JP2000172414A - コンピュータ講演用遠隔操作システム - Google Patents
コンピュータ講演用遠隔操作システムInfo
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- JP2000172414A JP2000172414A JP35035298A JP35035298A JP2000172414A JP 2000172414 A JP2000172414 A JP 2000172414A JP 35035298 A JP35035298 A JP 35035298A JP 35035298 A JP35035298 A JP 35035298A JP 2000172414 A JP2000172414 A JP 2000172414A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータによる表示画像を離れた位置か
ら簡単な操作で切り替えることを可能としたコンピュー
タ講演用遠隔操作システムを得る。 【解決手段】 コンピュータ30によって表示装置40
上に表示する表示画像を別の画像に切り替えるための信
号を発信する遠隔操作発信装置10と、この遠隔操作発
信装置10からの信号を受信し、そのままもしくは変換
してコンピュータ30へ入力する中継装置20とにより
構成される。遠隔操作発信装置10上には、送信部によ
り発信する信号に対応するスイッチとしてコンピュータ
30により表示装置40上に表示する表示画像を次の画
像に切り替える次画像表示ボタン10aと、前の画像に
切り替える前画像表示ボタン10bのみを備える。
ら簡単な操作で切り替えることを可能としたコンピュー
タ講演用遠隔操作システムを得る。 【解決手段】 コンピュータ30によって表示装置40
上に表示する表示画像を別の画像に切り替えるための信
号を発信する遠隔操作発信装置10と、この遠隔操作発
信装置10からの信号を受信し、そのままもしくは変換
してコンピュータ30へ入力する中継装置20とにより
構成される。遠隔操作発信装置10上には、送信部によ
り発信する信号に対応するスイッチとしてコンピュータ
30により表示装置40上に表示する表示画像を次の画
像に切り替える次画像表示ボタン10aと、前の画像に
切り替える前画像表示ボタン10bのみを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを離
れた位置から操作する遠隔操作システムに係り、特にコ
ンピュータを用いた講演や発表の際に、コンピュータに
よる表示画像を離れた位置から操作するためのコンピュ
ータ講演用遠隔操作システムに関する。
れた位置から操作する遠隔操作システムに係り、特にコ
ンピュータを用いた講演や発表の際に、コンピュータに
よる表示画像を離れた位置から操作するためのコンピュ
ータ講演用遠隔操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、講演会や学会等においてはオーバ
ーヘッドプロジェクタなどを用いた講演や発表等が行わ
れていた。このオーバーヘッドプロジェクタはポリプロ
ピレン製の透明なシートの上に形成した文字や図形など
をスクリーン上に投影するものであるため、発表には何
枚ものシートを準備する必要がある。
ーヘッドプロジェクタなどを用いた講演や発表等が行わ
れていた。このオーバーヘッドプロジェクタはポリプロ
ピレン製の透明なシートの上に形成した文字や図形など
をスクリーン上に投影するものであるため、発表には何
枚ものシートを準備する必要がある。
【0003】そこで、近年では、資源の有効利用と経済
性の観点から、シートの必要なオーバーヘッドプロジェ
クタを用いずに、コンピュータを利用して聴衆の見てい
るスクリーン上に文字や図形を直接投影することが主流
となりつつある。
性の観点から、シートの必要なオーバーヘッドプロジェ
クタを用いずに、コンピュータを利用して聴衆の見てい
るスクリーン上に文字や図形を直接投影することが主流
となりつつある。
【0004】このようなコンピュータを利用する場合に
おいても、講演者はスクリーン上に投影された文字や図
形を指し棒等を用いて指し示しながら講演することが多
い。そのため、講演者はコンピュータから離れており、
講演中に表示画像を切り替え操作する場合には、講演者
自身がコンピュータの位置までその都度戻るか、あるい
は別の人が代わりに操作する必要があるため効率的では
ない。
おいても、講演者はスクリーン上に投影された文字や図
形を指し棒等を用いて指し示しながら講演することが多
い。そのため、講演者はコンピュータから離れており、
講演中に表示画像を切り替え操作する場合には、講演者
自身がコンピュータの位置までその都度戻るか、あるい
は別の人が代わりに操作する必要があるため効率的では
ない。
【0005】そこで、このようなコンピュータを離れた
位置から操作することが望まれており、様々な電子機器
等を操作する装置やシステムが、実開昭62−1190
83号公報、特開平5−281328号公報、特開平6
−59807号公報、特開平6−70381号公報、特
開平6−269057号公報、特開平9−83919号
公報、特開平9−137768号公報、および特開平1
0−149150号公報、特開平10−149244号
公報等に開示されている。
位置から操作することが望まれており、様々な電子機器
等を操作する装置やシステムが、実開昭62−1190
83号公報、特開平5−281328号公報、特開平6
−59807号公報、特開平6−70381号公報、特
開平6−269057号公報、特開平9−83919号
公報、特開平9−137768号公報、および特開平1
0−149150号公報、特開平10−149244号
公報等に開示されている。
【0006】実開昭62−119083号公報、特開平
5−281328号公報、特開平6−70381号公
報、特開平6−269057号公報、特開平9−839
19号公報、特開平9−137768号公報に記載の装
置は、コンピュータ以外の電子機器等を操作するもので
ある。
5−281328号公報、特開平6−70381号公
報、特開平6−269057号公報、特開平9−839
19号公報、特開平9−137768号公報に記載の装
置は、コンピュータ以外の電子機器等を操作するもので
ある。
【0007】特開平6−59807号公報記載のカーソ
ル制御装置は、パーソナルコンピュータやテレビジョン
受像器の表示画面上に表示されたカーソルを制御するカ
ーソル制御装置であり、リモコン送信器からの赤外線を
撮像装置によって撮像し、この撮像装置の撮像出力に基
づいてカーソル制御信号を発生させることにより、操作
者はリモコン送信器の位置を動かすと、あたかもマウス
を操作しているようにカーソルを表示画面上で移動させ
ることができる。
ル制御装置は、パーソナルコンピュータやテレビジョン
受像器の表示画面上に表示されたカーソルを制御するカ
ーソル制御装置であり、リモコン送信器からの赤外線を
撮像装置によって撮像し、この撮像装置の撮像出力に基
づいてカーソル制御信号を発生させることにより、操作
者はリモコン送信器の位置を動かすと、あたかもマウス
を操作しているようにカーソルを表示画面上で移動させ
ることができる。
【0008】特開平10−149150号公報記載の画
像表示制御装置は、表示部に表示されている原画像をス
ケーリングするための操作信号を送信する手段としてス
ケーリングする範囲や拡大率を指定するためのボタンを
リモートコマンダに備え、このリモートコマンダによっ
てコンピュータへ信号を送信し、表示画像を遠隔制御す
るものである。
像表示制御装置は、表示部に表示されている原画像をス
ケーリングするための操作信号を送信する手段としてス
ケーリングする範囲や拡大率を指定するためのボタンを
リモートコマンダに備え、このリモートコマンダによっ
てコンピュータへ信号を送信し、表示画像を遠隔制御す
るものである。
【0009】特開平10−149244号公報記載のワ
イヤレスキーボードは、ワイヤレスキーボードにポイン
ティングデバイスを接続し、このポインティングデバイ
スの操作信号をワイヤレスキーボードの操作信号と共に
コンピュータ本体へ送信するものである。
イヤレスキーボードは、ワイヤレスキーボードにポイン
ティングデバイスを接続し、このポインティングデバイ
スの操作信号をワイヤレスキーボードの操作信号と共に
コンピュータ本体へ送信するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】これらのうち、特開平
6−59807号公報、特開平10−149150号公
報、特開平10−149244号公報に記載のものを応
用して、講演等に用いるコンピュータを操作することも
できるが、特開平6−59807号公報記載のカーソル
制御装置では、表示画面中のカーソルを制御するもので
あるため、表示画面を見ながらカーソルを操作して表示
画像を切り替えることになり、操作が面倒となる。
6−59807号公報、特開平10−149150号公
報、特開平10−149244号公報に記載のものを応
用して、講演等に用いるコンピュータを操作することも
できるが、特開平6−59807号公報記載のカーソル
制御装置では、表示画面中のカーソルを制御するもので
あるため、表示画面を見ながらカーソルを操作して表示
画像を切り替えることになり、操作が面倒となる。
【0011】また、特開平10−149150号公報に
記載の画像表示制御装置においては、表示部に表示され
ている原画像自体をスケーリングするために用いられる
ものであるため、操作する際には表示画像を見ながら指
示を出して表示画像を切り替えることになり、特開平6
−59807号公報記載の発明と同様、機器から離れた
ところから操作できるものの操作自体が簡略化されるわ
けではない。
記載の画像表示制御装置においては、表示部に表示され
ている原画像自体をスケーリングするために用いられる
ものであるため、操作する際には表示画像を見ながら指
示を出して表示画像を切り替えることになり、特開平6
−59807号公報記載の発明と同様、機器から離れた
ところから操作できるものの操作自体が簡略化されるわ
けではない。
【0012】また、特開平10−149244号公報記
載のワイヤレスキーボードにおいては、パーソナルコン
ピュータのキー操作すべてを行えるようにしたものであ
るため、表示画像を切り替えるという限られた操作のみ
を行うには無駄が多い。また、必要ないキーまで存在す
ると講演者が誤った操作をすることもあり、さらに、キ
ーボードが大型となって持ち運びが大変であり講演等に
用いるには適さない。
載のワイヤレスキーボードにおいては、パーソナルコン
ピュータのキー操作すべてを行えるようにしたものであ
るため、表示画像を切り替えるという限られた操作のみ
を行うには無駄が多い。また、必要ないキーまで存在す
ると講演者が誤った操作をすることもあり、さらに、キ
ーボードが大型となって持ち運びが大変であり講演等に
用いるには適さない。
【0013】そこで本発明は、コンピュータを用いた講
演や発表の際に、コンピュータによる表示画像を離れた
位置から簡単な操作で切り替えることを可能としたコン
ピュータ講演用遠隔操作システムを得ることを目的とす
る。
演や発表の際に、コンピュータによる表示画像を離れた
位置から簡単な操作で切り替えることを可能としたコン
ピュータ講演用遠隔操作システムを得ることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータ講
演用遠隔操作システムは、コンピュータを用いた講演や
発表の際に、コンピュータによってディスプレイやプロ
ジェクター等の表示装置上に表示する表示画像を離れた
ところから操作するコンピュータ講演用遠隔操作システ
ムであって、表示画像を別の画像に切り替えるための信
号を発信する発信手段を備えた遠隔操作発信装置と、発
信手段からの信号を受信する受信手段と受信手段により
受信した信号をそのままもしくは変換してコンピュータ
へ入力する信号処理手段とを備えた中継装置により形成
されたものである。なお、表示画像を別の画像に切り替
えるとは、現在、表示装置上に表示している画像のペー
ジを別の画像のページに切り替えるという意味である。
演用遠隔操作システムは、コンピュータを用いた講演や
発表の際に、コンピュータによってディスプレイやプロ
ジェクター等の表示装置上に表示する表示画像を離れた
ところから操作するコンピュータ講演用遠隔操作システ
ムであって、表示画像を別の画像に切り替えるための信
号を発信する発信手段を備えた遠隔操作発信装置と、発
信手段からの信号を受信する受信手段と受信手段により
受信した信号をそのままもしくは変換してコンピュータ
へ入力する信号処理手段とを備えた中継装置により形成
されたものである。なお、表示画像を別の画像に切り替
えるとは、現在、表示装置上に表示している画像のペー
ジを別の画像のページに切り替えるという意味である。
【0015】操作者は遠隔操作発信装置によって表示画
像を別の画像に切り替えるための信号を発信する操作を
行い、中継装置はその信号を受信してコンピュータへ入
力し、コンピュータによって表示装置上に表示する表示
画像が切り替えられる。すなわち、操作者は遠隔操作発
信装置から信号を発信する簡単な操作を行うだけで、コ
ンピュータによる表示画像を離れたところから別の画像
に切り替えることができる。
像を別の画像に切り替えるための信号を発信する操作を
行い、中継装置はその信号を受信してコンピュータへ入
力し、コンピュータによって表示装置上に表示する表示
画像が切り替えられる。すなわち、操作者は遠隔操作発
信装置から信号を発信する簡単な操作を行うだけで、コ
ンピュータによる表示画像を離れたところから別の画像
に切り替えることができる。
【0016】ここで、発信手段により発信される信号
は、コンピュータによる表示画像を次の画像または前の
画像に切り替えるためのものであること、またはコンピ
ュータのキーボードにおける所定のキー入力に相当する
ものであることが望ましい。
は、コンピュータによる表示画像を次の画像または前の
画像に切り替えるためのものであること、またはコンピ
ュータのキーボードにおける所定のキー入力に相当する
ものであることが望ましい。
【0017】発信手段により発信する信号が前者である
場合には、操作者は遠隔操作発信装置によって、表示画
像を次の画像または前の画像に切り替える指示を行い、
この指示に基づく発信手段により発信される信号を、中
継装置を介してコンピュータへ入力し、コンピュータに
よる表示画像を次の画像または前の画像に切り替えるこ
とができる。すなわち、操作者は表示画像を見ながら表
示画像の切り替え指示をする必要がなく、簡単な遠隔操
作によって表示画像の切り替えを行うことができる。
場合には、操作者は遠隔操作発信装置によって、表示画
像を次の画像または前の画像に切り替える指示を行い、
この指示に基づく発信手段により発信される信号を、中
継装置を介してコンピュータへ入力し、コンピュータに
よる表示画像を次の画像または前の画像に切り替えるこ
とができる。すなわち、操作者は表示画像を見ながら表
示画像の切り替え指示をする必要がなく、簡単な遠隔操
作によって表示画像の切り替えを行うことができる。
【0018】発信手段により発信する信号が後者である
場合には、操作者は遠隔操作発信装置によって、コンピ
ュータのキーボードにおける所定のキー入力に相当する
指示を出し、この指示に基づく発信手段により発信され
る信号を中継装置を介してコンピュータへ入力し、この
キー入力に相当する信号に基づいてコンピュータを操作
することができる。すなわち、操作者は本来、コンピュ
ータのキーボードからのキー入力によって行う表示画像
の切り替え操作を、遠隔操作することによって行うこと
が可能となり、コンピュータによる表示画像を別の画像
に切り替えることができる。
場合には、操作者は遠隔操作発信装置によって、コンピ
ュータのキーボードにおける所定のキー入力に相当する
指示を出し、この指示に基づく発信手段により発信され
る信号を中継装置を介してコンピュータへ入力し、この
キー入力に相当する信号に基づいてコンピュータを操作
することができる。すなわち、操作者は本来、コンピュ
ータのキーボードからのキー入力によって行う表示画像
の切り替え操作を、遠隔操作することによって行うこと
が可能となり、コンピュータによる表示画像を別の画像
に切り替えることができる。
【0019】また、電源投入スイッチ等を除いて、遠隔
操作発信装置上に配設する発信手段により発信される信
号に対応するスイッチは、表示画像を別の画像に切り替
えるためのもののみに限定するのが良い。このスイッチ
によって発信手段により発信させることのできる信号
を、表示画像を別の画像に切り替えるための信号、すな
わち表示画像を次の画像または前の画像に切り替えるた
めの信号やコンピュータにおけるキーボードの所定のキ
ー入力に相当する信号等に限定する。こうすることによ
り、操作者はコンピュータによる表示画像を別の画像に
切り替えるときのみ遠隔操作することになり、また、こ
のような遠隔操作発信装置は表示画像の切り替え操作に
必要ないボタンを有していないため、操作時に誤った操
作をすることがなくなる。
操作発信装置上に配設する発信手段により発信される信
号に対応するスイッチは、表示画像を別の画像に切り替
えるためのもののみに限定するのが良い。このスイッチ
によって発信手段により発信させることのできる信号
を、表示画像を別の画像に切り替えるための信号、すな
わち表示画像を次の画像または前の画像に切り替えるた
めの信号やコンピュータにおけるキーボードの所定のキ
ー入力に相当する信号等に限定する。こうすることによ
り、操作者はコンピュータによる表示画像を別の画像に
切り替えるときのみ遠隔操作することになり、また、こ
のような遠隔操作発信装置は表示画像の切り替え操作に
必要ないボタンを有していないため、操作時に誤った操
作をすることがなくなる。
【0020】なお、信号の受信手段と信号処理手段とを
備えた中継装置は、コンピュータに備えたインターフェ
イスに脱着可能に接続するものであることが望ましい。
これにより、本発明の遠隔操作発信装置のみを持ち運
び、既存のコンピュータに装着してコンピュータによる
表示画像を別の画像に切り替える操作を行うことができ
る。すなわち、講演者は、遠隔操作発信装置および中継
装置のみを携帯して講演会場等にまで持ち運び、講演会
場等にあるコンピュータに装着して講演を行うことがで
きる。
備えた中継装置は、コンピュータに備えたインターフェ
イスに脱着可能に接続するものであることが望ましい。
これにより、本発明の遠隔操作発信装置のみを持ち運
び、既存のコンピュータに装着してコンピュータによる
表示画像を別の画像に切り替える操作を行うことができ
る。すなわち、講演者は、遠隔操作発信装置および中継
装置のみを携帯して講演会場等にまで持ち運び、講演会
場等にあるコンピュータに装着して講演を行うことがで
きる。
【0021】ここで、中継装置を接続するインターフェ
イスとしては、キーボードを接続可能なものを使用する
のが望ましい。これにより、本来、表示画像の切り替え
操作を行うキーボードとこの中継装置とを取り替えるこ
とによって、本発明のコンピュータ講演用遠隔操作シス
テムを使用することが可能となる。すなわち、別にイン
ターフェイスを備えていないコンピュータであっても、
本発明のコンピュータ講演用遠隔操作システムを使用し
てコンピュータによる表示画像を簡単な遠隔操作発信装
置の操作で切り替えることが可能となる。もし、キーボ
ードを接続可能なインターフェイスを使用しない場合
は、そのインターフェイスに応じた装置を追加する必要
がある。
イスとしては、キーボードを接続可能なものを使用する
のが望ましい。これにより、本来、表示画像の切り替え
操作を行うキーボードとこの中継装置とを取り替えるこ
とによって、本発明のコンピュータ講演用遠隔操作シス
テムを使用することが可能となる。すなわち、別にイン
ターフェイスを備えていないコンピュータであっても、
本発明のコンピュータ講演用遠隔操作システムを使用し
てコンピュータによる表示画像を簡単な遠隔操作発信装
置の操作で切り替えることが可能となる。もし、キーボ
ードを接続可能なインターフェイスを使用しない場合
は、そのインターフェイスに応じた装置を追加する必要
がある。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態におけるコンピ
ュータ講演用遠隔操作システムの概略構成図、図2は図
1の遠隔操作発信装置の概略回路図、図3は図1の中継
装置のブロック図である。
ュータ講演用遠隔操作システムの概略構成図、図2は図
1の遠隔操作発信装置の概略回路図、図3は図1の中継
装置のブロック図である。
【0023】図1に示すように、本実施形態におけるコ
ンピュータ講演用遠隔操作システムは、赤外線や電波に
よる信号を発信する遠隔操作発信装置10と、この遠隔
操作発信装置10からの信号を受信および変換してコン
ピュータ30へ入力する中継装置20とにより構成さ
れ、この中継装置20は表示装置40上に画像を表示す
るコンピュータ30に接続されている。表示装置40
は、コンピュータ30上のディスプレイやコンピュータ
30とは別に設けた大型のディスプレイやプロジェクタ
ー等である。
ンピュータ講演用遠隔操作システムは、赤外線や電波に
よる信号を発信する遠隔操作発信装置10と、この遠隔
操作発信装置10からの信号を受信および変換してコン
ピュータ30へ入力する中継装置20とにより構成さ
れ、この中継装置20は表示装置40上に画像を表示す
るコンピュータ30に接続されている。表示装置40
は、コンピュータ30上のディスプレイやコンピュータ
30とは別に設けた大型のディスプレイやプロジェクタ
ー等である。
【0024】遠隔操作発信装置10の内部には図2に示
すような回路を備えており、この回路は、直流電源1
6、スイッチ11,12,18、抵抗器13,14、P
IC社製のワンチップマイクロコンピュータ(PIC1
6F84)15によって表示装置40上に表示する表示
画像を別の画像に切り替えるための信号を生成し、その
信号を発信する発信手段としての送信部17等により構
成されている。
すような回路を備えており、この回路は、直流電源1
6、スイッチ11,12,18、抵抗器13,14、P
IC社製のワンチップマイクロコンピュータ(PIC1
6F84)15によって表示装置40上に表示する表示
画像を別の画像に切り替えるための信号を生成し、その
信号を発信する発信手段としての送信部17等により構
成されている。
【0025】そして、遠隔操作発信装置10上には、送
信部17により発信する信号に対応するスイッチとして
コンピュータ30により表示装置40上に表示する表示
画像を次の画像に切り替える次画像表示ボタン10a
(スイッチ11に対応)と、前の画像に切り替える前画
像表示ボタン10b(スイッチ12に対応)のみを備え
ている。これらのボタンの他に遠隔操作発信装置10上
に配設するスイッチはスイッチ18に対応する電源スイ
ッチ(図示せず)である。
信部17により発信する信号に対応するスイッチとして
コンピュータ30により表示装置40上に表示する表示
画像を次の画像に切り替える次画像表示ボタン10a
(スイッチ11に対応)と、前の画像に切り替える前画
像表示ボタン10b(スイッチ12に対応)のみを備え
ている。これらのボタンの他に遠隔操作発信装置10上
に配設するスイッチはスイッチ18に対応する電源スイ
ッチ(図示せず)である。
【0026】このように、遠隔操作発信装置10上に配
設する送信部17により発信する信号に対応するスイッ
チは、次画像表示ボタン10aと前画像表示ボタン10
bの表示装置40上に表示する画像を別の画像に切り替
えるためのボタンに限定することによって、操作者は画
像を切り替える場合のみ装置を操作し、操作時に誤った
操作をすることもない。
設する送信部17により発信する信号に対応するスイッ
チは、次画像表示ボタン10aと前画像表示ボタン10
bの表示装置40上に表示する画像を別の画像に切り替
えるためのボタンに限定することによって、操作者は画
像を切り替える場合のみ装置を操作し、操作時に誤った
操作をすることもない。
【0027】一方、中継装置20は図3のブロック図に
示すような回路を備え、送信部17からの信号を受信す
る受信手段としての受信部21、受信部21により受信
した信号を変換してコンピュータ30へ入力する信号処
理手段としてのPIC社製のワンチップマイクロコンピ
ュータ(PIC16F84)22、コネクタ23等によ
り構成されている。このコネクタ23とコンピュータ3
0とはケーブル24によって接続され、中継装置20を
動作させる電力はケーブル24を介してコンピュータ3
0から供給される。
示すような回路を備え、送信部17からの信号を受信す
る受信手段としての受信部21、受信部21により受信
した信号を変換してコンピュータ30へ入力する信号処
理手段としてのPIC社製のワンチップマイクロコンピ
ュータ(PIC16F84)22、コネクタ23等によ
り構成されている。このコネクタ23とコンピュータ3
0とはケーブル24によって接続され、中継装置20を
動作させる電力はケーブル24を介してコンピュータ3
0から供給される。
【0028】なお、中継装置20のコネクタ23とコン
ピュータ30とを接続するケーブル24はコンピュータ
30に備えたインターフェース(図示なし)に脱着可能
に接続するようにしている。こうすることにより、コン
ピュータ30内にあらかじめ中継装置20を組み込んだ
専用機とすることなく、既存のコンピュータ30に中継
装置20を装着することで、コンピュータ30による表
示画像を別の画像に切り替える操作を行うことができ
る。
ピュータ30とを接続するケーブル24はコンピュータ
30に備えたインターフェース(図示なし)に脱着可能
に接続するようにしている。こうすることにより、コン
ピュータ30内にあらかじめ中継装置20を組み込んだ
専用機とすることなく、既存のコンピュータ30に中継
装置20を装着することで、コンピュータ30による表
示画像を別の画像に切り替える操作を行うことができ
る。
【0029】さらに、本実施例においては、コンピュー
タ30に備えたインターフェイスとして、キーボード
(図示なし)を接続可能なインターフェイスを使用して
いる。こうすることにより、本来、表示画像の切り替え
操作を行うキーボードとこの中継装置とを取り替えるだ
けで、あたかもキーボードを操作しているかのように、
コンピュータ講演用遠隔操作システムを使用することが
可能となる。
タ30に備えたインターフェイスとして、キーボード
(図示なし)を接続可能なインターフェイスを使用して
いる。こうすることにより、本来、表示画像の切り替え
操作を行うキーボードとこの中継装置とを取り替えるだ
けで、あたかもキーボードを操作しているかのように、
コンピュータ講演用遠隔操作システムを使用することが
可能となる。
【0030】以下、このような構成におけるコンピュー
タ講演用遠隔操作システムの処理の様子について図4及
び図5を用いて説明する。図4は遠隔操作発信装置10
を制御するためのフローチャート図、図5は中継装置2
0を制御するためのフローチャート図である。
タ講演用遠隔操作システムの処理の様子について図4及
び図5を用いて説明する。図4は遠隔操作発信装置10
を制御するためのフローチャート図、図5は中継装置2
0を制御するためのフローチャート図である。
【0031】まず、遠隔操作発信装置10内部のスイッ
チ18をONさせることにより、ワンチップマイクロコ
ンピュータ15が作動し、図3に示すフローが実行開始
される。
チ18をONさせることにより、ワンチップマイクロコ
ンピュータ15が作動し、図3に示すフローが実行開始
される。
【0032】ステップ101において、ワンチップマイ
クロコンピュータ15がスイッチ11のONを確認し、
ONされている場合は、ステップ104において、遠隔
操作発信装置固有の機器番号とスイッチ11のON情報
を含む信号(表示装置40上に表示する表示画像を次の
画像に切り替えるための信号)を生成して送信部17に
送出する。
クロコンピュータ15がスイッチ11のONを確認し、
ONされている場合は、ステップ104において、遠隔
操作発信装置固有の機器番号とスイッチ11のON情報
を含む信号(表示装置40上に表示する表示画像を次の
画像に切り替えるための信号)を生成して送信部17に
送出する。
【0033】一方、スイッチ11がOFFされている場
合は、ステップ102において、ワンチップマイクロコ
ンピュータ15がスイッチ12のONを確認し、ONさ
れている場合は、ステップ103において、機器番号と
スイッチ12のON情報を含む信号(表示装置40上に
表示する表示画像を前の画像に切り替えるための信号)
を生成して送信部17に送出する。スイッチ12がOF
Fされている場合は、ステップ101に戻り、再度スイ
ッチ11のON確認を実行する。
合は、ステップ102において、ワンチップマイクロコ
ンピュータ15がスイッチ12のONを確認し、ONさ
れている場合は、ステップ103において、機器番号と
スイッチ12のON情報を含む信号(表示装置40上に
表示する表示画像を前の画像に切り替えるための信号)
を生成して送信部17に送出する。スイッチ12がOF
Fされている場合は、ステップ101に戻り、再度スイ
ッチ11のON確認を実行する。
【0034】ここで、送信部17より送出されるデータ
は11ビットのデータであり、その内訳は、8ビットの
実データ、スタートビット、パリティービット、および
ストップビットである。8ビットの実データは、上位4
ビットが遠隔操作発信装置固有の機器番号であり、下位
4ビットがスイッチ11,12のON情報である。
は11ビットのデータであり、その内訳は、8ビットの
実データ、スタートビット、パリティービット、および
ストップビットである。8ビットの実データは、上位4
ビットが遠隔操作発信装置固有の機器番号であり、下位
4ビットがスイッチ11,12のON情報である。
【0035】上位4ビットで表される遠隔操作発信装置
固有の機器番号には、コード(0000)を除くコード
(0001)〜(1111)の15種類から選択され、
これにより、同時使用が可能な機器数は15台である。
固有の機器番号には、コード(0000)を除くコード
(0001)〜(1111)の15種類から選択され、
これにより、同時使用が可能な機器数は15台である。
【0036】スイッチ11のON情報は、スイッチ11
がONされている場合は下位4ビットを(0001)と
し、スイッチ12がONされている場合は下位4ビット
を(0010)としている。なお、各ビットの周期はス
タートビットが2クロック、実データビットが4クロッ
ク、パリティービットが4クロック、ストップビットが
2クロックである。
がONされている場合は下位4ビットを(0001)と
し、スイッチ12がONされている場合は下位4ビット
を(0010)としている。なお、各ビットの周期はス
タートビットが2クロック、実データビットが4クロッ
ク、パリティービットが4クロック、ストップビットが
2クロックである。
【0037】また、ステップ103およびステップ10
4において信号の送出が終了した後、ステップ105に
おいて、スイッチON時のノイズ(チャタリング)を防
止するために、スイッチのON状態が安定するまで数m
s間待機する。
4において信号の送出が終了した後、ステップ105に
おいて、スイッチON時のノイズ(チャタリング)を防
止するために、スイッチのON状態が安定するまで数m
s間待機する。
【0038】ところで、中継装置20の内部において
は、コンピュータ30の電源がONされること、または
コンピュータ30の電源がONの状態においてコネクタ
23とコンピュータ30とがケーブル24によって接続
されることにより、ワンチップマイクロコンピュータ2
2が作動し、図5に示すフローが実行開始される。
は、コンピュータ30の電源がONされること、または
コンピュータ30の電源がONの状態においてコネクタ
23とコンピュータ30とがケーブル24によって接続
されることにより、ワンチップマイクロコンピュータ2
2が作動し、図5に示すフローが実行開始される。
【0039】ステップ201および202において、ワ
ンチップマイクロコンピュータ22がコンピュータ30
からの信号送信要求と遠隔操作発信装置10からの信号
送信要求を確認するため、それらの信号をループ監視す
る。
ンチップマイクロコンピュータ22がコンピュータ30
からの信号送信要求と遠隔操作発信装置10からの信号
送信要求を確認するため、それらの信号をループ監視す
る。
【0040】ステップ201において、コンピュータ3
0から送られてきたキーボード送信要求の有無を確認す
る。キーボード送信要求とはコンピュータ30に中継装
置20が常に接続されているということを確認するため
に、コンピュータ30から任意のタイミングでコマンド
が中継装置20に送信されるものである。キーボード送
信要求を検出した場合、ステップ208において、キー
ボードコマンド処理を行いコンピュータ30へ応答を返
す。キーボード送信要求がない場合は、次のステップ2
02を実行する。
0から送られてきたキーボード送信要求の有無を確認す
る。キーボード送信要求とはコンピュータ30に中継装
置20が常に接続されているということを確認するため
に、コンピュータ30から任意のタイミングでコマンド
が中継装置20に送信されるものである。キーボード送
信要求を検出した場合、ステップ208において、キー
ボードコマンド処理を行いコンピュータ30へ応答を返
す。キーボード送信要求がない場合は、次のステップ2
02を実行する。
【0041】ステップ202において、ワンチップマイ
クロコンピュータ22が受信部21を介して受信した信
号を監視し、この受信信号からスタートビットを検出す
ると続けて信号を受信する。ワンチップマイクロコンピ
ュータはさらに、スタートビットが2クロック、実デー
タビットが4クロック、パリティービットが4クロッ
ク、およびストップビットが2クロックであることを検
査確認し、それぞれのビットにおいてエラーが生じたと
きの誤動作を防止する。さらに、パリティービット自体
が正常であるかどうかを検査し、実データビットが正し
いものであるかどうかを判断する。
クロコンピュータ22が受信部21を介して受信した信
号を監視し、この受信信号からスタートビットを検出す
ると続けて信号を受信する。ワンチップマイクロコンピ
ュータはさらに、スタートビットが2クロック、実デー
タビットが4クロック、パリティービットが4クロッ
ク、およびストップビットが2クロックであることを検
査確認し、それぞれのビットにおいてエラーが生じたと
きの誤動作を防止する。さらに、パリティービット自体
が正常であるかどうかを検査し、実データビットが正し
いものであるかどうかを判断する。
【0042】実データビットが正しいものであった場合
はステップ203において、実データの上位4ビットの
機器番号を確認し、同一番号の機器から送られたもので
あるかどうかを判断して、異なる機器から送られたもの
であると判断された場合はその実データを無効とする。
はステップ203において、実データの上位4ビットの
機器番号を確認し、同一番号の機器から送られたもので
あるかどうかを判断して、異なる機器から送られたもの
であると判断された場合はその実データを無効とする。
【0043】実データが有効である場合は、ステップ2
04において実データの下位4ビットのスイッチ11,
12のON情報を確認し、この下位4ビットが(000
1)であれば、ステップ207においてコンピュータ3
0へ表示装置40上に表示する表示画像を次の画像に切
り替える信号を入力する。そうでない場合は、ステップ
205において実データの下位4ビットが(0010)
であることを確認し、ステップ206においてコンピュ
ータ30へ表示装置40上に表示する表示画像を次の画
像に切り替える信号を入力する。これ以外の場合は、実
データを無効とする。
04において実データの下位4ビットのスイッチ11,
12のON情報を確認し、この下位4ビットが(000
1)であれば、ステップ207においてコンピュータ3
0へ表示装置40上に表示する表示画像を次の画像に切
り替える信号を入力する。そうでない場合は、ステップ
205において実データの下位4ビットが(0010)
であることを確認し、ステップ206においてコンピュ
ータ30へ表示装置40上に表示する表示画像を次の画
像に切り替える信号を入力する。これ以外の場合は、実
データを無効とする。
【0044】そして、コンピュータ30はワンチップマ
イクロコンピュータ22からの入力を受けて、表示装置
40上に表示する表示画像を次の画像または前の画像へ
と切り替える。こうして、操作者は遠隔操作発信装置1
0上に配設された次画像表示ボタン10aまたは前画像
表示ボタン10bを操作するだけで、コンピュータ30
によって表示装置40上に表示する表示画像を切り替え
ることが可能となる。
イクロコンピュータ22からの入力を受けて、表示装置
40上に表示する表示画像を次の画像または前の画像へ
と切り替える。こうして、操作者は遠隔操作発信装置1
0上に配設された次画像表示ボタン10aまたは前画像
表示ボタン10bを操作するだけで、コンピュータ30
によって表示装置40上に表示する表示画像を切り替え
ることが可能となる。
【0045】したがって、本発明のコンピュータ講演用
遠隔操作システムを用いて講演する講演者は、講演中に
表示画像を別の画像に切り替えるためにコンピュータ3
0のところへその都度戻って操作する必要がなく、コン
ピュータ30を操作する人を別に待機させておく必要も
ないため、人件費を節約することができ、簡単かつ効率
的に表示画像を切り替えることができる。なお、ここで
はコンピュータ講演用の遠隔操作装置として説明してい
るが、コンピュータ講演以外の状況においても、コンピ
ュータによる表示画像を遠隔操作する場合には、本発明
のコンピュータ講演用遠隔操作システムは有効である。
遠隔操作システムを用いて講演する講演者は、講演中に
表示画像を別の画像に切り替えるためにコンピュータ3
0のところへその都度戻って操作する必要がなく、コン
ピュータ30を操作する人を別に待機させておく必要も
ないため、人件費を節約することができ、簡単かつ効率
的に表示画像を切り替えることができる。なお、ここで
はコンピュータ講演用の遠隔操作装置として説明してい
るが、コンピュータ講演以外の状況においても、コンピ
ュータによる表示画像を遠隔操作する場合には、本発明
のコンピュータ講演用遠隔操作システムは有効である。
【0046】なお、本実施形態においては、送信部17
により発信する信号は、コンピュータ30によって表示
装置40上に表示する表示画像を別の画像に切り替える
ための信号として、次の画像および前の画像に切り替え
るためのものとした例を示したが、さらに2つ、3つ前
後の画像や特定の画像に切り替えるための信号とするこ
とも可能である。
により発信する信号は、コンピュータ30によって表示
装置40上に表示する表示画像を別の画像に切り替える
ための信号として、次の画像および前の画像に切り替え
るためのものとした例を示したが、さらに2つ、3つ前
後の画像や特定の画像に切り替えるための信号とするこ
とも可能である。
【0047】この場合には、そのような2つ、3つ前後
の画像や特定の画像に切り替えるために入力すべき、コ
ンピュータ30のキーボード(図示せず)における所定
のキー入力に相当する信号を発信するようにすることも
できる。
の画像や特定の画像に切り替えるために入力すべき、コ
ンピュータ30のキーボード(図示せず)における所定
のキー入力に相当する信号を発信するようにすることも
できる。
【0048】また、既述のように、遠隔操作発信装置と
中継装置との間の信号の送受信は、無線通信により行う
のが最も望ましいが、通信ケーブルによって信号の送受
信を行うこともでき、この場合も同様に簡単な操作で表
示画像を切り替え操作することが可能となる。
中継装置との間の信号の送受信は、無線通信により行う
のが最も望ましいが、通信ケーブルによって信号の送受
信を行うこともでき、この場合も同様に簡単な操作で表
示画像を切り替え操作することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【0050】(1)表示画像を別の画像に切り替えるた
めの信号を発信する発信手段を備えた遠隔操作発信装置
と、発信手段からの信号を受信する受信手段と受信手段
により受信した信号をそのままもしくは変換してコンピ
ュータへ指示する信号処理手段とを備えた中継装置によ
り形成することにより、遠隔操作発信装置によってコン
ピュータによる表示画像を離れた位置から簡単な操作で
別の画像に切り替えることができる。すなわち、本発明
のコンピュータ講演用遠隔操作システムを用いて講演す
る講演者は、講演中に表示画像を別の画像に切り替える
ためにコンピュータのところへその都度戻って操作する
必要がなく、コンピュータを操作する人を別に待機させ
ておく必要もないため、人件費を節約することができ、
簡単かつ効率的に表示画像を切り替えることができる。
めの信号を発信する発信手段を備えた遠隔操作発信装置
と、発信手段からの信号を受信する受信手段と受信手段
により受信した信号をそのままもしくは変換してコンピ
ュータへ指示する信号処理手段とを備えた中継装置によ
り形成することにより、遠隔操作発信装置によってコン
ピュータによる表示画像を離れた位置から簡単な操作で
別の画像に切り替えることができる。すなわち、本発明
のコンピュータ講演用遠隔操作システムを用いて講演す
る講演者は、講演中に表示画像を別の画像に切り替える
ためにコンピュータのところへその都度戻って操作する
必要がなく、コンピュータを操作する人を別に待機させ
ておく必要もないため、人件費を節約することができ、
簡単かつ効率的に表示画像を切り替えることができる。
【0051】(2)発信手段により発信する信号を、表
示画像を次の画像または前の画像に切り替えるためのも
のとすることにより、操作者は遠隔操作発信装置によっ
て、表示画像を次の画像または前の画像に切り替える指
示を行い、この指示に基づく発信手段により発信される
信号を中継装置を介してコンピュータへ入力し、コンピ
ュータによる表示画像を次の画像または前の画像に切り
替えることができる。すなわち、操作者は表示画像を見
ながら表示画像の切り替え指示をする必要がなく、簡単
な遠隔操作によって表示画像の切り替えを行うことがで
きる。
示画像を次の画像または前の画像に切り替えるためのも
のとすることにより、操作者は遠隔操作発信装置によっ
て、表示画像を次の画像または前の画像に切り替える指
示を行い、この指示に基づく発信手段により発信される
信号を中継装置を介してコンピュータへ入力し、コンピ
ュータによる表示画像を次の画像または前の画像に切り
替えることができる。すなわち、操作者は表示画像を見
ながら表示画像の切り替え指示をする必要がなく、簡単
な遠隔操作によって表示画像の切り替えを行うことがで
きる。
【0052】(3)発信手段により発信する信号を、コ
ンピュータにおけるキーボードの所定のキー入力に相当
するものとすることにより、操作者は発信手段によっ
て、コンピュータにおけるキーボードの所定のキー入力
に相当する指示を出し、この指示に基づく発信手段によ
り発信される信号を中継装置を介してコンピュータへ入
力し、このキー入力に相当する信号に基づいてコンピュ
ータを操作することができる。すなわち、操作者は本
来、コンピュータのキーボードからのキー入力によって
行う表示画像の切り替え操作を、遠隔操作発信装置を操
作することによって行うことが可能となり、コンピュー
タによる表示画像を別の画像に切り替えることができ
る。
ンピュータにおけるキーボードの所定のキー入力に相当
するものとすることにより、操作者は発信手段によっ
て、コンピュータにおけるキーボードの所定のキー入力
に相当する指示を出し、この指示に基づく発信手段によ
り発信される信号を中継装置を介してコンピュータへ入
力し、このキー入力に相当する信号に基づいてコンピュ
ータを操作することができる。すなわち、操作者は本
来、コンピュータのキーボードからのキー入力によって
行う表示画像の切り替え操作を、遠隔操作発信装置を操
作することによって行うことが可能となり、コンピュー
タによる表示画像を別の画像に切り替えることができ
る。
【0053】(4)遠隔操作発信装置上に配設する発信
手段により発信する信号に対応するスイッチを、表示画
像を別の画像に切り替えるためのもののみに限定するこ
とにより、操作者はコンピュータによる表示画像を別の
画像に切り替えるときのみ遠隔操作発信装置を操作する
ことになり、また、このような遠隔操作発信装置は表示
画像の切り替え操作に必要ないボタンを有していないた
め、操作が単純であり、操作時に誤った操作をすること
がない。そのため、コンピュータの操作方法が分からな
い人でも安心して容易に使用することができ、講演発表
を行うことができる。また、表示画像の切り替えに必要
な機能のみを持つ遠隔操作発信装置であるから、小型と
して持ち運びも容易となる。
手段により発信する信号に対応するスイッチを、表示画
像を別の画像に切り替えるためのもののみに限定するこ
とにより、操作者はコンピュータによる表示画像を別の
画像に切り替えるときのみ遠隔操作発信装置を操作する
ことになり、また、このような遠隔操作発信装置は表示
画像の切り替え操作に必要ないボタンを有していないた
め、操作が単純であり、操作時に誤った操作をすること
がない。そのため、コンピュータの操作方法が分からな
い人でも安心して容易に使用することができ、講演発表
を行うことができる。また、表示画像の切り替えに必要
な機能のみを持つ遠隔操作発信装置であるから、小型と
して持ち運びも容易となる。
【0054】(5)中継装置を、コンピュータに備えた
インターフェイスに脱着可能に接続するものとすること
により、本発明のコンピュータ講演用遠隔操作システム
のみを持ち運び、既存のコンピュータに装着してコンピ
ュータによる表示画像を別の画像に切り替える操作を行
うことができる。すなわち、講演者は、遠隔操作発信装
置および中継装置のみを携帯して講演会場等にまで持ち
運び、講演会場等にあるコンピュータに装着して講演を
行うことができる。
インターフェイスに脱着可能に接続するものとすること
により、本発明のコンピュータ講演用遠隔操作システム
のみを持ち運び、既存のコンピュータに装着してコンピ
ュータによる表示画像を別の画像に切り替える操作を行
うことができる。すなわち、講演者は、遠隔操作発信装
置および中継装置のみを携帯して講演会場等にまで持ち
運び、講演会場等にあるコンピュータに装着して講演を
行うことができる。
【図1】 本実施形態におけるコンピュータ講演用遠隔
操作システムの概略構成図である。
操作システムの概略構成図である。
【図2】 図1の遠隔操作発信装置の概略回路図であ
る。
る。
【図3】 図1の中継装置のブロック図である。
【図4】 図1の遠隔操作発信装置を制御するためのフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図5】 図1の中継装置を制御するためのフローチャ
ート図である。
ート図である。
10 遠隔操作発信装置 10a 次画像表示ボタン 10b 前画像表示ボタン 11,12,18 スイッチ 13,14 抵抗器 15,22 ワンチップマイクロコンピュータ 16 直流電源 17 送信部 20 中継装置 21 受信部 23 コネクタ 24 ケーブル 30 コンピュータ 40 表示装置
Claims (4)
- 【請求項1】 コンピュータを用いた講演や発表の際
に、コンピュータによる表示画像を離れたところから操
作するコンピュータ講演用遠隔操作システムであって、
前記表示画像を別の画像に切り替えるための信号を発信
する発信手段を備えた遠隔操作発信装置と、前記発信手
段からの信号を受信する受信手段と同受信手段により受
信した信号をそのままもしくは変換してコンピュータへ
入力する信号処理手段とを備えた中継装置により形成さ
れたコンピュータ講演用遠隔操作システム。 - 【請求項2】 前記発信手段により発信される信号が、
前記表示画像を次の画像または前の画像に切り替えるた
めのものであること、またはコンピュータのキーボード
における所定のキー入力に相当するものであることを特
徴とする請求項1記載のコンピュータ講演用遠隔操作シ
ステム。 - 【請求項3】 前記遠隔操作発信装置上に配設する前記
発信手段により発信される信号に対応するスイッチは、
前記表示画像を別の画像に切り替えるためのもののみに
限定した請求項1または2記載のコンピュータ講演用遠
隔操作システム。 - 【請求項4】 前記中継装置が、コンピュータに備えた
インターフェイスに脱着可能に接続するものである請求
項1から3のいずれかに記載のコンピュータ講演用遠隔
操作システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35035298A JP2000172414A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | コンピュータ講演用遠隔操作システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35035298A JP2000172414A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | コンピュータ講演用遠隔操作システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000172414A true JP2000172414A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18409914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35035298A Pending JP2000172414A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | コンピュータ講演用遠隔操作システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000172414A (ja) |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP35035298A patent/JP2000172414A/ja active Pending
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