JP2000177411A - 駆動装置内蔵車輪式車両 - Google Patents

駆動装置内蔵車輪式車両

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JP2000177411A JP10361735A JP36173598A JP2000177411A JP 2000177411 A JP2000177411 A JP 2000177411A JP 10361735 A JP10361735 A JP 10361735A JP 36173598 A JP36173598 A JP 36173598A JP 2000177411 A JP2000177411 A JP 2000177411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮いたりスリップした車輪に対応する車輪駆
動装置の駆動力を、別の車輪に分配できる駆動装置内蔵
車輪式車両を提供する。 【解決手段】 車体2側に、左右対の車輪3,4を前後
で複数組設け、少なくとも一組の車輪3,4と車体2側
との間にそれぞれ車輪駆動装置31を設けた。車体2に
車輪駆動装置31の駆動源26,28を配設し、左右対
の車輪3,4の車輪軸34間にデファレンシャル装置4
0A,40Bを介在した。前後で対向したデファレンシ
ャル装置40A,40Bのデファレンシャルケース41
の回転取り出し軸48間を、シャフト38を介して連結
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば前部にバ
ケット装置(油圧式の作業装置)を装着した建設車両な
ど駆動装置内蔵車輪式車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば大型の建設車両として、車体側
と2輪または4輪など複数輪の車輪との間に電動式また
は油圧式の駆動装置が設けられ、そして車体の前部には
バケット装置など油圧式の作業装置が装備されるととも
に、作業装置を作動させるための油圧機器が設けられ、
さらに車体には、エンジンと、このエンジンにより運転
される発電機または油圧ポンプなどが配設された形式が
提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来構
成によると、電動式または油圧式の駆動装置が内蔵され
た複数輪の車輪は、それぞれの駆動装置を別々に制御す
るために、車輪が浮いたりスリップすると、この車輪が
高速で空転もしくは空転状態になって、車輪に対応する
駆動装置の駆動力(ブレーキ力も含む。)を発揮(有効
利用)できないという問題があった。
【0004】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、浮いたりスリップした車輪に対応する車輪駆動装置
の駆動力を、別の車輪に分配し得る駆動装置内蔵車輪式
車両を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の駆動装置内蔵車
輪式車両は、車体側には、左右対の車輪が前後で複数組
設けられ、少なくとも一組の車輪と車体側との間にはそ
れぞれ車輪駆動装置が設けられ、車体には車輪駆動装置
の駆動源が配設され、左右対の車輪の車輪軸間にはデフ
ァレンシャル装置が介在され、前後で対向されたデファ
レンシャル装置におけるデファレンシャルケースの回転
取り出し軸間がシャフトを介して連結されていることを
特徴としたものである。
【0006】したがって請求項1の発明によると、駆動
源により車輪駆動装置を駆動して、車輪を駆動回転し得
る。そして走行時に、いずれかの単数個または複数個の
車輪が浮いたりスリップしたりして、負荷(摩擦抵抗)
が無い(少ない)状態で高速回転(空転)を行ったと
き、デファレンシャル装置においては、左右対の車輪軸
のうち、一方側の回転に比べて他方側が高速回転を行う
ことになり、その回転数差によって一方側を減速させよ
うと働く。しかし車輪駆動装置は、低速時に高トルクを
発生する特性があり、他方側の高速回転を抑えるように
働く。また、前後のデファレンシャル装置における回転
取り出し軸間に回転数差が生じたとき、両回転取り出し
軸間でシャフトにより駆動力の伝達が行われる。
【0007】すなわち、いずれかの車輪が浮いたりスリ
ップしたりして負荷(摩擦抵抗)が少ない状態になった
とき、残りの車輪に対して、全ての車輪駆動装置のトル
クを利用し得、以て浮いたりスリップした車輪に対応す
る車輪駆動装置の駆動力を、別の車輪に分配し得る。
【0008】また本発明の請求項2記載の駆動装置内蔵
車輪式車両は、上記した請求項1記載の構成において、
車輪駆動装置は電動駆動式であり、駆動源がエンジンと
発電機とからなることを特徴としたものである。
【0009】したがって請求項2の発明によると、エン
ジンの駆動により発電機を運転させることで発電し得、
その電力を電動駆動式の車輪駆動装置に供給して、車輪
を駆動回転し得る。
【0010】そして本発明の請求項3記載の駆動装置内
蔵車輪式車両は、上記した請求項1記載の構成におい
て、車輪駆動装置は油圧駆動式であり、駆動源が油圧発
生装置からなることを特徴としたものである。
【0011】したがって請求項3の発明によると、油圧
発生装置による油圧力を油圧駆動式の車輪駆動装置に供
給して、車輪を駆動回転し得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。車輪駆動式車両の一例である電動
駆動式の建設車両1の車体2は、左右一対の前車輪3が
設けられた前車体部2Aと、左右一対の後車輪4が設け
られた後車体部2Bからなる。両車体部2A,2B間
は、上下に振り分けられた縦連結軸5により相対回動自
在に連結され、そして両車体部2A,2B間には、左右
一対のステアリングシリンダ6が配設されている。
【0013】後車体部2Bの前端上部には、座席や各種
レバーなどが配置された運転部7が設けられている。こ
の運転部7の前方で前車体部2Aには、左右一対のブー
ム8が配設され、これらブーム8の基端は、前車体部2
Aの後端上部に設けられたブラケット9に左右方向の支
軸10を介して取付けられ、以て上下揺動自在に構成さ
れる。そして前車体部2Aとブーム8との間には、この
ブーム8を上下揺動させる荷役シリンダ11が設けられ
る。
【0014】両ブーム8の遊端間には、左右方向の横ピ
ン12を介してバケット装置13が取付けられている。
そして、ブーム8にピン14を介して取付けられた第一
リンク15の遊端に第二リンク16がピン17により連
結され、この第二リンク16の遊端とバケット装置13
とがピン18により連結されている。前記第一リンク1
5の基端とブーム8との間に、前記バケット装置13を
横ピン12の周りに回動させるバケットシリンダ19が
設けられている。
【0015】前車体部2Aにはオイルタンク20が設け
られ、このオイルタンク20の後側上部にはポンプ駆動
装置21が配設され、そしてポンプ駆動装置21には、
作業装置用のメインポンプ22とステアリング用ポンプ
23とが設けられる。前記オイルタンク20の前側上部
にはメインバルブ24が設けられ、また前車体部2Aの
後側上部にはステアリングバルブ25が設けられ、これ
らバルブ24,25は、運転部7でのレバー操作により
制御される。
【0016】後車体部2Bには、発電機26、ジェネレ
ータ27、エンジン28などが、前から後ろへとこの順
で配設されている。そして、エンジン28からの駆動軸
29が、ジェネレータ27と発電機26とに挿通され
て、この駆動軸29により発電機26が運転されるよう
に構成されており、以て発電機26やエンジン28によ
り駆動源の一例が構成される。
【0017】さらに、前車体部2Aと後車体部2Bとに
亘ってプロペラシャフト30が配設され、このプロペラ
シャフト30の後端が前記駆動軸29に連結されるとと
もに、前端は前記ポンプ駆動装置21の軸に連結されて
いる。すなわち、エンジン28の駆動軸29により、発
電機26を運転させるとともに油圧機器のメインポンプ
22を駆動するよう構成されている。
【0018】車体2側と各車輪3,4との間にそれぞれ
電動駆動装置(車輪駆動装置の一例)31が設けられ
る。すなわち、前車輪3の前車体部2Aに対する取付け
や、後車輪4の後車体部2Bに対する取付けは、同様な
構成の電動駆動装置31を介して行われる。ここで電動
駆動装置31は、前車体部2A側や後車体部2B側に設
けられる電動機(電動モータ)32や、前車輪3側や後
車輪4側に設けられるブレーキ付き減速機33などによ
り構成される。
【0019】前記前車輪3や後車輪4は左右対であり、
そして前車輪3の対と後車輪4の対により、前後で二組
が設けられる。各対において、前記電動駆動装置31に
おける両電動機32側から内側に突出される車輪軸34
間に、前部デファレンシャル装置(差動装置)40Aや
後部デファレンシャル装置40Bが介在されている。
【0020】すなわち両デファレンシャル装置40A,
40Bは、デファレンシャルケース41と、このデファ
レンシャルケース41にスバイダ42を介して遊転自在
に支持された一対のピニオンギヤ43と、これらピニオ
ンギヤ43に同時に噛合されかつデファレンシャルケー
ス41にアクスルシャフト44を介して遊転自在に支持
された一対のサイドギヤ45と、これらサイドギヤ45
と同一状の軸心としてデファレンシャルケース41に固
定されたリングギヤ46と、このリングギヤ46に噛合
されるピニオン47などから構成されている。そして両
アクスルシャフト44が、対応する駆動軸34に、適宜
の連結手段を介して連結されている。
【0021】前記ピニオン47が設けられる軸はデファ
レンシャルケース41の回転取り出し軸48であり、両
デファレンシャル装置40は、左右方向において相対的
に180度変位した状態に配置され、かつ回転取り出し
軸48は相対向する側へ伸ばされている。そして回転取
り出し軸48間が、プロペラシャフト(シャフトの一
例)38を介して連結されている。
【0022】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。エンジン28の駆動により、その駆動軸2
9を介して発電機26を運転させることで発電し得、そ
の電力を電動駆動装置31の電動機32に供給して、こ
の電動機32を駆動し得る。そして、運転部7における
レバー操作などにより電動機32への電流を制御し、電
動機32の回転を制御(正回転、逆回転、停止)するこ
とで、車輪3,4を正または逆に強制駆動し得、以て建
設車両1を前または後に走行し得る。さらにブレーキ付
き減速機33のブレーキを作用させることで、建設車両
1を停止し得る。
【0023】前記エンジン28の駆動により、駆動軸2
9に連結されたプロペラシャフト30を介してポンプ駆
動装置21も作動させており、そしてポンプ駆動装置2
1により、大容量のメインポンプ22やステアリング用
ポンプ23を作動させている。
【0024】したがって、運転部7におけるレバー操作
などによりステアリングバルブ25を制御することで、
ステアリング用ポンプ23からの油圧により左右一対の
ステアリングシリンダ6を可逆的に伸縮動作し得、以て
建設車両1を左右に旋回走行し得る。また運転部7にお
けるレバー操作などによりメインバルブ24を制御する
ことで、メインポンプ22からの油圧により荷役シリン
ダ11やバケットシリンダ19を伸縮動作し得、以てブ
ーム8やバケット装置13を作動して、所期の作業を遂
行し得る。
【0025】このようにして、建設車両1の走行やバケ
ット装置13の作動などを行えるのであり、その際に通
常の走行時には、各電動駆動装置31側の車輪軸34、
すなわち、両デファレンシャル装置40A,40Bにお
ける全てのアクスルシャフト44が同方向に同回転数で
回転されることから、図2に示されるように、ピニオン
ギヤ43は回転せず、両デファレンシャル装置40A,
40Bならびにプロペラシャフト38は、相互に駆動力
を伝達することもなく空転状態になり、以て機械効率は
高い(大きい)ものになる。
【0026】また走行時に、4輪のうち1輪が浮いたと
き、たとえば左の前車輪3が浮いたとき、この左の前車
輪3は負荷(摩擦抵抗)が無い(少ない)ことから高速
回転しようとする。すなわち図3に示されるように、前
部デファレンシャル装置40Aにおける左前のアクスル
シャフト44が、右前のアクスルシャフト44の回転a
に比べて高速回転Aを行うことになり、その回転数差に
よってピニオンギヤ43が回転し、右前のアクスルシャ
フト44を低速回転させようとするが、このとき電動機
32の特性が低速側ほど高トルクとなるようになってお
り、以て左の前車輪3が高速回転するのを抑えるように
働く。
【0027】さらに、前部デファレンシャル装置40A
における回転取り出し軸48の回転数と、後部デファレ
ンシャル装置40Bにおける回転取り出し軸48の回転
数とに回転数差が生じるが、このとき、両回転取り出し
軸48間でプロペラシャフト38により駆動力の伝達が
行われて、後部デファレンシャル装置40Bにおけるピ
ニオンギヤ43が増速回転し、以て右の前車輪3の駆動
力が残り3輪に分配されて、残り3輪を増速回転a+α
させることになる。
【0028】すなわち、車輪3,4のうち、いずれかの
単数個または複数個の車輪3,4が浮いたり、負荷(摩
擦抵抗)が少ない状態になったとき、残りの車輪3,4
に対して、4個の電動機32のトルクを利用でき、以て
浮いた車輪に対応する電動駆動装置31の駆動力を、別
の車輪に有効に分配し得る。
【0029】以下に、本発明の別の実施の形態を図7に
基づいて説明する。すなわち、車体2側と各車輪3,4
との間にそれぞれ油圧駆動装置(車輪駆動装置の一例)
50が設けられる。この油圧駆動装置50は、油圧モー
タ51やブレーキ付き減速機52などにより構成され
る。そして、この場合に駆動源は、油圧ポンプ(油圧発
生装置の一例)51などにより構成される。
【0030】上記した両実施の形態では、車輪3,4が
浮いて負荷(摩擦抵抗)が無い(少ない)ことから高速
回転を行う場合を述べたが、これは、氷結したり柔らか
い路面に位置した車輪3,4がスリップして負荷(摩擦
抵抗)が少ない状態で高速回転を行う場合も同様であ
る。
【0031】上記した実施の形態では、一対の前車輪3
と一対の後車輪4との全てに電動駆動装置31や油圧駆
動装置50を配設した形式が示されているが、これは一
対の前車輪3のみに電動駆動装置40や油圧駆動装置5
0が配設された形式、一対の後車輪4のみに電動駆動装
置40や油圧駆動装置50が配設された形式などであっ
てもよい。
【0032】上記した両実施の形態では、一対の前車輪
3と一対の後車輪4とからなる建設車両1が示されてい
るが、これは前後で二組以上、複数組の車輪が配設され
た走行台車形式などであってもよい。
【0033】上記した実施の形態では、車体2として、
前車体部2Aと後車体部2Bとからなる分割形式が示さ
れているが、これは一体形式の車体であってもよい。上
記した実施の形態では、油圧式の作業装置としてバケッ
ト装置13が装備された駆動装置内蔵車輪式車両が示さ
れているが、これは、作業装置としてクランプ装置やリ
フト装置などが装備された駆動装置内蔵車輪式車両であ
ってもよい。
【0034】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、駆
動源により車輪駆動装置を駆動して、車輪を駆動回転で
きる。そして走行時に、いずれかの単数個または複数個
の車輪が浮いたりスリップしたりして、負荷(摩擦抵
抗)が無い(少ない)状態で高速回転(空転)を行った
とき、デファレンシャル装置においては、左右対の車輪
軸のうち、一方側の回転に比べて他方側が高速回転を行
うことになり、その回転数差によって一方側を減速させ
ようと働くが、この場合に車輪駆動装置は、低速時に高
トルクを発生する特性があり、他方側の高速回転を抑え
るように働くことになる。また、前後のデファレンシャ
ル装置における回転取り出し軸間に回転数差が生じたと
き、両回転取り出し軸間でシャフトにより駆動力の伝達
を行うことができる。
【0035】すなわち、いずれかの車輪が浮いたりスリ
ップしたりして負荷(摩擦抵抗)が少ない状態になった
とき、残りの車輪に対して、全ての車輪駆動装置のトル
クを利用できて、浮いたりスリップした車輪に対応する
車輪駆動装置の駆動力を、別の車輪に有効に分配でき、
以て全ての車輪駆動装置の駆動力を十分に活用(有効利
用)でき、しかも、ノンスリップデフの効果も期待でき
る。
【0036】なお、旋回走行時の内外輪差が必要なとき
は、あらかじめ車輪駆動装置(電動機や油圧モータな
ど)が回転数差を持って回転するように制御すること
で、滑らかな旋回を可能とすることができる。
【0037】また上記した本発明の請求項2によると、
エンジンの駆動により発電機を運転させることで発電で
き、その電力を電動駆動装置に供給して、車輪を駆動回
転できる。
【0038】そして上記した本発明の請求項3による
と、油圧発生装置による油圧力を油圧駆動式の車輪駆動
装置に供給して、車輪を駆動回転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、駆動装置内
蔵車輪式車両における車輪配設状態の平面図である。
【図2】同駆動装置内蔵車輪式車両の通常走行時におけ
るデファレンシャル装置部分の説明図である。
【図3】同駆動装置内蔵車輪式車両の浮き走行時におけ
るデファレンシャル装置部分の説明図である。
【図4】同駆動装置内蔵車輪式車両の側面図である。
【図5】同駆動装置内蔵車輪式車両の平面図である。
【図6】同駆動装置内蔵車輪式車両における車体部分の
側面図である。
【図7】本発明の別の実施の形態を示し、駆動装置内蔵
車輪式車両における車輪配設状態の平面図である。
【符号の説明】
1 建設車両(車輪駆動式車両) 2 車体 3 前車輪 4 後車輪 5 縦連結軸 7 運転部 8 ブーム 11 荷役シリンダ 13 バケット装置 21 ポンプ駆動装置 26 発電機(駆動源) 28 エンジン(駆動源) 29 駆動軸 31 電動駆動装置(車輪駆動装置) 32 電動機 33 ブレーキ付き減速機 34 車輪軸 38 プロペラシャフト(シャフト) 40A 前部デファレンシャル装置 40B 後部デファレンシャル装置 41 デファレンシャルケース 42 スバイダ 43 ピニオンギヤ 44 アクスルシャフト 45 サイドギヤ 46 リングギヤ 47 ピニオン 48 回転取り出し軸 50 油圧駆動装置(車輪駆動装置) 51 油圧モータ 52 ブレーキ付き減速機 53 油圧ポンプ(駆動源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D035 DA02 DA04 3D039 AA31 AB27 AC21 5H115 PA08 PC06 PG04 PI22 PI29 PU01 PU24 PU25 PU26 PU27 QE01 QE10 QE12 QE13 QH08 RB08 SE08 SE09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側には、左右対の車輪が前後で複数
    組設けられ、少なくとも一組の車輪と車体側との間には
    それぞれ車輪駆動装置が設けられ、車体には車輪駆動装
    置の駆動源が配設され、左右対の車輪の車輪軸間にはデ
    ファレンシャル装置が介在され、前後で対向されたデフ
    ァレンシャル装置におけるデファレンシャルケースの回
    転取り出し軸間がシャフトを介して連結されていること
    を特徴とする駆動装置内蔵車輪式車両。
  2. 【請求項2】 車輪駆動装置は電動駆動式であり、駆動
    源がエンジンと発電機とからなることを特徴とする請求
    項1記載の駆動装置内蔵車輪式車両。
  3. 【請求項3】 車輪駆動装置は油圧駆動式であり、駆動
    源が油圧発生装置からなることを特徴とする請求項1記
    載の駆動装置内蔵車輪式車両。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220448A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Tcm Corp 四輪駆動式産業用車両
CN101905645A (zh) * 2009-06-08 2010-12-08 村田机械株式会社 搬运车
JP2011230755A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Dr Ing Hcf Porsche Ag 電気駆動装置を有する車両
WO2011149069A1 (ja) 2010-05-27 2011-12-01 日立建機株式会社 ホイールローダ
EP2617595A4 (en) * 2010-09-17 2016-10-12 Hitachi Construction Machinery HYBRID COMMERCIAL VEHICLE

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