JP2000172216A - ディスプレイの駆動方法および駆動装置 - Google Patents
ディスプレイの駆動方法および駆動装置Info
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- JP2000172216A JP2000172216A JP11272590A JP27259099A JP2000172216A JP 2000172216 A JP2000172216 A JP 2000172216A JP 11272590 A JP11272590 A JP 11272590A JP 27259099 A JP27259099 A JP 27259099A JP 2000172216 A JP2000172216 A JP 2000172216A
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- signal
- display
- millimeter wave
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスプレイ信号をミリ波伝送する。
【解決手段】 ディスプレイ信号源からの表示信号をア
ップコンバートしてミリ波で伝送し、このミリ波信号を
ダウンコンバートしてフラットディスプレイに供給し、
表示を行う。
ップコンバートしてミリ波で伝送し、このミリ波信号を
ダウンコンバートしてフラットディスプレイに供給し、
表示を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄型表示装置、壁
掛け表示装置として利用されるフラットディスプレイの
駆動方法および駆動装置に関し、特にディスプレイ信号
源とフラットディスプレイの間のワイヤレス化を図り、
フラットディスプレイの薄型化、軽量化、低コスト化を
図るものである。
掛け表示装置として利用されるフラットディスプレイの
駆動方法および駆動装置に関し、特にディスプレイ信号
源とフラットディスプレイの間のワイヤレス化を図り、
フラットディスプレイの薄型化、軽量化、低コスト化を
図るものである。
【0002】
【従来の技術】薄型表示装置、壁掛け表示装置として利
用されるフラットディスプレイとして、薄膜トランジス
タ(TFT)、強誘電性液晶(FLCD)、STNを用
いた液晶表示装置、プラズマディスプレイや液晶とプラ
ズマディスプレイを融合化したPALC、エレクトロル
ミネッセンス(EL)、発光ダイオードディスプレイ
(LED)等が開発され、年々大型化、高精細化してい
る。フラットディスプレイにはその信号源としてパーソ
ナルコンピュータ又はテレビ又はインターネット又はテ
レビ電話又はテレビ会議システム、その他が接続され
る。フラットディスプレイの回路負担、重量、コストを
軽減するためディスプレイ信号源とフラットディスプレ
イとの間をワイヤレス化することが検討されている。
用されるフラットディスプレイとして、薄膜トランジス
タ(TFT)、強誘電性液晶(FLCD)、STNを用
いた液晶表示装置、プラズマディスプレイや液晶とプラ
ズマディスプレイを融合化したPALC、エレクトロル
ミネッセンス(EL)、発光ダイオードディスプレイ
(LED)等が開発され、年々大型化、高精細化してい
る。フラットディスプレイにはその信号源としてパーソ
ナルコンピュータ又はテレビ又はインターネット又はテ
レビ電話又はテレビ会議システム、その他が接続され
る。フラットディスプレイの回路負担、重量、コストを
軽減するためディスプレイ信号源とフラットディスプレ
イとの間をワイヤレス化することが検討されている。
【0003】フラットディスプレイの精細度とクロック
周波数および表示色数の関係は、表1の通りである。
周波数および表示色数の関係は、表1の通りである。
【0004】
【表1】
【0005】表1より、パネル解像度がVGA(640
×480)の場合、18bit Colorのとき、
0.60Gbps、24bit Colorのとき、
0.75Gbps必要である。またハイビジョン映像を
表示するには、1920×1080の解像度では、4.
46Gbps必要となる。
×480)の場合、18bit Colorのとき、
0.60Gbps、24bit Colorのとき、
0.75Gbps必要である。またハイビジョン映像を
表示するには、1920×1080の解像度では、4.
46Gbps必要となる。
【0006】パーソナルコンピュータの画像データを液
晶プロジェクタに赤外線にて伝送し、液晶プロジェクタ
に画像データを記憶する発明が、特開平9−29427
1号公報に開示されている。またディスクプレーヤと液
晶ディスプレイを取り外し可能な構成にして、これら両
者を有線または無線によって信号の授受を行うものが実
開平6−77086号公報に記載されている。しかし、
これら公報には送信信号、受信信号の信号形式、送信機
の構成、受信機の構成等詳細については説明がない。
晶プロジェクタに赤外線にて伝送し、液晶プロジェクタ
に画像データを記憶する発明が、特開平9−29427
1号公報に開示されている。またディスクプレーヤと液
晶ディスプレイを取り外し可能な構成にして、これら両
者を有線または無線によって信号の授受を行うものが実
開平6−77086号公報に記載されている。しかし、
これら公報には送信信号、受信信号の信号形式、送信機
の構成、受信機の構成等詳細については説明がない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記説明のようにパネ
ル解像度がVGAの場合で0.75Gbps、ハイビジ
ョンの場合で4.46Gbpsの信号量であるが、赤外
線の信号伝送量は高々100MBPS程度である。した
がって、赤外線を利用してフラットディスプレイをワイ
ヤレス化するには限界がある。
ル解像度がVGAの場合で0.75Gbps、ハイビジ
ョンの場合で4.46Gbpsの信号量であるが、赤外
線の信号伝送量は高々100MBPS程度である。した
がって、赤外線を利用してフラットディスプレイをワイ
ヤレス化するには限界がある。
【0008】数Gbps又は10数Gbps程度の伝送
が行える方式としてミリ波帯伝送がある。我々はこのミ
リ波帯伝送方式を利用して、ディスプレイ信号源とフラ
ットディスプレイをワイヤレス結合する発明を創作し
た。
が行える方式としてミリ波帯伝送がある。我々はこのミ
リ波帯伝送方式を利用して、ディスプレイ信号源とフラ
ットディスプレイをワイヤレス結合する発明を創作し
た。
【0009】また本発明はフラットディスプレイに備え
る回路部分を少なくして、回路負担を少なく、パネルを
軽量化するものである。さらにフラットディスプレイの
交換を容易にして、フラットディスプレイのバージョン
アップや他の種類のディスプレイの使用を可能にするも
のである。
る回路部分を少なくして、回路負担を少なく、パネルを
軽量化するものである。さらにフラットディスプレイの
交換を容易にして、フラットディスプレイのバージョン
アップや他の種類のディスプレイの使用を可能にするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のディスプレイの駆動方法は、ディスプレイ信号源から
の表示信号をアップコンバートしてミリ波で伝送し、こ
のミリ波信号をダウンコンバートしてディスプレイに供
給することを特徴とする。
のディスプレイの駆動方法は、ディスプレイ信号源から
の表示信号をアップコンバートしてミリ波で伝送し、こ
のミリ波信号をダウンコンバートしてディスプレイに供
給することを特徴とする。
【0011】本発明の請求項2に記載のディスプレイの
駆動装置は、ディスプレイ信号源と、該ディスプレイ信
号源からの表示信号をミリ波帯信号に変換する周波数変
換部分と、該周波数変換部分により変換されたミリ波帯
信号をミリ波帯電波で送信するミリ波送信機と、該ミリ
波帯電波を受信するミリ波帯受信機と、該ミリ波帯受信
機で受信したミリ波帯信号を上記表示信号に変換する周
波数変換部分と、該周波数変換部分からの表示信号をX
方向信号とY方向信号に分離する部分と、該X方向信号
をX方向ドライバーに供給する回路と、Y方向信号をY
方向ドライバーに供給する回路と、該X方向ドライバー
からのX方向信号をX方向駆動ラインに供給する回路
と、Y方向ドライバーからのY方向信号をY方向駆動ラ
インに供給する回路と、該X方向駆動ラインとY方向駆
動ラインの各交差点あるいは各交差点付近に表示素子を
有するディスプレイと、からなることを特徴とする。
駆動装置は、ディスプレイ信号源と、該ディスプレイ信
号源からの表示信号をミリ波帯信号に変換する周波数変
換部分と、該周波数変換部分により変換されたミリ波帯
信号をミリ波帯電波で送信するミリ波送信機と、該ミリ
波帯電波を受信するミリ波帯受信機と、該ミリ波帯受信
機で受信したミリ波帯信号を上記表示信号に変換する周
波数変換部分と、該周波数変換部分からの表示信号をX
方向信号とY方向信号に分離する部分と、該X方向信号
をX方向ドライバーに供給する回路と、Y方向信号をY
方向ドライバーに供給する回路と、該X方向ドライバー
からのX方向信号をX方向駆動ラインに供給する回路
と、Y方向ドライバーからのY方向信号をY方向駆動ラ
インに供給する回路と、該X方向駆動ラインとY方向駆
動ラインの各交差点あるいは各交差点付近に表示素子を
有するディスプレイと、からなることを特徴とする。
【0012】また本発明の請求項3に記載のディスプレ
イの駆動装置は、上記ディスプレイ信号源は、パーソナ
ルコンピュータ又はテレビ又はインターネット又はテレ
ビ電話又はテレビ会議システム、その他であることを特
徴とする。
イの駆動装置は、上記ディスプレイ信号源は、パーソナ
ルコンピュータ又はテレビ又はインターネット又はテレ
ビ電話又はテレビ会議システム、その他であることを特
徴とする。
【0013】また本発明の請求項4に記載のディスプレ
イの駆動装置は、上記表示信号は、ディスプレイのX方
向表示信号およびY方向表示信号であることを特徴とす
る。
イの駆動装置は、上記表示信号は、ディスプレイのX方
向表示信号およびY方向表示信号であることを特徴とす
る。
【0014】また本発明の請求項5に記載のディスプレ
イの駆動装置は、上記表示信号をアナログ/デジタル変
換する部分を含むことを特徴とする。
イの駆動装置は、上記表示信号をアナログ/デジタル変
換する部分を含むことを特徴とする。
【0015】また本発明の請求項6に記載のディスプレ
イの駆動装置は、上記表示信号をASK、FSK又はP
SK変調して送信し、受信信号をASK、FSK又はP
SK復調することを特徴とする。
イの駆動装置は、上記表示信号をASK、FSK又はP
SK変調して送信し、受信信号をASK、FSK又はP
SK復調することを特徴とする。
【0016】また本発明の請求項7に記載のディスプレ
イの駆動装置は、ミリ波デジタル変調器により、ミリ波
を上記表示信号で直接ASK、FSKまたはPSK変調
して送信するデジタル変調器内蔵ミリ波送信機と、受信
信号をASK、FSKまたはPSK復調するミリ波受信
機とを用いることを特徴とする。
イの駆動装置は、ミリ波デジタル変調器により、ミリ波
を上記表示信号で直接ASK、FSKまたはPSK変調
して送信するデジタル変調器内蔵ミリ波送信機と、受信
信号をASK、FSKまたはPSK復調するミリ波受信
機とを用いることを特徴とする。
【0017】また本発明の請求項8に記載のディスプレ
イの駆動装置は、ディスプレイ信号源と、該ディスプレ
イ信号源からの表示信号をディスプレイの駆動のための
X方向信号とY方向信号に分離する信号分離手段と、該
信号分離手段によって分離されたX方向信号とY方向信
号によって中間周波を変調する変調手段と、該変調手段
によって変調された中間周波をミリ波帯信号に変換する
周波数変換手段と、該周波数変換部分により変換された
ミリ波帯信号をミリ波帯電波で送信するミリ波送信機
と、該ミリ波帯電波を受信するミリ波帯受信機と、該ミ
リ波帯受信機で受信したミリ波帯信号をディスプレイの
駆動のためのX方向信号とY方向信号に復調する復調手
段と、該X方向信号をX方向ドライバーに供給する回路
と、Y方向信号をY方向ドライバーに供給する回路と、
該X方向ドライバーからのX方向信号をX方向駆動ライ
ンに供給する回路と、Y方向ドライバーからのY方向信
号をY方向駆動ラインに供給する回路と、該X方向駆動
ラインとY方向駆動ラインの各交差点あるいは各交差点
付近に表示素子を有するディスプレイと、からなること
を特徴とする。
イの駆動装置は、ディスプレイ信号源と、該ディスプレ
イ信号源からの表示信号をディスプレイの駆動のための
X方向信号とY方向信号に分離する信号分離手段と、該
信号分離手段によって分離されたX方向信号とY方向信
号によって中間周波を変調する変調手段と、該変調手段
によって変調された中間周波をミリ波帯信号に変換する
周波数変換手段と、該周波数変換部分により変換された
ミリ波帯信号をミリ波帯電波で送信するミリ波送信機
と、該ミリ波帯電波を受信するミリ波帯受信機と、該ミ
リ波帯受信機で受信したミリ波帯信号をディスプレイの
駆動のためのX方向信号とY方向信号に復調する復調手
段と、該X方向信号をX方向ドライバーに供給する回路
と、Y方向信号をY方向ドライバーに供給する回路と、
該X方向ドライバーからのX方向信号をX方向駆動ライ
ンに供給する回路と、Y方向ドライバーからのY方向信
号をY方向駆動ラインに供給する回路と、該X方向駆動
ラインとY方向駆動ラインの各交差点あるいは各交差点
付近に表示素子を有するディスプレイと、からなること
を特徴とする。
【0018】また本発明の請求項9に記載のディスプレ
イの駆動装置は、ディスプレイ信号源と、該ディスプレ
イ信号源からの表示信号をディスプレイの駆動のための
X方向信号とY方向信号とに分離する信号分離手段と、
該信号分離手段によって分離されたX方向信号とY方向
信号とを時分割多重し、この信号によってミリ波をAS
K、FSKおよびPSK変調する変調手段と、該変調手
段によって変調されたミリ波帯信号をミリ波帯電波で送
信するミリ波送信機と、該ミリ波帯電波を受信するミリ
波帯受信機と、該ミリ波帯受信機で受信したミリ波帯信
号をディスプレイの駆動のためのX方向信号とY方向信
号に復調する復調手段と、該X方向信号をX方向ドライ
バーに供給する回路と、Y方向信号をY方向ドライバー
に供給する回路と、該X方向ドライバーからのX方向信
号をX方向駆動ラインに供給する回路と、Y方向ドライ
バーからのY方向信号をY方向駆動ラインに供給する回
路と、該X方向駆動ラインとY方向駆動ラインの各交差
点あるいは各交差点付近に表示素子を有するディスプレ
イとからなることを特徴とする。
イの駆動装置は、ディスプレイ信号源と、該ディスプレ
イ信号源からの表示信号をディスプレイの駆動のための
X方向信号とY方向信号とに分離する信号分離手段と、
該信号分離手段によって分離されたX方向信号とY方向
信号とを時分割多重し、この信号によってミリ波をAS
K、FSKおよびPSK変調する変調手段と、該変調手
段によって変調されたミリ波帯信号をミリ波帯電波で送
信するミリ波送信機と、該ミリ波帯電波を受信するミリ
波帯受信機と、該ミリ波帯受信機で受信したミリ波帯信
号をディスプレイの駆動のためのX方向信号とY方向信
号に復調する復調手段と、該X方向信号をX方向ドライ
バーに供給する回路と、Y方向信号をY方向ドライバー
に供給する回路と、該X方向ドライバーからのX方向信
号をX方向駆動ラインに供給する回路と、Y方向ドライ
バーからのY方向信号をY方向駆動ラインに供給する回
路と、該X方向駆動ラインとY方向駆動ラインの各交差
点あるいは各交差点付近に表示素子を有するディスプレ
イとからなることを特徴とする。
【0019】また本発明の請求項10に記載のディスプ
レイの駆動装置は、請求項8もしくは9記載のディスプ
レイの駆動装置において、前記X方向信号又はY方向信
号に、表示する位置情報を重畳する位置情報重畳手段
と、前記復調手段によって復調されたX方向信号又はY
方向信号に重畳されている位置情報を読み出し、該情報
に基づいてX方向信号およびY方向信号の表示座標を変
換する座標変換手段と、を具備したことを特徴とする。
レイの駆動装置は、請求項8もしくは9記載のディスプ
レイの駆動装置において、前記X方向信号又はY方向信
号に、表示する位置情報を重畳する位置情報重畳手段
と、前記復調手段によって復調されたX方向信号又はY
方向信号に重畳されている位置情報を読み出し、該情報
に基づいてX方向信号およびY方向信号の表示座標を変
換する座標変換手段と、を具備したことを特徴とする。
【0020】また本発明の請求項11に記載のディスプ
レイの駆動装置は、請求項8記載のディスプレイの駆動
装置において、前記X方向信号および/又はY方向信号
の配列を変換する配列変換手段と、前記配列変換手段に
よって行っている配列の変換方法を示す情報を前記X方
向信号又はY方向信号に重畳する変換情報重畳手段と、
前記復調手段によって復調されたX方向信号又はY方向
信号に重畳されている配列の変換方法を示す情報を読み
出し、該情報に基づいてX方向ドライバーおよび/又は
Y方向ドライバーの駆動方法を変更する駆動方法変更手
段と、を具備したことを特徴とする。
レイの駆動装置は、請求項8記載のディスプレイの駆動
装置において、前記X方向信号および/又はY方向信号
の配列を変換する配列変換手段と、前記配列変換手段に
よって行っている配列の変換方法を示す情報を前記X方
向信号又はY方向信号に重畳する変換情報重畳手段と、
前記復調手段によって復調されたX方向信号又はY方向
信号に重畳されている配列の変換方法を示す情報を読み
出し、該情報に基づいてX方向ドライバーおよび/又は
Y方向ドライバーの駆動方法を変更する駆動方法変更手
段と、を具備したことを特徴とする。
【0021】また本発明の請求項12に記載のディスプ
レイの駆動装置は、請求項8記載のディスプレイの駆動
装置において、前記ディスプレイの構成情報を受信する
ための受信部と、前記受信した情報に基づいて前記X方
向信号および/又はY方向信号の配列を変換する配列変
換手段と、前記ディスプレイの構成情報を送信するため
の送信部と、を具備したことを特徴とする。
レイの駆動装置は、請求項8記載のディスプレイの駆動
装置において、前記ディスプレイの構成情報を受信する
ための受信部と、前記受信した情報に基づいて前記X方
向信号および/又はY方向信号の配列を変換する配列変
換手段と、前記ディスプレイの構成情報を送信するため
の送信部と、を具備したことを特徴とする。
【0022】請求項1の発明は、ディスプレイ信号をミ
リ波帯で送信、受信するからハイビジョン映像信号以上
の超高速データ伝送も可能であり、ディスプレイ信号の
帯域幅を十分にカバーし、送信ノイズ、変調ノイズを少
なくできる。ディスプレイ信号源とディスプレイの間を
ミリ波帯電波によって無線結合するから、ディスプレイ
信号源とディスプレイを自由に配置することができ、特
にディスプレイがフラットディスプレイの場合、その特
長である、薄型、軽量を有効に利用することができる。
またミリ波帯電波は人体の対して安全であり、かつ指向
性に優れているのでディスプレイ信号源とディスプレイ
の指向性を容易に合わせることができる。ミリ波帯電波
は大気中の減衰が大きいが、家庭内や事務所内のように
比較的短距離の場合は大気減衰が大きいことが他の通信
回線への干渉の軽減、周波数の空間的再利用の点で有利
になる。
リ波帯で送信、受信するからハイビジョン映像信号以上
の超高速データ伝送も可能であり、ディスプレイ信号の
帯域幅を十分にカバーし、送信ノイズ、変調ノイズを少
なくできる。ディスプレイ信号源とディスプレイの間を
ミリ波帯電波によって無線結合するから、ディスプレイ
信号源とディスプレイを自由に配置することができ、特
にディスプレイがフラットディスプレイの場合、その特
長である、薄型、軽量を有効に利用することができる。
またミリ波帯電波は人体の対して安全であり、かつ指向
性に優れているのでディスプレイ信号源とディスプレイ
の指向性を容易に合わせることができる。ミリ波帯電波
は大気中の減衰が大きいが、家庭内や事務所内のように
比較的短距離の場合は大気減衰が大きいことが他の通信
回線への干渉の軽減、周波数の空間的再利用の点で有利
になる。
【0023】また請求項2の発明は、X方向駆動ライン
とY方向駆動ラインの各差点あるいは各交差点付近に表
示素子を有するディスプレイのX方向ドライバーとY方
向ドライバーに、それぞれX方向信号とY方向信号を供
給するため、表示信号をX方向信号とY方向信号に分離
するから、本発明のディスプレイ駆動装置の構成を簡単
にできる。
とY方向駆動ラインの各差点あるいは各交差点付近に表
示素子を有するディスプレイのX方向ドライバーとY方
向ドライバーに、それぞれX方向信号とY方向信号を供
給するため、表示信号をX方向信号とY方向信号に分離
するから、本発明のディスプレイ駆動装置の構成を簡単
にできる。
【0024】請求項3の発明は、ディスプレイ信号源が
パーソナルコンピュータ又はテレビ又はインターネット
又はテレビ電話又はテレビ会議システムであるから、デ
ィスプレイを多目的に利用することができる。
パーソナルコンピュータ又はテレビ又はインターネット
又はテレビ電話又はテレビ会議システムであるから、デ
ィスプレイを多目的に利用することができる。
【0025】請求項4の発明は、ミリ波送信機よりディ
スプレイの表示信号を送信するから、ミリ波送信機の構
成が簡単になるとともにミリ波受信機の構成も簡単にす
ることができる。
スプレイの表示信号を送信するから、ミリ波送信機の構
成が簡単になるとともにミリ波受信機の構成も簡単にす
ることができる。
【0026】請求項5の発明は、ディスプレイ信号源の
アナログ/デジタル変換器を備えるから、表示信号の劣
化がなく、ディスプレイの表示品位を高品質に保つこと
ができる。
アナログ/デジタル変換器を備えるから、表示信号の劣
化がなく、ディスプレイの表示品位を高品質に保つこと
ができる。
【0027】請求項6の発明は、ASK、FSK又はP
SK変調するから表示信号を低ノイズ、小型、低消費電
力でミリ波変調を行うことができる。
SK変調するから表示信号を低ノイズ、小型、低消費電
力でミリ波変調を行うことができる。
【0028】請求項7の発明は、ミリ波を直接表示信号
によってASK、FSK又はPSK変調するから、送信
機の回路構成を簡略化することができる。
によってASK、FSK又はPSK変調するから、送信
機の回路構成を簡略化することができる。
【0029】請求項8の発明は、送信側で表示素子に適
したX方向信号とY方向信号に予め分離してから送信す
るので、表示素子側では受信したX方向信号とY方向信
号にて直接、X方向駆動ラインとY方向駆動ラインを駆
動することができ、簡単なディスプレイ側の構成でディ
スプレイの駆動を行うことができる。また、2画面表示
等を行う場合、送信側で全画面データを送信する必要が
無く、表示したい部分のデータのみを送信すればよく、
伝送帯域の有効利用を図ることができる。
したX方向信号とY方向信号に予め分離してから送信す
るので、表示素子側では受信したX方向信号とY方向信
号にて直接、X方向駆動ラインとY方向駆動ラインを駆
動することができ、簡単なディスプレイ側の構成でディ
スプレイの駆動を行うことができる。また、2画面表示
等を行う場合、送信側で全画面データを送信する必要が
無く、表示したい部分のデータのみを送信すればよく、
伝送帯域の有効利用を図ることができる。
【0030】請求項9の発明は、X方向信号とY方向信
号とを時分割多重をした後にASK、FSK又はPSK
変調するから、変調器の回路規模を抑制することが可能
である。
号とを時分割多重をした後にASK、FSK又はPSK
変調するから、変調器の回路規模を抑制することが可能
である。
【0031】請求項10の発明は、送信側でディスプレ
イ上のどの位置に、あるいはどの範囲に送信映像を表示
するかの表示座標情報を送信でき、ディスプレイ側では
この情報に応じた表示ができる。特に複数の映像信号を
同時に送信する場合などに、第1の画面と第2の画面等
の位置や範囲を送信側から制御し、表示が可能となる。
イ上のどの位置に、あるいはどの範囲に送信映像を表示
するかの表示座標情報を送信でき、ディスプレイ側では
この情報に応じた表示ができる。特に複数の映像信号を
同時に送信する場合などに、第1の画面と第2の画面等
の位置や範囲を送信側から制御し、表示が可能となる。
【0032】請求項11の発明は、表示データの配列情
報を重畳して送信できるので必要に応じて送信側からデ
ィスプレイに対し画面左右2分割駆動や画面上下2分割
駆動やインターレース駆動を行わせることが可能とな
る。また、配列情報に「ただいま画面左右2分割モード
で送信中」等のユーザに対するインフォメーション等を
含ませれば、これを直接ディスプレイ上に表示させるこ
ともできる。
報を重畳して送信できるので必要に応じて送信側からデ
ィスプレイに対し画面左右2分割駆動や画面上下2分割
駆動やインターレース駆動を行わせることが可能とな
る。また、配列情報に「ただいま画面左右2分割モード
で送信中」等のユーザに対するインフォメーション等を
含ませれば、これを直接ディスプレイ上に表示させるこ
ともできる。
【0033】請求項12の発明は、ディスプレイ側から
ディスプレイの駆動方式等の使用可能な構成や制約条件
を送信側に伝送できるので、ディスプレイの性能に応じ
て適切な駆動方法を自動的に選択して送信することがで
きる。
ディスプレイの駆動方式等の使用可能な構成や制約条件
を送信側に伝送できるので、ディスプレイの性能に応じ
て適切な駆動方法を自動的に選択して送信することがで
きる。
【0034】
【発明の実施の形態】(実施例)図1は、本発明のディ
スプレイの駆動装置の概略構成を示す。
スプレイの駆動装置の概略構成を示す。
【0035】パーソナルコンピュータ、テレビ、インタ
ーネット、テレビ電話、テレビ会議システム、ビデオカ
メラ、その他のディスプレイ信号源1はフラットディス
プレイの表示信号を出力する。ディスプレイ信号源が、
例えば、CPU、メモリ、ハードディスク、表示制御回
路やその他周辺装置が接続されるパーソナルコンピュー
タである場合、表示データ、クロック信号および同期信
号が出力される。画素と表示データとサンプリングパル
スの関係を図2に示す。表示データ(Data)はパー
ソナルコンピュータから赤色成分を規定する赤色データ
R、緑色成分規定する緑色データGおよび青色成分を規
定する青色データBよりなる。26万色表示の場合、各
色データは6ビットで構成される。クロック信号(DC
K)は1画素を1サイクルとするパルス信号である。サ
ンプリングパルス(Tsmp)は、画素(ピクセル)
j、j+1、j+2・・・にそれぞれ対応する回路に与
えられるサンプリングパルスで、このパルスの立ち上が
りで表示データをサンプリングする。上記表示データ
(DaTa)はパラレル信号からシリアル信号に変換さ
れる。クロック信号(DCK)およびサンプリングパル
ス(Tsmp)も表示データとともにシリアル信号に変
換されるのが望ましい。
ーネット、テレビ電話、テレビ会議システム、ビデオカ
メラ、その他のディスプレイ信号源1はフラットディス
プレイの表示信号を出力する。ディスプレイ信号源が、
例えば、CPU、メモリ、ハードディスク、表示制御回
路やその他周辺装置が接続されるパーソナルコンピュー
タである場合、表示データ、クロック信号および同期信
号が出力される。画素と表示データとサンプリングパル
スの関係を図2に示す。表示データ(Data)はパー
ソナルコンピュータから赤色成分を規定する赤色データ
R、緑色成分規定する緑色データGおよび青色成分を規
定する青色データBよりなる。26万色表示の場合、各
色データは6ビットで構成される。クロック信号(DC
K)は1画素を1サイクルとするパルス信号である。サ
ンプリングパルス(Tsmp)は、画素(ピクセル)
j、j+1、j+2・・・にそれぞれ対応する回路に与
えられるサンプリングパルスで、このパルスの立ち上が
りで表示データをサンプリングする。上記表示データ
(DaTa)はパラレル信号からシリアル信号に変換さ
れる。クロック信号(DCK)およびサンプリングパル
ス(Tsmp)も表示データとともにシリアル信号に変
換されるのが望ましい。
【0036】上記のようにシリアル信号に変換されたシ
リアル表示信号は中間周波(IF)帯ASK/PSK/
FSK変調器2に供給されてASK、PSK又はFSK
変調される。このASK、PSK又はFSK変調された
IF信号はアップコンバータ内蔵NRDガイド送信機6
に供給される。
リアル表示信号は中間周波(IF)帯ASK/PSK/
FSK変調器2に供給されてASK、PSK又はFSK
変調される。このASK、PSK又はFSK変調された
IF信号はアップコンバータ内蔵NRDガイド送信機6
に供給される。
【0037】アップコンバータ内蔵NRDガイド送信機
6では、発振周波数が59GHz帯に設定されているガ
ンダイオード発振器8からの局部発振(LO)波がNR
Dガイド用サーキュレータ9、10により一定方向に伝
送されていき、ショットキーバリアダイオードよりなる
アップコンバータ11へ入力される。アップコンバータ
11は、ガンダイオード発振器8からのLO波と前記I
F信号を混合して、60GHz帯信号にアップコンバー
トする。周波数変換された信号は、帯域通過フィルタ1
2を通過して和信号である60GHz帯信号だけが無線
周波数(RF)波として送信アンテナ13に伝送され
る。差信号である58GHz帯信号は帯域通過フィルタ
12を通過できずに反射され、NRDガイド用サーキュ
レータ9、10により無反射終端14に導かれ、そこで
吸収される。
6では、発振周波数が59GHz帯に設定されているガ
ンダイオード発振器8からの局部発振(LO)波がNR
Dガイド用サーキュレータ9、10により一定方向に伝
送されていき、ショットキーバリアダイオードよりなる
アップコンバータ11へ入力される。アップコンバータ
11は、ガンダイオード発振器8からのLO波と前記I
F信号を混合して、60GHz帯信号にアップコンバー
トする。周波数変換された信号は、帯域通過フィルタ1
2を通過して和信号である60GHz帯信号だけが無線
周波数(RF)波として送信アンテナ13に伝送され
る。差信号である58GHz帯信号は帯域通過フィルタ
12を通過できずに反射され、NRDガイド用サーキュ
レータ9、10により無反射終端14に導かれ、そこで
吸収される。
【0038】次にシリアル表示信号をミリ波帯ASK、
FSKまたはPSK変調器に入力し、直接ミリ波をAS
K、FSKまたはPSK変調する場合のディスプレイ駆
動装置の概略構成を図3に示す。図3に示すディスプレ
イ駆動装置は、図1のディスプレイ駆動装置と比較し
て、アップコンバータ内蔵NRDガイド受信機6に代え
て、デジタル変調器内蔵NRDガイド6′を備える。こ
こで、デジタル変調器内蔵NRDガイド6′では、発振
周波数が60.5GHz帯に設定されているガンダイオ
ード発振器8からのRF波がNRD用サーキュレータ
9,10により一定方向に伝送されていき、ミリ波帯A
SK/PSK/FSK変調器11′に入力される。ミリ
波帯ASK/PSK/FSK変調器11′で直接デジタ
ル変調された信号は、送信アンテナ13に出力される。
FSKまたはPSK変調器に入力し、直接ミリ波をAS
K、FSKまたはPSK変調する場合のディスプレイ駆
動装置の概略構成を図3に示す。図3に示すディスプレ
イ駆動装置は、図1のディスプレイ駆動装置と比較し
て、アップコンバータ内蔵NRDガイド受信機6に代え
て、デジタル変調器内蔵NRDガイド6′を備える。こ
こで、デジタル変調器内蔵NRDガイド6′では、発振
周波数が60.5GHz帯に設定されているガンダイオ
ード発振器8からのRF波がNRD用サーキュレータ
9,10により一定方向に伝送されていき、ミリ波帯A
SK/PSK/FSK変調器11′に入力される。ミリ
波帯ASK/PSK/FSK変調器11′で直接デジタ
ル変調された信号は、送信アンテナ13に出力される。
【0039】さて、アップコンバータ内蔵NRDガイド
受信機6または、デジタル変調器内蔵NRDガイド6′
の送信アンテナ13より送信された60GHz帯RF波
は、NRDガイド受信機15の受信アンテナ16で受信
され、NRDガイド方向性結合器17を介してバランス
ミキサ18へと入力する。また、ガンダイオード発振器
19からの59GHz帯LO波がバランスミキサ18に
加えられることによりダウンコンバートを行い、IF信
号に変換して出力する。このIF信号はASK、FSK
又はPSK復調器20で復調され、かつX方向表示信号
およびY方向表示信号に分離される。
受信機6または、デジタル変調器内蔵NRDガイド6′
の送信アンテナ13より送信された60GHz帯RF波
は、NRDガイド受信機15の受信アンテナ16で受信
され、NRDガイド方向性結合器17を介してバランス
ミキサ18へと入力する。また、ガンダイオード発振器
19からの59GHz帯LO波がバランスミキサ18に
加えられることによりダウンコンバートを行い、IF信
号に変換して出力する。このIF信号はASK、FSK
又はPSK復調器20で復調され、かつX方向表示信号
およびY方向表示信号に分離される。
【0040】そして、薄膜トランジスタ(TFT)、S
TNや強誘電性液晶(FLCD)を用いた液晶表示装
置、プラズマディスプレイパネル、液晶とプラズマディ
スプレイを融合化したPALC、エレクトロルミネッセ
ンスパネル(EL)、発光ダイオードディスプレイ(L
ED)等のフラットディスプレイ21のX方向ドライバ
ー22と、Y方向ドライバー23にX方向表示信号およ
びY方向表示信号がそれぞれ印加され、フラットディス
プレイ21で表示を行う。
TNや強誘電性液晶(FLCD)を用いた液晶表示装
置、プラズマディスプレイパネル、液晶とプラズマディ
スプレイを融合化したPALC、エレクトロルミネッセ
ンスパネル(EL)、発光ダイオードディスプレイ(L
ED)等のフラットディスプレイ21のX方向ドライバ
ー22と、Y方向ドライバー23にX方向表示信号およ
びY方向表示信号がそれぞれ印加され、フラットディス
プレイ21で表示を行う。
【0041】本発明のディスプレイの駆動装置の概略構
成は以上のように構成される。図4は、本発明のフラッ
トディスプレイ駆動方法1100を示すフローチャート
である。
成は以上のように構成される。図4は、本発明のフラッ
トディスプレイ駆動方法1100を示すフローチャート
である。
【0042】図4を説明して、フラットディスプレイ駆
動方法1100は、ディスプレイ信号源からの表示信号
をアップコンバートしてミリ波信号に変換して送信する
ステップ1110と、送信されたミリ波信号を受信して
ダウンコンバートしてディスプレイに供給するステップ
1115とを備える。
動方法1100は、ディスプレイ信号源からの表示信号
をアップコンバートしてミリ波信号に変換して送信する
ステップ1110と、送信されたミリ波信号を受信して
ダウンコンバートしてディスプレイに供給するステップ
1115とを備える。
【0043】ステップ1115は、ミリ波信号を受信し
てダウンコンバータして元の表示信号を得るステップ1
120と、得られた表示信号をディスプレイに供給する
ステップ1130とを含む。
てダウンコンバータして元の表示信号を得るステップ1
120と、得られた表示信号をディスプレイに供給する
ステップ1130とを含む。
【0044】ステップ1110は、図1で説明したフラ
ットディスプレイ駆動装置1000中のNRDガイド送
信機6に相当する。同様に、ステップ1120は、NR
D受信機15に相当し、ステップ1130は、X方向ド
ライバー22およびY方向ドライバー23に相当する。
ットディスプレイ駆動装置1000中のNRDガイド送
信機6に相当する。同様に、ステップ1120は、NR
D受信機15に相当し、ステップ1130は、X方向ド
ライバー22およびY方向ドライバー23に相当する。
【0045】このように、ミリ波帯信号で信号伝送を行
なうことにより、送信機および受信機の構成を簡単にす
ることが可能となる。
なうことにより、送信機および受信機の構成を簡単にす
ることが可能となる。
【0046】また、ステップ1110において、ディス
プレイ信号源からの表示信号をA/D変換し、得られた
ディジタル信号をアップコンバートしてミリ波信号に変
換しすれば、表示データの信号伝送に伴う劣化をより有
効に防止して、フラットディスプレイの画質を高品質化
することが可能となる。
プレイ信号源からの表示信号をA/D変換し、得られた
ディジタル信号をアップコンバートしてミリ波信号に変
換しすれば、表示データの信号伝送に伴う劣化をより有
効に防止して、フラットディスプレイの画質を高品質化
することが可能となる。
【0047】さらに、ステップ1110におけるアップ
コンバートを、PSK、FSKもしくはASK変調によ
って行ない、ステップ1120におけるダウンコンバー
トを、PSK、FSKもしくはASK復調で行なうこと
によっても、表示信号の劣化を防止し、フラットディス
プレイの表示品位を高品質に保つことができる。
コンバートを、PSK、FSKもしくはASK変調によ
って行ない、ステップ1120におけるダウンコンバー
トを、PSK、FSKもしくはASK復調で行なうこと
によっても、表示信号の劣化を防止し、フラットディス
プレイの表示品位を高品質に保つことができる。
【0048】また、ステップ1130において、表示信
号をフラットディスプレイのX方向表示信号とY方向表
示信号とに分離した後にフラットディスプレイに供給す
れば、フラットディスプレイの駆動装置の構成を簡単に
することができる。
号をフラットディスプレイのX方向表示信号とY方向表
示信号とに分離した後にフラットディスプレイに供給す
れば、フラットディスプレイの駆動装置の構成を簡単に
することができる。
【0049】本発明のディスプレイの駆動装置の各構成
部分は次のように構成される。上記アップコンバータ内
蔵NRDガイド送信機6の具体的構造は、図9(a)に
示す平面図および図9(b)に示す立体図のように構成
され、図1と同一部分には同一符号を付して示す。
部分は次のように構成される。上記アップコンバータ内
蔵NRDガイド送信機6の具体的構造は、図9(a)に
示す平面図および図9(b)に示す立体図のように構成
され、図1と同一部分には同一符号を付して示す。
【0050】本発明は35GHz帯、60GHz帯等の
ミリ波帯信号が使用されるが、35GHz帯、60GH
z帯等のミリ波帯信号の伝送線路として遮断平行平板導
波管内に方形誘電体ストリップを挿入して構成されるN
RDガイドが有利であることが知られている。NRDガ
イドは、図10に示すように上下に所定間隔をおいて平
行配置されたアルミニウム、銅、真鍮などの良導電体・
非磁性体材料よりなる厚さ4.0mm程度の上導体板6
1と下導体板62との間に高さa、幅bの角棒状の誘電
体ストリップ63を配置して構成される。誘電体ストリ
ップ63として、ミリ波帯のような高周波で低損失な比
誘電率が3.0以下、例えば2.04のテフロン、2.
1のポリエチレン、2.56のポリスチレン等の誘電体
が使用され、信号周波数の自由空間波長をλ0とする
と、誘電体ストリップ線路63の高さaは、a=0.4
5λ0の近傍、幅bは、比誘電率をεrとすると、
ミリ波帯信号が使用されるが、35GHz帯、60GH
z帯等のミリ波帯信号の伝送線路として遮断平行平板導
波管内に方形誘電体ストリップを挿入して構成されるN
RDガイドが有利であることが知られている。NRDガ
イドは、図10に示すように上下に所定間隔をおいて平
行配置されたアルミニウム、銅、真鍮などの良導電体・
非磁性体材料よりなる厚さ4.0mm程度の上導体板6
1と下導体板62との間に高さa、幅bの角棒状の誘電
体ストリップ63を配置して構成される。誘電体ストリ
ップ63として、ミリ波帯のような高周波で低損失な比
誘電率が3.0以下、例えば2.04のテフロン、2.
1のポリエチレン、2.56のポリスチレン等の誘電体
が使用され、信号周波数の自由空間波長をλ0とする
と、誘電体ストリップ線路63の高さaは、a=0.4
5λ0の近傍、幅bは、比誘電率をεrとすると、
【0051】
【数1】
【0052】に設定される。60GHz帯では、誘電体
ストリップとしてテフロンを使用した場合、高さa=
2.25mm、幅b=2.5mmに設定され、55GH
zから65.5GHzで単一モード動作帯域を得てい
る。
ストリップとしてテフロンを使用した場合、高さa=
2.25mm、幅b=2.5mmに設定され、55GH
zから65.5GHzで単一モード動作帯域を得てい
る。
【0053】本発明のNRDガイド送信機は上記NRD
ガイドを利用して構成される。まずガンダイオード28
はH形断面形状を有し、λ/4ステップ低域フィルタを
施した真鍮製の金属片27の側面に円筒状磁器パッケー
ジの中に封入されてマウントされ、上導体板61と下導
体板62の間に横向きに装荷される。これに上記金属片
27の上に貼り付けた厚み0.13mmのテフロン基板
に、エッチングにより形成したλ/4チョークパターン
からなるマイクロストリップ低域フィルタ線路を介して
バイアス電圧を印加して、ガンダイオード発振器8から
60GHz帯発振信号を得る。この発振信号はテフロン
基板に金属ストリップを形成した金属ストリップ共振器
29を経てNRDガイド31に導かれる。金属ストリッ
プ共振器29は金属ストリップの幅c、長さd、テフロ
ン基板の厚みeによって発振周波数を決定することがで
き、テフロン基板の厚みeを0.265mm、金属スト
リップの幅cを1.4mmとし、長さdを1.5mmか
ら2.5mmに変化したとき、55GHzから63GH
zに可変することができ、60GHz帯NRDガイドの
帯域をほぼカバーし、発振出力130mW以上が得られ
る。ここで、NRDガイド31が金属ストリップ共振器
29に接する先端部に結合部分で生じる不要モードを抑
えるためモードサプレッサ31aを挿入するのが望まし
い。金属ストリップ共振器29は金属ストリップの長さ
を変えて目的の周波数59GHz帯に調整される。この
実施例では58.36GHz又は59.15GHzに調
整された。
ガイドを利用して構成される。まずガンダイオード28
はH形断面形状を有し、λ/4ステップ低域フィルタを
施した真鍮製の金属片27の側面に円筒状磁器パッケー
ジの中に封入されてマウントされ、上導体板61と下導
体板62の間に横向きに装荷される。これに上記金属片
27の上に貼り付けた厚み0.13mmのテフロン基板
に、エッチングにより形成したλ/4チョークパターン
からなるマイクロストリップ低域フィルタ線路を介して
バイアス電圧を印加して、ガンダイオード発振器8から
60GHz帯発振信号を得る。この発振信号はテフロン
基板に金属ストリップを形成した金属ストリップ共振器
29を経てNRDガイド31に導かれる。金属ストリッ
プ共振器29は金属ストリップの幅c、長さd、テフロ
ン基板の厚みeによって発振周波数を決定することがで
き、テフロン基板の厚みeを0.265mm、金属スト
リップの幅cを1.4mmとし、長さdを1.5mmか
ら2.5mmに変化したとき、55GHzから63GH
zに可変することができ、60GHz帯NRDガイドの
帯域をほぼカバーし、発振出力130mW以上が得られ
る。ここで、NRDガイド31が金属ストリップ共振器
29に接する先端部に結合部分で生じる不要モードを抑
えるためモードサプレッサ31aを挿入するのが望まし
い。金属ストリップ共振器29は金属ストリップの長さ
を変えて目的の周波数59GHz帯に調整される。この
実施例では58.36GHz又は59.15GHzに調
整された。
【0054】前記NRDガイド31の近くに周波数安定
化のための高Qを有するセラミック共振器32が側結合
するように配置され、セラミック共振器32は上下導体
板間隔の方向を共振器長として動作することにより周波
数安定化を図る。セラミック共振器32は高Qのセラミ
ックディスク32aを真中にして上下をテフロンディス
ク32b、32cで挟んで構成され、セラミックディス
ク32aが上下導体板の中心にくるようにして放射がな
くなるようにしてある。セラミックディスク32aは厚
さtを薄くすることで共振器長を短くして共振周波数を
高くでき、厚さを0.47mmにすると、共振周波数が
59GHzになった。このセラミック共振器32はNR
Dガイド31からの距離gを1.35mmに設定し、定
在波比を2とした。
化のための高Qを有するセラミック共振器32が側結合
するように配置され、セラミック共振器32は上下導体
板間隔の方向を共振器長として動作することにより周波
数安定化を図る。セラミック共振器32は高Qのセラミ
ックディスク32aを真中にして上下をテフロンディス
ク32b、32cで挟んで構成され、セラミックディス
ク32aが上下導体板の中心にくるようにして放射がな
くなるようにしてある。セラミックディスク32aは厚
さtを薄くすることで共振器長を短くして共振周波数を
高くでき、厚さを0.47mmにすると、共振周波数が
59GHzになった。このセラミック共振器32はNR
Dガイド31からの距離gを1.35mmに設定し、定
在波比を2とした。
【0055】NRDガイド31に入力された発振信号
は、NRDガイド用サーキュレータ9、10によりアッ
プコンバータ11の方向に導かれ入力する。NRDガイ
ド用サーキュレータ9と10の間、NRDガイド用サー
キュレータ10とアップコンバータ11の間にそれぞれ
NRDガイド33、34が挿入され、各間を接続する。
発振信号出力を13mWとするとき、アップコンバータ
11に11dBmが入力される。なお、このアップコン
バータには、ショットキバリヤダイオードが用いられて
いる。
は、NRDガイド用サーキュレータ9、10によりアッ
プコンバータ11の方向に導かれ入力する。NRDガイ
ド用サーキュレータ9と10の間、NRDガイド用サー
キュレータ10とアップコンバータ11の間にそれぞれ
NRDガイド33、34が挿入され、各間を接続する。
発振信号出力を13mWとするとき、アップコンバータ
11に11dBmが入力される。なお、このアップコン
バータには、ショットキバリヤダイオードが用いられて
いる。
【0056】アップコンバータ11には端子30から中
間周波ASK/PSK/FSK変調器2でASK変調さ
れたIF信号が入力されており、ここで周波数変換され
る。周波数変換された和信号と差信号は、NRDガイド
用サーキュレータ10およびNRDガイド35を通して
帯域通過フィルタ12に向かう。帯域通過フィルタ12
は、中心周波数60.625GHz、帯域幅2GHz、
0.5dBリップルの3段チェビシェフフィルタで構成
され、和信号のみを通過させ、送信アンテナ13に伝送
され、送信アンテナ13よりミリ波電波が送信される。
アップコンバータ11の和信号および差信号の出力を0
dBmとするとき、帯域通過フィルタ12の出力におけ
る和信号出力は0dBmである。帯域通過フィルタ12
を通過できなかった差信号は反射され、NRDガイド用
サーキュレータ9、10によりNRDガイド36を介し
て無反射終端14に導かれ、吸収される。
間周波ASK/PSK/FSK変調器2でASK変調さ
れたIF信号が入力されており、ここで周波数変換され
る。周波数変換された和信号と差信号は、NRDガイド
用サーキュレータ10およびNRDガイド35を通して
帯域通過フィルタ12に向かう。帯域通過フィルタ12
は、中心周波数60.625GHz、帯域幅2GHz、
0.5dBリップルの3段チェビシェフフィルタで構成
され、和信号のみを通過させ、送信アンテナ13に伝送
され、送信アンテナ13よりミリ波電波が送信される。
アップコンバータ11の和信号および差信号の出力を0
dBmとするとき、帯域通過フィルタ12の出力におけ
る和信号出力は0dBmである。帯域通過フィルタ12
を通過できなかった差信号は反射され、NRDガイド用
サーキュレータ9、10によりNRDガイド36を介し
て無反射終端14に導かれ、吸収される。
【0057】NRDガイド受信機15の具体的構造は、
図11(a)の平面図、図11(b)の立体図に示すよ
うに構成され、図1と同じ部分には同一符号を付して示
す。受信アンテナ16で受信された60GHz帯電波は
NRDガイド41、45が湾曲して構成される3dBの
NRDガイド方向性結合器17を通して2つに分けられ
る。湾曲の曲率半径と角度はNRDガイド41がr=1
0mm、θ=110度、NRDガイド45がr=43m
mである。NRDガイド45は直線で構成することも可
能である。60GHz帯電波がNRDガイド方向性結合
器17により2つに分けられた後、バランスミキサ18
a、18bに導入される。バランスミキサ18a、18
bは2つのショットキーバリアダイオード18c、18
dで検波する構造であり、検波感度を高めている。ショ
ットキーバリアダイオード18c、18dのマウントの
前面にテフロンチップ18e、18fを取り付け、ショ
ットキーバリアダイオード18c、18dが壊れないよ
う保護している。またショットキーバリアダイオード1
8c、18dのマウントの裏面には高誘電率薄膜を取り
付け、抵抗が小さいショットキーバリアダイオード18
c、18dと、インピーダンスの高いNRDガイド4
1、45との整合を取っている。高誘電率薄膜の厚さは
λ/4である。さらに高誘電率薄膜の後にテフロンチッ
プ18g、18hを取り付けNRDガイドとの整合をよ
り高めている。
図11(a)の平面図、図11(b)の立体図に示すよ
うに構成され、図1と同じ部分には同一符号を付して示
す。受信アンテナ16で受信された60GHz帯電波は
NRDガイド41、45が湾曲して構成される3dBの
NRDガイド方向性結合器17を通して2つに分けられ
る。湾曲の曲率半径と角度はNRDガイド41がr=1
0mm、θ=110度、NRDガイド45がr=43m
mである。NRDガイド45は直線で構成することも可
能である。60GHz帯電波がNRDガイド方向性結合
器17により2つに分けられた後、バランスミキサ18
a、18bに導入される。バランスミキサ18a、18
bは2つのショットキーバリアダイオード18c、18
dで検波する構造であり、検波感度を高めている。ショ
ットキーバリアダイオード18c、18dのマウントの
前面にテフロンチップ18e、18fを取り付け、ショ
ットキーバリアダイオード18c、18dが壊れないよ
う保護している。またショットキーバリアダイオード1
8c、18dのマウントの裏面には高誘電率薄膜を取り
付け、抵抗が小さいショットキーバリアダイオード18
c、18dと、インピーダンスの高いNRDガイド4
1、45との整合を取っている。高誘電率薄膜の厚さは
λ/4である。さらに高誘電率薄膜の後にテフロンチッ
プ18g、18hを取り付けNRDガイドとの整合をよ
り高めている。
【0058】ガンダイオード発振器19からの59GH
z発振信号がNRDガイド45によりNRDガイド方向
性結合器17を通してバランスミキサ18に加えられ、
そこでダウンコンバートされて、元のIF信号を端子4
2に得る。
z発振信号がNRDガイド45によりNRDガイド方向
性結合器17を通してバランスミキサ18に加えられ、
そこでダウンコンバートされて、元のIF信号を端子4
2に得る。
【0059】このNRDガイド受信機15においても、
ガンダイオード発振器19は、NRDガイド送信機6の
ガンダイオード発振器8と同様に、金属片43にガンダ
イオードがマウントされ、ガンダイオード発振器19か
らの発振信号は金属ストリップ共振器44を経てNRD
ガイド45に導かれる。NRDガイドの先端部には金属
ストリップ共振器44との結合部分で生じる不要モード
を抑えるためモードサプレッサ46を挿入するのがよ
い。前記NRDガイド45の近くにNRDガイド送信機
6におけるセラミック共振器32と同様に、周波数安定
化のためのセラミック共振器47が側結合するように配
置され、セラミック共振器47は上下導体板間隔の方向
を共振器長として動作することにより周波数安定化を図
る。セラミック共振器47は高Qのセラミックディスク
を真中にして上下をテフロンディスクで挟んで構成さ
れ、セラミックディスクが上下導体板の真中にくるよう
にして放射がなくなるようにしてある。セラミックディ
スクは厚さtを0.47mmにして、共振周波数を59
GHzにした。このセラミック共振器47はNRDガイ
ド45からの距離を1.35mmに設定し、定在波比を
2とした。
ガンダイオード発振器19は、NRDガイド送信機6の
ガンダイオード発振器8と同様に、金属片43にガンダ
イオードがマウントされ、ガンダイオード発振器19か
らの発振信号は金属ストリップ共振器44を経てNRD
ガイド45に導かれる。NRDガイドの先端部には金属
ストリップ共振器44との結合部分で生じる不要モード
を抑えるためモードサプレッサ46を挿入するのがよ
い。前記NRDガイド45の近くにNRDガイド送信機
6におけるセラミック共振器32と同様に、周波数安定
化のためのセラミック共振器47が側結合するように配
置され、セラミック共振器47は上下導体板間隔の方向
を共振器長として動作することにより周波数安定化を図
る。セラミック共振器47は高Qのセラミックディスク
を真中にして上下をテフロンディスクで挟んで構成さ
れ、セラミックディスクが上下導体板の真中にくるよう
にして放射がなくなるようにしてある。セラミックディ
スクは厚さtを0.47mmにして、共振周波数を59
GHzにした。このセラミック共振器47はNRDガイ
ド45からの距離を1.35mmに設定し、定在波比を
2とした。
【0060】NRDガイド送信機6に備えられるセラミ
ック共振器32およびNRDガイド受信機15に備えら
れるセラミック共振器47は、セラミックディスクの代
替としてアルミナ等を使用することができ、またテフロ
ンディスクの代替としてポリエチレン、ポリスチレン、
ボロンナイトライド等を使用することができる。形状は
円形以外に楕円形、三角形、方形にすることが可能であ
るが、円形が最も製作しやすい。さらに、セラミック共
振器はセラミックディスクが上下導体板の真中になるよ
うに上側又は下側の一方をテフロンディスクで支持する
構造とし、他方を空間とする構成でもよい。この場合、
セラミックディスクは誘電率が無限大に近いほうがよ
い。
ック共振器32およびNRDガイド受信機15に備えら
れるセラミック共振器47は、セラミックディスクの代
替としてアルミナ等を使用することができ、またテフロ
ンディスクの代替としてポリエチレン、ポリスチレン、
ボロンナイトライド等を使用することができる。形状は
円形以外に楕円形、三角形、方形にすることが可能であ
るが、円形が最も製作しやすい。さらに、セラミック共
振器はセラミックディスクが上下導体板の真中になるよ
うに上側又は下側の一方をテフロンディスクで支持する
構造とし、他方を空間とする構成でもよい。この場合、
セラミックディスクは誘電率が無限大に近いほうがよ
い。
【0061】上記NRDガイド送信機6のガンダイオー
ド発振器8およびNRDガイド受信機15のガンダイオ
ード発振器19は、以上に説明したように同様の構造で
あって、NRDガイドの近くに周波数安定化のためセラ
ミック共振器が備えられる。ここでは、上記NRDガイ
ド送信機6のガンダイオード発振器8について説明する
が、NRDガイド受信機15のガンダイオード発振器1
9にも適用されるものである。図12はNRDガイド送
信機6のガンダイオード発振器8、NRDガイド31お
よびセラミック共振器32付近の立体図を示し、図13
は図12のA−A’線断面図を示す。ガンダイオード発
振器8は、発振周波数を数KHzの精度で可変、制御が
可能な自己注入同期NRDガン発振器で構成される。
ド発振器8およびNRDガイド受信機15のガンダイオ
ード発振器19は、以上に説明したように同様の構造で
あって、NRDガイドの近くに周波数安定化のためセラ
ミック共振器が備えられる。ここでは、上記NRDガイ
ド送信機6のガンダイオード発振器8について説明する
が、NRDガイド受信機15のガンダイオード発振器1
9にも適用されるものである。図12はNRDガイド送
信機6のガンダイオード発振器8、NRDガイド31お
よびセラミック共振器32付近の立体図を示し、図13
は図12のA−A’線断面図を示す。ガンダイオード発
振器8は、発振周波数を数KHzの精度で可変、制御が
可能な自己注入同期NRDガン発振器で構成される。
【0062】セラミック共振器32は、前記説明の通り
高Qを有する比較的硬い誘電体であるセラミックディス
ク32aを真中にして上下をセラミックよりは誘電率が
低く柔らかい誘電体であるテフロンディスク32b、3
2cで挟むようにして、セラミックディスク32aが上
下導体板の中心に位置するよう構成される。セラミック
共振器32は円形に形成され、その周囲をリング状の誘
電率が低い誘電体よりなるテフロンチューブ32dで被
覆される。テフロンチューブ32dはセラミック共振器
32の形くずれを防止すると同時に、NRDガイド送信
機、NRDガイド受信機内部に結露等による湿度の影響
を防止する。セラミック共振器32の共振周波数は、そ
の厚さtを含め上下導体板間隔の方向を共振器長とする
上下導体板の間隔で決定され、この間隔が電気的に半波
長の整数倍になる周波数で共振する。このセラミック共
振器32はTE20δで共振するので、セラミックディ
スク32aを薄くして共振周波数を高くすることができ
る。セラミック共振器32の全体の高さを上下導体板の
間隔2.25mmに調整しながら、セラミックディスク
32aを薄く、テフロンディスク32b、32cを厚く
して共振周波数を調整する。セラミックディスク32a
の厚さを0.47mmにして59GHz帯の共振周波数
を得る。
高Qを有する比較的硬い誘電体であるセラミックディス
ク32aを真中にして上下をセラミックよりは誘電率が
低く柔らかい誘電体であるテフロンディスク32b、3
2cで挟むようにして、セラミックディスク32aが上
下導体板の中心に位置するよう構成される。セラミック
共振器32は円形に形成され、その周囲をリング状の誘
電率が低い誘電体よりなるテフロンチューブ32dで被
覆される。テフロンチューブ32dはセラミック共振器
32の形くずれを防止すると同時に、NRDガイド送信
機、NRDガイド受信機内部に結露等による湿度の影響
を防止する。セラミック共振器32の共振周波数は、そ
の厚さtを含め上下導体板間隔の方向を共振器長とする
上下導体板の間隔で決定され、この間隔が電気的に半波
長の整数倍になる周波数で共振する。このセラミック共
振器32はTE20δで共振するので、セラミックディ
スク32aを薄くして共振周波数を高くすることができ
る。セラミック共振器32の全体の高さを上下導体板の
間隔2.25mmに調整しながら、セラミックディスク
32aを薄く、テフロンディスク32b、32cを厚く
して共振周波数を調整する。セラミックディスク32a
の厚さを0.47mmにして59GHz帯の共振周波数
を得る。
【0063】セラミック共振器32は、NRDガイド3
1とセラミック共振器32間隔gをその定在波比が2に
なる位置に決める。このときg=1.35mmであっ
た。また、図14(a)に示される、NRDガイド31
のモードサプレサ端面からセラミック共振器32の中心
までの距離zをセラミック共振器32がロッキングする
位置に設定した。ロッキング位置は、図14(b)に示
すように6.0mmと6.5mmであった。ロッキング
時、スペクトラムアナライザの周波数軸(SPAN)を
50kHzにしても発振周波数の変動は観測されず、波
形もきれいであった。なお、その際の位相雑音は、1M
Hzオフセットで−110dBc/Hzであった。
1とセラミック共振器32間隔gをその定在波比が2に
なる位置に決める。このときg=1.35mmであっ
た。また、図14(a)に示される、NRDガイド31
のモードサプレサ端面からセラミック共振器32の中心
までの距離zをセラミック共振器32がロッキングする
位置に設定した。ロッキング位置は、図14(b)に示
すように6.0mmと6.5mmであった。ロッキング
時、スペクトラムアナライザの周波数軸(SPAN)を
50kHzにしても発振周波数の変動は観測されず、波
形もきれいであった。なお、その際の位相雑音は、1M
Hzオフセットで−110dBc/Hzであった。
【0064】セラミック共振器32の近傍に上導体板3
7、下導体板38を貫通するネジ39を設ける。ネジ
は、共振電磁界が無視できるほどに小さくなる位置に設
ける。セラミック共振器の半径方向の電磁界分布は、半
径方向の座標をr[m]、電磁界理論より解析される横
方向減衰定数をp[Np/m]として、exp(−p・
r)の変化で減衰するから、一般的にはセラミック共振
器の半径方向の電磁界の減衰量が、8.686pr≧3
0dBとなる距離rに設定する。この実施例ではNRD
ガイド31から垂直方向でセラミック共振器32を通る
線上にネジ39が配置される。下導体板38の外側にナ
ットを設けて締め付けを強くするのが望ましい。ネジ3
9をドライバー等で回転させると、セラミック共振器3
2の近傍の上導体板37と下導体板38の間隔が変化
し、発振周波数を数KHzの精度で制御することができ
る。即ち上下導体板間隔を変化させると、セラミック共
振器32の共振器長が変化するが、セラミックディスク
32aの厚みに対する周波数変化は、比誘電率が高いた
め大きく変化する。一方テフロンディスク32b、32
cは、比誘電率が低く、かつセラミックディスク32a
内部では共振電磁界が指数関数的に減衰しているので、
その厚さが変化しても、その共振器周波数変化は小さ
い。さらにセラミックディスク32aは比較的硬く、テ
フロンディスク32b、32cは比較的柔らかいため、
テフロンディスク32b、32cの方が大きく厚みを変
化し、セラミックディスク32aの方はほとんど変化し
ない。したがって、モニターを見ながらネジを回転させ
て発振周波数を数KHzの精度で所望の周波数に合わせ
込むことができる。調整後はネジの回転止めをして不要
に周波数が変化しないようにする。この結果、NRDガ
イド送信機6とNRDガイド受信機15のIF周波数差
を数KHzにすることができ、信号を確実に再生するこ
とができる。
7、下導体板38を貫通するネジ39を設ける。ネジ
は、共振電磁界が無視できるほどに小さくなる位置に設
ける。セラミック共振器の半径方向の電磁界分布は、半
径方向の座標をr[m]、電磁界理論より解析される横
方向減衰定数をp[Np/m]として、exp(−p・
r)の変化で減衰するから、一般的にはセラミック共振
器の半径方向の電磁界の減衰量が、8.686pr≧3
0dBとなる距離rに設定する。この実施例ではNRD
ガイド31から垂直方向でセラミック共振器32を通る
線上にネジ39が配置される。下導体板38の外側にナ
ットを設けて締め付けを強くするのが望ましい。ネジ3
9をドライバー等で回転させると、セラミック共振器3
2の近傍の上導体板37と下導体板38の間隔が変化
し、発振周波数を数KHzの精度で制御することができ
る。即ち上下導体板間隔を変化させると、セラミック共
振器32の共振器長が変化するが、セラミックディスク
32aの厚みに対する周波数変化は、比誘電率が高いた
め大きく変化する。一方テフロンディスク32b、32
cは、比誘電率が低く、かつセラミックディスク32a
内部では共振電磁界が指数関数的に減衰しているので、
その厚さが変化しても、その共振器周波数変化は小さ
い。さらにセラミックディスク32aは比較的硬く、テ
フロンディスク32b、32cは比較的柔らかいため、
テフロンディスク32b、32cの方が大きく厚みを変
化し、セラミックディスク32aの方はほとんど変化し
ない。したがって、モニターを見ながらネジを回転させ
て発振周波数を数KHzの精度で所望の周波数に合わせ
込むことができる。調整後はネジの回転止めをして不要
に周波数が変化しないようにする。この結果、NRDガ
イド送信機6とNRDガイド受信機15のIF周波数差
を数KHzにすることができ、信号を確実に再生するこ
とができる。
【0065】ネジの形状は種々変形が可能で、要するに
上下導体板間隔を調整できる構造であればよく、レバ
ー、歯車その他種々の構造を使用することができる。上
下導体板間隔の調整機構はセラミック共振器32の片側
だけでなく、両側に設けてセラミック共振器の厚さを均
等に変化させる構造が望ましい。
上下導体板間隔を調整できる構造であればよく、レバ
ー、歯車その他種々の構造を使用することができる。上
下導体板間隔の調整機構はセラミック共振器32の片側
だけでなく、両側に設けてセラミック共振器の厚さを均
等に変化させる構造が望ましい。
【0066】次に、図3で述べたデジタル変調器内蔵N
RDガイド6′について説明する。シリアル表示AS
K、PSK又はFSK変調されるが、ここではASK変
調について説明する。
RDガイド6′について説明する。シリアル表示AS
K、PSK又はFSK変調されるが、ここではASK変
調について説明する。
【0067】デジタル変調器内蔵NRDガイド6′の具
体的構造は、図1に示したアップコンバータ内蔵NRD
ガイド受信機6において帯域通過フィルタ12を除去
し、かつセラミック共振器32で自己注入されたNRD
ガイドガン発振器8の発振周波数を60.5GHzに設
定する。また、アップコンバータを構成するショットキ
バリアダイオードのIF端子を無入力とし、バイアス電
圧印加端子にシリアル表示信号を入力することにより、
この部分がミリ波変調器11′として動作する。したが
って、この部分11′で直接ASK、PSK又はFSK
変調されたミリ波は、サーキュレータ10を介して送信
アンテナ13へと導かれる。また、受信は上記NRDガ
イド受信機15により、既に説明したのと同様に行なわ
れる。
体的構造は、図1に示したアップコンバータ内蔵NRD
ガイド受信機6において帯域通過フィルタ12を除去
し、かつセラミック共振器32で自己注入されたNRD
ガイドガン発振器8の発振周波数を60.5GHzに設
定する。また、アップコンバータを構成するショットキ
バリアダイオードのIF端子を無入力とし、バイアス電
圧印加端子にシリアル表示信号を入力することにより、
この部分がミリ波変調器11′として動作する。したが
って、この部分11′で直接ASK、PSK又はFSK
変調されたミリ波は、サーキュレータ10を介して送信
アンテナ13へと導かれる。また、受信は上記NRDガ
イド受信機15により、既に説明したのと同様に行なわ
れる。
【0068】このように、回路を大幅に変更することな
く、ショットキバリアダイオードのIF信号端子、ある
いはバイアス電圧印加端子のいずれかにシリアル表示信
号を入力するだけで、符号11もしくは11′に相当す
る部分は、アップコンバータもしくはミリ波ASK変調
器として動作する。これは、本NRDガイド送信機6、
6′が多機能性の面で特徴的であることを示している。
く、ショットキバリアダイオードのIF信号端子、ある
いはバイアス電圧印加端子のいずれかにシリアル表示信
号を入力するだけで、符号11もしくは11′に相当す
る部分は、アップコンバータもしくはミリ波ASK変調
器として動作する。これは、本NRDガイド送信機6、
6′が多機能性の面で特徴的であることを示している。
【0069】ところでショットキバリダイオードの代わ
りに、図5に示すようにサーキュレータ81の入力端ポ
ート82と出力端ポート83の間に変調ポート84を配
置し、変調ポート84にFET(電界効果型トランジス
タ)85のドレイン・ソース端子を接続してもASK変
調器が構成できる。ソースとアース86間に線路の特性
インピーダンスに等しい抵抗87を接続し、ゲートには
RFチョーク88を介して端子89に接続し、端子89
より高速データ信号を印加する。ドレインと電源端子間
にはノイズ除去用のチョーク90を挿入する。
りに、図5に示すようにサーキュレータ81の入力端ポ
ート82と出力端ポート83の間に変調ポート84を配
置し、変調ポート84にFET(電界効果型トランジス
タ)85のドレイン・ソース端子を接続してもASK変
調器が構成できる。ソースとアース86間に線路の特性
インピーダンスに等しい抵抗87を接続し、ゲートには
RFチョーク88を介して端子89に接続し、端子89
より高速データ信号を印加する。ドレインと電源端子間
にはノイズ除去用のチョーク90を挿入する。
【0070】この構成のASK変調器2において、入力
端ポート82にミリ波、端子89に高速データ信号を印
加すると、FET85としてGaAsFETを用いた場
合、高速データ信号が”High”レベル(0V)では
FET85のドレイン・ソース間が高抵抗となり、FE
T85に入力した伝送波は反射を受けて出力端ポート8
3に出力される。一方、高速データ信号が”Low”レ
ベル(−数V)ではドレイン・ソース間は低抵抗とな
り、ソース・アース間に接続した抵抗87に整合がとれ
て、出力端ポート83に伝送波は現れない。以上のよう
な動作に基づいてASK変調器が構成される。
端ポート82にミリ波、端子89に高速データ信号を印
加すると、FET85としてGaAsFETを用いた場
合、高速データ信号が”High”レベル(0V)では
FET85のドレイン・ソース間が高抵抗となり、FE
T85に入力した伝送波は反射を受けて出力端ポート8
3に出力される。一方、高速データ信号が”Low”レ
ベル(−数V)ではドレイン・ソース間は低抵抗とな
り、ソース・アース間に接続した抵抗87に整合がとれ
て、出力端ポート83に伝送波は現れない。以上のよう
な動作に基づいてASK変調器が構成される。
【0071】したがって、入力端ポート82にミリ波連
続信号を印加し、端子89に前記シリアル表示信号を印
加すると、ミリ波連続信号が表示信号でASK変調され
て、出力端ポート83に変調されたミリ波が出力され
る。
続信号を印加し、端子89に前記シリアル表示信号を印
加すると、ミリ波連続信号が表示信号でASK変調され
て、出力端ポート83に変調されたミリ波が出力され
る。
【0072】図6は図5に示した回路をマイクロストリ
ップに応用した例を示し、図5と同等部分には添え字a
を付して示す。なお、91は直流阻止用コンデンサ、9
2は整合回路を示す。図6の回路でもASK変調は図5
の回路と同様に行われる。
ップに応用した例を示し、図5と同等部分には添え字a
を付して示す。なお、91は直流阻止用コンデンサ、9
2は整合回路を示す。図6の回路でもASK変調は図5
の回路と同様に行われる。
【0073】また図7はNRDガイドに応用した例を示
し、図5と同等部分には添え字bを付して示す。
し、図5と同等部分には添え字bを付して示す。
【0074】図5の回路において、サーキュレータ81
の代わりに、図8に示すように3dB方向性結合器93
を用いて構成することが可能で、このような回路構成は
ASK変調器をマイクロストリップなどのプリント線路
で構成する場合に適した構造である。
の代わりに、図8に示すように3dB方向性結合器93
を用いて構成することが可能で、このような回路構成は
ASK変調器をマイクロストリップなどのプリント線路
で構成する場合に適した構造である。
【0075】NRDガイド受信機15の端子42に得ら
れたIF信号はASK復調器20で復調され、元のシリ
アル表示信号を得る。シリアル表示信号は前記の通り表
示データ、クロック信号、同期信号よりなり、パラレル
信号に変換されて図15に示す液晶表示装置100で表
示される。
れたIF信号はASK復調器20で復調され、元のシリ
アル表示信号を得る。シリアル表示信号は前記の通り表
示データ、クロック信号、同期信号よりなり、パラレル
信号に変換されて図15に示す液晶表示装置100で表
示される。
【0076】液晶表示装置100は図15に示すよう
に、表示部となる表示ユニットとしてのTFT液晶パネ
ル101と、駆動回路102とからなり、駆動回路10
2はデータドライバー103、ゲートドライバー10
4、電圧信号供給回路105、対向電極駆動回路106
およびコントロール回路107を備える。データドライ
バー103はアップダウンカウンタおよびデコーダ回路
110、デジタルデータメモり111、データデコーダ
112、バッファ回路113、電圧レベル選択回路11
4を備え、データドライバー103はシリアルデータを
パラレルに変換しTFT液晶パネル101の信号線11
5に信号電圧を供給して、TFT116を介して画素1
17を駆動する。
に、表示部となる表示ユニットとしてのTFT液晶パネ
ル101と、駆動回路102とからなり、駆動回路10
2はデータドライバー103、ゲートドライバー10
4、電圧信号供給回路105、対向電極駆動回路106
およびコントロール回路107を備える。データドライ
バー103はアップダウンカウンタおよびデコーダ回路
110、デジタルデータメモり111、データデコーダ
112、バッファ回路113、電圧レベル選択回路11
4を備え、データドライバー103はシリアルデータを
パラレルに変換しTFT液晶パネル101の信号線11
5に信号電圧を供給して、TFT116を介して画素1
17を駆動する。
【0077】データドライバー103のより具体的な回
路構成を図16に示し、シフトレジスタSR、サンプリ
ングデータ記憶手段Msmp、出力保持手段MH、出力
回路OPCよりなる。データドライバー103はデータ
サンプリングスタートパルスDSP、クロック信号DC
K、出力パルスOPの3つの信号によってコントロール
される。データサンプリングスタートパルスDSP、ク
ロック信号DCKから、シフトレジスタSRから出力さ
れるサンプリングパルスTsmpが作られる。なお図
中、Rout(1)、Gout(1)、Bout(1)
は1番目の絵素に対応するデータであり、Rout
(2)、Gout(2)、Bout(2)は2番目の絵
素に対応するデータである。
路構成を図16に示し、シフトレジスタSR、サンプリ
ングデータ記憶手段Msmp、出力保持手段MH、出力
回路OPCよりなる。データドライバー103はデータ
サンプリングスタートパルスDSP、クロック信号DC
K、出力パルスOPの3つの信号によってコントロール
される。データサンプリングスタートパルスDSP、ク
ロック信号DCKから、シフトレジスタSRから出力さ
れるサンプリングパルスTsmpが作られる。なお図
中、Rout(1)、Gout(1)、Bout(1)
は1番目の絵素に対応するデータであり、Rout
(2)、Gout(2)、Bout(2)は2番目の絵
素に対応するデータである。
【0078】VGA仕様(ドット構成:640×480
×RGB)の場合、横方向に640個の絵素があり、R
out(1)、Gout(1)、Bout(1)〜Ro
ut(640)、Gout(640)、Bout(64
0)の表示データがシリアルでTFT液晶パネル101
に入力される。
×RGB)の場合、横方向に640個の絵素があり、R
out(1)、Gout(1)、Bout(1)〜Ro
ut(640)、Gout(640)、Bout(64
0)の表示データがシリアルでTFT液晶パネル101
に入力される。
【0079】図17は6ビット×3色の計18本の信号
線を用いて2値のデジタルデータの伝送を示し、図17
において、Dataは表示データを示し、赤、青、緑の
各色データR、G、Bを一括して表現している。またD
1は水平方向1番目の表示データ、D640は水平方向
640番目の表示データ、DH1は垂直方向1番目の表
示データ、DH480は垂直方向480番目の表示デー
タが出力されている期間を示す。
線を用いて2値のデジタルデータの伝送を示し、図17
において、Dataは表示データを示し、赤、青、緑の
各色データR、G、Bを一括して表現している。またD
1は水平方向1番目の表示データ、D640は水平方向
640番目の表示データ、DH1は垂直方向1番目の表
示データ、DH480は垂直方向480番目の表示デー
タが出力されている期間を示す。
【0080】図17において、有効データ期間内のデー
タをクロック信号DCKに基づいてサンプリングし、表
示部100に多色表示できるようにしている。そして、
図18に示すように水平方向に640画素(R、G、B
一対で1画素)、垂直方向に480画素の合計3072
00個の画素を表示する。
タをクロック信号DCKに基づいてサンプリングし、表
示部100に多色表示できるようにしている。そして、
図18に示すように水平方向に640画素(R、G、B
一対で1画素)、垂直方向に480画素の合計3072
00個の画素を表示する。
【0081】図19は、本発明のディスプレイの駆動装
置の別の構成例を示している。ここでは、図19(a)
に示すディスプレイ駆動信号送信回路129は、ディス
プレイの信号源1、X、Y方向信号分離部24、パラレ
ル−シリアル変換部31、パラレル−シリアル変換部3
2、ASK/PSK/FSK変調器2、ASK/PSK
/FSK変調器125、周波数配列器26、および送信
アンテナ13と、ガンダイオード発振器8、NRDガイ
ド用サーキュレータ9、10、アップコンバータ11、
帯域フィルタ12、および無反射終端14から成るNR
Dガイド送信機6とによって構成されている。
置の別の構成例を示している。ここでは、図19(a)
に示すディスプレイ駆動信号送信回路129は、ディス
プレイの信号源1、X、Y方向信号分離部24、パラレ
ル−シリアル変換部31、パラレル−シリアル変換部3
2、ASK/PSK/FSK変調器2、ASK/PSK
/FSK変調器125、周波数配列器26、および送信
アンテナ13と、ガンダイオード発振器8、NRDガイ
ド用サーキュレータ9、10、アップコンバータ11、
帯域フィルタ12、および無反射終端14から成るNR
Dガイド送信機6とによって構成されている。
【0082】また、図19(b)に示すディスプレイ駆
動回路130は、NRDガイド方向性結合器17、バラ
ンスミキサ18、ガンダイオード発信器19から成るN
RDガイド受信機15と、受信アンテナ16、フィルタ
135、フィルタ136、ASK/PSK/FSK復調
器20、ASK/PSK/FSK復調器120、シリア
ル−パラレル変換部133、シリアル−パラレル変換部
134、フラットディスプレイ21、X方向ドライバー
22、Y方向ドライバ−23とから構成されている。
動回路130は、NRDガイド方向性結合器17、バラ
ンスミキサ18、ガンダイオード発信器19から成るN
RDガイド受信機15と、受信アンテナ16、フィルタ
135、フィルタ136、ASK/PSK/FSK復調
器20、ASK/PSK/FSK復調器120、シリア
ル−パラレル変換部133、シリアル−パラレル変換部
134、フラットディスプレイ21、X方向ドライバー
22、Y方向ドライバ−23とから構成されている。
【0083】図1に基づいて説明した実施例とは、以下
の点が異なっている。図1に基づいて説明した実施例で
は、ディスプレイの信号源1の信号は図2に示したよう
に赤色成分を規定する赤色データR、緑色成分規定する
緑色データGおよび青色成分を規定する青色データBか
ら成る表示データ、クロック信号および同期信号であ
る。上述したように、これらの信号は図1のNRDガイ
ド受信機15とASK/PSK/FSK復調器20で受
信、復調された後、図15のデータドライバー103に
よってパラレル信号に変換されTFT液晶パネル101
を駆動している。
の点が異なっている。図1に基づいて説明した実施例で
は、ディスプレイの信号源1の信号は図2に示したよう
に赤色成分を規定する赤色データR、緑色成分規定する
緑色データGおよび青色成分を規定する青色データBか
ら成る表示データ、クロック信号および同期信号であ
る。上述したように、これらの信号は図1のNRDガイ
ド受信機15とASK/PSK/FSK復調器20で受
信、復調された後、図15のデータドライバー103に
よってパラレル信号に変換されTFT液晶パネル101
を駆動している。
【0084】これに対し、図19のディスプレイ駆動信
号送信回路129では、ディスプレイの信号源1におけ
る赤色成分を規定する赤色データR、緑色成分規定する
緑色データGおよび青色成分を規定する青色データBか
ら成る表示データ、クロック信号および同期信号を、
X、Y方向信号分離部24によってフラットディスプレ
イ21を直接駆動可能なX方向信号とY方向信号に分離
する。すなわち、これは、図15におけるデータドライ
バー103とゲートドライバー104の出力信号に分離
しているもので、X、Y方向信号分離部24自身の構成
をデータドライバー103とゲートドライバー104の
構成と同様なもので行なってもよい。X、Y方向信号分
離部24によって分離されたX方向信号とY方向信号
は、それぞれ、パラレル−シリアル変換部132、パラ
レル−シリアル変換部131によってシリアル信号に変
換され、ASK/PSK/FSK変調器125、ASK
/PSK/FSK変調器2によってASK、PSK又は
FSK変調される。変調の方法はASK、PSK又はF
SKに限るものではなく、他の適切な変調方式を用いて
もよい事はいうまでもない。
号送信回路129では、ディスプレイの信号源1におけ
る赤色成分を規定する赤色データR、緑色成分規定する
緑色データGおよび青色成分を規定する青色データBか
ら成る表示データ、クロック信号および同期信号を、
X、Y方向信号分離部24によってフラットディスプレ
イ21を直接駆動可能なX方向信号とY方向信号に分離
する。すなわち、これは、図15におけるデータドライ
バー103とゲートドライバー104の出力信号に分離
しているもので、X、Y方向信号分離部24自身の構成
をデータドライバー103とゲートドライバー104の
構成と同様なもので行なってもよい。X、Y方向信号分
離部24によって分離されたX方向信号とY方向信号
は、それぞれ、パラレル−シリアル変換部132、パラ
レル−シリアル変換部131によってシリアル信号に変
換され、ASK/PSK/FSK変調器125、ASK
/PSK/FSK変調器2によってASK、PSK又は
FSK変調される。変調の方法はASK、PSK又はF
SKに限るものではなく、他の適切な変調方式を用いて
もよい事はいうまでもない。
【0085】ここで、Y方向信号は周波数配列器26に
よってベースバンドから周波数をシフトさせて周波数軸
上での配列を変更して、X方向の変調された信号と混合
している。このときの周波数の配列の一例を図20に示
す。
よってベースバンドから周波数をシフトさせて周波数軸
上での配列を変更して、X方向の変調された信号と混合
している。このときの周波数の配列の一例を図20に示
す。
【0086】図20の(a)では、X方向信号とY方向
信号が同じ程度の帯域を持っているように記載している
が、通常は、X方向をデータドライバー側、Y方向をゲ
ートドライバー側とすると、データ量の少ないY方向信
号に対しデータ量を多く含んでいるX方向信号の方が帯
域が広く必要である。ここでは、特に帯域の広さが限定
されるものではなく、周波数軸上での配列の一例を示す
ものである。
信号が同じ程度の帯域を持っているように記載している
が、通常は、X方向をデータドライバー側、Y方向をゲ
ートドライバー側とすると、データ量の少ないY方向信
号に対しデータ量を多く含んでいるX方向信号の方が帯
域が広く必要である。ここでは、特に帯域の広さが限定
されるものではなく、周波数軸上での配列の一例を示す
ものである。
【0087】図20の(b)では、周波数配列器26に
よってY方向信号が1.0GHz以上の帯域にシフトさ
れ、さらに、アップコンバータ11によって(b)に示
すX方向信号とY方向信号は、共に(c)に示すように
60GHz帯域にアップコンバートされる。(d)は、
ディスプレイ駆動装置30のバランスミキサ18によっ
てベースバンドと1GHz〜2GHz帯域に復元され
る。
よってY方向信号が1.0GHz以上の帯域にシフトさ
れ、さらに、アップコンバータ11によって(b)に示
すX方向信号とY方向信号は、共に(c)に示すように
60GHz帯域にアップコンバートされる。(d)は、
ディスプレイ駆動装置30のバランスミキサ18によっ
てベースバンドと1GHz〜2GHz帯域に復元され
る。
【0088】図21は周波数配列器26の構成の一例を
示しており、入力された信号は増幅器137によって増
幅された後、局部発振器138からの発振出力と周波数
ミキサ139で混合され、周波数シフトされた成分がフ
ィルタ140によって取り出される。
示しており、入力された信号は増幅器137によって増
幅された後、局部発振器138からの発振出力と周波数
ミキサ139で混合され、周波数シフトされた成分がフ
ィルタ140によって取り出される。
【0089】また、ディスプレイ駆動回路130ではバ
ランスミキサ18によってダウンコンバートされた信号
は、フィルタ135、フィルタ136によって、それぞ
れ、X方向信号とY方向信号に分離され、ASK/PS
K/FSK復調器20、ASK/PSK/FSK復調器
120によって復調される。復調されたX方向信号は、
シリアル−パラレル変換部134によってパラレル信号
に変換され、X方向ドライバー22によってフラットデ
ィスプレイ21へ表示データとして供給される。同様に
復調されたY方向信号は、シリアル−パラレル変換部1
33によってパラレル信号に変換され、Y方向ドライバ
−23によってフラットディスプレイ21へゲート信号
として供給される。
ランスミキサ18によってダウンコンバートされた信号
は、フィルタ135、フィルタ136によって、それぞ
れ、X方向信号とY方向信号に分離され、ASK/PS
K/FSK復調器20、ASK/PSK/FSK復調器
120によって復調される。復調されたX方向信号は、
シリアル−パラレル変換部134によってパラレル信号
に変換され、X方向ドライバー22によってフラットデ
ィスプレイ21へ表示データとして供給される。同様に
復調されたY方向信号は、シリアル−パラレル変換部1
33によってパラレル信号に変換され、Y方向ドライバ
−23によってフラットディスプレイ21へゲート信号
として供給される。
【0090】従って、ディスプレイ駆動回路130のX
方向ドライバー22には、図15で示したデータドライ
バー103のような構成は必要とせず、電圧レベル選択
回路114を備えていれば、シリアル−パラレル変換部
134からのパラレル信号でフラットディスプレイ21
を駆動することが可能となる。複数のディスプレイに同
一の信号を送信する場合、特にTV会議システム等に利
用した場合などは、ディスプレイ駆動回路130側の構
成を簡略化できることは、システムのコストダウン、信
頼性の向上等に大きな効果がある。家庭用のディスプレ
イとしても構成の簡略化にともなう信頼性の向上が期待
できる。
方向ドライバー22には、図15で示したデータドライ
バー103のような構成は必要とせず、電圧レベル選択
回路114を備えていれば、シリアル−パラレル変換部
134からのパラレル信号でフラットディスプレイ21
を駆動することが可能となる。複数のディスプレイに同
一の信号を送信する場合、特にTV会議システム等に利
用した場合などは、ディスプレイ駆動回路130側の構
成を簡略化できることは、システムのコストダウン、信
頼性の向上等に大きな効果がある。家庭用のディスプレ
イとしても構成の簡略化にともなう信頼性の向上が期待
できる。
【0091】また、ディスプレイ駆動信号送信回路12
9からディスプレイ駆動回路130への伝送に周波数分
離を使用しているので、表示信号を単純にX方向信号と
Y方向信号に分けた場合だけでなく、画面の精細度を上
げたときなどに、例えばX方向信号、Y方向信号を共に
2分割して、2分割された2分の1のX方向信号、2分
の1のY方向信号と、残りの2分の1のX方向信号、2
分の1のY方向信号をそれぞれ周波数分離して送信して
もよく、こうすることで容易に十分な送信帯域を確保す
ることができる。
9からディスプレイ駆動回路130への伝送に周波数分
離を使用しているので、表示信号を単純にX方向信号と
Y方向信号に分けた場合だけでなく、画面の精細度を上
げたときなどに、例えばX方向信号、Y方向信号を共に
2分割して、2分割された2分の1のX方向信号、2分
の1のY方向信号と、残りの2分の1のX方向信号、2
分の1のY方向信号をそれぞれ周波数分離して送信して
もよく、こうすることで容易に十分な送信帯域を確保す
ることができる。
【0092】図22は、図19(a)のディスプレイ信
号送信回路内のアップコンバータ内蔵NRDガイド受信
機6をデジタル変調器内蔵NRDガイド送信機6′に置
き換え、X,Y方向信号の時分割多重器26′により得
られるシリアル表示信号をミリ波変調器に印加する、デ
ィスプレイ信号送信回路229の構成を示すものであ
る。
号送信回路内のアップコンバータ内蔵NRDガイド受信
機6をデジタル変調器内蔵NRDガイド送信機6′に置
き換え、X,Y方向信号の時分割多重器26′により得
られるシリアル表示信号をミリ波変調器に印加する、デ
ィスプレイ信号送信回路229の構成を示すものであ
る。
【0093】図22では、図19(a)の場合と同様に
してパラレル−シリアル変換部131および132で、
シリアル信号に変換されたY方向信号、X方向信号を時
分割多重器26′によって1系列のシリアル信号に変換
し、変換された信号をデジタル変調器内蔵NRDガイド
6′に設けられたミリ波ASK/PSK/FSK変調器
11′に供給する。ミリ波帯で変調された信号は、送信
アンテナ13より図19(b)に示したディスプレイ駆
動回路130へ送信される。
してパラレル−シリアル変換部131および132で、
シリアル信号に変換されたY方向信号、X方向信号を時
分割多重器26′によって1系列のシリアル信号に変換
し、変換された信号をデジタル変調器内蔵NRDガイド
6′に設けられたミリ波ASK/PSK/FSK変調器
11′に供給する。ミリ波帯で変調された信号は、送信
アンテナ13より図19(b)に示したディスプレイ駆
動回路130へ送信される。
【0094】ディスプレイ駆動回路130では、受信さ
れた信号は、ASK/PSK/FSK復調器20によっ
て復調され、シリアル−パラレル変換回路133によっ
てパラレル信号に変換される。このとき時分割多重され
ていたX方向信号とY方向信号とは、同時に時分割多重
を解かれ、それぞれX方向信号とY方向信号とのパラレ
ルに分離された状態でX方向ドライバー22、Y方向ド
ライバー23へ供給されフラットディスプレイ21で表
示される。
れた信号は、ASK/PSK/FSK復調器20によっ
て復調され、シリアル−パラレル変換回路133によっ
てパラレル信号に変換される。このとき時分割多重され
ていたX方向信号とY方向信号とは、同時に時分割多重
を解かれ、それぞれX方向信号とY方向信号とのパラレ
ルに分離された状態でX方向ドライバー22、Y方向ド
ライバー23へ供給されフラットディスプレイ21で表
示される。
【0095】図23は、本発明のディスプレイ駆動装置
の別の一実施例の概略構成図を示している。図19に示
した実施例はX方向信号とY方向信号を周波数分離する
構成としていたが、図23(a)に示すディスプレイ駆
動信号送信回路329では、ここでは周波数分離せずデ
ィスプレイの信号源1における赤色成分を規定する赤色
データR、緑色成分規定する緑色データGおよび青色成
分を規定する青色データBから成る表示データ、クロッ
ク信号および同期信号を、X、Y方向信号分離部24に
よってフラットディスプレイ21を直接駆動可能なX方
向信号とY方向信号に分離した後、パラレル−シリアル
変換部131によってX方向信号、Y方向信号を順番に
一連のシリアル信号に変換する。図19の場合のX方向
信号、Y方向信号の各々の帯域より大きな一つの帯域が
必要となるが、画像の精細度と使用できる伝送帯域を選
択すれば一つの帯域として伝送することも可能である。
シリアル信号に変換された信号は、前述の説明と同様に
ASK/PSK/FSK変調器2によって変調され、N
RDガイド送信機6によって60GHz帯域の信号とし
て送信される。
の別の一実施例の概略構成図を示している。図19に示
した実施例はX方向信号とY方向信号を周波数分離する
構成としていたが、図23(a)に示すディスプレイ駆
動信号送信回路329では、ここでは周波数分離せずデ
ィスプレイの信号源1における赤色成分を規定する赤色
データR、緑色成分規定する緑色データGおよび青色成
分を規定する青色データBから成る表示データ、クロッ
ク信号および同期信号を、X、Y方向信号分離部24に
よってフラットディスプレイ21を直接駆動可能なX方
向信号とY方向信号に分離した後、パラレル−シリアル
変換部131によってX方向信号、Y方向信号を順番に
一連のシリアル信号に変換する。図19の場合のX方向
信号、Y方向信号の各々の帯域より大きな一つの帯域が
必要となるが、画像の精細度と使用できる伝送帯域を選
択すれば一つの帯域として伝送することも可能である。
シリアル信号に変換された信号は、前述の説明と同様に
ASK/PSK/FSK変調器2によって変調され、N
RDガイド送信機6によって60GHz帯域の信号とし
て送信される。
【0096】図23(b)に示すディスプレイ駆動回路
330では、前述の説明と同様にNRDガイド受信機1
5によってベースバンドにダウンコンバートされ、AS
K/PSK/FSK復調器20で復調される。復調され
た信号はシリアル−パラレル変換部133によってパラ
レル信号に変換され、その中のX方向信号はX方向ドラ
イバー22へ、Y方向信号はY方向ドライバ−23へ供
給され、フラットディスプレイ21を駆動する。
330では、前述の説明と同様にNRDガイド受信機1
5によってベースバンドにダウンコンバートされ、AS
K/PSK/FSK復調器20で復調される。復調され
た信号はシリアル−パラレル変換部133によってパラ
レル信号に変換され、その中のX方向信号はX方向ドラ
イバー22へ、Y方向信号はY方向ドライバ−23へ供
給され、フラットディスプレイ21を駆動する。
【0097】図19における実施例に対して、さらにデ
ィスプレイ側の構成を簡略化することが可能である。た
だし、単一の帯域としてより大きな帯域が要求される。
ィスプレイ側の構成を簡略化することが可能である。た
だし、単一の帯域としてより大きな帯域が要求される。
【0098】図24は、図19、22あるいは図23に
示した構成において、2画面表示を行なった場合の表示
例を示している。(X50,Y50)等は、画面上の表
示座標を示している。従来のTV受信機等で行なう2画
面表示と異なり、ディスプレイ駆動信号送信回路のX、
Y方向信号分離部24で直接、ディスプレイ上の表示座
標を制御が可能である。
示した構成において、2画面表示を行なった場合の表示
例を示している。(X50,Y50)等は、画面上の表
示座標を示している。従来のTV受信機等で行なう2画
面表示と異なり、ディスプレイ駆動信号送信回路のX、
Y方向信号分離部24で直接、ディスプレイ上の表示座
標を制御が可能である。
【0099】ディスプレイの信号源1に入力された2系
統の映像信号等の表示データに対し、例えばA画面は表
示座標(X50,Y50)から(X150,Y150)
までに表示し、B画面は表示座標(X100,Y18
0)から(X200,Y280)までに表示する場合、
X、Y方向信号分離部24は、ディスプレイの信号源1
からの2系統の映像信号等の表示データから、A画面は
表示座標(X50,Y50)から(X150,Y15
0)、B画面は表示座標(X100,Y180)から
(X200,Y280)に相当するデータのみを抽出
し、パラレル−シリアル変換部31にてシリアル信号に
変換、NRD送信機6で60GHz帯域にアップコンバ
ートしてディスプレイ駆動回路へ送信すればよい。
統の映像信号等の表示データに対し、例えばA画面は表
示座標(X50,Y50)から(X150,Y150)
までに表示し、B画面は表示座標(X100,Y18
0)から(X200,Y280)までに表示する場合、
X、Y方向信号分離部24は、ディスプレイの信号源1
からの2系統の映像信号等の表示データから、A画面は
表示座標(X50,Y50)から(X150,Y15
0)、B画面は表示座標(X100,Y180)から
(X200,Y280)に相当するデータのみを抽出
し、パラレル−シリアル変換部31にてシリアル信号に
変換、NRD送信機6で60GHz帯域にアップコンバ
ートしてディスプレイ駆動回路へ送信すればよい。
【0100】ディスプレイ駆動回路側は、これらの信号
に対して区別することなく上述した受信、駆動動作を行
えばよい。この場合、フラットディスプレイ21の全画
面を構成するデータは送信されていないが、フラットデ
ィスプレイ21では、送信された図24に示すようなA
画面、B画面の2画面表示を行なうことが出来る。これ
は、2画面表示に限られるものではなく、送信側で画面
上の任意の位置を指定して、1系統あるいは複数系統の
画面表示行なうことも出来る。あるいは、画面の一部の
ドット情報やビットマップ情報を伝送してもよい。全画
面データを伝送する必要がないので最小限の占有帯域で
画面伝送が可能となる。
に対して区別することなく上述した受信、駆動動作を行
えばよい。この場合、フラットディスプレイ21の全画
面を構成するデータは送信されていないが、フラットデ
ィスプレイ21では、送信された図24に示すようなA
画面、B画面の2画面表示を行なうことが出来る。これ
は、2画面表示に限られるものではなく、送信側で画面
上の任意の位置を指定して、1系統あるいは複数系統の
画面表示行なうことも出来る。あるいは、画面の一部の
ドット情報やビットマップ情報を伝送してもよい。全画
面データを伝送する必要がないので最小限の占有帯域で
画面伝送が可能となる。
【0101】図25は、ディスプレイ駆動信号送信回路
429側でディスプレイ駆動回路430上の画面表示位
置や画面表示範囲を指定し、これに応じた表示をディス
プレイ駆動回路430に行わせる場合の一実施例を示
す。ここでは、2画面の映像信号を同一画面内に表示さ
せる場合の構成を示しているが、1系統の映像信号のみ
の表示位置を指定する場合でも、もちろん、同様に実施
できる。あるいは、9画面表示のようなマルチ画面表示
であってもよい。
429側でディスプレイ駆動回路430上の画面表示位
置や画面表示範囲を指定し、これに応じた表示をディス
プレイ駆動回路430に行わせる場合の一実施例を示
す。ここでは、2画面の映像信号を同一画面内に表示さ
せる場合の構成を示しているが、1系統の映像信号のみ
の表示位置を指定する場合でも、もちろん、同様に実施
できる。あるいは、9画面表示のようなマルチ画面表示
であってもよい。
【0102】ディスプレイの信号源1、ディスプレイの
信号源141から入力された2つの表示信号は、それぞ
れ前述の処理と同様の処理を経て、それぞれパラレル−
シリアル変換部31、パラレル−シリアル変換部132
でシリアル信号に変換されるが、このとき、表示座標指
定部143、表示座標指定部144によってそれぞれの
表示信号に対するフラットディスプレイ21上での表示
座標を指定する。ディスプレイの信号源1はA画面(例
えばTV受信機での受信画面)、ディスプレイの信号源
141はB画面(VTRでの再生画面)を構成するとす
る。表示座標の指定は、表示範囲の左上と右下の座標を
指定したり、表示の中心点と大きさを指定したり、左上
の座標と大きさであってもよい。これ以外の方法であっ
てももちろんかまわない。
信号源141から入力された2つの表示信号は、それぞ
れ前述の処理と同様の処理を経て、それぞれパラレル−
シリアル変換部31、パラレル−シリアル変換部132
でシリアル信号に変換されるが、このとき、表示座標指
定部143、表示座標指定部144によってそれぞれの
表示信号に対するフラットディスプレイ21上での表示
座標を指定する。ディスプレイの信号源1はA画面(例
えばTV受信機での受信画面)、ディスプレイの信号源
141はB画面(VTRでの再生画面)を構成するとす
る。表示座標の指定は、表示範囲の左上と右下の座標を
指定したり、表示の中心点と大きさを指定したり、左上
の座標と大きさであってもよい。これ以外の方法であっ
てももちろんかまわない。
【0103】指定された座標はそれぞれ、パラレル−シ
リアル変換部131、パラレル−シリアル変換部132
で表示データと重畳され、ASK/PSK/FSK変調
器2、およびASK/PSK/FSK変調器125にて
変調される。ASK/PSK/FSK変調器2からの出
力は周波数配列器26によって周波数帯域をシフトして
いる。これは、前述したように、2系統の映像信号を同
時に伝送する場合は広い伝送帯域を必要とするためで、
周波数の配列の様子は図20で説明した通りである。
リアル変換部131、パラレル−シリアル変換部132
で表示データと重畳され、ASK/PSK/FSK変調
器2、およびASK/PSK/FSK変調器125にて
変調される。ASK/PSK/FSK変調器2からの出
力は周波数配列器26によって周波数帯域をシフトして
いる。これは、前述したように、2系統の映像信号を同
時に伝送する場合は広い伝送帯域を必要とするためで、
周波数の配列の様子は図20で説明した通りである。
【0104】ディスプレイ駆動回路430側ではバラン
スミキサ18にてダウンコンバートされた信号を、それ
ぞれ、フィルタ135、ASK/PSK/FSK復調器
20、シリアル−パラレル変換部134、フィルタ13
6、ASK/PSK/FSK復調器120、シリアル−
パラレル変換部33を経由してパラレル信号に変換され
る。パラレル信号に変換されたデータは、復調時の時間
差等を同期化部45で補正し、パラレル信号に重畳され
ている表示座標データに基づいて、座標変換部46にて
表示座標の変換を行う。
スミキサ18にてダウンコンバートされた信号を、それ
ぞれ、フィルタ135、ASK/PSK/FSK復調器
20、シリアル−パラレル変換部134、フィルタ13
6、ASK/PSK/FSK復調器120、シリアル−
パラレル変換部33を経由してパラレル信号に変換され
る。パラレル信号に変換されたデータは、復調時の時間
差等を同期化部45で補正し、パラレル信号に重畳され
ている表示座標データに基づいて、座標変換部46にて
表示座標の変換を行う。
【0105】このとき、図24に示した画面と同様の表
示座標の指定を行ったとすれば、A画面のX方向信号、
Y方向信号は、(X50,Y50)から(X150,Y
150)の表示データとして変換され、B画面のX方向
信号、Y方向信号は、(X100,Y180)から(X
200,Y280)の表示データとして変換されること
になる。
示座標の指定を行ったとすれば、A画面のX方向信号、
Y方向信号は、(X50,Y50)から(X150,Y
150)の表示データとして変換され、B画面のX方向
信号、Y方向信号は、(X100,Y180)から(X
200,Y280)の表示データとして変換されること
になる。
【0106】図26は、ディスプレイの駆動方式を送信
側、あるいはディスプレイ側から変更できる構成の一例
を示している。図23(b)の構成に対し、ディスプレ
イ駆動信号送信回路529には、受信部147、駆動方
式信号生成部148、駆動方式信号識別部149、ディ
スプレイ構成情報検出部150、送信部151が追加さ
れている。ここでは、ディスプレイ側からディスプレイ
の駆動方式等の使用可能な構成や制約条件を送信側に伝
送して、ディスプレイの性能に応じて適切な駆動方法を
自動的に選択して送信する場合について説明する。
側、あるいはディスプレイ側から変更できる構成の一例
を示している。図23(b)の構成に対し、ディスプレ
イ駆動信号送信回路529には、受信部147、駆動方
式信号生成部148、駆動方式信号識別部149、ディ
スプレイ構成情報検出部150、送信部151が追加さ
れている。ここでは、ディスプレイ側からディスプレイ
の駆動方式等の使用可能な構成や制約条件を送信側に伝
送して、ディスプレイの性能に応じて適切な駆動方法を
自動的に選択して送信する場合について説明する。
【0107】図26において、ディスプレイ構成情報検
出部150は、フラットディスプレイ21、あるいは、
X方向ドライバー22、Y方向ドライバ−23の構成情
報を検出する。例えば、図27(a)のようにフラット
ディスプレイ21が640×480画素を持っており、
水平画素がD1からD320とD321からD640の
画素に2分割された場合には、D1とD321が同時処
理され、ドライバーの処理スピードの低減を図ることが
できるようになっている。このようにX方向ドライバー
22とX方向ドライバー52に2分割されたドライバー
構成となっている場合は、処理される画素の順は、図2
7(b)に示すようにD1、D321、D2、D32
2、、、、、D320、D640となるが、これらの駆
動方式を識別するための情報をディスプレイ構成情報検
出部150が検出する。これらの情報を得るには、フラ
ットディスプレイ21、あるいは、X方向ドライバー2
2、Y方向ドライバ−23の回路構成を調べる回路を設
けてもよいが、予めディスプレイに標準化された構成情
報を示すデータを格納しておくことが望ましい。すなわ
ち、例えば不揮発性のメモリを持たせ、ディスプレイの
メーカ名、型名、使用可能な駆動方式等の情報を記憶さ
せておき、標準のインターフェースを介してディスプレ
イ構成情報検出部150がこれを検出する方法などが考
えられる。
出部150は、フラットディスプレイ21、あるいは、
X方向ドライバー22、Y方向ドライバ−23の構成情
報を検出する。例えば、図27(a)のようにフラット
ディスプレイ21が640×480画素を持っており、
水平画素がD1からD320とD321からD640の
画素に2分割された場合には、D1とD321が同時処
理され、ドライバーの処理スピードの低減を図ることが
できるようになっている。このようにX方向ドライバー
22とX方向ドライバー52に2分割されたドライバー
構成となっている場合は、処理される画素の順は、図2
7(b)に示すようにD1、D321、D2、D32
2、、、、、D320、D640となるが、これらの駆
動方式を識別するための情報をディスプレイ構成情報検
出部150が検出する。これらの情報を得るには、フラ
ットディスプレイ21、あるいは、X方向ドライバー2
2、Y方向ドライバ−23の回路構成を調べる回路を設
けてもよいが、予めディスプレイに標準化された構成情
報を示すデータを格納しておくことが望ましい。すなわ
ち、例えば不揮発性のメモリを持たせ、ディスプレイの
メーカ名、型名、使用可能な駆動方式等の情報を記憶さ
せておき、標準のインターフェースを介してディスプレ
イ構成情報検出部150がこれを検出する方法などが考
えられる。
【0108】送信部151は、検出されたディスプレイ
のこれらの構成情報をディスプレイ駆動信号送信回路5
29へ送信する。送信部151は、IrDA−Cont
rol等の赤外線伝送を用いてもよいし、無線、音声、
有線等での伝送でもかまわない。
のこれらの構成情報をディスプレイ駆動信号送信回路5
29へ送信する。送信部151は、IrDA−Cont
rol等の赤外線伝送を用いてもよいし、無線、音声、
有線等での伝送でもかまわない。
【0109】ディスプレイ駆動信号送信回路529の受
信部147は、送信された情報を受信し、駆動方式信号
生成部148を経由して、受信したディスプレイの構成
情報に基づいてX、Y方向信号分離部24でのX方向信
号、Y方向信号の配列を変更する。この配列の変更は図
27の水平画素配列順を処理される画素の順に変更する
ものである。
信部147は、送信された情報を受信し、駆動方式信号
生成部148を経由して、受信したディスプレイの構成
情報に基づいてX、Y方向信号分離部24でのX方向信
号、Y方向信号の配列を変更する。この配列の変更は図
27の水平画素配列順を処理される画素の順に変更する
ものである。
【0110】駆動方式とそれに伴なう画素配列等は、画
面左右2分割駆動のみでなく、図28に示す画面上下2
分割駆動や図29に示すインターレース駆動等であって
も同様である。いずれの場合も、ディスプレイの駆動方
式に合った表示信号伝送を行うことでディスプレイ側の
信号処理を簡略化することが可能である。
面左右2分割駆動のみでなく、図28に示す画面上下2
分割駆動や図29に示すインターレース駆動等であって
も同様である。いずれの場合も、ディスプレイの駆動方
式に合った表示信号伝送を行うことでディスプレイ側の
信号処理を簡略化することが可能である。
【0111】また、駆動方式信号生成部148では、送
信する配列情報やユーザへのインフォメーション等の付
加情報を生成してパラレル−シリアル変換部131で送
信データに重畳して、ディスプレイ駆動回路530へ伝
送することが可能である。例えば図30に示すように区
切り信号、制御情報、表示情報として駆動方式信号生成
部48にてパラレル−シリアル変換部31へ重畳する。
区切り信号は表示情報、制御情報を分離識別するもの
で、例えば同期信号である。制御信号は送信している配
列情報やユーザへのインフォメーション等の付加情報か
ら成っている。表示情報は、X方向信号やY方向信号で
ある。
信する配列情報やユーザへのインフォメーション等の付
加情報を生成してパラレル−シリアル変換部131で送
信データに重畳して、ディスプレイ駆動回路530へ伝
送することが可能である。例えば図30に示すように区
切り信号、制御情報、表示情報として駆動方式信号生成
部48にてパラレル−シリアル変換部31へ重畳する。
区切り信号は表示情報、制御情報を分離識別するもの
で、例えば同期信号である。制御信号は送信している配
列情報やユーザへのインフォメーション等の付加情報か
ら成っている。表示情報は、X方向信号やY方向信号で
ある。
【0112】重畳されたこれらの信号は前述のように、
変調、アップコンバートされて送信される。ディスプレ
イ駆動回路530では、受信した情報の中から駆動方式
信号識別部149が制御情報を識別する。駆動方式や送
信されている配列情報に従って、X方向ドライバー22
やY方向ドライバ−23を所定の駆動方式で駆動させ
る。
変調、アップコンバートされて送信される。ディスプレ
イ駆動回路530では、受信した情報の中から駆動方式
信号識別部149が制御情報を識別する。駆動方式や送
信されている配列情報に従って、X方向ドライバー22
やY方向ドライバ−23を所定の駆動方式で駆動させ
る。
【0113】ディスプレイ駆動回路530がディスプレ
イ構成情報検出部150や送信部151や受信部147
を持たない場合でも、送信された制御情報を駆動方式信
号識別部149が識別することで送信側の表示信号の配
列に合わせたフラットディスプレイ21の駆動も可能で
あるし、ディスプレイ構成情報検出部150や送信部1
51や受信部147を備えた場合は、フラットディスプ
レイ21側の制約に従った表示信号の配列でディスプレ
イ駆動信号送信回路529に送信させることも可能であ
る。
イ構成情報検出部150や送信部151や受信部147
を持たない場合でも、送信された制御情報を駆動方式信
号識別部149が識別することで送信側の表示信号の配
列に合わせたフラットディスプレイ21の駆動も可能で
あるし、ディスプレイ構成情報検出部150や送信部1
51や受信部147を備えた場合は、フラットディスプ
レイ21側の制約に従った表示信号の配列でディスプレ
イ駆動信号送信回路529に送信させることも可能であ
る。
【0114】なお、今回開示された実施例はすべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0115】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスプ
レイ信号をミリ波帯で送信、受信するからハイビジョン
映像信号以上の超高速データ伝送も可能であり、ディス
プレイ信号の帯域幅を十分にカバーし、送信ノイズ、変
調ノイズを少なくでき、またディスプレイ信号源とフラ
ットディスプレイの間をミリ波帯電波によって無線結合
するから、ディスプレイ信号源とフラットディスプレイ
を自由に配置することができ、フラットディスプレイの
特長である、薄型、軽量を有効に利用することができ
る。またミリ波帯電波は人体の対して安全であり、かつ
指向性に優れているのでディスプレイ信号源とフラット
ディスプレイの指向性を容易に合わせることができる。
ミリ波帯電波は大気中の減衰が大きいが、家庭内や事務
所内のように比較的短距離の場合は大気減衰が大きいこ
とが他の通信回線への干渉の軽減、周波数の空間的再利
用の点で有利になる。
レイ信号をミリ波帯で送信、受信するからハイビジョン
映像信号以上の超高速データ伝送も可能であり、ディス
プレイ信号の帯域幅を十分にカバーし、送信ノイズ、変
調ノイズを少なくでき、またディスプレイ信号源とフラ
ットディスプレイの間をミリ波帯電波によって無線結合
するから、ディスプレイ信号源とフラットディスプレイ
を自由に配置することができ、フラットディスプレイの
特長である、薄型、軽量を有効に利用することができ
る。またミリ波帯電波は人体の対して安全であり、かつ
指向性に優れているのでディスプレイ信号源とフラット
ディスプレイの指向性を容易に合わせることができる。
ミリ波帯電波は大気中の減衰が大きいが、家庭内や事務
所内のように比較的短距離の場合は大気減衰が大きいこ
とが他の通信回線への干渉の軽減、周波数の空間的再利
用の点で有利になる。
【0116】さらに本発明は、X方向駆動ラインとY方
向駆動ラインの各交差点あるいは各交差点付近に表示素
子を有するフラットディスプレイのX方向ドライバーと
Y方向ドライバーに、それぞれX方向信号とY方向信号
を供給するため、表示信号をX方向信号とY方向信号に
分離するから、本発明のディスプレイ駆動装置の構成を
簡単にできる。
向駆動ラインの各交差点あるいは各交差点付近に表示素
子を有するフラットディスプレイのX方向ドライバーと
Y方向ドライバーに、それぞれX方向信号とY方向信号
を供給するため、表示信号をX方向信号とY方向信号に
分離するから、本発明のディスプレイ駆動装置の構成を
簡単にできる。
【0117】さらに本発明は、ディスプレイ信号源がパ
ーソナルコンピュータ又はテレビ又はインターネット又
はテレビ電話又はテレビ会議システムであるから、フラ
ットディスプレイを多目的に利用することができる。
ーソナルコンピュータ又はテレビ又はインターネット又
はテレビ電話又はテレビ会議システムであるから、フラ
ットディスプレイを多目的に利用することができる。
【0118】また本発明は、ミリ波送信機よりフラット
ディスプレイの表示信号を送信するから、ミリ波送信機
の構成が簡単になるとともにミリ波受信機の構成も簡単
にすることができる。
ディスプレイの表示信号を送信するから、ミリ波送信機
の構成が簡単になるとともにミリ波受信機の構成も簡単
にすることができる。
【0119】また本発明は、ディスプレイ信号源のアナ
ログ/デジタル変換器を備えるから、表示信号の劣化が
なく、フラットディスプレイの表示品位を高品質に保つ
ことができる。
ログ/デジタル変換器を備えるから、表示信号の劣化が
なく、フラットディスプレイの表示品位を高品質に保つ
ことができる。
【0120】また本発明は、ASK又はPSK変調する
から表示信号を低ノイズ、小型、低消費電力でミリ波変
調を行うことができる。
から表示信号を低ノイズ、小型、低消費電力でミリ波変
調を行うことができる。
【0121】また本発明は、ミリ波を直接表示信号によ
ってASK、FSK又はPSK変調するから、送信機の
回路構成を簡略化することができる。
ってASK、FSK又はPSK変調するから、送信機の
回路構成を簡略化することができる。
【0122】さらに本発明は、送信側で表示素子に適し
たX方向信号とY方向信号に予め分離してから送信する
ので、表示素子側では受信したX方向信号とY方向信号
にて直接、X方向駆動ラインとY方向駆動ラインを駆動
することができ、簡単なディスプレイ側の構成でディス
プレイの駆動を行うことができる。また、2画面表示等
を行う場合、送信側で全画面データを送信する必要が無
く、表示したい部分のデータのみを送信すればよく、伝
送帯域の有効利用を図ることができる。
たX方向信号とY方向信号に予め分離してから送信する
ので、表示素子側では受信したX方向信号とY方向信号
にて直接、X方向駆動ラインとY方向駆動ラインを駆動
することができ、簡単なディスプレイ側の構成でディス
プレイの駆動を行うことができる。また、2画面表示等
を行う場合、送信側で全画面データを送信する必要が無
く、表示したい部分のデータのみを送信すればよく、伝
送帯域の有効利用を図ることができる。
【0123】また本発明は、X方向信号とY方向信号と
を時分割多重をした後にASK、FSK又はPSK変調
するから、変調器の回路規模を抑制することが可能であ
る。
を時分割多重をした後にASK、FSK又はPSK変調
するから、変調器の回路規模を抑制することが可能であ
る。
【0124】さらに本発明は、送信側でディスプレイ上
のどの位置に、あるいはどの範囲に送信映像を表示する
かの表示座標情報を送信でき、ディスプレイ側ではこの
情報に応じた表示ができる。特に複数の映像信号を同時
に送信する場合などに、第1の画面と第2の画面等の位
置や範囲を送信側から制御し、表示が可能となる。
のどの位置に、あるいはどの範囲に送信映像を表示する
かの表示座標情報を送信でき、ディスプレイ側ではこの
情報に応じた表示ができる。特に複数の映像信号を同時
に送信する場合などに、第1の画面と第2の画面等の位
置や範囲を送信側から制御し、表示が可能となる。
【0125】さらに本発明は、表示データの配列情報を
重畳して送信できるので必要に応じて送信側からディス
プレイに対し画面左右2分割駆動や画面上下2分割駆動
やインターレース駆動を行わせることが可能となる。ま
た、配列情報に「ただいま画面左右2分割モードで送信
中」等のユーザに対するインフォメーション等を含ませ
れば、これを直接ディスプレイ上に表示させることもで
きる。
重畳して送信できるので必要に応じて送信側からディス
プレイに対し画面左右2分割駆動や画面上下2分割駆動
やインターレース駆動を行わせることが可能となる。ま
た、配列情報に「ただいま画面左右2分割モードで送信
中」等のユーザに対するインフォメーション等を含ませ
れば、これを直接ディスプレイ上に表示させることもで
きる。
【0126】さらに本発明は、ディスプレイ側からディ
スプレイの駆動方式等の使用可能な構成や制約条件を送
信側に伝送できるので、ディスプレイの性能に応じて適
切な駆動方法を自動的に選択して送信することができ
る。
スプレイの駆動方式等の使用可能な構成や制約条件を送
信側に伝送できるので、ディスプレイの性能に応じて適
切な駆動方法を自動的に選択して送信することができ
る。
【図1】本発明のディスプレイ駆動装置の概略構成を示
す図である。
す図である。
【図2】画素と表示データとサンプリングパルスの関係
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明のディスプレイ駆動装置の別の一実施例
の概略構成を示す図である。
の概略構成を示す図である。
【図4】本発明のディスプレイ駆動方法を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】ミリ波ASK変調器の構成を説明する図であ
る。
る。
【図6】ミリ波ASK変調器をマイクロストリップで構
成した場合の構成図である。
成した場合の構成図である。
【図7】ミリ波ASK変調器をNRDガイドに応用した
例を示す図である。
例を示す図である。
【図8】サーキュレータの代わりに3dB方向性結合器
を用いて構成した例を示す図である。
を用いて構成した例を示す図である。
【図9】アップコンバータ内蔵NRDガイド送信機の平
面図および立体図である。
面図および立体図である。
【図10】NRDガイドを説明する図である。
【図11】NRDガイド受信機の平面図および立体図で
ある。
ある。
【図12】NRDガイドミリ波帯発振器の周波数調整装
置の一部斜視図である。
置の一部斜視図である。
【図13】図12のA−A’線断面図である。
【図14】セラミック共振器の位置zを変化させたとき
の周波数と出力の特性図である。
の周波数と出力の特性図である。
【図15】液晶表示装置の構成図である。
【図16】液晶表示装置のデジタルドライバーの構成図
である。
である。
【図17】液晶表示装置に伝送される信号のタイミング
を示す図である。
を示す図である。
【図18】入力信号(表示データ)と画面表示を示す図
である。
である。
【図19】本発明のディスプレイ駆動装置の別の一実施
例の概略構成を示す図である。
例の概略構成を示す図である。
【図20】本発明によるディスプレイ駆動装置を用いた
場合の周波数配列の一例を示す図である。
場合の周波数配列の一例を示す図である。
【図21】周波数配列器の一実施例の概略構成を示す図
である。
である。
【図22】本発明のディスプレイ駆動装置の別の一実施
例の概略構成を示す図である。
例の概略構成を示す図である。
【図23】本発明のディスプレイ駆動装置の別の一実施
例の概略構成を示す図である。
例の概略構成を示す図である。
【図24】本発明によるディスプレイ駆動装置を用いた
場合の画面表示の一例を示す図である。
場合の画面表示の一例を示す図である。
【図25】本発明によるディスプレイ駆動装置の別の一
実施例の概略構成を示す図である。
実施例の概略構成を示す図である。
【図26】本発明によるディスプレイ駆動装置の別の一
実施例の概略構成を示す図である。
実施例の概略構成を示す図である。
【図27】本発明によるディスプレイ駆動装置において
画面左右2分割駆動を行う場合の駆動方法を示す図であ
る。
画面左右2分割駆動を行う場合の駆動方法を示す図であ
る。
【図28】本発明によるディスプレイ駆動装置において
画面上下2分割駆動を行う場合の駆動方法を示す図であ
る。
画面上下2分割駆動を行う場合の駆動方法を示す図であ
る。
【図29】本発明によるディスプレイ駆動装置において
インターレース駆動を行う場合の駆動方法を示す図であ
る。
インターレース駆動を行う場合の駆動方法を示す図であ
る。
【図30】本発明によるディスプレイ駆動装置の送出信
号の一実施例の概略構成図を示す図である。
号の一実施例の概略構成図を示す図である。
1 ディスプレイ信号源 2 ASK/PSK/FSK変調器 6 NRDガイド送信機 8 ガンダイオード発振器 9,10 NRDガイド用サーキュレータ 11 アップコンバータ 12 帯域フィルタ 13 送信アンテナ 15 NRDガイド受信機 16 受信アンテナ 17 NRDガイド方向性結合器 18 バランスミキサ 19 ガンダイオード発振器 20,120 ASK/PSK/FSK復調器 21 フラットディスプレイ 22 X方向ドライバー 23 Y方向ドライバ− 24 X、Y方向信号分離部 25,125 ASK/PSK/FSK変調器 129,229,329,429,529 ディスプレ
イ駆動信号送信回路 130,330,430,530 ディスプレイ駆動回
路 131,132 パラレル−シリアル変換部 133,134 シリアル−パラレル変換部 135,136 フィルタ 137 増幅器 138 局部発振器 139 周波数ミキサ 140 フィルタ 141 ディスプレイの信号源 142 X、Y方向信号分離部 143 表示座標指定部 144 表示座標指定部 145 同期化部 146 座標変換部 147 受信部 148 駆動方式信号生成部 149 駆動方式信号識別部 150 ディスプレイ構成情報検出部 151 送信部 52 X方向ドライバー 53 Y方向ドライバー
イ駆動信号送信回路 130,330,430,530 ディスプレイ駆動回
路 131,132 パラレル−シリアル変換部 133,134 シリアル−パラレル変換部 135,136 フィルタ 137 増幅器 138 局部発振器 139 周波数ミキサ 140 フィルタ 141 ディスプレイの信号源 142 X、Y方向信号分離部 143 表示座標指定部 144 表示座標指定部 145 同期化部 146 座標変換部 147 受信部 148 駆動方式信号生成部 149 駆動方式信号識別部 150 ディスプレイ構成情報検出部 151 送信部 52 X方向ドライバー 53 Y方向ドライバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 保 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 ディスプレイ信号源からの表示信号をア
ップコンバートしてミリ波で伝送し、このミリ波信号を
ダウンコンバートしてディスプレイに供給することを特
徴とするディスプレイの駆動方法。 - 【請求項2】 ディスプレイ信号源と、 該ディスプレイ信号源からの表示信号をミリ波帯信号に
変換する周波数変換部分と、 該周波数変換部分により変換されたミリ波帯信号をミリ
波帯電波で送信するミリ波送信機と、 該ミリ波帯電波を受信するミリ波帯受信機と、 該ミリ波帯受信機で受信したミリ波帯信号を上記表示信
号に変換する周波数変換部分と、 該周波数変換部分からの表示信号をX方向信号とY方向
信号に分離する部分と、 該X方向信号をX方向ドライバーに供給する回路と、Y
方向信号をY方向ドライバーに供給する回路と、 該X方向ドライバーからのX方向信号をX方向駆動ライ
ンに供給する回路と、Y方向ドライバーからのY方向信
号をY方向駆動ラインに供給する回路と、 該X方向駆動ラインとY方向駆動ラインの各交差点ある
いは各交差点付近に表示素子を有するディスプレイと、
からなることを特徴とするディスプレイの駆動装置。 - 【請求項3】 上記ディスプレイ信号源は、パーソナル
コンピュータ又はテレビ又はインターネット又はテレビ
電話又はテレビ会議システム、その他であることを特徴
とする前記請求項2記載のディスプレイの駆動装置。 - 【請求項4】 上記表示信号は、ディスプレイのX方向
表示信号およびY方向表示信号であることを特徴とする
前記請求項2記載のディスプレイの駆動装置。 - 【請求項5】 上記表示信号をアナログ/デジタル変換
する部分を含むことを特徴とする請求項2記載のディス
プレイの駆動装置。 - 【請求項6】 上記表示信号をASK、FSK又はPS
K変調して送信し、受信信号をASK、FSK又はPS
K復調することを特徴とする前記請求項2記載のディス
プレイの駆動装置。 - 【請求項7】 ミリ波デジタル変調器により、ミリ波を
上記表示信号で直接ASK、FSKまたはPSK変調し
て送信するデジタル変調器内蔵ミリ波送信機と、受信信
号をASK、FSKまたはPSK復調するミリ波受信機
とを用いることを特徴とする、請求項2記載のディスプ
レイ駆動装置。 - 【請求項8】 ディスプレイ信号源と、該ディスプレイ
信号源からの表示信号を、ディスプレイの駆動のための
X方向信号とY方向信号に分離する信号分離手段と、該
信号分離手段によって分離されたX方向信号とY方向信
号によって中間周波を変調する変調手段と、該変調手段
によって変調された中間周波をミリ波帯信号に変換する
周波数換手段と、該周波数変換部分により変換されたミ
リ波帯信号をミリ波帯電波で送信するミリ波送信機と、
該ミリ波帯電波を受信するミリ波帯受信機と、該ミリ波
帯受信機で受信したミリ波帯信号をディスプレイの駆動
のためのX方向信号とY方向信号に復調する復調手段
と、該X方向信号をX方向ドライバーに供給する回路
と、Y方向信号をY方向ドライバーに供給する回路と、
該X方向ドライバーからのX方向信号をX方向駆動ライ
ンに供給する回路と、Y方向ドライバーからのY方向信
号をY方向駆動ラインに供給する回路と、該X方向駆動
ラインとY方向駆動ラインの各交差点あるいは各交差点
付近に表示素子を有するディスプレイと、からなること
を特徴とするディスプレイの駆動装置。 - 【請求項9】 ディスプレイ信号源と、 該ディスプレイ信号源からの表示信号を、ディスプレイ
の駆動のためのX方向信号とY方向信号とに分離する信
号分離手段と、 該信号分離手段によって分離されたX方向信号とY方向
信号とを時分割多重し、この信号によってミリ波をAS
K、FSKおよびPSK変調する変調手段と、 該変調手段によって変調されたミリ波帯信号をミリ波帯
電波で送信するミリ波送信機と、 該ミリ波帯電波を受信するミリ波帯受信機と、 該ミリ波帯受信機で受信したミリ波帯信号をディスプレ
イの駆動のためのX方向信号とY方向信号に復調する復
調手段と、該X方向信号をX方向ドライバーに供給する
回路と、Y方向信号をY方向ドライバーに供給する回路
と、 該X方向ドライバーからのX方向信号をX方向駆動ライ
ンに供給する回路と、Y方向ドライバーからのY方向信
号をY方向駆動ラインに供給する回路と、該X方向駆動
ラインとY方向駆動ラインの各交差点あるいは各交差点
付近に表示素子を有するディスプレイとからなることを
特徴とするディスプレイの駆動装置。 - 【請求項10】 請求項8もしくは9記載のディスプレ
イの駆動装置において、前記X方向信号又はY方向信号
に、表示する位置情報を重畳する位置情報重畳手段と、
前記復調手段によって復調されたX方向信号又はY方向
信号に重畳されている位置情報を読み出し、該情報に基
づいてX方向信号およびY方向信号の表示座標を変換す
る座標変換手段と、を具備したことを特徴とするディス
プレイの駆動装置。 - 【請求項11】 請求項8記載のディスプレイの駆動装
置において、前記X方向信号およびY方向信号の少なく
とも一方の配列を変換する配列変換手段と、前記配列変
換手段によって行っている配列の変換方法を示す情報を
前記X方向信号又はY方向信号に重畳する変換情報重畳
手段と、前記復調手段によって復調されたX方向信号又
はY方向信号に重畳されている配列の変換方法を示す情
報を読み出し、該情報に基づいてX方向ドライバーおよ
び/又はY方向ドライバーの駆動方法を変更する駆動方
法変更手段と、を具備したことを特徴とするディスプレ
イの駆動装置。 - 【請求項12】 請求項8記載のディスプレイの駆動装
置において、前記ディスプレイの構成情報を受信するた
めの受信部と、前記受信した情報に基づいて前記X方向
信号および/又はY方向信号の配列を変換する配列変換
手段と、前記ディスプレイの構成情報を送信するための
送信部と、を具備したことを特徴とするディスプレイの
駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11272590A JP2000172216A (ja) | 1998-09-28 | 1999-09-27 | ディスプレイの駆動方法および駆動装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-273247 | 1998-09-28 | ||
JP27324798 | 1998-09-28 | ||
JP11272590A JP2000172216A (ja) | 1998-09-28 | 1999-09-27 | ディスプレイの駆動方法および駆動装置 |
Related Child Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004173021A Division JP2005010778A (ja) | 1998-09-28 | 2004-06-10 | ディスプレイの駆動方法および駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000172216A true JP2000172216A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=26550283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11272590A Pending JP2000172216A (ja) | 1998-09-28 | 1999-09-27 | ディスプレイの駆動方法および駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000172216A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002047053A1 (fr) * | 2000-12-05 | 2002-06-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif afficheur d'images son procede de fabrication et ci de commande d'affichage d'images |
JP2003029722A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-31 | Sharp Corp | アクティブマトリクス型表示装置 |
JP2003230135A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-08-15 | Victor Co Of Japan Ltd | 光送受信システム |
CN110264975A (zh) * | 2018-07-10 | 2019-09-20 | 友达光电股份有限公司 | 显示面板 |
CN111276078A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-06-12 | 南京达斯琪数字科技有限公司 | 一种基于双圆极化双向数传模块的旋转显示装置 |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP11272590A patent/JP2000172216A/ja active Pending
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