JP2000173794A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2000173794A
JP2000173794A JP34764798A JP34764798A JP2000173794A JP 2000173794 A JP2000173794 A JP 2000173794A JP 34764798 A JP34764798 A JP 34764798A JP 34764798 A JP34764798 A JP 34764798A JP 2000173794 A JP2000173794 A JP 2000173794A
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power supply
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JP34764798A
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Masataka Yabuuchi
正隆 薮内
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップ状に変化する出力電流の立ち上がり
及び立ち下がりが速く、出力電流のリップルが小さい電
源回路の提供。 【解決手段】 直流電源又はコンデンサ1と、直流電源
又はコンデンサ1と負荷4とを含めたループ回路をなす
べき、スイッチ回路2a〜2c及びリアククトル3a〜
3cからなる複数の並列に接続された直列回路と、負荷
4及びリアククトル3a〜3cに並列にそれぞれ接続す
べき複数のフリーホイールダイオード5a〜5cと、負
荷4に流れる電流を検出する電流検出器6と、与えられ
た制御指令値と電流検出器6が検出した電流値との偏差
を演算する偏差演算器7aと、偏差演算器7aが演算し
た偏差に基づき、スイッチ回路2a〜2cをオン/オフ
制御し、また、スイッチ回路2a〜2cを同時的にオン
制御又はオフ制御するオン/オフ制御手段11,12,
13,17a〜17cとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、YAGレ
ーザを励起する為のアークランプ又はフラッシュランプ
等へ給電する電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば、特開平5−21176
5号公報に記載されている従来の電源回路の構成を示す
ブロック図である。この電源回路は、コンデンサ1の正
側端子がスイッチ回路2の一方の端子に接続され、スイ
ッチ回路2の他方の端子がリアクトル3の一方の端子と
フリーホイールダイオード5のカソードとの接続されて
いる。リアクトル3の他方の端子は、負荷であるランプ
4の一方の端子に接続され、ランプ4の他方の端子は、
ランプ4に流れる電流を検出する電流検出器6を介し
て、ダイオード5のアノードとコンデンサ1の負側端子
とに接続されている。
【0003】電流検出器6が検出した電流値は、比較器
8の反転入力端子に与えられ、比較器8の非反転入力端
子には、電流指令発生器7の電流指令値が与えられる。
比較器8の出力端子は、フリップフロップ10のD入力
端子に接続され、フリップフロップ10のT入力端子に
は、クロック回路9から基準クロックが与えられる。フ
リップフロップ10のQ出力端子は、スイッチ回路2の
オン/オフ制御端子に接続されている。
【0004】以下に、このような構成の電源回路の動作
を、それを示す図9のタイミングチャートを参照しなが
ら説明する。電流検出器6の検出電流値が、(a)に示
すように、電流指令発生器7の電流指令値より小さいと
き、比較器8の出力信号はHレベルとなり、フリップフ
ロップ10のQ出力信号は、(b)に示すように、
(c)に示す基準クロックの立ち上がりに同期して、H
レベルとなった後保持され、スイッチ回路2はオン状態
となる。
【0005】一方、電流検出器6の検出電流値が、
(a)に示すように、電流指令発生器7の電流指令値よ
り大きいとき、比較器8の出力信号はLレベルとなり、
フリップフロップ10のQ出力信号は、(b)に示すよ
うに、(c)に示す基準クロックの立ち上がりに同期し
て、Lレベルとなった後保持され、スイッチ回路2はオ
フ状態となる。
【0006】スイッチ回路2がオンのとき、コンデンサ
1、スイッチ回路2、リアクトル3、ランプ4から構成
されるループ回路は閉じている。このとき、ダイオード
5は逆バイアスとなりオフ状態である。ランプ4の内部
抵抗が小さければ、コンデンサ1は、上記ループ回路が
閉じることにより放電し、ランプ4に流れる電流(=電
流検出器6の検出電流(a))は、ループ回路の時定数
に従って増加し続ける。一方、スイッチ回路2がオフの
とき、上記ループ回路は開き、リアクトル3に流れる電
流が減少するので、その減少を打ち消す方向にリアクト
ル3に誘導起電力が生じ、リアクトル3、ランプ4及び
ダイオード5のループ回路に、ダイオードの順方向の電
流が流れる。この電流は、このループ回路の時定数に従
って減少し続ける。
【0007】(a)に示すように、電流指令発生器7の
電流指令値は、ステップ状に変化し、その変化に応じ
て、電流検出器6の検出電流は、リップルを伴って制御
される。リップルは、比較器8及びフリップフロップ1
0によりスイッチ回路2のオン/オフ動作を生じさせ、
電流指令発生器7の電流指令値を中心に増減を繰り返
す。リアクトル3のインダクタンス値をL、ランプ4の
抵抗値をR、コンデンサ1の両端電圧をEとすると、ラ
ンプ4に流れる電流(ランプ電流)の変化率は、増加時
に(E−IR)/Lの値、減少時にR/Lの値にそれぞ
れ比例する。つまり、回路中のインダクタンスが小さい
程、ランプ電流の変化率が大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源回路では、
ランプ電流の低リップル化と、電流の立ち上がり時間及
び立ち下がり時間の短縮とを両立させることは困難であ
った。即ち、ランプ電流のリップルを小さくしたい場合
は、リアクトル3のインダクタンスを大きくして、電流
変化率を下げれば良いが、電流の立ち上がり時間及び立
ち下がり時間は増大する。
【0009】別の方法として、クロック周波数を上げ、
スイッチ回路2のスイッチング回数を多くすることが考
えられるが、スイッチ回路2に、高速性能を有しスイッ
チング損失が小さいものが必要となる。しかし、ランプ
の消費電力が大きい場合、スイッチング損失を小さくす
ることは困難であり、また、スイッチング回数を多くす
ることにも限界がある。
【0010】一方、ステップ状に変化する、電流指令発
生器7の電流指令値に対して、ランプ電流の立ち上がり
及び立ち下がりの応答を高速化したい場合、リアクトル
3のインダクタンス値Lを下げるか、コンデンサ1の充
電電圧を上げることにより、電流変化率を大きくする必
要がある。しかし、リップルが大きくなる為、リアクト
ル3のインダクタンス値Lを小さくすることは出来ず、
例えば、数msの短いパルス幅の電流を得たい場合に、
ランプ電流の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を無視
することが出来ず、ランプへの有効な電流実効値を得る
ことが出来ない問題があった。
【0011】また、リップルを大きくする場合、ランプ
の劣化を促進し寿命に悪影響を及ぼす虞れがあり、ラン
プの保守の面でも問題があった。本発明は、上述したよ
うな事情に鑑みてなされたものであり、ステップ状に変
化する出力電流の立ち上がり及び立ち下がりが速く、出
力電流のリップルが小さい電源回路を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る電源回路
は、直流電源又はコンデンサと、該直流電源又はコンデ
ンサと負荷とを含めたループ回路をなすべき、スイッチ
回路及びリアククトルからなる複数の並列に接続された
直列回路と、前記負荷及びリアククトルに並列にそれぞ
れ接続すべき複数のフリーホイールダイオードと、前記
負荷に流れる電流を検出する電流検出器と、与えられた
制御指令値と該電流検出器が検出した電流値との偏差を
演算する偏差演算器と、該偏差演算器が演算した偏差に
基づき、前記スイッチ回路をオン/オフ制御し、前記偏
差に基づき、前記スイッチ回路を同時的にオン制御又は
オフ制御するオン/オフ制御手段とを備え、前記負荷に
流す電流をステップ状に増減制御すべくなしてあること
を特徴とする。
【0013】第2発明に係る電源回路は、オン/オフ制
御手段は、偏差演算器が演算した偏差の大小を判定する
判定手段を有し、該判定手段が、前記偏差は所定の範囲
内にあると判定したときは、前記偏差に応じて、互いに
位相が異なる同一周期でスイッチ回路をオン/オフ制御
し、前記判定手段が、前記偏差は所定の範囲外にあると
判定したときは、前記スイッチ回路を同時的にオン制御
又はオフ制御することを特徴とする。
【0014】第3発明に係る電源回路は、オン/オフ制
御手段は、偏差演算器が演算した偏差を積分する積分演
算器と、前記偏差に所定のゲインを乗算する比例演算器
と、前記積分演算器が積分した積分信号と前記比例演算
器が乗算した乗算信号とを加算し制御信号として出力す
る加算器と、所定周期の三角波信号又は鋸波信号を出力
する三角波信号出力器と、該三角波信号出力器が出力し
た信号と前記加算器が出力した制御信号とを比較する比
較器と、該比較器の比較結果に応じてスイッチ回路をオ
ン/オフ制御するオン/オフ制御回路とを有することを
特徴とする。
【0015】第4発明に係る電源回路は、オン/オフ制
御手段は、比例演算器が乗算した乗算信号の大小を判定
する判定手段と、該判定手段が該乗算信号は第1の所定
値より大きいと判定したときは、予め設定してある第1
設定値を制御信号として出力する第1設定値出力手段
と、前記判定手段が前記乗算信号は第1の所定値より小
さい第2の所定値より小さいと判定したときは、予め設
定してある第2設定値を制御信号として出力する第2設
定値出力手段とを更に備え、比較器は、三角波信号出力
器が出力した信号と第1又は第2設定値出力手段が出力
した制御信号とを比較することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
それを示す図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、第1,2発明に係る電源回路の
実施の形態の構成を示すブロック図である。この電源回
路は、スイッチ回路2a及びリアクトル3aの直列回路
と、スイッチ回路2b及びリアクトル3bの直列回路
と、スイッチ回路2c及びリアクトル3cの直列回路と
からなる並列回路が、コンデンサ1の正側端子とリアク
トル3の一方の端子との間に接続されている。リアクト
ル3の他方の端子は、負荷であるランプ4の一方の端子
に接続され、ランプ4の他方の端子は、ランプ4に流れ
る電流を検出する電流検出器6を介して、コンデンサ1
の負側端子に接続されている。
【0017】スイッチ回路2a及びリアクトル3aの接
続点には、フリーホイールダイオード5aのカソードが
接続され、そのアノードは、コンデンサ1の負側端子に
接続されている。スイッチ回路2b及びリアクトル3b
の接続点には、フリーホイールダイオード5bのカソー
ドが接続され、そのアノードは、コンデンサ1の負側端
子に接続されている。スイッチ回路2c及びリアクトル
3cの接続点には、フリーホイールダイオード5cのカ
ソードが接続され、そのアノードは、コンデンサ1の負
側端子に接続されている。
【0018】電流検出器6が検出した電流値は、偏差演
算器7aに与えられ、偏差演算器7aは、電流指令発生
器7から与えられた電流指令値と電流検出器6が検出し
た電流値との偏差(制御偏差)を演算し、演算した制御
偏差を制御偏差判定器11(オン/オフ制御手段)と制
御器13(オン/オフ制御手段)とに与える。制御偏差
判定器11(レベル判定器)の出力端子OUT1は、A
ND回路12a,12b,12cの各一方の入力端子に
接続され、出力端子OUT2は、OR回路12d,12
e,12fの各一方の入力端子に接続され、OR回路1
2d,12fe,12fの出力端子は、それぞれAND
回路12a,12b,12cの他方の入力端子に接続さ
れている。
【0019】制御器13の出力端子は、比較器17a,
17b,17c(オン/オフ制御手段)の各反転入力端
子に接続され、比較器17cの非反転入力端子には、鋸
波発生器14(オン/オフ制御手段)が発生した鋸波信
号が与えられる。比較器17bの非反転入力端子には、
位相変換回路15(オン/オフ制御手段)により、鋸波
発生器14(鋸歯状波発生器)が発生した鋸波信号から
120°遅延させられた鋸波信号が与えられ、比較器1
7aの非反転入力端子には、位相変換回路15が120
°遅延させた鋸波信号を、位相変換回路16(オン/オ
フ制御手段)が更に120°遅延させた鋸波信号が与え
られる。比較器17a,17b,17cの出力端子は、
それぞれAND回路12c,12b,12aの他方の入
力端子に接続され、AND回路12c,12b,12a
出力端子は、それぞれスイッチ回路2a,2b,2cの
オン/オフ制御端子に接続されている。
【0020】以下に、このような構成の電源回路の動作
を説明する。スイッチ回路2aがオンのとき、コンデン
サ1、スイッチ回路2a、リアクトル3a、リアクトル
3、ランプ4から構成されるループ回路は閉じている。
このとき、ダイオード5a(フリーホイールダイオー
ド)は逆バイアスとなりオフ状態である。ランプ4の内
部抵抗が小さければ、コンデンサ1は、上記ループ回路
が閉じることにより放電し、ランプ4に流れる電流は、
ループ回路の時定数に従って増加し続ける。
【0021】一方、スイッチ回路2aがオフのとき、上
記ループ回路は開き、リアクトル3a,3に流れる電流
が減少するので、その減少を打ち消す方向にリアクトル
3a,3に誘導起電力が生じ、リアクトル3a,3、ラ
ンプ4及びダイオード5aのループ回路に、ダイオード
5aの順方向の電流が流れる。この電流は、スイッチ回
路2aがオフしたときに流れていた電流値を初期値とし
て、このループ回路の時定数に従って減少し続ける。上
述したコンデンサ1、スイッチ回路2a、リアクトル3
a,3、ランプ4及びダイオード5aの動作は、コンデ
ンサ1、スイッチ回路2b、リアクトル3b,3、ラン
プ4及びダイオード5bの場合、及びコンデンサ1、ス
イッチ回路2c、リアクトル3c,3、ランプ4及びダ
イオード5cの場合でも同様である。
【0022】スイッチ回路2a,2b,2cは、その各
オン/オフ動作を同一周期で互いに均等に異なる位相で
行うことにより、多相多重チョッパ回路として作動す
る。多相多重チョッパ回路では、従来の技術で説明した
単相チョッパ回路に比較して、電流リップルが相数の2
乗に反比例して小さくなることは周知である。本実施の
形態では、スイッチ回路2a,2b,2cの各オン/オ
フ動作は、互いに位相が120°異なり3相であるか
ら、電流リップルは1/9となり、電流リップルが小さ
い細かい電流制御が可能となる。
【0023】図2は、本実施の形態の電流制御回路の、
電流指令発生器7からの電流指令値が大きい直流波形で
ある場合の動作を示すタイミングチャートである。電流
指令値が大きい場合、スイッチ回路2a,2b,2cの
各オン時間は長くなる。図3は、本実施の形態の電流制
御回路の、電流指令発生器7からの電流指令値が小さい
直流波形である場合の動作を示すタイミングチャートで
ある。電流指令値が小さい場合、スイッチ回路2a,2
b,2cの各オン時間は短くなる。
【0024】制御偏差判定器11は、入力された制御偏
差IN1、即ち電流指令発生器7が出力した電流指令値
から、電流検出器6が検出した電流値を差し引いた値
が、判定レベル−dVより小さいときは、出力端子OU
T1,OUT2からの出力信号をLレベルとする。制御
偏差判定器11は、制御偏差IN1値が、判定レベル−
dVより大きく、判定レベル+dVより小さいときは、
出力端子OUT1からの出力信号をHレベル、出力端子
OUT2からの出力信号をLレベルとする。制御偏差判
定器11は、制御偏差IN1値が、判定レベル+dVよ
り大きいときは、出力端子OUT1,OUT2からの出
力信号をHレベルとする。
【0025】図4は、本実施の形態の電流制御回路の動
作を示すタイミングチャートである。以下に、このタイ
ミングチャートを参照しながら、この電流制御回路の動
作を説明する。電流指令発生器7が出力した電流指令値
が、(a)に示すように、小電流値I1又は大電流値I
2で平坦な波形であり、ランプ4に流れる電流の制御が
安定して追従している場合、(b)に示すように、制御
偏差IN1が制御偏差判定器11の判定レベル±dVの
範囲内に収まっていれば、出力端子OUT1からの出力
信号はHレベル(g)、出力端子OUT2からの出力信
号はLレベルである(f)。
【0026】このとき、AND回路12a〜12c及び
OR回路12d〜12fからなる論理回路12(オン/
オフ制御手段)は、比較器17a,17b,17cの各
出力信号をそのままスイッチ回路2a,2b,2cの各
オン/オフ制御端子に伝える(c)(d)(e)。この
とき、例えば、リアクトル3,3a〜3cの各インダク
タンスをL/3とすると、ランプ4に流れる電流のリッ
プルは、従来例の場合の約1/3程度となる。制御偏差
IN1は制御器13にも与えられ、制御器13は、与え
られた制御偏差IN1が大きい程小さくなるように設定
されてある出力信号を、比較器17a,17b,17c
の各反転入力端子に与える。
【0027】比較器17a,17b,17cは、与えら
れた制御器13の出力信号と、鋸波発生器14又は位相
変換回路15,16から与えられた、位相が互いに12
0°異なる正負振幅を有する鋸波との大小を比較し、そ
の比較結果に応じた出力信号を、OR回路12d,12
e,12fに与える。比較器17a,17b,17cの
出力信号は、Hレベルとなる期間が、制御偏差IN1が
大きい程、長くなるようになっており、鋸波の周期以内
である。
【0028】電流指令発生器7が出力した電流指令値
が、(a)に示すように、小電流値I1から大電流値I
2に変化した場合、制御偏差IN1は最大値が(I2−
I1)となり、制御偏差判定器11の判定レベル+dV
を超える(b)。そのとき、制御偏差判定器11の出力
端子OUT1からの出力信号はHレベル(g)、出力端
子OUT2からの出力信号はHレベルとなる(f)。
【0029】このとき、比較器17a,17b,17c
の出力信号に関係無く、論理回路12の各出力はHレベ
ルとなり、スイッチ回路2a,2b,2cは全てオンと
なる。その為、コンデンサ1、スイッチ回路2a、リア
クトル3a,3及びランプ4の経路、コンデンサ1、ス
イッチ回路2b、リアクトル3b,3及びランプ4の経
路、並びにコンデンサ1、スイッチ回路2c、リアクト
ル3c,3及びランプ4の経路の全てにおいて、コンデ
ンサ1の放電が行われる。
【0030】この場合、例えば、リアクトル3,3a,
3b,3cのインダクタンスをL/3とすると、等価的
に4L/9のインダクタンスを通じて、コンデンサ1か
らランプ4に放電されることになるので、放電経路のイ
ンダクタンス値が低くなり、大きな電流変化率により電
流値が上昇し続ける。この動作は、制御偏差IN1が制
御偏差判定器11の判定レベル+dVより小さくなる迄
継続する。
【0031】制御偏差IN1が制御偏差判定器11の判
定レベル+dVより小さくなった時点で、制御偏差IN
1は制御偏差判定器11の判定レベル±dVの範囲内に
収まり、出力端子OUT1からの出力信号はHレベル
(g)、出力端子OUT2からの出力信号はLレベルと
なる(f)。このとき、論理回路12は、比較器17
a,17b,17cの各出力信号をそのままスイッチ回
路2a,2b,2cの各オン/オフ制御端子に伝える
(c)(d)(e)。
【0032】制御偏差IN1は制御器13にも与えら
れ、制御器13は、与えられた制御偏差IN1が大きい
程小さくなるように設定されてある出力信号を、比較器
17a,17b,17cの各反転入力端子に与える。比
較器17a,17b,17cは、与えられた制御器13
の出力信号と、鋸波発生器14又は位相変換回路15,
16から与えられた、位相が互いに120°異なる正負
振幅を有する鋸波との大小を比較し、その比較結果に応
じた出力信号を、OR回路12d,12e,12fに与
える。
【0033】電流指令発生器7が出力した電流指令値
が、(a)に示すように、大電流値I2から小電流値I
1に変化した場合、制御偏差IN1は最小値が−(I2
−I1)となり、制御偏差判定器11の判定レベル−d
Vを下回る(b)。そのとき、制御偏差判定器11の出
力端子OUT1からの出力信号はLレベル(g)、出力
端子OUT2からの出力信号はLレベルとなる(f)。
【0034】このとき、比較器17a,17b,17c
の出力信号に関係無く、論理回路12の各出力はLレベ
ルとなり、スイッチ回路2a,2b,2cは全てオフと
なる。その為、リアクトル3a,3、ランプ4及びダイ
オード5aの経路、リアクトル3b,3、ランプ4及び
ダイオード5bの経路、並びにリアクトル3c,3、ラ
ンプ4及びダイオード5cの経路の全てにおいて、リア
クトル3,3a,3b,3cに流れる電流が減少するの
で、その減少を打ち消す方向にリアクトル3,3a,3
b,3cに誘導起電力が生じ、一時的にダイオード5
a,5b,5cの順方向に還流電流が流れる。
【0035】この場合、例えば、リアクトル3,3a,
3b,3cのインダクタンスをL/3とすると、等価的
に4L/9のインダクタンスがランプ4により短絡され
ることになるので、還流電流の経路のインダクタンス値
が低くなり、大きな電流変化率により電流値が減少し続
ける。この動作は、制御偏差IN1が制御偏差判定器1
1の判定レベル−dVより大きくなる迄継続する。
【0036】制御偏差IN1が制御偏差判定器11の判
定レベル−dVより大きくなった時点で、制御偏差IN
1は制御偏差判定器11の判定レベル±dVの範囲内に
収まり、出力端子OUT1からの出力信号はHレベル
(g)、出力端子OUT2からの出力信号はLレベルと
なり(f)、上述した、制御偏差IN1が判定レベル±
dVの範囲内に収まるときの電流制御に移行する。
【0037】電流指令発生器7が出力した電流指令値が
特に小さい場合、各スイッチ回路2a,2b,2cのオ
ン時間が極めて短くなり、制御偏差IN1に基づく制御
器13の出力信号の誤差及び応答遅れが無視できなくな
る。この為、各スイッチ回路2a,2b,2cのオン時
間が、制御されるべきオン時間より長くなって、ランプ
4に流れる電流が電流指令値を大きく超える等、不安定
な制御になり易いが、本実施の形態の電源回路では、こ
のようなことを未然に防止することができる。
【0038】図5は、このような動作を示すタイミング
チャートである。(a)に示すような小さいリップルに
より、各スイッチ回路2a,2b,2cのオン時間
(b)(c)(d)を制御することが出来る。また、制
御偏差判定器11の出力端子OUT1からの出力信号
(h)、出力端子OUT2からの出力信号(i)及び比
較器17a,17b,17cの出力信号(e)(f)
(g)による論理回路12における論理により、その繰
り返し周期も小さくすることが出来るので、スイッチン
グ損失も小さくできる。
【0039】以上により、本実施の形態の電源回路によ
れば、ランプに流れる電流の立ち上がり時及び立ち下が
り時にのみ、等価回路上のインダクタンス値を下げるこ
とが出来、電流指令値がステップ状に変化した場合、そ
の変化に高速に追従し、立ち上がり時間及び立ち下がり
時間を短縮することが出来る。また、電流指令値が一定
値である場合は、その大小に関わらず広範囲の電流値に
おいて、リップル分が小さい安定した電流値の制御を行
うことが出来る。
【0040】実施の形態2.図6は、第1,3,4発明
に係る電源回路の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。この電源回路は、スイッチ回路2a及びリアクト
ル3aの直列回路と、スイッチ回路2b及びリアクトル
3bの直列回路と、スイッチ回路2c及びリアクトル3
cの直列回路とからなる並列回路が、コンデンサ1の正
側端子とリアクトル3の一方の端子との間に接続されて
いる。リアクトル3の他方の端子は、負荷であるランプ
4の一方の端子に接続され、ランプ4の他方の端子は、
ランプ4に流れる電流を検出する電流検出器6を介し
て、コンデンサ1の負側端子に接続されている。
【0041】スイッチ回路2a及びリアクトル3aの接
続点には、フリーホイールダイオード5aのカソードが
接続され、そのアノードは、コンデンサ1の負側端子に
接続されている。スイッチ回路2b及びリアクトル3b
の接続点には、フリーホイールダイオード5bのカソー
ドが接続され、そのアノードは、コンデンサ1の負側端
子に接続されている。スイッチ回路2c及びリアクトル
3cの接続点には、フリーホイールダイオード5cのカ
ソードが接続され、そのアノードは、コンデンサ1の負
側端子に接続されている。
【0042】電流検出器6が検出した電流値は、偏差演
算器7aに与えられ、偏差演算器7aは、電流検出器6
が検出した電流値と電流指令発生器7から与えられた電
流指令値との偏差(制御偏差)を演算し、演算した制御
偏差を積分演算器18と比例演算器19とに与える。比
例演算器19の出力信号IN2は、(制御)ゲイン判定
器20(判定手段)に与えられると共に、加算器7bに
より積分演算器18の出力信号と加算され、スイッチ回
路23の一方の端子に与えられる。制御ゲイン判定器2
0の出力信号は、各一方の端子が、予め設定された所定
の制御信号V1,V2を出力する信号発生器25,26
(第1設定値出力手段、第2設定値出力手段)の各出力
端子にそれぞれ接続されたスイッチ回路21,22(第
1設定値出力手段、第2設定値出力手段)及びスイッチ
回路23の各オン/オフ制御端子に与えられる。
【0043】スイッチ回路21,22,23の各他方の
端子は、比較器17a,17b,17cの各反転入力端
子に接続され、比較器17cの非反転入力端子には、鋸
波発生器14(三角波信号出力器)が発生した鋸波信号
が与えられる。比較器17bの非反転入力端子には、位
相変換回路15により、鋸波発生器14が発生した鋸波
信号から120°遅延させられた鋸波信号が与えられ、
比較器17aの非反転入力端子には、位相変換回路15
(三角波信号出力器)が120°遅延させた鋸波信号
を、位相変換回路16(三角波信号出力器)が更に12
0°遅延させた鋸波信号が与えられる。比較器17a,
17b,17cの出力端子は、それぞれAND回路12
c,12b,12aの他方の入力端子に接続され、AN
D回路12c,12b,12a出力端子は、それぞれス
イッチ回路2a,2b,2cのオン/オフ制御端子に接
続されている。
【0044】以下に、このような構成の電源回路の動作
を、それを示す図7のタイミングチャートを参照しなが
ら説明する。制御ゲイン判定器20は、(c)に示すよ
うに、その上限判定レベルであるVMAXを、比例演算
器19の出力信号IN2が超えると、スイッチ回路21
のみを閉じ、比較器17a,17b,17cの各反転入
力端子への入力信号として、制御信号V1を選択する。
制御信号V1を鋸波発生器14の最大出力値より大きく
設定しておけば(b)、比較器17a,17b,17c
の出力信号はLレベルとなり、スイッチ回路2a,2
b,2cは全てオフとなる。これにより、電流指令値が
ステップ状に立ち下がったときの制御動作が行われる
(a)。
【0045】制御ゲイン判定器20は、(c)に示すよ
うに、その下限判定レベルであるVMINを、比例演算
器19の出力信号IN2が下回ると、スイッチ回路22
のみを閉じ、比較器17a,17b,17cの各反転入
力端子への入力信号として、制御信号V2を選択する。
制御信号V2を鋸波発生器14の最小出力値より小さく
設定しておけば(b)、比較器17a,17b,17c
の出力信号はHレベルとなり、スイッチ回路2a,2
b,2cは全てオンとなる。これにより、電流指令値が
ステップ状に立ち上がったときの制御動作が行われる
(a)。
【0046】制御ゲイン判定器20は、比例演算器19
の出力信号IN2が、上限判定レベルVMAX及び下限
判定レベルVMINの範囲内にあるときは(c)、スイ
ッチ回路23のみを閉じ、比較器17a,17b,17
cの各反転入力端子への入力信号として、比例演算器1
9の出力信号IN2と積分演算器18の出力信号とが加
算された信号を選択し(b)、安定したフィードバック
制御を実行できるように調整された制御信号により、電
流指令値が一定であるときの制御が行われる(a)。
【0047】また、制御ゲイン判定器20は、電流指令
発生器7から与えられた電流指令値が小さく、即ち比例
演算器19の出力信号IN2が大きく(c)、スイッチ
回路2a,2b,2cのオン時間が極めて短く誤差を生
じ易い場合でも、上限判定レベルVMAXを適切な値に
設定しておくことにより、スイッチ回路21の開閉動作
を安定して行うことが出来る。従って、スイッチ回路2
a,2b,2cの極めて短いオン時間の制御を精度良く
行うことが出来、ランプ4に不必要に大きなリップル電
流を流すことを防止できる。
【0048】以上により、本実施の形態の電源回路によ
れば、ランプに流れる電流の立ち上がり時及び立ち下が
り時にのみ、等価回路上のインダクタンス値を下げるこ
とが出来、電流指令値がステップ状に変化した場合、そ
の変化に高速に追従し、立ち上がり時間及び立ち下がり
時間を短縮することが出来る。また、電流指令値が一定
値である場合は、その大小に関わらず広範囲の電流値に
おいて、リップル分が小さい安定した電流値の制御を行
うことが出来る。
【0049】
【発明の効果】第1発明に係る電源回路では、直流電源
又はコンデンサと負荷とを含めたループ回路をなすべ
き、スイッチ回路及びリアククトルからなる複数の直列
回路が、互いに並列に接続され、複数のフリーホイール
ダイオードが、負荷及びリアククトルに並列にそれぞれ
接続されている。電流検出器は、負荷に流れる電流を検
出し、偏差演算器は、与えられた制御指令値と電流検出
器が検出した電流値との偏差を演算する。オン/オフ制
御手段は、偏差演算器が演算した偏差に基づき、スイッ
チ回路をオン/オフ制御し、また、スイッチ回路を同時
的にオン制御又はオフ制御する。これにより、ステップ
状に変化する出力電流の立ち上がり及び立ち下がりが速
くなり、出力電流のリップルが小さくなる。
【0050】第2発明に係る電源回路では、オン/オフ
制御手段は、判定手段が、前記偏差は所定の範囲内にあ
ると判定したときは、その偏差に応じて、互いに位相が
異なる同一周期でスイッチ回路をオン/オフ制御する。
オン/オフ制御手段は、判定手段が、前記偏差は所定の
範囲外にあると判定したときは、スイッチ回路を同時的
にオン制御又はオフ制御する。これにより、ステップ状
に変化する出力電流の立ち上がり及び立ち下がりが速く
なり、出力電流のリップルが小さくなる。
【0051】第3発明に係る電源回路では、オン/オフ
制御手段は、積分演算器が、偏差演算器が演算した偏差
を積分し、比例演算器が、前記偏差に所定のゲインを乗
算する。加算器は、積分演算器が積分した積分信号と比
例演算器が乗算した乗算信号とを加算し制御信号として
出力する。比較器が、三角波信号出力器が出力した信号
と前記加算器が出力した制御信号とを比較し、比較器の
比較結果に応じてスイッチ回路をオン/オフ制御する。
これにより、ステップ状に変化する出力電流の立ち上が
り及び立ち下がりが速くなり、出力電流のリップルが小
さくなる。
【0052】第4発明に係る電源回路では、オン/オフ
制御手段は、判定手段が、比例演算器が乗算した乗算信
号の大小を判定し、判定手段が、乗算信号は第1の所定
値より大きいと判定したときは、第1設定値出力手段
が、予め設定してある第1設定値を制御信号として出力
する。判定手段が、乗算信号は第1の所定値より小さい
第2の所定値より小さいと判定したときは、第2設定値
出力手段が、予め設定してある第2設定値を制御信号と
して出力する。比較器が、三角波信号出力器が出力した
信号と第1又は第2設定値出力手段が出力した制御信号
とを比較し、比較器の比較結果に応じてスイッチ回路を
オン/オフ制御する。これにより、ステップ状に変化す
る出力電流の立ち上がり及び立ち下がりが速くなり、出
力電流のリップルが小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電源回路の実施の形態の構成を
示したブロック図である。
【図2】 本発明に係る電源回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図3】 本発明に係る電源回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図4】 本発明に係る電源回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図5】 本発明に係る電源回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図6】 本発明に係る電源回路の実施の形態の構成を
示したブロック図である。
【図7】 本発明に係る電源回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図8】 従来の電源回路の構成例を示したブロック図
である。
【図9】 従来の電源回路の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 コンデンサ、2a〜2c スイッチ回路、3,3a
〜3c リアクトル、4 ランプ(負荷)、5a〜5c
フリーホイールダイオード(ダイオード)、7 電流
指令発生器、7a 偏差演算器、7b 加算器、11
制御偏差判定器(レベル判定器)、12 論理回路(オ
ン/オフ制御手段)、14 鋸波発生器(三角波信号出
力器,鋸歯状波発生器)、17a〜17c 比較器(オ
ン/オフ制御手段)、18 積分演算器、19 比例演
算器、20 (制御)ゲイン判定器、21 スイッチ回
路(第1設定値出力手段)、22 スイッチ回路(第2
設定値出力手段)、23 スイッチ回路、25 信号発
生器(第1設定値出力手段)、26 信号発生器(第2
設定値出力手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源又はコンデンサと、該直流電源
    又はコンデンサと負荷とを含めたループ回路をなすべ
    き、スイッチ回路及びリアククトルからなる複数の並列
    に接続された直列回路と、前記負荷及びリアククトルに
    並列にそれぞれ接続すべき複数のフリーホイールダイオ
    ードと、前記負荷に流れる電流を検出する電流検出器
    と、与えられた制御指令値と該電流検出器が検出した電
    流値との偏差を演算する偏差演算器と、該偏差演算器が
    演算した偏差に基づき、前記スイッチ回路をオン/オフ
    制御し、前記偏差に基づき、前記スイッチ回路を同時的
    にオン制御又はオフ制御するオン/オフ制御手段とを備
    え、前記負荷に流す電流をステップ状に増減制御すべく
    なしてあることを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】 オン/オフ制御手段は、偏差演算器が演
    算した偏差の大小を判定する判定手段を有し、該判定手
    段が、前記偏差は所定の範囲内にあると判定したとき
    は、前記偏差に応じて、互いに位相が異なる同一周期で
    スイッチ回路をオン/オフ制御し、前記判定手段が、前
    記偏差は所定の範囲外にあると判定したときは、前記ス
    イッチ回路を同時的にオン制御又はオフ制御する請求項
    1記載の電源回路。
  3. 【請求項3】 オン/オフ制御手段は、偏差演算器が演
    算した偏差を積分する積分演算器と、前記偏差に所定の
    ゲインを乗算する比例演算器と、前記積分演算器が積分
    した積分信号と前記比例演算器が乗算した乗算信号とを
    加算し制御信号として出力する加算器と、所定周期の三
    角波信号又は鋸波信号を出力する三角波信号出力器と、
    該三角波信号出力器が出力した信号と前記加算器が出力
    した制御信号とを比較する比較器と、該比較器の比較結
    果に応じてスイッチ回路をオン/オフ制御するオン/オ
    フ制御回路とを有する請求項1記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 オン/オフ制御手段は、比例演算器が乗
    算した乗算信号の大小を判定する判定手段と、該判定手
    段が該乗算信号は第1の所定値より大きいと判定したと
    きは、予め設定してある第1設定値を制御信号として出
    力する第1設定値出力手段と、前記判定手段が前記乗算
    信号は第1の所定値より小さい第2の所定値より小さい
    と判定したときは、予め設定してある第2設定値を制御
    信号として出力する第2設定値出力手段とを更に備え、
    比較器は、三角波信号出力器が出力した信号と第1又は
    第2設定値出力手段が出力した制御信号とを比較する請
    求項3記載の電源回路。
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