JP2000166821A - 吸引掃除機 - Google Patents
吸引掃除機Info
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- JP2000166821A JP2000166821A JP10342696A JP34269698A JP2000166821A JP 2000166821 A JP2000166821 A JP 2000166821A JP 10342696 A JP10342696 A JP 10342696A JP 34269698 A JP34269698 A JP 34269698A JP 2000166821 A JP2000166821 A JP 2000166821A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】掃除機能をより高めた吸引掃除機を提供するこ
と。 【解決手段】筒状に形成した本体ケーシング12に圧力
室14、タービン室16および塵埃吸引室18を画成
し、かつそれらの室にわたって本体ケーシングの軸芯に
中空軸20を回転自在に配設し、該中空軸の一端部を前
記圧力室に開口させ、前記中空軸の他端部を前記塵埃吸
引室に臨ませ、かつ前記中空軸の他端部にブラシ26を
配設し、さらに前記中空軸の先端にノズル28を配設す
るとともに、前記タービン室の前記中空軸にタービン2
2を配設してヘッド10を構成している。
と。 【解決手段】筒状に形成した本体ケーシング12に圧力
室14、タービン室16および塵埃吸引室18を画成
し、かつそれらの室にわたって本体ケーシングの軸芯に
中空軸20を回転自在に配設し、該中空軸の一端部を前
記圧力室に開口させ、前記中空軸の他端部を前記塵埃吸
引室に臨ませ、かつ前記中空軸の他端部にブラシ26を
配設し、さらに前記中空軸の先端にノズル28を配設す
るとともに、前記タービン室の前記中空軸にタービン2
2を配設してヘッド10を構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸引掃除機に関す
るもので、詳しくは、ブラシを備えた吸引掃除機のヘッ
ドに関するものである。
るもので、詳しくは、ブラシを備えた吸引掃除機のヘッ
ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸引掃除機としては、ヘッドにブラシを
備え、該ブラシを床,壁等の清掃面に対して垂直な軸を
中心として回転させ、清掃面に付着した塵埃をブラシで
掻き落とし、それを吸引手段によって吸引除去するよう
にしたものが、例えば、特開平10−117972号公
報に開示されている。
備え、該ブラシを床,壁等の清掃面に対して垂直な軸を
中心として回転させ、清掃面に付着した塵埃をブラシで
掻き落とし、それを吸引手段によって吸引除去するよう
にしたものが、例えば、特開平10−117972号公
報に開示されている。
【0003】このようなブラシを清掃面に対して垂直な
軸を中心として回転させる吸引掃除機では、毛足の長い
ブラシを使用できるため、部屋の隅部,開口の狭い奥
部,深い凹部にもブラシを臨ませることができるので、
それらの部位に付着している塵埃を確実に遊離させるこ
とができる。
軸を中心として回転させる吸引掃除機では、毛足の長い
ブラシを使用できるため、部屋の隅部,開口の狭い奥
部,深い凹部にもブラシを臨ませることができるので、
それらの部位に付着している塵埃を確実に遊離させるこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
吸引掃除機では、ヘッドを構成するケーシング本体の軸
芯に軸を回転自在に配設し、該軸に螺旋回転羽根を周設
するとともに、軸の先端にブラシを設置している。そし
て、掃除機本体のファンを回転駆動することによって掃
除機本体の吸引手段による吸引力を利用してブラシを回
転させている。したがって、このような吸引掃除機で
は、ブラシの先端を清掃面に対して円形に移動させて掃
除を行うため、ブラシの中心部での塵埃を掻き落とす力
は弱く、ヘッドの位置を床上でずらしながら掃除する必
要があり、特に床と壁の成す隅部等に付着した塵埃を十
分に除去できない虞れがある。
吸引掃除機では、ヘッドを構成するケーシング本体の軸
芯に軸を回転自在に配設し、該軸に螺旋回転羽根を周設
するとともに、軸の先端にブラシを設置している。そし
て、掃除機本体のファンを回転駆動することによって掃
除機本体の吸引手段による吸引力を利用してブラシを回
転させている。したがって、このような吸引掃除機で
は、ブラシの先端を清掃面に対して円形に移動させて掃
除を行うため、ブラシの中心部での塵埃を掻き落とす力
は弱く、ヘッドの位置を床上でずらしながら掃除する必
要があり、特に床と壁の成す隅部等に付着した塵埃を十
分に除去できない虞れがある。
【0005】また、ブラシを回転駆動する動力は、掃除
機本体の吸引力に依存しているため、ブラシを回転させ
るための圧力損失が大きくなると、それに伴って塵埃を
吸引する機能が低下してしまうばかりでなく、ヘッドと
掃除機本体を連結するホースの剛性が小さいと、掃除機
本体の吸引力によってホースが潰れて吸引通路を確保で
きない場合も生じる。
機本体の吸引力に依存しているため、ブラシを回転させ
るための圧力損失が大きくなると、それに伴って塵埃を
吸引する機能が低下してしまうばかりでなく、ヘッドと
掃除機本体を連結するホースの剛性が小さいと、掃除機
本体の吸引力によってホースが潰れて吸引通路を確保で
きない場合も生じる。
【0006】そこで、本発明の目的は、掃除機能をより
高めた吸引掃除機を提供することにある。
高めた吸引掃除機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の吸引掃除機で
は、筒状に形成した本体ケーシングに圧力室,タービン
室および塵埃吸引室を画成し、かつそれらの室にわたっ
て本体ケーシングの軸芯に中空軸を回転自在に配設し、
該中空軸の一端部を前記圧力室に開口させ、前記中空軸
の他端部を前記塵埃吸引室に臨ませ、かつ前記中空軸の
他端部にブラシを配設し、さらに前記中空軸の先端にノ
ズルを配設するとともに、前記タービン室の前記中空軸
にタービンを配設してヘッドを構成し、前記圧力室およ
び前記タービン室を圧縮機にそれぞれ接続し、前記塵埃
吸引室を吸引手段に接続させ、前記圧縮機からの圧縮空
気を前記タービン室に圧送して前記中空軸を回転させる
とともに、前記圧縮機からの圧縮空気を前記圧力室に圧
送し、前記中空軸を介して前記ノズルから塵埃吸引室前
方へ噴射させるようにしている。
は、筒状に形成した本体ケーシングに圧力室,タービン
室および塵埃吸引室を画成し、かつそれらの室にわたっ
て本体ケーシングの軸芯に中空軸を回転自在に配設し、
該中空軸の一端部を前記圧力室に開口させ、前記中空軸
の他端部を前記塵埃吸引室に臨ませ、かつ前記中空軸の
他端部にブラシを配設し、さらに前記中空軸の先端にノ
ズルを配設するとともに、前記タービン室の前記中空軸
にタービンを配設してヘッドを構成し、前記圧力室およ
び前記タービン室を圧縮機にそれぞれ接続し、前記塵埃
吸引室を吸引手段に接続させ、前記圧縮機からの圧縮空
気を前記タービン室に圧送して前記中空軸を回転させる
とともに、前記圧縮機からの圧縮空気を前記圧力室に圧
送し、前記中空軸を介して前記ノズルから塵埃吸引室前
方へ噴射させるようにしている。
【0008】さらに、本発明の吸引掃除機では、前記塵
埃吸引室の前記中空軸に前記塵埃吸引室の前方の空気を
吸引するためのファンを配設している。さらにまた、本
発明の吸引掃除機では、前記塵埃吸引室の開口部に前記
ブラシを囲繞するスカートを配設している。本発明の吸
引掃除機では、ブラシの先端で塵埃を掻き出し、ブラシ
の中央部前方の塵埃をノズルからの噴射空気によって吹
き飛ばし、それらも塵埃吸引室に吸引する。
埃吸引室の前記中空軸に前記塵埃吸引室の前方の空気を
吸引するためのファンを配設している。さらにまた、本
発明の吸引掃除機では、前記塵埃吸引室の開口部に前記
ブラシを囲繞するスカートを配設している。本発明の吸
引掃除機では、ブラシの先端で塵埃を掻き出し、ブラシ
の中央部前方の塵埃をノズルからの噴射空気によって吹
き飛ばし、それらも塵埃吸引室に吸引する。
【0009】この発明の吸引掃除機によれば、ブラシを
ケーシング本体の軸芯を中心としてブラシを回転させる
ため、ブラシの毛足を長くでき、それによって深い凹部
内の塵埃を容易に掻き出すことができる。またブラシを
タービンによって駆動させるので、塵埃吸引力に全く影
響を与えることなく、常に大きな集塵力が得られる。さ
らに、ブラシの中央前方、即ちブラシの作用の弱い部位
はノズルからの噴射空気によって塵埃を吹き飛ばすの
で、より清掃機能が高まる。
ケーシング本体の軸芯を中心としてブラシを回転させる
ため、ブラシの毛足を長くでき、それによって深い凹部
内の塵埃を容易に掻き出すことができる。またブラシを
タービンによって駆動させるので、塵埃吸引力に全く影
響を与えることなく、常に大きな集塵力が得られる。さ
らに、ブラシの中央前方、即ちブラシの作用の弱い部位
はノズルからの噴射空気によって塵埃を吹き飛ばすの
で、より清掃機能が高まる。
【0010】さらに、本発明吸引掃除機では、タービン
によって駆動される軸にファンを配設して独自に塵埃を
塵埃吸引室に吸引し、該ファンによって塵埃吸引室の空
気を掃除機本体等に排出する。したがって、塵埃吸引室
と装置本体等の吸引手段とを接続するホースの圧力は、
あまり低下することなく、ホースが潰れる虞れはない。
によって駆動される軸にファンを配設して独自に塵埃を
塵埃吸引室に吸引し、該ファンによって塵埃吸引室の空
気を掃除機本体等に排出する。したがって、塵埃吸引室
と装置本体等の吸引手段とを接続するホースの圧力は、
あまり低下することなく、ホースが潰れる虞れはない。
【0011】さらにまた、本発明吸引掃除機では、スカ
ートに案内されて塵埃吸引室前方の空気が吸引されるの
で、吸引効率が高められる。
ートに案内されて塵埃吸引室前方の空気が吸引されるの
で、吸引効率が高められる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明の吸
引掃除機の好ましい実施の形態について詳説する。図1
には、本発明に係る吸引掃除機のヘッド10の一実施の
形態を示している。
引掃除機の好ましい実施の形態について詳説する。図1
には、本発明に係る吸引掃除機のヘッド10の一実施の
形態を示している。
【0013】このヘッド10は、本体ケーシング12に
圧力室14、タービン室16、塵埃吸引室18が形成さ
れている。また、この本体ケーシング12の軸芯には、
各室14、16、18にわたって中空軸20が回転自在
に配設され、中空軸20の一端は圧力室14に開口して
いる。そして、タービン室16内の中空軸20外周面に
はタービン22が固設され、塵埃吸引室18内の中空軸
20外周面にはシロッコファン等の軸方向から空気を吸
い込み、半径方向へ排出するファン24が固設されてい
る。また、中空軸20の先端部外周面には塵埃吸引室1
8の前方へ向けて延伸したブラシ26が装着され、中空
軸20の先端にはノズル28が装着されている。また、
本体ケーシング12における塵埃吸引室18の端部に
は、ブラシ26を覆うようにしてゴム等の柔軟な材質に
よって形成されたスカート30が配設されている。
圧力室14、タービン室16、塵埃吸引室18が形成さ
れている。また、この本体ケーシング12の軸芯には、
各室14、16、18にわたって中空軸20が回転自在
に配設され、中空軸20の一端は圧力室14に開口して
いる。そして、タービン室16内の中空軸20外周面に
はタービン22が固設され、塵埃吸引室18内の中空軸
20外周面にはシロッコファン等の軸方向から空気を吸
い込み、半径方向へ排出するファン24が固設されてい
る。また、中空軸20の先端部外周面には塵埃吸引室1
8の前方へ向けて延伸したブラシ26が装着され、中空
軸20の先端にはノズル28が装着されている。また、
本体ケーシング12における塵埃吸引室18の端部に
は、ブラシ26を覆うようにしてゴム等の柔軟な材質に
よって形成されたスカート30が配設されている。
【0014】このように構成された吸引掃除機のヘッド
10では、上記圧力室14およびタービン室16に、そ
れぞれ閉止弁32、34を介して圧縮機36が接続さ
れ、また塵埃吸引室18にホース38を介して掃除機本
体40が接続される。この吸引掃除機において、圧縮機
36を駆動し、かつ閉止弁32、34を開成するととも
に、掃除機本体40を作動させると、圧縮機36から圧
縮空気が圧力室14およびタービン室16に供給され、
また掃除機本体40の吸引手段によって塵埃吸引室18
内の空気が吸引される。
10では、上記圧力室14およびタービン室16に、そ
れぞれ閉止弁32、34を介して圧縮機36が接続さ
れ、また塵埃吸引室18にホース38を介して掃除機本
体40が接続される。この吸引掃除機において、圧縮機
36を駆動し、かつ閉止弁32、34を開成するととも
に、掃除機本体40を作動させると、圧縮機36から圧
縮空気が圧力室14およびタービン室16に供給され、
また掃除機本体40の吸引手段によって塵埃吸引室18
内の空気が吸引される。
【0015】そして、タービン室16に供給された圧縮
空気はタービン22を回転駆動し、タービン室16に形
成した排気口16aから外部へ排出される。タービン2
2が回転されると、それに伴って中空軸20が回転さ
れ、ブラシ26を回転させ、床,壁等に付着している塵
埃等を掻き落とす。また、圧縮機36から圧力室14に
供給された圧縮空気は、中空軸20内を通りノズル28
へ圧送され、該ノズル28から塵埃吸引室18の前方へ
噴射され、その噴射空気によって床、壁等に付着してい
る塵埃等を吹き飛ばす。また、中空軸20が回転される
と、塵埃吸引室18のファン24も回転され、該ファン
24はスカート30を案内としてヘッド10の前方の塵
埃を塵埃吸引室18に吸引する。そして、塵埃吸引室1
8に吸引された塵埃は、該室18の排気口18aからホ
ース38を経て掃除機本体40に吸引され、該掃除機本
体40内のフィルタで捕捉される。
空気はタービン22を回転駆動し、タービン室16に形
成した排気口16aから外部へ排出される。タービン2
2が回転されると、それに伴って中空軸20が回転さ
れ、ブラシ26を回転させ、床,壁等に付着している塵
埃等を掻き落とす。また、圧縮機36から圧力室14に
供給された圧縮空気は、中空軸20内を通りノズル28
へ圧送され、該ノズル28から塵埃吸引室18の前方へ
噴射され、その噴射空気によって床、壁等に付着してい
る塵埃等を吹き飛ばす。また、中空軸20が回転される
と、塵埃吸引室18のファン24も回転され、該ファン
24はスカート30を案内としてヘッド10の前方の塵
埃を塵埃吸引室18に吸引する。そして、塵埃吸引室1
8に吸引された塵埃は、該室18の排気口18aからホ
ース38を経て掃除機本体40に吸引され、該掃除機本
体40内のフィルタで捕捉される。
【0016】即ち、上記実施の形態の吸引掃除機では、
中空軸20が圧縮空気によって駆動されてブラシ26が
回転され、そして、ブラシ26によって床等に付着して
いる塵埃が掻き落とされ、さらにブラシ26の中心部前
方の塵埃はノズル28から噴射される圧縮空気によって
吹き飛ばされる。そして、それらの塵埃等はスカート3
0に案内されて塵埃吸引室18に吸引され、さらに掃除
機本体40内のフィルタによって捕捉され、清浄な空気
のみが外部へ排出される。
中空軸20が圧縮空気によって駆動されてブラシ26が
回転され、そして、ブラシ26によって床等に付着して
いる塵埃が掻き落とされ、さらにブラシ26の中心部前
方の塵埃はノズル28から噴射される圧縮空気によって
吹き飛ばされる。そして、それらの塵埃等はスカート3
0に案内されて塵埃吸引室18に吸引され、さらに掃除
機本体40内のフィルタによって捕捉され、清浄な空気
のみが外部へ排出される。
【0017】なお、上記実施の形態では、塵埃吸引室1
8にファン24を配設し、該ファン24によって塵埃を
吸引しているが、塵埃吸引室18を掃除機本体40に接
続させる場合には、ファン24は必ずしも必要としな
い。また、逆に塵埃吸引室18の排気口18aに集塵袋
等を配設すれば、掃除機本体40は必ずしも必要としな
い。
8にファン24を配設し、該ファン24によって塵埃を
吸引しているが、塵埃吸引室18を掃除機本体40に接
続させる場合には、ファン24は必ずしも必要としな
い。また、逆に塵埃吸引室18の排気口18aに集塵袋
等を配設すれば、掃除機本体40は必ずしも必要としな
い。
【0018】また、上記実施の形態におけるノズル28
は、図2(a)に示した中心に噴出孔28aを形成した
もの,図2(b)に示した中心に形成した噴出孔28a
に加え周囲にも噴出孔28bを形成したもの,図2
(c)に示した中心に形成した噴出孔28aに加え周囲
に斜め周方向へ向けて噴出孔28cを形成するととも
に、頭部を回転継手28dを介して連結したもの等の各
種の態様のものを採用できる。このうち図2(c)に示
したノズル28の場合には、噴出孔28cから噴射され
る空気の反動によってノズル28が回転され、かつ該噴
射孔28cからの噴射空気が噴射孔28aによる空気噴
射域の周囲に噴射される。
は、図2(a)に示した中心に噴出孔28aを形成した
もの,図2(b)に示した中心に形成した噴出孔28a
に加え周囲にも噴出孔28bを形成したもの,図2
(c)に示した中心に形成した噴出孔28aに加え周囲
に斜め周方向へ向けて噴出孔28cを形成するととも
に、頭部を回転継手28dを介して連結したもの等の各
種の態様のものを採用できる。このうち図2(c)に示
したノズル28の場合には、噴出孔28cから噴射され
る空気の反動によってノズル28が回転され、かつ該噴
射孔28cからの噴射空気が噴射孔28aによる空気噴
射域の周囲に噴射される。
【0019】図3は、本発明の吸引掃除機の他の実施の
形態を示したものである。この吸引掃除機では、上記実
施の形態で示したヘッド10をスタンド42に取付けて
高所、例えば梁44等の掃除を容易に行えるようにした
吸引掃除機を示している。この吸引掃除機では、台車4
6にテレスコープ型スタンド42を立設し、その上端部
にヘッド10を取り付けている。そして、この吸引掃除
機では、スタンド42の各部分42a、42b、42c
を切り換え弁48a、48b、48cを介して圧縮機3
6に接続し、また、ヘッド10の姿勢を制御するため
に、シリンダ50を設置するとともに、該シリンダ50
を切り換え弁52を介して圧縮機36に接続している。
また、ホース38をスタンド42に添設させ、掃除機本
体40を台車46に搭載させている。なお、上記切り換
え弁48a、48b、48c、52は、通路上流を下流
または大気に選択的に連通するものである。
形態を示したものである。この吸引掃除機では、上記実
施の形態で示したヘッド10をスタンド42に取付けて
高所、例えば梁44等の掃除を容易に行えるようにした
吸引掃除機を示している。この吸引掃除機では、台車4
6にテレスコープ型スタンド42を立設し、その上端部
にヘッド10を取り付けている。そして、この吸引掃除
機では、スタンド42の各部分42a、42b、42c
を切り換え弁48a、48b、48cを介して圧縮機3
6に接続し、また、ヘッド10の姿勢を制御するため
に、シリンダ50を設置するとともに、該シリンダ50
を切り換え弁52を介して圧縮機36に接続している。
また、ホース38をスタンド42に添設させ、掃除機本
体40を台車46に搭載させている。なお、上記切り換
え弁48a、48b、48c、52は、通路上流を下流
または大気に選択的に連通するものである。
【0020】したがって、この吸引掃除機では、台車4
6を移動することによって、吸引掃除機を任意の場所に
容易に移動でき、切り換え弁48a、48b、48cを
適宜に操作することによって、スタンド42を任意の高
さに伸長し、かつ切り換え弁52を操作することによっ
てヘッド10の姿勢を任意に決定し、そして上記したよ
うに掃除機本体40および圧縮機36を作動させれば、
図3に示したように、梁44等の掃除を行うことができ
る。
6を移動することによって、吸引掃除機を任意の場所に
容易に移動でき、切り換え弁48a、48b、48cを
適宜に操作することによって、スタンド42を任意の高
さに伸長し、かつ切り換え弁52を操作することによっ
てヘッド10の姿勢を任意に決定し、そして上記したよ
うに掃除機本体40および圧縮機36を作動させれば、
図3に示したように、梁44等の掃除を行うことができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吸引掃除
機によれば、ブラシをケーシング本体の軸芯を中心とし
てブラシを回転させるため、ブラシの毛足を長くでき、
それによって深い凹部内の塵埃を容易に掻き出すことが
できる。またブラシをタービンによって駆動させるの
で、塵埃吸引力に全く影響を与えることなく、常に大き
な集塵力が得られる。さらに、ブラシの中央前方、即ち
ブラシの作用の弱い部位はノズルからの噴射空気によっ
て塵埃を吹き飛ばすので、より清掃機能が高まる。
機によれば、ブラシをケーシング本体の軸芯を中心とし
てブラシを回転させるため、ブラシの毛足を長くでき、
それによって深い凹部内の塵埃を容易に掻き出すことが
できる。またブラシをタービンによって駆動させるの
で、塵埃吸引力に全く影響を与えることなく、常に大き
な集塵力が得られる。さらに、ブラシの中央前方、即ち
ブラシの作用の弱い部位はノズルからの噴射空気によっ
て塵埃を吹き飛ばすので、より清掃機能が高まる。
【0022】さらに、本発明吸引掃除機では、タービン
によって駆動される軸にファンを配設して独自に塵埃を
塵埃吸引室に吸引し、該ファンによって塵埃吸引室の空
気を掃除機本体等に排出する。したがって、塵埃吸引室
と装置本体等の吸引手段とを接続するホースの圧力は、
あまり低下することなく、ホースが潰れる虞れはない。
によって駆動される軸にファンを配設して独自に塵埃を
塵埃吸引室に吸引し、該ファンによって塵埃吸引室の空
気を掃除機本体等に排出する。したがって、塵埃吸引室
と装置本体等の吸引手段とを接続するホースの圧力は、
あまり低下することなく、ホースが潰れる虞れはない。
【0023】さらにまた、本発明吸引掃除機では、スカ
ートに案内されて塵埃吸引室前方の空気が吸引されるの
で、吸引効率が高められる。
ートに案内されて塵埃吸引室前方の空気が吸引されるの
で、吸引効率が高められる。
【図1】本発明に係る吸引掃除機におけるヘッドの一実
施の形態を示した概念的な断面図である。
施の形態を示した概念的な断面図である。
【図2】本発明に係る吸引掃除機におけるヘッドで使用
されるノズルの各形態を示した側面および正面図であ
る。
されるノズルの各形態を示した側面および正面図であ
る。
【図3】本発明に係る吸引掃除機の他の実施の形態を示
した概念図である。
した概念図である。
10…ヘッド 12…本体ケーシング 14…圧力室 16…タービン室 18…塵埃吸引室 20…中空軸 22…タービン 24…ファン 26…ブラシ 28…ノズル 28a、28b、28c…噴射孔 28d…回転継手 30…スカート 32、34…閉止弁 36…圧縮機 38…ホース 40…掃除機本体 42…スタンド 44…梁 46…台車 48a、48b、48c…切り換え弁 50…シリンダ 52…切り換え弁
Claims (3)
- 【請求項1】筒状に形成した本体ケーシングに圧力室、
タービン室および塵埃吸引室を画成し、かつそれらの室
にわたって本体ケーシングの軸芯に中空軸を回転自在に
配設し、該中空軸の一端部を前記圧力室に開口させ、前
記中空軸の他端部を前記塵埃吸引室に臨ませ、かつ前記
中空軸の他端部にブラシを配設し、さらに前記中空軸の
先端にノズルを配設するとともに、前記タービン室の前
記中空軸にタービンを配設してヘッドを構成し、前記圧
力室および前記タービン室を圧縮機にそれぞれ接続し、
前記塵埃吸引室を吸引手段に接続させ、前記圧縮機から
の圧縮空気を前記タービン室に圧送して前記中空軸を回
転させるとともに、前記圧縮機からの圧縮空気を前記圧
力室に圧送し、前記中空軸を介して前記ノズルから塵埃
吸引室前方へ噴射させるようにしたことを特徴とする吸
引掃除機。 - 【請求項2】前記塵埃吸引室の前記中空軸に前記塵埃吸
引室の前方の空気を吸引するためのファンを配設したこ
とを特徴とする請求項1に記載の吸引掃除機。 - 【請求項3】前記塵埃吸引室の開口部に前記ブラシを囲
繞するスカートを配設したことを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の吸引掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34269698A JP3387432B2 (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 吸引掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017210781A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 株式会社丸辰道路工業 | 路面カッター |
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- 1998-12-02 JP JP34269698A patent/JP3387432B2/ja not_active Expired - Fee Related
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