JP2000169627A - 金属接着用配合物および金属接着用ゴム組成物 - Google Patents

金属接着用配合物および金属接着用ゴム組成物

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JP2000169627A
JP2000169627A JP10348366A JP34836698A JP2000169627A JP 2000169627 A JP2000169627 A JP 2000169627A JP 10348366 A JP10348366 A JP 10348366A JP 34836698 A JP34836698 A JP 34836698A JP 2000169627 A JP2000169627 A JP 2000169627A
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Kazumasa Nakakita
一誠 中北
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属接着用ゴム組成物の対金属接着性を向上さ
せる金属接着用配合物と、該金属接着用配合物を含有す
る対金属接着性に優れる金属接着用ゴム組成物の提供。 【解決手段】天然ゴムを到達温度180℃以上で混練し
てなる金属接着用配合物、および、該金属接着用配合物
を含有する金属接着用ゴム組成物により、上記課題を解
決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然ゴムを180
℃以上の高温で混練して得られる、金属接着用ゴム組成
物の対金属接着性を向上させる金属接着用配合物と、該
金属接着用配合物を含有する対金属接着性に優れる金属
接着用ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゴムとスチールコードとの接
着性の向上を目指した種々のゴム組成物が提案されてい
る。これらのゴム組成物は、車両用スチールタイヤ用の
コード被覆用ゴム組成物で、スチールタイヤの操縦性や
安定性の向上のために、ゴムとスチールコードとの接着
性を高めることを目指したものである。例えば、特開平
4−39340号公報では、天然ゴム等を含む原料ゴム
に、ヘキサメチロールメラミンペンタメチルエーテル、
クレゾール樹脂、硫黄、有機コバルト塩、さらに必要に
応じてカーボンブラック等を配合したゴム組成物が提案
されている。特開平10−81107号公報では、天然
ゴムを含むジエン系ゴム、硫黄、ポリシロキサン、さら
に好ましくは有機酸コバルト塩、ヘキサメチロールメラ
ミンペンタメチルエーテル、カーボンブラック等の補強
剤等を含有するスチールコード被覆用ゴム組成物が提案
されている。このゴム組成物は、例えば、ゴムとその他
の化合物とを含有するマスターバッチを混練し165±
5℃に達した時に放出し、このマスターバッチにさらに
加硫系を添加して混練して作製することができる。これ
らのゴム組成物はスチールコードとの接着性の向上を図
っているが、さらなる接着性の改善が求められている。
一方、特開平8−188675号公報では、特定の相溶
性とガラス転移温度範囲を持つポリブタジエン、天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム等から選ばれた原料ゴムとカー
ボンブラックとを130〜200℃で10秒以上混合す
る工程を含む特定の手順で製造するゴム組成物の製造方
法が提案されている。このゴム組成物は、車両用タイヤ
トレッド用ゴム組成物で、原料ゴムとカーボンブラック
とを130〜200℃で混練することによりtanδの
温度依存性の低減を目指しているが、対金属接着性の改
善については特に考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、金属
接着用ゴム組成物の対金属接着性を向上させる金属接着
用配合物と、該金属接着用配合物を含有する対金属接着
性に優れる金属接着用ゴム組成物を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、天
然ゴムを到達温度180℃以上で混練してなる金属接着
用配合物を提供する。
【0005】天然ゴムとカーボンブラックとを到達温度
180℃以上で混練してなる金属接着用配合物を提供す
る。
【0006】また、本発明は、ゴム100重量部に対
し、上述の金属接着用配合物を1重量部以上含有する金
属接着用ゴム組成物を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の金属接着用配合物は、天然ゴムを特定の温度以
上で混練することで得ることができる。通常、混練に要
する動力の節約等の理由から天然ゴムの混合前には天然
ゴムを40〜60℃に加温しておく。ついで、天然ゴム
に混合機で剪断力をかけると、天然ゴムは発熱し、徐々
にゴム温度が上昇する。本発明では、天然ゴムを混練
し、上昇し到達する最高のゴム温度、すなわち、到達温
度が180℃以上、好ましくは190〜200℃となる
よう混練する。到達温度が180℃未満では、対金属接
着性付与の効果が十分に得られない。天然ゴムの混練中
に、特に加熱する必要はないが、必要な場合はインター
ナルミキサー等の混練機を所定温度に加熱する。金属接
着用配合物を得るための全体の混練時間には特に限定は
なく、高温での混練時間も特に限定されないが、好まし
くは180℃以上のゴム温度で、少なくとも10秒以上
混練するのがよい。
【0008】本発明の金属接着用配合物としては、天然
ゴムに、さらにカーボンブラックを配合するのが好まし
い。天然ゴムにカーボンブラックを配合して混練する
と、混合物が硬く、剪断力がかかりやすく、到達温度を
180℃以上としやすいので好ましく、得られる本発明
の金属接着用配合物の対金属接着性付与の効果が向上す
るので好ましい。本発明の金属接着用配合物に配合する
カーボンブラックは、特に限定されず、一般にゴムに配
合されるカーボンブラックを用いることができる。例え
ば、SAF、ISAF、HAF、FEF、GPF、SR
F等のカーボンブラックが挙げられる。カーボンブラッ
クの配合量は、天然ゴム100重量部に対し、30〜1
00重量部が好ましい。この範囲であれば、カーボンブ
ラックを含む混練中の天然ゴムに剪断力をかけやすく、
ゴムの到達温度を180℃以上としやすく好ましい。
【0009】金属接着用配合物の混練は、特に限定され
ず、インターナルミキサー、ミルロール等を用いればよ
いが、放熱が少なく高温が保ちやすいので、密閉式混練
機であるバンバリーミキサー等のインターナルミキサー
の使用が好ましい。
【0010】本発明の金属接着用配合物の、後述する金
属接着用ゴム組成物における含有量は、金属接着用ゴム
組成物に含まれるゴム100重量部に対し、1重量部以
上、好ましくは2〜10重量部である。金属接着用配合
物の配合量が1重量部以上であれば、対金属接着性付与
の効果が得られる。
【0011】本発明の金属接着用配合物は、上記構成を
採ることにより、金属接着用ゴム配合物の対金属接着性
を改善し向上させるという効果を持つ。
【0012】本発明の金属接着用ゴム組成物は、ゴム
に、上述の金属接着用配合物を配合したゴム組成物であ
る。ここで金属接着用ゴム組成物には、ゴムに、本発明
の目的を損なわない範囲で加硫剤、加硫促進剤、加硫助
剤、補強剤、老化防止剤、可塑剤、有機含硫黄化合物、
溶剤等の添加剤を配合してもよく、金属材との接着性に
優れた組成物である。ゴムとしては、例えば、天然ゴム
系、イソプレンゴム系、スチレン・ブタジエン共重合ゴ
ム系、天然ゴム/スチレン・ブタジエン共重合ゴム系、
天然ゴム/ブタジエン共重合ゴム系、天然ゴム/アクリ
ロニトリルブタジエンゴム系、水素添加アクリロニトリ
ルブタジエンゴム系(HNBR)等が挙げられる。これ
らのゴムは1種単独でも、2種以上を併用してもよい。
これらのゴムの中で、従来HNBRは金属との接着が非
常に難しいが、本発明のゴムとして用いると、対金属接
着性の向上が顕著である。すなわち、HNBRは、耐油
性、耐熱性に優れ、本発明の金属接着用配合物を配合す
ると更に対金属接着性にも優れる組成物とすることがで
き、好ましい。
【0013】ゴム組成物には、ゴムと共に、加硫剤を配
合することが好ましい。加硫剤を未加硫の上記ゴムに配
合し加硫すると、金属表面とゴム組成物の間に架橋が生
成しゴム組成物が金属表面に接着される。加硫剤として
は、硫黄;塩化硫黄;酸化亜鉛、酸化マグネシウム等の
金属酸化物;TMTD、TETD等の有機含硫黄化合
物;ジクミルペルオキシド、ジターシャリブチルペルオ
キシド、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシ・イソプ
ロピル)ベンゼン等の有機過酸化物;等が挙げられる。
これらは1種単独でも、2種以上を併用してもよい。ゴ
ムとしてHNBRを用いる場合は、耐熱性が良好なこと
からジクミルペルオキシド等の有機過酸化物が好まし
い。
【0014】加硫剤に加え、加硫促進剤、加硫助剤(架
橋助剤)を配合してもよい。加硫促進剤としては、酸化
亜鉛、ヘキサメチレンテトラミン等のアルデヒド・アン
モニア類、ジフェニルグアニジン等のグアニジン類、2
−メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾ
チアゾールの亜鉛塩等のチアゾール類、N−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド等のスル
フェンアミド類、テトラメチルチウラムモノスルフィド
等のチウラム類等が挙げられる。これらは1種単独で
も、2種以上を併用してもよい。HNBRを有機過酸化
物で加硫した場合は、加硫促進剤は不要である。加硫助
剤(架橋助剤)としては、酸化亜鉛等の金属酸化物、ス
テアリン酸等の脂肪酸、トリアリルイソシアヌレート、
トリアリルシアヌレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート等の多官能化合物等が挙げられる。これ
らは1種単独でも、2種以上を併用してもよい。HNB
R系を有機過酸化物加硫した場合は、トリアリルイソシ
アネートを加硫助剤として用いると、耐熱性が向上し好
ましい。
【0015】ゴム組成物には、補強剤を配合することが
できる。補強剤としては、ゴムに一般的に配合される補
強剤を用いることができ、カーボンブラック、シリカ、
クレー、タルク、炭酸カルシウム等が挙げられる。これ
らは1種単独でも、2種以上を併用してもよい。本発明
の金属接着用配合物にカーボンブラックを配合する場合
は、金属接着用ゴム組成物中のカーボンブラックとして
金属接着用配合物に含まれて添加されるカーボンブラッ
クを合計して計算する。高圧ホース用チューブゴムとし
てHNBR系を用いる場合、耐熱性が良好で、多量配合
できる低補強性のカーボンブラック、例えばASTMコ
ードでN660、N770等のカーボンブラックを、例
えば70〜120phrといった多量に配合するのが好
ましい。
【0016】ゴム組成物には、老化防止剤を配合しても
よい。老化防止剤としては、4,5−メチルメルカプト
ベンズイミダゾールの亜鉛塩、オクチル化ジフェニルア
ミン等のジフェニルアミン誘導体、DNPD等のp−フ
ェニレンジアミン誘導体、TMDQ等のケトン・アミン
縮合体、PAN等のナフチルアミン類、スチレン化フェ
ノール等のモノフェノール類等が挙げられる。これらは
1種単独でも、2種以上を併用してもよい。
【0017】ゴム組成物には、可塑剤を配合してもよ
い。可塑剤としては、ワックス、DBP、DOP等のフ
タール酸誘導体、DBS等のセバシン酸誘導体、トリメ
リット酸エステル等が挙げられる。本発明の金属接着用
ゴム組成物を、高圧ホース用チューブゴム等の耐熱性が
必要な用途に用いる場合は、ゴム組成物に可塑剤とし
て、トリメリット酸エステル等を少量、例えば0〜10
phr添加すると加工性の面で好ましい。
【0018】ゴム組成物には、有機含硫黄化合物を配合
してもよい。有機含硫黄化合物を配合すると、真鍮との
接着性が向上する。有機含硫黄化合物としては、6−R
−2,4−ジメルカプト−1,3,5−トリアジンであ
るのが好ましい。Rは、メルカプト基、アルコキシ基、
モノあるいはジ−アルキルアミノ基、モノあるいはジ−
シクロアルキルアミノ基、モノあるいはジ−アリールア
ミノ基、N−アルキル−N’−アリールアミノ基からな
る群から選ばれる基である。これらの中でも、2,4,
6−トリメルカプト−1,3,5−トリアジンが好まし
い。有機含硫黄化合物の配合量は、ゴム100重量部に
対して、0.1〜15重量部が好ましく、0.5〜10
重量部がより好ましい。
【0019】ゴム組成物には、加硫接着助剤としてナフ
テン酸コバルト、ステアリン酸コバルト、オクチル酸コ
バルト、オレイン酸コバルト等の炭素数5〜20の直鎖
状もしくは分岐のモノカルボン酸等の有機酸コバルト塩
を配合してもよい。
【0020】本発明の金属接着用ゴム組成物の製造方法
としては、まず、ゴムに必要に応じて添加剤を加えて十
分に混合し、次に、密閉式ミキサー等で混合し発熱によ
り180℃以上の温度に到達した後、放出されて得られ
た本発明の金属接着用配合物を配合して十分に混合する
方法;ゴムに、添加剤と共に金属接着用配合物も配合し
て、一緒に十分に混合する方法等を示すことができ、添
加順序は限定されない。
【0021】本発明の金属接着用ゴム組成物の被着体と
しては、ベルト、ホース等の補強材料に用いられるワイ
ヤー類やスチールコード;防振ゴム等のゴムとの接着製
品に用いられる金属部品が挙げられる。ワイヤー類やス
チールコードには、ゴムとの接着をさせるため、真鍮等
の銅合金によるメッキ、あるいは亜鉛によるメッキが施
されたものを用いるのが好ましい。本発明の金属接着用
ゴム組成物を被着体(金属)と接着させる方法として
は、例えば、未加硫状態の本発明の金属接着用ゴム組成
物にワイヤーを埋没させ、加熱加硫接着する方法、ゴム
チューブの上にワイヤーを編み組して加熱加硫接着する
方法等を示すことができる。
【0022】本発明の金属接着用ゴム組成物は、本発明
の金属接着用配合物を含有することにより、優れた対金
属接着性を有し、対金属接着性は、油浸漬等による老化
後でも大きく損なわれること無く、安定している。従っ
て、本発明の金属接着用ゴム組成物は、ブラスメッキス
チールコード等のワイヤー類を含むベルト、ホース等
や、タイヤ、免震ゴム支承用のゴム組成物として好適に
用いることができる。
【0023】以下、実施例をもって本発明を具体的に説
明する。 (実施例1〜2、比較例1〜5) <HNBR系、接着性試験>下記表1に示す組成の天然
ゴム(NR)配合物を、所定の放出温度となるようバン
バリーミキサーにて混合した。
【0024】<表1 成分> 天然ゴム:RSS#3 SRFブラック:旭カーボン社製 旭#50
【0025】表1に記載の配合物A、Bを用い、下記表
2に記載の組成で化合物を配合し、バンバリーミキサー
で、60℃で15分間混練して、次いで、ラボ用小型ロ
ールにて、2.5mm厚にシート出しを行った。そし
て、2.5mm厚のシート出ししたゴムを真鍮板に圧着
した。ただし、剥離時チャックでつかむ部分には、セロ
ハン紙を配し上下両層が接着しないようにした。これ
を、ラボ用プレス成形機にて、160℃で60分間、面
圧30kgf/cm2 で加圧加硫し、成形一体化した。
室温に24時間放置後、成形一体化したサンプルを2.
54cm幅に切り出し、接着性試験に供した。剥離力の
測定は、JIS K 6256−5金属片に接着したゴ
ムを90度の方向に剥離する試験に記載の方法に準拠
し、JIS K 6256に規定される引張試験機を用
い、引張速さ50mm/minで行った。また、ゴム付
きも観察した。
【0026】 化合物の単位は重量部である。
【0027】<表2の各成分> 1)Zetpol 2000L、日本ゼオン社製 2)Vulkanox DDA、バイエル社製、ジフェ
ニルアミン誘導体 3)Vulkanox ZMB−2、バイエル社製、
4,5−メチルメルカプトベンズイミダゾールの亜鉛塩 4)WAX、Hoechst AG RE520 5)TAIC、日本化成社製、トリアリルイソシアネー
ト 6)Watamol 218 、ダイナマイト・ノーベル社
製、トリメリット酸エステル 7)ZISNET−F、三協化成社製、2,4,6−ト
リメルカプト−1,3,5−トリアジン 8)パーカドックス14/40、化薬ヌーリー社製、1,3
−ビス(t−ブチルパーオキシ・イソプロピル)ベンゼ
ン 40重量%含有物
【0028】(実施例3、4、比較例4〜6) <NR系 接着性試験>表3に示す組成のNR配合物を
所定の放出温度となるようバンバリーミキサーで混合し
た。 <表3 成分> 天然ゴム:RSS#3 カーボンブラック:HAFブラック、旭カーボン社製
【0029】表3に記載の配合物C、Dを用い、下記表
4に記載の組成で化合物を配合し、バンバリーミキサー
で混合してゴム組成物を得た。12.5mm間隔で平行
に並べた黄銅メッキスチールコード(1×5構造)の両
側からゴム組成物をコーティングして埋め込み、幅25
mmに切り出し170℃×20分加硫して、試験サンプ
ルとしてATMS:D2229に準拠してワイヤーを引
き抜き、そのときの引抜力(指数)とゴム被覆率(%)
で評価した。
【0030】 表中の化合物の単位は重量部である。
【0031】<表2の各成分> 1)天然ゴム:RSS#3 2)老化防止剤:フェニレンジアミン系 3)ナフテン酸コバルト:10重量%のコバルトを含有
する 4)加硫促進剤:N,N'ジシクロヘキシルベンゾチアゾー
ルスルフェンアミド 5)メタクレゾール樹脂:スミカノール610 、住友化学
社製 6)HMMM:スミカノール507、住友化学社製、ヘ
キサメチロールメラミンペンタメチルエーテルの部分縮
合物50%含有
【0032】
【発明の効果】本発明の金属接着用配合物は、対金属接
着性付与の効果に優れ、かかる金属接着用配合物を含有
する本発明の金属接着用ゴム組成物は、対金属接着性、
例えばブラスメッキスチールコードとの接着性に優れ、
また、かかる接着性は油浸漬老化後でも維持される。従
って、本発明の金属接着用ゴム組成物は、補強材として
ワイヤーを使用するホース、ベルト等用のゴム組成物と
して好適に用いられる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然ゴムを到達温度180℃以上で混練し
    てなる金属接着用配合物。
  2. 【請求項2】天然ゴムとカーボンブラックとを到達温度
    180℃以上で混練してなる金属接着用配合物。
  3. 【請求項3】ゴム100重量部に対し、請求項1または
    2に記載の金属接着用配合物を1重量部以上含有する金
    属接着用ゴム組成物。
JP10348366A 1998-12-08 1998-12-08 金属接着用配合物および金属接着用ゴム組成物 Withdrawn JP2000169627A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002338738A (ja) * 2001-05-17 2002-11-27 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤコード被覆用ゴム組成物
JP2003082586A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤコード被覆用ゴム組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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