JP2000169197A - 固形合成樹脂の燃料化方法 - Google Patents

固形合成樹脂の燃料化方法

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JP2000169197A
JP2000169197A JP10352378A JP35237898A JP2000169197A JP 2000169197 A JP2000169197 A JP 2000169197A JP 10352378 A JP10352378 A JP 10352378A JP 35237898 A JP35237898 A JP 35237898A JP 2000169197 A JP2000169197 A JP 2000169197A
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pulverized
synthetic resin
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Hiroyuki Ninomiya
浩行 二宮
Takamiki Tamae
宇幹 玉重
Hiroshi Yasuda
浩 安田
Takashi Nakamaru
仲丸  孝
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 プラスチックなどの可燃性の固形合成樹
脂をセメント製造用焼成装置の焼成燃料にする。 【解決手段】 可燃性の固形合成樹脂を概ね10mm以
下に粉砕してなる粉砕物のうち、2mm以下の値を最大
粒径とする粉砕物をセメント製造用焼成装置のロータリ
ーキルンの窯前に、該最大粒径を超える大きさの粉砕物
をセメント製造用焼成装置の仮焼炉部に、それぞれ投入
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックなど
の可燃性の固形合成樹脂をセメント製造用焼成装置の焼
成燃料として用いる方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に合成樹脂類はかなり高い発熱量を有
することが知られている。その燃料源としての活用は高
温焼成を必要とするセメント製造用焼成装置の代替燃料
に用いることが検討されている。これは、プラスチック
などの固形合成樹脂ではその生産量・使用量とも塩化ビ
ニル系合成樹脂の割合がかなり高く、これをおよそ30
0〜800℃で燃焼すると有害なダイオキシンが発生す
るのでダイオキシン分解に必要なより高温領域で燃焼さ
せる必要があるためである。プラスチックなどの可燃性
で固形状の合成樹脂をセメント原料焼成用の代替燃料に
用いる技術は、主に合成樹脂の投入位置に関する観点か
らの検討が進められており、少なくとも仮焼炉部とロー
タリーキルンを有するセメント製造用焼成装置に於いて
は、例えば(1)通常の燃料(一般に重油と微粉炭)を
投入する場合と同様、ロータリーキルン窯前に設置され
たキルンバーナー部から合成樹脂を投入する。(2)ロ
ータリーキルン窯尻から合成樹脂を投入する。(3)調
合されたセメント原料と共に仮焼炉を含むプレヒーター
の最上部から投入する、などが検討されてきた。
【0003】しかるに、前記(1)では投入された合成
樹脂が主にクリンカ表面で燃焼するため、クリンカ生成
鉱物やその色などクリンカの品質が変化し易い。また前
記(2)では合成樹脂の燃焼速度が低下し易く、その場
合、燃焼時の発熱量がセメント調合原料の熱分解に寄与
しない。また前記(3)では燃焼時の発熱量がセメント
調合原料の熱分解に十分寄与せずに、多量の炭化水素ガ
スが発生する。これらの問題点を改善した技術として、
(4)ロータリーキルン窯前から合成樹脂を投入し、ク
リンカ上で燃焼させずにロータリーキルン内部の空間、
即ちセメント調合原料やクリンカの上空で合成樹脂を燃
焼させることで安定した品質のクリンカが得られること
が知られているが、合成樹脂を該キルン内で空間燃焼さ
せるには投入時の即時落下を防ぐために浮遊性を付与さ
せる必要から、投入する合成樹脂をおよそ2mm以下の
微粉にしなければならない。
【0004】
【発明が解決する課題】プラスチックなどの固形状の合
成樹脂を2mm以下に微粉化し、ロータリーキルン内の
セメント調合原料やクリンカ上の空間で燃焼させる方法
ではクリンカ性状に悪影響を及ぼすことなく、また燃焼
速度も早いのでセメント調合原料を熱分解するのに十分
な発熱量が得られるものの、このような固形合成樹脂は
当初から微粉状で製造されたものでない限り、全て2m
m以下に微粉砕する必要がある。とりわけ、固形合成樹
脂源がプラスチック製品の廃棄物などの場合ではその形
状や大きさは種々雑多であるため、微粉化には多大な粉
砕エネルギー、即ち、一般的にはおよそ数百kWh/t
の粉砕エネルギーを必要とする。その結果、通常の燃料
を用いた場合に比べ生産コストが著しく増大する。ま
た、乾式の微粉砕ではかなりの熱が発生するため、固形
合成樹脂が比較的低融点のものが含まれる場合では、こ
の熱により粉砕中に樹脂が溶融し、粉砕効率が著しく低
下することがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、プラスチ
ックなどの固形状合成樹脂の粉砕を、全て2mm以下の
粒径にする微粉砕よりも数十kWh/t程度のかなり低
い破砕エネルギーで済み且つ粉砕時の発熱も低い概ね粒
径10mm以下になる粉砕に留め、このような粉砕に於
いても付随的に2mm以下の微粉が大量に発生すること
から、発生したこのような微粉を仮焼炉部を有するセメ
ント製造用焼成装置のロータリーキルン窯前から投入す
ると共に、微粉以外の粉砕物残部は仮焼炉に投入するこ
とによって、セメントクリンカ製造に十分な発熱量が得
られ、またセメントクリンカ品質にも殆ど影響を及ぼす
ことがない良好な燃料となることを見出した。
【0006】即ち、本発明は、可燃性の固形合成樹脂を
概ね10mm以下に粉砕し、得られた粉砕物のうち、2
mm以下の値を最大粒径とする粉砕物を仮焼炉を有する
セメント製造用焼成装置のロータリーキルンの窯前に、
前記最大粒径を超える大きさの粉砕物を該装置の仮焼炉
に、それぞれ燃料として投入することを特徴とする固形
合成樹脂の燃料化方法である。
【0007】また、本発明は、前記最大粒径が0.5m
m以上2mm以下の値であることを特徴とする固形合成
樹脂の燃料化方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に於ける固形合成樹脂とし
ては、可燃性のものであって、非流体状のプラスチック
等の合成樹脂、より好適にはプラスチックなどの廃棄物
である。固形合成樹脂が付着水を含む場合は、適宜乾燥
等を行っておくことが望ましい。また金属などの不燃性
異物が混入している場合は予め除去しておくことが望ま
しい。このような固形合成樹脂を燃料として用いる対象
は、少なくとも予加熱帯(プレヒーター)に仮焼炉部を
有するロータリーキルン形式の一般的なセメント製造用
焼成装置であれば特に限定されるものではない。
【0009】プラスチックなどの固形合成樹脂を前記焼
成装置の燃料にするには、まず該合成樹脂を粉砕する。
この場合の粉砕とは、破砕、破断、磨砕等であっても良
い。粉砕は便宜上、粒度の低いものが得られる方から順
に微粉砕、中粉砕、粗粉砕と区分称されている。また、
これは粉砕エネルギーや粉砕コストの高い方からの順を
も表す。本発明においては微粉砕よりは粉砕コストが低
い中粉砕までの処理に留め、具体的な粉砕粒径は概ね1
0mm以下にすれば良い。処理対象物がかなり大きい場
合は、例えば粗粉砕及び中粉砕等の二段階以上の粉砕処
理を経ても良い。尚、概ね10mm以下とは、粉砕物の
大部分は粒径10mm以下のものであるが、例えば数十
mmにもなるものを含まない限り10mmを超える粉砕
粒子が多少混入されていても良い。しかるに、燃料粒子
は粒径の増大に伴って燃焼速度が遅延化するため、粒径
10mmを超える粒子が支配的になるとセメント原料焼
成に必要とされる熱量が供給され難くなるので好ましく
ない。また、粉砕するための装置は前記粒径範囲のもの
が得られれば何れの粉砕装置でも良いが、合成樹脂系の
固形材に適したものでは、例えば、一軸或いは多軸の翦
断粉砕機等を挙げることができる。
【0010】例えば、粉砕物が目開き2mm以下の大き
さの排出スリットを有する粉砕機によって得られたもの
であるならば、スリットから排出された粒子と粉砕機中
に残存する粒子にわけて回収し、前者、即ち最大粒径が
2mm以下の値のものからなる粉砕物は前記燃焼装置の
ロータリーキルン窯前から投入し、後者、即ち前者より
も粒径の大きい粉砕物は前記燃焼装置の一般にはプレヒ
ーターの仮焼炉へ投入することで代替燃料として使用す
ることができる。このような大きさのスリットを有しな
い粉砕機で粉砕する場合は、粉砕後に公知の分級手法、
一般には振動篩などの分級装置を用い、分級粒径の境界
を2mm以下の所望の値に定め、この値を最大粒径とす
る微粉粒子とそれより大きい粒径の粒子とに分級しても
良く、2mm以下の値を最大粒径とする微粉粒子は前記
焼成装置のロータリーキルン窯前、より好ましくは窯前
に設置されたキルンバーナー部から投入し、粉砕物残部
たる該最大粒径より大きい粒子はプレヒーターの仮焼炉
へ投入することで代替燃料として使用することができ
る。尚、本発明に於いてはロータリーキルン窯前へ投入
する粉砕物の粒径上限が定められるものであって、その
上限としての粉砕物の最大粒径は2mm以下の値であれ
ば良く、一例を挙げるなら最大粒径を1.5mmと定め
ることができる。また、この例からも明らかなように、
仮焼炉へ投入される粉砕物は、ロータリーキルン窯前へ
投入する粉砕物の粒径上限を超える大きさの粒子であり
さえすれば、例え2mm以下となるものを含んでいても
良いことを示す。
【0011】前記粉砕物を分級する境界、即ちロータリ
ーキルン窯前に投入される粉砕物の最大粒径は、できる
だけ小さい方が微粉粒子をより確実に空間燃焼させるこ
とができるので有利ではあるものの、好ましくはロータ
リーキルン窯前に投入される粉砕物の最大粒径の下限値
をおよそ0.5mm程度とする。ロータリーキルン窯前
に投入する粉砕物の粒径が0.5mmよりかなり小さい
ものばかりにすると、粉砕で回収できるロータリーキル
ン窯前投入用の粉砕物量が激減する他、一方で仮焼炉に
浮遊性の高い微粉分も供給されることになるので通風障
害等を起こすことがあるので好ましくない。
【0012】
【作用】プラスチック等の固形合成樹脂は燃焼により高
熱量を発現することができ、2mm以下の合成樹脂粒子
は、窯前から投入してもキルン内で浮遊・飛散し易く、
また燃焼速度も早いため、その多くはキルン内空間中で
燃焼し、セメントクリンカー製造に適した1450℃前
後の高温度が得られる。一方、前記粒子よりも大きい合
成樹脂粒子はプレヒーターの仮焼炉に投入されるが、投
入しても殆ど飛散しないため通風障害を起こさず、そこ
で燃焼が行われておよそ800〜1000℃の温度が発
現される。これはセメント主原料たる石灰石の熱分解に
よって脱炭酸可能な温度であり、ダイオキシンが発生す
る温度よりは概ね高い。また、通常のセメント製造焼成
装置で用いられている現行燃料の仮焼炉と窯前吹き込み
への燃料比が、仮焼炉吹き込み1に対して窯前吹き込み
0.8〜1(重量比)であり、本法で得られる固形合成
樹脂の粉砕後の粒径は、2mm未満のものが概ね30〜
50重量%を占めこれが本法では窯前吹き込みに供せら
れることから、通常の燃料を用いた現行の投入部位別の
燃料投入比と酷似しており、そのため現状と同様の焼成
時の連続運転が可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 [実施例1] ポリエチレン製のフィルムロールを二軸
翦断式粗粉砕機で粒径50mm程度以下にした後、これ
を更に同様の形式の中粉砕機を用いて概ね10mm以下
になるよう粉砕した。粉砕物は溶融等の変質は見られな
かった。この粉砕物を風力分級機によって2mm以下の
ものと2mmを超えるものとに分級し、2mm以下の粉
砕物はバッグフィルターで回収した。粉砕物に占める2
mm以下の粉砕物の割合は約60%(重量比率)であっ
た。次いで、2mmを超える粉砕物をプレヒーターを有
するロータリー式セメント焼成窯の仮焼炉部に投入し
た。また、分級回収した2mm以下の粉砕物は該ロータ
リーキルンの窯前から吹き込み、これらを代替燃料にポ
ルトランドセメント原料を焼成させた。焼成により得ら
れたセメントクリンカーは、粉末X線解析の結果、通常
の燃料で焼成したものと同様の鉱物組成を呈した。ま
た、かかる粉砕物を得るために要した粉砕エネルギーを
粉砕電力原単位に換算した値は約60KWh/tであっ
た。
【0014】[実施例2] 200〜400mm程度の
複数のポリエチレン塊を一軸翦断式粗粉砕機で粒径50
mm程度以下にした後、これをさらに同様の形式の中粉
砕機を用いて概ね10mm以下になるよう粉砕し、粉砕
物を1mmスリットを有する振動式篩によって1mm以
下のものと1mmを超えるものとに分級した。粉砕物に
占める1mm以下の粉砕物の割合は約35%(重量比
率)であった。又、粉砕中に溶融等の変質は見られなか
った。次いで、1mmを超える粉砕物を前記実施例1と
同様のセメント焼成窯の仮焼炉部に投入した。また、1
mm以下の粉砕物はロータリーキルンの窯前から吹き込
み、これらを代替燃料にポルトランドセメント原料を焼
成させた。焼成により得られたセメントクリンカーは、
粉末X線解析の結果からは通常の燃料で焼成したものと
同様の鉱物組成を呈した。また、かかる粉砕物を得るた
めに要した粉砕エネルギーを粉砕電力原単位に換算した
値は約80KWh/tであった。
【0015】[比較例1] 200〜400mm程度の
複数のポリカーボネイト塊を高速一軸翦断式粗砕機で粒
径50mm程度以下にした後、これをさらに同様の形式
の中粉砕機を用い、概ね10mm以下に粉砕し、粉砕物
の40%(重量比)を高速一軸翦断式微粉砕機にて全て
2mm以下となるよう乾式微粉砕した。微粉砕中に被粉
砕物の溶融等の変質は特に見られなかった。このように
して得た微粉を前記実施例1と同様のセメント焼成窯の
窯前から吹き込み、また微粉砕を行わなかった粉砕物に
ついては該セメント焼成窯の仮焼炉部に投入し、ポルト
ランドセメント原料を焼成させた。焼成によって得られ
たセメントクリンカーは、粉末X線解析の結果からは通
常の燃料で焼成したものと同様の鉱物組成を呈し、変質
等は一切見られなかったが、かかる粉砕処理に要した全
粉砕エネルギーを破砕電力原単位に換算した値は、約3
00KWh/tであった。
【0016】[比較例2] 大きさが主に500mm程
度のポリエチレン塊を、前記実施例2と同様の一軸翦断
式粗破砕機および中粉砕機を用い、同様の手法で概ね1
0mm以下に粉砕した。この段階では粉砕中に溶融等の
変質は特に見られなかった。引き続きその全量を高速一
軸翦断式微粉砕機にて1mm以下となるよう乾式で微粉
砕した。微粉砕中に粉砕物の一部が溶融しているのが認
められ、粉砕が進み難くなり、粉砕機の壁面に溶融物の
一部が固着していた。
【0017】
【発明の効果】本発明による固形合成樹脂の燃料化方法
では固形合成樹脂をセメント製造用の焼成用燃料に用い
ても従来の重油や微粉炭からなる燃料と遜色無い性状と
作用を有し、またセメントの特性に影響を及ぼすことも
殆ど無く、しかも固形合成樹脂を総じて微粉砕まで行う
方法と比べ格段に製造コストが低くなる他、焼成装置の
運転も現行燃料で行っている仕様を殆ど変更せずに行う
ことができる。また、本発明によれば、固形合成樹脂源
としてこれまで主に廃棄処分されてきた各種の合成樹脂
製品からなる廃棄物を用いることもでき、これは資源の
再利用という観点からも有望な活用策である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲丸 孝 東京都江東区木場二丁目17番12号 小野田 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3K046 AA20 4D004 AA07 AB07 BA03 CA04 CB09 CB13 CC11 CC13 DA02 DA03 DA06 DA11 DA20 4G012 KA02 4H015 AA02 AA17 AB01 BA12 BB10 CA03 CB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃性の固形合成樹脂を概ね10mm以
    下に粉砕し、得られた粉砕物のうち、2mm以下の値を
    最大粒径とする粉砕物を仮焼炉部を有するセメント製造
    用焼成装置のロータリーキルンの窯前に、前記最大粒径
    を超える大きさの粉砕物を該装置の仮焼炉に、それぞれ
    燃料として投入することを特徴とする固形合成樹脂の燃
    料化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の最大粒径が0.5mm以
    上2mm以下の値であることを特徴とする固形合成樹脂
    の燃料化方法。
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