JP2000166666A - 流し台、調理台等の台所設備 - Google Patents

流し台、調理台等の台所設備

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JP2000166666A
JP2000166666A JP10350191A JP35019198A JP2000166666A JP 2000166666 A JP2000166666 A JP 2000166666A JP 10350191 A JP10350191 A JP 10350191A JP 35019198 A JP35019198 A JP 35019198A JP 2000166666 A JP2000166666 A JP 2000166666A
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heating device
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英嗣 清本
Takumi Fujiyoshi
巧 藤吉
Keiji Mori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食材などを、保冷、保温することができる、
流し台、調理台等の台所設備を提供する。 【解決手段】 台所設備としての流し台設備1は、シン
ク部7を備え、そのシンク部7は、シンク12と、第1
の収容部13および第2の収容部14とからなる。これ
ら第1の収容部13および第2の収容部14は、凹状に
深く窪むように形成されている。この第2の収容部14
の底部には、冷却または加熱する装置15が取り付けら
れている。この冷却または加熱する装置15は、ペルチ
ェ効果によって冷却または加熱される接触板19aを有
し、その接触板19aが、前記第2の収容部14の底部
の裏面14dに接触するように取り付けられている。こ
れにより、第2の収容部14に入れられた食材を、収容
部内で、保冷または保温することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流し台、調理台
等の台所設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、台所に設備されている流し台とか調理台等の台所設
備にあっては、流し台の上面に、シンクと、そのシンク
の横に形成された作業面部とを備えていた。そして、調
理の際には、この作業面部が、調理作業をしたり、食材
を置く場所となった。
【0003】ところが、従来の台所設備では、食材を、
そのまま作業面部に置くだけなので、その食材を保冷す
ることができなかった。そこで、その食材は、例えば、
作業面部に置かれた、水と氷が入ったボール等に入れら
れて保冷された。しかし、そのボール内の水は、時間の
経過とともに、氷が溶けて温度が上がるので、そのボー
ル内の水を継続的に冷やすため、そのボールに氷を補充
する必要があり面倒であった。また、加熱された食材を
保温するには、温水が入ったボール等に入れられて保温
された。しかし、そのボール内の温水は、時間の経過と
ともに温度が下がるので、適宜温水を交換する必要があ
り面倒であった。
【0004】そして、このように作業面部にボール等を
置くと、作業スペースが狭くなり、調理作業を円滑に行
えないという問題もあった。
【0005】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は、食材など
を、保冷、保温することができる流し台、調理台等の台
所設備を提供することにある。
【0006】また、他の目的は、調理作業を円滑に行う
ことができる流し台、調理台等の台所設備を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流し台、
調理台等の台所設備は、前記目的を達成するために、次
の構成からなる。すなわち、請求項1に記載の発明に係
る流し台、調理台等の台所設備は、水を溜めることが可
能となるように、上面に、凹状に形成された収容部を備
え、かつ、その収容部を、冷却または加熱する装置を備
える。これにより、収容部に水を溜めることにより、そ
の収容部内の水を、冷却または加熱する装置にて、保冷
または保温することができる。したがって、水の溜めら
れた収容部内に食材等を入れることにより、その食材等
を間接的に保冷または保温することができる。また、収
容部に水を溜めることなく、その収容部に直接食材等を
入れることにより、その食材等を直接保冷または保温す
ることもできる。
【0008】ここで、「流し台、調理台等の台所設備」
とは、流し台単独あるいは調理台単独の設備、または、
流し台と調理台とからなる設備、さらには加熱機器(コ
ンロ、オーブン、レンジ等)を含む設備等の、台所に設
備される種々の形式の設備を含む概念である。
【0009】なお、収容部に入れられて保冷または保温
されるものとしては、食材の他に、例えば皿、コップ等
の食器、あるいは、ワイン、ビール等の飲み物などが該
当する。また、収容部の使用方法としては、食材または
配膳前の食べ物を保冷または保温する使用方法の他に、
例えば皿、コップなどを保温するディッシュウォーマー
として使用したり、ワイン、ビールなどの飲み物、ある
いは、ジョッキを保冷するジョッキクーラーとして使用
する方法などが考えられる。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係る流し
台、調理台等の台所設備のように、前記冷却または加熱
する装置は、前記収容部の底部の裏面に接触するととも
にペルチェ効果によって冷却または加熱される、接触板
を有するのがよい。これにより、収容部の底部の裏面に
接触した、ペルチェ効果によって冷却または加熱される
接触板を介して、収容部は、冷却または加熱される。
【0011】ここで、「ペルチェ効果によって冷却また
は加熱される接触板」とは、導電性の板材、例えば、ア
ルミ板などが好適に用いられる。
【0012】また、請求項3に記載の発明に係る流し
台、調理台等の台所設備のように、前記収容部は、シン
クからなるのがよい。これにより、シンクを収容部とし
て用いることができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明に係る流し
台、調理台等の台所設備のように、シンクと、加熱機器
とを備え、前記収容部は、前記シンクと前記加熱機器と
の間に配置されるのが望ましい。これにより、調理の際
に、加熱機器で加熱調理する前の下ごしらえした食材
を、収容部に入れることができ、また、加熱機器で加熱
された食材を、収容部に入れることができる。したがっ
て、作業動線を短くすることができる。
【0014】また、請求項5に記載の発明に係る流し
台、調理台等の台所設備のように、前記収容部には、容
器が取り外し可能に納められるとともに、その容器と前
記収容部の底部との間には、水を溜めることができる間
隙が備わるのが望ましい。これにより、容器に食材を入
れることができ、また、その容器と前記収容部の底部と
の間の間隙に、水を入れれば、前記容器内に入れられた
食材を濡らすことなく保冷または保温することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る流し台、調
理台等の台所設備を、一般にI型と称されるシステムキ
ッチンに具体化した一実施の形態を、図面に基づいて説
明する。
【0016】図中符号1は、流し台、調理台等の台所設
備としての流し台設備を示す。この流し台設備1は、右
側のキャビネット2および左側のキャビネット3と、そ
れらキャビネット2、3の間に位置する、コンロおよび
オーブンからなる加熱機器4と、キャビネット2、3の
上面を被うようにして載せられている天板5とから構成
されている。天板5は、天板本体6と、シンク部7と、
後方側のバックガード8とからなる。
【0017】シンク部7は、手前側および後方側の、第
1の段部10、10および第2の段部11、11と、シ
ンク12と、第1の収容部13と、第2の収容部14と
から構成されている。第1の段部10、10には、例え
ば、調理プレートP1がスライド可能に掛け渡され、ま
た、第2の段部11、11には、例えば、まな板P2が
スライド可能に掛け渡される(図5参照)。そして、シ
ンク12は、右側に配置され、そのシンク12と、加熱
機器4との間には、第1の収容部13および第2の収容
部14が、右から順に配置され、かつ、それらシンク1
2、第1の収容部13および第2の収容部14は、凹状
に深く窪むように、台所設備としての流し台設備1の上
面6aに形成されている。また、シンク12とバックガ
ード8との間の天板本体6の上には、シャワー水栓Sが
取り付けられている。
【0018】シンク12には、その手前側の壁面12a
および後方側の壁面12bの、深さ方向の中程に、中側
段部12c、12cが形成され、それら段部12c、1
2cには、多数の貫通孔を備えた水切りプレートP3が
スライド可能に掛け渡される(図5参照)。また、シン
ク12の底面12dには、第1の排水口12eが設けら
れている。そして、その第1の配水口12eは、栓(図
示せず)を嵌め込むことができるようになっており、そ
の第1の配水口12eに栓を嵌め込むことで、シンク1
2に水を溜めることができるようになっている。
【0019】第1の収容部13は、その上部全周に、第
2の段部11、11から若干下がった段部13aが形成
されている。また、この第1の収容部13の底部13b
には、第2の配水口13cが設けられている。そして、
その第2の配水口13cは、栓(図示せず)を嵌め込む
ことができるようになっており、その第2の配水口13
cに栓を嵌め込むことで、第1の収容部13に水を溜め
ることができるようになっている。また、この第1の収
容部13には、段部13aに嵌まるような小型のまな板
となるカッティングボード16が取り付けられる(図5
参照)。このカッティングボード16は、生ゴミを入れ
ることのできる、上方に開口したダストボックス16a
が設けられている。さらに、このダストボックス16a
には、そのダストボックス16aの開口する上方を被う
ための、蓋16bが備えられている。
【0020】第2の収容部14は、その上部の手前側お
よび後方側に、第2の段部11、11から若干下がった
段部14a、14aが形成されている。また、この第2
の収容部14の底部には、第3の配水口14cが設けら
れている。そして、その第3の配水口14cは、栓(図
示せず)を嵌め込むことができるようになっており、そ
の第3の配水口14cに栓を嵌め込むことで、第2の収
容部14に水を溜めることができるようになっている。
また、この第2の収容部14には、受け部材17を介し
て、食材を入れる容器18、18が、取り外し可能に納
められる(図5参照)。受け部材17は、矩形形状の板
材の内側に、例えば、前後左右に二つずつ計四つの矩形
の孔17a、17aが形成された、枠形形状をしてい
る。そして、この受け部材17は、手前側および後方側
の前記段部14a、14aに掛け渡すように載置され
る。また、容器18、18は、それぞれ、受け部材17
の孔17a、17aにちょうど嵌まるように、直方体形
状をして、さらに、上方から食材が入れられるように、
上方が開口した箱形形状をしている。そして、各々の容
器18の上部には、全周につば部18aが形成されてお
り、これら容器18、18を受け部材17の孔17a、
17aに嵌めたとき、つば部18a、18aが、受け部
材17の枠に支えられるようになっている。さらに、各
々の容器18には、開口する上方を被うための蓋18b
が備えられている。また、こうして、複数の容器18、
18が、受け部材17を介して、第2の収容部14に納
められたとき、容器18、18の下面18c、18cが
第2の収容部14の底部の表面14bに当接しないよう
に、第2の収容部14の深さ寸法は設定されている。そ
の結果、容器18、18の下面18c、18cと第2の
収容部14の底部の表面14bとの間に、水を溜めるこ
とができる間隙が備わるようになっている。
【0021】また、第2の収容部14の底部には、第2
の収容部14を冷却または加熱するための、冷却または
加熱する装置15が取り付けられている。この冷却また
は加熱する装置15は、図3および図4に明示するよう
に、ペルチェ効果によって冷却または加熱される接触板
19aを有する装置本体19と、その装置本体19を制
御する制御部20と、装置本体19に電気を給電する給
電部21とから構成されている。そして、装置本体19
は、配線22を介して制御部20と接続され、その制御
部20は、配線22aを介して給電部21と接続されて
いる。さらに、その給電部21は、その給電部21から
延びるプラグ23を介して、台所の壁面等に配設された
コンセント(図示せず)に接続される。
【0022】装置本体19は、その装置本体19に流れ
る電流の方向を適宜変えることにより、接触板19aに
吸熱作用が働く冷却側と、接触板19aに放熱作用が働
く加熱側に切り換えることができ、しかも、その装置本
体19に流れる電流の大きさを変えることにより、熱量
の大きさ(吸熱作用の大きさ、および、放熱作用の大き
さ)も変えることができる。また、装置本体19の接触
板19aは、導電性の板材、例えば、アルミ板からな
る。そして、その接触板19aは、熱伝導性シリコーン
オイルコンパウンド等の熱伝導率の高い接着剤にて、第
2の収容部14の底部の裏面14dに接触するように取
り付けられている。その結果、その接触板19aを介し
て、第2の収容部14が冷却または加熱されることとな
る。
【0023】制御部20は、制御部本体20aと、サー
ミスター(半導体素子)によって第2の収容部14内の
温度を測定する温度測定部20bと、装置本体19の接
触板19aの冷却と加熱とを切り換える切換操作部20
cとから構成されている。そして、温度測定部20bお
よび切換操作部20cは、配線20d、20eを介し
て、制御部本体20aに接続されている。制御部本体2
0aは、キャビネット2の、左方側の側板2aの内面に
取り付けられている。温度測定部20bは、第2の収容
部14の底部から、その第2の収容部14内に突き出る
ように取り付けられている。また、切換操作部20c
は、キャビネット2の後板2bの内面に取り付けられて
いる。
【0024】給電部21は、前記冷却または加熱する装
置15を作動させたり、止めたりする電源スイッチを備
える。そして、その給電部21は、キャビネット2の底
板2cの内面に取り付けられている。なお、その電源ス
イッチおよび前記切換操作部20cは、外部から容易に
操作できるように、例えば、天板5や右側のキャビネッ
ト2の表面に露出するように取り付けられても構わな
い。
【0025】次に、以上の構成からなる台所設備として
の流し台設備1の使用方法について説明する。まず、第
1の収容部13にカッティングボード16を収容する。
次に、第2の収容部14に、シャワー水栓Sで水(常温
水)を溜め、その後、冷却または加熱する装置15を冷
却側に切り換えて作動させる。すると、その第2の収容
部14内の水は、時間とともに冷却されて冷水となり、
しかも、その冷水は、温度測定部20bによって温度測
定され、制御部20で一定の温度に制御されるので、第
2の収容部14内の水は、一定の温度に保たれる。こう
して、第2の収容部14内の水を冷却した後で、調理す
る前の食材を、冷蔵庫から取り出し、その食材をシンク
12内で洗う。そして、この洗った食材を、カッティン
グボード16に移し、そのカッティングボード16上で
カットする。そして、そのカットされた食材を、第2の
収容部14内に入れて、第2の収容部14の冷水により
間接的に保冷する。なお、カットした食材から発生した
生ゴミは、ダストボックス16a内にまとめられる。こ
うして、第2の収容部14内の食材は、調理されるま
で、その第2の収容部14内で保冷され、夏場などにお
いて、食材の鮮度を維持するのに好都合である。
【0026】また、第2の収容部14に、受け部材17
を介して、複数の容器18、18を納めるとともに、そ
れら容器18、18の下面18c、18cと第2の収容
部14の底部の表面14bとの間の間隙に、シャワー水
栓Sを使用して水を溜める。そして、冷却または加熱す
る装置15を加熱側に切り換えて作動させる。すると、
その第2の収容部14内の水は、時間とともに加熱され
て温水となり、それとともに、容器18、18も、第2
の収容部14内の温水により温められる。そして、その
温められた容器18、18に、加熱機器4で加熱調理し
た食材を入れると、その食材は、容器18、18内で保
温される。当然ながら、これら複数の容器18、18に
も温水を入れて使用することもできる。そして、これら
容器18、18を、蓋18b、18bにて被うことで、
より効果的に保温することができる。
【0027】また、第2の収容部14に水を溜めること
なく、かつ、容器18、18を用いることなく、その第
2の収容部14に直接食材、あるいは、加熱調理された
食材を入れることにより、その食材を直接保冷または保
温することもできる。
【0028】このように、この実施の形態に示される流
し台設備1によれば、第2の収容部14は、水を溜める
ことができるように形成されているので、その第2の収
容部14に水を溜めることにより、その第2の収容部1
4内の水を、冷却または加熱する装置15にて、保冷ま
たは保温することができる。したがって、水の溜められ
た第2の収容部14内に食材等を入れることにより、そ
の食材等を間接的に保冷または保温することができる。
また、第2の収容部14には、容器18、18を納める
ことができるので、それら容器18、18内に食材を入
れることにより、その食材を濡らすことなく保冷または
保温することもできる。しかも、複数の容器18、18
毎に、異なる種類の食材を入れれば、それら異なる種類
の食材を、一度に保冷または保温することができる。ま
た、食材等が、第2の収容部14に入れられることによ
り、流し台設備1の上面6aが整理されるので、調理作
業を円滑に行うことができる。
【0029】また、第2の収容部14は、シンク12
と、加熱機器4との間に配置されているので、調理の際
に、加熱機器4で加熱調理する前の下ごしらえをした食
材を、第2の収容部14に入れることができ、また、加
熱機器4で加熱された食材を、その第2の収容部14に
入れることができる。したがって、作業動線を短くする
ことができ、調理作業をさらに円滑に行うことができ
る。
【0030】また、第2の収容部14は、その底部の裏
面14dに接触する、冷却または加熱する装置15の接
触板19aを介して、冷却または加熱が容易に行われ
る。しかも、第2の収容部14は、冷却または加熱する
装置15の、電気の流れる方向を変えるだけで、冷却側
または加熱側に簡単に切り換えることができる。また、
第2の収容部14に、水を入れるだけで、その水を冷却
したり、加熱したりすることができるので、氷や温水を
入れる必要がなくなるという利点がある。
【0031】なお、本発明に係る流し台、調理台等の台
所設備は、上述した実施の形態に限定されるわけではな
く、その他種々の変更が可能である。例えば、第2の収
容部14を、冷却または加熱する装置15は、冷却側ま
たは加熱側に切り換えることができるものでなくとも、
第2の収容部14を、冷却するだけの装置であってもよ
く、また、第2の収容部14を、加熱するだけの装置で
あってもよい。しかも、冷却または加熱する装置15
は、ペルチェ効果によって冷却または加熱される接触板
19aを有する、電子応用装置でなくてよい。例えば、
その装置は、その第2の収容部14に溜められた水を、
冷却または加熱しながら循環させて、その第2の収容部
14の温度を一定温度に保つようにする、水をポンプで
循環する方式の、冷却または加熱する装置であってもよ
い。
【0032】さらに、冷却または加熱する装置15は、
第2の収容部14以外の、例えば、第1の収容部13と
かシンク12にも取り付けてもよい。このように、シン
クに、冷却または加熱する装置15を取り付けた場合
は、シンクの、手前側のおよび後方側の段部12c、1
2cに掛け渡された水切りプレートP3に食材等を置く
ことで、その食材等をシンクの底面12dに触れないよ
うにしながら、冷却または加熱することが可能となる。
また、冷却または加熱する装置は、1台で、複数の収容
部を冷却または加熱することができる、冷却または加熱
する装置であってもよい。
【0033】また、流し台設備1は、第1の段部10、
10、あるいは、第2の段部11、11に掛け渡され
た、調理プレートP1等を、第2の収容部14の上方ま
でスライドさせることで、第2の収容部14の大きな蓋
として使用することができる。
【0034】また、流し台設備1の、第2の収容部14
の使用方法は、調理前あるいは調理後の食材を、保冷ま
たは保温する使用方法の他にも、さまざまな使用方法が
ある。例えば、その使用方法としては、皿、コップなど
を保温するディッシュウォーマーとして使用したり、ワ
イン、ビールなどの飲み物、あるいは、ジョッキを保冷
するジョッキクーラーとして使用する方法などがある。
【0035】また、この発明に係る流し台、調理台等の
台所設備は、例えば、収容部としてのシンクと、そのシ
ンクを保冷または保温する装置とから構成される台所設
備であってもよい。このような台所設備は、シンクを収
容部として用いることができるので、その台所設備に、
シンク以外の収容部を新たに設ける必要がなくなる。し
たがって、台所設備を簡素化することができる。さら
に、この発明に係る流し台、調理台等の台所設備は、I
型以外の、例えば、L型、U型等のその他のタイプのシ
ステムキッチンに実施可能であり、また、流し台と調理
台等の天板が一体化されていない、システムキッチン以
外の流し台、調理台等の台所設備にも実施可能である。
さらには、シンクを備える流し台と、加熱機器を備える
調理台とが分離され、かつ、それら流し台と、加熱機器
を備える調理台とが対面するように離れて配置される、
台所設備にも実施可能である。この場合、収容部は、必
ずしも流し台側に形成する必要がなく、加熱機器を備え
る調理台側の上面に形成してもよい。このように、収容
部は、台所設備内の、どの位置に形成されても構わな
い。また、当然であるが、例えば、加熱機器を備える調
理台単独の台所設備の上面に、この収容部を形成するよ
うにしても構わない。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載された流し台、調理台等
の台所設備によれば、収容部に水を溜めて、あるいは、
場合によっては、収容部に水を溜めることなく、その収
容部に入れられた食材等を、収容部内で、保冷または保
温することが可能となる。また、食材等が、収容部に入
れられて、台所設備の上面が整理されるので、調理作業
を円滑に行うことができる。
【0037】また、請求項2に記載された流し台、調理
台等の台所設備によれば、加えて、ペルチェ効果によっ
て冷却または加熱される接触板により、収容部の、冷却
または加熱が容易に行われる。
【0038】また、請求項3に記載された流し台、調理
台等の台所設備によれば、加えて、シンクを収容部とし
て用いることができるので、台所設備に収容部を新たに
設ける必要がなくなる。したがって、台所設備を簡素化
することができる。
【0039】また、請求項4に記載された流し台、調理
台等の台所設備によれば、加えて、収容部が、シンクと
加熱機器との間に配置されるので、作業動線を短くする
ことができ、調理作業をさらに円滑に行うことができ
る。
【0040】また、請求項5に記載された流し台、調理
台等の台所設備によれば、加えて、食材を容器に入れる
ことで、その食材を濡らすことなく保冷または保温する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る流し台、調理台等の台所設備の
斜視図である。
【図2】同じく、シャーワー水栓を取り除いた、拡大平
面図である。
【図3】図2におけるA−A線による、細部を省略した
概略拡大断面図である。
【図4】図2におけるB−B線による、細部を省略した
概略拡大断面図である。
【図5】台所設備に用いられる備品を示した、一部破断
斜視図である。
【符号の説明】
1 流し台設備(台所設備) 4 加熱機器 6a 上面 12 シンク 14 第2の収容部(収容部) 14d 第2の収容部の底部の裏面(収容部の底部の裏
面) 15 冷却または加熱する装置 18 容器 19a 接触板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 圭司 岐阜県関市下有知6315番地の1 トーヨー 工業株式会社内 Fターム(参考) 3B060 FA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を溜めることが可能となるように、上
    面に、凹状に形成された収容部を備え、かつ、その収容
    部を、冷却または加熱する装置を備えることを特徴とす
    る流し台、調理台等の台所設備。
  2. 【請求項2】 前記冷却または加熱する装置は、前記収
    容部の底部の裏面に接触するとともにペルチェ効果によ
    って冷却または加熱される、接触板を有することを特徴
    とする請求項1に記載の流し台、調理台等の台所設備。
  3. 【請求項3】 前記収容部は、シンクからなることを特
    徴とする請求項1または2に記載の流し台、調理台等の
    台所設備。
  4. 【請求項4】 シンクと加熱機器とを備え、 前記収容部は、前記シンクと前記加熱機器との間に配置
    されることを特徴とする請求項1または2に記載の流し
    台、調理台等の台所設備。
  5. 【請求項5】 前記収容部には、容器が取り外し可能に
    納められるとともに、その容器と前記収容部の底部との
    間には、水を溜めることができる間隙が備わることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の流し
    台、調理台等の台所設備。
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