JP2000178033A - ガラス素子の成形方法 - Google Patents

ガラス素子の成形方法

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JP2000178033A
JP2000178033A JP10354430A JP35443098A JP2000178033A JP 2000178033 A JP2000178033 A JP 2000178033A JP 10354430 A JP10354430 A JP 10354430A JP 35443098 A JP35443098 A JP 35443098A JP 2000178033 A JP2000178033 A JP 2000178033A
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Shinichi Nishikawa
愼一 西川
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
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    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/082Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses having profiled, patterned or microstructured surfaces
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    • C03B2215/00Press-moulding glass
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形加工後の歪みを生じることなく曲面部や
バリを簡単に防止することのできるガラス素子の成形方
法を提供する。 【解決手段】 上型14の成形面14aと下型15の成
形面15aとのいづれか一方のみにガラスの変形を促進
させる変形促進膜2を形成した後、上型14と下型15
をヒータ19により加熱しながらガラスプリフォーム1
を加圧成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学機器に使用され
るガラスレンズや光ファイバー用位置決め基板等のガラ
ス素子の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガラス素子の成形方法は、図1に
示すような装置により行われている。下型15の上にガ
ラスプリフォーム1を載置し、上型14及び下型15を
加熱してガラスプリフォーム1を軟化させた状態で上型
14により矢印F方向に加圧する。その結果、上型14
及び下型15の成形面14a、15aがガラスプリフォ
ーム1に転写されて所望形状のガラス素子が得られるよ
うになっている。
【0003】この時に、ガラスプリフォーム1が下型1
5の壁面15bとの摩擦力によって充分に流動せずに曲
面部1aを生じる場合がある。また、図2に示すような
凸型の上型14を使用した際には曲面部1aによって余
ったガラスが上型14と下型15の隙間に浸透し、バリ
1bが生じる。図3に示すように胴型18を用いて側面
部分1cを規制した場合も同様に曲面部1aやバリ1b
が発生する。
【0004】この曲面部1aやバリ1bを防止するため
に、下型15の温度を上型14の温度より高くしてガラ
スプリフォーム1の下面の変形を促進し、下型15のエ
ッジ部分までガラスを浸透させて成形する方法が特公平
6−17240号公報や特公平8−704号公報に開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法によると成形加工後の冷却時にガラス素子の上下面に
おいて収縮量が異なるため、ガラス素子に反りが生じた
り、必要な面精度が得られない問題があった。また、上
型14と下型15とを別々に温度制御する必要があるた
め複雑な温度制御機構を必要としていた。
【0006】本発明は、成形加工後の歪みを生じること
なく曲面部やバリを簡単に防止することのできるガラス
素子の成形方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、上型の成形面と下型の
成形面とのいづれか一方のみにガラスの変形を促進させ
る変形促進膜を形成した後、前記上型と前記下型を加熱
しながらガラスプリフォームを加圧成形することを特徴
としている。
【0008】この構成によると、例えば変形促進膜が形
成された下型の成形面上にガラスプリフォームが載置さ
れる。次に、上型と下型を加熱しながら該ガラスプリフ
ォームが加圧されて上型と下型の成形面が転写される。
その結果、所望形状のガラス素子が得られる。
【0009】また請求項2に記載された発明は、上型の
成形面と下型の成形面との両方にガラスの変形を促進さ
せる変形促進膜を異なる材質または異なる厚みで形成し
た後、前記上型と前記下型を加熱しながらガラスプリフ
ォームを加圧成形することを特徴としている。
【0010】この構成によると、変形促進膜が形成され
た下型の成形面上にガラスプリフォームが載置される。
次に、下型と、下型とは異なる材質または異なる厚みの
変形促進膜が形成された上型と、を加熱しながら該ガラ
スプリフォームが加圧されて上型と下型の成形面が転写
される。その結果、所望形状のガラス素子が得られる。
【0011】また請求項3に記載された発明は、ガラス
プリフォームにおける上型の成形面に当接する部分と下
型の成形面に当接する部分とのいづれか一方のみに、ガ
ラスの変形を促進させる変形促進膜を形成した後、前記
上型と前記下型を加熱しながら前記ガラスプリフォーム
を加圧成形することを特徴としている。
【0012】この構成によると、例えば変形促進膜が下
面に形成されたガラスプリフォームが下型の成形面上に
載置される。次に、上型と下型を加熱しながら該ガラス
プリフォームが加圧されて上型と下型の成形面が転写さ
れる。その結果、所望形状のガラス素子が得られる。
【0013】また請求項4に記載された発明は、ガラス
プリフォームにおける上型の成形面に当接する部分と下
型の成形面に当接する部分との両方に、ガラスの変形を
促進させる変形促進膜を異なる材質または異なる厚みで
形成した後、前記上型と前記下型を加熱しながら前記ガ
ラスプリフォームを加圧成形することを特徴としてい
る。
【0014】この構成によると、上下面に異なる材質ま
たは異なる厚みの変形促進膜が形成されたガラスプリフ
ォームが下型の成形面上に載置される。次に、下型と上
型を加熱しながら該ガラスプリフォームが加圧されて該
上下面に上型と下型の成形面が転写される。その結果、
所望形状のガラス素子が得られる。
【0015】また請求項5に記載された発明は、請求項
1乃至請求項4のいづれかに記載されたガラス素子の成
形方法において、前記変形促進膜は、金、銀、カーボ
ン、二硫化モリブデン或いは二硫化タングステンのいづ
れかを主成分としたことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。説明の便宜上従来例について説明した図1〜
図3と同一の部材については同一の符号を付している。
図5は本発明の実施形態の方法による成形加工を行う成
形装置の概略図である。凸部14bを有する上型14は
成形面14aが平面を成しており、ステンレス製のプレ
ス棒17と一体化されて上下移動可能になっている。
【0017】上型14と嵌合する凹部15bを備えた下
型15の成形面15aは深さ0.2mmのV字状の溝1
5cが形成されており、下部に熱伝対20が接続されて
温度測定ができるようになっている。上型14及び下型
15はセラミック管16で覆われ、セラミック管16の
周りには高周波コイルによる誘電加熱源から成るヒータ
19が配されている。尚、上型14及び下型15は超硬
合金で製作されている。
【0018】そして、下型15の成形面15a上にガラ
スプリフォーム1が載置されて、上型14及び下型15
がガラスプリフォーム1の軟化点近傍まで加熱された状
態で上型14が下降し、ガラスプリフォーム1が所定圧
力で所定時間加圧される。その結果、ガラスプリフォー
ム1には成形面14a、15aが転写されて所望形状の
ガラス素子を得ることができるようになっている。
【0019】この時、図4のようにガラスプリフォーム
1には下面1dに熱による変形を促進させる変形促進膜
2が成膜されている。変形促進膜2は、ガラスプリフォ
ーム1の軟化時に成形面15aとの滑りを良くするよう
に摩擦係数の小さい薄膜が有効である。図7はガラスプ
リフォーム1の上面1eまたは下面1dにカーボンを3
0Å、金を50Å、或いは二硫化モリブデン(Mo
2)を300Å形成し、成形面が平面の上型及び下型
を用いて変形促進の効果を調べた結果である。
【0020】各数値は上面1dの延び量に対する下面1
eの伸び量の比率を示しており、条件1はガラスプリフ
ォーム1の上下面1d、1eに各薄膜を形成した場合、
条件2はガラスプリフォーム1の下面1eにのみ各薄膜
を形成した場合、条件3はガラスプリフォーム1の上面
1dにのみ各薄膜を形成した場合、を夫々示している。
【0021】これによると、カーボン、金及び二硫化モ
リブデンのいづれにおいてもガラスプリフォーム1の上
下面に形成すると上下面の伸び量は同じとなるが、一方
の面に形成するとその面の伸び量が大きくなっており、
流動性が良化して変形が促進される効果が表れている。
カーボンや金の他に銀等の軟質金属や、二硫化モリブデ
ンの他に二硫化タングステン(WS2)等の層状無機質
薄膜を用いることができる。
【0022】このような変形促進膜2をガラスプリフォ
ーム1の一方の面に形成して前述の図5に示す成形装置
によって成形加工を行うと、ガラスプリフォーム1が軟
化したときに一方の面の変形が促進されて型のエッジ部
までガラスを浸透させることができるようになる。従っ
て、上型14及び下型15とを同じ温度に加熱した状態
でガラス素子のエッジに生じる曲面部1a(図1参照)
やバリ1b(図2参照)を防止することができ、複雑な
温度制御機構を必要としない。また、胴型18(図3参
照)を用いた場合にも上型14及び下型15と同じ加熱
温度にすることができる。
【0023】また、超硬合金等からなる上型、下型とガ
ラスとの離型性を向上させるために各成形面の表面或い
はガラスプリフォーム1の表面には金属薄膜等を形成す
る方が望ましい。ガラスプリフォーム1の上下面の両面
に変形促進膜2を形成するとともに、その材質または厚
みを上下面で異なるようにすると、上記の実験結果から
明らかなように上面1dと下面1eとで変形促進の効果
を異ならせることができる。従って、曲面部1aやバリ
1bを防止するとともに、離型性を向上させることがで
きる。
【0024】本実施形態ではガラスプリフォーム1に変
形促進膜2を形成しているが、上型14の成形面14a
と下型15の成形面15aとの一方のみに変形促進膜2
を形成した後、加熱して加圧成形をしても同様の効果を
得ることができる。また、上型14と下型15との両方
に変形促進膜2を形成し、その変形促進膜2の材質また
は厚みを異ならせることによって、その後加熱して加圧
成形をしても上記と同様の効果を得ることができる。更
に、上型14と下型15の少なくとも一方の成形面とガ
ラスプリフォーム1との両方に変形促進膜2を形成して
もよい。
【0025】
【実施例】本発明の成形方法によって実際にガラス素子
を作成した結果を以下に述べる。尚、各実験結果を図8
に示している。第1実施例(実験No.1)は前述の図
4の成形装置を用いてリヒートプレス法によりガラス基
板を成形した。ガラス基板の素材はP25−TiO2
Nb25系のガラス(転移温度598℃)を用いてい
る。ガラスプリフォーム1は直径25mm、厚さ3mm
の円柱形状に予備成形しており、ガラスプリフォーム1
の下面1eにのみ厚さ300Åの二硫化モリブデンの薄
膜をスパッタ法により形成している。
【0026】そして、アルゴンガス雰囲気中で上型14
及び下型15を650℃に加熱した状態で50kg/cm2
圧力で40秒加圧した。その結果、反り及びバリが発生
することなく曲面部1a(図1参照)の半径Rが0.1
mmより小さいガラス基板が得られた。
【0027】第2実施例(実験No.2)は第1実施例
と同様の条件において、ガラスプリフォーム1の上面1
dに厚さ300Åの金、下面1eに厚さ300Åの二硫
化モリブデンの薄膜をスパッタ法により形成している。
その結果、反り及びバリが発生することなく曲面部1a
の半径Rが0.1mmより小さいガラス基板が得られ
た。
【0028】第3実施例(実験No.3)は第1実施例
と同様の条件において、ガラスプリフォーム1の上面1
dに厚さ300Åの銀、下面1eに厚さ300Åの二硫
化モリブデンの薄膜をスパッタ法により形成している。
その結果、反り及びバリが発生することなく曲面部1a
の半径Rが0.1mmより小さいガラス基板が得られ
た。
【0029】比較するために、第1実施例と同様の条件
において、ガラスプリフォーム1の表面に薄膜を形成し
ない場合(実験No.4)、ガラスプリフォーム1の上
下面にカーボンを各30Å形成した場合(実験No.
5)、上型14及び下型15の成形面14a、15aに
カーボンを各1000Å形成した場合(実験No.
6)、について実験を行った。その結果、実験No.3
乃至実験No.5のいづれにおいても反りの発生はなか
ったが、バリが発生するとともに、曲面部1aの半径R
が0.3mmより大きくなった。
【0030】更に比較するために、第1実施例と同様の
条件において、ガラスプリフォーム1の上下面にカーボ
ンを各30Å形成するとともに、上型14を他の熱伝対
で温度制御し、上型14の加熱温度を650℃、下型1
5の加熱温度を680℃にして実験を行った(実験N
o.7)。その結果、バリがなく、曲面部1aの半径R
が0.1mmより小さくなったが、10μmの反りが発
生した。
【0031】次に第4実施例(実験No.8)は、図6
に示す成形装置を用いてリヒートプレス法により球面ガ
ラスレンズを成形した。同図において、凹球面状の成形
面4aが精密鏡面加工された上型4及びそれを保持する
保持型6と、同じく凹球面状の成形面5aが精密鏡面加
工された下型5及びそれを保持する保持型7とを備えて
いる。下型5の成形面5aにはイオンプレーティングに
よって厚さ1500Åのカーボン膜が形成されている。
【0032】プレス棒17によって保持型6と一体の上
型4が下降し、下型5と一体の保持型7と嵌合する。保
持型6、7は透明石英管8の外周部に設置された加熱用
光源9により加熱され、保持型7に埋設された熱伝対2
0により温度測定して温度制御される。そして、下型5
の成形面5a上にガラスプリフォーム1が載置されて加
熱状態で加圧成形されるようになっている。尚、上型
4、下型5、保持型6、7はいづれも炭化珪素(Si
C)により製作している。
【0033】ガラス素材はSiO2−B23−La23
系ガラス(転移温度623℃)を用いている。ガラスプ
リフォーム1は直径20mm、厚さ6mmの両凸球面形
状に予備成形しており、窒素雰囲気中で上型4及び下型
5を保持型6、7とともに670℃に加熱した状態で5
00kg/cm2の圧力で30秒加圧した。その結果、良好な
面精度で、バリが発生することなく曲面部1aの半径R
が0.1mmより小さい球面ガラスレンズが得られた。
【0034】第5実施例(実験No.9)は第4実施例
と同様の条件において、下型5にカーボンを形成せず、
ガラスプリフォーム1の上面1dに厚さ20Åのカーボ
ン、下面1eに厚さ200Åのカーボンをスパッタ法に
より形成している。その結果、良好な面精度で、バリが
発生することなく曲面部1aの半径Rが0.1mmより
小さい球面ガラスレンズが得られた。
【0035】第6実施例(実験No.10)は第4実施
例と同様の条件において、下型5に厚さ500Åの二硫
化タングステンをイオンプレーティングにより形成し、
ガラスプリフォーム1の下面1eにのみ厚さ300Åの
金をスパッタ法により形成している。その結果、良好な
面精度で、バリが発生することなく曲面部1aの半径R
が0.1mmより小さい球面ガラスレンズが得られた。
【0036】
【発明の効果】請求項1、請求項3の発明によると、変
形促進膜をガラスプリフォームの一方の面、あるいは上
下型の一方の成形面に形成することによって軟化時の変
形を促進させるので、複雑な温度制御機構を必要とせず
に、上型、下型及び胴型を同じ温度に加熱した状態で成
形面を転写する。従って、ガラス素子のエッジに生じる
曲面部やバリを防止するとともに、冷却後の歪みがなく
良好な面精度を得ることができる。
【0037】請求項2、請求項4の発明によると、ガラ
スプリフォームの上下面の両面、あるいは上下型の両方
の成形面に変形促進膜を形成するとともに、その材質や
厚みを上下で異なるようにすると、ガラスプリフォーム
の上面と下面とで変形促進の効果を異ならせることがで
きる。従って、複雑な温度制御機構を必要とせずに、簡
単に曲面部やバリを防止し、冷却後の歪みがなく良好な
面精度を得るとともに、離型性を向上させることができ
る。
【0038】請求項5の発明によると、複雑な温度制御
機構を必要とせずにガラス素子のエッジに生じる曲面部
やバリを防止するガラス素子の成形方法を簡単に実現す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のガラス素子の成形方法による問題点
を説明する図である。
【図2】 従来のガラス素子の成形方法による他の問
題点を説明する図である。
【図3】 従来のガラス素子の他の成形方法による問
題点を説明する図である。
【図4】 本発明のガラス素子の成形方法によるガラ
スプリフォームを示す図である。
【図5】 本発明のガラス素子の成形方法を実行する
成形装置の概略図である。
【図6】 本発明のガラス素子の成形方法を実行する
他の成形装置の概略図である。
【図7】 変形促進膜の効果を確認した結果を示す図
である。
【図8】 本発明のガラス素子の成形方法による実験
結果を示す図である。
【符号の説明】
1 ガラスプリフォーム 2 変形促進膜 4、14 上型 5、15 下型 8 透明石英管 16 セラミック管 19 ヒーター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型の成形面と下型の成形面とのいづれ
    か一方のみにガラスの変形を促進させる変形促進膜を形
    成した後、前記上型と前記下型を加熱しながらガラスプ
    リフォームを加圧成形することを特徴とするガラス素子
    の成形方法。
  2. 【請求項2】 上型の成形面と下型の成形面との両方に
    ガラスの変形を促進させる変形促進膜を異なる材質また
    は異なる厚みで形成した後、前記上型と前記下型を加熱
    しながらガラスプリフォームを加圧成形することを特徴
    とするガラス素子の成形方法。
  3. 【請求項3】 ガラスプリフォームにおける上型の成形
    面に当接する部分と下型の成形面に当接する部分とのい
    づれか一方のみに、ガラスの変形を促進させる変形促進
    膜を形成した後、前記上型と前記下型を加熱しながら前
    記ガラスプリフォームを加圧成形することを特徴とする
    ガラス素子の成形方法。
  4. 【請求項4】 ガラスプリフォームにおける上型の成形
    面に当接する部分と下型の成形面に当接する部分との両
    方に、ガラスの変形を促進させる変形促進膜を異なる材
    質または異なる厚みで形成した後、前記上型と前記下型
    を加熱しながら前記ガラスプリフォームを加圧成形する
    ことを特徴とするガラス素子の成形方法。
  5. 【請求項5】 前記変形促進膜は、カーボン、二硫化モ
    リブデン、二硫化タングステン、金及び銀のいづれかを
    主成分としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いづれかに記載のガラス素子の成形方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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