JP2000174227A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自己整合コンタクトホールを有する半導体装
置において、異なったアスペクト比の自己整合コンタク
トホールを形成するのに伴うエッチングシフトの問題を
解決し、さらに配線パターンとの間で安定したコンタク
トを確保する。 【解決手段】 基板上に、自己整合マスクとして作用す
る側壁絶縁膜を担持した複数のゲート電極を埋めるよう
に層間絶縁膜を堆積し、前記側壁絶縁膜を自己整合マス
クとして複数の自己整合コンタクトホールを実質的に同
一のアスペクト比で形成する。前記複数のコンタクトホ
ールを導体で埋めた後、キャパシタ電極に対応する開口
部を前記自己整合コンタクトホールに重ねて、前記層間
絶縁膜および前記自己整合コンタクトホールを埋めた導
体をエッチングすることにより形成する。さらにかかる
開口部上に蓄積電極、キャパシタ絶縁膜および対向電極
を順次形成する。
置において、異なったアスペクト比の自己整合コンタク
トホールを形成するのに伴うエッチングシフトの問題を
解決し、さらに配線パターンとの間で安定したコンタク
トを確保する。 【解決手段】 基板上に、自己整合マスクとして作用す
る側壁絶縁膜を担持した複数のゲート電極を埋めるよう
に層間絶縁膜を堆積し、前記側壁絶縁膜を自己整合マス
クとして複数の自己整合コンタクトホールを実質的に同
一のアスペクト比で形成する。前記複数のコンタクトホ
ールを導体で埋めた後、キャパシタ電極に対応する開口
部を前記自己整合コンタクトホールに重ねて、前記層間
絶縁膜および前記自己整合コンタクトホールを埋めた導
体をエッチングすることにより形成する。さらにかかる
開口部上に蓄積電極、キャパシタ絶縁膜および対向電極
を順次形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に半導体装置に
関し、特にキャパシタを有する半導体装置およびその製
造方法に関する。DRAMは、半導体装置中にモノリシ
ックに形成されたキャパシタ中に情報を電荷の形で情報
を記憶する高速半導体記憶装置であり、コンピュータ等
の情報処理装置の記憶装置として広く使われている。
関し、特にキャパシタを有する半導体装置およびその製
造方法に関する。DRAMは、半導体装置中にモノリシ
ックに形成されたキャパシタ中に情報を電荷の形で情報
を記憶する高速半導体記憶装置であり、コンピュータ等
の情報処理装置の記憶装置として広く使われている。
【0002】特に、最近の高度に集積化されたDRAM
集積回路装置では、微細化された深いコンタクトホール
をマスク工程なしで形成できる、いわゆる自己整合コン
タクト(SAC)の技術が提案されている。かかる深い
コンタクトホールを形成する技術は、メモリセルキャパ
シタを作製する上で不可欠である。
集積回路装置では、微細化された深いコンタクトホール
をマスク工程なしで形成できる、いわゆる自己整合コン
タクト(SAC)の技術が提案されている。かかる深い
コンタクトホールを形成する技術は、メモリセルキャパ
シタを作製する上で不可欠である。
【0003】
【従来の技術】図1は従来のSAC構造を有するDRA
M10の構成を示す。図1を参照するに、前記従来のD
RAM10はフィールド酸化膜12により画成された活
性領域を有するSi基板11上に形成され、前記Si基
板11上には前記活性領域中において図示を省略したゲ
ート酸化膜を介してゲート電極13A,13Bが形成さ
れ、前記Si基板11中には前記ゲート電極13A.1
3Bの両側に拡散領域11A,11B,11Cが形成さ
れる。さらに前記ゲート電極11A,11Bの外側に
は、前記基板11上に前記ゲート電極13A,13Bと
同一の構成を有するワード線WLが延在する。前記ワー
ド線WLは隣接する活性領域においてゲート電極13
A,13Bに対応するゲート電極を形成する。また各々
のゲート電極13A,13Bおよびワード線WLは側壁
絶縁膜14により上面および側壁面を覆われ、前記ゲー
ト電極13A,13Bおよびワード線WLは前記側壁絶
縁膜14を介して層間絶縁膜15により覆われ、前記層
間絶縁膜15中には前記拡散領域11A,11B,11
Cをそれぞれ露出するコンタクトホール15A,15
B,15Cが形成される。その際、前記コンタクトホー
ル15A,15B,15Cの各々の底部は前記ワード線
WLあるいはゲート電極13A,13Bを覆う側壁絶縁
膜により、自己整合的に画成される。換言すると、前記
コンタクトホール15A,15B,15Cは自己整合コ
ンタクトホールを形成する。
M10の構成を示す。図1を参照するに、前記従来のD
RAM10はフィールド酸化膜12により画成された活
性領域を有するSi基板11上に形成され、前記Si基
板11上には前記活性領域中において図示を省略したゲ
ート酸化膜を介してゲート電極13A,13Bが形成さ
れ、前記Si基板11中には前記ゲート電極13A.1
3Bの両側に拡散領域11A,11B,11Cが形成さ
れる。さらに前記ゲート電極11A,11Bの外側に
は、前記基板11上に前記ゲート電極13A,13Bと
同一の構成を有するワード線WLが延在する。前記ワー
ド線WLは隣接する活性領域においてゲート電極13
A,13Bに対応するゲート電極を形成する。また各々
のゲート電極13A,13Bおよびワード線WLは側壁
絶縁膜14により上面および側壁面を覆われ、前記ゲー
ト電極13A,13Bおよびワード線WLは前記側壁絶
縁膜14を介して層間絶縁膜15により覆われ、前記層
間絶縁膜15中には前記拡散領域11A,11B,11
Cをそれぞれ露出するコンタクトホール15A,15
B,15Cが形成される。その際、前記コンタクトホー
ル15A,15B,15Cの各々の底部は前記ワード線
WLあるいはゲート電極13A,13Bを覆う側壁絶縁
膜により、自己整合的に画成される。換言すると、前記
コンタクトホール15A,15B,15Cは自己整合コ
ンタクトホールを形成する。
【0004】さらに、前記コンタクトホール15A,1
5B,15Cの内壁はそれぞれ前記拡散領域11A,1
1B,11Cにコンタクトするポリシリコン膜ないし底
が塞がれたスリーブ16A,16B,16Cにより覆わ
れ、一方前記ポリシリコンスリーブ16A,16B,1
6Cの内壁はそれぞれ誘電体膜17A,17Bおよび1
7Cにより覆われる。さらに、前記誘電体膜17A,1
7B,17Cの内壁はそれぞれ底が塞がれたスリーブ状
のポリシリコン膜18A,18B,18Cにより覆わ
れ、前記層間絶縁膜15上には前記ポリシリコンスリー
ブ18A,18B,18Cの内部を埋めるように別の層
間絶縁膜19を堆積する。前記層間絶縁膜19中には前
記ポリシリコン膜16Aを露出するコンタクトホール1
9Aが形成され、前記層間絶縁膜19上には前記コンタ
クトホール19Aを介して前記ポリシリコン膜16Aに
コンタクトするビット線パターン20が形成される。前
記ビット線パターン20は典型的にはTi/TiN積層
構造中にさらにWを積層した構成を有する。
5B,15Cの内壁はそれぞれ前記拡散領域11A,1
1B,11Cにコンタクトするポリシリコン膜ないし底
が塞がれたスリーブ16A,16B,16Cにより覆わ
れ、一方前記ポリシリコンスリーブ16A,16B,1
6Cの内壁はそれぞれ誘電体膜17A,17Bおよび1
7Cにより覆われる。さらに、前記誘電体膜17A,1
7B,17Cの内壁はそれぞれ底が塞がれたスリーブ状
のポリシリコン膜18A,18B,18Cにより覆わ
れ、前記層間絶縁膜15上には前記ポリシリコンスリー
ブ18A,18B,18Cの内部を埋めるように別の層
間絶縁膜19を堆積する。前記層間絶縁膜19中には前
記ポリシリコン膜16Aを露出するコンタクトホール1
9Aが形成され、前記層間絶縁膜19上には前記コンタ
クトホール19Aを介して前記ポリシリコン膜16Aに
コンタクトするビット線パターン20が形成される。前
記ビット線パターン20は典型的にはTi/TiN積層
構造中にさらにWを積層した構成を有する。
【0005】ここで、前記層間絶縁膜15上には前記ポ
リシリコンスリーブ16Aの上端部がリング状に露出し
ており、このため前記ポリシリコン膜16Aは前記ビッ
ト線20を前記拡散領域11Aに接続するビット線コン
タクトを形成する。この場合、前記ポリシリコンスリー
ブ16Aの内側の前記誘電体膜17Aおよびポリシリコ
ンスリーブ18Aは前記ビット線コンタクトの形成には
関与しない。これに対し、前記拡散領域11Bに接続さ
れたポリシリコンスリーブ16Bとその内側の誘電体膜
17Bおよびさらに内側のポリシリコンスリーブ18B
はメモリセルキャパシタを形成する。また同様に、前記
拡散領域11Cに接続されたポリシリコンスリーブ16
Cとその内側の誘電体膜17Cおよびさらにその内側の
ポリシリコンスリーブ18Cも同様なメモリセルキャパ
シタを形成する。
リシリコンスリーブ16Aの上端部がリング状に露出し
ており、このため前記ポリシリコン膜16Aは前記ビッ
ト線20を前記拡散領域11Aに接続するビット線コン
タクトを形成する。この場合、前記ポリシリコンスリー
ブ16Aの内側の前記誘電体膜17Aおよびポリシリコ
ンスリーブ18Aは前記ビット線コンタクトの形成には
関与しない。これに対し、前記拡散領域11Bに接続さ
れたポリシリコンスリーブ16Bとその内側の誘電体膜
17Bおよびさらに内側のポリシリコンスリーブ18B
はメモリセルキャパシタを形成する。また同様に、前記
拡散領域11Cに接続されたポリシリコンスリーブ16
Cとその内側の誘電体膜17Cおよびさらにその内側の
ポリシリコンスリーブ18Cも同様なメモリセルキャパ
シタを形成する。
【0006】かかる構成のDRAMでは、前記ゲート電
極の側壁絶縁膜14を自己整合マスクとしたドライエッ
チング工程を行なうことにより、前記コンタクトホール
15A〜15Cを、きびしい設計ルールによる困難なマ
スク工程を行なうことなく、簡単に形成することができ
る。一方、かかる構成のDRAMでは、前記メモリセル
キャパシタの蓄積容量を最大化するために、前記コンタ
クトホール15B,15Cを、径が前記コンタクトホー
ル15Aの径よりも大きくなるように形成する。換言す
ると、前記コンタクトホール15Aは前記コンタクトホ
ール15Bあるいは15Cの径よりも小さい径を有す
る。
極の側壁絶縁膜14を自己整合マスクとしたドライエッ
チング工程を行なうことにより、前記コンタクトホール
15A〜15Cを、きびしい設計ルールによる困難なマ
スク工程を行なうことなく、簡単に形成することができ
る。一方、かかる構成のDRAMでは、前記メモリセル
キャパシタの蓄積容量を最大化するために、前記コンタ
クトホール15B,15Cを、径が前記コンタクトホー
ル15Aの径よりも大きくなるように形成する。換言す
ると、前記コンタクトホール15Aは前記コンタクトホ
ール15Bあるいは15Cの径よりも小さい径を有す
る。
【0007】このような小さい径を有するコンタクトホ
ール15Aをドライエッチングで形成する場合、コンタ
クトホール15Aを形成するドライエッチング速度がマ
イクロローディング効果により低下し、その結果前記コ
ンタクトホール15Aを形成するには長時間のドライエ
ッチングが必要になる。一方、より径の大きいコンタク
トホール15Bおよび15Cの形成も同一のドライエッ
チング工程により形成されるため、前記コンタクトホー
ル15Aの形成の際に前記コンタクトホール15B,1
5Cにおいて前記自己整合側壁絶縁膜14が過剰にエッ
チングされるエッチングシフトの問題が生じ、これに伴
うエッチングシフトの結果歩留まりの低下や耐圧の低下
の問題が生じていた。
ール15Aをドライエッチングで形成する場合、コンタ
クトホール15Aを形成するドライエッチング速度がマ
イクロローディング効果により低下し、その結果前記コ
ンタクトホール15Aを形成するには長時間のドライエ
ッチングが必要になる。一方、より径の大きいコンタク
トホール15Bおよび15Cの形成も同一のドライエッ
チング工程により形成されるため、前記コンタクトホー
ル15Aの形成の際に前記コンタクトホール15B,1
5Cにおいて前記自己整合側壁絶縁膜14が過剰にエッ
チングされるエッチングシフトの問題が生じ、これに伴
うエッチングシフトの結果歩留まりの低下や耐圧の低下
の問題が生じていた。
【0008】図2は、前記自己整合コンタクトホールの
形成に伴う前記側壁絶縁膜14の過剰エッチングの問題
を解決した従来のDRAM30の構成を示す。ただし、
図2中、先に説明した部分には同一の参照符号を付し、
説明を省略する。図2を参照するに、DRAM30では
前記ゲート電極13A,13Bおよび前記ワード線WL
を前記側壁絶縁膜14を介して覆うように薄い層間絶縁
膜151が形成され、さらに前記層間絶縁膜151 中に
前記拡散領域11A,11Bおよび11Cを露出する浅
いコンタクトホールを形成し、前記コンタクトホールを
埋めるように、同一の径と深さを有する導電性プラグ1
51 A〜151 Cをそれぞれ前記拡散領域11A,11
Bおよび11Cにコンタクトするように形成する。前記
導電性プラグ151 A〜151 Cが形成されるコンタク
トホールは同一の径と深さを有するため、ドライエッチ
ング工程でこれらを形成した場合にもゲート電極13
A,13Bあるいはワード線WLで側壁絶縁膜14のエ
ッチング速度は一定に保たれ、その結果メモリセルキャ
パシタにおいて前記側壁絶縁膜14のエッチングシフト
の問題が回避される。
形成に伴う前記側壁絶縁膜14の過剰エッチングの問題
を解決した従来のDRAM30の構成を示す。ただし、
図2中、先に説明した部分には同一の参照符号を付し、
説明を省略する。図2を参照するに、DRAM30では
前記ゲート電極13A,13Bおよび前記ワード線WL
を前記側壁絶縁膜14を介して覆うように薄い層間絶縁
膜151が形成され、さらに前記層間絶縁膜151 中に
前記拡散領域11A,11Bおよび11Cを露出する浅
いコンタクトホールを形成し、前記コンタクトホールを
埋めるように、同一の径と深さを有する導電性プラグ1
51 A〜151 Cをそれぞれ前記拡散領域11A,11
Bおよび11Cにコンタクトするように形成する。前記
導電性プラグ151 A〜151 Cが形成されるコンタク
トホールは同一の径と深さを有するため、ドライエッチ
ング工程でこれらを形成した場合にもゲート電極13
A,13Bあるいはワード線WLで側壁絶縁膜14のエ
ッチング速度は一定に保たれ、その結果メモリセルキャ
パシタにおいて前記側壁絶縁膜14のエッチングシフト
の問題が回避される。
【0009】図2の構造では、さらに前記層間絶縁膜1
51 上に前記層間絶縁膜15が形成され、前記層間絶縁
膜15中に前記導電性プラグ151 A〜151 Cを露出
するように、前記コンタクトホール15A〜15Cをそ
れぞれ形成する。さらに、前記コンタクトホール15A
〜15C中に前記ビット線コンタクト構造あるいはメモ
リセルキャパシタを、図1と同様に形成する。その際、
前記コンタクトホール15Aは前記導電性プラグ151
Aとほぼ同じ径に形成されるのに対し、前記コンタクト
ホール15Bおよび15Cは蓄積容量を確保するため
に、前記基板11に垂直な方向から見た場合に前記導電
性プラグ151 Bあるいは151 Cとそれに隣接するワ
ード線WLとを覆うような大きさに形成される。
51 上に前記層間絶縁膜15が形成され、前記層間絶縁
膜15中に前記導電性プラグ151 A〜151 Cを露出
するように、前記コンタクトホール15A〜15Cをそ
れぞれ形成する。さらに、前記コンタクトホール15A
〜15C中に前記ビット線コンタクト構造あるいはメモ
リセルキャパシタを、図1と同様に形成する。その際、
前記コンタクトホール15Aは前記導電性プラグ151
Aとほぼ同じ径に形成されるのに対し、前記コンタクト
ホール15Bおよび15Cは蓄積容量を確保するため
に、前記基板11に垂直な方向から見た場合に前記導電
性プラグ151 Bあるいは151 Cとそれに隣接するワ
ード線WLとを覆うような大きさに形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、図2の構
造では前記導電性プラグ151 A〜151 Cが形成され
前記層間絶縁膜151 中のコンタクトホールが全て同一
の径と深さを有するため、前記マイクロローディングに
よるゲート電極側壁絶縁膜のエッチングシフトの問題は
回避されるが、前記ビット線コンタクト構造において前
記ポリシリコンスリーブ16Aと前記ビット線パターン
20とのコンタクトが、先に説明したようにリング状の
前記ポリシリコンスリーブ16A上端部でしかとれない
ため、前記層間絶縁膜19中のコンタクトホール19A
の位置がわずかにずれただけでコンタクト抵抗が大きく
増大してしまう問題が生じる。
造では前記導電性プラグ151 A〜151 Cが形成され
前記層間絶縁膜151 中のコンタクトホールが全て同一
の径と深さを有するため、前記マイクロローディングに
よるゲート電極側壁絶縁膜のエッチングシフトの問題は
回避されるが、前記ビット線コンタクト構造において前
記ポリシリコンスリーブ16Aと前記ビット線パターン
20とのコンタクトが、先に説明したようにリング状の
前記ポリシリコンスリーブ16A上端部でしかとれない
ため、前記層間絶縁膜19中のコンタクトホール19A
の位置がわずかにずれただけでコンタクト抵抗が大きく
増大してしまう問題が生じる。
【0011】この問題を解決するために、例えば図3に
示すように前記コンタクト構造をバルクのポリシリコン
ピラーにより形成する構造のDRAM40が提案されて
いる。ただし、図3中、先に説明した部分には同一の参
照符号を付し、説明を省略する。図3を参照するに、前
記従来のDRAM40では前記層間絶縁膜15中に前記
拡散領域11A,11Bおよび11Cを露出するよう
に、実質的に同一の径および深さを有するコンタクトホ
ール15A〜15Cを形成し、ポリシリコンピラー16
1 A,161 Bおよび162 Cを前記コンタクトホール
15A〜15C中にそれぞれ形成する。
示すように前記コンタクト構造をバルクのポリシリコン
ピラーにより形成する構造のDRAM40が提案されて
いる。ただし、図3中、先に説明した部分には同一の参
照符号を付し、説明を省略する。図3を参照するに、前
記従来のDRAM40では前記層間絶縁膜15中に前記
拡散領域11A,11Bおよび11Cを露出するよう
に、実質的に同一の径および深さを有するコンタクトホ
ール15A〜15Cを形成し、ポリシリコンピラー16
1 A,161 Bおよび162 Cを前記コンタクトホール
15A〜15C中にそれぞれ形成する。
【0012】さらに、図3のDRAM40では前記ポリ
シリコンピラー16B,16Cの回りにおいて前記コン
タクトホール15B,15Cを拡張し、より大きな凹部
15 2 Bおよび152 Cを形成する。さらにこのように
して形成された凹部152 B内壁に前記ポリシリコンピ
ラー161 Bを覆うように図1の蓄積電極16Bに相当
するポリシリコン膜を形成し、さらにその上に前記誘電
体膜17Bに相当するキャパシタ誘電体膜を形成し、さ
らにその上に前記ポリシリコン対向電極18Bに対応す
る対向電極を形成する。同様にして、メモリセルキャパ
シタが前記ポリシリコンピラー161 Cについても形成
される。
シリコンピラー16B,16Cの回りにおいて前記コン
タクトホール15B,15Cを拡張し、より大きな凹部
15 2 Bおよび152 Cを形成する。さらにこのように
して形成された凹部152 B内壁に前記ポリシリコンピ
ラー161 Bを覆うように図1の蓄積電極16Bに相当
するポリシリコン膜を形成し、さらにその上に前記誘電
体膜17Bに相当するキャパシタ誘電体膜を形成し、さ
らにその上に前記ポリシリコン対向電極18Bに対応す
る対向電極を形成する。同様にして、メモリセルキャパ
シタが前記ポリシリコンピラー161 Cについても形成
される。
【0013】このDRAM40の構造では、前記ポリシ
リコンピラー161 Aがビット線コンタクト構造を形成
し、このため前記層間絶縁膜19中のコンタクトホール
19Aにおいては前記ポリシリコンピラーの端面が四角
形状にあるいは円形状に露出される。このため、仮に前
記コンタクトホール19Aの位置が多少ずれても、ビッ
ト線コンタクト抵抗が増大する問題は回避される。
リコンピラー161 Aがビット線コンタクト構造を形成
し、このため前記層間絶縁膜19中のコンタクトホール
19Aにおいては前記ポリシリコンピラーの端面が四角
形状にあるいは円形状に露出される。このため、仮に前
記コンタクトホール19Aの位置が多少ずれても、ビッ
ト線コンタクト抵抗が増大する問題は回避される。
【0014】しかし、図3のDRAM40では前記メモ
リセルキャパシタ中にポリシリコンピラー161 Bある
いは161 Cが形成されるため、DRAM40の構造は
最小ルールにより形成することができない。例えば、ビ
ット線ピッチおよびワード線ピッチを共に0.4μmと
した0.20ミクロンルールを使う場合、蓄積電極16
Bあるいは16Cの大きさは0.2μm×0.4μmと
なり、この中に径が0.2μmのポリシリコンピラー1
61 Bあるいは161 Cを形成することはできない。
リセルキャパシタ中にポリシリコンピラー161 Bある
いは161 Cが形成されるため、DRAM40の構造は
最小ルールにより形成することができない。例えば、ビ
ット線ピッチおよびワード線ピッチを共に0.4μmと
した0.20ミクロンルールを使う場合、蓄積電極16
Bあるいは16Cの大きさは0.2μm×0.4μmと
なり、この中に径が0.2μmのポリシリコンピラー1
61 Bあるいは161 Cを形成することはできない。
【0015】そこで、本発明は上記の課題を解決した、
新規で有用な半導体装置およびその製造方法を提供する
ことを概括的課題とする。本発明のより具体的な課題
は、自己整合コンタクトホールを有する半導体装置にお
いて、異なったアスペクト比の自己整合コンタクトホー
ルを形成するのに伴うエッチングシフトの問題を解決
し、さらに配線パターンとの間で安定したコンタクトを
確保することにある。
新規で有用な半導体装置およびその製造方法を提供する
ことを概括的課題とする。本発明のより具体的な課題
は、自己整合コンタクトホールを有する半導体装置にお
いて、異なったアスペクト比の自己整合コンタクトホー
ルを形成するのに伴うエッチングシフトの問題を解決
し、さらに配線パターンとの間で安定したコンタクトを
確保することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を、
請求項1に記載したように、基板と、前記基板上に互い
に隣接して形成され、各々絶縁膜により上面と側壁面と
を覆われた第1および第2のゲート電極と、前記基板上
に互いに隣接して形成され、各々絶縁膜により上面と側
壁面とを覆われた第3および第4のゲート電極と、前記
基板上に前記第1〜第4のゲート電極を、それぞれの絶
縁膜を介して覆うように形成された層間絶縁膜と、前記
層間絶縁膜中に、前記第1および第2のゲート電極上の
絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前記基板を露
出するように形成された第1の自己整合コンタクトホー
ルと、前記層間絶縁膜中に、前記第3および第4のゲー
ト電極上の絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前
記基板を露出するように形成された第2の自己整合コン
タクトホールと、前記第1の自己整合コンタクトホール
を埋めるように形成され、前記層間絶縁膜表面に端面を
露出させる導電性プラグと、前記第2の自己整合コンタ
クトホール中に形成されたキャパシタとを有し、前記キ
ャパシタは、前記第2の自己整合コンタクトホールの内
壁に沿って形成され前記基板とコンタクトする第1のキ
ャパシタ電極層と、前記第1のキャパシタ電極上に形成
されたキャパシタ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁膜上に
形成された第2のキャパシタ電極層とよりなり、前記第
1のキャパシタ電極層は、前記第2のコンタクトホール
の内壁上において第1の厚さを有する第1の部分と、前
記第2のコンタクトホールの内壁上において第2の、よ
り小さい厚さを有する第2の部分とを含むことを特徴と
する半導体装置により、または請求項2に記載したよう
に、前記第2の自己整合コンタクトホールは前記第3の
ゲート電極上の絶縁膜に沿って延在し、さらに前記基板
主面に略垂直な方向に実質的に直線状に延在する第1の
側壁部と、前記第4のゲート電極上の絶縁膜に沿って延
在し、さらに側方に拡大する前記第2の自己整合コンタ
クトホールの側方拡大部を画成する第2の側壁部とを有
することを特徴とする請求項1記載の半導体装置によ
り、または請求項3に記載したように、前記第1のキャ
パシタ電極の前記第1の部分は前記第2の自己整合コン
タクトホールの前記第1の側壁部上に形成され、前記第
1のキャパシタ電極の前記第2の部分は前記第2の自己
整合コンタクトホールの前記第2の側壁部上に形成され
ることを特徴とする請求項2記載の半導体装置により、
または請求項4に記載したように、前記第1のキャパシ
タ電極の前記第1の部分は、前記第2の自己整合コンタ
クトホールの前記第1の側壁部を覆う第1の導体層と、
前記第1の導体層上に形成された第2の導体層とよりな
り、前記第2の導体層は前記第1のキャパシタ電極の前
記第2の部分と実質的に同一の組成および厚さを有する
ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置により、ま
たは請求項5に記載したように、前記第1のキャパシタ
電極の前記第1の部分は、前記第2の自己整合コンタク
トホール中において前記第3および第4のゲート電極の
それぞれの絶縁膜に接して形成され、前記第2の自己整
合コンタクトホールの底部を充填する導体プラグを含
み、前記第1の導体層は前記導体プラグから連続的に延
在することを特徴とする請求項4記載の半導体装置によ
り、または請求項6に記載したように、さらに前記層間
絶縁膜上に形成され前記導電性プラグの端面を露出する
コンタクトホールを形成された別の層間絶縁膜と、前記
別の層間絶縁膜上に形成され前記コンタクトホールにお
いて前記導電性プラグの端面とコンタクトする配線パタ
ーンとを有する請求項1〜5のうち、いずれか一項記載
の半導体装置により、または請求項7に記載したよう
に、前記第2のゲート電極と前記第3のゲート電極と
は、同一のゲート電極であることを特徴とする請求項1
〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装置により、ま
たは請求項8に記載したように、基板上に互いに隣接し
た第1および第2のゲート電極と互いに隣接した第3お
よび第4のゲート電極とを形成する工程と、前記第1〜
第4のゲート電極の各々の上面および側壁面を絶縁膜に
より覆う工程と、前記基板上に、前記第1〜第4のゲー
ト電極をそれぞれの絶縁膜を介して覆うように、層間絶
縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜中に、前記第1
および第2のゲート電極上の絶縁膜を自己整合マスク
に、底部において前記基板を露出する第1の自己整合コ
ンタクトホールを、また前記第3および第4のゲート電
極上の絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前記基
板を露出する第2の自己整合コンタクトホールを、実質
的に同時に形成する工程と、前記第1および第2の自己
整合コンタクトホール中に第1および第2の導体プラグ
をそれぞれ形成する工程と、前記第2の自己整合コンタ
クトホールに重複して、前記層間絶縁膜中に開口部を、
前記第2の導体プラグの一部が、前記第2の自己整合コ
ンタクトホールの少なくとも底部に残留するように形成
する工程と、前記開口部中に、前記残留している第2の
導体プラグにコンタクトするように第1の導電性膜を形
成する工程と、前記第1の導電性膜上に誘電体膜を形成
する工程と、前記誘電体膜上に第2の導電性膜を堆積す
る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法
により、または請求項9に記載したように、前記開口部
を形成する工程は、前記開口部が前記第2の自己整合コ
ンタクトホールに部分的に重複するように形成する工程
を含むことを特徴とする、請求項8記載の半導体装置の
製造方法により、または請求項10に記載したように、
前記開口部を形成する工程は、前記第2の導体プラグの
一部が、前記第2の自己整合コンタクトホールの底部か
らその側壁の一部に沿って延在するように実行されるこ
とを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法に
より、解決する。
請求項1に記載したように、基板と、前記基板上に互い
に隣接して形成され、各々絶縁膜により上面と側壁面と
を覆われた第1および第2のゲート電極と、前記基板上
に互いに隣接して形成され、各々絶縁膜により上面と側
壁面とを覆われた第3および第4のゲート電極と、前記
基板上に前記第1〜第4のゲート電極を、それぞれの絶
縁膜を介して覆うように形成された層間絶縁膜と、前記
層間絶縁膜中に、前記第1および第2のゲート電極上の
絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前記基板を露
出するように形成された第1の自己整合コンタクトホー
ルと、前記層間絶縁膜中に、前記第3および第4のゲー
ト電極上の絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前
記基板を露出するように形成された第2の自己整合コン
タクトホールと、前記第1の自己整合コンタクトホール
を埋めるように形成され、前記層間絶縁膜表面に端面を
露出させる導電性プラグと、前記第2の自己整合コンタ
クトホール中に形成されたキャパシタとを有し、前記キ
ャパシタは、前記第2の自己整合コンタクトホールの内
壁に沿って形成され前記基板とコンタクトする第1のキ
ャパシタ電極層と、前記第1のキャパシタ電極上に形成
されたキャパシタ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁膜上に
形成された第2のキャパシタ電極層とよりなり、前記第
1のキャパシタ電極層は、前記第2のコンタクトホール
の内壁上において第1の厚さを有する第1の部分と、前
記第2のコンタクトホールの内壁上において第2の、よ
り小さい厚さを有する第2の部分とを含むことを特徴と
する半導体装置により、または請求項2に記載したよう
に、前記第2の自己整合コンタクトホールは前記第3の
ゲート電極上の絶縁膜に沿って延在し、さらに前記基板
主面に略垂直な方向に実質的に直線状に延在する第1の
側壁部と、前記第4のゲート電極上の絶縁膜に沿って延
在し、さらに側方に拡大する前記第2の自己整合コンタ
クトホールの側方拡大部を画成する第2の側壁部とを有
することを特徴とする請求項1記載の半導体装置によ
り、または請求項3に記載したように、前記第1のキャ
パシタ電極の前記第1の部分は前記第2の自己整合コン
タクトホールの前記第1の側壁部上に形成され、前記第
1のキャパシタ電極の前記第2の部分は前記第2の自己
整合コンタクトホールの前記第2の側壁部上に形成され
ることを特徴とする請求項2記載の半導体装置により、
または請求項4に記載したように、前記第1のキャパシ
タ電極の前記第1の部分は、前記第2の自己整合コンタ
クトホールの前記第1の側壁部を覆う第1の導体層と、
前記第1の導体層上に形成された第2の導体層とよりな
り、前記第2の導体層は前記第1のキャパシタ電極の前
記第2の部分と実質的に同一の組成および厚さを有する
ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置により、ま
たは請求項5に記載したように、前記第1のキャパシタ
電極の前記第1の部分は、前記第2の自己整合コンタク
トホール中において前記第3および第4のゲート電極の
それぞれの絶縁膜に接して形成され、前記第2の自己整
合コンタクトホールの底部を充填する導体プラグを含
み、前記第1の導体層は前記導体プラグから連続的に延
在することを特徴とする請求項4記載の半導体装置によ
り、または請求項6に記載したように、さらに前記層間
絶縁膜上に形成され前記導電性プラグの端面を露出する
コンタクトホールを形成された別の層間絶縁膜と、前記
別の層間絶縁膜上に形成され前記コンタクトホールにお
いて前記導電性プラグの端面とコンタクトする配線パタ
ーンとを有する請求項1〜5のうち、いずれか一項記載
の半導体装置により、または請求項7に記載したよう
に、前記第2のゲート電極と前記第3のゲート電極と
は、同一のゲート電極であることを特徴とする請求項1
〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装置により、ま
たは請求項8に記載したように、基板上に互いに隣接し
た第1および第2のゲート電極と互いに隣接した第3お
よび第4のゲート電極とを形成する工程と、前記第1〜
第4のゲート電極の各々の上面および側壁面を絶縁膜に
より覆う工程と、前記基板上に、前記第1〜第4のゲー
ト電極をそれぞれの絶縁膜を介して覆うように、層間絶
縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜中に、前記第1
および第2のゲート電極上の絶縁膜を自己整合マスク
に、底部において前記基板を露出する第1の自己整合コ
ンタクトホールを、また前記第3および第4のゲート電
極上の絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前記基
板を露出する第2の自己整合コンタクトホールを、実質
的に同時に形成する工程と、前記第1および第2の自己
整合コンタクトホール中に第1および第2の導体プラグ
をそれぞれ形成する工程と、前記第2の自己整合コンタ
クトホールに重複して、前記層間絶縁膜中に開口部を、
前記第2の導体プラグの一部が、前記第2の自己整合コ
ンタクトホールの少なくとも底部に残留するように形成
する工程と、前記開口部中に、前記残留している第2の
導体プラグにコンタクトするように第1の導電性膜を形
成する工程と、前記第1の導電性膜上に誘電体膜を形成
する工程と、前記誘電体膜上に第2の導電性膜を堆積す
る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法
により、または請求項9に記載したように、前記開口部
を形成する工程は、前記開口部が前記第2の自己整合コ
ンタクトホールに部分的に重複するように形成する工程
を含むことを特徴とする、請求項8記載の半導体装置の
製造方法により、または請求項10に記載したように、
前記開口部を形成する工程は、前記第2の導体プラグの
一部が、前記第2の自己整合コンタクトホールの底部か
らその側壁の一部に沿って延在するように実行されるこ
とを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法に
より、解決する。
【0017】本発明によれば、層間絶縁膜中に第1およ
び第2の自己整合コンタクトホールを形成する際に、自
己整合マスクとなるゲート電極絶縁膜のエッチングシフ
トの問題が、前記第1および第2の自己整合コンタクト
ホールを同一の径と同一の深さに形成することで解消す
る。その際、層間絶縁膜中に、キャパシタに対応する自
己整合コンタクトホールに部分的に重複するように別の
開口部を形成することにより、キャパシタ開口部に十分
な面積を確保することができる。また前記キャパシタ開
口部を前記自己整合コンタクトホールと別の開口部とに
より形成することにより、前記キャパシタ開口部を最小
ルールに従って形成することが可能になる。このように
して形成された半導体装置では、前記キャパシタ開口部
中に基板中の拡散領域にコンタクトして形成されたキャ
パシタ電極の厚さが、前記キャパシタ開口部の側壁面上
第1の個所と第2の個所とで異なる厚さを有することを
特徴とする。
び第2の自己整合コンタクトホールを形成する際に、自
己整合マスクとなるゲート電極絶縁膜のエッチングシフ
トの問題が、前記第1および第2の自己整合コンタクト
ホールを同一の径と同一の深さに形成することで解消す
る。その際、層間絶縁膜中に、キャパシタに対応する自
己整合コンタクトホールに部分的に重複するように別の
開口部を形成することにより、キャパシタ開口部に十分
な面積を確保することができる。また前記キャパシタ開
口部を前記自己整合コンタクトホールと別の開口部とに
より形成することにより、前記キャパシタ開口部を最小
ルールに従って形成することが可能になる。このように
して形成された半導体装置では、前記キャパシタ開口部
中に基板中の拡散領域にコンタクトして形成されたキャ
パシタ電極の厚さが、前記キャパシタ開口部の側壁面上
第1の個所と第2の個所とで異なる厚さを有することを
特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図4(A)〜図6(H)は、本発
明の一実施例によるSAC構造を有するDRAM50の
構成を示す。図4(A)を参照するに、前記従来のDR
AM50はフィールド酸化膜52により画成された活性
領域50Aを有するSi基板51上に形成され、前記S
i基板51上には前記活性領域50A中において図示を
省略したゲート酸化膜を介してゲート電極53A,53
Bが形成され、前記Si基板51中には前記ゲート電極
53A.53Bの両側に拡散領域51A,51B,51
Cが形成される。さらに前記ゲート電極51A,51B
の外側には、前記基板51上に前記ゲート電極53A,
53Bと同一の構成を有するワード線WLが延在する。
前記ワード線WLは隣接する活性領域においてゲート電
極53A,53Bに対応するゲート電極を形成する。各
々のゲート電極53A,53Bおよびワード線WLは厚
さが約50nmのSiNよりなる側壁絶縁膜54により
上面および側壁面を覆われる。
明の一実施例によるSAC構造を有するDRAM50の
構成を示す。図4(A)を参照するに、前記従来のDR
AM50はフィールド酸化膜52により画成された活性
領域50Aを有するSi基板51上に形成され、前記S
i基板51上には前記活性領域50A中において図示を
省略したゲート酸化膜を介してゲート電極53A,53
Bが形成され、前記Si基板51中には前記ゲート電極
53A.53Bの両側に拡散領域51A,51B,51
Cが形成される。さらに前記ゲート電極51A,51B
の外側には、前記基板51上に前記ゲート電極53A,
53Bと同一の構成を有するワード線WLが延在する。
前記ワード線WLは隣接する活性領域においてゲート電
極53A,53Bに対応するゲート電極を形成する。各
々のゲート電極53A,53Bおよびワード線WLは厚
さが約50nmのSiNよりなる側壁絶縁膜54により
上面および側壁面を覆われる。
【0019】次に図4(B)の工程で、前記ゲート電極
53A,53Bおよびワード線WLは前記側壁絶縁膜5
4を介して典型的にはBPSGよりなる厚さが約2.5
μmの層間絶縁膜55により覆われ、前記層間絶縁膜5
5中には前記拡散領域51A,51B,51Cをそれぞ
れ露出するコンタクトホール55A,55B,55Cが
RIE法により、前記半導体装置50を0.2μmルー
ルにより形成する場合には0.2μm×0.2μmの大
きさに形成される。その際、前記コンタクトホール55
A,55B,55Cの各々の底部は前記ワード線WLあ
るいはゲート電極53A,53Bを覆う側壁絶縁膜54
により、自己整合的に画成される。換言すると、前記コ
ンタクトホール55A,55B,55Cは前記側壁絶縁
膜54を自己整合マスクとした自己整合コンタクトホー
ルを形成する。本実施例では前記自己整合コンタクトホ
ール55A〜55Cは実質的に同一の径および深さに形
成され、その結果前記コンタクトホール56Bあるいは
56Cの底部において前記自己整合マスク54のエッチ
ングシフトの問題は生じない。その際、前記RIE法を
2周波式RIE型プラズマエッチング装置中においてC
4 F8 をエッチングガスとして使い実行することによ
り、前記BPSG膜55のエッチングを前記SiN側壁
絶縁膜54に対して10倍以上の選択比で行なうことが
できる。
53A,53Bおよびワード線WLは前記側壁絶縁膜5
4を介して典型的にはBPSGよりなる厚さが約2.5
μmの層間絶縁膜55により覆われ、前記層間絶縁膜5
5中には前記拡散領域51A,51B,51Cをそれぞ
れ露出するコンタクトホール55A,55B,55Cが
RIE法により、前記半導体装置50を0.2μmルー
ルにより形成する場合には0.2μm×0.2μmの大
きさに形成される。その際、前記コンタクトホール55
A,55B,55Cの各々の底部は前記ワード線WLあ
るいはゲート電極53A,53Bを覆う側壁絶縁膜54
により、自己整合的に画成される。換言すると、前記コ
ンタクトホール55A,55B,55Cは前記側壁絶縁
膜54を自己整合マスクとした自己整合コンタクトホー
ルを形成する。本実施例では前記自己整合コンタクトホ
ール55A〜55Cは実質的に同一の径および深さに形
成され、その結果前記コンタクトホール56Bあるいは
56Cの底部において前記自己整合マスク54のエッチ
ングシフトの問題は生じない。その際、前記RIE法を
2周波式RIE型プラズマエッチング装置中においてC
4 F8 をエッチングガスとして使い実行することによ
り、前記BPSG膜55のエッチングを前記SiN側壁
絶縁膜54に対して10倍以上の選択比で行なうことが
できる。
【0020】さらに、図4(B)の工程では前記自己整
合コンタクトホール55A〜55Cを埋めるように前記
層間絶縁膜55上に導電性ポリシリコン層56を、典型
的にはCVD法により約400nmの厚さに堆積し、前
記コンタクトホール55A〜55C中にポリシリコンピ
ラー56A〜56Cをそれぞれ形成する。次に、図4
(C)の工程において前記図4(B)の自己整合コンタ
クトホール55B,55Cにそれぞれ部分的に重複し
て、0.2μm設計ルールの場合には0.2×0.4μ
mの大きさの開口部55D,55Eが形成される。前記
開口部55D,55Eは、例えばECRエッチング装置
中においてCl2 あるいはO2をエッチングガスとして
前記ポリシリコン層56をエッチングし、続いて露出さ
れた前記BPSG膜55および前記コンタクトホール5
5B,55C中のポリシリコンピラー56B,56Cを
前記自己整合コンタクトホール55A〜55Cを形成し
た場合と同様なRIE法によりエッチングすることによ
り、図4(C)に示すように前記開口部55Dおよび5
5Eの底部にポリシリコンプラグ56bおよび56cが
露出した構造が形成される。前記ポリシリコンプラグ5
6bからは前記自己整合コンタクトホール55Bの側壁
面に沿って前記ポリシリコンピラー56Bの一部がポリ
シリコン層56dとして延在する。同様に、前記ポリシ
リコンプラグ56cからは前記自己整合コンタクトホー
ル55Cの側壁面に沿って前記ポリシリコンピラー56
Cの一部がポリシリコン層56eとして延在する。
合コンタクトホール55A〜55Cを埋めるように前記
層間絶縁膜55上に導電性ポリシリコン層56を、典型
的にはCVD法により約400nmの厚さに堆積し、前
記コンタクトホール55A〜55C中にポリシリコンピ
ラー56A〜56Cをそれぞれ形成する。次に、図4
(C)の工程において前記図4(B)の自己整合コンタ
クトホール55B,55Cにそれぞれ部分的に重複し
て、0.2μm設計ルールの場合には0.2×0.4μ
mの大きさの開口部55D,55Eが形成される。前記
開口部55D,55Eは、例えばECRエッチング装置
中においてCl2 あるいはO2をエッチングガスとして
前記ポリシリコン層56をエッチングし、続いて露出さ
れた前記BPSG膜55および前記コンタクトホール5
5B,55C中のポリシリコンピラー56B,56Cを
前記自己整合コンタクトホール55A〜55Cを形成し
た場合と同様なRIE法によりエッチングすることによ
り、図4(C)に示すように前記開口部55Dおよび5
5Eの底部にポリシリコンプラグ56bおよび56cが
露出した構造が形成される。前記ポリシリコンプラグ5
6bからは前記自己整合コンタクトホール55Bの側壁
面に沿って前記ポリシリコンピラー56Bの一部がポリ
シリコン層56dとして延在する。同様に、前記ポリシ
リコンプラグ56cからは前記自己整合コンタクトホー
ル55Cの側壁面に沿って前記ポリシリコンピラー56
Cの一部がポリシリコン層56eとして延在する。
【0021】次に図5(D)の工程において図4(C)
の構造上にポリシリコン膜561 をCVD法により、典
型的には約30nmの厚さに形成する。その際、前記ポ
リシリコン膜561 は前記開口部55Dおよび55Eの
露出された側壁面を覆いさらに開口部55D中において
は前記ポリシリコンプラグ56bおよびその延在部56
dを覆って拡散領域51Bにコンタクトする蓄積電極の
一部を形成する。同様に、前記開口部55E中において
前記ポリシリコン膜561 は前記ポリシリコンプラグ5
6cおよびその延在部56eを覆い、拡散領域51Cに
コンタクトする同様な蓄積電極の一部を形成する。
の構造上にポリシリコン膜561 をCVD法により、典
型的には約30nmの厚さに形成する。その際、前記ポ
リシリコン膜561 は前記開口部55Dおよび55Eの
露出された側壁面を覆いさらに開口部55D中において
は前記ポリシリコンプラグ56bおよびその延在部56
dを覆って拡散領域51Bにコンタクトする蓄積電極の
一部を形成する。同様に、前記開口部55E中において
前記ポリシリコン膜561 は前記ポリシリコンプラグ5
6cおよびその延在部56eを覆い、拡散領域51Cに
コンタクトする同様な蓄積電極の一部を形成する。
【0022】前記ポリシリコン膜561 はHSG (hemi
spherical grained polysilicon )法あるいは rugged p
olysilicon 法により、凹凸を有するように形成しても
よい。次に図5(E)の工程において前記層間絶縁膜5
5上に残留するポリシリコン膜56および561 をCM
P(化学機械研磨)法により除去し、図5(F)の工程
で前記露出した層間絶縁膜55上に、前記開口部55D
および55Eを含むようにONO構造を有する誘電体膜
57を典型的には5nmの厚さに一様に堆積する。前記
誘電体膜57は前記開口部55Dおよび55E中におい
て前記ポリシリコン膜561 を連続的に覆う。前記誘電
体膜57は前記蓄積電極561 上においてキャパシタ誘
電体膜を形成する。
spherical grained polysilicon )法あるいは rugged p
olysilicon 法により、凹凸を有するように形成しても
よい。次に図5(E)の工程において前記層間絶縁膜5
5上に残留するポリシリコン膜56および561 をCM
P(化学機械研磨)法により除去し、図5(F)の工程
で前記露出した層間絶縁膜55上に、前記開口部55D
および55Eを含むようにONO構造を有する誘電体膜
57を典型的には5nmの厚さに一様に堆積する。前記
誘電体膜57は前記開口部55Dおよび55E中におい
て前記ポリシリコン膜561 を連続的に覆う。前記誘電
体膜57は前記蓄積電極561 上においてキャパシタ誘
電体膜を形成する。
【0023】次に図6(G)の工程において前記誘電体
膜57上にポリシリコン膜をCVD法により堆積し、さ
らにこれをパターニングすることにより、前記開口部5
5Dおよび55Eに対応するポリシリコン対向電極58
A,58Bをそれぞれ形成する。前記対向電極58A,
58Bを形成するパターニング工程は、例えばECR型
プラズマエッチング装置中においてCl2 およびO2 を
エッチングガスとして実行するのが好ましい。この場
合、前記キャパシタ絶縁膜57が露出した時点でエッチ
ングは自発的に停止する。後程平面図で説明するよう
に、前記ポリシリコン対向電極58A,58Bは連続し
ており、前記対向電極58A,58Bの間には前記キャ
パシタ絶縁膜57を露出する開口部が形成されている。
膜57上にポリシリコン膜をCVD法により堆積し、さ
らにこれをパターニングすることにより、前記開口部5
5Dおよび55Eに対応するポリシリコン対向電極58
A,58Bをそれぞれ形成する。前記対向電極58A,
58Bを形成するパターニング工程は、例えばECR型
プラズマエッチング装置中においてCl2 およびO2 を
エッチングガスとして実行するのが好ましい。この場
合、前記キャパシタ絶縁膜57が露出した時点でエッチ
ングは自発的に停止する。後程平面図で説明するよう
に、前記ポリシリコン対向電極58A,58Bは連続し
ており、前記対向電極58A,58Bの間には前記キャ
パシタ絶縁膜57を露出する開口部が形成されている。
【0024】さらに図6(G)の工程では、前記層間絶
縁膜55上に前記対向電極58Aおよび58Bを埋める
ように別の層間絶縁膜59が形成され、前記層間絶縁膜
59中には前記拡散領域51Aとコンタクトしているポ
リシリコンピラー56の上端面56Aを露出するコンタ
クトホール59Aが形成される。さらに図6(H)の工
程において、前記層間絶縁膜59上にTi/TiN積層
膜60Aを前記コンタクトホール59Aを含むように堆
積し、さらにその上にW層60Bを堆積した後パターニ
ングすることにより、ビット線パターン60が形成され
る。
縁膜55上に前記対向電極58Aおよび58Bを埋める
ように別の層間絶縁膜59が形成され、前記層間絶縁膜
59中には前記拡散領域51Aとコンタクトしているポ
リシリコンピラー56の上端面56Aを露出するコンタ
クトホール59Aが形成される。さらに図6(H)の工
程において、前記層間絶縁膜59上にTi/TiN積層
膜60Aを前記コンタクトホール59Aを含むように堆
積し、さらにその上にW層60Bを堆積した後パターニ
ングすることにより、ビット線パターン60が形成され
る。
【0025】本実施例によるDRAM50ではビット線
コンタクトがポリシリコンピラー56により形成される
ため、仮に層間絶縁膜59中のコンタクトホール59A
の位置が多少ずれてもビット線60と拡散領域51Aと
の間に安定したコンタクトが確保される。また前記ビッ
ト線60とポリシリコンピラー56とのコンタクトは前
記端面56Aにおいて2次元的にに形成されるため、ビ
ット線コンタクトのコンタクト抵抗が低減される。また
図6(H)に示すようにDRAM50ではポリシリコン
プラグ56bあるいは56cがメモリセルキャパシタ中
に侵入することがないため、図3で説明した従来のDR
AM40とちがい、メモリセルキャパシタを最小ルール
で形成することができる。
コンタクトがポリシリコンピラー56により形成される
ため、仮に層間絶縁膜59中のコンタクトホール59A
の位置が多少ずれてもビット線60と拡散領域51Aと
の間に安定したコンタクトが確保される。また前記ビッ
ト線60とポリシリコンピラー56とのコンタクトは前
記端面56Aにおいて2次元的にに形成されるため、ビ
ット線コンタクトのコンタクト抵抗が低減される。また
図6(H)に示すようにDRAM50ではポリシリコン
プラグ56bあるいは56cがメモリセルキャパシタ中
に侵入することがないため、図3で説明した従来のDR
AM40とちがい、メモリセルキャパシタを最小ルール
で形成することができる。
【0026】本実施例によるDRAM50では、図6
(H)に示すように、前記蓄積電極の膜厚が、前記開口
部55Dあるいは55Eの側壁面上において変化する。
より具体的には、図6(H)に示すように前記蓄積電極
の膜厚は前記開口部55Eの前記ポリシリコンピラー5
6寄りの側壁面上においては前記ポリシリコン延在部5
6eとポリシリコン膜561 の和W1 になるのに対し、
反対側の側壁面上においてはポリシリコン膜561 の厚
さW2 のみとなり、厚さW1 の方が当然ながら厚さW2
よりも大きくなる。同様の状況が開口部55Dについて
も成立する。
(H)に示すように、前記蓄積電極の膜厚が、前記開口
部55Dあるいは55Eの側壁面上において変化する。
より具体的には、図6(H)に示すように前記蓄積電極
の膜厚は前記開口部55Eの前記ポリシリコンピラー5
6寄りの側壁面上においては前記ポリシリコン延在部5
6eとポリシリコン膜561 の和W1 になるのに対し、
反対側の側壁面上においてはポリシリコン膜561 の厚
さW2 のみとなり、厚さW1 の方が当然ながら厚さW2
よりも大きくなる。同様の状況が開口部55Dについて
も成立する。
【0027】図7(A)はDRAM50の活性領域50
Aを示す平面図である。図7(A)を参照するに、先に
図4(A)で説明したように前記基板51上には拡散領
域51A〜51Cを含む前記活性領域50Aがフィール
ド酸化膜52により画成されて形成されており、このう
ち前記拡散領域51Aおよび51Cを含む部分が前記活
性領域50A中において一つのメモリセル領域を、また
拡散領域51Aおよび51Bを含む部分が同一の活性領
域50A中において別のメモリセル領域を形成する。従
って、拡散領域51Aは隣接する二つのメモリセル領域
に共有される。前記活性領域50Aに隣接して別の活性
領域50A’が前記フィールド酸化膜52により隔てら
れて形成されている。
Aを示す平面図である。図7(A)を参照するに、先に
図4(A)で説明したように前記基板51上には拡散領
域51A〜51Cを含む前記活性領域50Aがフィール
ド酸化膜52により画成されて形成されており、このう
ち前記拡散領域51Aおよび51Cを含む部分が前記活
性領域50A中において一つのメモリセル領域を、また
拡散領域51Aおよび51Bを含む部分が同一の活性領
域50A中において別のメモリセル領域を形成する。従
って、拡散領域51Aは隣接する二つのメモリセル領域
に共有される。前記活性領域50Aに隣接して別の活性
領域50A’が前記フィールド酸化膜52により隔てら
れて形成されている。
【0028】図7(B)は図4(A)で説明したゲート
電極53A,53Bおよびワード線WLを示す平面図で
ある。図7(B)を参照するに、前記ゲート電極53
A,53Bは前記活性領域50A中においてはゲート電
極を構成するが、隣接する活性領域50A’中において
はワード線WLとして延在し、一方図4(A)のワード
線WLは隣接する活性領域50A’中においてゲート電
極を構成する。前記DRAM50を0.20μmルール
で形成する場合には前記ワード線WLを含むゲート電極
は0.40μmピッチで繰り返され、したがって間に形
成される拡散領域51Aは0.20μmの大きさを有す
る。
電極53A,53Bおよびワード線WLを示す平面図で
ある。図7(B)を参照するに、前記ゲート電極53
A,53Bは前記活性領域50A中においてはゲート電
極を構成するが、隣接する活性領域50A’中において
はワード線WLとして延在し、一方図4(A)のワード
線WLは隣接する活性領域50A’中においてゲート電
極を構成する。前記DRAM50を0.20μmルール
で形成する場合には前記ワード線WLを含むゲート電極
は0.40μmピッチで繰り返され、したがって間に形
成される拡散領域51Aは0.20μmの大きさを有す
る。
【0029】図7(C)は、図4(B)で説明した前記
層間絶縁膜55中に形成される自己整合コンタクトホー
ル55A〜55Cを示す平面図である。図7(C)を参
照するに、先にも説明したように前記自己整合コンタク
トホール55A〜55Cはいずれも同一の0.20μm
の大きさを有し、前記拡散領域51A〜51Cにそれぞ
れ対応して0.40μmの繰り返しピッチで形成され
る。
層間絶縁膜55中に形成される自己整合コンタクトホー
ル55A〜55Cを示す平面図である。図7(C)を参
照するに、先にも説明したように前記自己整合コンタク
トホール55A〜55Cはいずれも同一の0.20μm
の大きさを有し、前記拡散領域51A〜51Cにそれぞ
れ対応して0.40μmの繰り返しピッチで形成され
る。
【0030】さらに図8(D)は図5(E)の状態の蓄
積電極561 を示す平面図である。図8(D)を参照す
るに、各々の蓄積電極は前記開口部55Dあるいは55
Eに対応して形成されており、前記拡散領域51Bある
いは51Cの大きさと隣接するワードラインWLの幅を
合わせた約0.20μm×0.40μmの大きさを有す
るが、本実施例では蓄積電極中をポリシリコンプラグ5
6bあるいは56cが延在しないため、キャパシタ絶縁
膜57および対向電極58A,58Bを前記開口部55
Dあるいは55E中に難なく形成できる。
積電極561 を示す平面図である。図8(D)を参照す
るに、各々の蓄積電極は前記開口部55Dあるいは55
Eに対応して形成されており、前記拡散領域51Bある
いは51Cの大きさと隣接するワードラインWLの幅を
合わせた約0.20μm×0.40μmの大きさを有す
るが、本実施例では蓄積電極中をポリシリコンプラグ5
6bあるいは56cが延在しないため、キャパシタ絶縁
膜57および対向電極58A,58Bを前記開口部55
Dあるいは55E中に難なく形成できる。
【0031】図8(E)は図6(G)の対向電極58
A,58Bを形成するパターニング工程を示す平面図で
ある。図8(E)を参照するに、先にも説明したよう
に、前記対向電極58A,58Bは実際には連続してお
り、図6(G)の断面図では前記活性領域50A中の二
つのメモリセル領域の境界部に対応して形成された矩形
の開口部により隔てられている。
A,58Bを形成するパターニング工程を示す平面図で
ある。図8(E)を参照するに、先にも説明したよう
に、前記対向電極58A,58Bは実際には連続してお
り、図6(G)の断面図では前記活性領域50A中の二
つのメモリセル領域の境界部に対応して形成された矩形
の開口部により隔てられている。
【0032】図8(F)はさらに図6(G)の工程で層
間絶縁膜59中に形成される前記コンタクトホール59
Aを示す平面図である。図8(F)を参照するに、前記
コンタクトホール59Aは前記活性領域50A中の一の
メモリセル領域と他のメモリセル領域との境界部に、前
記図8(E)の矩形開口部に含まれるように形成されて
おり、図8(G)の平面図に示すビット線パターン60
が前記コンタクトホール59Aにおいて前記自己整合コ
ンタクトホール55A中のポリシリコンピラー56にコ
ンタクトする。
間絶縁膜59中に形成される前記コンタクトホール59
Aを示す平面図である。図8(F)を参照するに、前記
コンタクトホール59Aは前記活性領域50A中の一の
メモリセル領域と他のメモリセル領域との境界部に、前
記図8(E)の矩形開口部に含まれるように形成されて
おり、図8(G)の平面図に示すビット線パターン60
が前記コンタクトホール59Aにおいて前記自己整合コ
ンタクトホール55A中のポリシリコンピラー56にコ
ンタクトする。
【0033】さらに、図9(H)は図7(A)〜図8
(G)の平面図を、単純に重ねた状態で示す。図9
(H)の構成は先の説明より明らかであり、説明を省略
する。以上、本発明を好ましい実施例について説明した
が、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載の本発明の要旨内において
様々な変形・変更が可能である。
(G)の平面図を、単純に重ねた状態で示す。図9
(H)の構成は先の説明より明らかであり、説明を省略
する。以上、本発明を好ましい実施例について説明した
が、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載の本発明の要旨内において
様々な変形・変更が可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1〜10記載の本発明の特徴によ
れば、層間絶縁膜中に第1および第2の自己整合コンタ
クトホールを形成する際に、自己整合マスクとなるゲー
ト電極側壁絶縁膜のエッチングシフトの問題が、前記第
1および第2の自己整合コンタクトホールを同一の径と
同一の深さに形成することで解消する。その際、層間絶
縁膜中に、キャパシタに対応する自己整合コンタクトホ
ールに部分的に重複するように別の開口部を形成するこ
とにより、キャパシタ開口部に十分な面積を確保するこ
とができる。また前記キャパシタ開口部を前記自己整合
コンタクトホールと別の開口部とにより形成することに
より、前記キャパシタ開口部を最小ルールに従って形成
することが可能になる。このようにして形成された半導
体装置では、前記キャパシタ開口部中に基板中の拡散領
域にコンタクトして形成されたキャパシタ電極の厚さ
が、前記キャパシタ開口部の側壁面上第1の個所と第2
の個所とで異なる厚さを有することを特徴とする。
れば、層間絶縁膜中に第1および第2の自己整合コンタ
クトホールを形成する際に、自己整合マスクとなるゲー
ト電極側壁絶縁膜のエッチングシフトの問題が、前記第
1および第2の自己整合コンタクトホールを同一の径と
同一の深さに形成することで解消する。その際、層間絶
縁膜中に、キャパシタに対応する自己整合コンタクトホ
ールに部分的に重複するように別の開口部を形成するこ
とにより、キャパシタ開口部に十分な面積を確保するこ
とができる。また前記キャパシタ開口部を前記自己整合
コンタクトホールと別の開口部とにより形成することに
より、前記キャパシタ開口部を最小ルールに従って形成
することが可能になる。このようにして形成された半導
体装置では、前記キャパシタ開口部中に基板中の拡散領
域にコンタクトして形成されたキャパシタ電極の厚さ
が、前記キャパシタ開口部の側壁面上第1の個所と第2
の個所とで異なる厚さを有することを特徴とする。
【図1】従来のSAC構造を有するDRAMの構成を示
す図である。
す図である。
【図2】従来の別のSAC構造を有するDRAMの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】従来のさらに別なSAC構造を有するDRAM
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図4】(A)〜(C)は本発明の一実施例によるDR
AMの構成を示す断面図(その1)である。
AMの構成を示す断面図(その1)である。
【図5】(D)〜(F)は本発明の一実施例によるDR
AMの構成を示す断面図(その2)である。
AMの構成を示す断面図(その2)である。
【図6】(G)〜(H)は本発明の一実施例によるDR
AMの構成を示す断面図(その3)である。
AMの構成を示す断面図(その3)である。
【図7】(A)〜(C)は本発明の一実施例によるDR
AMの構成を示す平面図(その1)である。
AMの構成を示す平面図(その1)である。
【図8】(D)〜(G)は本発明の一実施例によるDR
AMの構成を示す平面図(その2)である。
AMの構成を示す平面図(その2)である。
【図9】(H)は本発明の一実施例によるDRAMの構
成を示す平面図(その3)である。
成を示す平面図(その3)である。
10,30,40,50 DRAM 11,51 基板 11A〜11C,51A〜51C 拡散領域 12,52 フィールド酸化膜 13A,13B,53A,53 ゲート電極 14,54 側壁絶縁膜 15,19,55,59 層間絶縁膜 15A〜15C,55A〜55C 自己整合コンタクト
ホール 152 B,152 C,55D,55E 開口部 16A,161 A,56A ビット線コンタクト 16B,16C,561 蓄積電極 161 B,161 C ポリシリコンピラー 17A 絶縁膜スリーブ 17B,17C キャパシタ絶縁膜 18A ポリシリコンスリーブ 18B,18C 対向電極 19A コンタクトホール 20,60 ビット線 56b,56c ポリシリコンプラグ 56d,56e ポリシリコン延在部 57 キャパシタ絶縁膜 58A,58B 対向電極
ホール 152 B,152 C,55D,55E 開口部 16A,161 A,56A ビット線コンタクト 16B,16C,561 蓄積電極 161 B,161 C ポリシリコンピラー 17A 絶縁膜スリーブ 17B,17C キャパシタ絶縁膜 18A ポリシリコンスリーブ 18B,18C 対向電極 19A コンタクトホール 20,60 ビット線 56b,56c ポリシリコンプラグ 56d,56e ポリシリコン延在部 57 キャパシタ絶縁膜 58A,58B 対向電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 AC05 AC09 AC16 CA10 CD18 DF05 EZ18 5F083 AD31 AD48 AD62 AD63 GA09 GA27 JA04 JA32 JA39 JA40 JA56 LA02 LA16 LA21 MA03 MA06 MA17 MA20 PR03 PR21 PR29 PR40
Claims (10)
- 【請求項1】 基板と、 前記基板上に互いに隣接して形成され、各々絶縁膜によ
り上面と側壁面とを覆われた第1および第2のゲート電
極と、 前記基板上に互いに隣接して形成され、各々絶縁膜によ
り上面と側壁面とを覆われた第3および第4のゲート電
極と、 前記基板上に前記第1〜第4のゲート電極を、それぞれ
の絶縁膜を介して覆うように形成された層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜中に、前記第1および第2のゲート電極
上の絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前記基板
を露出するように形成された第1の自己整合コンタクト
ホールと、 前記層間絶縁膜中に、前記第3および第4のゲート電極
上の絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前記基板
を露出するように形成された第2の自己整合コンタクト
ホールと、 前記第1の自己整合コンタクトホールを埋めるように形
成され、前記層間絶縁膜表面に端面を露出させる導電性
プラグと、 前記第2の自己整合コンタクトホール中に形成されたキ
ャパシタとを有し、 前記キャパシタは、前記第2の自己整合コンタクトホー
ルの内壁に沿って形成され前記基板とコンタクトする第
1のキャパシタ電極層と、前記第1のキャパシタ電極上
に形成されたキャパシタ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁
膜上に形成された第2のキャパシタ電極層とよりなり、 前記第1のキャパシタ電極層は、前記第2のコンタクト
ホールの内壁上において第1の厚さを有する第1の部分
と、前記第2のコンタクトホールの内壁上において第2
の、より小さい厚さを有する第2の部分とを含むことを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記第2の自己整合コンタクトホールは
前記第3のゲート電極上の絶縁膜に沿って延在し、さら
に前記基板主面に略垂直な方向に実質的に直線状に延在
する第1の側壁部と、前記第4のゲート電極上の絶縁膜
に沿って延在し、さらに側方に拡大する前記第2の自己
整合コンタクトホールの側方拡大部を画成する第2の側
壁部とを有することを特徴とする請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項3】 前記第1のキャパシタ電極の前記第1の
部分は前記第2の自己整合コンタクトホールの前記第1
の側壁部上に形成され、前記第1のキャパシタ電極の前
記第2の部分は前記第2の自己整合コンタクトホールの
前記第2の側壁部上に形成されることを特徴とする請求
項2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記第1のキャパシタ電極の前記第1の
部分は、前記第2の自己整合コンタクトホールの前記第
1の側壁部を覆う第1の導体層と、前記第1の導体層上
に形成された第2の導体層とよりなり、前記第2の導体
層は前記第1のキャパシタ電極の前記第2の部分と実質
的に同一の組成および厚さを有することを特徴とする請
求項3記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記第1のキャパシタ電極の前記第1の
部分は、前記第2の自己整合コンタクトホール中におい
て前記第3および第4のゲート電極のそれぞれの絶縁膜
に接して形成され、前記第2の自己整合コンタクトホー
ルの底部を充填する導体プラグを含み、前記第1の導体
層は前記導体プラグから連続的に延在することを特徴と
する請求項4記載の半導体装置。 - 【請求項6】 さらに前記層間絶縁膜上に形成され前記
導電性プラグの端面を露出するコンタクトホールを形成
された別の層間絶縁膜と、前記別の層間絶縁膜上に形成
され前記コンタクトホールにおいて前記導電性プラグの
端面とコンタクトする配線パターンとを有する請求項1
〜5のうち、いずれか一項記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記第2のゲート電極と前記第3のゲー
ト電極とは、同一のゲート電極であることを特徴とする
請求項1〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装置。 - 【請求項8】 基板上に互いに隣接した第1および第2
のゲート電極と互いに隣接した第3および第4のゲート
電極とを形成する工程と、前記第1〜第4のゲート電極
の各々の上面および側壁面を絶縁膜により覆う工程と、 前記基板上に、前記第1〜第4のゲート電極をそれぞれ
の絶縁膜を介して覆うように、層間絶縁膜を形成する工
程と、 前記層間絶縁膜中に、前記第1および第2のゲート電極
上の絶縁膜を自己整合マスクに、底部において前記基板
を露出する第1の自己整合コンタクトホールを、また前
記第3および第4のゲート電極上の絶縁膜を自己整合マ
スクに、底部において前記基板を露出する第2の自己整
合コンタクトホールを、実質的に同時に形成する工程
と、 前記第1および第2の自己整合コンタクトホール中に第
1および第2の導体プラグをそれぞれ形成する工程と、 前記第2の自己整合コンタクトホールに重複して、前記
層間絶縁膜中に開口部を、前記第2の導体プラグの一部
が、前記第2の自己整合コンタクトホールの少なくとも
底部に残留するように形成する工程と、 前記開口部中に、前記残留している第2の導体プラグに
コンタクトするように第1の導電性膜を形成する工程
と、 前記第1の導電性膜上に誘電体膜を形成する工程と、 前記誘電体膜上に第2の導電性膜を堆積する工程とを含
むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記開口部を形成する工程は、前記開口
部が前記第2の自己整合コンタクトホールに部分的に重
複するように形成する工程を含むことを特徴とする、請
求項8記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記開口部を形成する工程は、前記第
2の導体プラグの一部が、前記第2の自己整合コンタク
トホールの底部からその側壁の一部に沿って延在するよ
うに実行されることを特徴とする請求項9記載の半導体
装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343312A JP2000174227A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343312A JP2000174227A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000174227A true JP2000174227A (ja) | 2000-06-23 |
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ID=18360553
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10343312A Withdrawn JP2000174227A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 半導体装置およびその製造方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6710389B2 (en) | 2001-02-09 | 2004-03-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor memory device with trench-type stacked cell capacitors and method for manufacturing the same |
KR100499395B1 (ko) * | 2001-02-06 | 2005-07-07 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 반도체 장치의 캐패시터 구조 및 그 제조방법 |
CN113555363A (zh) * | 2020-04-24 | 2021-10-26 | 华邦电子股份有限公司 | 存储器结构及其制造方法 |
WO2022057399A1 (zh) * | 2020-09-16 | 2022-03-24 | 长鑫存储技术有限公司 | 电容器阵列结构及其制造方法和动态随机存储器 |
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1998
- 1998-12-02 JP JP10343312A patent/JP2000174227A/ja not_active Withdrawn
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US7285462B2 (en) | 2001-02-09 | 2007-10-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor memory device with trench-type stacked cell capacitors and method for manufacturing the same |
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CN113555363B (zh) * | 2020-04-24 | 2023-11-07 | 华邦电子股份有限公司 | 存储器结构及其制造方法 |
WO2022057399A1 (zh) * | 2020-09-16 | 2022-03-24 | 长鑫存储技术有限公司 | 电容器阵列结构及其制造方法和动态随机存储器 |
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