JP2000176916A - 化粧板およびその製造方法 - Google Patents

化粧板およびその製造方法

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JP2000176916A
JP2000176916A JP10360651A JP36065198A JP2000176916A JP 2000176916 A JP2000176916 A JP 2000176916A JP 10360651 A JP10360651 A JP 10360651A JP 36065198 A JP36065198 A JP 36065198A JP 2000176916 A JP2000176916 A JP 2000176916A
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top coat
coating
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curing
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JP10360651A
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English (en)
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Kenichi Kurimoto
健一 栗本
Kozo Takeshita
耕三 竹下
Atsushi Fujiwara
藤原  淳
Kimitaka Takubo
公貴 田窪
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Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】化粧表面が平滑または所望の凹凸模様を有し、
且つ曲げ加工性、耐傷付き性、耐汚染性など各種の要求
特性にも対応することができる化粧板を提供する。 【解決手段】板材の表面には紫外線硬化型のトップコー
ト(A)を形成し、別途合成樹脂フイルムの表面にはト
ップコート(A)と異なった特性を有する透明な塗料で
トップコート(B)を形成して硬化又は半硬化させた
後、前記トップコート(A)の上にフイルム表面のトッ
プコート(B)を接するごとく重ねてフイルム表面より
紫外線を照射しトップコート(A)にトップコート(B)
を転移するとともに硬化し、一体化することを特徴とす
る化粧板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧表面が平滑または所
望の凹凸模様を有し、且つ曲げ加工性、耐傷付き性、耐
汚染性など各種の要求特性にも対応することができる化
粧板およびその製造方法に関するものである。さらに詳
しくは、表面の平滑性、木目模様、抽象柄模様などの凹
凸模様を付与する化粧性、耐傷付き性、耐汚染性、耐候
性、耐摩耗性、耐熱性、抗菌性、耐水性などの諸特性に
優れ、木口のR加工が容易にできるなど用途に応じて種
々の複数の特性を選択的に付与することができる、住
設、住機の扉、天板、床材などに用いられる化粧板およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、住設の扉や天板として、天然木化粧
板あるいは合板、パーティクルボードなどの木質板に各
種化粧を施したいわゆる低圧メラミン板、ジアリルフタ
レート化粧板、ポリエステル化粧板、プリント化粧板、
合成樹脂フイルムオーバーレイ化粧板などが用いられて
る。上記従来の化粧板は1層の保護層が形成されていた
ので平滑性、曲げ加工性、耐傷付き性、耐汚染性など複
数の要求特性を同時に満たすことは困難であった。
【0003】上記1層の保護層の問題点を改良する方法
として、ポリエステル化粧板の表面硬度を改良したもの
で、ポリエステル化粧板表面に1分子当たり(メタ)ア
クリロイル基を2.5個以上有し、(メタ)アクリロイ
ル基が400以下であり、かつウレタン結合を有する重
合性ウレタン化合物を含有する塗料を塗布し、紫外線照
射し、硬化して得られるポリエステル化粧板が提案され
ている(特公平5−85352号公報)。
【0004】上記化粧板は、合板、パーティクルボード
などに化粧紙又は突き板などを接着させ、その上にフロ
ーコーター法、スプレー法、刷毛塗り法などで不飽和ポ
リエステル樹脂を塗布し、硬化させたポリエステル化粧
板表面に重合性ウレタン化合物を含有する塗料を塗布
し、紫外線照射し、硬化して得られるものであるため、
表面を鏡面仕上げ、艶あり、半艶などにする場合は、そ
の表面の性状に適合した塗料を選定する必要があり、な
お複数の要求特性を同時に満たすことは困難であった。
また、塗料の塗布、硬化の過程で室内に浮遊するゴミが
表面に付着し、表面を見苦しくするものであった。した
がって、塗料の塗布工程、乾燥工程をすべてクリーン化
する必要があり、設備費用が膨大になるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みなされたもので、板材の表面にトップコ
ートを塗布しその上に、別途合成樹脂フイルムに前記ト
ップコートの塗料と異なる特性を有する塗料を塗布して
硬化または半硬化させたものを載置して硬化させること
により上記問題点を解決したものであり、さらに前記2
層以上のトップコートをインラインで安価に形成できる
ことを見出し本発明に到達したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、適宜下地処理の施され
た板材の表面にトップコート(A)その上に該トップコ
ート(A)と特性の異なる透明なトップコート(B)が形
成され、該トップコート(A)の塗料の塗布量が20~200g
/m、トップコート(B)の塗料の塗布量が5〜50g/
であり、かつ前記塗布量の割合(B)/(A)≦1で
あり、前記トップコート(B)の表面にはトップコート
(B)の支持フイルムの表面形状が転写されていること
を特徴とする化粧板。板材の表面に紫外線硬化型塗料を
塗布してトップコート(A)を形成し、別途フイルムの
表面にトップコート(A)と異なった特性を有する透明
な塗料を塗布してトップコート(B)を形成し、該トッ
プコート(A)の塗布量が20~200g/m、トップコート
(B)の塗布量が5〜50g/mであり、かつ前記塗布
量の割合(B)/(A)≦1であり、前記トップコート
(B)を硬化又は半硬化させた後、前記トップコート
(A)の上にフイルム表面のトップコート(B)を接する
ごとく重ねてフイルム表面より紫外線を照射してトップ
コート(A)にトップコート(B)を転移するとともに硬
化させることを特徴とする化粧板の製造方法。フイルム
表面に塗布するトップコート(B)が紫外線硬化型塗料
であることを特徴とする化粧板の製造方法。紫外線硬化
型塗料が硬度が4H以上の塗膜となる多官能性ウレタンア
クリレート系塗料であることを特徴とする化粧板の製造
方法。紫外線硬化型塗料が硬度がフッ素樹脂系塗料であ
ることを特徴とする化粧板の製造方法。板材の表面に形
成するトップコート(A)および/または(B)にアルミ
ナ又はガラスビーズの微粉末が混入されていることを特
徴とする化粧板の製造方法。をその要旨とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。ま
ず、合板、パーティクルボード、MDFなどの木質板、ケ
イカル板、セメント板などの無機質板などの板材の表面
に突き板、柄模様を印刷した化粧紙、樹脂含浸紙、合成
樹脂フイルムを貼着するなどの適宜下地処理を施した板
材に紫外線硬化型塗料を塗布してトップコート(A)を
形成し、別途合成樹脂フイルム上に前記トップコート
(A)の塗料と特性の異なる塗料を塗布してトップコー
ト(B)を形成する。該トップコート(A)の塗布量が20
~200g/m、トップコート(B)の塗布量が5〜50g/
であり、かつ前記塗布量の割合(B)/(A)≦1で
ある。
【0008】前記トップコート(A)の塗料の塗布量が
20g/m未満の場合は塗膜の均一な仕上がりが得ら
れず、200g/mを越える場合は生産性、経済性が
悪くなる。他方トップコート(B)の塗料の塗布量が5
g/m未満の場合は塗膜の均一な仕上がりが得られ
ず、50g/mを越える場合も均一な仕上がりが得られ
ない。また、トップコート(A)および(B)の塗料の塗
布割合(B)/(A)が1より大きい場合は、すなわち
(B)の塗膜が(A)の塗膜より厚い場合は(B)の塗膜
の凹凸を(A)の塗膜が吸収しきれないので化粧板の表
面仕上がりが悪くなるものである。。前記合成樹脂フイ
ルムとしては硬化した塗膜が容易に剥離できることが必
要であり、化学的に不活性なPET、オレフインフイルム
が好適であり、厚みは20〜50μmが好ましく、高温
で塗膜を乾燥するときは70〜100μmのPETフイル
ムが好ましい。
【0009】前記トップコート(A)の紫外線硬化型塗
料としてはポリエステルアクリレート、ポリウレタンア
クリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアク
リレート、オリゴマアクリレート、アルキドアクリレー
ト、ポリオールアクリレート、をプレポリマーとするア
クリル系塗料、不飽和ポリエステル塗料樹脂などよりな
る群から選ばれたものが用いられる。
【0010】トップコート(B)の塗料としては紫外線
硬化型塗料、熱反応硬化型塗料が用いられる。紫外線硬
化型塗料は上記トップコート(A)に用いられるものが
同様に用いられる。熱反応硬化型塗料の代表的な例とし
てはアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリア
ミド樹脂、メラミン樹脂などがある。
【0011】上記トップコート(A)とトップコート
(B)に同じ反応硬化機構の樹脂すなわち紫外線硬化型
塗料を用いるとトップコート(A)とトップコート(B)
が紫外線で同時に硬化することができ効率的である。そ
のときは両者の硬度が異なったり、充填材が異なるなど
目的に応じてその特性を異ならしめるのである。トップ
コート(B)に種々の特性を付与する場合それぞれの特
性を有する層を組み合わせ必要に応じて多層とすること
ができる。この場合フイルム上に最初のトップコートを
形成し、硬化または半硬化させた後次のトップコートを
形成して硬化または半硬化させることにより多層のトッ
プコート(B)を形成することができる。
【0012】また、トップコート(B)として紫外線硬
化型塗料が硬度が4H以上の塗膜となる多官能のウレタン
アクリレート系樹脂が好ましく、フッ素樹脂系塗料、特
にウレタン結合を有するフッ素含有ジ(メタ)アクリレ
ートを用いると耐汚染性に優れしかも高硬度の塗膜が得
られ好ましい。
【0013】トップコート(A)および(B)にはそれぞ
れ上述のように適切な樹脂を選択するが、さらにその他
の機能を付与するためその目的に応じて種々の充填材を
添加することができる。たとえば、耐摩耗性を付与する
ためにガラスビーズ、アルミナ粉末を添加する。この場
合、トップコート(B)のみに添加するか、(A)(B)
の双方に添加してもよく、場合によっては(A)のみに
添加してもよい。添加量は1〜15重量%程度が好まし
い。抗菌性を付与するために銀イオン系錯体、銀ゼオラ
イト、銀リン酸ジルコニウム、金属アミノ酸系抗菌剤、
金属酸化物系抗菌剤などの微粉末を0.2〜2重量%程度
添加する。上記充填材はトップコート(B)に添加する
方が好ましいが場合によってはトップコート(A)にも
添加しより効果を高めることができる。
【0014】上記トップコート(A)および(B)の塗料
の成分として光重合性プレポリマー、光重合性モノマ
ー、光重合開始剤が必要に応じて用いられるが、その他
増感剤、顔料、充填材、溶剤などを適宜添加する。ま
た、適宜樹脂を選択することにより耐候性、耐熱性など
に優れたトップコートを得ることができる。
【0015】前記トップコート(A)の塗布方法として
はロールコーター法、リバースロールコーター法、カー
テンフロコーター法が用いられ、トップコート(B)の
塗料の塗布方法としてはロールコーター法、リバースロ
ールコーター法、ナイフコーター法、バーコーター法な
どが用いられ、グラビアオフセット法、転写印刷法も必
要に応じて採用することができる。
【0016】上記合成樹脂フイルム上に形成されたトッ
プコート(B)は硬化または半硬化状に保たれ、該トッ
プコート(B)がトップコート(A)に接するようにフイ
ルムを被覆し、その後フイルム表面より紫外線を照射し
てトップコート(A)の表面にトップコート(B)を転移
させ硬化させ、一体化させる。したがって、該合成樹脂
フイルム上にトップコート(B)の塗料を塗布する工
程、硬化または半硬化させる工程および板材表面にトッ
プコート(A)の塗料を塗布する工程のみに清浄な空気
を吹き付けるなどクリーン化することでトップコート
(A)および(B)に室内に浮遊するゴミなどの付着を安
価で効率的に阻止できるものである。また、別なクリー
ンなラインで合成樹脂フイルム上にあらかじめトップコ
ート(B)の塗料を塗布して硬化または半硬化状に保っ
ておき板状体表面に形成された未硬化状のトップコート
(A)に転移させることもできる。
【0017】前記トップコート(B)の塗料の硬化機構
が熱反応性である場合、フイルム上から紫外線を照射し
ただけでは硬化反応が進行しないが、紫外線照射でも幾
分の熱が発生して熱硬化反応が進行するのと養生期間中
にも硬化が進行するので改めて熱線を照射する必要はな
い。
【0018】
【実施例】以下実施例を示して本発明をさらに詳細に説
明する。 [実施例1]厚さ15mmのパーティクルボードの表面に下
地処理として酢酸ビニル接着剤を介して30g/m
プリント化粧紙を貼り合わせた。次に前記下地処理され
たパーティクルボードの表面にロールコーターとフロー
コーターでウレタンアクリル系紫外線硬化型塗料(大日
本インキ化学製 品番KBB―07 硬化膜は2Hの硬度を
有する)を100g/m塗布した。一方30μmのPET
フイルムにロールコーターでウレタンアクリレート系紫
外線硬化型塗料(大日本インキ化学製 品番HTクリヤー
S502 硬化膜は7Hの硬度を有する)を10g/m
布し60℃の温風で30秒間乾燥後紫外線照射(80KW
/cm1秒)し半硬化させた。次に板材表面の紫外線
硬化型塗料とフイルムの半硬化した紫外線硬化型塗料が
接するようにフイルムを脱気ロールを介して貼り合わせ
すぐに紫外線照射(80KW/cm5秒)し硬化させ
た。紫外線硬化型塗料を上記パーティクルボード表面へ
塗布する工程、PETフイルムに塗料を塗布する工程およ
び半乾燥する工程には清浄な空気を吹き付け室内のゴミ
の付着を阻止した。塗料の硬化後フイルムを剥離した。
得られた化粧板は鏡面で深みのある質感を有し、耐摩擦
性に優れたものであった。ゴミの付着は見られなかっ
た。
【0019】[実施例2]実施例1と同じ下地処理され
たパーティクルボードの表面に実施例1で使用したアク
リルウレタン系紫外線硬化型塗料にガラスビーズ(東芝
バロティーニ製品番GB―731)を10重量%混合した
塗料を100g/m塗布した。一方30μmのPETフイ
ルムに耐汚染性に優れたフッ素系紫外線硬化型塗料(大
日本インキ製 品番KBB―504)を10g/m塗布し
60℃の温風で30秒間乾燥後紫外線照射(80KW/c
1秒)し半硬化させた。以下実施例1と同様にして
化粧板を作製した。得られた化粧板は表面が鏡面であっ
て意匠性にとみ、かつ硬く耐汚染性に優れ、油性フェル
トペンで書かれた字も布で容易に拭き取ることができ
た。ゴミの付着は見られなかった。
【0020】[実施例3]実施例1と同様に下地処理を
したパーティクルボードの表面に柔軟性に富んだウレタ
ンアクリレート系紫外線硬化型塗料(大日本製 品番KB
B―07)を120g/m塗布した。以下実施例1と同
様にして化粧板を作製した。得られた化粧板は木口部の
局面加工にも耐える柔軟性を有しながら耐摩擦性に優れ
たものであった。ゴミの付着は見られなかった。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明の化粧板および
その製造方法は種々な特性を有する特定な厚み割合のト
ップコート(A)および(B)が板材表面に形成されてい
るので多機能の性能を有する化粧板を安価に効率よく量
産することができるものである。合成樹脂フイルム上に
トップコート(B)の塗料を塗布する工程、該塗料を硬
化または半硬化させる工程および板材上にトップコート
(A)の塗料を塗布する工程のみをクリーン化すればよ
く、工場全体を無塵化する必要はないので設備費の高騰
を抑制することができる。特に別なクリーン化したライ
ンで合成樹脂上にトップコート(B)を塗布し、硬化ま
たは半硬化させる場合はトップコート(A)の塗料の塗
布工程のみをクリーン化すればよく化粧板の製造装置を
安価にすることができるものである。
【0022】また、フイルム表面の性状が化粧板表面に
そのまま再現されるのでフイルム表面を艶あり、艶な
し、半艶にしたり、エンボス加工を施すことなどにより
化粧板の表面を平滑あるいは凹凸模様を付与するなど好
みの性状に容易に加工することができ、市場の多様化し
たニーズに対応でき社会に貢献できるものである。
フロントページの続き (72)発明者 田窪 公貴 香川県丸亀市中津町1515番地 大倉工業株 式会社内 Fターム(参考) 2B250 AA01 AA05 AA09 AA11 BA03 BA06 BA07 CA11 DA03 FA28 FA33 FA45 GA03 HA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜下地処理の施された板材の表面にトッ
    プコート(A)その上に該トップコート(A)と特性の異
    なる透明なトップコート(B)が形成され、該トップコ
    ート(A)の塗料の塗布量が20~200g/m、トップコー
    ト(B)の塗料の塗布量が5〜50g/mであり、かつ
    前記塗布量の割合(B)/(A)≦1であり、前記トップ
    コート(B)の表面にはトップコート(B)の支持フイル
    ムの表面形状が転写されていることを特徴とする化粧
    板。
  2. 【請求項2】適宜下地処理の施された板材の表面に、ト
    ップコートを形成し硬化させる化粧板の製造方法におい
    て、板材の表面に紫外線硬化型塗料を塗布してトップコ
    ート(A)を形成し、別途フイルムの表面にトップコー
    ト(A)と異なった特性を有する透明な塗料を塗布して
    トップコート(B)を形成し、該トップコート(A)の塗
    布量が20~200g/m、トップコート(B)の塗布量が5
    〜50g/mであり、かつ前記塗布量の割合(B)/
    (A)≦1であり、前記トップコート(B)を硬化又は半
    硬化させた後、前記トップコート(A)の上にフイルム
    表面のトップコート(B)を接するごとく重ねてフイル
    ム表面より紫外線を照射してトップコート(A)にトッ
    プコート(B)を転移するとともに硬化させることを特
    徴とする化粧板の製造方法。
  3. 【請求項3】フイルム表面に塗布するトップコート
    (B)の塗料が紫外線硬化型であることを特徴とする請
    求項2記載の化粧板の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の紫外線硬化型塗料が硬度
    が4H以上の塗膜となる多官能性ウレタンアクリレート系
    塗料であることを特徴とする化粧板の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の紫外線硬化型塗料がフッ
    素樹脂系塗料であることを特徴とする化粧板の製造方
    法。
  6. 【請求項6】板材の表面に形成するトップコート(A)
    および/または(B)の塗料にアルミナ又はガラスビーズ
    の微粉末が混入されていることを特徴とする請求項2記
    載の化粧板の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305383A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Dainippon Ink & Chem Inc ハードコートフィルムの作成方法
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