JP2000172250A - 単リード式管楽器での従来型、マウスピースのリガチャアに 取り付けられるリードの振動改善装置 - Google Patents
単リード式管楽器での従来型、マウスピースのリガチャアに 取り付けられるリードの振動改善装置Info
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- JP2000172250A JP2000172250A JP10376211A JP37621198A JP2000172250A JP 2000172250 A JP2000172250 A JP 2000172250A JP 10376211 A JP10376211 A JP 10376211A JP 37621198 A JP37621198 A JP 37621198A JP 2000172250 A JP2000172250 A JP 2000172250A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単リード式管楽器の新規なリガチャアを提供
する。 【構成】 本発明は単リード式管楽器のマウスピース
(1)のリガチャア(3)部分に付けられたネジ穴
(4.5.6.7)の間に取り付けられたネジ(11)
付きクサビ(10)でリード(2)の湾曲した中央部分
の一部分に押圧可能な装置を装着する。
する。 【構成】 本発明は単リード式管楽器のマウスピース
(1)のリガチャア(3)部分に付けられたネジ穴
(4.5.6.7)の間に取り付けられたネジ(11)
付きクサビ(10)でリード(2)の湾曲した中央部分
の一部分に押圧可能な装置を装着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単リード式管楽器の
マウスピース(1)のリガチャア(3)に取り付けられ
るリード(2)の振動改善装置に関するものである。
マウスピース(1)のリガチャア(3)に取り付けられ
るリード(2)の振動改善装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クラリネット又はサキソフォンなどの単
リード使用の楽器においてはリード(2)をリガチャア
(3)によってマウスピースの上に保持し、リード
(2)の湾曲外側面に当接され、リード(2)の平面部
分はマウスピース(1)の平面部分と接触させられる。
リード使用の楽器においてはリード(2)をリガチャア
(3)によってマウスピースの上に保持し、リード
(2)の湾曲外側面に当接され、リード(2)の平面部
分はマウスピース(1)の平面部分と接触させられる。
【0003】リガチャア(3)はその母線の1つにそっ
て開かれ、リガチャア(3)は相互に対向する2部分の
上にネジ(8.9)とネジ穴(4.5.6.7)などで
組み立て手段を使用して、相互に連結し合ってリード
(2)の締め付け作業を生じさせ使用する。
て開かれ、リガチャア(3)は相互に対向する2部分の
上にネジ(8.9)とネジ穴(4.5.6.7)などで
組み立て手段を使用して、相互に連結し合ってリード
(2)の締め付け作業を生じさせ使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらのネジ(8.
9)によるリガチャア(3)の組み立て方法でリード
(2)を締める作業では、リード(2)の持っている本
来の振動が出しにくくなるものである。
9)によるリガチャア(3)の組み立て方法でリード
(2)を締める作業では、リード(2)の持っている本
来の振動が出しにくくなるものである。
【0005】これらのネジ(8.9)の使用は大部分、
マウスピース(1)とリード(2)を結合させる事が目
的であってリード(2)の振動を十分に引き出す方法で
は無いのであります。
マウスピース(1)とリード(2)を結合させる事が目
的であってリード(2)の振動を十分に引き出す方法で
は無いのであります。
【0006】なぜならばこれらのネジ(8.9)をいく
ら締めてもマウスピース(1)とリード(2)は押圧す
るのですが、リード(2)の湾曲面とリガチャア(3)
の当接部分に広く圧力がかかり過ぎるので、リード
(2)が振動するのをおさえ過ぎリード(2)の振動を
妨げるという問題点があった。
ら締めてもマウスピース(1)とリード(2)は押圧す
るのですが、リード(2)の湾曲面とリガチャア(3)
の当接部分に広く圧力がかかり過ぎるので、リード
(2)が振動するのをおさえ過ぎリード(2)の振動を
妨げるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記の問題点を解決する為
に本発明はリード(2)の持っている振動を最大に引き
出す部材を設ける事としている。
に本発明はリード(2)の持っている振動を最大に引き
出す部材を設ける事としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明はリード(2)の下止用リ
ガチャア(3)のネジ穴(4.5.6.7)四ケ所のリ
ード(2)との接点部分から側面の湾曲部分を利用しク
サビ(10)で固着すると共に、このクサビ(10)の
真ん中にネジ(11)を取り付けリード(2)の湾曲部
分中央の一部分を押圧させる装置を取り付けた物であ
る。
ガチャア(3)のネジ穴(4.5.6.7)四ケ所のリ
ード(2)との接点部分から側面の湾曲部分を利用しク
サビ(10)で固着すると共に、このクサビ(10)の
真ん中にネジ(11)を取り付けリード(2)の湾曲部
分中央の一部分を押圧させる装置を取り付けた物であ
る。
【0009】さらにこのネジ(11)は比重の違う金属
を使用する事で音質と吹奏感を変えられる事が出来るの
で、演奏者の好みの音に合わせられる事が出来る。
を使用する事で音質と吹奏感を変えられる事が出来るの
で、演奏者の好みの音に合わせられる事が出来る。
【0010】また、このネジ(11)を締めて押圧する
働きを調整する事で、音色を自由に変化させる事が出来
る。
働きを調整する事で、音色を自由に変化させる事が出来
る。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説すると図2
においてリード(2)がリガチャア(3)のネジ(8.
9)を使いマウスピース(1)に固着させる。
においてリード(2)がリガチャア(3)のネジ(8.
9)を使いマウスピース(1)に固着させる。
【0012】図3に示される実施例はリガチャア(3)
のネジ穴(4.5.6.7)4個の向き合う外側でリー
ド(2)に接する側の湾曲部分を利用して図4にあるク
サビ(10)を打つ。
のネジ穴(4.5.6.7)4個の向き合う外側でリー
ド(2)に接する側の湾曲部分を利用して図4にあるク
サビ(10)を打つ。
【0013】さらに図1に示される実施例はクサビ(1
0)の中程の図4にあるネジ(11)を締めるとリガチ
ャア(3)のネジ穴(4.5.6.7)4個の向き合う
外測でリード(2)に接する側の湾曲部分に引っ掛かり
リード(2)の湾曲面中央の一部分を押圧する。
0)の中程の図4にあるネジ(11)を締めるとリガチ
ャア(3)のネジ穴(4.5.6.7)4個の向き合う
外測でリード(2)に接する側の湾曲部分に引っ掛かり
リード(2)の湾曲面中央の一部分を押圧する。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明した様な形態で実施さ
れ、以下に記載される様な効果を奏する。
れ、以下に記載される様な効果を奏する。
【0015】リード(2)の湾曲面の中央で一番高い位
置の一部に圧力が掛かる事によって、支店が出来てリー
ド(2)が張られた状態になり、その支点からリード
(2)の振動がネジ着きクサビ(10)に伝えられそれ
らの振動をリガチャア(3)が受け止めて、マウスピー
ス(1)により多くの振動が伝わるので、結果的にリー
ド(2)が良く鳴り、共にマウスピース(1)も良く鳴
るので楽器本体も良く響くのであります。
置の一部に圧力が掛かる事によって、支店が出来てリー
ド(2)が張られた状態になり、その支点からリード
(2)の振動がネジ着きクサビ(10)に伝えられそれ
らの振動をリガチャア(3)が受け止めて、マウスピー
ス(1)により多くの振動が伝わるので、結果的にリー
ド(2)が良く鳴り、共にマウスピース(1)も良く鳴
るので楽器本体も良く響くのであります。
【0016】そして特にサクソフォンにおいては、超高
音が楽に出す事ができ、またフラジオ奏法がしやすくク
ロスフィンガーでの音色の違いが出にくくなります、ま
たサイドキーの使用時には音抜けが良くなります。
音が楽に出す事ができ、またフラジオ奏法がしやすくク
ロスフィンガーでの音色の違いが出にくくなります、ま
たサイドキーの使用時には音抜けが良くなります。
【0017】さらに音の立ち上がりが良くなり、最大音
量が延び、演奏者は少ないブレスの量で音が出せるので
音のコントロールがしやすく、楽に演奏が可能になりま
す。
量が延び、演奏者は少ないブレスの量で音が出せるので
音のコントロールがしやすく、楽に演奏が可能になりま
す。
【0018】また、リード(2)の使用可能時間が長く
なるのでそれらのリード(2)が長く使用できる様にな
ります。
なるのでそれらのリード(2)が長く使用できる様にな
ります。
【0019】さらに使用できる優れたリード(2)が多
くなるので、容易に良いリード(2)が見つけやすくな
ります。
くなるので、容易に良いリード(2)が見つけやすくな
ります。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネジ(11)付きクサビ(10)の取り付け部
分の実施例を示す斜視図
分の実施例を示す斜視図
【図2】リード(2)及びリガチャア(3)を備えた単
リード式のマウスピース(1)の斜視図
リード式のマウスピース(1)の斜視図
【図3】リガチャア(3)にクサビ(10)を備えたマ
ウスピース(1)の斜視図
ウスピース(1)の斜視図
【図4】ネシ(11)付きクサビ(10)の分解斜視図
【図5】リード(2)及びリガチャア(3)とリガチャ
アのネジ(8.9)とネシ(11)付きクサビ(10)
の分解斜視図
アのネジ(8.9)とネシ(11)付きクサビ(10)
の分解斜視図
1、マウスビース 2、リード 3、リガチャア 4、5、6、7、リガチャアに付けられたネシ穴 8、9、リガチャアのネジ 10、ネジ穴を有するクサビ 11、ネジ
Claims (2)
- 【請求項1】 従来型のリガチャア(3)でリード
(2)に対して横から2本のネジ(8.9)で締める、
下止め用の単リード式管楽器マウスピース(1)のリガ
チャア(3)に装着すべき装置(10.11)であり、
リード(2)の湾曲した外面の一部分にリガチャア
(3)の金属のプレートを通して直接リード(2)に圧
力がかけられる事のできるネジ(11)とクサビ要素の
ナット(10)で構成される装置。 - 【請求項2】 リード(2)の湾曲した中央の一部分の
外面に直接圧力をかける事が出来て、その圧力は調整が
可能である事を特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376211A JP2000172250A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 単リード式管楽器での従来型、マウスピースのリガチャアに 取り付けられるリードの振動改善装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376211A JP2000172250A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 単リード式管楽器での従来型、マウスピースのリガチャアに 取り付けられるリードの振動改善装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000172250A true JP2000172250A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18506762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10376211A Pending JP2000172250A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 単リード式管楽器での従来型、マウスピースのリガチャアに 取り付けられるリードの振動改善装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000172250A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101118544B1 (ko) | 2009-11-24 | 2012-03-20 | 이재한 | 가변음정 색소폰 |
CN109671415A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-04-23 | 杭州松联五金制品有限公司 | 萨克斯可调式变音笛头 |
-
1998
- 1998-12-03 JP JP10376211A patent/JP2000172250A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101118544B1 (ko) | 2009-11-24 | 2012-03-20 | 이재한 | 가변음정 색소폰 |
CN109671415A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-04-23 | 杭州松联五金制品有限公司 | 萨克斯可调式变音笛头 |
CN109671415B (zh) * | 2019-01-30 | 2022-09-16 | 遵义中立精工制造有限公司 | 萨克斯可调式变音笛头 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080916 |