JP2000177509A - 車両用音声認識装置及びその音声検出方法 - Google Patents

車両用音声認識装置及びその音声検出方法

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JP2000177509A
JP2000177509A JP10358906A JP35890698A JP2000177509A JP 2000177509 A JP2000177509 A JP 2000177509A JP 10358906 A JP10358906 A JP 10358906A JP 35890698 A JP35890698 A JP 35890698A JP 2000177509 A JP2000177509 A JP 2000177509A
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voice
voice recognition
microphone
signal
steering wheel
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Fumio Umeda
文雄 梅田
Takao Yamamoto
敬央 山本
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両を運転中、操縦者がその運転状況に応じ
て、音声認識処理を実行でき、音声認識における誤動作
を低減することができる車両用音声認識装置及び音声検
出方法を提供する。 【解決手段】 DSP9は、前記ステアリング角センサ
6からの信号を入力して、その時々のステアリングホイ
ール1の回動位置を演算する。DSP9は、前記回動位
置が予め設定した範囲内にあるとき、操作スイッチSW
5が操作されると、前記マイクロフォン3からの操縦者
の音声信号を音声認識処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用音声認識装
置及びその音声検出方法に係り、詳しくは操縦者の音声
の検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カーナビゲーションや車両用電話
の普及により、車両用音声認識装置が使用されるように
なった。最近は、車両用音声認識装置はカーオーディオ
の選局、エアコンの温度調整、更には、ワイパーやヘッ
ドライトのON/OFF等にも利用されるようになって
いる。しかし、操縦者が記憶できる音声コマンドの数に
は限度がある。そのため、車両用音声認識装置には、車
両用音声認識装置によって動作する各機器を操縦者が円
滑に操作できるようにスイッチ、センサ等の種々の補助
装置が設けられている。
【0003】この補助装置を備えた車両用音声認識装置
が、例えば特開昭56−27628号に開示されてい
る。特開昭56−27628号の車両用音声認識装置で
は、操縦者の音声をマイクロフォンに入力するための起
動スイッチとしてロータリースイッチが設けられてい
る。このロータリースイッチは、その設定がなされた
後、操縦者の音声が発せられている期間中、車両用音声
認識装置を音声入力状態にしている。更に、操縦者の音
声が入力されない場合には、所定時間後に車両用音声認
識装置の音声入力状態を解除するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操縦期
間中、通常操縦者はその両手をステアリングホイール上
に置いている。従って、操縦者は運転状況に応じて、任
意のタイミングでそのロータリースイッチを設定するこ
とが難しい。更に、操縦者が音声を発生する期間は、実
際ステアリングホイールの操作状況と密接に関連してい
る。
【0005】この車両用音声認識装置においては、その
ロータリースイッチを設置した位置、車両用音声認識装
置の音声入力状態を解除するタイミング及びステアリン
グホイールの操作について、その関連性が記載されてい
ない。つまり、この車両用音声認識装置においては、操
縦者の音声が発せられている期間と音声認識が行われて
いる期間とが明確になされていない。
【0006】本発明の目的は、車両を運転中、操縦者が
その運転状況に応じて、音声認識処理の実行を制御で
き、音声認識における誤動作を低減することができる車
両用音声認識装置及びその音声検出方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、車内に設けられ、操縦
者の音声を検出するマイクロフォンと、音声認識処理を
行うための操作スイッチと、前記音声認識処理を行う音
声認識手段とを備えた車両用音声認識装置において、ス
テアリングホイールの回動位置を検出するためのステア
リング角センサと、前記ステアリング角センサの出力信
号に基づいて前記ステアリングホイールの回動位置を演
算するステアリング回動位置演算手段とを備え、前記音
声認識手段は、前記ステアリングホイールの回動位置が
予め設定した範囲内にあって、前記操作スイッチが操作
されたとき、前記マイクロフォンから操縦者の音声信号
を入力し、前記音声信号に基づいて音声認識処理を行う
ことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、車内に設けたマ
イクロフォンが検出した操縦者の音声に基づいて音声認
識処理を行う車両用音声認識装置の音声検出方法におい
て、ステアリングホイールの回動位置が予め設定した範
囲内にあって、操作スイッチが操作されたとき、前記マ
イクロフォンからの音声信号を音声認識処理するように
したことを要旨とする。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、音声認識
手段はステアリングホイールの回動位置が予め設定した
範囲内にあるとき、操作スイッチからの選択信号に基づ
いて、マイクロフォンから音声信号を入力する。音声認
識手段は、その音声信号に基づいて音声認識処理を行
い、音声パターンを演算している。即ち、ステアリング
ホイール回動位置が予め設定した範囲内にあるときの
み、音声認識手段は前記マイクロフォンから音声信号を
入力している。従って、例えばマイクロフォンの指向性
が操縦者の唇に向いているときのみ、マイクロフォンか
らの音声信号を音声認識処理する。その結果、音声認識
手段には操縦者の安定した音声を供給することができ、
音声認識率を向上させることができる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、音声認識
手段にはステアリングホイールの回動位置が予め設定し
た範囲内にあるとき、操作スイッチからの選択信号に基
づいてマイクロフォンからの音声信号が入力される。そ
の音声信号に基づいて音声認識処理が行われ、音声パタ
ーンが演算される。即ち、ステアリングホイールが予め
設定した範囲内にあるときのみ、前記マイクロフォンか
らの音声信号が入力され、音声認識処理される。
【0011】従って、ステアリングホイールが回動され
て、例えばマイクロフォンの指向性が操縦者の唇から外
れたとき、マイクロフォンからの音声信号を音声認識処
理しない。その結果、音声認識処理において、音声認識
率を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した車両用
音声認識装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明す
る。
【0013】図1は、ステアリングホイール1を示す。
ステアリングホイール1のステアリングパッド2は、そ
の中央部にマイクロフォン3を配設している。前記マイ
クロフォン3の指向性は、操縦者の唇に向けられてい
る。ステアリングパッド2の一端にはジョイスティック
4及びプッシュボタン5が設けられている。
【0014】前記ジョイスティック4はその下部に4個
のそれぞれ独立したスイッチSW1〜SW4(図3参
照)が配設されている。そして、ジョイスティック4の
矢印Aの箇所が押されると、前記スイッチSW1はその
両端を短絡するようになっている。又、ジョイスティッ
ク4の矢印Bの箇所が押されると、スイッチSW2はそ
の両端を短絡するようになっている。又、ジョイスティ
ック4の矢印Cの箇所が押されると、前記スイッチSW
3はその両端を短絡するようになっている。又、ジョイ
スティック4の矢印Dの箇所が押されると、前記スイッ
チSW4はその両端を短絡するようになっている。
【0015】又、プッシュボタン5は前記ジョイスティ
ック4の中央部に設けられている。前記プッシュボタン
5の下部には操作スイッチとしてのスイッチSW5(図
3参照)が設けられている。前記プッシュボタン5が押
されると、前記スイッチSW5はその両端を短絡するよ
うになっている。
【0016】図3は、車両用音声認識装置の電気的構成
を示す。前記ジョイスティック4に設けたそれぞれのス
イッチSW1〜SW4は、押されている期間中、それぞ
れLレベルの選択信号SL1〜SL4を出力する。
【0017】前記マイクロフォン3は、操縦者の音声を
入力して音声信号を出力する。ステアリング角センサ6
は、ステアリングシャフトに設けられ、ステアリングホ
イール1の回動位置を検出して、その回動位置に相対す
る信号を音声処理装置8に出力する。
【0018】ラジオ7は、車室内に設けられ、音声処理
装置8にて駆動されるようになっている。前記音声処理
装置8は、ステアリング回動位置演算手段及び音声認識
手段としてのデジタルシグナルプロセッサ(DSP)
9、データを一時記憶する読み出し及び書き込み専用メ
モリ(RAM)10、読み出し専用メモリ(ROM)1
1から構成されている。ROM11には前記DSP9に
よる高速デジタル演算を行わせるための制御プログラム
が格納されている。この制御プログラムは、DSP9内
の前記RAM10に転送されて、前記DSP9内で所望
のステアリング回動位置の演算及び音声認識処理が行わ
れる。又、前記ROM11には予め設定した複数の音声
パターンからなる複数の標準音声パターンが格納されて
いる。前記ROM11にはそれぞれの前記標準音声パタ
ーンに関連づけた前記マイクロフォン3のON/OF
F、選局モード又は音量調節モードを選択する制御デー
タが格納されている。
【0019】前記DSP9は、イグニッションスイッチ
による車両の始動とともに前記複数の標準音声パター
ン、制御データをDSP9内のRAM10に読み込む。
DSP9は、前記ステアリング角センサ6からの信号を
入力して、その時々のステアリングホイール1の回動位
置を演算する。
【0020】DSP9は、前記回動位置が予め設定した
範囲内にあるとき、プッシュボタン5と連動するスイッ
チSW5の操作に基づく選択信号SL5を入力して、前
記選択信号SL5がLレベルの期間中、前記マイクロフ
ォン3から操縦者の音声信号を入力する。又、DSP9
は前記回動位置が予め設定した範囲内にないとき、前記
スイッチSW5から選択信号SL5を無効化する。又、
DSP9は選択信号SL5がLレベルでないとき、前記
マイクロフォン3から音声信号を入力しない。
【0021】尚、前記予め設定した範囲とは、本実施形
態ではステアリングホイールの中立位置から左右回動方
向に所定の角度以内の範囲内、例えば中立位置を基準に
左右に5度以内とする。
【0022】DSP9は、前記音声信号に基づいて音声
認識処理を行い、音声パターンを演算する。そして、D
SP9はRAM10から複数の標準音声パターンを読み
込んで、前記複数の標準音声パターンと前記音声パター
ンとを比較する。DSP9は、前記音声パターンが前記
複数の標準音声パターンのうちのいずれか一つに一致し
た時、その一致した標準音声パターンに相対する制御デ
ータを前記RAM10から読み込む。そして、DSP9
は読み込んだ制御データをラジオ7に出力する。
【0023】詳述すると、DSP9はステアリングホイ
ール1が予め設定した範囲内の回動位置にあって、プッ
シュボタン5が押下されている時、音声認識モードとな
る。音声認識モードにおいて、操縦者が、例えば「選
局」という言葉を発生すると、DSP9は該「選局」と
いう音声信号をマイクロフォン3から入力して音声認識
を行う。DSP9は、操縦者が発生した言葉が複数の標
準パターンから「選局」という標準パターンと一致した
ことを判断してラジオ7を選局モードにするための制御
信号をラジオ7に出力する。ラジオ7はこの制御信号に
基づいて選局モードとなる。
【0024】又、操縦者が、例えば「音量」という言葉
を発生すると、DSP9は該「音量」という音声信号を
マイクロフォン3から入力して音声認識を行う。DSP
9は、操縦者が発生した言葉が複数の標準パターンから
「音量」という標準パターンと一致することを判断して
ラジオ7を音量調整モードにするための制御信号をラジ
オ7に出力する。ラジオ7は、この制御信号に基づいて
音量調整モードとなる。
【0025】DSP9は、ラジオ7が選局モードのと
き、スイッチSW1が押されている期間中、そのスイッ
チSW1の操作に基づく選択信号SL1を入力して、そ
の選局用周波数を上昇させるための制御信号を出力す
る。DSP9は、ラジオ7が選局モードのとき、スイッ
チSW2が押されている期間中、そのスイッチSW2の
操作に基づく選択信号SL2に応答して、その選局用周
波数を下降させるための制御信号を出力する。DSP9
は、ラジオ7が選局モードのとき、スイッチSW3が押
されている期間中、そのスイッチSW3の操作に基づく
選択信号SL3に応答して、その登録局を一方向に順々
に選択するための制御信号を出力する。DSP9は、ラ
ジオ7が選局モードのとき、スイッチSW4が押されて
いる期間中、そのスイッチSW4の操作に基づく選択信
号SL4に応答して、その登録局を前記一方向の逆方向
に順々に選択するための制御信号を出力する。
【0026】又、DSP9はラジオ7が音量調整モード
のとき、スイッチSW1が押されている期間中、そのス
イッチSW1の操作に基づく選択信号SL1に応答し
て、その音量を上げるための制御信号を出力する。DS
P9はラジオ7が音量調整モードのとき、スイッチSW
2が押されている期間中、そのスイッチSW2の操作に
基づく選択信号SL2に応答して、その音量を下げるた
めの制御信号を出力する。
【0027】ラジオ7は、前記制御データを入力してそ
の制御データに相対するモードになるとともに、前記制
御信号を入力し、そのモードにおいてその制御信号に相
対する値に設定される。
【0028】今、例えばステアリングホイール1の回動
位置が予め設定した範囲内(例えば中立状態を基準にし
て左右5度以内)にあるとき、操縦者がプッシュボタン
5を押している間、DSP9はマイクロフォン3からの
音声信号を入力する。そして、DSP9はその音声信号
に基づいて音声認識処理を行う。DSP9は、音声認識
処理の結果に基づいた制御データを出力する。ラジオ7
は、前記制御データを入力してその制御データに相対す
るモードになる。例えば、このモードが音量調節モード
であるとき、DSP9はスイッチSW1,SW2が押さ
れている期間中、そのそれらのスイッチSW1,SW2
の操作に基づく選択信号SL1,SL2に応答して、前
記選択信号SL1,SL2に相対する制御信号をラジオ
7に出力する。
【0029】又、ステアリングホイール1の回動位置が
予め設定した範囲内にないとき、操縦者がプッシュボタ
ン5を押しても、DSP9はマイクロフォン3から音声
信号を入力しない。
【0030】本実施形態の車両用音声認識装置によれ
ば、以下のような特徴を得ることができる。 (1)本実施形態では、DSP9はステアリングホイー
ル1の回動位置が予め設定した範囲内にあるとき、スイ
ッチSW5からの選択信号SL5がLレベルの期間中、
マイクロフォン3から音声信号を入力する。DSP9
は、前記音声信号に基づいて音声認識処理を行い、音声
パターンを演算している。即ち、ステアリングホイール
1の回動位置が予め設定した範囲内にあるときのみ、D
SP9は前記マイクロフォン3からの音声信号を音声認
識処理する。
【0031】従って、マイクロフォン3の指向性が操縦
者の唇に向いているときのみ、マイクロフォン3からの
音声信号を音声認識処理する。その結果、DSP9には
操縦者の安定した音声を供給することができる。その結
果、音声認識率を向上させることができる。
【0032】(2)本実施形態では、DSP9はステア
リングホイール1の回動位置が予め設定した範囲内にな
いとき、DSP9はスイッチSW5が操作されても音声
認識処理をしない。
【0033】従って、ステアリングホイール1が回動さ
れて、マイクロフォン3の指向性が操縦者の唇から外れ
ているときは、音声認識処理が行われない。 (3)本実施形態では、ステアリングホイール1の回動
位置が予め設定した範囲内にあっても、プッシュボタン
5が操作されていないときは、DSP9はマイクロフォ
ン3からの音声信号を音声認識処理しない。
【0034】従って、車内の会話やノイズ等がDSP9
には入力されることはない。 (4)本実施形態では、ステアリングホイール1の回動
位置が予め設定した範囲内にないとき、プッシュボタン
5が操作されても、DSP9はマイクロフォン3からの
音声信号を音声認識処理しない。
【0035】従って、DSP9には音声認識処理のため
に、安定した音声信号のみが入力される。その結果、誤
認識を防止することができる。 (5)又、本実施形態では、予め設定した範囲が中立位
置を基準に左右5度以内という小さな範囲に設定した。
【0036】従って、斜線変更やカーブを曲がるために
ステアリングホイール1を大きく回動する時は、設定範
囲を超えることになり、音声認識処理は行われない。つ
まり、ステアリング操作中に誤ってSW5が操作されて
音声認識処理が行われることはない。
【0037】尚、本発明の実施形態は以下のように変更
してもよい。 ○DSP9は、ステアリングホイール1の回動位置が予
め設定した範囲内にあって、選択信号SL5がLレベル
の期間中、前記マイクロフォン3から操縦者の音声信号
を入力し、更に前記回動位置が予め設定した範囲内にな
いとき、前記選択信号SL5を無効化したが、これに代
えてDSP9は、ステアリングホイール1の回動速度
(回動角/回動時間)を演算して、この回動速度が予め
設定した回動速度未満のときには、選択信号SL5がL
レベルの期間中、前記マイクロフォン3から操縦者の音
声信号を入力し、更に前記回動速度が回動速度が予め設
定した回動速度以上のときには前記選択信号SL5を無
効化するようにしてもよい。
【0038】○マイクロフォン3をステアリングパッド
2の中央部に設けたが、操縦者の音声を入力できる車室
内であればどこに設置してもよい。 ○マイクロフォン3を一つだけ設けたが、複数のマイク
ロフォン3をステアリングパッド2上に配設してもよ
い。この場合、各マイクロフォン3の音声信号を合成し
て、その合成音声信号に基づいて音声認識処理が行われ
る。
【0039】○DSP9は音声認識結果に基づいてマイ
クロフォン3を制御することに代えて、エアコン、C
D、カーナビ等を制御してもよい。更に、前記各装置を
同時に接続して、順々に制御してもよい。
【0040】○音声処理装置8をDSP9を用いて構成
したが、DSP9に代えて中央処理装置(CPU)を用
いて構成してもよい。 ○ステアリングパッド2の一端にジョイスティック4及
びプッシュボタン5を設けたが、これらは操縦者が操作
できる車室内であればどこに設置してもよい。
【0041】○音声認識処理を開始するために、プッシ
ュスイッチを設けたが、これはトグルスイッチ、スライ
ドスイッチ等どのスイッチを用いてもよい。 ○ラジオ7の選局及び音量調節のために、ジョイスティ
ック4を用いたが、これはLレベル及びHレベルの信号
を出力できるスイッチであればどのようなスイッチを用
いてもよい。
【0042】○DSP9は、選択信号SL5がLレベル
のとき、マイクロフォン3から操縦者の音声信号を入力
したが、前記選択信号SL5がHレベルのとき、マイク
ロフォン3から操縦者の音声信号を入力するようにして
もよい。
【0043】このようにした場合にも、前記実施形態に
記載の特徴に同様な特徴を得ることができる。次に、前
記実施形態及び別例から把握できる請求項に記載した発
明以外の技術的思想について、それらの効果と共に以下
に記載する。
【0044】(1)車内に設けたマイクロフォン(3)
が検出した操縦者の音声に基づいて音声認識処理を行う
車両用音声認識装置の音声検出方法において、ステアリ
ングホイール(1)の回動位置が予め設定した範囲内に
あっても、操作スイッチ(SW5)が操作されないと、
前記マイクロフォン(3)からの音声信号を音声認識処
理しない車両用音声認識装置の音声検出方法。
【0045】従って、この(1)に記載の発明によれ
ば、車内の会話やノイズ等が音声認識手段には入力され
ることはない。その結果、誤認識を防止することができ
る。 (2)車内に設けたマイクロフォン(3)が検出した操
縦者の音声に基づいて音声認識処理を行う車両用音声認
識装置の音声検出方法において、ステアリングホイール
(1)の回動位置が予め設定した範囲内にないとき、操
作スイッチ(SW5)が操作されても、前記マイクロフ
ォン(3)からの音声信号を音声認識処理しない車両用
音声認識装置の音声検出方法。
【0046】従って、この(2)に記載の発明によれ
ば、音声認識手段には音声認識処理のために、安定した
音声信号のみが入力される。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、音声認識率を向上させることができる。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、ステアリ
ングホイールが回動されたとき、マイクロフォンからの
音声信号を音声認識処理しないので、音声認識処理にお
いて、音声認識率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ステアリングホイールの概略図。
【図2】 ジョイスティックの拡大図。
【図3】 車両用音声認識装置の電気的構成図。
【符号の説明】
SW5…操作スイッチ、1…ステアリングホイール、3
…マイクロフォン、6…ステアリング角センサ、9…音
声認識手段、ステアリング回動位置演算手段としてのD
SP。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/24 G10L 3/00 571K 571G Fターム(参考) 3D020 BA11 BC02 BE01 BE03 3D030 DB12 DB15 DB17 DB19 5D015 DD02 KK01 LL07 9A001 BB02 BB03 GG01 HH17 HH34 JJ06 KK62

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内に設けられ、操縦者の音声を検出す
    るマイクロフォン(3)と、 音声認識処理を行うための操作スイッチ(SW5)と、 前記音声認識処理を行う音声認識手段(9)とを備えた
    車両用音声認識装置において、 ステアリングホイール(1)の回動位置を検出するため
    のステアリング角センサ(6)と、 前記ステアリング角センサ(6)の出力信号に基づいて
    前記ステアリングホイール(1)の回動位置を演算する
    ステアリング回動位置演算手段(9)とを備え、 前記音声認識手段(9)は、 前記ステアリングホイール(1)の回動位置が予め設定
    した範囲内にあって、前記操作スイッチ(SW5)が操
    作されたとき、前記マイクロフォン(3)から操縦者の
    音声信号を入力し、 前記音声信号に基づいて音声認識処理を行うことを特徴
    とする車両用音声認識装置。
  2. 【請求項2】 車内に設けたマイクロフォン(3)が検
    出した操縦者の音声に基づいて音声認識処理を行う車両
    用音声認識装置の音声検出方法において、 ステアリングホイール(1)の回動位置が予め設定した
    範囲内にあって、操作スイッチ(SW5)が操作された
    とき、前記マイクロフォン(3)からの音声信号を音声
    認識処理するようにした車両用音声認識装置の音声検出
    方法。
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