JP2000176393A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2000176393A
JP2000176393A JP36052498A JP36052498A JP2000176393A JP 2000176393 A JP2000176393 A JP 2000176393A JP 36052498 A JP36052498 A JP 36052498A JP 36052498 A JP36052498 A JP 36052498A JP 2000176393 A JP2000176393 A JP 2000176393A
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ultrasonic
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chamber
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Hideji Abe
秀二 安倍
Katsunori Zaizen
克徳 財前
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の洗浄装置は、風呂の壁や排水口等のよ
うに取り外せないものや、車等の大型のものは洗浄でき
ないという課題を有している。 【解決手段】 超音波素子5が発生する超音波振動を超
音波ホーン10によって洗浄水生成室1内の水に伝達
し、超音波振動している水を出水口52より出水させ
て、建築物や車などの対象物の汚れが洗浄でき、また長
期使用にも耐えることのできる洗浄装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を使用して
洗浄を行う洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の超音波を使用した洗浄装置は、水
を満たした洗浄槽に洗浄物を収容し、洗浄槽中の水に超
音波振動を与えて発生するキャビティを利用するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の洗浄装置は、風呂の壁や排水口等のように取り外せな
いものや、車等の大型のものは洗浄できないという課題
を有している。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は、洗浄水を超音波振動
させて、発生するキャビティの破裂によって生じる機械
力を活かし、それによって建築物や車などの対象物の汚
れを洗浄する洗浄装置としている。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、超音
波素子が発生する超音波振動を超音波ホーンによって洗
浄水生成室の水に伝達し、超音波振動している水を出水
口より出水させて建築物や車などの対象物の汚れが洗浄
でき、また長期使用にも耐えることのできる洗浄装置と
している。
【0006】請求項2に記載した発明は、超音波ホーン
は、洗浄水生成室の出水口近傍で超音波の振幅が最小と
なるような長さに設定して、出水口付近で超音波の減衰
や反射がなく、超音波が重畳された洗浄水が効率よく出
水され、対象物を効率よく洗浄できる洗浄装置としてい
る。
【0007】請求項3に記載した発明は、発振回路は2
0kHz以上で、500kHz以下の周波数の信号を発
振するようにして、キャビティを効率よく発生でき対象
物を効率よく洗浄できる洗浄装置としている。
【0008】請求項4に記載した発明は、洗浄室は、超
音波ホーンの外周部に入水口を有して、外部から洗浄室
内に水を供給でき、超音波振動している水を多量に対象
物に供給できる洗浄装置としている。
【0009】請求項5に記載した発明は、発振回路の電
源としてバッテリを使用するようにして、商用電源が利
用できない場所の対象物を効率よく洗浄できる洗浄装置
としている。
【0010】請求項6に記載した発明は、洗浄室は、出
水口の先端から洗浄面までの距離を測定する測距手段を
有するようにして、洗浄対象物までの距離を適正として
対象物を効率よく洗浄できる洗浄装置としている。
【0011】請求項7に記載した発明は、測距手段は、
測定値が所定値以内のときは報知信号を発生するように
して、容易に洗浄対象物までの距離を知ることができ、
対象物を効率よく洗浄できる洗浄装置としている。
【0012】請求項8に記載した発明は、報知信号は、
音または光のどちらか一方あるいは両方として、容易に
洗浄対象物までの距離を知ることができ、対象物を効率
よく洗浄できる洗浄装置としている。
【0013】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて説明する。図1は本実施例の洗浄装置の構成を示す
ブロック図である。本実施例の洗浄装置は、超音波振動
している洗浄水を生成する洗浄水生成室1と、前記洗浄
水生成室1中の水に超音波振動を伝達する超音波発生部
2と、前記超音波発生部2に高周波信号を伝達する制御
部3と、制御部3の電源であるバッテリー4とから成っ
ている。
【0014】超音波発生部2は、外面はケース12で覆
っており、内部には、超音波素子5と、超音波素子5に
接合している超音波ホーン10を配置している。超音波
素子5は、圧電素子6と圧電素子6の両端に設けた円柱
状の金属7と円柱状の金属8と、圧電素子6と前記金属
7と及び8を一体に接合するボルト9によって構成して
いる。
【0015】前記超音波ホーン10は、図2に示してい
るように円柱状の金属で構成しており、一端は超音波素
子5を構成する金属8にボルト16で接合している。ま
た超音波ホーン10の先端10aは突起状となってお
り、発振端として作用させている。また本実施例では、
超音波ホーン10の長さは(数1)に示す長さLに設定
している。
【0016】L=(n+1)λ/2 (n,整数、λ,
超音波素子5の固有波長)(数1) また、超音波ホーン10は金属8との接合部から(数
2)に示す長さL1の位置に環状のフランジ11を有し
ている。
【0017】L1=(2n+1)λ/4(n,整数、
λ,超音波素子5の固有波長)(数2) 洗浄水生成部5は、入水口51と出水口52を有してい
る。入水口51には、図示していない水道のホースが接
続されており、入水口51から供給された水道水は洗浄
水生成部5内を充満する。出水口52は、外部から開閉
可能となっている。つまり出水口52を開くことによっ
て、図1に示しているように超音波振動している水を出
水できるものである。
【0018】制御部3は、発振回路13と発振回路13
が発振する信号を昇圧する昇圧手段14によって構成し
ており、発生した高周波信号を前記超音波素子5を構成
している圧電素子6に供給している。この結果超音波素
子1は、固有波長λの固有周波数fで振動する。固有周
波数fと固有波長λとの関係は(数3)に示す関係で表
される。
【0019】λ=c/f (c:音速) (数3) 本実施例では、発振回路13が発振する信号の周波数
は、20kHz以上で500kHz以下としている。こ
の理由は、おおむねこの周波数以下の超音波振動を水に
伝達することによって、水中に多量のキャビティが生成
されるためである。なお本実施例では、制御部3の電源
としてバッテリ4を用いるようにしているが、もちろん
商用電源を用いることも可能である。
【0020】以下、本実施例の動作について説明する。
使用者が入水口51に例えばホース等を使用して水道管
を接続し、水道栓を開くと、洗浄水生成室1内は水道水
で満たされる。この状態で制御部3の図示していないス
イッチをオンにすると、バッテリー4から制御部3に電
源が供給されて、発振回路13と昇圧手段14が駆動す
る。こうして制御部3から発生した高周波信号は、超音
波素子5を構成する圧電素子6に供給される。このと
き、超音波素子5は共振周波数を有しているため、前記
共振周波数近辺で発振させてやると効率が非常に高いも
のである。本実施例では前記しているように、バッテリ
ー4を電源とする発振回路13は、超音波素子5の共振
周波数でつまり、500kHz以下で発振する構成とな
っている。制御部3は、発振回路13の発振電圧を昇圧
手段14で昇圧して、超音波素子5を構成する圧電素子
6に印加している。圧電素子6の振動が、金属7と金属
8に伝達され、超音波素子5全体が超音波振動を発生す
る。この超音波振動は、ボルト12で接合された超音波
ホーン10にも伝達する。こうして、使用者が出水口5
2を開くと、超音波ホーン10の先端から超音波が洗浄
水生成部1内の水に発射される。
【0021】図3は、前記超音波ホーン10から発射さ
れる超音波の波形を示したものである。図3に示してい
るように、超音波ホーン10から発射される超音波は、
振幅Voで、波長がλの波形になっている。点Aを起点
0とすると、点Bは1/4λ、点Cは1/2λ、点Dは
3/4λ、点Eはλに位置している。また、振幅の絶対
値は点Bと点D点が最大(振動の腹という)となってお
り、点Cと点Eは最小(振動の節という)になってい
る。すなわち、1/4λ毎に振幅の最大値と最小値がや
ってくることになる。つまり、振幅が最大になる点の起
点からの距離L2は(数4)で、振幅が最小になる点の
起点からの距離L3は、(数5)で表せる。
【0022】L2=(2n+1)λ/4(n,整数、
λ,超音波素子5の固有波長)(数4) L3=(n+
1)λ/2 (n,整数、λ,超音波素子5の固有波
長)(数5) また本実施例では、超音波ホーン10の
長さLを前記(数5)に示しているL3に設定してい
る。また超音波素子5の先端部、すなわち超音波ホーン
10との接合部は、図3に示している点Bの位置として
いる。すなわち、振幅の絶対値が最大となる位置として
いる。従って前記超音波素子1との接合部から前記L3
離れた位置である超音波ホーン10の先端部は、丁度、
振幅が最大となる位置となっている。すなわち、超音波
ホーン10から水中に発射する超音波は、最大の振幅を
有しているものとなる。このため、洗浄水生成部5内の
洗浄水は効率よく振動するものである。
【0023】また、超音波ホーン10の先端から洗浄水
生成部5の出水口52までの長さL4を、前記L3に設
定すると、出水口52は振幅が最小になる位置に位置し
ていることになる。つまり、図3中に点Eとして示す位
置となっている。従って、出水口52から出る洗浄水に
重畳されている超音波は減衰することなく、洗浄対象物
に当たるものである。このため、洗浄対象物は、超音波
振動によって生じたキャビティの破裂と、超音波振動そ
のものの機械力によって洗浄されるものである。
【0024】またこのとき、超音波ホーン10のフラン
ジ11の位置を、前記(数4)に示しているL2に設定
しているものである。つまり、フランジ11の位置は図
3に示している点Cとなり、超音波振動の振幅は最小と
なっている。つまり、振幅が0であるため、外部から受
ける機械力は、振動自身には関係しないものである。
【0025】また本実施例では、このフランジ11にパ
ッキン61を介してケース12を、パッキン62を介し
て洗浄水生成部5を取り付けているものである。この結
果、フランジ11に振動が加わって、パッキン61、パ
ッキン62が劣化することは防止できるものである。
【0026】以上の関係を具体的な数値で表すことにす
る。例えば、超音波素子5の発振周波数を28kHzと
し、超音波素子5を構成する金属7と金属8と超音波ホ
ーン10の材質をジュラルミンとする。この場合、超音
波素子5を構成する金属7と金属8及び超音波ホーン1
0中での超音波の速度は5150m/sになる。これを
前記(数3)に代入して、波長λを計算すると、λ=1
8.4cmとなる。また、前記(数4)、(数5)に示
しているnを0として、振幅が最大となるλ/4を計算
すると4.6cmとなる。同様に振幅が最小となるλ/
2を計算すると9.2cmとなる。
【0027】これを、図3と対応させると、原点0は超
音波素子5の圧電素子6の位置になるので、超音波素子
5の先端は図中のBに示すλ/4に相当する位置にな
る。また超音波ホーン10の先端10aはDに示す3λ
/4に相当する位置に、また、洗浄水生成部1の出水口
52はEに示すλに相当する位置に、フランジ11の位
置はCに示すλ/2の位置となる。
【0028】なお、上記の例ではn=0の場合を示した
が、0以外の整数を使用して、超音波ホーン2の長さ、
超音波ホーン2の接合部分からフランジまでの長さ、超
音波ホーン2の先端から洗浄水生成室5の出水口52ま
での長さを決定しても良いものである。
【0029】また本実施例では、超音波素子5の発振周
波数を28kHzとしたがこれよりも低い周波数あるい
は高い周波数としてもよく、要は水中でキャビティが発
生できる範囲内であればよい。なお、好ましくは発振周
波数を低め、すなわち20kHz程度に設定すれば、水
中における超音波の到達距離が長くなり、広い範囲でキ
ャビティを発生させることができ、広範囲の洗浄ができ
るものである。
【0030】また本実施例では、入水口51を使用し
て、水道水を洗浄水生成室5内に供給するとして説明し
ているが、洗浄対象物が例えば自動車のボディのような
大型のものである場合には、適当な水圧としておけば、
洗浄が終了するまで継続して供給することが出来るもの
である。また、洗浄対象物が小型のものである場合に
は、特に水道水を入水口51から供給し続けなくとも、
1回の給水で洗浄が終了できるものである。この場合に
は、特に入水口51を使用する必要はなく、例えば出水
口52から適当量の水を洗浄水生成室5内に供給して使
用することも可能である。
【0031】また本実施例では、超音波発生部2と洗浄
水生成室5とは超音波ホーン10に設けたフランジ11
に水密に取り付けているため、超音波素子5に水かかる
ことが無く、長期の使用に耐えることが出来るものであ
る。
【0032】また本実施例では、超音波ホーン10は、
洗浄水生成室1の出水口52近傍で超音波の振幅が最小
となるような長さに設定しているため、出水口52付近
で超音波の減衰や反射がなく、超音波が効率よく洗浄水
に重畳でき、洗浄対象物を効率よく洗浄できるものであ
る。
【0033】また本実施例では、発振回路は20kHz
以上で500kHz以下の周波数の信号を発振する構成
としているため、超音波振動によるキャビティを効率よ
く発生させることができ、洗浄対象物を効率よく洗浄で
きるものである。
【0034】また本実施例では、洗浄水生成室5は、超
音波ホーン10の外周部に入水口51を有する構成とし
ているため、洗浄水生成室5内の超音波ホーン10の周
辺が洗浄水で満たされ気泡が入ることがなく、超音波ホ
ーン10から発射される超音波が効率よく洗浄水に伝え
られる。
【0035】また本実施例では、発振回路13は電源と
してバッテリ4を使用するようにしているため、屋外な
ど、商用電源がない場所の洗浄対象物も洗浄できるもの
である。
【0036】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。図4は、本実施例の構成を示すブロ
ック図である。本実施例では、洗浄水生成室室1は、測
距手段20を備えている。測距手段20としてはいわゆ
るソナーを使用しており、本実施例では超音波を使用し
て、出水口52の先端から被洗浄物の洗浄面までの距離
を測定するいる。測距手段20の信号は、制御部3に設
けている報知手段15に伝達されている。報知手段15
は、ブザー15aとLED15bを有している。本実施
例では、測距手段20の測距値が一定値以内である場合
には、ブザー15a及びLED15bが動作して、使用
者に報知するものである。この報知は、ブザー15aあ
るいはLED15bのどちらか一方でもよい。
【0037】以下本実施例の動作について説明する。実
施例1の図3で説明しているように、超音波には1/4
λ毎に、腹と節とが存在する。すなわち、1/4λ毎に
振幅の大きいところと小さいところが現れるものであ
る。洗浄対象物での洗浄効果が最も高くするためには、
洗浄対象物の位置での洗浄水に含まれる超音波の振幅が
最も大きいことが必要である。振動の振幅が大きけれ
ば、キャビティも多く発生する。実施例1でも説明して
いるように、洗浄水生成室1の出水口52は超音波振動
の節にあたるように設定されているものである。従っ
て、出水口52から1/4λの位置が最も超音波振動の
振幅が大きくなるものである。つまり、洗浄対象物がこ
の位置に位置していれば、もっとも洗浄が効果的に行わ
れるものである。そこで本実施例では、測距手段20に
よって出水口52の先端から被洗浄物の洗浄面までの距
離を測定して、この距離が1/4λに相当していれば報
知手段12を動作させているものである。具体的には、
実施例1で説明した(数5)に示しているL3で、n=
0を使用して、L3=4.6cmを採用している。すな
わち、本実施例では、測距手段12の測距値が4.6c
m±1.0cmである場合には、ブザー12aまたはL
ED12bあるいは、この両方を動作させて、使用者に
報知するものである。
【0038】以上のように本実施例によれば、洗浄水生
成室5は、出水口52の先端から洗浄面までの距離を測
定する測距手段20を有する構成としているため、超音
波洗浄に適した距離の把握が容易にでき、効率よく洗浄
ができる洗浄装置を実現するものである。
【0039】また本実施例によれば、測距手段20は、
測定値が所定値以内のときは報知手段12を駆動して報
知信号を発生するようにしているため、使用者は、容易
に洗浄対象物までの距離を知ることができ、効率よく洗
浄ができる洗浄装置を実現するものである。
【0040】また本実施例では、報知信号は、音または
光のどちらか一方あるいは両方としているため、使用者
は、容易に洗浄対象物までの距離を知ることができ、効
率よく洗浄ができる洗浄装置を実現するものである。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、超音波を発
生する超音波素子と超音波素子が発生した超音波を水に
伝達する超音波ホーンを有する超音波発生部と、超音波
素子を駆動する発振回路を有する制御部と、少なくとも
1つの出水口を有する洗浄水生成室とを備え、前記超音
波発生部と洗浄水生成室とは超音波ホーンに設けたフラ
ンジ部に水密に取り付けた構成として、超音波振動して
いる水を出水口より出水させて建築物や車などの対象物
の汚れが洗浄でき、また長期使用にも耐えることのでき
る洗浄装置を実現するものである。
【0042】請求項2に記載した発明は、超音波ホーン
は、洗浄水生成室の出水口近傍で超音波の振幅が最小と
なるような長さに設定した構成として、出水口付近で超
音波の減衰や反射がなく、超音波が重畳された洗浄水が
効率よく出水され、対象物を効率よく洗浄できる洗浄装
置を実現するものである。
【0043】請求項3に記載した発明は、発振回路は2
0kHz以上で500kHz以下の周波数の信号を発振
する構成として、キャビティを効率よく発生でき対象物
を効率よく洗浄できる洗浄装置を実現するものである。
【0044】請求項4に記載した発明は、洗浄水生成室
は、超音波ホーンの外周部に入水口を有する構成とし
て、外部から洗浄室内に水を供給でき、超音波振動して
いる水を多量に対象物に供給でき効率の高い洗浄が出来
る洗浄装置を実現しているものである。
【0045】請求項5に記載した発明は、発振回路は電
源としてバッテリを使用する構成として、商用電源が利
用できない場所の対象物を効率よく洗浄できる洗浄装置
を実現するものである。
【0046】請求項6に記載した発明は、洗浄水生成室
は、出水口の先端から洗浄面までの距離を測定する測距
手段を有する構成として、洗浄対象物までの距離を適正
として対象物を効率よく洗浄できる洗浄装置を実現する
ものである。
【0047】請求項7に記載した発明は、測距手段は、
測定値が所定値以内のときは報知信号を発生する構成と
して、容易に洗浄対象物までの距離を知ることができ、
洗浄対象物を効率よく洗浄できる洗浄装置を実現するも
のである。
【0048】請求項8に記載した発明は、報知信号は、
音または光のどちらか一方あるいは両方とした構成とし
て、容易に洗浄対象物までの距離を知ることができ、対
象物を効率よく洗浄できる洗浄装置を実現するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である洗浄装置の構成を
示すブロック図
【図2】同、超音波ホーンの外観を示す斜視図
【図3】同、超音波の波形と各部の位置との関係を示す
説明図
【図4】本発明の第2の実施例である浄装置の構成を示
すブロック図
【符号の説明】
1 洗浄水生成室 2 超音波発生部 3 制御部 4 バッテリー 5 超音波素子 6 圧電素子 7 金属 8 金属 9 ボルト 10 超音波ホーン 11 フランジ 12 ケース 13 発振回路 14 昇圧手段 15 報知手段 20 測距手段 51 入水口 52 出水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA31 AB52 BB62 BB84 BB85 BB92 CB01 5D107 AA03 BB11 CC04 FF04 FF05 FF09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を発生する超音波素子と超音波素
    子が発生した超音波を水に伝達する超音波ホーンを有す
    る超音波発生部と、超音波素子を駆動する発振回路を有
    する制御部と、少なくとも1つの出水口を有する洗浄水
    生成室とを備え、前記超音波発生部と洗浄水生成室とは
    超音波ホーンに設けたフランジに水密に取り付けた洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 超音波ホーンは、洗浄水生成室の出水口
    近傍で超音波の振幅が最小となるような長さに設定した
    請求項1に記載した洗浄装置。
  3. 【請求項3】 発振回路は20kHz以上で500kH
    z以下の周波数の信号を発振する請求項1に記載した洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 洗浄水生成室は、超音波ホーンの外周部
    に入水口を有する請求項1に記載した洗浄装置。
  5. 【請求項5】 発振回路は電源としてバッテリを使用す
    る請求項1に記載した洗浄装置。
  6. 【請求項6】 洗浄水生成室は、出水口の先端から洗浄
    面までの距離を測定する測距手段を有する請求項1に記
    載した洗浄装置。
  7. 【請求項7】 測距手段は、測定値が所定値以内のとき
    は報知信号を発生する請求項6に記載した洗浄装置。
  8. 【請求項8】 報知信号は、音または光のどちらか一方
    あるいは両方とした請求項7に記載した洗浄装置。
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