JP2000169947A - 高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法 - Google Patents

高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法

Info

Publication number
JP2000169947A
JP2000169947A JP10344656A JP34465698A JP2000169947A JP 2000169947 A JP2000169947 A JP 2000169947A JP 10344656 A JP10344656 A JP 10344656A JP 34465698 A JP34465698 A JP 34465698A JP 2000169947 A JP2000169947 A JP 2000169947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metallic glass
molten metal
glass
dispersed
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10344656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3852810B2 (ja
Inventor
Akihisa Inoue
明久 井上
To Cho
涛 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Corp filed Critical Japan Science and Technology Corp
Priority to JP34465698A priority Critical patent/JP3852810B2/ja
Priority to US09/856,166 priority patent/US6652679B1/en
Priority to EP99957412A priority patent/EP1138798A4/en
Priority to PCT/JP1999/006802 priority patent/WO2000032833A1/ja
Publication of JP2000169947A publication Critical patent/JP2000169947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3852810B2 publication Critical patent/JP3852810B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D27/00Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting
    • B22D27/09Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting by using pressure
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C45/00Amorphous alloys
    • C22C45/10Amorphous alloys with molybdenum, tungsten, niobium, tantalum, titanium, or zirconium or Hf as the major constituent
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S977/00Nanotechnology
    • Y10S977/70Nanostructure
    • Y10S977/773Nanoparticle, i.e. structure having three dimensions of 100 nm or less
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S977/00Nanotechnology
    • Y10S977/70Nanostructure
    • Y10S977/81Of specified metal or metal alloy composition
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S977/00Nanotechnology
    • Y10S977/84Manufacture, treatment, or detection of nanostructure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S977/00Nanotechnology
    • Y10S977/84Manufacture, treatment, or detection of nanostructure
    • Y10S977/90Manufacture, treatment, or detection of nanostructure having step or means utilizing mechanical or thermal property, e.g. pressure, heat
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/30Foil or other thin sheet-metal making or treating
    • Y10T29/301Method

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 70%以上の冷間延伸率を有する高延性で、
冷間延伸加工後の機械的特性が鋳造したままのものより
優れた、高い信頼性をもつバルク金属ガラスの提供。 【構成】 金属ガラスを形成できるガラス形成能を持つ
合金組成からなる溶湯を高熱伝導性水冷成形型からなる
下型と上型の間に挟んでプレスすることにより、加圧力
を溶湯に加えて加圧延伸させながら凝固させて、非晶質
相にナノ粒子を分散したバルク金属ガラスを得る。さら
に、該高延性ナノ粒子分散金属ガラスを冷間延伸加工し
て製品とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高延性のバルク金
属ガラス、該高延性のバルク金属ガラスを冷間延伸加工
した製品、およびこれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バルク状の非晶質合金製品を鋳造により
製造する方法としては、例えば、熱伝導率の高い金属で
製作した鋳型と中子の組み合わせにより管状のキャビテ
イを形成し、過半量が非晶質相であるか粒径100nm
以下のナノ結晶を形成するLa基やZr基等の金属の溶
湯をこのキャビテイに加圧注入して管状製品を製造する
方法(特開平5−253656号公報)が知られてい
る。
【0003】金属ガラスとして知られる非晶質合金につ
いて、その組成の開発が進められているが、これらの金
属ガラス製品の製造方法としては、本発明者らの発明に
なる差圧鋳造式製造方法(特開平8−109419号公
報)、帯溶融式製造方法(特開平8−120363号公
報)、金型鋳造式製造方法(特開平8−199318号
公報)等が公知である。また、ダイカスト鋳型へ500
psi以上でZr41.2%、Ti13.8%,Ni10%、Cu
12.5%、Be22.5%(原子%)等の合金溶湯を射出して
製造する方法も知られている(特開平9−323146
号公報)。
【0004】金属ガラス素材の成形方法としては、通
常、非晶質合金の過冷却液体領域での良好な粘性流動を
利用して成形する方法が用いられており、例えば、金属
ガラス素材を該過冷却液体領域の温度範囲に加熱して押
圧成形する方法(特開平10−216920号公報、特
開平10−249600号公報)が公知である。特表平
8−508545号公報には、式(Zr1-x Tix a
(Cu1-y Niy b Bec なる金属ガラスは、曲げ延
性を示し、初期厚みの3分の1に圧延することもできる
と報告されている。
【0005】しかし、金属ガラス、例えば、Zr55Cu
30Al10Ni5 合金は、ガラス遷移温度(Tg)が42
0℃、結晶化温度(Tx)が500℃であり、これらの
金属ガラスは、ガラス遷移温度と結晶化温度との間の過
冷却液体領域で粘性流動を示すために、該温度範囲で良
好な成形性を有するものの、液体急冷法により製造した
従来の金属ガラスは、最大冷間圧延率は40%であっ
た。
【0006】一般に、溶湯鍛造法、ダイキャスト法、鋳
型に注入した溶湯の加圧鋳造法、双ロール圧延凝固法等
の鋳造法や水焼き入れ法により作製した従来のバルク金
属ガラスは、冷間圧延できる報告はなく、冷間圧延でき
ないことが本発明者らの実験によって確認されている。
【0007】非晶質合金の中には、非晶質相に100n
m以下のナノ結晶粒からなる微細結晶組織を有する機械
的性質や化学的性質を向上させた合金も知られている
が、これらの合金は、非晶質合金を結晶化温度以下の温
度で熱処理してナノ結晶粒からなる微細結晶組織を形成
するものである(特開平7−188878号公報、特開
平8−109454号公報、特開平9−300063号
公報、特開平10−218700号公報等)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、冷間加工
による塑性変形性の優れたバルク金属ガラスについての
研究を進め、特に、Zr−Ti−Al−Cu−Ni系合
金の金属ガラス形成能、熱的安定性、機械的性質を明ら
かにしてきた。この合金系のガラス形成の臨界冷却速度
は、10〜100K/sであり、種々の鋳造法により直
径約30mmまでのバルク金属ガラスが形成できること
が分かった。この合金の冷間圧延率は、50%以上に達
して、圧延された金属ガラス板は、ねばさを有してい
る。例えば、普通ロールを用いて冷間圧延により90%
以上の変形が可能であり、薄板状金属ガラスが得られ
る。
【0009】しかし、従来の鋳造法で作成した薄板状金
属ガラスは、圧下率の増加に伴い硬さは減少し、引張強
さは、鋳造したままの材料より低下する等高い信頼性を
もつ板材を作成するには不十分であった。そこで、本発
明は、冷間圧延等の冷間延伸加工性の優れた、すなわち
70%以上の冷間延伸率(冷間圧延の場合は冷間圧延
率)を有する高延性で、冷間延伸加工後の機械的特性、
特に弾性伸びや曲げ特性が鋳造したままの材料より優れ
た、加工材として高い信頼性をもつ、各種の断面形状の
板材や線材を製造できるバルク金属ガラスおよびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ガラス単
相、ガラス相と結晶相、またはガラス相とナノ結晶相
(粒径が100nm以下の超微細結晶)の混相のいずれ
かからなる合金である金属ガラスについて、優れた延性
を有し、冷間延伸加工後の機械的性質等が優れたバルク
金属ガラスの製造方法を鋭意探求した結果、従来の液体
急冷法、水焼き入れ法、溶湯鍛造法、ダイキャスト法、
鋳型に注入した溶湯の加圧鋳造法、本発明者らが開発し
た差圧鋳造法、帯溶融鋳造法、金型鋳造法等と異なる新
たな方式により非晶質相中にナノ粒子を分散したバルク
金属ガラスを形成することによって上記目的を達成でき
ることを見出し、本発明に到達した。
【0011】すなわち、本発明は、第1に、金属ガラス
を形成できるガラス形成能を持つ合金組成からなる溶湯
を冷却用上型と下型の間に挟んでプレスして加圧延伸さ
せながら凝固(以下、適宜「溶湯プレス凝固」という)
した、非晶質相にナノ粒子を分散したバルク金属ガラス
であって、冷間延伸率70%以上の延性を有することを
特徴とする高延性ナノ粒子分散金属ガラスである。
【0012】また、本発明は、第2に、上記の高延性ナ
ノ粒子分散金属ガラスを冷間延伸加工することによりナ
ノ粒子を消失させた実質的に非晶質単相からなる弾性伸
び、曲げ特性に優れた金属ガラスである。
【0013】さらに、本発明は、第3に、金属ガラスを
形成できるガラス形成能を持つ合金組成からなる溶湯を
高熱伝導性水冷成形型からなる下型と上型の間に挟んで
プレスすることにより、加圧力を溶湯に加えて加圧延伸
させながら凝固させて、非晶質相にナノ粒子を分散した
バルク金属ガラスを得ることを特徴とする高延性ナノ粒
子分散金属ガラスの製造方法である。
【0014】前記製造方法の好ましい一形態は、下型と
上型を相対的に接近させることにより凝固中の溶湯に
0.5〜5Kg/cm2 の加圧力を溶湯の延伸方向と直
交方向に加えることを特徴とする。
【0015】また、前記製造方法の好ましい一形態は、
金属ガラスを形成できるガラス形成能を持つ合金組成の
原料を銅製水冷鋳型上に載置し、該原料をアーク溶解し
てなる溶湯を用いることを特徴とする。
【0016】さらに、本発明は、第4に、上記の溶湯プ
レス凝固法により得られた高延性ナノ粒子分散金属ガラ
スを冷間延伸加工することを特徴とする弾性伸び、曲げ
特性に優れた金属ガラスの製造方法である。冷間延伸加
工としては、例えば、前記高延性ナノ粒子分散金属ガラ
スを、普通ロールおよびロールダイス等を使用して冷間
圧延することにより種々の断面をもつ板材、線材等を容
易に製造できる。
【0017】ダイキャスト法、鋳型に注入した溶湯の加
圧鋳造法、本発明者らの開発した差圧鋳造法のように鋳
型の隙間に溶湯を注入する方法では、本発明のナノ粒子
分散金属ガラス材料と同等の非晶質相にナノ粒子を分散
したバルク金属ガラスであって、冷間延伸率70%以上
の延性を有する金属ガラスは得られない。
【0018】過冷却状態のMg72Cu208 等の溶湯に
溶湯鍛造を施して均一微細で巣のない高強度金属材料を
製造する方法は公知である(特開平8−168868号
公報)が、この溶湯鍛造は、溶湯を鋳型に注入した後に
本発明の製造方法における加圧力より2桁も大きな20
00kgf/cm2 程度の圧力を付与するものであり、
このような方法では、良好な冷間延伸性を有する金属ガ
ラスは得られない。
【0019】本発明の溶湯プレス凝固法により得られた
ナノ粒子分散金属ガラス材料は、従来の溶湯鍛造法、ダ
イカスト法、差圧鋳造法等の鋳造法や水焼き入れ法によ
り作製した金属ガラス材料より内部欠陥が少ないことと
数nm〜100nm程度のナノ結晶粒子が非晶質相に分
散していることを特徴とし、これにより高塑性延性が得
られるとともに材料の機械的特性が強化される。
【0020】また、本発明の溶湯プレス凝固法によれ
ば、ナノ粒子分散金属ガラス材料に冷間圧延等の冷間延
伸加工を施した後の金属ガラス材料は、メカニカルアロ
イングによりナノ粒子は消失し、実質的に非結晶相の単
一相となり、鋳造したままの材料(引張強度1700M
Pa,弾性伸び2%,曲げ強度2000MPa)と比較
して引張強度は低下するが、弾性伸びが増大し、より高
たわみ性を示し、1500MPaの引張強度、2.8%
の弾性伸び、3000MPaの曲げ強度を示すものが得
られる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の製造方法の実施
に用いる装置の概念を示す。図1の(A)に示すよう
に、上部が平面の高熱伝導性水冷成形型1からなる下型
の平面を水平になるように保持し、この平面上にバルク
金属ガラスを形成できるガラス形成能を持つ合金組成と
なるように各単体メタルを予め溶解した合金原料や単体
メタル原料を載せ、該合金原料の上部に設置したタング
ステン電極2と水冷成形型1の間にアークを発生させて
合金を溶解し、溶湯溜まり3を形成する。
【0022】アーク溶解により形成された溶湯溜まり3
は、その周辺に囲いを設けなくても表面張力で水冷成形
型1の平面上に図示のように一定の厚みで保持される
が、原料の周囲に上型と下型の相対接近の際に加圧力に
より軟化するか崩壊する黒鉛材料等からなる囲いを設け
てその囲いの中に表面張力で形成される厚み以上の厚み
の溶湯溜まりを形成してもよい。
【0023】溶湯溜まり3が形成されたら直ちに、高熱
伝導性水冷成形型2からなる上型の下方に溶湯溜まりを
載せている水冷成形型1を移動させるか、逆にタングス
テン電極2を移動させて、その位置に水冷成形型2から
なる上型を移動させる。そして、冷却水を流しながら、
水冷成形型2からなる上型を下降させてその平面状の下
面を溶湯に接触させ、そのまま加圧力を加えて下降させ
る。図1の(B)に示すように、上型の下面が溶湯に接
触すると溶湯から熱が奪われ、溶湯は過冷を開始し、上
型の下降が継続しているために上型と下型の表面に凝固
面が密接した状態で凝固しながらプレスされて、過冷却
液体状態において溶湯溜まり3の位置した中心部から周
辺部へ加圧延伸される。
【0024】さらに温度が下がると溶湯は完全に凝固
し、凝固した金属ガラスの厚みは、溶湯の厚み、加圧時
間等により異なるが、1.5〜5Kg/cm2 の加圧を
行った場合、最も薄くて0.5mm程度の厚みとなった
時点で延伸は停止する。この状態で、数〜百ナノメート
ルの直径をもつナノ結晶相が非晶質相に析出し均一に分
散している金属ガラスが得られる。また、特定の厚みの
金属ガラス板を得る場合は、その厚みの合金材等からな
る剛性のストッパーを成形型1の平面上に置き、上型と
下型の接近をその厚みで停止させるようにすればよい。
【0025】図1の(B)に示す加圧継続時間は、0.
5〜3分間が好ましく、0.5分未満では、得られた金
属ガラスの十分な延性が得られず、材料脆化が起こりや
すく好ましくない。また、3分以内で凝固は完了し、そ
れ以上加圧を継続しても延性等の向上をもたらさない。
【0026】下型と上型により加えるプレスの加圧力
は、1.5〜5Kg/cm2 が望ましく、1.5Kg/
cm2 未満では、プレスによる十分な加圧延伸が困難で
あり、好ましくなく、また5Kg/cm2 を超えても、
得られた材料の延性向上の効果はなく、また成形型への
損傷を生じやすいので、これ以上の加圧力は必要ない。
加圧の際の上型と下型の相対速度は1m/s以下とし、
一回の加圧延伸で溶湯溜まり3を凝固成形する。
【0027】合金材料の溶解には、アークの他に電子ビ
ーム、プラズマ、高周波等を用いる溶解法も利用でき
る。しかし、アーク溶解の場合、電子ビーム溶解やプラ
ズマ溶解等より制御しやすく、また水冷銅製ルツボを用
いるため、耐火材料ルツボを使用する高周波溶解法より
清浄な溶解ができるので望ましい。
【0028】銅製金型は、熱伝導率が高く、成形型とし
て好適であるが、その他に導電性、強度の大きいCu−
Cr合金、Cu−Be合金、鋳鉄、カーボン材を成形型
として用いても良い。また、成形型の表面は、断熱性窒
化ボロン(BN)層によって被覆されていてもよい。
【0029】溶湯を高熱伝導性水冷成形型からなる下型
と上型の間に挟んで、プレスにより加圧力を溶湯に加え
て加圧延伸させながら凝固させる態様としては、下型と
上型の面は平面に限らず、両者は、相対的な曲面を有す
る組み合わせでもよく、円筒状下型に柱状上型を組み合
わせて、円筒状下型底面に載置した原料をアーク溶解
し、その溶湯溜まりを上型と下型で挟むようにして、延
伸凝固させて、筒状の成形材を製造することも可能であ
る。さらに、上型をロール形状にして下型上に載置した
原料をアークで連続的に溶解しながらロール形状の上型
と下型を相対的に移動させながら溶湯にプレスにより加
圧力を加えて、延伸凝固させることも可能である。
【0030】バルク金属ガラスを形成できるガラス形成
能を持つ合金としては、Zr55Al 10Ni5 Cu30、Z
53Al10Ni10Cu25、Zr53Al10Ni5 Cu28
2が代表的なものであるが、本発明の溶湯プレス凝固
法は、安定な過冷却液体を持つ非晶質合金組成であれ
ば、その組成は、Cu系、Co系、Fe系、Ni系、P
d系、Pt系、その他等であってもよく、特に限定され
ない。
【0031】本発明の溶湯プレス凝固法で製造した高延
性ナノ粒子分散金属ガラスは、冷間延伸性が70%以上
であり、通常の冷間延伸法、例えば、圧延ロール、圧延
ダイス等を用いた金属材料の通常の冷間圧延法により板
材、棒材、線材、型材等に圧延することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0033】図1に示すような、幅90mm、長さ13
0mmの平面を持つ水冷銅成形型からなる下型1に12
0gの予め単体メタルを溶解して作成したZr53Ti2
Al 10Ni5 Cu30合金原料を載せ、タングステン電極
と銅成形型を電極として電圧20V、電流400Aのア
ークで合金原料を完全に溶解後、この溶湯溜まりをその
ままの状態で、圧力5Kg/cm2 の空気を用いて駆動
したエアシリンダーに接続した上型を下方に降下させる
ことにより下型上の溶湯溜まりを凝固させながらプレス
して圧下延伸させて、厚み×幅×長さが2mm×2mm
×130mmの3nm〜20nmのナノ結晶相を約10
体積%含有する金属ガラス板を得た。
【0034】この溶湯プレス凝固法により得られた金属
ガラス板を幅2〜10mmの角材に切断し、圧延材料と
する。90%の圧延率で0.28mm×4mm×460
mmに冷間圧延できることが分かった。90%の圧延率
で得られた試料は、引張強度、弾性伸びは、それぞれ1
500MPa、2.8%であり、圧延前の2.0%の弾
性伸びより40%増大、圧延材のヤング率は低くなっ
て、より高たわみ性を示し、90度曲げ変形しても破壊
しないねばさを持っていた。従来のナノ粒子を分散しな
い金属ガラス合金は、60%以下の冷間圧延率で、圧延
された材料の延性が落ちる。これに対し、本発明の溶湯
プレス凝固法で得られたナノ粒子分散金属ガラスは、9
9%の圧延率の冷間圧延ができる高延性を有していた。
【0035】
【発明の効果】本発明の溶湯プレス凝固法は、冷間圧延
等の冷間延伸加工性に優れた金属ガラスを製造する独特
の方法であり、また冷間延伸加工後の弾性伸び、曲げ特
性等の機械的強度の優れた金属ガラス製品を得ることが
できる新規な方法として画期的なものであり、この溶湯
プレス凝固法により得られた金属ガラスの優れた冷間延
伸加工性を利用して、種々の断面を持つガラス金属棒
材、線材、板材等を作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に用いる装置の概念を示す側
面図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ガラスを形成できるガラス形成能を
    持つ合金組成からなる溶湯を冷却用上型と下型の間に挟
    んでプレスして加圧延伸させながら凝固した、非晶質相
    にナノ粒子を分散したバルク金属ガラスであって、冷間
    延伸率70%以上の延性を有することを特徴とする高延
    性ナノ粒子分散金属ガラス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高延性ナノ粒子分散金属
    ガラスを冷間延伸加工することによりナノ粒子を消失さ
    せた実質的に非晶質単相からなる弾性伸び、曲げ特性に
    優れた金属ガラス。
  3. 【請求項3】 金属ガラスを形成できるガラス形成能を
    持つ合金組成からなる溶湯を高熱伝導性水冷成形型から
    なる下型と上型の間に挟んでプレスすることにより、加
    圧力を溶湯に加えて加圧延伸させながら凝固させて、非
    晶質相にナノ粒子を分散したバルク金属ガラスを得るこ
    とを特徴とする請求項1記載の高延性ナノ粒子分散金属
    ガラスの製造方法。
  4. 【請求項4】 下型と上型を相対的に接近させることに
    より凝固中の溶湯に0.5〜5Kg/cm2 の加圧力を
    溶湯の延伸方向と直交方向に加えることを特徴とする請
    求項3記載の高延性ナノ粒子分散金属ガラスの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 金属ガラスを形成できるガラス形成能を
    持つ合金組成の原料を銅製水冷鋳型上に載置し、該原料
    をアーク溶解してなる溶湯を用いることを特徴とする請
    求項3乃至4記載の高延性ナノ粒子分散金属ガラスの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5記載の方法により得られ
    た高延性ナノ粒子分散金属ガラスを冷間延伸加工するこ
    とを特徴とする請求項2記載の弾性伸び、曲げ特性に優
    れた金属ガラスの製造方法。
JP34465698A 1998-12-03 1998-12-03 高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP3852810B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34465698A JP3852810B2 (ja) 1998-12-03 1998-12-03 高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法
US09/856,166 US6652679B1 (en) 1998-12-03 1999-12-03 Highly-ductile nano-particle dispersed metallic glass and production method therefor
EP99957412A EP1138798A4 (en) 1998-12-03 1999-12-03 HIGH DUCTILITY METAL GLASS CONTAINING DISPERSE NANOPARTICLES AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME
PCT/JP1999/006802 WO2000032833A1 (fr) 1998-12-03 1999-12-03 Verre metallique a ductilite elevee contenant des nanoparticules dispersees et procede de production

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34465698A JP3852810B2 (ja) 1998-12-03 1998-12-03 高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000169947A true JP2000169947A (ja) 2000-06-20
JP3852810B2 JP3852810B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=18370968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34465698A Expired - Fee Related JP3852810B2 (ja) 1998-12-03 1998-12-03 高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6652679B1 (ja)
EP (1) EP1138798A4 (ja)
JP (1) JP3852810B2 (ja)
WO (1) WO2000032833A1 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005120473A (ja) * 2003-09-25 2005-05-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 金属ガラス体、その製造方法及び装置
WO2005093113A1 (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Topy Kogyo Kabushiki Kaisha 金属ガラス積層体、その製造方法及びその利用
KR100525307B1 (ko) * 2002-03-29 2005-11-02 (주)나울 나노입자를 이용한 열차단 유리
JP2005325984A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Namiki Precision Jewel Co Ltd 超精密歯車機構並びにマイクロギヤードモータ
KR100777829B1 (ko) * 2006-09-28 2007-11-22 한국생산기술연구원 비정질 금속 판재 제조 장치 및 방법
JP2014501619A (ja) * 2010-10-13 2014-01-23 カリフォルニア インスティチュート オブ テクノロジー 急速コンデンサ放電鍛造による金属ガラスの形成
US8961716B2 (en) 2008-03-21 2015-02-24 California Institute Of Technology Sheet forming of metallic glass by rapid capacitor discharge
US9067258B2 (en) 2008-03-21 2015-06-30 California Institute Of Technology Forming of metallic glass by rapid capacitor discharge forging
US9297058B2 (en) 2008-03-21 2016-03-29 California Institute Of Technology Injection molding of metallic glass by rapid capacitor discharge
US9309580B2 (en) 2008-03-21 2016-04-12 California Institute Of Technology Forming of metallic glass by rapid capacitor discharge
US9393612B2 (en) 2012-11-15 2016-07-19 Glassimetal Technology, Inc. Automated rapid discharge forming of metallic glasses
US9845523B2 (en) 2013-03-15 2017-12-19 Glassimetal Technology, Inc. Methods for shaping high aspect ratio articles from metallic glass alloys using rapid capacitive discharge and metallic glass feedstock for use in such methods
US10022779B2 (en) 2014-07-08 2018-07-17 Glassimetal Technology, Inc. Mechanically tuned rapid discharge forming of metallic glasses
US10029304B2 (en) 2014-06-18 2018-07-24 Glassimetal Technology, Inc. Rapid discharge heating and forming of metallic glasses using separate heating and forming feedstock chambers
US10213822B2 (en) 2013-10-03 2019-02-26 Glassimetal Technology, Inc. Feedstock barrels coated with insulating films for rapid discharge forming of metallic glasses
US10273568B2 (en) 2013-09-30 2019-04-30 Glassimetal Technology, Inc. Cellulosic and synthetic polymeric feedstock barrel for use in rapid discharge forming of metallic glasses
DE102018115815A1 (de) * 2018-06-29 2020-01-02 Universität des Saarlandes Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung eines aus einem amorphen oder teilamorphen Metall gebildeten Gussteils sowie Gussteil
US10632529B2 (en) 2016-09-06 2020-04-28 Glassimetal Technology, Inc. Durable electrodes for rapid discharge heating and forming of metallic glasses
US10682694B2 (en) 2016-01-14 2020-06-16 Glassimetal Technology, Inc. Feedback-assisted rapid discharge heating and forming of metallic glasses

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3852810B2 (ja) * 1998-12-03 2006-12-06 独立行政法人科学技術振興機構 高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法
WO2002022906A1 (fr) * 2000-09-18 2002-03-21 Tohoku Techno Arch Co., Ltd. Procede conferant une plus haute ductilite aux alliages amorphes
US7067020B2 (en) * 2002-02-11 2006-06-27 University Of Virginia Patent Foundation Bulk-solidifying high manganese non-ferromagnetic amorphous steel alloys and related method of using and making the same
USRE47863E1 (en) 2003-06-02 2020-02-18 University Of Virginia Patent Foundation Non-ferromagnetic amorphous steel alloys containing large-atom metals
US7763125B2 (en) * 2003-06-02 2010-07-27 University Of Virginia Patent Foundation Non-ferromagnetic amorphous steel alloys containing large-atom metals
WO2005024075A2 (en) * 2003-06-02 2005-03-17 University Of Virginia Patent Foundation Non-ferromagnetic amorphous steel alloys containing large-atom metals
TW593704B (en) * 2003-08-04 2004-06-21 Jin Ju Annealing-induced extensive solid-state amorphization in a metallic film
US7368023B2 (en) * 2004-10-12 2008-05-06 Wisconisn Alumni Research Foundation Zirconium-rich bulk metallic glass alloys
WO2006091875A2 (en) * 2005-02-24 2006-08-31 University Of Virginia Patent Foundation Amorphous steel composites with enhanced strengths, elastic properties and ductilities
EP2137332A4 (en) * 2007-04-06 2016-08-24 California Inst Of Techn TREATMENT OF A SEMI-SOLID STATE OF MASS METALLIC GLASS MATRIX COMPOSITES
US20090095075A1 (en) * 2007-10-12 2009-04-16 Yevgeniy Vinshtok Sensor housing
DE102008001175A1 (de) * 2008-04-14 2009-10-15 Robert Bosch Gmbh Ventilbauteil sowie Ventil
KR101735571B1 (ko) * 2010-08-20 2017-05-16 삼성전자주식회사 방열 재료, 상기 방열 재료로 만들어진 접합부를 포함하는 발광 다이오드 패키지
US9187812B2 (en) * 2011-03-10 2015-11-17 California Institute Of Technology Thermoplastic joining and assembly of bulk metallic glass composites through capacitive discharge
JP6417079B2 (ja) * 2012-02-29 2018-10-31 ヘイシンテクノベルク株式会社 金属ガラスの成形装置、及び金属ガラス製棒状部材の成形装置
WO2014004704A1 (en) 2012-06-26 2014-01-03 California Institute Of Technology Systems and methods for implementing bulk metallic glass-based macroscale gears
US9430102B2 (en) * 2012-07-05 2016-08-30 Apple Touch interface using patterned bulk amorphous alloy
US9783877B2 (en) 2012-07-17 2017-10-10 California Institute Of Technology Systems and methods for implementing bulk metallic glass-based macroscale compliant mechanisms
US9211564B2 (en) 2012-11-16 2015-12-15 California Institute Of Technology Methods of fabricating a layer of metallic glass-based material using immersion and pouring techniques
US9579718B2 (en) 2013-01-24 2017-02-28 California Institute Of Technology Systems and methods for fabricating objects including amorphous metal using techniques akin to additive manufacturing
US9328813B2 (en) 2013-02-11 2016-05-03 California Institute Of Technology Systems and methods for implementing bulk metallic glass-based strain wave gears and strain wave gear components
US20140342179A1 (en) 2013-04-12 2014-11-20 California Institute Of Technology Systems and methods for shaping sheet materials that include metallic glass-based materials
US9610650B2 (en) 2013-04-23 2017-04-04 California Institute Of Technology Systems and methods for fabricating structures including metallic glass-based materials using ultrasonic welding
US10081136B2 (en) 2013-07-15 2018-09-25 California Institute Of Technology Systems and methods for additive manufacturing processes that strategically buildup objects
WO2015042437A1 (en) 2013-09-19 2015-03-26 California Institute Of Technology Systems and methods for fabricating structures including metallic glass-based material using low pressure casting
US10668529B1 (en) 2014-12-16 2020-06-02 Materion Corporation Systems and methods for processing bulk metallic glass articles using near net shape casting and thermoplastic forming
US10487934B2 (en) 2014-12-17 2019-11-26 California Institute Of Technology Systems and methods for implementing robust gearbox housings
US10151377B2 (en) 2015-03-05 2018-12-11 California Institute Of Technology Systems and methods for implementing tailored metallic glass-based strain wave gears and strain wave gear components
US10174780B2 (en) 2015-03-11 2019-01-08 California Institute Of Technology Systems and methods for structurally interrelating components using inserts made from metallic glass-based materials
US10155412B2 (en) 2015-03-12 2018-12-18 California Institute Of Technology Systems and methods for implementing flexible members including integrated tools made from metallic glass-based materials
US10968527B2 (en) 2015-11-12 2021-04-06 California Institute Of Technology Method for embedding inserts, fasteners and features into metal core truss panels
US11198181B2 (en) 2017-03-10 2021-12-14 California Institute Of Technology Methods for fabricating strain wave gear flexsplines using metal additive manufacturing
WO2018218077A1 (en) 2017-05-24 2018-11-29 California Institute Of Technology Hypoeutectic amorphous metal-based materials for additive manufacturing
EP3630392A4 (en) 2017-05-26 2021-03-03 California Institute of Technology DENDRITE REINFORCED METAL MATRIX COMPOSITE MATERIALS ON TITANIUM BASE
US11077655B2 (en) 2017-05-31 2021-08-03 California Institute Of Technology Multi-functional textile and related methods of manufacturing
KR102493233B1 (ko) 2017-06-02 2023-01-27 캘리포니아 인스티튜트 오브 테크놀로지 적층 가공을 위한 고강인성 금속성 유리-기반 복합물
US11859705B2 (en) 2019-02-28 2024-01-02 California Institute Of Technology Rounded strain wave gear flexspline utilizing bulk metallic glass-based materials and methods of manufacture thereof
US11680629B2 (en) 2019-02-28 2023-06-20 California Institute Of Technology Low cost wave generators for metal strain wave gears and methods of manufacture thereof
US11400613B2 (en) 2019-03-01 2022-08-02 California Institute Of Technology Self-hammering cutting tool
US11591906B2 (en) 2019-03-07 2023-02-28 California Institute Of Technology Cutting tool with porous regions

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3031743B2 (ja) * 1991-05-31 2000-04-10 健 増本 非晶質合金材の成形加工方法
JP2930880B2 (ja) * 1994-10-14 1999-08-09 井上 明久 差圧鋳造式金属ガラスの製造方法および装置
US5735975A (en) * 1996-02-21 1998-04-07 California Institute Of Technology Quinary metallic glass alloys
JP3391636B2 (ja) * 1996-07-23 2003-03-31 明久 井上 高耐摩耗性アルミニウム基複合合金
JP3808167B2 (ja) * 1997-05-01 2006-08-09 Ykk株式会社 金型で加圧鋳造成形された非晶質合金成形品の製造方法及び装置
DE19802349B4 (de) * 1997-01-23 2010-04-15 Alps Electric Co., Ltd. Weichmagnetische amorphe Legierung, amorphe Legierung hoher Härte und ihre Verwendung
JPH10265919A (ja) * 1997-03-25 1998-10-06 Akihisa Inoue 非平衡相合金材料の製造方法
JP3011904B2 (ja) * 1997-06-10 2000-02-21 明久 井上 金属ガラスの製造方法および装置
AU8379398A (en) * 1997-06-30 1999-01-19 Wisconsin Alumni Research Foundation Nanocrystal dispersed amorphous alloys and method of preparation thereof
EP0895823B1 (en) 1997-08-08 2002-10-16 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Method for manufacturing a molded product of amorphous metal
JPH1171660A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Akihisa Inoue 高強度非晶質合金およびその製造方法
JP3479444B2 (ja) 1997-12-25 2003-12-15 住友ゴム工業株式会社 ジルコニウム系非晶質合金
JP3919946B2 (ja) 1998-07-08 2007-05-30 独立行政法人科学技術振興機構 曲げ強度および衝撃強度に優れた非晶質合金板の製造方法
JP3852805B2 (ja) 1998-07-08 2006-12-06 独立行政法人科学技術振興機構 曲げ強度および衝撃強度に優れたZr基非晶質合金とその製法
DE19833329C2 (de) * 1998-07-24 2001-04-19 Dresden Ev Inst Festkoerper Hochfeste Formkörper aus Zirkonlegierungen
JP3852810B2 (ja) * 1998-12-03 2006-12-06 独立行政法人科学技術振興機構 高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100525307B1 (ko) * 2002-03-29 2005-11-02 (주)나울 나노입자를 이용한 열차단 유리
JP2005120473A (ja) * 2003-09-25 2005-05-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 金属ガラス体、その製造方法及び装置
JP4701377B2 (ja) * 2003-09-25 2011-06-15 独立行政法人産業技術総合研究所 金属ガラス体、その製造方法及び装置
WO2005093113A1 (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Topy Kogyo Kabushiki Kaisha 金属ガラス積層体、その製造方法及びその利用
JP2005325984A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Namiki Precision Jewel Co Ltd 超精密歯車機構並びにマイクロギヤードモータ
JP4596559B2 (ja) * 2004-05-17 2010-12-08 並木精密宝石株式会社 超精密歯車機構並びにマイクロギヤードモータ
KR100777829B1 (ko) * 2006-09-28 2007-11-22 한국생산기술연구원 비정질 금속 판재 제조 장치 및 방법
US9297058B2 (en) 2008-03-21 2016-03-29 California Institute Of Technology Injection molding of metallic glass by rapid capacitor discharge
US9745641B2 (en) 2008-03-21 2017-08-29 California Institute Of Technology Forming of metallic glass by rapid capacitor discharge
US9067258B2 (en) 2008-03-21 2015-06-30 California Institute Of Technology Forming of metallic glass by rapid capacitor discharge forging
US8961716B2 (en) 2008-03-21 2015-02-24 California Institute Of Technology Sheet forming of metallic glass by rapid capacitor discharge
US9309580B2 (en) 2008-03-21 2016-04-12 California Institute Of Technology Forming of metallic glass by rapid capacitor discharge
US9463498B2 (en) 2008-03-21 2016-10-11 California Institute Of Technology Sheet forming of metallic glass by rapid capacitor discharge
JP2014501619A (ja) * 2010-10-13 2014-01-23 カリフォルニア インスティチュート オブ テクノロジー 急速コンデンサ放電鍛造による金属ガラスの形成
US9393612B2 (en) 2012-11-15 2016-07-19 Glassimetal Technology, Inc. Automated rapid discharge forming of metallic glasses
US9845523B2 (en) 2013-03-15 2017-12-19 Glassimetal Technology, Inc. Methods for shaping high aspect ratio articles from metallic glass alloys using rapid capacitive discharge and metallic glass feedstock for use in such methods
US10273568B2 (en) 2013-09-30 2019-04-30 Glassimetal Technology, Inc. Cellulosic and synthetic polymeric feedstock barrel for use in rapid discharge forming of metallic glasses
US10213822B2 (en) 2013-10-03 2019-02-26 Glassimetal Technology, Inc. Feedstock barrels coated with insulating films for rapid discharge forming of metallic glasses
US10029304B2 (en) 2014-06-18 2018-07-24 Glassimetal Technology, Inc. Rapid discharge heating and forming of metallic glasses using separate heating and forming feedstock chambers
US10022779B2 (en) 2014-07-08 2018-07-17 Glassimetal Technology, Inc. Mechanically tuned rapid discharge forming of metallic glasses
US10682694B2 (en) 2016-01-14 2020-06-16 Glassimetal Technology, Inc. Feedback-assisted rapid discharge heating and forming of metallic glasses
US10632529B2 (en) 2016-09-06 2020-04-28 Glassimetal Technology, Inc. Durable electrodes for rapid discharge heating and forming of metallic glasses
DE102018115815A1 (de) * 2018-06-29 2020-01-02 Universität des Saarlandes Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung eines aus einem amorphen oder teilamorphen Metall gebildeten Gussteils sowie Gussteil

Also Published As

Publication number Publication date
EP1138798A1 (en) 2001-10-04
US6652679B1 (en) 2003-11-25
WO2000032833A1 (fr) 2000-06-08
EP1138798A4 (en) 2003-03-26
JP3852810B2 (ja) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000169947A (ja) 高延性ナノ粒子分散金属ガラスおよびその製造方法
CN111363948B (zh) 一种高强高导铜合金的高效短流程制备方法
US5324368A (en) Forming process of amorphous alloy material
Inoue et al. Synthesis of high strength bulk amorphous Zr–Al–Ni–Cu–Ag alloys with a nanoscale secondary phase
US5697425A (en) Method of producing thin cast sheet through continuous casting
AU2005258658A1 (en) Method of Producing a Magnesium-Alloy Material
CN111394609B (zh) 一种高强高导铜合金的连续挤压工艺及其应用和模具材料
CN111496200B (zh) 一种铜合金的水平连铸方法
US20040238501A1 (en) Electrode material and method for manufacture thereof
JP2016538422A (ja) スラブ鋳造による金属鋼製造
US4362553A (en) Tool steels which contain boron and have been processed using a rapid solidification process and method
CN113502441A (zh) 一种原位自生相增强镁基非晶复合材料及其制备方法
Matsuki et al. Superplasticity of Rapidly Solidified 7475 Al-Alloys with 0.7 wt.% Zr
Dube Metal strip via roll compaction and related powder metallurgy routes
Haga et al. High-speed twin roll casting of thin aluminum alloy strips containing Fe impurities
JPH04235258A (ja) 非晶質合金成形材の製造方法
KR900006690B1 (ko) 고규소철합금의 박판 제조방법
US6439451B1 (en) Method of making aluminum alloy plate for bearing
US4927467A (en) Method for producing thin plate of phosphor bronze
JPH05253656A (ja) 非晶質金属管状製品の製造方法
US3445920A (en) Aluminum base alloy production
KR20110011228A (ko) 쌍롤주조법을 이용한 마그네슘-알루미늄-망간 합금 주편의 제조방법 및 이에 따라 제조되는 마그네슘-알루미늄-망간 합금 주편
JP2021195610A (ja) 変形誘起ジルコニウム基合金
CN110527856A (zh) 一种高表面质量、高强度镍合金带材的制备方法
JP2832662B2 (ja) 高強度構造部材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees