JP2000167073A - X線防護パネル - Google Patents

X線防護パネル

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JP2000167073A
JP2000167073A JP10377748A JP37774898A JP2000167073A JP 2000167073 A JP2000167073 A JP 2000167073A JP 10377748 A JP10377748 A JP 10377748A JP 37774898 A JP37774898 A JP 37774898A JP 2000167073 A JP2000167073 A JP 2000167073A
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JP
Japan
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frame
gate
examination
partitioning
panel
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Application number
JP10377748A
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English (en)
Inventor
Kosuke Ota
浩右 大田
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Fukuyama Kenkosha Kk
Original Assignee
Fukuyama Kenkosha Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検診台上の患者にX線を照射しながら、検
査、手術、処置等を行う際に、検診医がX線照射を受け
ないようにしたX線防護パネルを得る。 【解決手段】 下端に移動用キャスター3を有すると共
に、検診台Bを跨ぐことができる間隔に形成された門形
外側フレーム1と、この門形外側フレーム1の内側に沿
うように形成され、かつ、上下に摺動できるように構成
された門形内側フレーム4と、門型内側フレーム4を所
望の摺動位置に保持する保持機構と、内側フレーム4の
中を複数の区画に仕切る仕切り枠5と、仕切り枠5の
内、検診台Bを跨ぐ部分には,鉛入りゴム材によるのれ
ん6を設け、他の仕切り枠には、鉛入りガラス7、また
は、鉛入りパネル8を設けることにより、検診台Bの上
に身を乗り出しても、また、各所から飛来するX線が生
じても施術医が被爆を受けないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検診台上の患者に
X線を照射しながら、例えば、カテーテルを用いた検
査、手術、処置等を行う際に、施術医に対してX線が照
射されないようにするためのX線防護パネルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、検診台上の患者の頭部にX線を照
射しながら、検査、手術、処置等を行う際には、施術医
の側に衝立状のX線防護パネルが設置されていた。通
常、この種のX線防護パネルは固定式であり、施術医の
側面のみに設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線防護パネル
は、上記のように固定式の衝立状であるために、施術医
が検診台上に身を乗り出すと被爆することがある。ま
た、検診台上に乗り出さなくても各所から飛来するX線
の被爆を受けることがあった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、施術医が検診台上に身を乗り
出しても、また、各所から飛来するX線が生じても施術
医が被爆を受けないようにしたX線防護パネルを得るこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のX線防護パネルは、下端に移動用キャスタ
ーを有すると共に、検診台を跨ぐことができる間隔に形
成された門形外側フレームと、上記門形外側フレームの
内側に沿うように形成され、上下に摺動できるように構
成された門形内側フレームと、上記門形内側フレームを
所望の摺動位置に保持する保持機構と、上記内側フレー
ムの中を複数の区画に仕切る仕切り枠と、上記仕切り枠
の内、検診台を跨ぐ部分には、鉛入りゴム材によるのれ
んを設け、他の仕切り枠には、鉛入りガラス、または、
鉛入りパネルを設けることによりX線を防護するもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1〜図3において、1は門形外
側フレームであり、例えば、アルミニウム材あるいはス
テンレス鋼材を用いて門形に形成されたものである。な
お、断面の名状は、後述の門形内側フレーム、及び、カ
ウンターバランス用の釣り合い錘が嵌まるように樋状に
形成されている。また、両側の支柱部1a,1bの間隔
は、検診台Bを跨ぐことができる間隔に形成されてい
る。2a,2bは門形外側フレーム1を立設するために
両側の支柱部1a,1bに設けられた支持脚であり、そ
れぞれにキャスタ3が設けられている。4は門形内側フ
レームであり、例えば、アルミニウム材あるいはステン
レス鋼材を用いて門形に形成されたもので、門形外側フ
レーム1嵌められ、門形外側フレーム1をレールにし
て、上下に摺動できるようになされている。
【0007】5は内側フレーム4の中を複数の区画に仕
切る仕切り枠であり、検診台Bを跨ぐ部分、患者の状態
を確認する部分などに仕切られている。そして、検診台
Bを跨ぐ部分には、鉛入りゴム材によるのれん6が設け
てある。患者の容体を確認する部分には、鉛入りガラス
7が嵌められている。また、その他の部分には、鉛入り
パネル8が嵌められている。のれん6、鉛入りガラス
7、鉛入りパネル8は、それぞれ所定のX線遮断効果を
備えたものである。9は検診台Bの下側に位置する開閉
のれん部であり、仕切り枠5aに鉛入りゴム材によるの
れん10が設けてある。仕切り枠5aには蝶番(図示せ
ず)が設けてあり,X線防護パネルを、図1に示すよう
に検診台Bに中間位置に設置するとき、開閉のれん部9
を開いて検診台Bが通過できるようになされている。
【0008】11a,11bはカウンターバランス用の
釣り合い錘であり、両側の支柱部1a,1bの中で上下
動できるように嵌められている。12a,12bはロー
ラ、13a,13bはチェンであり、チェン13aの一
端は釣り合い錘11aに接続され,他端はローラ12a
を介して、のれん6、鉛入りガラス7、鉛入りパネル8
などが嵌められた門形内側フレーム4に接続されてい
る。チェン13bの一端は釣り合い錘11bに接続さ
れ,他端はローラ12bを介して、のれん6、鉛入りガ
ラス7、鉛入りパネル8などが嵌められた門形内側フレ
ーム4に接続されている。この釣り合い錘11a,11
bは、のれん6、鉛入りガラス7、鉛入りパネル8など
が嵌められた門形内側フレーム4の重量とバランスする
ように設定されている。即ち、門形内側フレーム4は所
望の摺動位置に停止させることができるように構成され
ている。14a,14bは所望の摺動位置に摺動させる
ための把手である。
【0009】15a,15bは門形内側フレーム4を所
望の摺動位置に保持する保持ピンである。門形内側フレ
ーム4はカウンターバランス用の釣り合い錘11a,1
1bにより所望の摺動位置に停止させることができるよ
うに構成されているが,手術中あるいは検査中に僅かで
も摺動すると手術あるいは検査の障害になることがあ
る。従って、門形内側フレーム4を所望の摺動位置に停
止させた後、安全装置としての保持機構が設置されてい
る。この実施例の場合、門形外側フレーム1に設けた保
持用ピン孔16a,16bに保持ピン15a,15bを
差し込むことにより保持される。即ち、差し込んだ保持
ピン15a,15bは、門形内側フレーム4の保持孔
(図示せず)に嵌まって摺動しないように保持する。な
お、保持用ピン孔16a,16bは適当な位置を選択で
きるように複数段階にもうけられている。また、支持脚
2にもうけたキャスタ3も、動きをロックできる機構を
備えたものが用いられている。
【0010】上記のように構成されたX線防護パネルを
使用するときは,患者を検診台Bに寝かせた状態で、図
1に示すようにX線防護パネルを検診台Bの上に移動す
る。そして、門形内側フレーム4を所望の摺動位置に停
止させた後、保持ピン15a,15bを差し込んで摺動
しないようの保持する。この状態で、患者の頭部方向か
らX線が照射される。施術医は患者の下半身側に位置し
て、鉛入りガラス7の窓から患者の容体を見ながら施術
を行う。
【0011】本発明は,上記の如き、構からなるもので
あるから、検査及び血管内手術防護パネルとして患者を
跨ぐ形で配して用いることはもちろんであるが、その他
患者の側面に配する等、その移動性を活用してあらゆる
形、方向に防護パネルを配し、X線照射中の術者等のX
線被爆を防護することができる。
【0012】なお、図1において、門形内側フレーム4
の下側の空間Cの部分及び検診台Bの手前下側の空間D
の部分には、X線の照射方向に応じて鉛入りゴム材によ
るのれん状の防護材を設けるように、円形内側フレーム
4の下側及び検診台Bの下側に設置用金具(図示せず)
が備えられている。
【0013】
【発明の効果】本発明のX線防護パネルは、以上説明さ
れたように構成されているので、施術医が検診台上に身
を乗り出しても、また、各所から飛来するX線が生じて
も施術医が被爆を受けることがない。また、構造が簡単
であり、移動が容易で、検診台上の患者に適した高さに
調節できるので、緊急な場合であっても即応できるなど
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線防護パネルを示す斜視図である。
【図2】本発明のX線防護パネルを示す正面図である。
【図3】本発明のX線防護パネルを示す側面図である。
【符号の説明】
1 門形外側フレーム 2a,2b 支持脚 3 キャスタ 4 門形内側フレーム 5 仕切り枠 6 鉛入りのれん 7 鉛入りガラス 8 鉛入りパネル 9 開閉のれん部 15a,15b 保持ピン B 検診台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に移動用キャスターを有すると共
    に、検診台を跨ぐことができる間隔に形成された門形外
    側フレームと、上記門形外側フレームの内側に沿うよう
    に形成され、かつ、上下に摺動できるように構成された
    門形内側フレームと、上記門形内側フレームを所望の摺
    動位置に保持する保持機構と、上記内側フレームの中を
    複数の区画に仕切る仕切り枠と、上記仕切り枠の内、検
    診台を跨ぐ部分には、鉛入りゴム材によるのれんを設
    け、他の仕切り枠には、鉛入りガラス、または、鉛入り
    パネルを設けたことを特徴とするX線防護パネル。
JP10377748A 1998-12-08 1998-12-08 X線防護パネル Pending JP2000167073A (ja)

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