JP2000174699A - 波長多重伝送用光分波合波回路 - Google Patents
波長多重伝送用光分波合波回路Info
- Publication number
- JP2000174699A JP2000174699A JP10342267A JP34226798A JP2000174699A JP 2000174699 A JP2000174699 A JP 2000174699A JP 10342267 A JP10342267 A JP 10342267A JP 34226798 A JP34226798 A JP 34226798A JP 2000174699 A JP2000174699 A JP 2000174699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wavelength
- optical
- light
- polarization plane
- multiplexing circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 58
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 29
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims abstract description 29
- 239000010453 quartz Substances 0.000 claims description 8
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 6
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 102100032566 Carbonic anhydrase-related protein 10 Human genes 0.000 description 1
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 101000867836 Homo sapiens Carbonic anhydrase-related protein 10 Proteins 0.000 description 1
- 108010000178 IGF-I-IGFBP-3 complex Proteins 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- XJUNRGGMKUAPAP-UHFFFAOYSA-N dioxido(dioxo)molybdenum;lead(2+) Chemical compound [Pb+2].[O-][Mo]([O-])(=O)=O XJUNRGGMKUAPAP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/25—Arrangements specific to fibre transmission
- H04B10/2507—Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
- H04B10/25073—Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion using spectral equalisation, e.g. spectral filtering
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/02—Wavelength-division multiplex systems
- H04J14/0221—Power control, e.g. to keep the total optical power constant
- H04J14/02216—Power control, e.g. to keep the total optical power constant by gain equalization
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Lasers (AREA)
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 WDMカプラや可変光アッテネータN等の光
部品の偏波依存性をできるだけ少なくして、各信号波長
毎のレベル変動を抑圧可能とした波長多重伝送用光分波
合波回路を提供する。 【解決手段】 波長多重伝送において多重化された信号
光を分離/合波し、かつ各波長毎のレベルを調整する機
能を有する構成に、更に、偏波依存性による信号レベル
の変動を改善するために、各信号光の偏波面を回転せし
めるファラデー回転子511〜51Nを挿入する。
部品の偏波依存性をできるだけ少なくして、各信号波長
毎のレベル変動を抑圧可能とした波長多重伝送用光分波
合波回路を提供する。 【解決手段】 波長多重伝送において多重化された信号
光を分離/合波し、かつ各波長毎のレベルを調整する機
能を有する構成に、更に、偏波依存性による信号レベル
の変動を改善するために、各信号光の偏波面を回転せし
めるファラデー回転子511〜51Nを挿入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は波長多重伝送用光分
波合波回路に関し、特に互いに異なる波長の信号光を一
つの光伝送路に伝搬させつつ通信を行う様にした波長多
重伝送方式における光分波合波回路に関するものであ
る。
波合波回路に関し、特に互いに異なる波長の信号光を一
つの光伝送路に伝搬させつつ通信を行う様にした波長多
重伝送方式における光分波合波回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】波長多重伝送においては、伝送される各
信号波長のレベルが同じであることが望ましい。しか
し、伝送路における伝送損失の波長依存性や、伝送路途
中に配置される光増幅器や分散補償回路等の光回路の波
長依存性等により、これ等各波長においてレベルを同じ
にすることは困難である。
信号波長のレベルが同じであることが望ましい。しか
し、伝送路における伝送損失の波長依存性や、伝送路途
中に配置される光増幅器や分散補償回路等の光回路の波
長依存性等により、これ等各波長においてレベルを同じ
にすることは困難である。
【0003】かかる問題点を解決する技術として、本願
出願人の特開平10−173597号公報により、各波
長レベルを個別に揃える技術が提案されおり、この技術
を基にした報告が、佐伯他による「動的イコライズ機能
内蔵WDM用光増幅器」(19997年電子情報通信学
会ソサエティ、SC−3−5)によりなされている。
出願人の特開平10−173597号公報により、各波
長レベルを個別に揃える技術が提案されおり、この技術
を基にした報告が、佐伯他による「動的イコライズ機能
内蔵WDM用光増幅器」(19997年電子情報通信学
会ソサエティ、SC−3−5)によりなされている。
【0004】図4はこの技術を説明するための構成図で
ある。図4において、波長多重伝送路11からの信号光
は光サーキュレータ2のポート21へ供給され、ポート
22からの出力光はWDM(Wavelength Division Mult
iplex )カプラ2の合波ポート31へ入力される。この
WDMカプラ3の各分離ポート321〜32N(Nは2
以上の整数)からは互いに分離された各波長の信号光が
夫々導出される。これ等各信号光は対応する可変アッテ
ネータ411〜41Nにより各レベルが所望に調整され
て対応する全反射板611〜61Nへ夫々入射される。
ある。図4において、波長多重伝送路11からの信号光
は光サーキュレータ2のポート21へ供給され、ポート
22からの出力光はWDM(Wavelength Division Mult
iplex )カプラ2の合波ポート31へ入力される。この
WDMカプラ3の各分離ポート321〜32N(Nは2
以上の整数)からは互いに分離された各波長の信号光が
夫々導出される。これ等各信号光は対応する可変アッテ
ネータ411〜41Nにより各レベルが所望に調整され
て対応する全反射板611〜61Nへ夫々入射される。
【0005】これら全反射板611〜61Nによる各反
射光は夫々対応する可変アッテネータ411〜41を介
してWDMカプラ3の各分離ポート321〜32Nへ導
入されて合波され、合波ポート31から光サーキュレー
タ2のポート22へ入力される。このサーキュレータ2
2のポート23から導出された波長多重光は伝送路12
へ出力されて伝搬されることになる。
射光は夫々対応する可変アッテネータ411〜41を介
してWDMカプラ3の各分離ポート321〜32Nへ導
入されて合波され、合波ポート31から光サーキュレー
タ2のポート22へ入力される。このサーキュレータ2
2のポート23から導出された波長多重光は伝送路12
へ出力されて伝搬されることになる。
【0006】かかる構成において、各波長の信号光のレ
ベルを可変光アッテネータ411〜41Nにて夫々所望
に調整することにより、全ての波長の信号光のレベルを
同一に揃えることが可能となる。
ベルを可変光アッテネータ411〜41Nにて夫々所望
に調整することにより、全ての波長の信号光のレベルを
同一に揃えることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成では
WDMカプラ3や可変光アッテネータ411〜41N等
の光部品の偏波依存性が、各信号波長毎にレベル変動を
生じる要因となるという問題がある。
WDMカプラ3や可変光アッテネータ411〜41N等
の光部品の偏波依存性が、各信号波長毎にレベル変動を
生じる要因となるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、WDMカプラや可変光ア
ッテネータN等の光部品の偏波依存性をできるだけ少な
くして、各信号波長毎のレベル変動を抑圧可能とした波
長多重伝送用光分波合波回路を提供することである。
ッテネータN等の光部品の偏波依存性をできるだけ少な
くして、各信号波長毎のレベル変動を抑圧可能とした波
長多重伝送用光分波合波回路を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、互いに
異なる波長の信号光を一つの光伝送路に伝搬させつつ通
信を行う様にした波長多重伝送方式における光分波合波
回路であって、前記光伝送路の信号光を各波長毎に分波
し、また分波光を合波して前記光伝送路へ導出する波長
分離多重カプラ手段と、前記カプラ手段による分離波長
毎に利得調整する利得調整手段と、この利得調整手段に
より利得調整された各信号光の偏波面を夫々回転させる
偏波面回転手段と、この偏波面回転手段の各出力信号光
を夫々全反射して前記偏波面回転手段及び前記利得調整
手段を介して前記波長分離多重カプラ手段へ導入する全
反射手段とを含むことを特徴とする光分波合波回路が得
られる。
異なる波長の信号光を一つの光伝送路に伝搬させつつ通
信を行う様にした波長多重伝送方式における光分波合波
回路であって、前記光伝送路の信号光を各波長毎に分波
し、また分波光を合波して前記光伝送路へ導出する波長
分離多重カプラ手段と、前記カプラ手段による分離波長
毎に利得調整する利得調整手段と、この利得調整手段に
より利得調整された各信号光の偏波面を夫々回転させる
偏波面回転手段と、この偏波面回転手段の各出力信号光
を夫々全反射して前記偏波面回転手段及び前記利得調整
手段を介して前記波長分離多重カプラ手段へ導入する全
反射手段とを含むことを特徴とする光分波合波回路が得
られる。
【0010】そして、前記偏波面回転手段はファラデー
回転子であることを特徴とし、また前記利得調整手段は
可変光アッテネータであることを特徴とする。そして、
前記可変光アッテネータは石英導波路型光アッテネータ
であることを特徴とし、また前記石英導波路型光アッテ
ネータは集積化されていることを特徴とする。更にはま
た、前記全反射手段は、ファイバグレーティングである
ことを特徴とする。
回転子であることを特徴とし、また前記利得調整手段は
可変光アッテネータであることを特徴とする。そして、
前記可変光アッテネータは石英導波路型光アッテネータ
であることを特徴とし、また前記石英導波路型光アッテ
ネータは集積化されていることを特徴とする。更にはま
た、前記全反射手段は、ファイバグレーティングである
ことを特徴とする。
【0011】本発明の作用を述べる。波長多重伝送にお
いて多重化された信号光を分離/合波し、かつ各波長毎
のレベルを調整する機能を有する構成に、更に、偏波依
存性による信号レベルの変動を改善するために、各信号
光の偏波面を回転せしめるファラデー回転子を挿入す
る。
いて多重化された信号光を分離/合波し、かつ各波長毎
のレベルを調整する機能を有する構成に、更に、偏波依
存性による信号レベルの変動を改善するために、各信号
光の偏波面を回転せしめるファラデー回転子を挿入す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
実施の形態につき説明する。図1は本発明の実施例の構
成を示す図であり、図4と同等部分は同一符号により示
している。図1を参照すると、波長多重された信号光は
伝送路11から光サーキュレータ2のポート21に入射
しポート22から出射する。ポート22はWDMカプラ
3の合波ポート31に接続されている。
実施の形態につき説明する。図1は本発明の実施例の構
成を示す図であり、図4と同等部分は同一符号により示
している。図1を参照すると、波長多重された信号光は
伝送路11から光サーキュレータ2のポート21に入射
しポート22から出射する。ポート22はWDMカプラ
3の合波ポート31に接続されている。
【0013】WDMカプラ3はこの合波ポート3から入
射した波長多重信号を波長毎に分離し、分波ポート32
1〜32Nから夫々出力する。分波ポート321〜32
Nからの各光出力は、夫々対応する可変型光減衰器41
1〜41Nとファラデー回転子511〜515Nを経て
全反射板611〜61Nにより夫々反射され、上述した
経路を逆に伝搬してサーキュレータのポート22に入射
し、ポート23から伝送路12へ出射される。
射した波長多重信号を波長毎に分離し、分波ポート32
1〜32Nから夫々出力する。分波ポート321〜32
Nからの各光出力は、夫々対応する可変型光減衰器41
1〜41Nとファラデー回転子511〜515Nを経て
全反射板611〜61Nにより夫々反射され、上述した
経路を逆に伝搬してサーキュレータのポート22に入射
し、ポート23から伝送路12へ出射される。
【0014】かかる構成において、ファラデ回転子41
1〜41Nでは、外部から磁界を適切に印加することに
より、偏波面を45度回転させる機能を有しているの
で、この回転子へ入射された光の偏波面は45度回転し
て出射される。全反射板611〜61Nで反射されて戻
ってきた光の偏波面は再び45度回転するので、入射偏
波に対して90度回転した状態になる。よって、互いに
直交する偏波面を有する光が夫々可変光アッテネータ及
びカプラを通ることになり、これ等光部品の偏波依存性
が平均化されて、この偏波依存性に起因するレベル変動
が抑制可能となるのである。
1〜41Nでは、外部から磁界を適切に印加することに
より、偏波面を45度回転させる機能を有しているの
で、この回転子へ入射された光の偏波面は45度回転し
て出射される。全反射板611〜61Nで反射されて戻
ってきた光の偏波面は再び45度回転するので、入射偏
波に対して90度回転した状態になる。よって、互いに
直交する偏波面を有する光が夫々可変光アッテネータ及
びカプラを通ることになり、これ等光部品の偏波依存性
が平均化されて、この偏波依存性に起因するレベル変動
が抑制可能となるのである。
【0015】次に、実施例につき述べる。WDMカプラ
3は、AWG(Arraied WaveguideGrating )と呼ばれ
る、石英基板にフォトリソグラフ技術により形成された
導波路と導波路の端面に光ファイバ端末を接続、固定し
た光デバイスを用いる。なお、AWG以外にも、ファイ
バグレーティング+光サーキュレータの組合せによるW
DMカプラや、回折格子を用いたWDMカプラ等がある
が、AWGが各波長毎での挿入損失ばらつきが小さいと
いう点で有利である。
3は、AWG(Arraied WaveguideGrating )と呼ばれ
る、石英基板にフォトリソグラフ技術により形成された
導波路と導波路の端面に光ファイバ端末を接続、固定し
た光デバイスを用いる。なお、AWG以外にも、ファイ
バグレーティング+光サーキュレータの組合せによるW
DMカプラや、回折格子を用いたWDMカプラ等がある
が、AWGが各波長毎での挿入損失ばらつきが小さいと
いう点で有利である。
【0016】可変型光アッテネータ411〜41Nは、
石英基板上にMZ(Mach-Zhender)型導波路が形成され
熱光学効果により減衰量を調整する方式や、ファラデー
回転子を使用し磁気光学効果により減衰量を調整する方
式や、モリブデン酸鉛等結晶を使用し音響光学効果によ
り減衰量を調整する方式や、ガラス基板にクロム等の金
属膜を段階的に厚さを変えて蒸着し、ステッピングモー
タ等でガラス基板をスライドさせ減衰量を調整する方式
等がある。
石英基板上にMZ(Mach-Zhender)型導波路が形成され
熱光学効果により減衰量を調整する方式や、ファラデー
回転子を使用し磁気光学効果により減衰量を調整する方
式や、モリブデン酸鉛等結晶を使用し音響光学効果によ
り減衰量を調整する方式や、ガラス基板にクロム等の金
属膜を段階的に厚さを変えて蒸着し、ステッピングモー
タ等でガラス基板をスライドさせ減衰量を調整する方式
等がある。
【0017】上記各方式のうち、特にどの方式を採用し
ても構わないが、熱光学効果を用いた導波路タイプは一
つの基板に複数の減衰器を形成できるため小型化で有利
になる。
ても構わないが、熱光学効果を用いた導波路タイプは一
つの基板に複数の減衰器を形成できるため小型化で有利
になる。
【0018】全反射板611〜61Nは、金属膜により
形成される方式や、誘電体多層膜の形成で高反射特性を
得る方式や、ファイバグレーティングにより高反射特性
を得る方式等があるが、価格の点で金属膜による方式が
有利である。
形成される方式や、誘電体多層膜の形成で高反射特性を
得る方式や、ファイバグレーティングにより高反射特性
を得る方式等があるが、価格の点で金属膜による方式が
有利である。
【0019】かかる構成において、1.55μm帯の多
重化された光信号(波長=1538,1546,155
4,1562nm)が伝送路11からサーキュレータ2
のポート22に入射し、ポート22からWDMカプラ3
の合波ポート31に入射されるとする。WDMカプラ3
にはAWGと呼ばれる、石英基板にフォトリソグラフ技
術により形成された導波路を用いており、その分離波長
間隔は導波路パターンの設計で決まる。今回は、153
8〜1562nmの範囲を100GHzに相当する間隔
で分離するAWGを採用した。
重化された光信号(波長=1538,1546,155
4,1562nm)が伝送路11からサーキュレータ2
のポート22に入射し、ポート22からWDMカプラ3
の合波ポート31に入射されるとする。WDMカプラ3
にはAWGと呼ばれる、石英基板にフォトリソグラフ技
術により形成された導波路を用いており、その分離波長
間隔は導波路パターンの設計で決まる。今回は、153
8〜1562nmの範囲を100GHzに相当する間隔
で分離するAWGを採用した。
【0020】AWGにより多重化された光信号は波長毎
に分離され分離ポート321〜324からそれぞれ15
38,1546,1554,1562nmの波長信号が
出射される。これ等分離された各波長は、例えば153
8nmの信号に関しては、可変型光アッテネータ41か
らファラデー回転子511〜51Nに夫々入射し、偏波
面を45度傾けて金属膜からなる全反射板611〜61
Nで反射される。反射された光は上述した経路とは逆の
経路をたどりサーキュレータ2のポート22へ入射しポ
ート23から伝送路12へ出射される。その途中のファ
ラデー回転子511〜51Nで更に偏波面は45度回転
される。
に分離され分離ポート321〜324からそれぞれ15
38,1546,1554,1562nmの波長信号が
出射される。これ等分離された各波長は、例えば153
8nmの信号に関しては、可変型光アッテネータ41か
らファラデー回転子511〜51Nに夫々入射し、偏波
面を45度傾けて金属膜からなる全反射板611〜61
Nで反射される。反射された光は上述した経路とは逆の
経路をたどりサーキュレータ2のポート22へ入射しポ
ート23から伝送路12へ出射される。その途中のファ
ラデー回転子511〜51Nで更に偏波面は45度回転
される。
【0021】本構成による実験の結果、ファラデー回転
子を配置しない系では伝送路12からの各波長のレベル
変動は0.3〜0.7dBであったのが、本発明の構成を
採用することにより0.1〜0.3dBへと大幅に改善
した。
子を配置しない系では伝送路12からの各波長のレベル
変動は0.3〜0.7dBであったのが、本発明の構成を
採用することにより0.1〜0.3dBへと大幅に改善
した。
【0022】図2は本発明の他の実施例を示す構成図で
あり、図1と同等部分は同一符号にて示している。本例
では、可変光アッテネータ411〜41Nに熱光学効果
を用いた石英導波路型光アッテネータを採用した場合
で、可変光アッテネータ部分の集積化(40で示す)が
可能となる。
あり、図1と同等部分は同一符号にて示している。本例
では、可変光アッテネータ411〜41Nに熱光学効果
を用いた石英導波路型光アッテネータを採用した場合
で、可変光アッテネータ部分の集積化(40で示す)が
可能となる。
【0023】図3は本発明の別の実施例を示す図であ
り、図1,2と同等部分は同一符号にて示している。本
例では、図1,2の全反射板611〜61Nの代わりに
ファイバグレーティング711〜71Nを採用した例で
ある。ファイバグレーティングはある特定の波長付近の
みを反射するため、例えば、WDMカプラの分離ポート
32Nに他の波長が漏れて来た場合、その漏れ光を再び
伝送路に戻さないようにするフィルタの効果がある。
り、図1,2と同等部分は同一符号にて示している。本
例では、図1,2の全反射板611〜61Nの代わりに
ファイバグレーティング711〜71Nを採用した例で
ある。ファイバグレーティングはある特定の波長付近の
みを反射するため、例えば、WDMカプラの分離ポート
32Nに他の波長が漏れて来た場合、その漏れ光を再び
伝送路に戻さないようにするフィルタの効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、ファ
ラデー回転子の挿入によりWDMカプラや可変光アッテ
ネータの各部品の偏波依存性によるレベル変動を緩和す
ることが可能となり、光伝送路での各信号の変動を抑え
ることが可能となるという効果がある。
ラデー回転子の挿入によりWDMカプラや可変光アッテ
ネータの各部品の偏波依存性によるレベル変動を緩和す
ることが可能となり、光伝送路での各信号の変動を抑え
ることが可能となるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の別の実施例の構成を示す図である。
【図4】従来例を示す図である。
2 光サーキュレータ 3 WDMカプラ 11,12 伝送路 21〜23 サーキュレータのポート 31 WDMカプラの合波ポート 40 集積化部 321〜32N WDMカプラの分波ポート 411〜41N 可変光アッテネータ 511〜51N ファラデー回転子 611〜61N 全反射板 711〜71N ファイバグレーティング
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 14/00 H04B 9/00 E 14/02 Fターム(参考) 2H047 LA00 LA03 LA18 LA26 NA01 NA06 NA07 PA21 QA04 TA00 2H079 AA06 AA13 BA02 BA04 CA04 DA12 DA17 EA05 HA11 KA20 2H099 AA01 BA05 BA17 CA00 DA00 5K002 BA02 BA05 BA07 BA21 CA10 DA02 FA01
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに異なる波長の信号光を一つの光伝
送路に伝搬させつつ通信を行う様にした波長多重伝送方
式における光分波合波回路であって、 前記光伝送路の信号光を各波長毎に分波し、また分波光
を合波して前記光伝送路へ導出する波長分離多重カプラ
手段と、 前記カプラ手段による分離波長毎に利得調整する利得調
整手段と、 この利得調整手段により利得調整された各信号光の偏波
面を夫々回転させる偏波面回転手段と、 この偏波面回転手段の各出力信号光を夫々全反射して前
記偏波面回転手段及び前記利得調整手段を介して前記波
長分離多重カプラ手段へ導入する全反射手段とを含むこ
とを特徴とする光分波合波回路。 - 【請求項2】 前記偏波面回転手段はファラデー回転子
であることを特徴とする請求項1記載の光分波合波回
路。 - 【請求項3】 前記利得調整手段は可変光アッテネータ
であることを特徴とする請求項1または2記載の光分波
合波回路。 - 【請求項4】 前記可変光アッテネータは石英導波路型
光アッテネータであることを特徴とする請求項3記載の
光分波合波回路。 - 【請求項5】 前記石英導波路型光アッテネータは集積
化されていることを特徴とする請求項4記載の光分波合
波回路。 - 【請求項6】 前記全反射手段は、ファイバグレーティ
ングであることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載
の光分波合波回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342267A JP2000174699A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 波長多重伝送用光分波合波回路 |
EP99309686A EP1006688A3 (en) | 1998-12-02 | 1999-12-02 | Optical multiplexer/demultiplexer circuit for wavelenght division multiplex transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342267A JP2000174699A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 波長多重伝送用光分波合波回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000174699A true JP2000174699A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18352401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10342267A Pending JP2000174699A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 波長多重伝送用光分波合波回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1006688A3 (ja) |
JP (1) | JP2000174699A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6920261B2 (en) | 2000-12-13 | 2005-07-19 | Nec Corporation | Cross phase modulation suppressing device in wavelength division multiplexing optical transmission system and optical communication system |
WO2008007615A1 (fr) * | 2006-07-11 | 2008-01-17 | Japan Science And Technology Agency | Dispositif de génération de signal optique synchronisé et procédé de génération de signal optique synchronisé associé |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2349028A1 (en) * | 2001-05-28 | 2002-11-28 | Optenia, Inc. | Integrated double pass demultiplexer/variable optical attenuator for channel equalization |
FR2828036A1 (fr) * | 2001-07-27 | 2003-01-31 | Thales Sa | Dispositif electro-optique d'egalisation des canaux dans une liaison optique multicanaux |
US6862395B2 (en) * | 2001-11-16 | 2005-03-01 | Nortel Networks Limited | Attenuation devices |
GB0200177D0 (en) | 2002-01-04 | 2002-02-20 | Marconi Comm Ltd | Noise reduction in optical communications networks |
US7231148B2 (en) | 2002-03-28 | 2007-06-12 | Fujitsu Limited | Flexible open ring optical network and method |
US7116905B2 (en) | 2002-03-27 | 2006-10-03 | Fujitsu Limited | Method and system for control signaling in an open ring optical network |
US6842562B2 (en) * | 2002-05-30 | 2005-01-11 | Fujitsu Network Communications, Inc. | Optical add/drop node and method |
US7555220B2 (en) | 2003-10-22 | 2009-06-30 | Infinera Corporation | Chromatic dispersion compensator (CDC) in a photonic integrated circuit (PIC) chip and method of operation |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0895095A (ja) * | 1994-09-27 | 1996-04-12 | Fujitsu Ltd | 分散補償器及び光増幅器 |
US5480747A (en) * | 1994-11-21 | 1996-01-02 | Sematech, Inc. | Attenuated phase shifting mask with buried absorbers |
US5532864A (en) * | 1995-06-01 | 1996-07-02 | Ciena Corporation | Optical monitoring channel for wavelength division multiplexed optical communication system |
GB2318471A (en) * | 1996-10-18 | 1998-04-22 | Stc Submarine Systems Ltd | Semiconductor laser amplifiers for transient suppression in optical wavelength division multiplex networks |
JPH10170752A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-26 | Nec Corp | 分散補償光回路 |
JPH10173597A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-26 | Nec Corp | 光イコライザ |
-
1998
- 1998-12-02 JP JP10342267A patent/JP2000174699A/ja active Pending
-
1999
- 1999-12-02 EP EP99309686A patent/EP1006688A3/en not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6920261B2 (en) | 2000-12-13 | 2005-07-19 | Nec Corporation | Cross phase modulation suppressing device in wavelength division multiplexing optical transmission system and optical communication system |
WO2008007615A1 (fr) * | 2006-07-11 | 2008-01-17 | Japan Science And Technology Agency | Dispositif de génération de signal optique synchronisé et procédé de génération de signal optique synchronisé associé |
JPWO2008007615A1 (ja) * | 2006-07-11 | 2009-12-10 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 同期光信号発生装置及び同期光信号発生方法 |
US8494378B2 (en) | 2006-07-11 | 2013-07-23 | Japan Science And Technology Agency | Synchronous optical signal generating device and synchronous optical signal generating method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1006688A3 (en) | 2002-10-02 |
EP1006688A2 (en) | 2000-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5933270A (en) | Optical equalizer | |
US6363202B1 (en) | Management and control of the power levels of wavelength multiplexed optical signals | |
EP1635211B1 (en) | Optical modulation apparatus | |
CN100401137C (zh) | 有源/无源单片集成通道滤波偏振分解器 | |
US6738181B1 (en) | Optical sending apparatus and channel extension method | |
US6539148B1 (en) | Channel equalizer with acousto-optic variable attenuators | |
US6904240B1 (en) | Optical multiplexing apparatus and optical multiplexing method | |
JP2000174699A (ja) | 波長多重伝送用光分波合波回路 | |
US6748142B2 (en) | Integrated optical dual dispersion compensator for compensating both chromatic and polarization mode dispersion | |
EP1326108A2 (en) | Connecting method of optical function devices, and such an optical apparatus | |
US6728487B2 (en) | Drive method for a plurality of acousto-optic filters, acousto-optic filter apparatus, and selective wavelength extension method | |
JP3558199B2 (ja) | 光処理回路 | |
JP3591269B2 (ja) | 超広帯域波長分散補償デバイス | |
US7221872B2 (en) | On-line dispersion compensation device for a wavelength division optical transmission system | |
US7046874B2 (en) | Integrated optical-power adjustable WDM | |
US6832048B2 (en) | Dispersion compensation apparatus and a dispersion compensation system | |
US6646795B1 (en) | Optical amplifier | |
EP1347585A2 (en) | Optical system for gain equalization | |
JPH10170752A (ja) | 分散補償光回路 | |
US6532322B1 (en) | Channel equalizer with acousto-optic variable attenuators | |
JP2000330080A (ja) | 光可変減衰器及び光可変減衰器を用いた光強度調整方法 | |
EP0880249A2 (en) | FWM Light suppressing system | |
JP2000241638A (ja) | アレイ導波路回折格子部品 | |
JP2004109574A (ja) | 光合分波回路 | |
WO2001090804A2 (en) | Acousto-optic variable attenuator with active cancellation of back reflections |