JP2000174328A - 垂直微小共振器型発光ダイオード - Google Patents

垂直微小共振器型発光ダイオード

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JP2000174328A
JP2000174328A JP34396898A JP34396898A JP2000174328A JP 2000174328 A JP2000174328 A JP 2000174328A JP 34396898 A JP34396898 A JP 34396898A JP 34396898 A JP34396898 A JP 34396898A JP 2000174328 A JP2000174328 A JP 2000174328A
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Shigeki Ogura
茂樹 小椋
Masaharu Nobori
正治 登
Masumi Koizumi
真澄 小泉
Yukio Nakamura
幸夫 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光効率の高い垂直微小共振器型発光ダイオ
ードを提供する。 【解決手段】 1対の多層反射層3,10によって共振
器長が発光波長が1/2波長の垂直微小共振器を形成
し、その中央に量子井戸層7設けることにより、光波の
定在波の腹の位置に量子井戸層7が存在するようにな
し、共振器QED効果によって自然放出が増強される構
造とする。各々の量子井戸層7a,7bの両側に厚みの
相異なるトンネルバリア層6a,6b,8a,8bを配
し、各々の量子井戸層7a,7bのへの電子・正孔の供
給量を制御できる構成とする。この構成により、2つの
量子井戸層7a,7bの発光再結合をほぼ同一に制御す
ることができるようになり、一方の量子井戸で起きてい
たキャリアの数が多過ぎることによるキャリア準位の幅
広化を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光層を中央に挟
んでその両側に1対の多層反射層を設けた構造の垂直微
小共振器型発光ダイオードに関する。
【0002】
【従来の技術】垂直微小共振器型発光ダイオードは、1
次元アレーあるいは2次元アレーとして高密度に集積可
能なため、プリンタヘッド等に適したものとして知られ
ており、典型的には、1対の多層反射層によって、発光
波長の半波長の共振器長を有する垂直微小共振器を形成
し、1または複数の量子井戸層を含む発光層を、その共
振器のほぼ中央部に位置させた構造からなり、共振器Q
ED(cavity quantum elctrodynamics)効果により、
量子井戸層内の電子の正孔との再結合による自然放出が
共振モードのみ増強されるようにしたものであり、本質
的に高い指向性でかつ高い外部量子効率が期待できるも
のである(例えば特開平9ー260783号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、垂直微
小共振器型発光ダイオードにおいても、電子の正孔との
再結合の度合いは、量子井戸内の電子と正孔の存在確率
に依存したものであるので、量子井戸層が2層以上にな
った場合、各量子井戸層の発光再結合の度合いが異な
り、この度合いが大きい量子井戸では、キャリアの数が
多過ぎることによるキャリア準位の幅広化が起き、その
結果、スペクトルの幅広化を引き起こし、共振器QED
効果による自然放出増強の効果を低減してしまい、発光
効率を小さくしてしまうという問題点があった。また、
量子井戸層が2層以上になった場合、n電極側に位置す
る量子井戸ほど、電子が多く正孔が少ないのに対し、p
電極側に位置する量子井戸ほど、正孔が多く電子が少な
いという状況が起き、この結果、過剰なキャリアは、再
結合に寄与することなく、量子井戸から滲み出し、発光
に寄与しない電流成分になってしまい、発光効率を小さ
くしてしまうという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも2
層の量子井戸層を有する発光層と、この発光層を挟んで
両側に設けられた1対の多層反射層とを有する垂直微小
共振器型発光ダイオードに関するものである。本発明の
1つの態様においては、量子井戸層の各々の両側に接し
て形成された各1対のトンネルバリア層トンネルバリア
層とを備え、各対のトンネルバリア層のいずれの厚さ
も、他の対のトンネルバリア層のいずれの厚さとも相異
しているものである。この構成によれば、一方の量子井
戸層の発光再結合の度合いを、他方の量子井戸層の発光
再結合の度合いに近づけることができ、一方の量子井戸
で起きていたキャリアの数が多過ぎることによるキャリ
ア準位の幅広化を防ぐことができる。その結果、スペク
トル純度を上げることができ、共振器QED効果による
自然放出増強がより顕著になり、より発光効率の高い垂
直微小共振器型発光ダイオードを得ることができる。本
発明の他の態様においては、電子の注入側にある1つの
量子井戸層の両側に接して形成され且つ正孔の注入側に
比べて電子の注入側の厚さが厚い1対の第1トンネルバ
リア層と、正孔の注入側にある1つの量子井戸層の両側
に接して形成され且つ電子の注入側に比べて正孔の注入
側の厚さが厚い1対の第2トンネルバリア層とを備えて
いる。この構成によれば、各々の量子井戸層内における
電子の数を正孔の数に近づけることができ、過剰なキャ
リアによる発光再結合に寄与しない電流成分を低減でき
るようになり、発光効率の高い垂直微小共振器型発光ダ
イオードを得ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の垂直微小共振器型
発光ダイオード(以下LEDという)の実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は本発明の実施形態を示すL
EDヘッドの要部断面図、図2は要部平面図である。図
1を参照するに、この実施形態におけるLEDは、n-
GaAs基板1上に、MOCVD(Metal Organic Chemi
cal Vapor Deposition:有機金属化学気相成長)法等の
エピタキシャル成長技術によって、順次、n-GaAs
バッファ層2、基板側多層反射層3、基板側クラッド層
4、バンドギャップ整合層5a、トンネルバリア層6
a、量子井戸層7a、トンネルバリア層6b、バンドギ
ャップ整合層5b、トンネルバリア層8a、量子井戸層
7b、トンネルバリア層8b、バンドギャップ整合層5
c、出射側クラッド層9、出射側多層反射層10、オー
ミックキャップ層11、オーミック層12、が形成され
た構成となっている。
【0006】基板側多層反射層3は、n-AlAs層3
a、n-Al0.2Ga0.8As層3bのペアの複数個から
なり、各々の層の厚みは、各々の層内での発光波長が1
/4波長程度になるように定められる。同様に、出射側
多層反射層10も、p-AlAs層10a、p-Al0.2
Ga0.8As層10bのペアの複数個からなり、各々の
層の厚みも、各々の層内での発光波長が1/4波長程度
になるように定められる。但し、出射側多層反射層10
のペア数の方が少なくなければならない。ペア数は設計
事項であるが、前者は反射率でほぼ100%、後者は、
60〜98%程度の範囲内で、自然放出増強が最大とな
る条件から選ぶ。
【0007】これら多層反射層3,10間にあるのが、
基板側クラッド層4、3層のバンドギャップ整合層5
a,5b,5c、2層のトンネルバリア層6a,6b、
2層の量子井戸層7a,7b、2層のトンネルバリア層
8a,8b、出射側クラッド層9であり、これらの層内
での発光波長が1/2波長程度になるように、クラッド
層4,9の厚さで調整している。基板側クラッド層4、
出射側クラッド層9、トンネルバリア層6a,6b、ト
ンネルバリア層8a,8bの組成は、すべて、iーAl
0.4Ga0.6Asである。バンドギャップ整合層5a,5
b,5cの組成は、iーAl0.3Ga0.7Asである。量
子井戸層7a,7bの組成は、iーAl0.12Ga0.88A
sである。量子井戸層7a,7bの厚みは各々10nm程
度である。トンネルバリア層6a,6bの厚みは、各々
4nm程度、トンネルバリア層8a,8bの厚みは、各々
6nm程度である。発光ピーク波長は2つの量子井戸層7
a,7bともに760nmである。また、バンドギャップ
整合層5a,5b,5cの厚みは、この層内で、キャリ
アが定在波を形成しないように30nm程度としている。
【0008】また、出射側多層反射層10上のオーミッ
クキャップ層11及びオーミック層12まで結晶成長し
た後、必要な部分のみ残してメサエッチング等で概ね基
板側多層反射層3の部分まで除去し、その後、SiNx
膜13を形成し、そして、p電極14がオーミック層1
2と電気的接触をするように形成している。一方、n-
GaAs基板1の裏面には、n電極15を形成してい
る。p電極14はTi/Pt/Au、n電極15はAuG
eNi/Auを用いた。次に、図2を参照するに、LE
Dヘッドは、図1に示したLED部17を、n-GaA
s基板1上において一直線上に配列し、LED部17の
p電極14をSiNx膜開口枠部18を越えてパッド電
極19まで引き回すことによって、構成される。
【0009】次に、第1実施形態におけるLEDの動作
について説明する。図1において、p電極14からn電
極15にかけて所定の電流を流すと、量子井戸層7a,
7bで電子と正孔の再結合による発光が起きる。また、
多層反射層3,10による共振器構造によって、図1の
イに示すように光波の定在波が立ち、この定在波によっ
て、さらに電子と正孔は発光再結合し、共振器QED効
果によって自然放出が増強され、図2において、SiN
x膜開口枠部18内のp電極14エッジ付近で発光す
る。今、図1において、トンネルバリア層6a,6bお
よびトンネルバリア層8a,8bがない場合は、各々の
量子井戸層7a,7bの発光再結合の度合いが異なり、
n電極15側の量子井戸層7aの方が、p電極14側の
量子井戸層7bよりも、発光再結合の度合いが小さくな
る。すると、発光再結合の多い方が、キャリアの数が多
過ぎる、いわゆるバンドフィリング効果によるキャリア
準位の幅広化が起き、その結果、スペクトルの幅広化を
引き起こし、共振器QED効果による自然放出増強の効
果を低減し、発光効率を小さくしてしまう。
【0010】他方、第1実施形態におけるLEDでは、
図3にバンドギャップ構造を示すように、p電極側の量
子井戸層7bのトンネルバリア層8a,8bの厚みを、
量子井戸層7aのトンネルバリア層6a,6bに比べて
厚くしてあり、この厚み差によって、n電極15側の量
子井戸層7aの方が、電子・正孔ともに多く供給され、
発光再結合の度合いが増加する。すなわち、これらトン
ネルバリア層6a,6b,8a,8b内におけるトンネ
ル電流を、トンネルバリア層の厚みによって制御してい
る。一般的に、電子と正孔のトンネルしやすさは異なる
が、トンネルバリア層が厚くなるにつれてトンネルしに
くくなる点では同じであり、トンネル電流制御によっ
て、p電極14側の量子井戸層7bとほぼ同等になるよ
うに増やすことができる。
【0011】このように、第1実施形態におけるLED
では、各々の量子井戸層の両側に厚みの異なるトンネル
バリア層を設けているため、2つの量子井戸層の発光再
結合をほぼ同一に制御することができるようになり、一
方の量子井戸層で起きていたキャリアの数が多過ぎるこ
とによるキャリア準位の幅広化を防ぐことができる。そ
の結果、スペクトル純度を上げることができ、共振器Q
ED効果による自然放出増強がより顕著になり、より発
光効率の高いLEDが得られる。なお、図1におけるバ
ンドギャップ整合層5a,5cは、トンネルバリア層6
a,6b,8a,8bのバンドギャップを、クラッド層
4,9よりも大きくしなくても済むように形成したもの
であり、トンネルバリア層6a,6b,8a,8bのバ
ンドギャップをクラッド4,9層よりも大きくできる場
合は、バンドギャップ整合層は必ずしも必要ない。な
お、デバイスによっては、p電極14側の量子井戸層7
bの方が、n電極14側の量子井戸層7aよりも、発光
再結合の度合いが小さい場合もある。その場合は、n電
極側のトンネルバリア層6a,6bの厚みの方を厚くし
てやればよい。
【0012】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態のLEDヘッドにおけるLEDは、図4に
示すように、第1実施形態と同様に、n-GaAs基板
1、n-GaAsバッファ層2、基板側多層反射層3、
基板側クラッド層4、バンドギャップ整合層5a、量子
井戸層7a、バンドギャップ整合層5b、量子井戸層7
b、バンドギャップ整合層5c、出射側クラッド層9、
出射側多層反射層10、オーミックキャップ層11、オ
ーミック層12、SiNx膜13、p電極14、および
n電極15を有し、トンネルバリア層6a,6b,8
a,8bに代えて、トンネルバリア層21a.21b.
22a.22bを設けた構造である点において、第1実
施形態と相違する。
【0013】図4において、トンネルバリア層21a,
21bおよびトンネルバリア層22a,22bの組成
は、iーAl0.4Ga0.6Asである。なお、第1実施形
態と同様に、基板側クラッド層4および出射側クラッド
層9の組成は、iーAl0.4Ga0.6Asであり、バンド
ギャップ整合層5a,5b,5cの組成は、iーAl0.3
Ga0.7Asであり、量子井戸層7a.7bの組成は、
iーAl0.12Ga0.88Asである。トンネルバリア層2
1aおよびトンネルバリア層22bの厚みは各々6nm程
度、トンネルバリア層21bおよびトンネルバリア層2
2aの厚みは各々4nm程度である。なお、第1実施形態
と同様に、量子井戸層7a.7bの厚みは各々10nm程
度であり、発光ピーク波長は2つの量子井戸ともに76
0nmであり、また、バンドギャップ整合層5a,5b,
5cの厚みは、各々30nm程度である。
【0014】次に、第2実施形態におけるLEDの動作
について説明する。図4において、今、トンネルバリア
層21a,22bおよびトンネルバリア層22a,22
bがない場合は、n電極側に位置する量子井戸層ほど、
電子が多く正孔が少ないのに対し、p電極側に位置する
量子井戸層ほど、正孔が多く電子が少ないという状況が
起きる。この結果、過剰なキャリアは、再結合に寄与す
ることなく、量子井戸から滲み出し、発光に寄与しない
電流成分になってしまうことになる。
【0015】他方、第2実施形態におけるLEDでは、
図5にバンドギャップ構造を示すように、量子井戸層7
aのn電極側に厚みが6nmのトンネルバリア層21aを
形成し、p電極側に厚みが4nmのトンネルバリア層21
bを形成しているので、n電極側のこの量子井戸層7a
では、電子が滲み出やすく正孔が滲み出にくくなる。一
方、量子井戸層22bのn電極側に厚みが4nmのトンネ
ルバリア層8aを形成し、p電極側に厚みが6nmのトン
ネルバリアp側層22bを形成しているので、この量子
井戸層7bでは、正孔が滲み出やすく電子が滲み出にく
くなる。このようにトンネルバリア層の厚みの差でキャ
リアの滲み出やすさを異ならせているため、各量子井戸
層7a,7b内における両キャリア数がバランスするよ
うになる。
【0016】このように、第2実施形態におけるLED
では、n電極側の量子井戸層ではn電極側の、p電極側
の量子井戸層ではp電極側のトンネルバリア層の厚みを
厚くした構成にしているため、各々の量子井戸層におけ
る電子・正孔数がバランスし、過剰なキャリアによる発
光再結合に寄与しない電流成分を低減できるようにな
り、発光効率の高いLEDが得られる。なお、この実施
形態においては、単純化するために、p電極側の量子井
戸層7aと、n電極側の量子井戸層7bとでは、同一の
トンネルバリア層を用いているが、望ましくは、第1実
施形態を考慮して各々適切な異なる厚みに設定する。す
なわち、定性的には、n電極側からp電極側に向かっ
て、3番目、4番目、2番目、1番目の順に厚さの厚い
層トンネルバリア層とすることによって、複数の量子井
戸層間における発光再結合の度合いの差を減少させると
共に、各々の量子井戸層における発光再結合に寄与しな
いキャリアを減少させたLEDを得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、2つ
の各量子井戸層の両側にトンネルバリア層を設け、厚み
の設定のよって量子井戸への電子・正孔の供給量を制御
できるようにしているため、一方の量子井戸で起きてい
たキャリアの数が多過ぎることによるキャリア準位の幅
広化を防ぐことができ、あるいは、過剰なキャリアによ
る発光再結合に寄与しない電流成分を低減できるように
なり、より発光効率の高いLEDが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すLEDヘッドの要
部断面図
【図2】本発明の第1実施形態を示すLEDヘッドの要
部平面図
【図3】本発明の第1実施形態におけるLEDのバンド
ギャップ構造の説明図
【図4】本発明の第2実施形態を示すLEDヘッドの要
部断面図
【図5】本発明の第2実施形態におけるLEDのバンド
ギャップ構造の説明図
【符号の説明】
1 n-GaAs基板 2 n-GaAsバッファ層 3 基板側多層反射層 4 基板側クラッド層 5a,5b,5c バンドギャップ整合層 6a,6b トンネルバリア層 7a,7b 量子井戸層 8a,8b トンネルバリア層 9 出射側クラッド層 10 出射側多層反射層 11 オーミックキャップ層 12 オーミック層 13 SiNx膜 14 p電極 15 n電極15
フロントページの続き (72)発明者 小泉 真澄 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 中村 幸夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5F041 AA03 CA04 CA05 CA12 CA34 CA35 CA36 CA65 CB15 5F073 AA51 AA74 AB17 CA05 DA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2層の量子井戸層を有する発
    光層と、当該発光層を挟んで両側に設けられた1対の多
    層反射層とを有する垂直微小共振器型発光ダイオードに
    おいて、 前記量子井戸層の各々の両側に接して形成された各1対
    のトンネルバリア層トンネルバリア層とを備え、 各対の前記トンネルバリア層のいずれの厚さも、他の対
    の前記2トンネルバリア層のいずれの厚さとも相異して
    いる、ことを特徴とする垂直微小共振器型発光ダイオー
    ド。
  2. 【請求項2】 少なくとも2層の量子井戸層を有する発
    光層と、当該発光層を挟んで両側に設けられた1対の多
    層反射層とを有する垂直微小共振器型発光ダイオードに
    おいて、 電子の注入側にある1つの前記量子井戸層の両側に接し
    て形成され、かつ、正孔の注入側に比べて電子の注入側
    の厚さが厚い1対の第1トンネルバリア層と、 正孔の注入側にある1つの前記量子井戸層の両側に接し
    て形成され、かつ、電子の注入側に比べて正孔の注入側
    の厚さが厚い1対の第2トンネルバリア層とを備えてい
    る、ことを特徴とする垂直微小共振器型発光ダイオー
    ド。
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