JP2000173168A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2000173168A
JP2000173168A JP10348531A JP34853198A JP2000173168A JP 2000173168 A JP2000173168 A JP 2000173168A JP 10348531 A JP10348531 A JP 10348531A JP 34853198 A JP34853198 A JP 34853198A JP 2000173168 A JP2000173168 A JP 2000173168A
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JP
Japan
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signal
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amount
reproducing
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JP10348531A
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Inventor
Tsuneo Hayashi
恒生 林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度で測定時間が短く、しかも再生パラメ
ータの最適値からの差の測定と、自動調整ループが分離
された自動調整を備える再生装置を実現する。 【解決手段】 ステップS103、ステップS104、
ステップS106、ステップS107で再生パラメータ
prtを中心値centから変調振幅ampをperi
od/2の周期で加減算することにより再生パラメータ
prtに周波数変調をかける。このときのジッタ値の変
位をステップS105、ステップS108で測定するこ
とによって変調周波数成分を取り出し、ステップS11
0で積算することによって再生パラメータの最適値との
差を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は再生装置に関し、さ
らに詳しくは、記録媒体に記録されている信号を再生す
る場合に、再生状態に影響を及ぼす各種再生パラメータ
を評価または調整する手段を備える再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク再生装置で、再生状態の品質
を評価するものとしてジッタ量がある。これは、RF信
号からPLL(Phase Lock Loop )によって作られたク
ロックと、RF信号のエッジのずれ量である。一方、再
生状態は再生に必要な各種パラメータの設定に左右され
るので、この再生パラメータを最適化する必要がある。
【0003】従来、再生パラメータを自動調整するため
には、以下の困難があった。 1)再生状態を表す量としてジッタ量を計測すると、ジ
ッタ量にはディスク回転に同期した変動、ディスク面の
傷や汚れによる急激な変化が含まれる。このため、ジッ
タ量を精度良く計測するのは困難であり、再生パラメー
タを合わせ込むことができない。 2)精度を向上させるためには長時間を要する。 3)最適値から離れた再生パラメータを選択すると、サ
ーボが外れてしまうなど、再生すらできなくなってしま
う。すなわち、再生パラメータには閾値があり、閾値を
超えたパラメータを設定することはできない。
【0004】このような困難を取り除くため、 1)最適化の精度を落とし、ディスク回転に伴うジッタ
値の変動よりも小さいジッタ値の差を無視する。 2)ジッタ値が悪い場合は、最適化をあきらめる。 3)ジッタ値計測時に、一定時間内で最低の値を代表値
とする。という方法が取られてきた。
【0005】しかし、いずれも精度を落とす、あるいは
長い自動調整時間が必要であった。また、再生パラメー
タの最適値からの差の測定と、自動調整ループが分離さ
れていないため、複雑なアルゴリズムとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高精度で測
定時間が短く、しかも再生パラメータの最適値からの差
の測定と、自動調整ループが分離された自動調整を備え
る再生装置を実現することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1の再生装置は、記録媒体に記録されている
信号を再生する再生装置であって、再生状態に影響を及
ぼす再生パラメータに所定の周波数で微小量変調を加え
る変調手段と、変調手段による微小量変調に同期して変
化する再生評価信号から、この周波数の成分の量を検出
する検出手段と、この成分の量から、再生パラメータの
最適値からの差を推定する推定手段とを有することを特
徴とする。なお、再生装置は、記録も可能な記録再生装
置を含むものである。また、再生評価信号は、エラーレ
ートなど再生の良否を検査することができるものをい
い、アナログ信号、デジタル信号、データの別を問わな
い。
【0008】請求項2の再生装置は、記録媒体はディス
ク状記録媒体であり、再生装置はディスク再生装置であ
ることを特徴とする。請求項3の再生装置は、記録媒体
は光ディスクであり、再生装置は光ディスク再生装置で
あることを特徴とする。ここで、光ディスクは、再生す
るにあたり光を使うディスク状記録媒体の総称で、光磁
気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(デジタル
・ビデオ・ディスク)などをいう。光ディスク再生装置
は、これらの光ディスクを再生するものの総称である。
【0009】請求項4の再生装置は、再生パラメータ
は、レーザダイオードの発振光量、レーザダイオードに
対する高周波重畳周波数、レーザダイオードに対する高
周波重畳振幅、フォトダイオードのゲイン、フォーカス
エラー信号のゲイン、フォーカスエラー信号のオフセッ
ト、トラッキングエラー信号のゲイン、トラッキングエ
ラー信号のオフセット、スレッドエラー信号のゲイン、
スレッドエラー信号のオフセット、サーボに関するフィ
ルタのカットオフ周波数、サーボに関するフィルタのゲ
イン、サーボに関するフィルタのプロファイル、RF信
号のゲイン、RF信号のオフセット、RF信号のイコラ
イジング特性及びディスクの傾き角の内のいずれか一つ
であることを特徴とする。
【0010】請求項5の再生装置は、再生パラメータ
は、レーザダイオードの発振光量、レーザダイオードに
対する高周波重畳周波数、レーザダイオードに対する高
周波重畳振幅、フォトダイオードのゲイン、フォーカス
エラー信号のゲイン、フォーカスエラー信号のオフセッ
ト、トラッキングエラー信号のゲイン、トラッキングエ
ラー信号のオフセット、スレッドエラー信号のゲイン、
スレッドエラー信号のオフセット、サーボに関するフィ
ルタのカットオフ周波数、サーボに関するフィルタのゲ
イン、サーボに関するフィルタのプロファイル、RF信
号のゲイン、RF信号のオフセット、RF信号のイコラ
イジング特性及びディスクの傾き角の内のいずれか二つ
以上の組み合わせであることを特徴とする。
【0011】請求項6の再生装置は、この検出手段によ
る検出を、正弦波を乗じて積分することによって行うこ
とを特徴とする。請求項7の再生装置は、この検出手段
による検出を、正弦波に近似した波形を乗じて積分する
ことによって行うことを特徴とする。請求項8の再生装
置は、正弦波に近似した波形は方形波であることを特徴
とする。
【0012】請求項9の再生装置は、変調手段により微
小量変調を加えてから、再生評価信号の周波数の成分の
量を検出するまでの位相差を、この成分の量が最大とな
る位相差とすることを特徴とする。請求項10の再生装
置は、変調手段により微小量変調を加えてから、再生評
価信号の周波数の成分の量を検出するまでの位相差の最
適値を、自動調整によって求めることを特徴とする。
【0013】請求項11の再生装置は、再生評価信号
は、RF信号からPLLによって生成されるクロックと
RF信号とのずれを表すジッタ量であることを特徴とす
る。請求項12の再生装置は、再生評価信号は、エラー
レートであることを特徴とする。
【0014】請求項13の再生装置は、記録媒体に記録
されている信号を再生する再生装置であって、再生状態
に影響を及ぼす再生パラメータに所定の周波数で微小量
変調を加える変調手段と、変調手段による微小量変調に
同期して変化する再生評価信号から、この周波数の成分
の量を検出する検出手段と、この成分の量から、再生パ
ラメータの最適値からの差を推定する推定手段と、この
最適値からの差から、再生パラメータを再設定すること
により、再生パラメータを自動調整する調整手段とを有
することを特徴とする。
【0015】請求項14の再生装置は、記録媒体はディ
スク状記録媒体であり、再生装置はディスク再生装置で
あることを特徴とする。請求項15の再生装置は、記録
媒体は光ディスクであり、再生装置は光ディスク再生装
置であることを特徴とする。
【0016】請求項16の再生装置は、調整手段による
自動調整は、最適値からの差が所定値以下となることを
終了条件とすることを特徴とする。請求項17の再生装
置は、調整手段による自動調整は、再設定する回数が所
定回数以上であることを終了条件とすることを特徴とす
る。
【0017】請求項18の再生装置は、変調手段による
微小量変調の一周期での成分の量が異常である場合、こ
の一周期での成分の量を破棄し、変調手段による微小量
変調の一周期での成分の量が正常である場合、この一周
期での成分の量を再生パラメータの最適値からの差の推
定に用いることを特徴とする。
【0018】請求項19の再生装置は、調整手段による
自動調整を、通常再生開始以前に行うことを特徴とす
る。請求項20の再生装置は、調整手段による自動調整
を、通常再生中に行うことを特徴とする。請求項21の
再生装置は、調整手段による自動調整を、再生状態が悪
化したときに行うことを特徴とする。
【0019】次に作用を説明する。フォーカスエラー信
号のオフセット、ゲインなどの再生パラメータに、所定
の周波数で微小量の変調を加えると、サーボ状態やRF
検出状態などが変調を受けるので、RF信号のジッタ量
やエラーレートなどの再生評価信号が変調を受ける。こ
の再生評価信号から変調周波数成分の量を検出し、再生
パラメータの最適値からの差を推定するので、精度よく
推定ができる。これは、現在の再生パラメータの設定値
の良否の検査が精度良く行えることを意味する。また、
微小量の変調を加えるので、通常の再生状態に大きな影
響を与えることがない。
【0020】このような再生パラメータはディスク状記
録媒体から再生する装置、特に光ディスクから再生する
光ディスク再生装置には数多く存在するので、特に効果
が大きい。
【0021】光ディスク再生装置では、再生パラメータ
として、レーザダイオードの発振光量、レーザダイオー
ドに対する高周波重畳周波数、レーザダイオードに対す
る高周波重畳振幅、フォトダイオードのゲイン、フォー
カスエラー信号のゲイン、フォーカスエラー信号のオフ
セット、トラッキングエラー信号のゲイン、トラッキン
グエラー信号のオフセット、スレッドエラー信号のゲイ
ン、スレッドエラー信号のオフセット、サーボに関する
フィルタのカットオフ周波数、サーボに関するフィルタ
のゲイン、サーボに関するフィルタのプロファイル、R
F信号のゲイン、RF信号のオフセット、RF信号のイ
コライジング特性及びディスクの傾き角などがあり、こ
れらはデバイスの劣化、光ディスクの状態などに影響を
受ける。これらの再生パラメータの現在値が最適値に対
してどの位の差があるのか、精度よく推定できるので、
安定した再生状態を確保することにつながる。
【0022】また、これらの再生パラメータの中には、
フォーカスエラー信号のゲインとサーボに関するフィル
タのゲインなど、密接に関連したものが存在する。これ
らを組み合わせることによって、実際に即した推定が可
能となる。
【0023】また、再生評価信号から変調周波数成分の
量を検出する際、正弦波、または正弦波に近似した波
形、たとえば方形波を乗じて積分することによって行う
ことにより、簡易な構成で精度のよい検出を短時間で行
うことができる。
【0024】また、微小量変調を加えてから、再生評価
信号の周波数の成分の量を検出するまでの位相差を、こ
の成分の量が最大となる位相差とすることにより精度の
よい検出が可能となる。また、この位相差の最適値を自
動調整によって求めることによって、通常再生中でも、
自動で最適な位相差を得ることができるので、精度のよ
い検出が可能となる。
【0025】また、再生評価信号をRF信号からPLL
によって生成されるクロックとRF信号とのずれを表す
ジッタ量、またはエラーレートとすることによって、実
際の再生装置の性能に則した推定がされる。
【0026】また、このように推定された最適値からの
差から、再生パラメータを再設定することにより再生パ
ラメータを自動調整することで、最適な再生パラメータ
に早く収斂し、自動調整が精度良く、しかも短時間で完
了する。
【0027】また、この自動調整の終了条件を最適値か
らの差が所定値以下、または再設定する回数が所定回数
以上とすることにより、再生装置の仕様に即した自動調
整が可能となる。
【0028】また、微小量変調の一周期での成分の量が
異常である場合、この一周期での成分の量を破棄し、微
小量変調の一周期での成分の量が正常である場合、この
一周期での成分の量を再生パラメータの最適値からの差
の推定に用いることにより、自動調整中にディスクの傷
など異常な部分があったときでも自動調整が破綻するこ
とがなく、しかもその異常によりその後の調整に悪影響
を及ぼすことなく完了する。
【0029】このような自動調整は、再生パラメータを
微小量しか変動させないので通常再生中に行うことがで
きる。もちろん、通常再生開始以前に行ってもよいし、
再生状態が悪化したときに行ってもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明は、記録媒体に記録されて
いる信号を再生する再生装置すべてに適用できるもので
ある。以下、本発明の実施の形態例として、光ディスク
に記録されている信号を再生する光ディスク再生装置に
ついて、図1ないし図4を参照して説明する。
【0031】なお、再生評価信号としてジッタ量を例に
説明するが、ジッタ量以外に光ディスク再生装置の状態
を示すことができる量、たとえばエラーレートなどで測
定してもよく、ジッタ量に限定するものではない。
【0032】図1に本発明の実施の形態例の光ディスク
再生装置のハードウエアのブロック図を示す。光ディス
ク1からの反射光は光ピックアップ2で電気信号に変換
され、RFアンプ3に送られる。光ピックアップ2には
光を発光するレーザダイオード(以下、「LD」とい
う。)、光ディスク1からの反射光を受光するフォトダ
イオードなどを有し、マイクロコンピュータ4からの指
令により制御される。
【0033】RFアンプ3は信号を増幅すると共に、サ
ーボフィルタ5へフォーカスエラー信号等のサーボに必
要な信号を供給し、クロック再生装置6へRF信号S1
を供給する。これらの機能に必要な再生パラメータはマ
イクロコンピュータ4からの指令により制御される。
【0034】サーボフィルタ5はフォーカスエラー信号
(以下、「FE信号」という。)等にマイクロコンピュ
ータ4からの指令に基づきフィルタをかけて増幅し、光
ピックアップ2へフォーカスドライブ信号等を供給す
る。すなわち、この光ピックアップ2、RFアンプ3、
サーボフィルタ5でサーボループを構成する。
【0035】クロック再生装置6はPLLの機能を持
ち、RF信号S1と自走の発振器からRF信号S1の再
生クロックS3を生成し、ジッタ計測装置7へ供給す
る。この機能を実現するための再生パラメータは、マイ
クロコンピュータ4からの指令で制御される。ジッタ計
測装置7は再生クロックS3とRF信号S1のエッジの
ずれ量をジッタ量として測定する検出部である。検出し
たジッタ量S2はマイクロコンピュータ4へ送られる。
【0036】マイクロコンピュータ4は光ピックアップ
2、RFアンプ3、サーボフィルタ5、クロック再生装
置6へ再生パラメータの設定量を指令し、ジッタ計測装
置7からのジッタ量S2を計測する。このインターフェ
イスはデジタル的にしてもよいし、アナログ信号でして
もよい。
【0037】この光ディスク再生装置を駆動するには、
光ピックアップ2内の図示しない対物レンズの光ディス
ク1に対する位置の最適化、クロック再生装置6の最適
化などが必要である。光ピックアップ2の位置はフォー
カス、トラック、スレッドサーボにより自動制御されて
いる。従って、再生状態は、光ピックアップ2、RFア
ンプ3、サーボフィルタ5の各種再生パラメータに依存
する。また、クロック再生装置6で生成される再生クロ
ックS3の品質は光ピックアップ2、RFアンプ3、ク
ロック再生装置6の再生パラメータ設定に依存する。
【0038】このように、再生パラメータの例として、
以下のようなものが挙げられる。LDの発振光量、LD
に対する高周波重畳周波数、LDに対する高周波重畳振
幅、フォトダイオードのゲイン、FE信号のゲイン、F
E信号のオフセット、トラッキングエラー信号(以下、
「TE信号」という。)のゲイン、TE信号のオフセッ
ト、スレッドエラー信号(以下、「SE信号」とい
う。)のゲイン、SE信号のオフセット、各種フィルタ
のカットオフ周波数、各種フィルタのゲイン、各種フィ
ルタのプロファイル、RF信号S1のイコライジング特
性、RF信号S1のゲイン、RF信号S1のオフセッ
ト、ディスク傾き角などであり、ジッタ量を変化させる
再生パラメータは全てである。
【0039】これらの再生パラメータは独立に調整でき
る場合もあれば、複数が結合してそれぞれの再生パラメ
ータを調整する場合もある。再生パラメータの調整は、
マイクロコンピュータ4により制御されるようになって
いる。マイクロコンピュータ4は、図2の自動調整の状
態遷移図で示すように、各種再生パラメータの最適値か
らの差(以下、「再生パラメータエラー信号」とい
う。)を計測する状態である再生パラメータエラー信号
計測8から、再生パラメータの設定をする状態である再
生パラメータ設定9にフィードバックすることにより、
自動調整を行う。再生パラメータエラー信号が、ある値
より小さくなった場合に自動調整を終了する。
【0040】具体例の前に、まず調整方法の原理を説明
する。ジッタ量を測定するに際し、様々なノイズにより
S/N(Signal/Noise )比が悪化する。ノイズの大き
さは周波数に依存している。ノイズの中には周波数に逆
比例している成分である1/fノイズも含まれているの
で、DC(直流)的な測定ではS/N比は悪くなる。
【0041】そこで、ジッタ量の計測は、周波数変調を
することによって行う。再生パラメータを周波数変調す
るとジッタも同じ周波数で変調を受けることになるから
である。このようにすると、周波数変換が行われたこと
と等しくなり、1/fノイズを軽減することができる。
ジッタから変調周波数で変動する成分を抜き出すには、
変調周波数で振動する正弦波を乗じ、一定時間分、積分
すればよい。このとき正弦波の位相は測定値が最大とな
るように調整されることが望ましい。
【0042】次に、具体的な再生パラメータエラー信号
の生成方法の例とその結果を利用する自動調整の例を順
に説明する。まず、再生パラメータエラー信号の生成方
法の例を図3のフローチャートを参照して説明する。こ
の方法で得られた再生パラメータエラー信号は、再生パ
ラメータの最適値からの差であり、この方法により再生
パラメータの最適値からの差を推定される。
【0043】再生パラメータはcentを中心に、am
pで表される変調振幅を加算したり減算したりして変調
される。周期はperiodである。これらは前もって
設定されている。cntは変調周期の回数で、積分の回
数でもあり、0以外の数が設定される。たとえば10で
あるが、1以上であればどんな値でもよい。また、再生
パラメータエラー信号の積分値をmesとする。
【0044】ステップS101で、mesを初期値0に
設定する。ステップS102で、cntが0か調べる。
0であれば終了する。0でなければ、ステップS103
へ移行する。
【0045】ステップS103で、再生パラメータpr
tを、中心値centに変調振幅ampを加算すること
によって設定する。ステップS104で、period
/2の時間だけウエイトする。ステップS105で、ジ
ッタ値(JIT値)を計測し、mes2に入れる。
【0046】ステップS106で、再生パラメータpr
tを、中心値centに変調振幅ampを減算すること
によって設定する。ステップS107で、period
/2の時間だけウエイトする。ステップS108で、ジ
ッタ値を計測し、ステップS105で得られたジッタ値
mes2と今回のジッタ値を減算し、mes2とする。
このmes2が一変調周期分の積分値となる。
【0047】ステップS109で、一変調周期分の積分
値が所定値PRT_ERRTH以下であるか判断され
る。一変調周期分の積分値は、正常な計測条件のもとで
は所定値内に収まるが、ディスク面の傷や汚れ、その他
の要因があると所定値内に収まらない場合がある。この
ような場合の測定値は不正データであるので、測定値が
所定値を超える場合は破棄されるようにする。そのた
め、mes2がPRT_ERRTH以下であればステッ
プS110へ移行し、そうでなければステップS102
へ移行する。
【0048】ステップS110で、mes2がmesに
加算され、ステップS111でcntが1減じられ、ス
テップS102へ移行する。以後、ステップS102で
cntが0になるまでステップS102からステップS
111までが繰り返される。
【0049】このように、ステップS103からステッ
プS108で一回変調される度に積分値がmesに加算
され、あらかじめ設定されたcntの回数分だけ加算さ
れる。終了後、このmesを再生パラメータエラー値と
する。
【0050】この生成方法では、ステップS103、ス
テップS104、ステップS106、ステップS107
で再生パラメータに変調を加える変調手段を構成する。
また、ステップS102からステップS111の処理ル
ープは、方形波を乗じて取り出すことを意味する。これ
は、 d1,d2,d3,d4,・・・,dn,・・・ のサンプルデータ列があるとすると、これに方形波を乗
ずると d1,−d2,d3,−d4,・・・,−dn,・・・ となる。
【0051】これに積分を実行すると、積分値sumは
式1のようになる。 sum=(d1−d2)+(d3−d4)+・・・+(d(n−1) −dn)+・・・ (1) ここで、式1のsumは、図3のmesに相当し、式1
の(d(n−1)−dn)は図3のmes2に相当する
からである。
【0052】以上、方形波を乗じて積分する方法を示し
たが、もちろん正弦波を乗じて積分してもよい。方形波
は、正弦波の第一近似であり、方形波以外でも正弦波の
近似となる信号であればなんでもよい。
【0053】また、再生パラメータ変調と、ジッタ量測
定との位相差は零であるが、零でなくてもよい。この位
相差には最適な値があり、実験的もしくは理論的に定め
られる。この値を前もって定めてから測定することが望
ましい。
【0054】また、この位相差は自動的に測定すること
も可能である。たとえば、図3で示す手順で位相差0で
測定、位相差を少し変化させて測定、というように位相
差を0から少しずつ変化させて次々に測定し、それぞれ
の位相差で得られた再生パラメータエラー値の中で最大
となる位相差を求める。一度その再生パラメータでの最
適な位相差が得られたならば、次回からの測定ではその
位相差を用いればよい。
【0055】次に、再生パラメータエラー値をフィード
バックし、再生パラメータを自動調整する方法を図4の
フローチャートを参照して説明する。ステップS201
で、初期設定をする。再生パラメータの中心値cent
を0、ampを変調振幅であるPRT_AMP、per
iodを1/2変調周期であるPRT_PERの2倍、
cntを変調周期回数であるPRT_CNTに設定す
る。
【0056】ステップS202で、図3を参照して前述
した方法で再生パラメータエラー値を測定し、測定値を
mesとする。ステップS203で、ステップS202
で得られた測定値の絶対値を、自動調整終了条件である
閾値PRT_Eと比較し、PRT_Eより小さければス
テップS204へ移行する。ステップS202で得られ
た測定値の絶対値がPRT_E以上であればステップS
205へ移行する。
【0057】ステップS204で、ステップS202を
行った再生パラメータの中心値centを再生パラメー
タprtとして終了する。ステップS205では、ステ
ップS202で得られた再生パラメータエラー値mes
に、あらかじめ定められたゲインPRT_Gを乗算し、
その結果を再生パラメータの中心値centに加算した
値を次の再生パラメータの中心値centとして、ステ
ップS202へ移行する。以後、ステップS203で閾
値PRT_E以下になるまで再生パラメータの中心値c
entを変更し、測定を続ける。
【0058】なお、ステップS205で、一回本ステッ
プを通過する度にゲインPRT_Gを減ずることも考え
られる。ゲインを徐々に小さくすることによって、ノイ
ズにより本調整のフィードバックループが暴れるのを防
ぐことができる。
【0059】また、ステップS205で、再生パラメー
タエラー値を次回の再生パラメータ値に反映させている
が、これはフィードバックにより自動調整していること
を意味している。そのため、積分制御、比例制御、微分
制御などの古典制御もしくはその組み合わせ、または現
代制御によりフィードバックをしてもよい。
【0060】また、フィードバックに符号を用いて、再
生パラメータエラー値が正であれば再生パラメータを一
定値減じ、再生パラメータエラー値が負であれば再生パ
ラメータを一定値増加させてもよい。
【0061】また、ステップS203で、再生パラメー
タエラー値が閾値以下であればステップS204へ移行
し、終了したが、その条件を、ステップS205、ステ
ップS202、ステップS203のループを所定回数繰
り返したことにしてもよい。
【0062】以上の自動調整は、光ディスク再生装置の
通常再生以前に行ってもよいし、通常再生中に行っても
よい。また、再生状態が悪化したときに行ってもよい。
また、光ディスクは、光を使って再生するものであれば
よく、光磁気ディスクであってもよい。
【0063】また、光ディスク再生装置で説明したが、
それに限定するものではなく、他のディスク状記録媒体
に記録されている信号を再生するディスク再生装置、テ
ープ状記録媒体に記録されている信号を再生するテープ
再生装置にも適用可能である。
【0064】また、再生装置は、記録も可能な記録再生
装置であってもよいのは当然である。また、本装置は外
観上単体の形態である必要はなく、本装置を搭載したパ
ーソナルコンピュータ、車等にも適用できるのは明らか
である。
【0065】
【発明の効果】本発明の再生装置によれば、再生パラメ
ータの最適値からの差の測定と自動調整ループが分離さ
れ、自動調整のアルゴリズムが簡便となる。また、自動
調整ループを持ち、再生パラメータは再生状態が良くな
るように再設定されるので、従来は通常の再生を行う前
に自動調整を終了させる必要があったが、通常の再生を
行いながら、自動調整を行うことが可能となった。しか
も、この測定では、再生状態の悪い方向に再設定され、
不適な再生パラメータの設定により正常な再生状態が破
綻してしまうということがない。
【0066】また、従来の測定は直流成分の測定であ
り、ノイズの除去が困難であったが、交流成分の測定と
することによりノイズの除去が可能になった。また、従
来より高感度の測定であるので、測定時間の短縮化が可
能になった。
【0067】また、測定中、再生パラメータが変調され
るので、仮に不適当な再生パラメータが設定されたとし
ても、不適当な値の継続時間が短く、自動調整が破綻し
てしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態例の光ディスク再生装置
のハードウエアのブロック図である。
【図2】 自動調整の状態遷移図である。
【図3】 再生パラメータエラー信号の生成方法を示す
フローチャートである。
【図4】 再生パラメータを自動調整する方法を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…光ピックアップ、3…RFアン
プ、4…マイクロコンピュータ、5…サーボフィルタ、
6…クロック再生装置、7…ジッタ計測装置、8…再生
パラメータエラー信号計測、9…再生パラメータ設定、
S1…RF信号、S2…ジッタ量、S3…再生クロック

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されている信号を再生す
    る再生装置において、 再生状態に影響を及ぼす再生パラメータに所定の周波数
    で微小量変調を加える変調手段と、 前記変調手段による微小量変調に同期して変化する再生
    評価信号から、前記周波数の成分の量を検出する検出手
    段と、 前記成分の量から、前記再生パラメータの最適値からの
    差を推定する推定手段とを有することを特徴とする再生
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体はディスク状記録媒体であ
    り、前記再生装置はディスク再生装置であることを特徴
    とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は光ディスクであり、前記
    再生装置は光ディスク再生装置であることを特徴とする
    請求項1に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生パラメータは、 レーザダイオードの発振光量、レーザダイオードに対す
    る高周波重畳周波数、レーザダイオードに対する高周波
    重畳振幅、フォトダイオードのゲイン、フォーカスエラ
    ー信号のゲイン、フォーカスエラー信号のオフセット、
    トラッキングエラー信号のゲイン、トラッキングエラー
    信号のオフセット、スレッドエラー信号のゲイン、スレ
    ッドエラー信号のオフセット、サーボに関するフィルタ
    のカットオフ周波数、サーボに関するフィルタのゲイ
    ン、サーボに関するフィルタのプロファイル、RF信号
    のゲイン、RF信号のオフセット、RF信号のイコライ
    ジング特性及びディスクの傾き角の内のいずれか一つで
    あることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生パラメータは、レーザダイオー
    ドの発振光量、レーザダイオードに対する高周波重畳周
    波数、レーザダイオードに対する高周波重畳振幅、フォ
    トダイオードのゲイン、フォーカスエラー信号のゲイ
    ン、フォーカスエラー信号のオフセット、トラッキング
    エラー信号のゲイン、トラッキングエラー信号のオフセ
    ット、スレッドエラー信号のゲイン、スレッドエラー信
    号のオフセット、サーボに関するフィルタのカットオフ
    周波数、サーボに関するフィルタのゲイン、サーボに関
    するフィルタのプロファイル、RF信号のゲイン、RF
    信号のオフセット、RF信号のイコライジング特性及び
    ディスクの傾き角の内のいずれか二つ以上の組み合わせ
    であることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段による検出は、正弦波を乗
    じて積分することによって行うことを特徴とする請求項
    1に記載の再生装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段による検出は、正弦波に近
    似した波形を乗じて積分することによって行うことを特
    徴とする請求項1に記載の再生装置。
  8. 【請求項8】 前記正弦波に近似した波形は方形波であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の再生装置。
  9. 【請求項9】 前記変調手段により微小量変調を加えて
    から、前記再生評価信号の前記周波数の成分の量を検出
    するまでの位相差を、前記成分の量が最大となる位相差
    とすることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  10. 【請求項10】 前記変調手段により微小量変調を加え
    てから、前記再生評価信号の前記周波数の成分の量を検
    出するまでの位相差の最適値を、自動調整によって求め
    ることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  11. 【請求項11】 前記再生評価信号は、 RF信号からPLLによって生成されるクロックとRF
    信号とのずれを表すジッタ量であることを特徴とする請
    求項1に記載の再生装置。
  12. 【請求項12】 前記再生評価信号は、エラーレートで
    あることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  13. 【請求項13】 記録媒体に記録されている信号を再生
    する再生装置において、再生状態に影響を及ぼす再生パ
    ラメータに所定の周波数で微小量変調を加える変調手段
    と、 前記変調手段による微小量変調に同期して変化する再生
    評価信号から、前記周波数の成分の量を検出する検出手
    段と、 前記成分の量から、前記再生パラメータの最適値からの
    差を推定する推定手段と、 前記最適値からの差から、前記再生パラメータを再設定
    することにより、前記再生パラメータを自動調整する調
    整手段とを有することを特徴とする再生装置。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体はディスク状記録媒体で
    あり、前記再生装置はディスク再生装置であることを特
    徴とする請求項13に記載の再生装置。
  15. 【請求項15】 前記記録媒体は光ディスクであり、前
    記再生装置は光ディスク再生装置であることを特徴とす
    る請求項13に記載の再生装置。
  16. 【請求項16】 前記調整手段による自動調整は、前記
    最適値からの差が所定値以下となることを終了条件とす
    ることを特徴とする請求項13に記載の再生装置。
  17. 【請求項17】 前記調整手段による自動調整は、前記
    再設定する回数が所定回数以上であることを終了条件と
    することを特徴とする請求項13に記載の再生装置。
  18. 【請求項18】 前記変調手段による微小量変調の一周
    期での前記成分の量が異常である場合、前記一周期での
    前記成分の量を破棄し、 前記変調手段による微小量変調の一周期での前記成分の
    量が正常である場合、前記一周期での前記成分の量を前
    記再生パラメータの最適値からの差の推定に用いること
    を特徴とする請求項13に記載の再生装置。
  19. 【請求項19】 前記調整手段による自動調整を、通常
    再生開始以前に行うことを特徴とする請求項13に記載
    の再生装置。
  20. 【請求項20】 前記調整手段による自動調整を、通常
    再生中に行うことを特徴とする請求項13に記載の再生
    装置。
  21. 【請求項21】 前記調整手段による自動調整を、再生
    状態が悪化したときに行うことを特徴とする請求項13
    に記載の再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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