JP2000166870A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000166870A
JP2000166870A JP35234498A JP35234498A JP2000166870A JP 2000166870 A JP2000166870 A JP 2000166870A JP 35234498 A JP35234498 A JP 35234498A JP 35234498 A JP35234498 A JP 35234498A JP 2000166870 A JP2000166870 A JP 2000166870A
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JP35234498A
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Kazuya Kondo
和也 近藤
Takuo Shimada
拓生 嶋田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性が良く、低消費電力、省スペース化を
図る。 【解決手段】 被写体を撮像する撮像部を棒状の手持ち
部14に収納し、静止画、動画を出力する本体部25と
手持ち部14をケーブル8により連結し、撮像部に並設
された導光路18と、撮像部による撮像中に導光路18
を介して被写体照射を行う輝度および消費電力の異なる
第1および第2の光源19,20と、撮像部を制御して
動画または静止画を生成する映像回路部26と、動画と
静止画を切り替えるための操作部28と、操作部28の
切替操作に同期して第1または第2の光源19,20を
点灯制御する光源制御部21とを備え、少なくとも導光
路18、第1および第2の光源19,20を手持ち部1
4に収納した。これにより、ケーブル8内が電線のみと
なるので導光路保護用の保護チューブが必要なくなり、
軽量、細形化することができ操作性が飛躍的に向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に歯科あるい
は口腔外科において用いられる口腔内の病巣の動画・静
止画像などに用いられる撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、歯科や口腔外科などにおける口腔
内の患部の診療に、CCDを用いた撮像装置が用いられ
ている。このような装置において、特開平4−1764
36号公報のように、照明光を光ファイバにて導光する
ものがある。また、特開昭62−246347号公報の
ように、被写体像をイメージファイバを用いて口腔外に
設けた撮像素子に導くものや、特開平4−176436
号公報のように、被写体像をレンズなどの伝送手段を用
いて口腔外に設けた撮像素子に導くものがある。
【0003】この種の撮像装置の一例を図5に示す。歯
などの奥行きのあるものを近接撮像するために大きな被
写界深度が必要とされているので絞り径の小さいレンズ
鏡筒4が用いられている。また、歯の側面を撮像する場
合が多いので先端には反射ミラーとしてプリズム3が配
置されている。これらのレンズ鏡筒4とプリズム3と撮
像素子であるCCD2を細長い棒状にまとめた撮像部
と、撮像窓の周囲から強力な照明光を出射する導光路で
あるバンドルファイバ5とを、最太部で直径20mm程
度である手持ち部1内に納めている。その外部に映像回
路11と、大型高出力のハロゲン球6からなる照明光源
と静止画スイッチ12に同期して、映像回路11からの
動画信号出力より静止画データを生成する静止画回路1
3とを備えた本体7があり、手持ち部1と本体7との間
は映像信号ケーブルと、照明光を導光するバンドルファ
イバ5を内蔵したケーブル8でつながっている構成とな
っている。本体7にはハロゲン球6の冷却用にファンモ
ータ10が内蔵されている。ケーブル8は、内部に細く
断線しやすいバンドルファイバ5を内蔵しているため、
強度を持たせるために、金属のスプリング状のチューブ
や厚い被覆が保護チューブ9として用いられている。以
上の構成から、本体7からは動画と静止画信号が出力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の撮像装置においては、以下に記載する課題を有して
いた。
【0005】(1) 照明光を導光する光ファイバは数メー
トル必要となり、非常に高価なものとなる。
【0006】(2) 手持ち部と本体とをつなぐケーブルの
重量が重い保護チューブのため、手持ち部が引っ張られ
保持しづらい。
【0007】(3) 大型高出力のハロゲン球を用いている
ので消費電力が大きく、放熱対策のため本体が大きくな
り、設置場所が大きくなる。
【0008】(4) 常に明るい光が先端部より照射される
ので、顔等の撮像では弦しいために被写体となる人が目
を開けられなくなり、撮像し難い。
【0009】したがって、この発明の目的は、安価に製
造でき、軽量、小型化を図るとともに、顔面を撮像しや
すい撮像装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の請求項1記載の撮像装置は、被写体を撮
像する撮像部を棒状の手持ち部に収納し、静止画、動画
を出力する本体部と手持ち部をケーブルにより連結した
撮像装置であって、撮像部に並設された導光路と、撮像
部による撮像中に導光路を介して被写体照射を行う輝度
および消費電力の異なる第1および第2の光源と、撮像
部を制御して動画または静止画を生成する映像回路部
と、動画と静止画を切り替えるための操作部と、操作部
の切替操作に同期して第1または第2の光源を点灯制御
する光源制御部とを備え、少なくとも導光路、第1およ
び第2の光源を手持ち部に収納したこと特徴とする。
【0011】このように、撮像部に並設された導光路
と、撮像部による撮像中に導光路を介して被写体照射を
行う輝度および消費電力の異なる第1および第2の光源
とを手持ち部に収納したので、従来照明光を手持ち部外
部から導光するために必要であった数メートルもの光フ
ァイバが不要となる。そのため、ケーブル内が電線のみ
となるので導光路保護用の保護チューブが必要なくな
り、ケーブルを軽量、細形化することができ操作性が飛
躍的に向上する。また、光源制御部により、操作部の切
替操作に同期して第1または第2の光源を点灯制御する
ことで、消費電力の平均値が下がり、放熱用機構が必要
なくなる。また、これに伴い発熱量も減少するので、上
記のように第1および第2の光源を手持ち部に内蔵する
ことができる。
【0012】請求項2記載の撮像装置は、請求項1にお
いて、被写体の照度を測定する受光素子を備え、光源制
御部は、受光素子で測光した照明光量が所定の値となる
ように第1または第2の光源の点灯制御を行う。被写体
によって変わる反射率によって動画撮像時及び静止画撮
像時の明るさが変動してしまうため、被写体の照度を測
定する受光素子を設け、この受光素子で測光した照明光
量が所定の値となるように第1または第2の光源の点灯
制御を光源制御部が行うことにより、光の反射率を考慮
した照明が実現できよりコントラストのきれいな画質と
なる。
【0013】請求項3記載の撮像装置は、請求項2にお
いて、受光素子は手持ち部の内部に配置し、被写体から
の光を受光素子まで導光する第2の導光路を備えた。先
端部に受光素子を配置すると先端部が太くなってしまう
ので、上記のように受光素子は手持ち部の内部に配置
し、被写体からの光を受光素子まで導光する第2の導光
路を設けることで先端部の細形化することができ、口腔
内に挿入しやすく操作性が向上する。
【0014】請求項4記載の撮像装置は、請求項1,2
または3において、静止画像を生成するとき、撮像部の
絞り径を小さくするように制御する絞り制御部を備え
た。このように、静止画像を生成するとき、撮像部の絞
り径を小さくするように制御する絞り制御部を備えたの
で、明るい動画映像信号と被写界深度の深い静止画像を
得ることができる。
【0015】請求項5記載の撮像装置は、請求項1,
2,3または4において、光源制御部は、動画を撮像す
るときは第1の光源で照明し、静止画を撮像するときは
第1の光源よりも輝度の高い第2の光源で照明する。こ
のように、光源制御部は、動画を撮像するときは第1の
光源で照明し、静止画を撮像するときは第1の光源より
も輝度の高い第2の光源で照明するので、顔面の撮影を
する場合に、動画撮影時には眩しくなく、また静止画撮
像時に眩しいのは第2の光源の瞬間的な点灯時のみとす
ることができる。これにより、顔面の静止画撮像がしや
すくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1に基づいて説明する。
【0017】図1はこの発明の第1の実施の形態の撮像
装置のブロック図である。図1に示すように、この撮像
装置は、金属で覆われた棒状の手持ち部14と静止画、
動画を出力する本体部25とをケーブル24により連結
したもので、被写体を撮像する撮像部と、撮像部に並設
された導光路18と、撮像部による撮像中に導光路18
を介して被写体照射を行う輝度および消費電力の異なる
第1および第2の光源19,20と、撮像部を制御して
動画または静止画を生成する映像回路部26と、動画と
静止画を切り替えるための操作部28と、操作部28の
切替操作に同期して第1または第2の光源19,20を
点灯制御する光源制御部21とを備え、少なくとも導光
路18、第1および第2の光源19,20を手持ち部1
4に収納している。
【0018】撮像部として全画素読み出しのCCD1
5、全画素読み出しCCD15に被写体の像を結像させ
るプリズム16とレンズ鏡筒17がある。手持ち部の内
壁にそって配置された導光路にはバンドルファイバ18
を用いている。バンドルファイバ18を通して被写体を
照明する光源は、第1の光源として常時点灯する先端に
レンズのついた出力5W程度のミニチュアハロゲン球1
9を用い、第2の光源として瞬間のみ高輝度で発光する
キセノンメタハロランプ20を用いている。この2種の
光源19,20は上記のように手持ち部14内に収めて
ある。バンドルファイバ18は各光源19,20の光を
導光するように2またに分かれており、各光源19,2
0の照明光を均質に導光するように素線はランダム配列
されている。そして、2またに分かれてプリズム16を
挟み込むようにプリズム16の両側に出力端がある。
【0019】光源制御部21は、ミニチュアハロゲン球
19とキセノンメタハロランプ20とを制御し、内部に
スイッチ回路22とキセノンメタハロランプ20用の電
源回路23が内蔵されている。本体部25には、CCD
15を制御して動画と静止画を生成する映像回路部26
がある。映像回路部26にはフレームメモリ27があり
静止画映像はフレームメモリ27に記憶される。また静
止画を生成するタイミングを入力する操作部として外部
静止画スイッチ28が本体部25につながっている。手
持ち部14と本体部25を結ぶケーブル24内には、全
画素読み出しCCD15と映像回路部26を結ぶ映像信
号線と、光源19,20の電源線と制御信号線が内蔵さ
れている。
【0020】以上のように構成された撮像装置につい
て、その動作を説明する。
【0021】動画撮像の場合、光源はミニチュアハロゲ
ン球19が常時点灯し、全画素読み出しCCD15は映
像回路部26によってNTSC映像出力またはPAL映
像出力するように制御されて、映像回路部26からは動
画出力がされる。このとき、映像回路部26はミニチュ
アハロゲン球19の色温度で最適となるようにホワイト
バランスが調整されている。また、このとき、光源制御
部21内のキセノンメタハロランプ用の電源回路23で
は充電動作が行われている。
【0022】静止画撮像の場合、まず外部静止画スイッ
チ28に入力が入る。その後、スイッチ回路22によ
り、ミニチュアハロゲン球19が消灯し、映像回路部2
6はキセノンメタハロランプ20の色温度で最適となる
ようなホワイトバランスの設定に変更される。その後キ
セノンメタハロランプ20が30ms点灯する。全画素
読み出しCCD15では映像回路部26にて全画素読み
出しが行われ、そのデータは映像回路部26内のフレー
ムメモリ27に記憶され、映像回路部26より静止画信
号として出力される。
【0023】以上のように第1の実施の形態によれば、
手持ち部14に光源19,20が内蔵されるので、ケー
ブル24内が電線のみとなるのでバンドルファイバ保護
用の保護チューブが必要なくなり、ケーブル24を細形
化することが可能になり、操作性が飛躍的に向上する。
【0024】また、本体部25内が映像回路部26のみ
となるので放熱などの機構が必要なく本体部25を非常
に小さくできる。また、光源を従来に比べて小電力のミ
ニチュアハロゲン球19とキセノンメタハロランプ20
としたので消費電力が激減した。
【0025】また、顔面の静止画撮像時に弦しいのはキ
セノンメタハロランプ20の瞬間的な点灯時のみとなる
ので、顔面の静止画撮像がしやすくなる。また、動画、
静止画でそれぞれ単色の色温度の光源で照明するために
画像の色再現性が良いなどの効果がある。
【0026】なお、実施の形態では、手持ち部14に撮
像部、バンドルファイバ18、第1および第2の光源1
9,20、光源制御部21を収納したが、少なくとも撮
像部、バンドルファイバ18、第1および第2の光源1
9,20を手持ち部14に収納する構成であればよい。
【0027】この発明の第2の実施の形態を図2に基づ
いて説明する。
【0028】図2はこの発明の第2の実施の形態の撮像
装置のブロック図である。同図において第1の実施の形
態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略
する。図2に示すように、手持ち部14の先端に被写体
の照度を検出するフォトトランジスタ(受光素子)29
を配置している。光源制御部30は、フォトトランジス
タ29を駆動する電源回路、フォトトランジスタ29を
流れる電流の時間積分値とあらかじめ設定された閾値を
比較して閾値を超えた時点でキセノンメタハロランプ2
0を消灯するスイッチ回路31、キセノンメタハロラン
プ20用の電源回路32で構成されている。
【0029】以上のように構成された撮像装置につい
て、その動作を説明する。
【0030】動画撮像の場合は第1の実施の形態と同様
の動作を行う。
【0031】静止画撮像の場合、まず外部静止画スイッ
チ28に入力が入ると静止画撮像が開始される。スイッ
チ回路31によりミニチュアハロゲン球19が消灯し、
映像回路部26はキセノンメタハロランプ20の色温度
で最適となるようなホワイトバランスの設定に変更され
る。キセノンメタハロランプ20が点灯を開始し、全画
素読み出しCCD15内のフォトダイオードヘ蓄積が開
始される。同時にフォトトランジスタ19に流れる電流
の時間積分も開始され、時間積分値とあらかじめ設定さ
れた閾値を比較して、閾値を超えた時点でスイッチ回路
31はキセノンメタハロランプ20を消灯する。その後
全画素読み出しCCD15内のフォトダイオードヘ蓄積
が終了し、映像回路部26にて全画素読み出しが行わ
れ、そのデータは映像回路内のフレームメモリ27に記
憶され、映像回路部26より静止画信号として出力され
る。
【0032】以上のように第2の実施の形態によれば、
被写体の照明光量を測光して、静止画信号を取り込むこ
とで、被写体の反射率を考慮した照明が実現でき、第1
の実施の形態よりもきれいな静止画の画質となる。
【0033】この発明の第3の実施の形態の撮像装置を
図3に基づいて説明する。
【0034】図3はこの発明の第3の実施の形態の撮像
装置のブロック図である。同図において第2の実施の形
態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略
する。図3に示すように、フォトトランジスタ29を手
持ち部14の内部に配置し、被写体からの光を先端部か
らフォトトランジスタ29まで導光するように照明用と
は別の第2の導光ファイバ(第2の導光路)33を配置
する。
【0035】以上のように第3の実施の形態の撮像装置
において、動画撮像と静止画撮像の動作は第2の実施の
形態と同様である。
【0036】以上のように第3の実施の形態によれば、
手持ち部14の先端部にフォトトランジスタ29が配置
されないので、手持ち部14の先端部を第2の実施の形
態に比べて細形化することができる。
【0037】この発明の第4の実施の形態の撮像装置を
図4に基づいて説明する。
【0038】図4はこの発明の第4の実施の形態の撮像
装置のブロック図である。同図において第1の実施の形
態と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略
する。この撮像装置はレンズ鏡筒17の絞りを2値的に
可変するサーボモータ34と、このサーボモータ34を
制御する絞り制御部35とを手持ち部14に内蔵してい
る。
【0039】以上のように構成された第4の実施の形態
について、その動作を説明する。
【0040】動画撮像の場合、絞り制御部35はレンズ
鏡筒17の絞りを大きくするようにサーボモータ34を
制御する。照明光源はミニチュアハロゲン球19が常時
点灯し、全画素読み出しCCD15は映像回路部26に
よってNTSC映像出力またはPAL映像出力するよう
に制御されて、映像回路部26からは動画出力がされ
る。このとき映像回路部26はミニチュアハロゲン球1
9の色温度で最適となるようにホワイトバランスが調整
されている。またこのとき光源制御部21内のキセノン
メタハロランプ20用の電源回路23では充電動作が行
われている。
【0041】静止画撮像の場合、まず外部静止画スイッ
チ28に入力が入る。次に絞り制御部35はレンズ鏡筒
17の絞りを小さくするようにサーボモータ34を制御
する。その後スイッチ回路22により、ミニチュアハロ
ゲン球19が消灯し、映像回路部26はキセノンメタハ
ロランプ20の色温度で最適となるようなホワイトバラ
ンスの設定に変更される。キセノンメタハロランプ20
が30ms点灯し、全画素読み出しCCD15では映像
回路部26にて全画素読み出しが行われ、そのデータは
映像回路部26内のフレームメモリ27に記憶され、映
像回路部26より静止画信号として出力される。
【0042】以上のように第4の実施の形態によれば、
動画撮像時は、暗い照明を補うために、絞りを開き明る
い動画映像信号となる。また、静止画撮像時は絞りを絞
ることによって被写界深度を深くして凹凸の大きい口腔
内の焦点が合った静止画像を得ることができる。
【0043】なお、第4の実施の形態を第2または第3
の実施の形態に適用することもできる。
【0044】
【発明の効果】この発明の撮像装置によれば、撮像部に
並設された導光路と、撮像部による撮像中に導光路を介
して被写体照射を行う輝度および消費電力の異なる第1
および第2の光源とを手持ち部に収納したので、従来照
明光を手持ち部外部から導光するために必要であった数
メートルもの光ファイバが不要となる。そのため、ケー
ブル内が電線のみとなるので導光路保護用の保護チュー
ブが必要なくなり、ケーブルを軽量、細形化することが
でき操作性が飛躍的に向上する。また、光源制御部によ
り、操作部の切替操作に同期して第1または第2の光源
を点灯制御することで、消費電力の平均値が下がり、放
熱用機構が必要なくなる。また、これに伴い発熱量も減
少するので、上記のように第1および第2の光源を手持
ち部に内蔵することができる。
【0045】請求項2では、被写体によって変わる反射
率によって動画撮像時及び静止画撮像時の明るさが変動
してしまうため、被写体の照度を測定する受光素子を設
け、この受光素子で測光した照明光量が所定の値となる
ように第1または第2の光源の点灯制御を光源制御部が
行うことにより、光の反射率を考慮した照明が実現でき
よりコントラストのきれいな画質となる。
【0046】請求項3では、先端部に受光素子を配置す
ると先端部が太くなってしまうので、受光素子は手持ち
部の内部に配置し、被写体からの光を受光素子まで導光
する第2の導光路を設けることで先端部の細形化するこ
とができ、口腔内に挿入しやすく操作性が向上する。
【0047】請求項4では、静止画像を生成するとき、
撮像部の絞り径を小さくするように制御する絞り制御部
を備えたので、明るい動画映像信号と被写界深度の深い
静止画像を得ることができる。
【0048】請求項5では、光源制御部は、動画を撮像
するときは第1の光源で照明し、静止画を撮像するとき
は第1の光源よりも輝度の高い第2の光源で照明するの
で、顔面の撮影をする場合に、動画撮影時には眩しくな
く、また静止画撮像時に眩しいのは第2の光源の瞬間的
な点灯時のみとすることができる。このため、顔面の静
止画撮像がしやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の撮像装置のブロ
ック図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態の撮像装置のブロ
ック図である。
【図3】この発明の第3の実施の形態の撮像装置のブロ
ック図である。
【図4】この発明の第4の実施の形態の撮像装置のブロ
ック図である。
【図5】従来の撮像装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 手持ち部 2 CCD 3 プリズム 4 レンズ鏡筒 5 バンドルファイバ 6 ハロゲン球 7 本体 8 ケーブル 9 保護チューブ 10 ファンモータ 11 映像回路 12 静止画スイッチ 13 静止画回路 14 手持ち部 15 全画素読み出しのCCD 16 プリズム 17 レンズ鏡筒 18 バンドルファイバ 19 ミニチュアハロゲン球 20 キセノンメタハロランプ 21 光源制御部 22 スイッチ回路 23 電源回路 24 ケーブル 25 本体部 26 映像回路部 27 フレームメモリ 28 外部静止画スイッチ 29 フォトトランジスタ 30 光源制御部 31 スイッチ回路 32 電源回路 33 導光ファイバ 34 サーボモータ 35 絞り制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像部を棒状の手持ち
    部に収納し、静止画、動画を出力する本体部と前記手持
    ち部をケーブルにより連結した撮像装置であって、前記
    撮像部に並設された導光路と、前記撮像部による撮像中
    に前記導光路を介して前記被写体照射を行う輝度および
    消費電力の異なる第1および第2の光源と、前記撮像部
    を制御して動画または静止画を生成する映像回路部と、
    動画と静止画を切り替えるための操作部と、前記操作部
    の切替操作に同期して前記第1または第2の光源を点灯
    制御する光源制御部とを備え、少なくとも前記導光路、
    前記第1および第2の光源を前記手持ち部に収納したこ
    と特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体の照度を測定する受光素子を備
    え、前記光源制御部は、前記受光素子で測光した照明光
    量が所定の値となるように第1または第2の光源の点灯
    制御を行う請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 受光素子は手持ち部の内部に配置し、被
    写体からの光を前記受光素子まで導光する第2の導光路
    を備えた請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 静止画像を生成するとき、撮像部の絞り
    径を小さくするように制御する絞り制御部を備えた請求
    項1,2または3記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 光源制御部は、動画を撮像するときは第
    1の光源で照明し、静止画を撮像するときは前記第1の
    光源よりも輝度の高い第2の光源で照明する請求項1,
    2,3または4記載の撮像装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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