−1,2,4−トリア
ゾリン−5−オンの製造に関し、更には3−イソプロピ
ル−4−アミノトリアゾリノンの製造に関する。
【0002】
【従来技術】対応するオキサジアゾリノンを水中でヒド
ラジン水和物と反応させると、置換アミノトリアゾリノ
ンが得られることは公知である。米国特許第4,95
2,701号明細書においては、最初に、オキサジアゾ
リノンが水中に導入され、過剰のヒドラジン水和物が室
温で反応混合物に添加される。次に、混合物が加熱さ
れ、加熱処理される。過剰のヒドラジンは蒸留により除
去され、所望のアミノトリアゾリノンが得られる。水中
でのアミノトリアゾリノンの溶解度により、生成物は低
収率と低純度で得られ、それゆえ追加の精製ステップが
必要とされる。
【0003】更に、対応するオキサジアゾリノンを塩基
性化合物の存在下及び極性有機溶媒の存在下でヒドラジ
ン水和物と反応させると、置換アミノトリアゾリノンが
得られることは、当業界では公知である。好適な塩基性
化合物は、一般に、無機あるいは有機塩基または酸受容
体である。このような塩基性化合物には、アルカリ金属
またはアルカリ土類金属の酢酸塩、アミド、炭酸塩、重
炭酸塩、水素化物、水酸化物またはアルコキサイドが含
まれる。好適な極性有機溶媒には、ジアルキルエーテ
ル、ジアルキルケトン、ニトリル、アミド、エステル、
アルコール、及びスルホキシドが含まれる。
【0004】米国特許出願08/696,013におい
ては、最初に、ヒドラジン水和物が塩基性化合物と極性
有機溶媒中に入れられる。次に、混合物が所要の反応温
度迄加熱される。混合物の加熱処理に従い、反応が完結
する迄オキサジアゾリノンがゆっくりと添加される。酸
水溶液と水を添加して混合物のpHを約7に調整するこ
とにより、所望のアミノトリアゾリノンが得られる。
【0005】反応生成物を単離するために、溶媒と水が
蒸留により除去され、反応生成物は残渣として残り、濾
過により単離される。残渣を熱水に溶解し、引き続き、
生成物が水溶液から沈殿するように、溶液を10から2
0℃迄冷却することにより、生成物が純粋な形でこの残
渣から更に単離される。しかしながら、水中での生成物
の溶解度により、所望の生成物の一部は、水中に留ま
り、回収できない。生成物は低収率で得られる。
【0006】上記特許出願に記載された別な単離ステッ
プにおいては、反応生成物は、中和ステップにおいて水
が添加された後、水と有機溶媒の間の相抽出(phas
eextruction)により中和された溶液から単
離される。生成物は、蒸留により水相から回収される。
得られた生成物の仕上げ及び単離は長々しい。それゆ
え、このプロセスは、所望の製品の工業的規模の製造に
適さない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらのすべての既知
のプロセスにおいて、反応混合物/精製ステップに溶媒
として水を使用することによる、水中での生成物の溶解
度に起因する低収率が見られ、あるいは生成物の単離に
抽出と蒸留ステップを含む長々しい手順が必要とされ
る。かくして、高い総収率(net yield)と高
純度を与える、置換アミノトリアゾリノン、特に4−ア
ミノ−1,2,4−2−トリアゾリン−5−オンの効率
的な製造方法に対するニーズが存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、一般式
(I)
【0009】
【化3】
【0010】(式中、Rは、それぞれ場合によって置換
されている、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ア
ルキルアミノ及びジアルキルアミノからなる群から選ば
れる基を表す)の4−アミノ−1,2,4−トリアゾリ
ン−5−オンを、一般式(II)
【0011】
【化4】
【0012】(式中、Rは、上記に示した意味を有す
る)のオキサジアゾリノンとヒドラジン水和物を溶媒の
不存在下で反応させることにより製造する改良された方
法を提供することである。好ましい実施態様としては、
Rはイソプロピル基を表す。更に、反応は、好ましくは
塩基性化合物の存在下で行われる。反応混合物は加熱さ
れ、加熱処理される。次に、所望の生成物は、有機溶媒
と組み合わせた少量の水の混合物を用いて単離、精製さ
れる。好ましい有機溶媒はトルエンである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、一般式(I)
【0014】
【化5】
【0015】(式中、Rは、それぞれ場合によって置換
されている、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ア
ルキルアミノ及びジアルキルアミノからなる群から選ば
れる基を表す)の4−アミノ−1,2,4−トリアゾリ
ン−5−オンを、一般式(II)
【0016】
【化6】
【0017】(式中、Rは、上記に示した意味を有す
る)のオキサジアゾリノンとヒドラジン水和物を溶媒の
不存在下で反応させることにより製造することに関す
る。
【0018】好ましい実施態様において、Rはアルキル
を表し、アルキルは好ましくはイソプロピルである。更
に、この方法の好ましい実施態様において、ヒドラジン
水和物は塩基性化合物と混合される。好適な塩基性化合
物は、一般に、無機あるいは有機塩基または酸受容体で
ある。このような塩基性化合物には、アルカリ金属また
はアルカリ土類金属の酢酸塩、アミド、炭酸塩、重炭酸
塩、水素化物、水酸化物またはアルコキシドが含まれ
る。本発明に好適な塩基性化合物は水酸化ナトリウム水
溶液である。
【0019】ヒドラジン水和物のオキサジアゾリノンに
対するモル比は、約1:1から約1.5:1であり、好
ましくは約1:1から約1.1:1である。塩基性化合
物のオキサジアゾリノンに対するモル比は、約0.0
5:1から約0.5:1であり、好ましくは約0.07
5:1から約0.25:1である。ヒドラジン水和物と
塩基性化合物の混合物は、約100℃から約110℃、
好ましくは約102℃から約105℃の温度迄加熱され
る。次に、一般式(II)のオキサジアゾリノンがヒドラ
ジン水和物と塩基性化合物の混合物にゆっくりと添加さ
れる。オキサジアゾリノンは、約20から60分、好ま
しくは約30から40分の時間をかけて添加される。
【0020】この混合物は、約90℃から約110℃、
好ましくは約100℃から約105℃の温度で約3から
約5時間、反応が完結する迄攪拌される。攪拌及び反応
の完結に引き続いて、この混合物は、約80℃から約1
00℃、好ましくは約85℃から約90℃迄冷却され
る。混合物の冷却に引き続いて、水と溶媒が混合物に加
えられる。好ましい実施の形態として、水が溶媒の添加
に先立って添加される。
【0021】好ましくは、溶媒は、非プロトン性有機溶
媒である。このような溶媒は、当業界で公知である。こ
のような好適な溶媒には、トルエン、酢酸メチル、t−
ブチルメチルエーテル、メチルイソブチルケトン、及び
酢酸エチルがある。トルエンが本発明の方法に好ましい
溶媒である。使用される溶媒の量は広い範囲で変えら
れ、当業者には容易に決められる。正確な溶媒の量は、
使用される特定の溶媒に依存する。トルエンが溶媒であ
る場合には、トルエンは、約1:1から約8:1、好ま
しくは約3:1から約4:1のトルエンのオキサジアゾ
リノンに対するモル比で存在する。
【0022】水のオキサジアゾリノンに対するモル比
は、約1:1から約6:1であり、好ましくは約1:1
から約3:1である。次に、混合物は、約5℃から約2
0℃、好ましくは約5℃から約10℃の温度迄冷却され
る。次に、pH調節剤が混合物に添加されて、pHを約
5.0から約8.0、好ましくは約6.0から約7.0
に調節する。好適なpH調節剤には、塩酸、硫酸、リン
酸、及び酢酸がある。好ましい実施態様においては、好
適なpH調節剤として濃塩酸または硫酸水溶液が使用さ
れる。酸性pH調節剤のオキサジアゾリノンに対するモ
ル比は、約0.05:1から約0.5:1である。
【0023】反応混合物を冷却した後(例えば、10℃
から20℃)、反応生成物は、中和時または中和後に反
応混合物から沈殿する。生成物は、公知の分離手法、例
えば濾過及び引き続いての濾過ケーキの洗浄と乾燥によ
り回収される。
【0024】次の実施例は、本発明の好ましい実施態様
を例示するものであり、いかなる形でも明細書及びクレ
ームを限定するものでない。
【0025】
【実施例】実施例1 トルエンと20mlの水の混合物を用いる3−イソプロ
ピル−4−アミノトリアゾリノンの製造 約53g(1.05モル)のヒドラジン水和物をフラス
コに入れた。ヒドラジン水和物を攪拌し、次に約15.
6g(0.195モル)の50%水酸化ナトリウム(N
aOH)溶液を添加した。混合物を還流迄加熱し、次に
約132g(1.0モル)のイソプロピル−オキサジア
ゾリノンを漏斗から添加した。イソプロピル−オキサジ
アゾリノンの添加の全時間は約40分間であった。反応
混合物は、約105℃の温度で約5時間加熱処理され
た。反応の完結に引き続いて、この混合物は約85℃迄
冷却された。約300g(3.26モル)のトルエンと
約20mlの新鮮な水を混合物に添加した。次に、この
混合物は約10℃迄冷却された。約15g(0.076
モル)の50%硫酸の添加により混合物のpHを約7.
0に調節した。固体を濾過により回収した。次に、約1
00mlのトルエンと、次に2×20mlの氷−冷水に
より固体を洗浄した。固体を真空下約60℃の温度で乾
燥した。次に、トルエン相を母液から分離し、トルエン
を蒸留により回収した。生成物の活性成分(A.I.)
及び総収率を表Iに示す。
【0026】実施例2 トルエンと40mlの水の混合物を用いる3−イソプロ
ピル−4−アミノトリアゾリノンの製造 反応の完結に引き続いて、約85℃迄冷却し、約40m
l(20mlの代わりに)の新鮮な水と約300g
(3.26モル)のトルエンを混合物に添加したことを
除いて、実施例1に述べたような方法を繰り返した。結
果を表Iに示す。
【0027】実施例3 トルエンと60mlの水の混合物を用いる3−イソプロ
ピル−4−アミノトリアゾリノンの製造 反応の完結に引き続いて、約85℃迄冷却し、約60m
l(20mlの代わりに)の新鮮な水と約300g
(3.26モル)のトルエンを混合物に添加したことを
除いて、実施例1に述べたような方法を繰り返した。結
果を表Iに示す。
【0028】実施例4 トルエンと50mlの水の混合物を用いる3−イソプロ
ピル−4−アミノトリアゾリノンの製造 反応の完結に引き続いて、約85℃迄冷却し、約50m
l(20mlの代わりに)の新鮮な水と約280ml
(300gの代わりに)のトルエンを混合物に添加した
ことを除いて、実施例1に述べたような方法を繰り返し
た。結果を表Iに示す。
【0029】
【表1】
【0030】前出において、例示の目的で本発明を詳細
に説明したが、このような詳細は単にその目的のための
ものであって、当業者によれば、クレームにより限定さ
れることを除いて、本発明の精神と範囲を逸脱すること
なく変形を行うことができることは理解されるべきであ
る。
【0031】本発明の特徴及び実施の態様は次の通りで
ある。
【0032】1.式
【0033】
【化7】
【0034】(式中、Rは、それぞれ場合によって置換
されている、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ア
ルキルアミノ及びジアルキルアミノからなる群から選ば
れる基を表す)の4−アミノ−1,2,4−トリアゾリ
ン−5−オンの製造方法であって、(a)式
【0035】
【化8】
【0036】(式中、Rは上記に示した意味を有する)
のオキサジアゾリノンとヒドラジン水和物を溶媒の不存
在下で反応させ、(b)ステップ(a)における反応の
完結に引き続いて、ステップ(a)の反応生成物に水と
溶媒を添加し、(c)酸性物質の添加によりステップ
(b)の混合物のpHを約5.0から約8.0に調節し
て、4−アミノ−1,2,4−トリアゾリン−5−オン
を沈殿させ、(d)沈殿物を回収することからなる製造
方法。
【0037】2.Rがイソプロピルを表す上記1に記載
の方法。
【0038】3.ステップ(a)が水酸化ナトリウム水
溶液、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の酢酸塩、
アミド、炭酸塩、重炭酸塩、水素化物、水酸化物、及び
アルコキサイドからなる群から選ばれる塩基性化合物の
存在下で行われる上記1に記載の方法。
【0039】4.ステップ(b)において使用される溶
媒がトルエン、酢酸メチル、t−ブチルメチルエーテ
ル、メチルイソブチルケトン、及び酢酸エチルからなる
群から選ばれる非プロトン性有機溶媒である上記1に記
載の方法。
【0040】5.ステップ(c)において使用される酸
性物質が塩酸、硫酸、リン酸、及び酢酸からなる群から
選ばれる上記1に記載の方法。
【0041】6.ステップ(a)における温度が約90
℃から約110℃であり、ステップ(b)における温度
が約80℃から約100℃であり、ステップ(c)にお
ける温度が約5℃から約20℃である上記1に記載の方
法。
【0042】7.ステップ(a)においてヒドラジン水
和物のオキサジアゾリノンに対するモル比が約1:1か
ら約1.5:1である上記1に記載の方法。
【0043】8.塩基性化合物のオキサジアゾリノンに
対するモル比が約0.05:1から約0.5:1である
上記3に記載の方法。
【0044】9.トルエンのオキサジアゾリノンに対す
るモル比が約1:1から約8:1である上記4に記載の
方法。
【0045】10.ステップ(b)において水のオキサ
ジアゾリノンに対するモル比が約1:1から約6:1で
ある上記1に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビジエイ・シー・デサイ アメリカ合衆国カンザス州66216シヨーニ ー・ウエスト55テラス14005 (72)発明者 クラウス・イエリヒ ドイツ42113ブツペルタール・パウル−エ ールリヒ−シユトラーセ2 (72)発明者 ハンス−ヨアヒム・デイール ドイツ42329ブツペルタール・ヘーエ35 (72)発明者 ラインハルト・ランチユ ドイツ42115ブツペルタール・アムブツシ ユホイスヘン51

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中、Rは、それぞれ場合によって置換されている、
    アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルアミノ
    及びジアルキルアミノからなる群から選ばれる基を表
    す)の4−アミノ−1,2,4−トリアゾリン−5−オ
    ンの製造方法であって、(a)式 【化2】 (式中、Rは上記に示した意味を有する)のオキサジア
    ゾリノンとヒドラジン水和物を溶媒の不存在下で反応さ
    せ、(b)ステップ(a)における反応の完結に引き続
    いて、ステップ(a)の反応生成物に水と溶媒を添加
    し、(c)酸性物質の添加によりステップ(b)の混合
    物のpHを約5.0から約8.0に調節して、4−アミ
    ノ−1,2,4−トリアゾリン−5−オンを沈殿させ、
    (d)沈殿物を回収することからなる製造方法。
  2. 【請求項2】 Rがイソプロピルを表す請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 ステップ(a)が水酸化ナトリウム水溶
    液、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の酢酸塩、ア
    ミド、炭酸塩、重炭酸塩、水素化物、水酸化物、及びア
    ルコキシドからなる群から選ばれる塩基性化合物の存在
    下で行われる請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ステップ(b)において使用される溶媒
    がトルエン、酢酸メチル、t−ブチルメチルエーテル、
    メチルイソブチルケトン、及び酢酸エチルからなる群か
    ら選ばれる非プロトン性有機溶媒である請求項1に記載
    の方法。
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