JP2000166357A - 倒伏稈列検出装置 - Google Patents

倒伏稈列検出装置

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JP2000166357A
JP2000166357A JP10345901A JP34590198A JP2000166357A JP 2000166357 A JP2000166357 A JP 2000166357A JP 10345901 A JP10345901 A JP 10345901A JP 34590198 A JP34590198 A JP 34590198A JP 2000166357 A JP2000166357 A JP 2000166357A
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culm
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JP10345901A
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Harumitsu Toki
治光 十亀
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】倒伏状態の刈取時に車速や引起し速度等の適切
な制御を敏速に行う。 【解決手段】請求項1では、前方の未刈稈を撮像入力し
た入力画像Aを適宜の処理を行うことにより、倒伏状態
が所定距離以上連続したときは倒伏稈列aとして検出す
ることを特徴とする倒伏稈列検出装置の構成とする。請
求項2では、前記入力画像Aの処理として、この画像A
に対し一定距離移動させた画像Aを重ね合わせて作成し
た輝度差画像Bを、予め設定するしきい値tにより2値
化した2値画像Cによって倒伏稈列aを検出する請求項
1記載の倒伏稈列検出装置の構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、倒伏稈列検出装
置に関し、未刈稈を撮像入力した入力画像を適宜の処理
を行うことにより倒伏状態を検出するもの等の分野に属
し、穀物収穫機や牧草収穫機等に利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、穀物収穫機等の場合では刈取適期の穀稈は直立状態
のものは少なく、直立状態に近いものから重度の倒伏状
態のものまで種々様々であり、従来では、これら穀稈の
刈取り時にはオペレータの経験や勘により、そのときの
穀稈の倒伏状態を考慮に入れて予測を行い、穀稈の引起
速度や車速を制御するよう対応しているものが一般的で
あった。
【0003】しかし、このようなオペレータの予測によ
る制御には自ずから限界があることから、近時、作業負
荷等の検出により自動的に引起速度や車速の制御を行う
ようなものが試みられているが、これらとても倒伏状態
に対して適切な制御を敏速に行いうるものではないか
ら、その対応が遅れることにより不具合が発生する恐れ
がある。
【0004】そこでこの発明は、刈取りを行う未刈稈に
おいて予め設定している一定距離以上連続した倒伏稈の
領域を倒伏稈列として検出する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前方
の未刈稈を撮像入力した入力画像Aを適宜の処理を行う
ことにより、倒伏状態が所定距離以上連続したときは倒
伏稈列aとして検出することを特徴とする倒伏稈列検出
装置の構成とする。請求項2の発明は、前記入力画像A
の処理として、この画像Aに対し一定距離移動させた画
像Aを重ね合わせて作成した輝度差画像Bを、予め設定
するしきい値tにより2値化した2値画像Cによって倒
伏稈列aを検出する請求項1記載の倒伏稈列検出装置の
構成とする。
【0006】
【作用】請求項1では、上記の構成により、未刈稈の刈
取作業時に、例えば前方に向け車体の適宜位置に設置し
た電子カメラ等により未刈稈を撮像入力し、この入力画
像Aを輝度差画像BやR・G・B値及びその色度図等に
よる各別の処理を行うことにより、これから刈取りを行
う未刈稈において予め設定している一定距離以上連続し
た倒伏稈の領域を倒伏稈列aとして検出する。
【0007】請求項2では、上記の構成により、前記電
子カメラ等により撮像入力した未刈稈の入力画像Aを、
この入力画像Aに対し、例えば右方向に一定画素数移動
させた画像Aを重ね合わせ輝度差を算出して輝度差画像
Bを作成し、この輝度差画像Bを輝度とその度数のヒス
トグラム等から抽出したしきい値tにより2値化して2
値画像Cを得ることができ、この2値画像Cから予め設
定している長さ以上の連続した画素列を倒伏稈列aとし
て検出する。
【0008】
【発明の効果】請求項1では、上記作用の如く、電子カ
メラ等により撮像入力した入力画像Aを各別の処理を行
うことにより、未刈稈において一定距離以上連続した倒
伏稈の領域を倒伏稈列aとして、各種の情報、例えば、
倒伏の方向や倒伏の度合い等の情報を刈取り前に検出す
ることができる。
【0009】請求項2では、上記作用の如く、前記電子
カメラ等により撮像入力した未刈稈の入力画像Aから作
成した輝度差画像Bを、しきい値tにより2値化した2
値画像Cによって倒伏稈列aを検出するものであるが、
この検出が、モノクロ画像により、倒伏稈列aの凹凸に
よって大きく変化する輝度差を利用して倒伏状態を強調
できるものであるから、倒伏の方向や倒伏の度合い等の
情報を低コストにて高速処理することが可能となり、例
えば、穀稈の引起速度や車速等の自動制御を敏速的確に
行わせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施例を穀物
の収穫を行うコンバインについて図面に基づき説明す
る。図25はコンバインの全体構成を示すもので、車台
1の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラ
2を有する走行装置3を配設し、該車台1上にはフィー
ドチェン4に挟持して供給される穀稈を脱穀し、この脱
穀された穀粒を選別回収して一時貯留するグレンタンク
5と、このグレンタンク5に貯留された穀粒を機外に排
出する排穀オーガ6とを備えた脱穀装置7を載置して構
成させる。
【0011】該脱穀装置7の前方側には、前端側から未
刈穀稈を分草する分草体8と、分草された穀稈を引き起
こす引起部9と、引き起こされた穀稈を刈り取る刈刃部
10と、この刈り取られた穀稈を掻き込むと共に扱深さ
を調節搬送する調節搬送部11と、この調節搬送される
穀稈を引き継いで該フィードチェン4へ受け渡し供給す
る供給搬送部12等を有する刈取装置13を、土壌面に
対し昇降自在に油圧駆動の刈取昇降シリンダ14を介し
て該車台1前端部に装架して構成させる。
【0012】該刈取装置13の一側にコンバインの操作
制御を行う操作装置15と、この操作のための操作席1
6とを設け、この操作席16の後方側に前記グレンタン
ク5と下方側にエンジン17を配置すると共に、操作装
置15と操作席16の上方を覆うキャビン18を配置し
て構成し、このような走行装置3,脱穀装置7,刈取装
置13,操作装置15,エンジン17,キャビン18等
によってコンバインの車体19を構成させる。
【0013】該操作装置15の前面部に前方の未刈穀稈
を撮像可能なCCDカメラ等による電子カメラ20を装
着して設けると共に、この電子カメラ20からの情報を
基に穀稈の倒伏状態における倒伏稈列aを検出可能に構
成させる。図1のフローチャートに示す如く、刈取作業
時に電子カメラ20により圃場面の未刈穀稈を撮像し、
この撮像により、図2に示す如き画像Aが入力されたと
きは、この入力画像Aに対し一定画素数(例えば5画
素)右方向へ画像Aを移動させて重ね合わせ算出を行う
ことにより、図3に示す如き輝度差画像Bを作成するこ
とができる。
【0014】次に、この輝度差画像Bを、図4の線図に
示す如きヒストグラムにより、倒伏稈列aの輝度とその
度数による双峰性分布から抽出したしきい値tによって
2値化を行い、この2値化により、図5に示す如き2値
画像Cを得ることができ、この2値画像Cにおいて予め
設定した長さ以下の不連続の画素部分をノイズbとして
除去すると共に、予め設定した長さ以上の連続した画素
部分を倒伏状態における倒伏稈列aとして検出する。
【0015】この倒伏稈列aの検出は、倒伏の領域が凹
凸によって輝度が大きく変化するため倒伏状態を強調で
きることを利用して検出を行うものであり、輝度差によ
るモノクロ画像によって高速処理が可能になると共に、
低コスト化を図ることができる。また、図6のフローチ
ャートでは、前記図1のフローチャートに示す如く、入
力画像Aから輝度差画像Bを作成し、この輝度差画像B
を2値化した2値画像Cによりノイズbを除去して倒伏
稈列aを検出し、次に2値画像Cにおいて倒伏稈列aの
比率を測定する適宜面積の検出領域dを設定し(図5参
照)、この検出領域dにおける倒伏稈列aの比率の算出
により、この算出値が、図7の線図に示す如き一定値以
上の場合は倒伏領域と判定する。
【0016】このように、検出領域d内における倒伏稈
列aの比率を数値化できるため、前記刈取装置13の調
節設定条件を変更する必要があるか否かの判定を行うこ
とができる。また、図8のフローチャートでは、前記図
1のフローチャートに示す如く、入力画像Aから輝度差
画像Bを作成し、この輝度差画像Bを2値化した2値画
像Cによりノイズbを除去して倒伏稈列aを検出し、次
に、2値画像Cにおいて倒伏稈列aの近似直線によって
生じる傾き角θを測定する検出領域dを設定し(図5参
照)、この検出領域dにおける各倒伏稈列aの傾き角θ
を算出し、この算出値から、図9の線図に示す如き各傾
き角θの度数分布を求め、そのピーク値から倒伏方向を
決定する。
【0017】このように、検出領域d内における倒伏稈
列aの傾き角θの度数分布のピーク値を全体の倒伏方向
とするため、倒伏方向がばらついた状態においても倒伏
稈列aの倒伏方向を精度良く検出することができる。ま
た、図10のフローチャートでは、前記図8のフローチ
ャートに示す如く、入力画像Aから輝度差画像Bを作成
し、この輝度差画像Bを2値化した2値画像Cによりノ
イズbを除去して倒伏稈列aを検出すると共に、検出領
域dにおいて倒伏稈列aのばらつきが一方向か又は絡ん
だ状態における傾き角θを算出し、この算出値による傾
き角θの度数分布の標準偏差δ(又は傾き角θの度数分
布のピーク数)により倒伏状態の度合を判定する。
【0018】この倒伏度合の判定は、図11に示す如
く、倒伏状態のばらつきによる傾き角θの度数分布の多
少により標準偏差δの算出を行い、標準偏差δの小さい
方が倒伏の方向性が強いことから、予め設定した条件に
より前記刈取装置13の引起部9の引起し速度を算出
し、この算出値に対する引起し速度の検出を行い、検出
結果が適正であれば引起し速度の制御を停止し、検出結
果が速いときは引起し速度を減速し、逆に検出結果が遅
いときは引起し速度を増速させる。
【0019】このように、倒伏方向が一方向か又は絡ん
だ状態にばらついているときに、倒伏稈列aの傾き角θ
の度数分布の多少による標準偏差δか、又は傾き角θの
度数分布のピーク数の算出により、倒伏度合の判定を行
って引起部9の引起し速度を制御することができるか
ら、引起し時の収穫ロスを低減できると共に刈跡を綺麗
にすることができる。
【0020】また、図12のフローチャートでは、前記
図10のフローチャートに示す如く、入力画像Aから輝
度差画像Bを作成し、この輝度差画像Bを2値化した2
値画像Cによりノイズbを除去して倒伏稈列aを検出す
ると共に、検出領域dにおいて倒伏稈列aのばらつきが
一方向か又は絡んだ状態における傾き角θを算出し、こ
の算出値による傾き角θの度数分布の標準偏差δ(又は
傾き角θの度数分布のピーク数)により倒伏状態の度合
を判定する。
【0021】この倒伏度合の判定は、前記図11に示す
如く、倒伏状態のばらつきによる傾き角θの度数分布の
多少により標準偏差δの算出を行い、標準偏差δの小さ
い方が倒伏の方向性が強いことから、予め設定した条件
により前記走行装置3による車速を算出し、この算出値
に対する車速の検出を行い、検出結果が適正であれば車
速の制御を停止し、検出結果が速いときは車速を減速
し、逆に検出結果が遅いときは車速を増速させる。
【0022】このように、倒伏方向が一方向か又は絡ん
だ状態にばらついているときに、倒伏稈列aの傾き角θ
の度数分布の多少による標準偏差δか、又は傾き角θの
度数分布のピーク数の算出により、倒伏度合の判定を行
って車速を制御することができるから、引起し時の収穫
ロスを低減できると共に刈跡を綺麗にすることができ
る。
【0023】また、前記電子カメラ20により圃場面の
未刈穀稈を撮像した、図13に示す如きカラーによる入
力画像Dから穀稈の色を、図14に示す如きa*,b*
等による色度図上の値により検出可能な入力部(図示な
し)を有するものにおいて、この入力部により設定され
る色情報を基として、刈取り時の穀稈の色を色度図上で
分かれる稈部,穂部,影部のうちから穂部の色を設定す
ることにより、図15に示す如き穂部画像Eによって穂
部のみを抽出することができる。
【0024】次に、該穂部画像Eと入力画像Dとを合成
し、図16に示す如き穂部合成画像Fを作成し、この穂
部合成画像Fと前記2値画像C(図5参照)における倒
伏稈列aとによって形成される、図17に示す如き進行
方向に対する穂部傾き角αによって向い刈りか否かの判
定を行うことができる。更に、該穂部傾き角αを、穂部
合成画像Fにおける穀稈が倒伏したときの稈部と穂部の
接合部jから穂部が広がっていく現象に基づいて、図1
8に示す如き接合部jから△x間の画素ラインにおい
て、穂部の広がりによる上・下のライン又はこの上下幅
△yの中心ラインSによる穂部傾き角αにより向い刈り
か否かを短時間で判定することができる。
【0025】また、図19のフローチャートに示す如
く、カラーの画像入力による入力画像Dから色度図上で
穂部画像Eを抽出し、この穂部画像Eと入力画像Dとを
合成した穂部合成画像Fにより穂部傾き角αを算出す
る。この算出により穂部の傾きがない倒伏なしでは、前
記エンジン17の回転数検出によりその負荷の上限時を
車速の基準にすると共に、負荷が上限に達していないと
きは車速制御により再度エンジン17の回転数検出を行
い、穂部の傾きがある倒伏時では、図20の線図に示す
如く、進行方向に対する穂部傾き角α(向い刈り又は追
い刈り)により、基準の車速に対し補正量を算出して車
速の制御を行う。
【0026】このように、単なる倒伏の有無によるもの
ではなく、穂部傾き角αによる向い刈り又は追い刈りの
程度に応じた車速制御を行うことにより収穫ロスの少な
い作業を行うことができる。また、該図19のフローチ
ャートの処理において、図21の線図に示す如く、穂部
傾き角αに対する車速の補正量を、水分や登熟度又は品
種等によって変化する穀稈の脱粒性(脱粒難・標準・容
易)のパターンを付加することによって、倒伏による向
い刈り又は追い刈りの程度と脱粒性に応じた車速制御が
可能となり、収穫ロスが一段と少ない作業を行うことが
できる。
【0027】また、図22のフローチャートでは、前記
図12のフローチャートに示す如く、入力画像Aから検
出した倒伏稈列aのばらつき状態での傾き角θを算出
し、この傾き角θの度数分布による標準偏差δにより倒
伏度合を判定し、この判定により予め設定した条件によ
り車速の制御を行うと共に、前記図19のフローチャー
トに示す如く、入力画像Dから色度図上で穂部画像Eを
抽出し、この穂部画像Eと入力画像Dとを合成した穂部
合成画像Fにより穂部傾き角αを算出する。
【0028】この穂部傾き角αの算出により、予め設定
した条件により引起し速度の算出を行うが、この引起し
速度を、図23の線図に示す如く、進行方向に対する穂
部傾き角αによる向い刈り又は追い刈りの程度により補
正する補正量を算出し、この補正量の算出値に対する引
起し速度の検出を行い、検出結果が適正であれば引起し
速度の制御を停止し、検出結果が速いときは引起し速度
を減速し、逆に検出結果が遅いときは引起し速度を増速
させる。
【0029】このように、車速と引起し速度が穂部傾き
角αによる倒伏状態に対応連動して制御が行われること
により、引起し状態が安定するため穀稈の引き継ぎ精度
を向上させることができる。また、図22のフローチャ
ートの処理において、図24の線図に示す如く、穂部傾
き角αに対する引起し速度の補正量を、水分や登熟度又
は品種等によって変化する穀稈の脱粒性(脱粒難・標準
・容易)によって変更するパターンを付加することによ
って、車速と引起し速度が、倒伏による向い刈り又は追
い刈りの程度と脱粒性に対応連動して制御が行われるこ
とにより、収穫ロスを低減しながら穀稈の引き継ぎ性能
を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圃場面における未刈稈の倒伏稈列を検出する手
順を示すフローチャート。
【図2】電子カメラで撮像した前方の未刈穀稈の倒伏状
態を示す入力画像図。
【図3】入力画像に対しこの画像を一定画素移動し重ね
合わせ算出した輝度差画像図。
【図4】倒伏稈列の輝度とその度数のヒストグラムによ
りしきい値の抽出を示す線図。
【図5】輝度差画像を抽出されたしきい値により2値化
した状態を示す2値画像図。
【図6】倒伏稈列の比率算出により倒伏領域を判定する
手順を示すフローチャート。
【図7】倒伏稈列の比率算出値が一定値以上において倒
伏領域となることを示す線図。
【図8】倒伏稈列の傾き角の度数分布ピーク値を選定す
る手順を示すフローチャート。
【図9】倒伏稈列の傾き角における度数分布のピーク値
から倒伏方向を示す線図。
【図10】倒伏稈列の傾き角を算出して引起し速度の制
御手順を示すフローチャート。
【図11】倒伏稈列の傾き角による度数分布における標
準偏差の状態を示す線図。
【図12】倒伏稈列の傾き角を算出して車速の制御手順
を示すフローチャート。
【図13】電子カメラでカラー撮像した前方の未刈穀稈
の倒伏状態を示す入力画像図。
【図14】a*・b*等による色情報により穂部の色領
域の設定を示す色度図。
【図15】色度図等による穂部の色設定により穂部のみ
の抽出状態を示す穂部画像図。
【図16】穂部画像と入力画像とを合成させた状態を示
す穂部合成画像図。
【図17】倒伏稈列に対し穂部の傾き方向により形成さ
れる穂部傾き角を示す穀稈線図。
【図18】穂部の広がりの中心ラインにより穂部傾き角
を検出する状態を示す線図。
【図19】穂部傾き角の算出によって車速の制御を行う
手順を示すフローチャート。
【図20】倒伏のない基準の車速に対し穂部傾き角によ
る車速補正量の算出を示す線図。
【図21】基準の車速に対し穂部傾き角と脱粒性とによ
る車速補正量の算出を示す線図。
【図22】車速制御に連動して引起し速度の制御を行う
手順を示すフローチャート。
【図23】向い刈り追い刈りの穂部傾き角による引起し
速度補正量の算出を示す線図。
【図24】穂部傾き角と脱粒性とによる引起し速度補正
量の算出状態を示す線図。
【図25】コンバインの全体構成を示す側面図。
【符号の説明】
A. 入力画像 a. 倒伏稈列 B. 輝度差画像 C. 2値画像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方の未刈稈を撮像入力した入力画像A
    を適宜の処理を行うことにより、倒伏状態が所定距離以
    上連続したときは倒伏稈列aとして検出することを特徴
    とする倒伏稈列検出装置。
  2. 【請求項2】 前記入力画像Aの処理として、この画像
    Aに対し一定距離移動させた画像Aを重ね合わせて作成
    した輝度差画像Bを、予め設定するしきい値tにより2
    値化した2値画像Cによって倒伏稈列aを検出する請求
    項1記載の倒伏稈列検出装置。
JP10345901A 1998-12-04 1998-12-04 倒伏稈列検出装置 Pending JP2000166357A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211045A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization コンバイン
KR100885982B1 (ko) 2007-04-09 2009-03-03 삼성중공업 주식회사 로봇 기반 멀티 레이저 비전 시스템을 이용한 3차원 계측방법
JP2020018255A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 井関農機株式会社 収穫作業システム
US20210176912A1 (en) * 2019-12-16 2021-06-17 Cnh Industrial America Llc System and method for assessing agricultural operation performance based on image data of processed and unprocessed portions of the field

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