JP2000168344A - 車両の暖房用熱交換器 - Google Patents
車両の暖房用熱交換器Info
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Abstract
のショート、或いは複数の電気発熱体間の各接続端子の
ショートを未然に防止して、電気発熱体の電気的特性を
適正に維持するようにした車両の暖房用熱交換器を提供
する。 【解決手段】 各一対のショート防止壁210a、21
0bが、コア部3に対する各電気発熱体9の各挿入部位
に対応する位置にて、仕切り板206から互いに並行に
電気発熱体9の両接続端子部9d、9eの間に延出して
いる。
Description
燃機関)にて加熱された温水(エンジン冷却水)を熱源
として空気を加熱する車両の暖房用熱交換器において、
電気発熱体を一体化した熱交換器に関するものである。
熱交換器は、特開平5−69732号公報において提案
されている。この従来装置によれば、温水(エンジン冷
却水)を熱源として空気を加熱する暖房用熱交換器に電
気発熱体を一体化することにより、エンジン始動直後の
ように温水温度が低いときには、電気発熱体への通電に
より、電気発熱体の発生熱を空気中に放熱してこの空気
を加熱することができる。
載の従来装置では、発熱体素子と電極板とから構成され
る電気発熱体を、暖房用熱交換器のコア部と一体ろう付
けしているので、高温のろう付け温度(アルミニュウム
のろう付けの場合、600°C程度)の雰囲気に電気発
熱体が晒される。このため、電気発熱体の電気的特性が
著しく損なわれるという不具合がある。
0−58184号明細書において、熱交換器のコア部が
偏平チューブとコルゲートフィンとを交互に複数ずつ積
層した構造を有していることを利用して、両隣接コルゲ
ートフィンの間に偏平チューブに代えてダミーの保持部
材(非ろう付け性材料からなる)を介装してろう付けし
た後、このろう付け温度の低下した状態で当該ダミーの
保持部材を除去して両隣接コルゲートフィンの間に電気
発熱体を介装する構造を提案した。
良好に確保できる。ところで、このような積層構造の暖
房用熱交換器において、電気発熱体に給電するにあたっ
ては、この電気発熱体の接続端子を外部電源に接続する
必要がある。このため、上記明細書においては、さら
に、電気発熱体の正極側及び負極側の各接続端子をコア
部の空気の流出側へ突出させて、これら各接続端子を外
部電源に適宜な各配線により接続するようにしている。
負極側の各接続端子は、コア部の空気の流出側にて、空
間に露出しているため、これら各接続端子の間に異物が
混入すると、当該各接続端子が電気的にショートされ、
その結果、電気発熱体の機能を損なうという不具合が生
ずる。また、電気発熱体が、複数、コア部の各挿入部位
に挿入配設された場合、互いに隣り合う両電気発熱体の
各接続端子に亘り、不用意に配線を置いたとき等に、当
該両電気発熱体の各接続端子が電気的にショートするお
それがある。
処するため、電気発熱体の正極側及び負極側の各接続端
子のショート、或いは複数の電気発熱体間の各接続端子
のショートを未然に防止して、電気発熱体の電気的特性
を適正に維持するようにした車両の暖房用熱交換器を提
供することを目的とする。
め、請求項1〜5に記載の発明では、車両の暖房用熱交
換器は、熱源流体が流通するチューブ(6)を多数本並
列配置しこの多数本のチューブ(6)にフィン部材
(7)を接合することにより通過空気を加熱するように
熱交換用コア部(3)が構成されており、多数本の偏平
チューブ(6)に対する熱源流体の分配もしくは集合を
行うタンク(1、2)を有し、熱交換用コア部(3)の
少なくとも一部位にチューブ(6)の長手方向に沿い電
気発熱体(9)を設置してなる。
(9)に、熱交換用コア部(3)に電気的に絶縁して配
置してなる正極側電極板(9b)および負極側電極板
(9c)と、この両電極板(9b、9c)の間に接合さ
れた発熱体素子(9a)とを備え、タンク(1、2)
に、電気絶縁材料からなる電気配線用カバー(20)を
装着し、この電気配線用カバー(20、20A)には、
正極側及び負極側の各配線部材(21a、21b)を収
容保持するようにチューブ(6)の並列配置方向に沿い
設けた配線保持部(201)を備え、正極側及び負極側の
各配線部材(21a、21b)のうち配線保持部から熱
交換用コア部(3)に対する電気発熱体(9)の設置部
位に向け延出する各接続端部を、正極側電極板(9b)
および負極側電極板(9c)から突出する各接続端子部
(9f、9h)に接続し、配線保持部(201)から電気
発熱体(9)の各接続端子部(9f、9h)の間に延出
するショート防止壁(210a、210b)を備えるこ
とを特徴とする。
体の両接続端子部の間に位置しているから、電気発熱体
の両接続端子部の間への異物の混入が、ショート防止壁
により確実に防止され得る。従って、電気発熱体の両接
続端子部が相互に電気的にショートすることなく、電気
発熱体の電気的特性を良好に維持できる。
線保持部からショート防止壁(210a、210b)に
並行に延出する他のショート防止壁(210c)を備え
て、このショート防止壁(210c)は、電気発熱体
(9)の各接続端子部(9f、9h)よりも熱交換用コ
ア部(3)の流出側面側へさらに延出している。これに
より、電気発熱体が複数である場合にも、互いに隣り合
う両電気発熱体間の接続端子の電気的ショートを確実に
防止できる。
気配線用カバー(20、20A)は、タンク(1、2)
にその長手方向及び幅方向に移動不能に装着されてい
る。これにより、電気配線用カバーのタンクからの幅方
向への位置ずれの他、タンクからの長手方向への位置ず
れを防止できる。その結果、ショート防止壁のいちずれ
をも確実に防止できる。
電気配線用カバー(20、20A)は、その長手方向一
側に形成した係止部(212)にて、これに対応するタ
ンク(1、2)の長手方向一端部にタンク(1、2)の
長手方向他端部側へは移動不能に係止し、電気配線用カ
バー(20、20A)は、その長手方向他側から同一方
向に延出するコ字状係止部(214)を有し、このコ字
状係止部にて、これに対応するタンク(1、2)の長手
方向他側部に嵌め込み係止する。
効果をより一層向上できる。また、請求項5に記載の発
明によれば、配線保持部(202)内底壁上には、複数
のピン(P1〜P9)を、その上に各配線部材(21
a、21b)を着座させるように、突設させている。こ
れにより、配線部材の沈み込みを防止できる。
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1〜図6は本発明を適用した車両の
暖房用熱交換器の第1実施形態を示すもので、図1にお
いて、暖房用熱交換器Hは、温水入口側タンク1と、温
水出口側タンク2と、この両タンク1、2の間に設けら
れた熱交換用コア部3とを有している。
(図示しない)からの温水(エンジン冷却水)が流入す
る入口パイプ4が設けられており、一方、温水出口側タ
ンク2には、温水を外部へ流出させ、エンジン側に還流
させる出口パイプ5が設けられている。なお、これに限
ることなく、本例の熱交換器において、温水入口側タン
ク1と温水出口側タンク2とを左右逆転して設けてもよ
い。
部1a、2aと、このタンク本体部1a、2aの開口端
面を閉じるシートメタル1b、2bとからなり、図1の
上下方向が長手方向となる周知のタンク構造である。そ
して、シートメタル1b、2bには偏平状のチューブ挿
入穴(図示せず)が多数個、図1の上下方向に1列また
は複数列並んで形成されている。
(図1の矢印E方向)に対して直角な偏平状に形成され
た偏平チューブ6を多数個図1の上下方向に並列配置し
ている。そして、この多数個の偏平チューブ6相互の間
に波形状に成形されたコルゲートフィン(フィン部材)
7を配置し接合している。このコルゲートフィン7には
周知のごとく暖房用空気の流れ方向Eに対して所定角度
で斜めに多数のルーバ(図示せず)が切り起こし成形さ
れており、このルーバの成形によりフィン熱伝達率を向
上させている。
ル1b、2bのチューブ挿入穴内にそれぞれ挿通され、
接合される。また、コア部3の最外側(図1の上下両端
部)のコルゲートフィン7のさらに外側にはサイドプレ
ート8a、8bが配設され、このサイドプレート8a、
8bは最外側のコルゲートフィン7およびシートメタル
1b、2bに接合される。
に、各偏平チューブ6の代わりに、電気発熱体9をそれ
ぞれ設置している。図1の例では、熱交換用コア部3の
3箇所に電気発熱体9を等間隔でそれぞれ設置してい
る。そして、熱交換用コア部3のうち、電気発熱体9が
設置される部位では、隣接する両コルゲートフィン7の
各折り曲げ頂部の間に、偏平チューブ6の長手方向に延
びる断面U字形状の保持板10を配置している(図2参
照)。図2に示すように、この保持板10のU字形状の
折り曲げ部からなる閉塞端部10aが熱交換用コア部3
の空気入口側に向き、他端側の開口部10bが熱交換用
コア部3の空気出口側に向くように、保持板10の配置
方向が設定されている。
部10c、10d相互の間に所定間隔を設定し、その状
態で、これら両平板部10c、10dをそれぞれコルゲ
ートフィン7の折り曲げ頂部に接合するようにしてあ
る。なお、保持板10の全体の厚さは、偏平チューブ6
の厚さと同一に設定してある。このため、偏平チューブ
6の代わりに保持板10を隣接するコルゲートフィン7
相互の間に設置できる。
記各構成部品1〜8bのすべてがアルミニュウム(アル
ミニュウム合金も含む)にて成形されており、また、保
持板10も同様にアルミニュウムにて成形されている。
保持板10は板厚0.1〜0.5mm程度の金属薄板で
あり、また、当該保持板10の幅(暖房空気の流れ方向
Eの幅)はコア部厚さと略同一であり、また、保持板1
0の長手方向の寸法(図1の左右方向の寸法)はシート
メタル1b、2b間の寸法と略同一である。
0c、10d間に開口部10bから挿入されて当該保持
板10の内部に保持される。電気発熱体9は、図2にて
示すごとく、板状の発熱体素子9aと、この発熱体素子
9aの表裏両面に配置された細長の平板状の電極板9
b、9cとからなる3層のサンドウイッチ構造を有して
おり、両電極板9b、9cは、その全周に亘り電気的絶
縁材料からなる被覆部材9dにより発熱体素子9aと共
に被覆されている。なお、電気発熱体9は略平板直方体
形状となっている。
(例えば、200°C付近)T0 にて抵抗値が急増する
正の抵抗温度特性を有する抵抗体材料(例えば、チタン
酸バリウム)からなるPTCヒータ素子であり、その板
厚は1.0〜2.0mm程度である。発熱体素子9aの
両電極板9b、9cはアルミニュウム、銅、ステンレス
等の導電金属材から成形されており、その板厚は0.1
〜0.5mm程度である。この両電極板9b、9cの長
手方向の寸法(図1の左右方向の寸法)は保持板10と
略同一である。そして、この両電極板9b、9cの長手
方向において発熱体素子9aは複数箇所(図1の例では
3箇所)配置されている。発熱体素子9aと両電極板9
b、9cは互いに圧接することにより、両者間の電気的
導通を得るようにしてある。
極板9bには、外部電源との電気接続用接続端子部9d
が、図3にて示すごとく、L字状に一体延出成形されて
いる。また、電極板9cは負極側電極板であり、この電
極板9cには、上記外部電源との電気接続用接続端子部
9eが、図3にて示すごとく、L字状に一体延出成形さ
れている。
ごとく、L字状部9fと、逆U字状係合部9gとを備え
ており、逆U字状係合部9gは、L字状部9fの先端部
に逆U字状に形成されている。一方、接続端子部9e
は、図3にて示すごとく、L字状部9hと、逆U字状係
合部9iとを備えており、逆U字状係合部9iは、L字
状部9hの先端部に逆U字状に形成されている。
3にて示すごとく、互いに逆向きの逆U字状となってい
る。また、両L字状部9f、9hは、その間に後述する
両ショート防止壁210a、210b(図3(a)参
照)を介装させ得るように、互いに並行に位置してい
る。なお、ショート防止壁210bは廃止してもよい。
被覆部材9dは、保持板10の両平板部10c、10d
の内側面に圧接するようにして、電気発熱体9は保持板
10の内部に組み付けられる。ここで、被覆部材9dは
保持板10と両電極板9b、9cとの間の電気的な絶縁
作用を果たすものであるが、発熱体素子9aの熱を保持
板10に伝導する役割を果たすため、保持板10と両電
極板9b、9cとの間の被覆部材9dの厚さは25μ〜
100μ程度の薄膜状にして、良好な熱伝導作用を確保
している。
部材9dの厚さは1〜2mm程度に厚くして、発熱体素
子9aの保護を図るようにしてある。被覆部材9dの具
体的材質としては、高耐熱性の樹脂(例えば、ポリイミ
ド樹脂等)が好ましい。次に、暖房用熱交換器内に一体
化された電気発熱体9と、上記外部電源との間の結線お
よび接地のための結線を行う電気配線構造につき具体的
に説明する。
のようにある程度の弾性を有する樹脂材料(電気絶縁材
料)により、カバー本体部200及び配線保持部201
を一体に有するように成形されている(図1参照)。カ
バー本体部200は、断面コ字状を有し、温水出口側タ
ンク2の外面に沿い長手状に形成されており、このカバ
ー本体部200は、温水出口側タンク2に外方(図1に
て図示左側方向)から着脱可能に嵌着されている。
にて示すように、カバー本体部200からコア部3の空
気流れ方向Eの下流側へ一体に突出形成されており、こ
の配線保持部201は、図1に示すように、タンク2の
長手方向に沿って複数箇所(図示の例では3箇所)の電
気発熱体9の配設部位すべてに及ぶ長さをもつように形
成されている。
方向に沿って延びる仕切り板203によって2つの配線
収納空間(凹部)に仕切られている。この2つの配線収
納空間には、それぞれ、3本の正極側リード線21aと
3本の負極側リード線21bが積層状態に収容される。
上記3本の正極側リード線21aの一端部は図1に示す
正極側コネクタ40に接続され、3本の負極側リード線
21bの一端部は図1に示す負極側コネクタ41(接地
ラインに接続される)に接続される。正極側リード線2
1aおよび負極側リード線21bの他端部には、アルミ
ニウム、銅等の導電金属の板材にて成形されたリード端
子部材20i、20j(図3参照)が半田付け、かしめ
等の手段で電気的、かつ機械的にそれぞれ接続されてい
る。このリード端子部材20i、20jには、それぞ
れ、電気発熱体9の両接続端子部9d、9eの各逆U字
状部9g、9iを嵌入係合する各把持部20n、20p
が曲げ形成されている。
他端部はリード端子部材20iの折り曲げ部20r(図
3(b)参照)内に挿通かしめ止めされており、一方、
負極側リード線21bの他端部はリード端子部材20j
の折り曲げ部20s(図3(b)参照)内に挿通かしめ
止めされている。一方、仕切り壁203には、負極側リ
ード線21bが接続されるリード端子部材20iを圧入
固定するためのスリット部205が設けられている(図
3参照)。同様に、3本の正極側リード線21aの配線
収納空間を仕切り板203と共に形成する仕切り板20
6には、正極側リード線21aのリード端子部材20
i、および負極側リード線21bのリード端子部材20
jを圧入固定するためのスリット部207が設けられて
いる(図3参照)。
ート防止壁210a、210bが、コア部3に対する各
電気発熱体9の挿入部位に対応する位置にて、それぞ
れ、一体成形されており、これら各一対のショート防止
壁210a、10bは、それぞれ、仕切り板206か
ら、対応のコア部3に対する電気発熱体9の挿入部位に
向け互いに並行に延出形成されている。
3のうち後述する対応の一対の正側及び負側の端子箱2
02、204近傍部までこれら端子箱と同一の高さにて
延出している(図3参照)。一方のショート防止壁10
bは対応の一対の端子箱202、204のコア部3側壁
部まで当該端子箱と同一の高さにて延出している。な
お、ショート防止壁210aは、コア部3への対応の電
気発熱体9の挿入を邪魔しないように延出している。
向に沿ってリード線21a、21bを覆う蓋部材208
が一体成形されている。この蓋部材208は樹脂の弾性
を利用したヒンジ部209により配線保持部201の本
体部分に対して開閉可能に構成されている。また、配線
保持部201のうち、複数箇所(図示の例では3箇所)
の電気発熱体9の配設部位の延長上の位置には、各一対
の端子箱202、204が、それぞれ、各電気発熱体9
側へ仕切り板206から突出形成されている。
毎に、一対の端子箱202、204は、電気発熱体9の
挿入部位の両側に位置しており、これら各端子箱20
2、204の間には、各一対のショート防止壁210
a、210bが介装されている。また、各端子箱20
2、204は、開口部202a、204aにて、空気流
れ方向E側に向けそれぞれ開口しており、端子箱202
内には、その底壁(コア部3の流出面に並行な壁部)に
沿い、リード端子部材20iが、図3〜図6にて示すご
とく延出している。このリード端子部材20iは、その
把持部20nにて端子箱202の左側壁202cに沿い
L字状に立ち上がり、把持部20nから逆U字状に延出
する係合部20mにて、左側壁202cに上方から嵌入
係合している。
い、リード端子部材20jが、図3〜図6にて示すごと
く延出しており、このリード端子部材20jは、その把
持部20pにて端子箱204の右側壁204cに沿いL
字状に立ち上がり、把持部20pから逆U字状に延出す
る係合部20qにて、右側壁204cに上方から嵌入係
合している。
一対の端子箱202、204のうち互いに対向する端子
箱202、204間にてそれぞれ仕切り板206に並行
に挟持されており、これら固定ロッド211は、これに
対応して蓋部材208の図3にて図示左縁から図示下方
へL字状に延出する各矩形状延出板部208aを仕切り
板206に向けて押さえ込むように固定する。
帯状締結部材を示しており、これら締結部材Bは、その
長手方向両端部にて、コア部3の上下両端部に係止する
ことで、コア部3を挟持している。これにより、各締結
部材Bは、コア部3に対して偏平チューブ積層方向の締
め付け力(圧縮力)を作用させて、保持板10を介し電
気発熱体9をコルゲートフィン7、7の間に圧接保持し
ている。
付方法を説明する。まず、電気配線用カバー20の配線
保持部201の蓋部材208を開いて、配線保持部20
1内の2つの配線収納空間に、それぞれ、3本の正極側
リード線21aと3本の負極側リード線21bを積層状
態に収容しておく。このとき、リード端子部材20i、
20jは図3(b)の矢印Fに示すようにスリット部2
05、207に圧入固定される。
ろう付け温度の低下した状態にて、電気配線用カバー2
0をタンク2に装着し、次に、電気発熱体9を図3
(a)の矢印Gに示すように熱交換用コア部3のU状保
持部材10の開放端部10bから両平板部10c、10
d間に組み込む。これと同時に、電気発熱体9の接続端
子部9d、9eの逆U字状部9d、9eをリード端子部
材20i、20jの係合部20m、20qに外方から嵌
め合わせて係合させつつ各把持部20n、20pに嵌入
保持する。これに伴い、各一対のショート防止壁210
a、210bが、対応の各電気発熱体9の両接続端子部
9d、9eの間に介装される。
組み込み、および電気発熱体9とリード線21a、21
bとの端子部の電気接続を終了する。以上のように構成
した本第1実施形態においては、上述のごとく、各一対
のショート防止壁210a、210bが、対応の各電気
発熱体9の両接続端子部9d、9eの間に介装されてい
るから、各電気発熱体9の両接続端子部9d、9eの間
への異物の混入が、各両接続端子部9d、9eの間の一
対のショート防止壁210a、210bにより確実に防
止され得る。
d、9eが相互に電気的にショートすることなく、各電
気発熱体9の電気的特性を良好に維持できる。また、上
述のごとく熱交換器Hの一体ろう付け終了後にろう付け
温度の低下した状態にて各電気発熱体9をコア部3の各
対応挿入部位に対応の保持板10を介し挿入保持するの
で、各電気発熱体9の電気的特性が良好に確保され得る
のは勿論である。 (第2実施形態)図7は、本発明の第2実施形態を示し
ている。
止壁210cが、上記第1実施形態にて述べた各両ショ
ート防止壁210a、210bに加えて、各端子箱20
4の図7にて図示左側壁部からコア部3側の空気の流出
側面に沿いそれぞれ延出形成されている。ここで、ショ
ート防止壁210cは、対応の電気発熱体9の両接続端
子部9d、9eのコア部3の流出側面からの立ち上がり
部(図7参照)よりも、図7にて図示左方へ延出してお
り、このショート防止壁210cの高さは上記第1実施
形態にて述べたショート防止壁210aの高さと同一で
ある。なお、本第2実施形態では、ショート防止壁21
0bは廃止されている。その他の構成は上記第1実施形
態と同様である。
ては、上述のようにショート防止壁210cを対応の端
子箱204の上記左側壁部から延出形成したので、互い
に隣り合う各両電気発熱体9の接続端子間の電気的ショ
ートを確実に防止できる。また、上述のように、ショー
ト防止壁210cを対応の電気発熱体9の両接続端子部
9d、9eのコア部3の流出側面からの立ち上がり部よ
りも、図7にて図示左方へ延出してあり、このショート
防止壁210cの高さは上記第1実施形態にて述べたシ
ョート防止壁210aの高さと同一である。
付けた熱交換器を、複数、コア部3にて積層状に積み重
ねても、上側の熱交換器が下側の熱交換器の両接続端子
部9d、9eと接触することをショート防止壁210c
により確実に防止され得る。その結果、複数の熱交換器
を上述のように積層状に積み上げても、下側の熱交換器
の両接続端子部9d、9eが、上側の熱交換器により折
り曲げられたりすることなく正常な形状に維持され得
る。このことは、ショート防止壁210cは衝突防止壁
としての役割をも果たすことを意味する。
のようなショート防止壁210cによるショート防止及
び衝突防止を確保しつつ、上記第1実施形態と同様の作
用効果を達成できる。 (第3実施形態)図8〜図13は、本発明の第3実施形
態を示している。
カバー20Aが、上記第1及び第2の実施形態にて述べ
た電気配線用カバー20に代えて、図8にて示すごと
く、タンク2に着脱可能に装着されている。なお、電気
配線用カバー20Aにおいて、電気配線用カバー20と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。電
気配線用カバー20Aのカバー本体部200は、図9に
て図示上端部において、両係止部212を備えており、
これら両係止部212は、図11にて示すごとく、カバ
ー本体部200の図示両端部にて、L字状に形成されて
いる。これにより、当該両係止部212は、タンク2の
図8にて図示上端部の両隅角部にその上方から図示下方
へは移動不能に係止している。
体部200は、図9および図10にて示すように、係止
部214を備えており、この係止部214は、カバー本
体部200の図8及び図9の図示下端から下方に向けコ
字状に一体的に延出形成されている。この係止部214
の中空部の形状寸法は、タンク2の図8にて図示下部
(以下、タンク下部2cという)が係止部214内に移
動不能にはめ込み可能な形状寸法となっている。
2の上記上端部の両隅角部に対する係止は、カバー本体
部200をタンク2に対し傾斜状態に位置させて係止部
214内にタンク下部2cを図8にて図示上方へ移動不
能に嵌め込みつつなされる。また、電気配線用カバー2
0Aのカバー本体部200は、図11にて示すごとく、
図示上下両壁の各外端部にて、互いに対向する爪213
を複数ずつ備えており、これら各両爪213は、互いに
対向する向きに突出形成されている。
2に装着したとき、各両爪213は、タンク2の図8に
て図示右壁両縁部に図示左方へ移動不能に係止する。な
お、配線保持部201の蓋部材208は、図12にて図
示矢印R方向に閉じられたとき、この蓋部材208の図
10にて図示下端に設けた爪215は、カバー本体部2
00に当該爪215に対応して設けたコ字状係止部21
6内に係止する。
部201内には、複数のピンP1〜P9が、図10、図
12及び図13にて示す位置にて、設けられている。こ
れら複数のピンP1〜P9のうち、各ピンP1、P4、
P7は、仕切り板203の図10にて図示左側におい
て、各端子箱204に対応するように、配線保持部20
1の底壁上に突設されている。
P1、P4、P7にそれぞれ隣接して位置するように、
仕切り板203の図10の図示右側にて、配線保持部2
01の底壁上に突設されている。また、各ピンP3、P
6、P9は、各端子箱202に対応するように、仕切り
板203の図10の図示右側にて、配線保持部201の
底壁上に突設されている。
ち、両ピンP1、P2上には、リード端子部材20j
(図8にて最下部の端子箱204内に位置する)が、図
12及び図13にて示すごとく、その配線保持部201
内に位置する部分(図12にて符号a参照)にて、着座
している。残りのリード端子部材20jも、両ピンP
4、P5、両ピンP7、P8の各上に、上述と実質的に
同様に着座している。
0i(図8にて最下部の端子箱202内に位置する)に
て、着座している。残りのリード端子部材20iも、各
ピンP6、P9の各上に、上述と実質的に同様に着座し
ている。これらに伴い、各リード端子部材20jから延
出する各リード線20bは、順次、各ピンP4、P7上
に積層着座し、各リード端子部材20iから延出する各
リード線20aは、順次、各ピンP3、P5、P6、P
8上に積層着座している。なお、各ピンP1〜P9は、
共に同一の高さを有する。また、本実施形態では、リー
ド端子部材20i、20jのかしめ部20r、20s
は、図13にて例示するごとく、上記第1実施形態とは
異なり、下側に向け折り曲げ形成されている。その他の
構成は上記各実施形態と同様である。
ては、上述のごとく、電気配線用カバー20Aを上述の
ごとくタンク2に装着したときには、カバー本体部20
0が、両係止部212にて、タンク2の図8にて図示上
端部の両隅角部にその上方から図示下方へは移動不能に
係止している。また、電気配線用カバー20Aのカバー
本体部200は、その係止部214にて、タンク2のタ
ンク下部2cに図8にて図示上方へ移動不能にはめ込ま
れている。
バー本体部200は、タンク2に対しその長手方向に移
動不能に装着されるので、カバー本体部200がタンク
2からその長手方向に位置ずれを起こすことがない。ま
た、電気配線用カバー20Aのカバー本体部200は、
互いに対向する各両爪213にて、タンク2の図8にて
図示右壁両縁部に図示横方向へ移動不能に係止してい
る。このため、カバー本体部200がタンク2からその
幅方向に位置ずれを起こすことがない。従って、ショー
ト防止壁210a、210bを、電気発熱体9の両接続
端子部の間からの位置ずれを招くことなく、当該両接続
端子部の間に確実に位置させ得る。
ク2に対する幅方向への位置ずれ防止に加え、タンク2
に対する長手方向への位置ずれを確実に防止しつつ、上
記各実施形態にて述べた作用効果を達成できる。また、
本第3実施形態では、上述のごとく、配線保持部201
内の底壁上に突出形成した複数のピンP1〜P9上にリ
ード端子部材20i、20j及びリード線21a、21
bを着座させるようにしたので、リード端子部材20
i、20j及びリード線21a、21bの配線保持部2
01内の底壁上への沈み込みを適正に防止できる。
おける上記一体ろう付けは、上記各実施形態とは異な
り、次のようにして行ってもよい。即ち、コア部3に対
する電気発熱体9の設置部位において、偏平チューブ6
を廃止し、その代わりに、電気発熱体9に相当する体格
を持ち、かつろう付けされない材質(カーボン等)から
なるダミーの板部材(治具)を仮組付けしておき、コル
ゲートフィン7の組付位置を保持する。
宜の治具により保持しながら、炉中に搬入して、炉中に
てろう付け温度まで加熱して熱交換器全体を一体ろう付
けする。このろう付けが完了して一体構造に接合された
熱交換器のコア部3から上記ダミーの板部材を取り除い
て、その代わりに電気発熱体9をコア部3の3箇所に所
定間隔で直接配置し、組付ける。これにより、上記各実
施形態にて述べた保持部材10を廃止しても、電気発熱
体9のコア部3への組み付けを当該電気発熱体9の電気
的特性を良好に維持す得るように行える。
1a、21bと電気発熱体9の接続端子部9d、9eと
の間の電気的接続は、上記各実施形態にて述べたよう
に、端子箱202、204内のリード端子部材20i、
20jを利用することなく、リード線21a、21bを
配線保持部201の仕切り壁206を介し電気発熱体9
の接続端子部9d、9eに直接接続する等の適宜な接続
手段を採用し、端子箱202、204及びリード端子部
材20i、20jを廃止してもよい。
形態を示す斜視図である。
態を示す部分破断斜視図である。
斜視図であり、(b)は図1のリード端子部材の仕切り
板への組み付け間の状態を示す斜視図である。
け状態を示す平面図である。
る。
態における側面図である。
らみた側面図である。
る。
ブ、7…コルゲートフィン、9…電気発熱体、9a…発
熱体素子、9b、9c…電極板、9d、9e…接続端子
部、20、20A…電気配線用カバー、21a、21b
…リード線、210a〜210c…ショート防止壁、2
01…配線保持部、212、214…係止部、P1〜P
9…ピン。
Claims (5)
- 【請求項1】 熱源流体が流通するチューブ(6)を多
数本並列配置しこの多数本のチューブ(6)にフィン部
材(7)を接合することにより通過空気を加熱するよう
に熱交換用コア部(3)が構成されており、 前記多数本の偏平チューブ(6)に対する前記熱源流体
の分配もしくは集合を行うタンク(1、2)を有し、 前記熱交換用コア部(3)の少なくとも一部位に前記チ
ューブ(6)の長手方向に沿い電気発熱体(9)を設置
してなる車両の暖房用熱交換器において、 前記電気発熱体(9)に、前記熱交換用コア部(3)に
電気的に絶縁して配置してなる正極側電極板(9b)お
よび負極側電極板(9c)と、この両電極板(9b、9
c)の間に接合された発熱体素子(9a)とを備え、 前記タンク(1、2)に、電気絶縁材料からなる電気配
線用カバー(20)を装着し、 この電気配線用カバー(20、20A)には、正極側及
び負極側の各配線部材(21a、21b)を収容保持す
るように前記チューブ(6)の並列配置方向に沿い設け
た配線保持部(201)を備え、 前記正極側及び負極側の各配線部材(21a、21b)
のうち前記配線保持部から前記熱交換用コア部(3)に
対する前記電気発熱体(9)の設置部位に向け延出する
各接続端部を、前記正極側電極板(9b)および負極側
電極板(9c)から突出する各接続端子部(9f、9
h)に接続し、 前記配線保持部(201)から前記電気発熱体(9)の各
接続端子部(9f、9h)の間に延出するショート防止
壁(210a、210b)を備えることを特徴とする車
両の暖房用熱交換器。 - 【請求項2】 前記配線保持部から前記ショート防止壁
(210a、210b)に並行に延出する他のショート
防止壁(210c)を備えて、 このショート防止壁(210c)は、前記電気発熱体
(9)の各接続端子部(9f、9h)よりも前記熱交換
用コア部(3)の流出側面側へさらに延出していること
を特徴とする請求項1又は2に記載の車両の暖房用熱交
換器。 - 【請求項3】 前記電気配線用カバー(20、20A)
は、前記タンク(1、2)にその長手方向及び幅方向に
移動不能に装着されていることを特徴とする請求項1又
は2に記載の車両の暖房用熱交換器。 - 【請求項4】 前記電気配線用カバー(20、20A)
は、その長手方向一側に形成した係止部(212)に
て、これに対応する前記タンク(1、2)の長手方向一
端部に前記タンク(1、2)の長手方向他端部側へは移
動不能に係止し、 前記電気配線用カバー(20、20A)は、その長手方
向他側から同一方向に延出するコ字状係止部(214)
を有し、このコ字状係止部にて、これに対応する前記タ
ンク(1、2)の長手方向他側部に嵌め込み係止するこ
とを特徴とする請求項3に記載の車両の暖房用熱交換
器。 - 【請求項5】 前記配線保持部(201)内底壁上に
は、前記各配線部材(21a、21b)を前記複数のピ
ン上に着座させるように、複数のピン(P1〜P9)を
突設させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一
つに記載の車両の暖房用熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35265598A JP3812188B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 車両の暖房用熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35265598A JP3812188B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 車両の暖房用熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000168344A true JP2000168344A (ja) | 2000-06-20 |
JP3812188B2 JP3812188B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
ID=18425540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35265598A Expired - Fee Related JP3812188B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 車両の暖房用熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3812188B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101115952B1 (ko) * | 2005-02-04 | 2012-02-21 | 한라공조주식회사 | 전열히터의 전원 공급구조 |
CN102463871A (zh) * | 2010-10-29 | 2012-05-23 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的辅助加热装置 |
US8481899B2 (en) | 2009-08-04 | 2013-07-09 | Kb Autotech Llc | PTC rod assembly and preheater incorporating the same |
-
1998
- 1998-12-11 JP JP35265598A patent/JP3812188B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101115952B1 (ko) * | 2005-02-04 | 2012-02-21 | 한라공조주식회사 | 전열히터의 전원 공급구조 |
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JP3812188B2 (ja) | 2006-08-23 |
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