JP2000165767A - デジタルテレビジョン受像機 - Google Patents

デジタルテレビジョン受像機

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JP2000165767A
JP2000165767A JP10339423A JP33942398A JP2000165767A JP 2000165767 A JP2000165767 A JP 2000165767A JP 10339423 A JP10339423 A JP 10339423A JP 33942398 A JP33942398 A JP 33942398A JP 2000165767 A JP2000165767 A JP 2000165767A
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memory
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card
card connector
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、テレビジョン受像機によって放
送波から取得された最新のプログラムを、ICカードコ
ネクタを介してプログラム書き込み装置にダウンロード
することにより、プログラム書き込み装置内の電気的書
き込み可能な不揮発性メモリに書き込むことができ、プ
ログラム書き込み装置に保持されているアップデート用
プログラムを最新のアップデート用プログラムに容易に
更新することができるようになるデシタルテレビジョン
受像機を提供することを目的とする。 【解決手段】 プログラムメモリ内のプログラムを、放
送によって送られているアップデート用プログラムをダ
ウンロードすることによって書き換える第1手段、およ
び上記プログラムメモリ内のプログラムを書き換えるた
めのプログラム書き込み装置に、上記プログラムメモリ
内のプログラムをICカードコネクタを介して転送する
第2手段を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルテレビ
ジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年開始されたCSを使用した多チャン
ネルデジタル衛星放送(CS放送)システムでは、例え
ば、100以上の多数のチャンネルが用意されており、
多数の番組が提供されている。
【0003】このような放送では、今までにない機能、
例えば、現在放送されている番組及び将来放送される番
組の案内情報が本来の番組データとともに所定時間間隔
で伝送されており、視聴者はこの番組案内(電子番組ガ
イド〔EPG〕)情報等に基づいて番組を選択して見る
ことができるようになっている。
【0004】また、CS放送では、受信機側において有
料番組の購入履歴がICカードに蓄積される。ICカー
ドに蓄積された有料番組の購入履歴は、電話回線を介し
て管理会社に伝送される。管理会社は、受信機側から伝
送されてきた有料番組の購入履歴に基づいて、有料番組
の視聴量を算出して、当該受信機の所有者に対して徴収
を行う。
【0005】ところで、このようなデジタルテレビジョ
ン受像機では、プログラムROMとして、一般に書き換
えのできないようなROMが採用されていた。現在で
は、CS放送形態の都合上、仕様変更や機能向上のた
め、規格として書き換え可能なROMをプログラムRO
M(以下、プログラムメモリという)として実装するこ
とが規定された。
【0006】書き換え可能なプログラムメモリがデジタ
ルテレビジョン受像機に実装された場合には、放送波に
よってアップデート用プログラムを送ることにより、プ
ログラムメモリの内容を書き換えるといったことが可能
となる。また、アップデート用プログラムを記憶したR
OMを備えたプログラム書き込み装置によって、プログ
ラムメモリの内容を書き換えるといったことが可能とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】アップデート用プログ
ラムを記憶したROMを備えたプログラム書き込み装置
では、アップデート用プログラムを最新のアップデート
用プログラムに更新するためにはROMを交換する必要
がある。
【0008】この発明は、テレビジョン受像機によって
放送波から取得された最新のプログラムを、ICカード
コネクタを介してプログラム書き込み装置にダウンロー
ドすることにより、プログラム書き込み装置内の電気的
書き込み可能な不揮発性メモリに書き込むことができ、
プログラム書き込み装置に保持されているアップデート
用プログラムを最新のアップデート用プログラムに容易
に更新することができるようになるデシタルテレビジョ
ン受像機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によるデジタル
テレビジョン受像機は、受像機全体を制御するための制
御部、制御部の実行プログラムを記憶する電気的書き換
え可能な不揮発性メモリからなるプログラムメモリおよ
び有料番組の購入履歴等を格納するためのICカードを
接続するためのICカードコネクタを有するデジタルテ
レビジョン受像機において、上記プログラムメモリ内の
プログラムを、放送によって送られているアップデート
用プログラムをダウンロードすることによって書き換え
る第1手段、および上記プログラムメモリ内のプログラ
ムを書き換えるためのプログラム書き込み装置に、上記
プログラムメモリ内のプログラムをICカードコネクタ
を介して転送する第2手段を備えており、上記プログラ
ム書き込み装置は、アップデート用プログラムを記憶す
るための電気的書き換え可能な不揮発性メモリからなる
アップデート用プログラム記憶メモリおよび上記第2手
段によって転送されてきた上記プログラムメモリ内のプ
ログラムをアップデート用プログラム記憶メモリに書き
込む手段を備えていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0011】〔1〕CSデジタル放送を受信する機能を
有するデジタルテレビジョン受像機の構成の説明
【0012】図1は、CSデジタル放送を受信する機能
を有するデジタルテレビジョン受像機の構成を示してい
る。
【0013】このデジタルテレビジョン受像機では、プ
ログラムメモリ21として、書き換え可能なフラッシュ
メモリが用いられている。そして、このデジタルテレビ
ジョン受像機は、次のような機能を備えている。
【0014】(1)放送によって送られてくるアップデ
ート用プログラムをダウンロードして、プログラムメモ
リの内容を書き換える機能 (2)プログラム書き込み装置によって、プログラムメ
モリ21の内容を書き換えさせる機能 (3)プログラム書き込み装置によって、プログラムメ
モリ21の内容をプログラム書き込み装置内の書き込み
可能な不揮発性メモリに転送させる機能
【0015】通信衛星(CS)を利用したCS放送波
は、CSアンテナ1を介してCSチューナ2に送られ、
高周波処理および復調が行われる。CSチューナ2から
の出力はDEMUX回路3に送られ、パケットの復号が
行われる。
【0016】DEMUX回路3において、パケットは、
MPEGデータと番組案内情報等の付属情報とに分別さ
れる。DEMUX回路3によって分別されたMPEGデ
ータは、AVデコーダ4に送られる。DEMUX回路3
によって分別された番組案内情報等の付属情報は、シス
テムコントローラ20に送られる。
【0017】システムコントローラ20は、この例で
は、フラッシュメモリからなるプログラムメモリ21、
EEPROMからなる不揮発性メモリ22およびRAM
からなる揮発性メモリ23を備えている。また、システ
ムコントローラ20には、有料番組の購入履歴等が記憶
されるICカード(図示略)が接続されるICカードコ
ネクタ24が接続されている。
【0018】プログラムメモリ21には、システムコン
トローラ20のプログラムが記憶される。不揮発性メモ
リ22には、各種データが記憶される。揮発性メモリ2
3には、後述するダウンロードデータ、その他必要なデ
ータが記憶される。
【0019】システムコントローラ20は、DEMUX
回路3から送られきた付属情報を、揮発性メモリ23に
格納する。システムコントローラ20には、リモコン送
信機12からのリモコン信号がリモコン受光器13を介
して入力される。
【0020】システムコントローラ20は、CSチュー
ナ2およびDEMUX回路3に選局のための情報等を送
る。また、システムコントローラ20は、CS放送に対
する番組ガイド、CS放送に対する各種設定画面などを
CRT8にオンスクリーン表示させるためのOSD制御
信号を、OSD表示回路14に送る。OSD表示回路1
4は、番組ガイド等の表示データを生成して、マルチプ
レクサ(合成回路)6に送る。
【0021】AVデコーダ4は、DEMUX回路3から
送られきたMPEGデータを復調する。AVデコーダ4
によって得られた映像信号は、映像処理回路5を介して
マルチプレクサ6に送られる。マルチプレクサ6は、映
像処理回路5から出力された映像データにOSD表示回
路14から送られてきた表示データをスーパーインポー
ズ処理して、映像出力回路7に送る。映像出力回路7か
ら出力された映像信号は、CRT8に送られる。
【0022】AVデコーダ4によって得られた音声信号
は、音声処理回路9および音声出力回路10を介してス
ピーカ11に送られる。
【0023】〔2〕放送によって送られてくるアップデ
ート用プログラムをダウンロードしてプログラムメモリ
21の内容を書き換える機能の説明
【0024】アップデート用プログラムが放送によって
送出されているときには、システムコントローラ20
は、付属情報に基づいてダウンロード制御テーブル(DC
T:Download Control Table) を取得する。このダウンロ
ード制御テーブルには、メーカID、モデルIDおよび
バージョンIDが含まれている。
【0025】システムコントローラ20は、メーカID
およびモデルIDが当該デジタルテレビジョン受像機に
適合しているか否かを判定し、適合している場合には、
バージョンIDが現在搭載されているプログラムのそれ
よりも新しいか否かを判別する。バージョンIDが現在
搭載されているプログラムのそれよりも新しい場合に
は、ダウンロードを開始することが可能となる。
【0026】ダウンロードを開始させるためには、ユー
ザはリモートコントーラ(以下、リモコンという)を操
作して、メニュー画面を呼びたし、ダウンロードメニュ
ーを選択する。ダウンロードメニューが選択された場合
には、システムコントローラ20は、ICカードコネク
タ24にICカードが接続されていることを確認する
と、ダウンロード画面を表示させる。そして、ダウンロ
ード画面においてユーザによってダウンロード開始指令
が入力されたときに、ダウンロードが開始される。な
お、ICカードコネクタ24にICカードが接続されて
いることの確認方法については、後述する。
【0027】図2は、ダウンロードが開始されたときに
システムコントローラ20によって実行される処理手順
を示している。
【0028】書き換えプログラムのダウンロードが開始
されると、揮発性メモリ23にプログラムメモリ21に
格納すべき書き換えプログラムのデータ(バイナリーデ
ータ)が格納される(ステップ1)。通常、このダウン
ロードに要する時間は10分程度である。
【0029】ダウンロードが完了すると、プログラムメ
モリ21の内容が消去される(ステップ2)。この後、
プログラムの書き換え処理が実行される(ステップ
3)。つまり、上記ステップ1において揮発性メモリ2
3に格納された書き換えプログラムのデータが、プログ
ラムメモリ21に順次書き込まれる。この後、再起動が
行われる。
【0030】〔3〕プログラム書き込み装置によって、
プログラムメモリ21の内容を書き換えさせる機能の説
【0031】図3は、プログラム書き込み装置の構成を
示している。
【0032】プログラム書き込み装置30は、ROMラ
イタ31と、ROMライタ31をICカードコネクタ2
4に接続するためのICカードインタフェース32とか
ら構成されている。
【0033】ICカードコネクタ24に接続されるIC
カードは8つの端子を備えているので、一般的に、IC
カードコネクタ24も8つの端子が接続される構成のも
のが用いられている。したがって、ICカードインタフ
ェース32としても、通常の8つの端子を備えたものが
用いられている。
【0034】ROMライタ31は、CPU41を備えて
いる。CPU41は、その制御プログラム等を記憶した
プログラムROM42、受像機に対するアップデート用
プログラムを記憶するフラッシュROM43および必要
なデータを記憶するRAM44を備えている。CPU4
1には、ICカードインタフェース32の他、LEDか
らなる3つの状態表示灯45、46、47およびモード
切り換えスイッチ(SW)48が接続されている。
【0035】ROMライタ31の動作モードには、RO
Mライタ31によって、プログラムメモリ21の内容を
書き換えるモード(以下、プログラム送信モードとい
う)と、ROMライタ31によって、プログラムメモリ
21の内容をROMライタ31内のフラッシュROM4
3に転送するモード(以下、プログラム受信モードとい
う)とがある。モード切り換えスイッチ(SW)48
は、これらのモードを切り換えるために用いられる。
【0036】状態表示灯45は、動作モードがプログラ
ム送信モードに設定されているときに点灯せしめられ
る。状態表示灯46は、動作モードがプログラム受信モ
ードに設定されているときに点灯せしめられる。状態表
示灯47は、各動作モードによる処理が完了したときに
点灯せしめられる。
【0037】プログラム書き込み装置30によって、プ
ログラムメモリ21の内容を書き換えさせる場合には、
サービスマンは、ICカードコネクタ24からICカー
ドを抜き取った後、図1に示すように、ROMライタ3
1の電源がオフとなっている状態で、ICカードコネク
タ24にプログラム書き込み装置30のICカードイン
タフェース32を挿入する。
【0038】そして、ROMライタ31の電源がオフと
なっている状態で、モード切り換えスイッチ48をプロ
グラム送信モードに設定した後、ROMライタ31の電
源を入れる。この際、状態表示灯45が点灯せしめられ
る。また、サービスマンは、受像機のリモコンを操作し
て、メニュー画面を呼びたし、ダウンロードメニューを
選択する。これにより、プログラム書き換え指令が入力
される。
【0039】一方、受像機内のシステムコントローラ2
0は、ダウンロードメニューが選択された場合(プログ
ラム書き換え指令が入力された場合)には、ICカー
ドコネクタ24にICカードが接続されているのか、
ICカードコネクタ24にICカードインタフェース3
2が接続されておりかつROMライタ31の動作モード
がプログラム送信モードであるか、ICカードコネク
タ24にICカードインタフェース32が接続されてお
りかつROMライタ31の動作モードがプログラム受信
モードであるか、ICカードコネクタ24にICカー
ドもICカードインタフェース32も接続されていない
かを判別する。この判別は、次のようにして行われる。
【0040】つまり、システムコントローラ20からI
Cカードコネクタ24に対して、所定のコマンドを送出
する。コマンドは、ICカードコネクタ24にICカー
ドが接続されている場合には、ICカードに送られる。
ICカードは、上記コマンドを受信すると、ICカード
であることを示すステータスをシステムコントローラ2
0に送る。システムコントローラ20は、ICカードか
ら送出された上記ステータスを受信した場合には、IC
カードコネクタ24にICカードが接続されていると判
別する。この場合には、ダウンロード画面に移行し、ダ
ウンロード開始指令が入力されると、上記〔2〕で説明
した放送によって送られているアップデート用プログラ
ムのダウンロードが開始せしめられる。
【0041】ICカードコネクタ24にICカードイン
タフェース32が接続されておりかつROMライタ31
の動作モードがプログラム送信モードである場合には、
システムコントローラ20からICカードコネクタ24
に送出されたコマンドは、ROMライタ31に送られ
る。ROMライタ31は、上記コマンドを受信すると、
ROMライタ31でありかつ動作モードがプログラム送
信モードであることを示すステータスをシステムコント
ローラ20に送る。システムコントローラ20は、RO
Mライタ31から送出された上記ステータスを受信した
場合には、ICカードコネクタ24にICカードインタ
フェース32が接続されておりかつROMライタ31の
動作モードがプログラム送信モードであると判別する。
【0042】ICカードコネクタ24にICカードイン
タフェース32が接続されておりかつROMライタ31
の動作モードがプログラム受信モードである場合には、
ROMライタ31は、システムコントローラ20からの
コマンドを受信すると、ROMライタ31でありかつ動
作モードがプログラム受信モードであることを示すステ
ータスをシステムコントローラ20に送る。システムコ
ントローラ20は、ROMライタ31から送出された上
記ステータスを受信した場合には、ICカードコネクタ
24にICカードインタフェース32が接続されており
かつROMライタ31の動作モードがプログラム受信モ
ードであると判別する。
【0043】なお、システムコントローラ20は、IC
カードコネクタ24に対して所定のコマンドを送出して
も、何らステータスの返答が無い場合には、ICカード
コネクタ24にICカードおよびICカードインタフェ
ース32のいずれも接続されていないと判別する。この
場合には、ダウンロード画面には移行しない。
【0044】システムコントローラ20は、ICカード
コネクタ24にICカードインタフェース32が接続さ
れておりかつROMライタ31の動作モードがプログラ
ム送信モードであると判別したときには、システムコン
トローラ20の動作モードをROMライタによるプログ
ラム書き換えモードに設定するとともに、ダウンロード
画面を表示させる。そして、ダウンロード画面に基づい
てサービスマンによってダウンロード開始指令が入力さ
れると、システムコントローラ20は、ICカードコネ
クタ24に対してクロックの供給を開始する。
【0045】図4は、動作モードがプログラム送信モー
ドに設定されている場合に、システムコントローラ20
からクロックが入力された場合の、ROMライタ31の
CPU41の動作を示している。
【0046】システムコントローラ20からのクロック
が入力されると(ステップ11)、ROMライタ31か
らのデータ転送スピードを再設定するとともにデータリ
ンクを確立する(ステップ12)。
【0047】そして、フラッシュROM43内に格納さ
れているアップデート用プログラムを、セクタ単位で、
システムコントローラ20に順次送出する(ステップ1
3)。システムコントローラ20は、送られてきたセク
タ単位のデータを揮発性メモリ23に一時的に格納す
る。
【0048】そして、全てのセクタの送出が完了すると
(ステップ14)、イレース指令をシステムコントロー
ラ20に送出する(ステップ15)。システムコントロ
ーラ20は、このイレース指令を受信すると、プログラ
ムメモリ21の内容を消去(イレース)させる。
【0049】この後、書き込み指令をシステムコントロ
ーラ20に送出する(ステップ16)。システムコント
ローラ20は、この書き込み指令を受信すると、揮発性
メモリ23に格納されたアップデート用プログラムを、
プログラムメモリ21に書き込む(ステップ16)。
【0050】この書き込みが終了した旨がシステムコン
トローラ20からROMライタ31のCPU41に通知
されると、書き込みが終了したことを示す状態表示灯4
7を点灯させて(ステップ17)、今回の処理を終了す
る。なお、システムコントローラ20は、アップデート
用プログラムのプログラムメモリ21への書き込みを完
了すると、再起動を行う。
【0051】〔4〕プログラム書き込み装置によって、
プログラムメモリ21の内容をプログラム書き込み装置
内の不揮発性メモリに転送させる機能の説明
【0052】プログラム書き込み装置30によって、プ
ログラムメモリ21の内容をプログラム書き込み装置内
のフラッシュROM43に転送させる場合には、サービ
スマンは、ICカードコネクタ24からICカードを抜
き取った後、図1に示すように、ROMライタ31の電
源がオフとなっている状態で、ICカードコネクタ24
にプログラム書き込み装置30のICカードインタフェ
ース32を挿入する。
【0053】そして、ROMライタ31の電源がオフと
なっている状態で、モード切り換えスイッチ48をプロ
グラム受信モードに設定した後、ROMライタ31の電
源を入れる。この際、状態表示灯46が点灯せしめられ
る。また、サービスマンは、受像機のリモコンを操作し
て、メニュー画面を呼びたし、ダウンロードメニューを
選択する。
【0054】一方、受像機内のシステムコントローラ2
0は、ダウンロードメニューが選択された場合には、I
Cカードコネクタ24にICカードインタフェース32
が接続されておりかつROMライタ31の動作モードが
プログラム受信モードであることを確認する。この確認
方法は上述したので、その説明を省略する。
【0055】システムコントローラ20は、ICカード
コネクタ24にICカードインタフェース32が接続さ
れておりかつROMライタ31の動作モードがプログラ
ム受信モードであることを確認したときには、システム
コントローラ20の動作モードをROMライタへプログ
ラムを転送するモードに設定するとともに、ダウンロー
ド画面を表示させる。そして、ダウンロード画面に基づ
いてサービスマンによってダウンロード開始指令が入力
されると、システムコントローラ20は、ICカードコ
ネクタ24に対してクロックの供給を開始する。
【0056】図5は、動作モードがプログラム受信モー
ドに設定されている場合に、システムコントローラ20
からクロックが入力された場合の、ROMライタ31の
CPU41の動作を示している。
【0057】システムコントローラ20からのクロック
が入力されると(ステップ21)、データリンクを確立
する(ステップ22)。
【0058】そして、フラッシュROM43の内容を消
去(イレース)させる(ステップ23)。イレースが完
了したことが、ROMライタ31のCPU41からシス
テムコントローラ20に通知されると、システムコント
ローラ20は、プログラムメモリ21内に格納されてい
るプログラムを、セクタ単位で、ROMライタ31のC
PU41に順次送出する。
【0059】ROMライタ31のCPU41は、セクタ
単位のデータを受信すると(ステップ24)、フラッシ
ュROM43に受信したデータを書き込む(ステップ2
5)。
【0060】そして、全てのセクタのデータに対する受
信およびフラッシュROM43への書き込みが終了する
と(ステップ26)、書き込みが終了したことを示す状
態表示灯47を点灯させて(ステップ27)、今回の処
理を終了する。
【0061】上記デジタルテレビジョン受像機では、放
送によって送られてきたアップデート用プログラムに基
づいて、プログラムメモリの内容を書き換えることがで
きる他、プログラム書き込み装置30によって、プログ
ラムメモリの内容を書き換えることができる。このた
め、工場での製造過程でのプログラム書き込みを失敗し
た場合、放送によって送られてきたアップデート用プロ
グラムのダウンロードを失敗した場合に、サービスマン
によるスタンドアロンの書き換えが容易に行えるように
なる。
【0062】また、ICカードコネクタ24に、ICカ
ードが接続されているか、プログラム書き込み装置が接
続されているかの判別は、システムコントローラ20か
らICカードコネクタ24にコマンドを送り、それに接
続されている機器から返されるステータスに基づいて行
われているので、ICカードコネクタ24として特別な
ものを用いなくてもよい。
【0063】さらに、上記デジタルテレビジョン受像機
では、プログラム書き込み装置30内のアップデート用
プログラムを格納するための書き込み可能な不揮発性メ
モリ(フラッシュROM43)に、テレビジョン受像機
内のプログラムメモリに格納されているプログラムを書
き込むことができるので、テレビジョン受像機によって
放送波から取得された最新のプログラムを、プログラム
書き込み装置30内の不揮発性メモリに容易に書き込む
ことができるようになる。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、テレビジョン受像機
によって放送波から取得された最新のプログラムを、I
Cカードコネクタを介してプログラム書き込み装置にダ
ウンロードすることにより、プログラム書き込み装置内
の電気的書き込み可能な不揮発性メモリに書き込むこと
ができる。したがって、プログラム書き込み装置に保持
されているアップデート用プログラムを最新のアップデ
ート用プログラムに容易に更新することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルテレビジョン受像機の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】放送によって送られているアップデート用プラ
グラムのダウンロードが開始されたときにシステムコン
トローラ20によって実行される処理手順を示すフロー
チャートである。
【図3】プログラム書き込み装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】動作モードがプログラム送信モードに設定され
ている場合に、システムコントローラ20からクロック
が入力されたときの、ROMライタ31のCPU41の
動作を示すフローチャートである。
【図5】動作モードがプログラム受信モードに設定され
ている場合に、システムコントローラ20からクロック
が入力されたときの、ROMライタ31のCPU41の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 CSチューナ 3 DEMUX回路 20 システムコントローラ 21 プログラムメモリ 22 不揮発性メモリ 23 揮発性メモリ 24 ICカードコネクタ 30 プログラム書き込み装置 31 ROMライタ 32 ICカードインターフェース 41 CPU 42 プログラムROM 43 フラッシュROM 44 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 17/00 H04N 7/00 Z 5C064 Fターム(参考) 5B058 CA01 KA02 YA20 5B076 EB03 5C025 BA27 CA09 DA01 DA04 DA05 5C061 BB03 CC05 5C063 AA20 AB03 AB20 CA40 DA07 DA13 DA20 DB10 5C064 BA01 BA07 BB01 BB10 BD08 BD09 BD16 DA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受像機全体を制御するための制御部、制
    御部の実行プログラムを記憶する電気的書き換え可能な
    不揮発性メモリからなるプログラムメモリおよび有料番
    組の購入履歴等を格納するためのICカードを接続する
    ためのICカードコネクタを有するデジタルテレビジョ
    ン受像機において、 上記プログラムメモリ内のプログラムを、放送によって
    送られているアップデート用プログラムをダウンロード
    することによって書き換える第1手段、および上記プロ
    グラムメモリ内のプログラムを書き換えるためのプログ
    ラム書き込み装置に、上記プログラムメモリ内のプログ
    ラムをICカードコネクタを介して転送する第2手段を
    備えており、 上記プログラム書き込み装置は、アップデート用プログ
    ラムを記憶するための電気的書き換え可能な不揮発性メ
    モリからなるアップデート用プログラム記憶メモリおよ
    び上記第2手段によって転送されてきた上記プログラム
    メモリ内のプログラムをアップデート用プログラム記憶
    メモリに書き込む手段を備えていることを特徴とするデ
    ジタルテレビジョン受像機。
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