JP2000171655A - 波長多重伝送用損失補償型光ファイバ - Google Patents

波長多重伝送用損失補償型光ファイバ

Info

Publication number
JP2000171655A
JP2000171655A JP10344453A JP34445398A JP2000171655A JP 2000171655 A JP2000171655 A JP 2000171655A JP 10344453 A JP10344453 A JP 10344453A JP 34445398 A JP34445398 A JP 34445398A JP 2000171655 A JP2000171655 A JP 2000171655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
wavelength
dispersion
core
loss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10344453A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Osono
和正 大薗
Koki Nasuno
好己 奈須野
Yoshihiro Narita
善廣 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP10344453A priority Critical patent/JP2000171655A/ja
Publication of JP2000171655A publication Critical patent/JP2000171655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超長距離波長多重伝送系において分散フラッ
トファイバを用いたときでも非線形現象による四光波混
合の発生が少ない波長多重伝送用損失補償型光ファイバ
を提供する。 【解決手段】 波長の異なる複数の信号光を合波させ1
本の光ファイバで伝送を行う波長多重伝送用光ファイバ
において、零分散波長が1560nm〜1600nmの
範囲にあり、かつ信号光が伝搬するコア部に1.55μ
m帯で増幅機能を有するエルビウムが添加されているの
で、超長距離波長多重伝送系において分散フラットファ
イバを用いたときでも非線形現象による四光波混合の発
生が少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重伝送用損
失補償型光ファイバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等による情報容量
の増大に伴い情報の伝送媒体に対する大容量化の要求が
高まってきた。大容量化に対応する技術の中で最も有望
視されているのが波長多重伝送(以下「WDM」とい
う)方式である。WDM方式は1本の光ファイバで複数
の信号光を伝送できるので、伝送容量を一気に4〜16
倍に増大させることが可能である。
【0003】そこで、大陸間を結ぶ光海底ケーブルシス
テムのような長距離大容量伝送路への導入が進められて
おり、実用化段階を迎えようとしている。
【0004】WDM技術が急速に立ち上がってきた技術
的背景の一つに光増幅技術の向上が挙げられる。光増幅
技術の一つであるエルビウムドープ光ファイバ増幅器
(以下「EDFA」という)は、波長1.55μmの減
衰した光を1,000倍程度まで増幅することができる
ので、中継器等に組み込まれ光ファイバ伝送路での損失
を補償する機能を有する。同時に従来の中継器では光を
電気信号に変換(O/E変換)し、さらに同期再生、波
形修正後再び電気信号を光に変換(E/O変換)して光
ファイバ中に戻す処理を行っていたが、EDFA内中継
器では光のまま増幅できるので、E/O変換やO/E変
換には再生/修正処理が無い。そのため、理論的には信
号光パルス幅を狭くすればいくらでも高速化が可能であ
り、伝送速度制限が無い伝送システムの構築が可能であ
る。EDFAを用いた太平洋横断光海底ケーブルシステ
ム(TPC−5CN)は既に実用化されており、その特
徴を生かして5Gbit/sという高速伝送を実現して
いる。
【0005】EDFAを用いた長距離高速伝送システム
では途中で信号光の再生/修正処理を行わないので、光
ファイバの分散が伝送容量の制限に関わってくる。
【0006】特に大陸間光海底ケーブルのように伝送距
離が長い場合、わずかな分散のずれが長さ方向に蓄積さ
れるので、分散の管理が重要である。分散管理の方法と
してはEDFAの出現以前は、基本的にトータル分散を
零にしていた。
【0007】しかし、EDFAにより従来よりも強いパ
ワーの信号光が光ファイバに入ると非線形現象が発生す
る問題が生じてきた。例えば、零分散波長近傍の信号光
では四光波混合が生じノイズの増大と、信号光の減少を
引き起こすことが報告されている(例えばS.Saito et a
l.,Lightwave Technol.,10,8,pp.1117-1126,1992)。
【0008】そこで、その対策として、伝送に用いられ
る光ファイバの実行断面積(以下「Aeff」という)
を大きくし、光ファイバ内のパワー密度があまり大きく
ならないようにすると共に、信号光波長を−(マイナ
ス)分散領域にし所々で累積分散値を零に戻す方法で四
光波混合の発生を抑えられることが報告されている(A.
Naka et al.,Topical Meeting on Optical Amplifiers
and Their Application,SuC3-1,Yokohama,1993)。
【0009】具体的には、信号光波長を使用する光ファ
イバの一分散領域にし所々で累積分散値を零に戻す方法
で四光波混合の発生を抑えられることが報告されている
(A.Naka et al.,Topical Meeting on Optical Amplifi
ers and Their Application,SuC3-1,Yokohama,1993)。
例えば8波の信号光を同時に伝送するWDMシステムを
考える。非線形現象による四光波混合の発生を抑えるた
めにそれぞれの信号光波長を−の分散領域にし所々で累
積分散値を零に戻すため+(プラス)の分散を持った光
ファイバを共通に使用する。
【0010】この方法を用いると、光ファイバの持つ分
散特性の波長依存性(分散スロープ)の存在により、図
12に示すように、それぞれの波長間である長さにより
蓄積する分散量が異なるため、1本の分散補償光ファイ
バでは特定の波長を持った信号光においてのみ分散を零
にすることができるが、他の波長の信号光の分散を零に
することができない。さらに伝送距離が増加するに伴
い、波長間の分散量の差が蓄積される。この問題は伝送
距離が長い程、また、1波当たりの伝送速度が速い程顕
著になり、伝送距離と容量との制限をもたらすという問
題があった。
【0011】なお、図12は従来の波長多重伝送の各波
長間の累積分散量の一例を示す図であり、横軸が距離を
示し、縦軸が分散を示している。
【0012】そこで、分散スロープが小さい、いわゆる
分散フラットファイバを伝送用光ファイバに用いること
により、各波長間の累積分散量の差を抑制して長距離高
速伝送を行うことが検討されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分散フ
ラットファイバを用いた長距離高速伝送システムでは、
以下のような問題点があった。
【0014】EDFAを用いることにより従来より強い
パワーの信号光が光ファイバに入ると、非線形現象と呼
ばれる問題が発生する。このため通常は光ファイバのA
effを大きくすることが用いられるが、分散フラット
ファイバでは分散特性をフラットにするために、曲げ特
性を犠牲にしており、Aeffを大きくしようとすると
曲げ損失が増大し、実用的な光ファイバが得られないと
いう問題があった。
【0015】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、超長距離波長多重伝送系において分散フラットファ
イバを用いたときでも非線形現象による四光波混合の発
生が少ない波長多重伝送用損失補償型光ファイバを提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の波長多重伝送用損失補償型光ファイバは、波
長の異なる複数の信号光を合波させ1本の光ファイバで
伝送を行う波長多重伝送用光ファイバにおいて、零分散
波長が1560nm〜1600nmの範囲にあり、かつ
信号光が伝搬するコア部に1.55μm帯で増幅機能を
有するエルビウムが添加されているものである。
【0017】上記構成に加え本発明の波長多重伝送用損
失補償型光ファイバは、コア部に添加されているエルビ
ウムの濃度が0.01ppm〜1ppmであるのが好ま
しい。
【0018】上記構成に加え本発明の波長多重伝送用損
失補償型光ファイバは、分散スロープが0.05〜−
0.05ps/km/nm2 以内であるのが好ましい。
【0019】上記構成に加え本発明の波長多重伝送用損
失補償型光ファイバは、モードフィールド径が9.0μ
m以下であるのが好ましい。
【0020】本発明によれば、波長多重伝送用損失補償
型光ファイバのコアに添加するエルビウム濃度は、光フ
ァイバの損失が零となる距離が20km以上であり、か
つ増幅機能でレーザ発振が生じない程度とするために光
ファイバコア部に添加される量を0.01ppm〜1p
pmになるように調整したことにより、超長距離波長多
重伝送系において分散フラットファイバを用いたときで
も非線形現象による四光波混合の発生が少ない。
【0021】ここで、添加量を制限する理由は、添加量
が少ないと光ファイバに効率的な増幅機能が生ぜず損失
補償ができず、添加量が多いと光ファイバ内でレーザ発
振が生じ雑音の原因となるからである。
【0022】MFDを9μm以下とする理由は、分散ス
ロープを小さくできる屈折率分布の光ファイバで実用的
な曲げ特性(φ20マンドレルで10dB/m)を満足
できるからである。さらに、分散スロープを−0.05
〜0.05ps/km/nm2 以内に定めたのは、大陸
間波長多重伝送時の各信号間の累積分散補償量を実用的
な値に抑制するためである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0024】図1は本発明の波長多重伝送用損失補償型
光ファイバの径方向の屈折率分布を示す図である。同図
において横軸は径方向の位置を示し、縦軸は屈折率を示
している。
【0025】本発明の波長多重伝送用損失補償型光ファ
イバは、中心に屈折率の高い第1のコア部1があり、そ
のコア部1の外側に屈折率の低い第2のコア部2が形成
され、コア部2の外側にコア部2より屈折率の高い第3
のコア部3が形成され、コア部3の外側にクラッド層4
が形成されたものである。
【0026】本光ファイバはVAD法により製造された
ものであり、その製造について説明する。
【0027】図2はVAD法によるコアスート母材の製
造工程の説明図である。
【0028】第1のコア部1となる部分のスート母材
を、図2に示すようにVAD法により製造する。ターゲ
ット棒5は回転引上げ装置6に吊り下げられており、一
定速度で矢印A方向(逆方向でもよい)に回転しながら
上方(矢印B方向)へ引き上げられる。ターゲット棒5
の下側にはコア用バーナ7が配置されている。コア用バ
ーナ7は、コア用にドーパント材を含んだガラス微粒子
を生成し、ターゲット棒5の下端に堆積して円柱状のコ
アスート母材8が形成される。このコアスート母材8の
カサ密度(充填密度)は0.25g/cm3 であった。
【0029】得られたコアスート母材8を図3に示す電
気炉18により、温度=1250℃のHe、Cl2 雰囲
気で高カサ密度化と脱水処理とを行う。すなわち、コア
スート母材8を電気炉18内で回転引き上げ部240に
より、矢印C方向に回転させると共に矢印D方向に降下
させる。なお、図3は電気炉によるスート母材加熱処理
の説明図である。
【0030】ここで、高カサ密度化を行うのは、次工程
でエルビウムを液浸法によりコアスート母材8に添加す
る際、液体中でコアスート母材8に割れを生じさせない
ためである。
【0031】高カサ密度化処理によりコアスート母材8
のカサ密度は0.75g/cm3 となった。
【0032】図4は液浸法によるエルビウム添加説明図
である。
【0033】図4に示すように高カサ密度化した熱処理
後母材(以下「コアスート母材9」という)をErCl
3 を含むエタノール液24に12時間浸漬する。
【0034】エタノール液24に浸漬されたコアスート
母材9を大気中で十分乾燥させた後、電気炉(図3参
照)18により温度=1550℃、He、Cl2 雰囲気
で透明ガラス化処理を行う。その結果、長さ150m
m、直径φ22のコアガラスロッド(以下「透明ガラス
化母材10」という)が得られた。得られた透明ガラス
化母材10の比屈折率差Δnは石英に比べて0.6%高
くなった。また、添加したエルビウムの濃度を測定した
ところ0.5ppmであった。
【0035】次に透明ガラス化母材10をφ20mmに
延伸し、長さ160mmの延伸後のコアガラスロッド
(以下「母材11」という)とする。母材11に、図5
に示すように外付機により外付けを行い、φ60mmの
第2コア部外付けスート母材(以下「外付けスート母材
12」という)とする。なお、図5はコアロッド母材の
外付機の説明図である。
【0036】外付機はコアロッド母材を矢印E方向に回
転させると共に、矢印F方向に上昇させる回転引上げ装
置25と、コア用バーナ26とを有する。
【0037】外付けスート母材12を電気炉(図3参
照)18を用いて温度1450℃、He、SiF4 雰囲
気で、フッ素添加と透明ガラス化とを同時に行い、長さ
150mm、外径φ36mmの第2コア外付け後コアガ
ラスロッド(以下「透明ガラス化母材13」という)と
する。
【0038】図6は第2のコア外付け後の透明ガラス化
母材の屈折率分布を示す図である。同図において横軸は
径方向の位置を示し、縦軸は屈折率を示す。
【0039】フッ素添加を行った外付け部の比屈折率差
Δnは、石英に比べて0.4%低くなっていた。さらに
この透明ガラス化母材13をφ20mmに延伸し、長さ
250mmの第2コア外付け後コアガラスロッド(以下
「母材」という)14とし、図5に示す外付機により、
ゲルマニウムを添加したスートを外付けし、第3コア部
外付けスート母材(以下「外付け母材」という)15と
する。
【0040】次にこの外付け母材15を電気炉18によ
り温度=1550℃のHe、Cl2雰囲気で透明ガラス
化処理を行うことにより、透明ガラス化母材が得られ
る。
【0041】図7は第3のコア外付け後の透明ガラス化
母材の屈折率分布を示す図であり、横軸は径方向の位置
を示し、縦軸は屈折率を示す。
【0042】ゲルマニウムを添加した外付け部の比屈折
率差Δnは石英に比べて0.3%高くなっていた。
【0043】得られたガラス化母材の外側に石英のクラ
ッド層(図示せず)を所定量外付けすることにより、最
終的に図1に示すような屈折率分布を有する透明ガラス
化母材が得られる。この透明ガラス化母材を線引きして
40kmの光ファイバが得られた。得られた光ファイバ
の諸特性を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】得られた長さ40kmの光ファイバ19を
図8に示すように波長1.48μmの半導体レーザ20
で励起し、OTDR21により長手方向の損失を評価し
た。
【0046】図8は本波長多重伝送用損失補償型光ファ
イバの伝送特性の評価を行う実験系を示す図である。図
9は本波長多重伝送用損失補償型光ファイバのOTDR
による損失評価結果を示す図であり、横軸が距離を示
し、縦軸がOTDR信号光レベルを示す。
【0047】同図より入力信号光パワーが−2dBmの
時、励起光パワーが75mWで、入射側から37km地
点で損失が零となり、光ファイバの損失が補償されてい
ることが確認できた。
【0048】
【実施例】光ファイバ19を用いて波長1554.5〜
1561.5nmの8波の信号光を同時に伝送する実験
を行った。
【0049】図10は本波長多重伝送用損失補償型光フ
ァイバの評価を行う実験系を示す図である。
【0050】同図に示す実験系において、光源23から
出射された出力−2dBm、波長1554.5〜156
1.5nmの8波の信号光は、合分波器22を介して光
ファイバ19に入射する。また、半導体レーザ20から
の波長1.48μmの光は合分波器22により信号光と
合波され、光ファイバ19に入射し、光ファイバ19を
励起する。光ファイバ19から出射した8波の信号光パ
ワーをOTDR21で評価した。
【0051】図11は図10に示した実験系による評価
結果を示す図であり、横軸が波長を示し、縦軸が信号光
出力を示す。
【0052】8波の出力は−2.2〜−2.5dBmと
損失が補償され、かつ波長間の出力差も少なく、波長多
重伝送に十分な特性が得られた。
【0053】以上において、本波長多重伝送用損失補償
型光ファイバによれば、波長多重伝送時の全ての信号光
波長において、ある単位長さにおける光ファイバの損失
を補償することができるので、光ファイバの全長にわた
って非線形光学現象が生じない程度の信号光パワーで信
号光を伝送させることができるため、波長多重長距離高
速伝送が可能となる。また、本波長多重伝送用損失補償
型光ファイバは、分散スロープも同時に低減されるの
で、波長多重時に問題となる各波長間の累積分散量の差
も小さくなるので、波長多重伝送に有利である。さらに
本波長多重伝送用損失補償型光ファイバは、発振防止の
ための光アイソレータを用いないため、1本の光ファイ
バで双方向伝送も可能となり、伝送容量を一層増加させ
ることが期待できる。
【0054】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0055】超長距離波長多重伝送系において分散フラ
ットファイバを用いたときでも非線形現象による四光波
混合の発生が少ない波長多重伝送用損失補償型光ファイ
バの提供を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波長多重伝送用損失補償型光ファイバ
の径方向の屈折率分布を示す図である。
【図2】VAD法によるコアスート母材の製造工程の説
明図である。
【図3】電気炉によるスート母材加熱処理の説明図であ
る。
【図4】液浸法によるエルビウム添加説明図である。
【図5】コアロッド母材の外付機の説明図である。
【図6】第2のコア外付け後の透明ガラス化母材の屈折
率分布を示す図である。
【図7】第3のコア外付け後の透明ガラス化母材の屈折
率分布を示す図である。
【図8】本波長多重伝送用損失補償型光ファイバの伝送
特性の評価を行う実験系を示す図である。
【図9】本波長多重伝送用損失補償型光ファイバのOT
DRによる損失評価結果を示す図である。
【図10】本波長多重伝送用損失補償型光ファイバの評
価を行う実験系を示す図である。
【図11】図10に示した実験系による評価結果を示す
図である。
【図12】従来の波長多重伝送の各波長間の累積分散量
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 第1のコア 2 第2のコア 3 第3のコア 4 第4のコア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 善廣 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 Fターム(参考) 2H050 AB05X AB10X AB18X AC14 AC28 AC71 AC76 AD01 5F072 AB09 AK06 YY17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長の異なる複数の信号光を合波させ1
    本の光ファイバで伝送を行う波長多重伝送用光ファイバ
    において、零分散波長が1560nm〜1600nmの
    範囲にあり、かつ信号光が伝搬するコア部に1.55μ
    m帯で増幅機能を有するエルビウムが添加されているこ
    とを特徴とする波長多重伝送用損失補償型光ファイバ。
  2. 【請求項2】 上記コア部に添加されているエルビウム
    の濃度が0.01ppm〜1ppmである請求項1に記
    載の波長多重伝送用損失補償型光ファイバ。
  3. 【請求項3】 分散スロープが0.05〜−0.05p
    s/km/nm2 以内である請求項1に記載の波長多重
    伝送用損失補償型光ファイバ。
  4. 【請求項4】 モードフィールド径が9.0μm以下で
    ある請求項1に記載の波長多重伝送用損失補償型光ファ
    イバ。
JP10344453A 1998-12-03 1998-12-03 波長多重伝送用損失補償型光ファイバ Pending JP2000171655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10344453A JP2000171655A (ja) 1998-12-03 1998-12-03 波長多重伝送用損失補償型光ファイバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10344453A JP2000171655A (ja) 1998-12-03 1998-12-03 波長多重伝送用損失補償型光ファイバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000171655A true JP2000171655A (ja) 2000-06-23

Family

ID=18369392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10344453A Pending JP2000171655A (ja) 1998-12-03 1998-12-03 波長多重伝送用損失補償型光ファイバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000171655A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066260A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Furukawa Electric Co Ltd:The 負分散光ファイバおよび該負分散光ファイバを用いた光伝送路
JP2014183308A (ja) * 2013-03-15 2014-09-29 Ofs Fitel Llc ハイパワー・ダブルクラッド(dc)・ポンプ・エルビウム・ドープ・ファイバ増幅器(edfa)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066260A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Furukawa Electric Co Ltd:The 負分散光ファイバおよび該負分散光ファイバを用いた光伝送路
JP2014183308A (ja) * 2013-03-15 2014-09-29 Ofs Fitel Llc ハイパワー・ダブルクラッド(dc)・ポンプ・エルビウム・ドープ・ファイバ増幅器(edfa)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2584151B2 (ja) 光ファイバ
JP2004166300A (ja) 波長分割多重化システム
JPH07168046A (ja) 波長分割多重のための光ファイバ
EP0540042B1 (en) High power acceptable optical fiber and fabrication method thereof
JP5315601B2 (ja) 光ファイバおよび光ファイバ型デバイス
RU2216755C2 (ru) Оптическое волокно с низкой дисперсией и оптическая система передачи с использованием оптического волокна с низкой дисперсией
JP2003241000A (ja) 光ファイバおよびその光ファイバを用いた光増幅器ならびに光伝送システム
AU6473100A (en) Optical transmission line, method for manufacturing optical transmission line, and optical transmission system
US7099543B2 (en) High SBS threshold NZDS optical fiber
JP3409935B2 (ja) シングルモード光ファイバ及びその製造方法並びに光ファイバ伝送路
JP2002131792A (ja) カルコゲナイドガラスをベースとしたラマン光増幅器
JPH10339819A (ja) 光増幅用光ファイバ
Davey et al. The fabrication of low loss high NA silica fibres for Raman amplification
US7099544B2 (en) High SBS threshold NZDS optical fiber
JP2002082250A (ja) 低非線形単一モード光ファイバ
JP2000171655A (ja) 波長多重伝送用損失補償型光ファイバ
JP2004126148A (ja) 光ファイバおよびそれを用いた光伝送路
JP2001159721A (ja) 分散補償光ファイバ
JP2753426B2 (ja) 高入力光ファイバ及びその母材の製造方法
JP2003066259A (ja) 波長多重伝送用低非線形光ファイバ
JP2001281488A (ja) 低非線形単一モード光ファイバ
US6898361B2 (en) Dispersion-compensating optical fiber and optical transmission line
JPS61107324A (ja) 光フアイバおよび光増幅方法
JPH1130725A (ja) 低分散光ファイバ
JP3933522B2 (ja) 光ファイバ